JP2005260352A - 映像・音声伝送装置 - Google Patents

映像・音声伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005260352A
JP2005260352A JP2004065947A JP2004065947A JP2005260352A JP 2005260352 A JP2005260352 A JP 2005260352A JP 2004065947 A JP2004065947 A JP 2004065947A JP 2004065947 A JP2004065947 A JP 2004065947A JP 2005260352 A JP2005260352 A JP 2005260352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
control
audio
unit
audio source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004065947A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Mizuhashi
嘉章 水橋
Mitsuo Nakajima
満雄 中嶋
Hiroyuki Mizukami
博之 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004065947A priority Critical patent/JP2005260352A/ja
Publication of JP2005260352A publication Critical patent/JP2005260352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】映像・音声源の構成を現状のままとし、ネットワークを介して、映像・音声源の動作制御を行なうことや映像源からの映像・音声の取得を可能とする。
【解決手段】映像・音声伝送装置20では、リモコンによる赤外線制御が可能な映像・音声源10からの映像・音声信号を圧縮処理部24で情報圧縮し、通信制御部22がこの映像・音声圧縮データを処理してネットワーク接続部23に供給し、ネットワーク30を介して再生・制御端末40に送信する。また、再生・制御端末40から送信される制御信号はネットワーク接続部23で受信され、通信制御部22で、この制御信号を基に、映像・音声源10を制御可能な制御コードが生成される。この制御コード信号は外部機器制御部21に供給され、この外部機器制御部21からこの制御コードに応じ、リモコンからの赤外線と同様の形態の赤外線が出力される。映像・音声源10は、これを受信することにより、動作制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、チューナやVTR,ディスクレコーダなどの映像・音声源の動作を赤外線制御する映像・音声伝送装置に関する。
撮像部を備えた画像サーバとユーザの端末装置をネットワークを介して接続し、端末装置からこの画像サーバの撮像部を制御し、また、撮像部で撮像された画像を端末装置で取得できるようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の発明では、画像サーバにサーバ部やネットワークインターフェースを備えており、これにより、撮像部で撮像された画像を端末装置に配信するようにするものであり、また、端末装置からの撮像部の制御情報を受けることができるようにしている。
特開2003−87782号公報
ところで、上記特許文献1に記載の技術では、上記のようなサーバ部やネットワークインターフェースといった手段を備えた画像サーバ、即ち、撮像装置に対しては、端末との間で通信可能であり、端末からの撮像装置の動作制御や撮像装置から端末への画像伝送が可能であるが、このような手段を持たない撮像装置は、端末から動作を制御することも、端末に画像を伝送することもできない。一般ユーザが使用する通常の撮像装置では、このような手段を持たないものが一般的であり、従って、このような撮像装置は、かかる技術の対象外となる。
また、映像・音声源としての一般的な家電機器であるチューナやVTR,ディスクレコーダなど多くのものは、赤外線を用いたリモートコントローラによる動作制御を可能とする機能を備えているが、ネットワークを介して携帯端末などから動作制御できるような機能を備えていないし、ネットワークを通して映像・音声を配信する機能を備えていない。
このような家電機器においても、ネットワークを介して外部の端末から動作制御ができたり、かかる端末で家電機器から映像・音声を取得できるようにすることが望まれるが、このためには、家電機器をネットワークを介して端末と通信可能に構成とすることが必要であった。
