JP2005258922A - 教育支援システム及び教育支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容易且つ短時間で受講者の出欠をとることが出来る教育支援方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る教育支援方法は、受講者が使用すべき第1の端末装置2が、受講者の操作に応じて該受講者の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバ1に送信するステップと、教育管理サーバ1が、前記出席メールを受信して該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて出席データベースに格納するステップと、講師が使用すべき第2の端末装置3が、講師の操作に応じて出席状況問合せコマンドメールを送信するステップと、教育管理サーバ1が、前記出席状況問合せコマンドメールを受信して出席データベースに格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計し、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置3に送信するステップとを具えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明に係る教育支援方法は、受講者が使用すべき第1の端末装置2が、受講者の操作に応じて該受講者の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバ1に送信するステップと、教育管理サーバ1が、前記出席メールを受信して該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて出席データベースに格納するステップと、講師が使用すべき第2の端末装置3が、講師の操作に応じて出席状況問合せコマンドメールを送信するステップと、教育管理サーバ1が、前記出席状況問合せコマンドメールを受信して出席データベースに格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計し、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置3に送信するステップとを具えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受講者が使用すべき携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置と該端末装置と通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具えた教育支援システム、及び該システムにおける教育支援方法に関するものである。
従来、大学の講義において、教員は、点呼により学生の出欠をとっている。或いは、学生に出席カードを配って該カードに学籍番号や氏名を記入させ、該カードを回収して名簿と照合することにより、学生の出欠をとっている。
又、小テストを実施した際には、学生から解答用紙を回収して採点を行なうと共に採点結果の集計を行なった後、採点済みの解答用紙を学生に返却して、採点集計結果に応じた講義を行なう。
又、小テストを実施した際には、学生から解答用紙を回収して採点を行なうと共に採点結果の集計を行なった後、採点済みの解答用紙を学生に返却して、採点集計結果に応じた講義を行なう。
尚、携帯電話機などの端末装置を利用した種々の教育システムが提案されている(例えば特許文献1〜5)。
特開2002−109128号公報
特開2003−345230号公報
特開2003−66824号公報
特開2002−132132号公報
特開2002−341741号公報
しかしながら、従来の点呼により出欠をとる方法においては、学生を一人ずつ点呼するため、長い時間がかかる問題があった。又、出席カードにより出欠をとる方法においては、出席カードを回収して名簿と照合する作業が煩雑である問題があった。
又、小テストを実施した際には、教員は、学生の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業を行なわねばならず、これらの作業が煩雑であると共にこれらの作業に長い時間がかかる問題があった。
更に、学生は小テストの問題を一度解くだけであるので、高い学習効果が低い問題があった。
本発明の第1の目的は、容易且つ短時間で受講者の出欠をとることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
又、本発明の第2の目的は、テストを実施した際に、受講者の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業が不要であり、然も短時間で学生の解答の正誤集計結果を得ることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
更に、本発明の第3の目的は、受講者の学習効果を向上させることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
又、小テストを実施した際には、教員は、学生の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業を行なわねばならず、これらの作業が煩雑であると共にこれらの作業に長い時間がかかる問題があった。
更に、学生は小テストの問題を一度解くだけであるので、高い学習効果が低い問題があった。
本発明の第1の目的は、容易且つ短時間で受講者の出欠をとることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
又、本発明の第2の目的は、テストを実施した際に、受講者の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業が不要であり、然も短時間で学生の解答の正誤集計結果を得ることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
更に、本発明の第3の目的は、受講者の学習効果を向上させることが出来る教育支援システム及び教育支援方法を提供することである。
本発明に係る第1の教育支援システムは、受講者が使用すべき第1の端末装置と、講師が使用すべき第2の端末装置と、これら第1及び第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、各受講者について出席の有無を表わす出席情報を受講者の識別情報と対応づけて格納するための出席情報格納手段を具えている。該システムにおける教育支援方法は、
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、該受講者の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバに送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席メールを受信して、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて前記出席情報格納手段に格納する出席情報格納ステップと、
前記第2の端末装置が、講師の操作に応じて、出席状況問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席状況問合せコマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況を集計し、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、該受講者の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバに送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席メールを受信して、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて前記出席情報格納手段に格納する出席情報格納ステップと、
前記第2の端末装置が、講師の操作に応じて、出席状況問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席状況問合せコマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況を集計し、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