本発明は、かかる要望に鑑みてなされたものであって、その目的は、端末からの動作制御の対象となる映像・音声源の構成を現状のままとして、ネットワークを介し、端末からかかる映像・音声源の動作制御を行なうことや端末でのかかる映像源からの映像・音声の取得を可能とする映像・音声伝送装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ネットワークと接続するためのネットワーク接続部と、外部の映像・音声源から入力される映像・音声信号を情報圧縮処理する圧縮処理部と、圧縮処理部からの映像・音声圧縮データをネットワーク接続部から送信させ、ネットワーク接続部で受信された制御信号を処理して映像・音声源の制御コード信号を生成する通信制御部と、通信制御部で生成された制御コード信号を赤外線で該映像・音声源に送信する外部機器制御部とを備え、ネットワークが受信される制御信号に応じて、映像・音声源の動作を赤外線制御するものである。
本発明は、さらに、通信制御部が、映像・音声源の動作制御が許可された端末に関する端末情報を保持し、ネットワーク接続部で受信された制御信号が映像・音声源の動作制御が許可された端末からのものであるか否かをこの端末情報を基に確認してから、外部機器制御部に供給する制御コード信号を生成するものである。
本発明は、さらに、外部機器制御部が、本体と別体であって、赤外線の出力方向を映像・音声源の赤外線受光部に向けることができるように構成したものである。
本発明は、さらに、圧縮処理部からの映像・音声圧縮データを暗号化し、ネットワーク接続部で受信された制御信号を復号する暗号処理部を有するものである。
本発明は、さらに、映像・音声源に前記外部機器制御部から赤外線伝送する制御コードに関する情報が記憶された制御データ記憶部を有し、通信制御部は、ネットワーク接続部で受信された制御信号から、制御データ記憶部に記憶されている情報を基に、制御コードを形成して外部機器制御部に供給するものである。
本発明は、さらに、通信制御部が、映像・音声源に外部機器制御部から赤外線伝送する制御コードに関する新たな情報をネットワークを介して取得し、取得した新たな情報で制御データ記憶部の情報を更新する機能を有するものである。
本発明は、さらに、表示部を有し、通信制御部は、端末情報や外部機器制御部からの赤外線による前記映像・音声源の動作制御の履歴情報,映像・音声源からの映像・音声データのネットワーク接続部からの送信履歴を表示部に表示させるものである。
本発明によると、ネットワークを通じて外部の映像・音声源の動作制御を赤外線を用いて可能とするし、また、この映像・音声源からの映像・音声をネットワークを介して伝送することが可能になる。
また、本発明によると、通信を暗号化して行なうことにより、通信内容の盗聴を防ぐことが可能になり、セキュリティが確保された映像・音声の伝送が可能になる。
さらに、本発明によると、ネットワークを通じて外部の映像・音声源の制御動作のための情報をダウンロードし、これによって制御コード記憶部の情報内容を書き換えるものであるから、未対応であった外部制御機器に対しても、赤外線を用いて動作制御することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による映像・音声伝送装置の第1の実施形態とこれを用いたシステムの構成を示す図であって、10は映像・音声源、20はこの実施形態の映像・音声伝送装置、21は外部機器制御部、21aは赤外線発光部、22は通信制御部、23はネットワーク接続部、24は圧縮処理部、30はネットワーク、40は再生・制御端末、41は表示画面である。
同図において、映像・音声源10は、地上デジタル/BS,CS110゜デジタルチューナやディスクレコーダ,DVD,VTRなどの一般的な家電機器であって、ネットワークに接続して映像・音声を伝送する機能はなく、テレビなどの映像・音声表示装置に映像及び音声信号を出力する機能を有しており、また、赤外線受光部11を備えて赤外線によるリモコン制御を可能としているし、映像及び音声信号を外部に出力するための端子(出力端子)12も設けられている。かかる映像・音声源10の一例として、ここでは、ネットワークに接続して映像・音声を伝送する機能を有するPDPのチューナ部にディスクレコーダ,DVD,VTRなどの機器が接続されているものとする(なお、映像・音声源10をなすこれらの機器を、以下、映像・音声伝送装置20に対する外部機器という)。映像・音声源10は図示しないリモコンからの赤外線を赤外線受光部11で受光し、その制御コード信号により、該当する外部機器の動作がその制御コード信号の制御コードに応じて制御される。
映像・音声伝送装置20は、映像・音声源10に制御用の赤外線を出力する外部機器制御部21と、映像・音声源10から受信した映像信号や音声信号(以下、映像・音声信号という)を圧縮処理する圧縮処理部24と、ネットワーク30と通信を行なうネットワーク接続部23と、圧縮処理部24からの映像・音声信号を送信のために処理し、また、ネットワーク接続部23の受信信号を処理する通信制御部22などから構成されている。
再生・制御端末40は、ネットワーク30を介して映像・音声伝送装置20と通信が可能な携帯端末であって、表示画面41や操作部などを備えている。この再生・制御端末40から映像・音声伝送装置20を介して音声・映像源10の制御が可能であるし、また、映像・音声源10から映像・音声信号を受信し、表示画面41などで表示させることができる。
映像・音声伝送装置20において、外部機器制御部21はこの映像・音声伝送装置20の本体とは別体のものであって、プラグを有する信号線によって本体と接続される。この外部機器制御部21の赤外線発光部21aを映像・音声源10の赤外線受光部11に向けて配置することにより、外部機器制御部21から出力される動作制御用の赤外線を映像・音声源10が受光することができる。また、圧縮処理部24もプラグを有する信号線によって映像・音声源10の出力端子12と接続されるものであって、これにより、映像・音声源10から出力される映像・音声信号が圧縮処理部24に供給される。さらに、通信制御部22は、映像・音声源10の動作制御を許可されている再生・制御端末40などの端末に関する情報を保持し、かかる情報によってかかる端末を管理している。
かかる構成において、映像音声源10の出力端子12から出力される映像・音声信号は映像・音声伝送装置20に供給され、圧縮処理部24でデジタルデータに変換されて情報圧縮処理される。この場合の情報圧縮処理としては、MPEG−2やMPEG−4などの映像・音声圧縮処理技術が用いられる。映像・音声の圧縮処理技術については、放送や記録,配信などで多様な方法が用いられており、様々な実現方法があるため、ここでは、詳細な説明を省略する。
圧縮処理部24からの情報圧縮処理された映像・音声データ(映像・音声圧縮データ)は通信制御部22に供給され、パケット化されるとともに、発信元情報や宛先情報などネットワーク30に合わせたヘッダ情報が付加されて、パケットデータとして、ネットワーク接続部23に送られる。ネットワーク接続部23では、通信制御部22からのパケットデータがネットワーク30に適合した信号形態に変換されてネットワーク30を介して送信される。
送信されたパケットデータは、その宛先情報によって宛先となる再生・制御端末40で受信される。この再生・制御端末40では、このパケットデータが処理されて映像・音声圧縮データに復元され、さらに、情報伸張処理がなされて元の映像・音声信号に復元される。この復元された映像信号により、表示画面41に映像が表示され、また、この復元された音声信号により、スピーカ(図示せず)で音声が再生される。
以上が映像・音声源10から再生・制御端末40への映像・音声の伝送処理であるが、次に、再生・制御端末40からの映像・音声源10の動作制御について説明する。
再生・制御端末40において、図示しない操作手段を操作することにより、映像・音声伝送装置20を指定して、映像・音声源10を動作制御するための制御信号をパケット送信する。この制御信号はネットワーク30を介して伝送され、映像・音声伝送装置20のネットワーク接続部23で受信される。制御信号は、映像・音声源10の制御コードに簡単に変換可能な信号である。
映像・音声源10を制御するための赤外線による一般的な制御コード信号(赤外線リモコンで用いられる制御コード信号)は、例えば、図2に示すように、16ビットのリーダコードを先頭とする108msecの周期の信号であって、このリーダコードから所定の時間間隔(4.5msec)をあけて8ビットのカスタムコードとこれを反転した8ビットのカスタムコード、8ビットのデータコードとこれを反転した8ビットのデータコードが続いたフォーマットをなしている。これらリーダコード,カスタムコード及びデータコードは、その反転したものも含めて、周期が0.56msec、従って、周波数が1778Hzのビットによるコードであり(以下、この周波数をビット周波数という)、従って、図示するように、リーダコードの期間は9msec、カスタムコードとこれを反転したコードの期間は27msec、データコードとこれを反転したコードの期間も27msecとなる。そして、かかるフォーマットの制御コード信号が、38kHzの搬送周波数の被変調信号として、赤外線で伝送されるものである。
そこで、制御コードと上記のビット周波数と搬送周波数とを指定することにより、赤外線リモコンで用いられる制御コード信号を作成することができる。このことから、再生・制御端末40から送信する制御信号としては、例えば、この搬送周波数を表わす情報と制御コードのビット周波数を表わす情報と制御コードのビット列とからなるものとする。
映像・音声伝送装置20では、ネットワーク接続部23でこの制御信号を受信すると、通信制御部22はこのパケット化された制御信号が映像・音声源10の動作制御を許可されている再生・制御端末40からのものであるか否か識別し、この再生・制御端末40は許可されているものであるから、パケットから制御信号を復元し、制御コードのビット周波数の情報やその搬送周波数の情報,制御コードのビット列を取り出し、これらの情報を基に制御コードを規定のビット周波数の情報とし、これで規定の搬送周波数の搬送波を変調した制御コード信号が生成される。このように処理して得られた制御コード信号は、映像・音声源10で用いられるリモコンで生成される制御コード信号と同じ信号形態であり、外部機器制御部21に供給される。外部機器制御部21では、この制御コード信号が赤外線の信号に変換され、赤外線発光部21aから発光出力される。この赤外線の信号を映像・音声源10が受信することにより、この制御コードに該当する外部機器がこの制御コードに応じた制御がなされて動作することになる。
なお、映像・音声伝送装置20において、ネットワーク23で受信された制御信号が外部機器の動作制御を許可されていない端末からのものであるときには、通信制御部22は、この制御信号に対する処理を終了する。
図3は図1における再生・制御端末40の一具体例を概略的に示す正面図であって、42は操作手段、43は操作部であり、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、この具体例は、映像・音声源10を操作するための操作手段42を表示画面41に表示するようにしたものであって、かかる操作手段42としては、例えば、リモコンの画像とする。このリモコンの画像である操作部42で、実際のリモコンと同様の操作をすることにより、映像・音声源10をなす外部機器の動作を制御することができる。
ここで、操作手段42をリモコンの画像とすると、映像・音声源10でこの操作手段42で制御される外部機器が複数の機種である場合、操作部43を適宜操作することにより、制御を希望する外部機器に対する操作手段42を表示画面41の一部(例えば、図示するように、表示画面41の右辺部。但し、これに限るものではない)に表示させることができる。なお、この操作手段42は、一旦表示画面41に表示されると、次の外部機器の操作手段42が選択されるまで、表示され続ける。
図4はかかる操作手段42の具体例を示す図であって、同図(b)はVTRのリモコン画像であって、これを操作することにより、映像・音声源10でのVTRの制御を行なうことができる。同様にして、同図(c)はDVDのリモコン画像であり、同図(d)はHDDレコーダのリモコン画像であり、同図(e)はDVDレコーダのリモコン画像であり、同図(f)はCATVのリモコン画像であり、同図(g)はCSデジタルチューナのリモコン画像であり、同図(h)はAVアンプのリモコン画像である。また、同図(a)は未設定の外部機器に対してそれを動作制御可能に設定するための画像であって、未設定の外部機器が表示されており、所望とする外部機器を選択すると、この外部機器に対するリモコンの画像が、図4(b)〜(h)に示すように、表示可能となる。この場合、図4(a)の画像では、設定された外部機器に対する画像は表示されない。
また、表示画面に表示された操作手段42は、操作部43の所定の除去操作により、機能しないようにすることができる。この場合には、操作部43の操作によって次に表示されるべき外部機器の操作手段42が操作され、除去操作された操作手段42に対する外部機器の画像が図3(a)に示す設定画像中に表示されるようになる。これにより、例えば、映像・音声源10としての外部機器の1つが取り除かれると、その操作手段42も除くことができる。
いま、VTR,DVD,HDDレコーダ,DVDレコーダ,CATV,CSデジタルチューナ,AVアンプの外部機器が映像・音声源10をなし、これらが再生・制御端末40から動作制御可能な状態となっているときには、この再生・制御端末41の操作部43を操作することにより、表示画面41でこれら外部機器のリモコン画像(図3(b)〜(h))と図3(a)に示す設定画面(即ち、操作手段42)の表示を切り換えることができ、所望の画像の表示を選択することができる。これにより、再生・制御端末40から所望の外部機器の動作を制御することができるし、また、新たな外部機器の制御を可能とすることもできる。
そこで、図1において、映像・音声源10としての、例えば、VTRの再生映像・音声を再生・制御端末40で視聴したい場合には、その表示画面41に、図4(b)に示すVTRのリモコンの画像を表示させ、これを再生操作する。この操作によって再生・制御端末40からVTRの制御信号が映像・音声伝送装置20に送信される。この映像・音声伝送装置20では、上記のようにして、この制御信号から生成された制御コード信号が赤外線で外部機器制御部21の赤外線発光部21aから出力されて映像・音声源10で赤外線受光部11によって受光される。そこで、映像・音声源10では、受信したこの制御コード信号の制御コードに応じてVTRが再生動作を行ない、その再生信号が出力端子12から映像・音声伝送装置24に送られる。映像・音声伝送装置20では、この再生信号が上記のように処理されてネットワーク接続部23から送信される。再生・制御端末40は、この再生信号をネットワーク30を介して受信し、これを処理して表示画面41に映像を表示し、音声を図示しないスピーカで再生する。勿論、図4(b)に示すリモコンの画像を操作することにより、VTRの記録や巻き戻し,早送り,一時停止などの他の等差をさせることができるし、他の外部機器についても、同様にその操作手段42(リモコン画像)で操作を行なうことができる。
以上のように、この第1の実施形態では、外部の端末から映像・音声源に任意の動作を行なわせることができる。
図5は本発明による映像・音声伝送装置の第2の実施形態とこれを用いたシステムの構成を示す図であって、25は通信制御部、26は暗号処理部、27は制御コード記憶部、50はサーバであり、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、この第2の実施形態は、映像・音声伝送装置20に暗号処理部26や制御コード記憶部27を追加して設けたものであり、また、ネットワーク30を介してサーバ50との通信も可能としている。通信制御部25は、図1での映像・音声伝送装置20における通信制御部22と同様の機能を有するとともに、暗号処理部26や制御コード記憶部27を制御する機能なども備えている。
かかる構成において、映像・音声源10から再生・制御端末40に映像・音声信号を送る場合には、映像・音声伝送装置20において、通信制御部25は、圧縮処理部24からの映像・音声圧縮データをパケット化し、ヘッダ情報を付加した後、暗号化処理部26を用いて暗号化し、この暗号化された映像・音声圧縮データをネットワーク接続部23に送って送信させる。再生・制御端末40では、この暗号化された映像・音声圧縮データをネットワーク30を介して受信し、復号処理や第1の実施形態での再生・制御端末40と同様の処理を行なって表示,再生する。
このようにして、この第2の実施形態では、パケット化された映像・音声圧縮データが暗号化されて送信されるので、ネットワーク30に接続された他の端末などがかかる映像・音声圧縮データのパケットを収集しても、この暗号を解くことができなければ、その映像・音声を視聴することができず、盗聴などが防止できて、セキュリティの面で安全性が向上する。
なお、暗号処理部26で用いられる暗号化方式としては、DES(Data Encryption Standard:データ通信用暗号標準)などの通信や記録などの多くの分野で用いられている暗号化方式とすることができ、その実現方法も種々あって、既によく知られていることから、ここでは、その説明を省略する。
また、制御コード記憶部27には、図6に示すような各外部機器毎の機種コード,機能コード,制御コードのテーブルが設けられている。ここで、機種とは外部機器のことであり、これら外部機器毎に固有の機種コードが割り当てられている。また、機能とは、外部機器が実行する機能のことであり、機能毎に機能コードが割り当てられている。制御コードは、上記のように、機能を実行させるためのコードである。例えば、外部機器としてのVTRを例に説明すると、このVTRに「機種A」という機種コードが割り当てられており、このVTRの再生機能に「機種1」の機種コードを、記録機能に「機種2」の機種コードを、早送り機能に「機種3」の機種コードを、……夫々割り当てられていることになる。そして、再生機能を実行させるための制御コードが「制御コードA1」であり、記録機能を実行させるための制御コードが「制御コードA2」であり、早送り機能を実行させるための制御コードが「制御コードA3」であり、……ということになる。
この第2の実施形態での再生・制御端末40から送信される制御信号は、制御対象とする外部機器の機種コードと機能コードとの情報をパケット化し、暗号化したものであり、映像・音声伝送装置20を指定してこの制御信号を送信する。映像・音声伝送装置20では、これをネットワーク接続部23で受信すると、通信制御部25が、先の第1の実施形態と同様、この制御信号が外部機器の動作制御が許可された端末からのものか否かの確認をし、許可された再生・制御端末40からのものであるときには、暗号処理部26で認証によって許可された端末からのものか否かの確認を行なう。正しいことが確認されると、暗号処理部26でこの制御信号が復号処理され、通信制御部25に戻される。通信制御部25では、復号された制御信号のパケットから機種コードと機能コードとの情報が復元され、制御コード記憶部27での図6に示すテーブルを参照して、これら機種コードの機能コードに対する制御コードを取得する。この取得した制御コードには、そのビット周波数や搬送周波数の情報も付加されているものであり、通信制御部25はこれら情報を基に、図2に示すような図1での通信制御部22で生成された制御コード信号と同じ信号形態の制御コード信号を生成する。この制御コード信号は、図1に示す第1の実施形態と同様、外部機器制御部21に供給され、この制御コード信号に応じた赤外線が赤外線発光部21aから出力される。この赤外線を映像・音声源10が赤外線受光部11で受光することにより、映像・音声源10となる所定の指定された外部機器が制御コードに応じた動作を行なう。
このようにして、この第2の実施形態では、再生・制御端末40からの映像・音声源10の動作を制御するための制御コードのセキュリティも確保することができ、上記の映像・音声源10から再生・制御端末40への映像・音声のセキュリティも確保できることから、映像・音声源10と再生・制御端子40との間で行なわれる通信のやり取りが外部に漏れることがなく、通信内容の盗聴などを防止することができる。
また、この第2の実施形態では、制御コード記憶部27のテーブルの情報内容を書き換えることができるようにしている。
即ち、ネットワーク30に接続されているサーバ50には、映像・音声源10として使用可能な機器毎に、図6に示すような機種コード,機能コード,制御コードといった情報がバージョン情報とともに格納されており、バージョンが代わると、これら情報も適宜更新される。制御コード記憶部27では、サーバ50でのかかる情報と書き替えることができるものであり、図6に示すように、その書き替えられた情報のバージョンも、バージョン情報として記憶されている。
通信制御部25は、一定の時間が経過する毎に、あるいは図示しない操作手段によってユーザからの指示があると、通信制御部25の制御により、ネットワーク接続部23がネットワーク30を介してサーバ50と通信を行なう。これにより、通信制御部25は、サーバ50から、まず、バージョン情報を取得し、制御コード記憶部27に記憶されているバージョン情報と比較する。この比較の結果、サーバ50に格納されている情報のバージョンが新しいことが確認されると、通信制御部25はサーバ50に情報を要求し、サーバ50から新たなバージョンの情報がダウンロードされることになる。このようにしてサーバ50から取得した情報により、制御コード記憶部27の図6に示す内容が更新されることになるし、このとき、バージョン情報も、新たなバージョン情報に書き換えられる。
ここで、例えば、新たな機種が発売されると、これに対する機種コードや機能コード,制御コードがサーバ50に格納され、これとともに、バージョン情報が新たなものとなる。そして、ユーザがこの新たな機種を購入し、これを映像・音声源10に追加したときに、このユーザが通信制御部25にサーバ50との通信を指示すると、通信制御部25は、上記のようにして、サーバ50から新たなバージョン情報や機種に関する上記の情報を取得し、制御コード記憶部27の書き換えを行なう。
なお、この制御コード記憶部27の情報内容の書き換えとともに、通信制御部25は、かかる情報内容を映像・音声源10の動作制御が許可された再生・制御端末40などの端末に送信する。再生・制御端末40では、外部機器(映像・音声源10)を動作制御するための情報内容をかかる情報内容に更新することになるが、このような更新があると、図4(a)に示す設定画像において、映像・音声源10で新たに追加された外部機器の画像が追加されて表示されることになる。これにより、新たに追加された外部機器に対しても、その動作制御を再生・制御端末40から行なうことができるようになる。
また、既に映像・音声源10として使用されている外部機器であっても、新たな機能が追加される場合もある。例えば、DVDレコーダでこれまで対応していなかった再生を一定時間スキップする機能が追加されたような場合、サーバでは、新たなバージョンとして、DVDレコーダのかかる機能を追加した動作制御のための情報を、新たなバージョン情報とともに、格納する。このような場合、通信制御部25は、所定時間が経過する毎に、ネットワーク接続部23にサーバ50との通信を指示することにより、この新たな動作制御のための情報とバージョン情報とをサーバ50から取得することができ、これでもって制御コード記憶部27の情報内容を書き換えることができる。
この場合も、通信制御部25は、かかる情報内容を映像・音声源10の動作制御が許可された再生・制御端末40などの端末に送信する。再生・制御端末40では、外部機器(映像・音声源10)を動作制御するための情報内容をかかる情報内容に更新することになるが、このような更新があると、図4(b)〜(h)に示す操作手段42の画像のうちの、映像・音声源10の新たに機能が追加された外部機器に対する操作手段の画像が、この新たに追加された機能も実行可能なように、変更されることになる。これにより、この外部機器の新たな機能も、再生・制御端末40から実行させることができるようになる。
このように、新たな外部機器が追加されても、また、既に使用されている外部機器の機能が変更されても、これに自動的に応答して、再生・制御端末40からの動作制御が可能となる。
図7は本発明による映像・音声伝送装置の第3の実施形態とこれを用いたシステムを示す図であって、28は通信制御部、29は表示部であり、図6に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、この第3の実施形態は、図5に示した第2の実施形態に表示部29を設けたものである。通信制御部28は、図5における通信制御部25と同様の機能を有するとともに、さらに、表示部29を制御するものであるが、さらに、再生・制御端末40による映像・音声源10の動作制御の履歴情報や映像・音声源10から再生・制御端末40への映像・音声伝送の履歴情報を保持しており、ユーザの要求により、かかる履歴情報や映像・音声源10の動作制御が許可されている端末に関する情報などを表示部29に表示する。
かかる表示部29としては、例えば、液晶などの小型のかかる情報表示専用の表示装置であって、文字などによってユーザが理解できる形態でかかる情報を表示するようにしてもよいが、例えば、映像・音声伝送装置20を構成するネットワーク接続機能を有するPDPのパネル部などの表示部を用い、通常の映像表示と切り替えてかかる情報を表示するようにしてもよい。このような場合、かかるPDPのパネル部に映像・音声伝送装置20の本体内を組み込むようにしてもよい。
なお、以上の実施形態では、外部機器制御部21から赤外線で出力される制御コード信号のフォーマットを図2に示すものとしたが、これに限らず、家電機器のリモコン制御に用いられる他のフォーマットを用いてもよいし、外部機器毎に、それに適応したフォーマットを用いるようにしてもよい。
また、再生・制御端末40では、操作手段として、表示画面41にリモコンの画像を表示させるようにしたが、例えば、表示画面41には、動作の制御対象とする外部機器の機種のみを文字もしくはアイコンなどで表示し、実際の操作は操作部43で行なうなど、他の方法を用いるようにしてもよい。
本発明による映像・音声伝送装置の第1の実施形態とこれを用いたシステムを示す図である。 赤外線リモコンの制御コード信号のフォーマットの一例を示す図である。 図1における再生・制御端末の一具体例を概略的に示す正面図である。 図3における再生・制御端末の表示画面に表示される操作手段の具体例を示す図である。 本発明による映像・音声伝送装置の第2の実施形態とこれを用いたシステムを示す図である。 図5における制御コード記憶部に記憶される情報内容の一具体例を示す図である。 本発明による映像・音声伝送装置の第3の実施形態とこれを用いたシステムを示す図である。
符号の説明
10 映像・音声源
11 赤外線受信部
12 出力端子
20 映像・音声伝送装置
21 外部機器制御部
22 通信制御部
23 ネットワーク接続部
24 圧縮処理部
25 通信制御部
26 暗号処理部
27 制御コード記憶部
28 通信制御部
29 表示部
30 ネットワーク
40 再生・制御端末
41 表示画面
42 操作手段
50 サーバ

Claims (7)

  1. ネットワークと接続するためのネットワーク接続部と、
    外部の映像・音声源から入力される映像・音声信号を情報圧縮処理する圧縮処理部と、
    圧縮処理部からの映像・音声圧縮データを該ネットワーク接続部から送信させ、ネットワーク接続部で受信された制御信号を処理して該映像・音声源の制御コード信号を生成する通信制御部と、
    該通信制御部で生成された該制御コード信号を赤外線で該映像・音声源に送信する外部機器制御部と
    を備え、該ネットワークが受信される制御信号に応じて、該映像・音声源の動作を赤外線制御することを特徴とする映像・音声伝送装置。
  2. 請求項1に記載の映像・音声伝送装置において、
    前記通信制御部は、前記映像・音声源の動作制御が許可された端末に関する端末情報を保持し、前記ネットワーク接続部で受信された制御信号が前記映像・音声源の動作制御が許可された端末からのものであるか否かを該端末情報を基に確認してから、前記外部機器制御部に供給する前記制御コード信号を生成することを特徴とする映像・音声伝送装置。
  3. 請求項1または2に記載の映像・音声伝送装置において、
    前記外部機器制御部は、本体と別体であって、前記赤外線の出力方向を前記映像・音声源の赤外線受光部に向けることができるように構成したことを特徴とする映像・音声伝送装置。
  4. 請求項1,2または3に記載の映像・音声伝送装置において、
    前記圧縮処理部からの前記映像・音声圧縮データを暗号化し、前記ネットワーク接続部で受信された前記制御信号を復号する暗号処理部を有することを特徴とする映像・音声伝送装置。
  5. 請求項1,2,3または4に記載の映像・音声伝送装置において、
    前記映像・音声源に前記外部機器制御部から赤外線伝送する前記制御コードに関する情報が記憶された制御データ記憶部を有し、
    前記通信制御部は、前記ネットワーク接続部で受信された前記制御信号から、該制御データ記憶部に記憶されている該情報を基に、前記制御コードを形成して前記外部機器制御部に供給することを特徴とする映像・音声伝送装置。
  6. 請求項5に記載の映像・音声伝送装置において、
    前記通信制御部は、前記映像・音声源に前記外部機器制御部から赤外線伝送する前記制御コードに関する新たな情報を前記ネットワークを介して取得し、取得した新たな情報で前記制御データ記憶部の情報を更新する機能を有することを特徴とする映像・音声伝送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の映像・音声伝送装置において、
    表示部を有し、
    前記通信制御部は、前記端末情報や前記外部機器制御部からの赤外線による前記映像・音声源の動作制御の履歴情報,前記映像・音声源からの映像・音声データの前記ネットワーク接続部からの送信履歴情報を該表示部に表示させることを特徴とする映像・音声伝送装置。
JP2004065947A 2004-03-09 2004-03-09 映像・音声伝送装置 Pending JP2005260352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065947A JP2005260352A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 映像・音声伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065947A JP2005260352A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 映像・音声伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005260352A true JP2005260352A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35085694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004065947A Pending JP2005260352A (ja) 2004-03-09 2004-03-09 映像・音声伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005260352A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529726A (ja) * 2007-05-31 2010-08-26 アルカテル−ルーセント サービス配信プラットフォームへの接続性を有するデバイスのためのリモートコントロール装置
WO2014030372A1 (ja) * 2012-08-24 2014-02-27 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 遠隔操作システム、及び端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529726A (ja) * 2007-05-31 2010-08-26 アルカテル−ルーセント サービス配信プラットフォームへの接続性を有するデバイスのためのリモートコントロール装置
WO2014030372A1 (ja) * 2012-08-24 2014-02-27 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 遠隔操作システム、及び端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3951464B2 (ja) ディジタル信号処理装置
JP2007257119A (ja) 情報処理装置
JP6721804B2 (ja) 表示制御方法
JP2007200113A (ja) 同一コンテンツから派生した形式の異なるコンテンツを複数個所で同時に利用することを防ぐ方法及びシステム
JP4523913B2 (ja) 番組データ通信システム
JP2006114089A (ja) ディジタル情報記録再生方法及びディジタル情報記録装置
KR20010007398A (ko) 전자장치, 전자장치의 데이터 통신방법 및 데이터 통신방법
JPWO2014181470A1 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生システム
JP2005260352A (ja) 映像・音声伝送装置
JP5268720B2 (ja) 再生装置、方法、及びプログラム
JP2010220093A (ja) 放送受信装置、放送設備、放送システム、及び放送受信方法
JP2020061780A (ja) 放送システム
WO2015063933A1 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生システム
JP2020061781A (ja) 受信装置
JP6138988B2 (ja) デジタルコンテンツ受信装置及びデジタルコンテンツ受信方法
JP4558447B2 (ja) ディジタル信号切り替え装置及びディジタル信号切り替え方法
JP2014238909A (ja) デジタルコンテンツ受信装置およびデジタルコンテンツ受信方法
JP2004295955A (ja) ディジタル信号記録再生装置及びディジタル信号記録再生方法
JP5159455B2 (ja) 放送受信装置及び方法
JP2012160944A (ja) 鍵情報管理システム、記録再生装置、並びに鍵情報管理装置
JP2011101430A (ja) ディジタル信号記録再生装置、および、ディジタル信号記録再生方法
JP6305601B2 (ja) デジタルコンテンツ送受信システム及びデジタルコンテンツ送受信方法
JP2002171504A (ja) デジタル放送装置、デジタル放送受信装置及びこれらからなるデジタル放送システム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP2326085A1 (en) Signal processing device and signal processing method
US8819456B2 (en) Content receiving terminal, content exporting and reproducing method, and recording medium