本発明に係る第1の教育支援システムにおいては、受講者は、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置を用いて自己の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバへ送信する。教育管理サーバでは、受講者の端末装置からの出席メールが受信されて、該メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報が該識別情報と対応づけられて出席情報格納手段に格納される。その後、講師が携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置を用いて出席状況問合せコマンドメールを教育管理サーバへ送信すると、教育管理サーバでは、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況が集計され、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールが講師の端末装置に送信される。その後、講師は、例えば該出席状況集計結果メールの内容をディスプレイに表示して、受講者の指名に利用する。
上記教育支援システムによれば、受講者がそれぞれ自己の端末装置を用いて出席メールを教育管理サーバに送信することにより出席の登録を行なうので、一人ずつ点呼することにより出席をとる従来の方法に比べて短時間で出席をとることが出来る。又、講師は、出席状況問合せコマンドメールを送る操作を行なうだけで学生の出席状況を知ることが出来る。
上記教育支援システムによれば、受講者がそれぞれ自己の端末装置を用いて出席メールを教育管理サーバに送信することにより出席の登録を行なうので、一人ずつ点呼することにより出席をとる従来の方法に比べて短時間で出席をとることが出来る。又、講師は、出席状況問合せコマンドメールを送る操作を行なうだけで学生の出席状況を知ることが出来る。
具体的には、前記出席情報格納ステップは、
出席メールを受信して、該出席メールのデータ構成に基づいて該出席メールの書式が正しいか否かを判断する判断ステップと、
出席メールの書式が正しいと判断したとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を前記出席情報格納手段に格納すると共に、その旨を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する返信ステップ
とを具えている。
出席メールを受信して、該出席メールのデータ構成に基づいて該出席メールの書式が正しいか否かを判断する判断ステップと、
出席メールの書式が正しいと判断したとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を前記出席情報格納手段に格納すると共に、その旨を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する返信ステップ
とを具えている。
上記具体的構成によれば、受講者は、自己の端末装置によって受信された出席登録メールの内容を例えばディスプレイに表示することにより、自己の出席情報が出席情報格納手段に格納されたことを確認することが出来る。
又、具体的には、前記教育管理サーバは、各受講者について受講時の座席を表わす座席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている座席情報格納手段を具えており、前記出席情報格納ステップは、座席情報格納手段から、受信した出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の座席情報を読み出すステップを具えており、前記返信ステップでは、該座席情報を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する。
上記具体的構成においては、座席情報を含む出席登録メールを受講者に返信することにより受講者に座席を指定することによって、講義会場の入口付近における受講者の混雑を防止することが出来る。
又、具体的には、前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信する解答メール送信ステップと、
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果メール返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返す。
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果メール返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返す。
前記教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段を具えており、前記正誤判定結果メール返信ステップは、
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信するステップ
とを具えている。
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信するステップ
とを具えている。
上記具体的構成においては、受講者は、テスト問題を解いて、自己の端末装置から該テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを教育管理サーバに送信する。教育管理サーバでは、受講者からの解答メールが受信されて、該メールに含まれる解答情報の正誤が判定され、その正誤判定結果を含む正誤判定結果メールが前記受講者の端末装置に返信される。ここで、全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨が含まれる。そこで、受講者が、再びテスト問題を解いて、自己の端末装置から前回とは異なる解答情報を含む解答メールを教育管理サーバに送信すると、教育管理サーバでは、その解答情報の正誤が判定され、正誤判定結果メールが該受講者の端末装置に返信される。この様にして、受講者による解答メールの送信と教育管理サーバによる正誤判定結果メールの返信とが繰り返され、全問が正解となった時点で、その旨を含む正誤判定結果メールが教育管理サーバから受講者の端末装置に返信される。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。
又、受講者は、教育管理サーバからの正誤判定結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、全問が正解となるまでテスト問題を繰り返し解いて解答メールを教育管理サーバに送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。
又、受講者は、教育管理サーバからの正誤判定結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、全問が正解となるまでテスト問題を繰り返し解いて解答メールを教育管理サーバに送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
更に具体的には、前記テスト問題は、テスト用紙に記載されており、前記教育管理サーバは、正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段を具えており、
教育管理サーバが、解答情報の正誤を判定した後、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
教育管理サーバが、解答情報の正誤を判定した後、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
上記具体的構成においては、教育管理サーバにて受講者の解答情報の正誤が判定されると、その正誤判定結果情報が該サーバの正誤判定結果情報格納手段に格納される。その後、講師が自己の端末装置を用いて正誤判定結果問合せコマンドメールを教育管理サーバへ送信すると、教育管理サーバでは、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定情報に基づいて受講者の正誤判定結果が集計され、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールが講師の端末装置に送信される。その後、講師は、例えば該正誤判定集計結果メールの内容に応じた講義を行なう。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者の正誤判定結果が集計されるので、講師が正誤のチェック結果を集計する作業は不要となると共に、短時間で正誤判定の集計結果を得ることが出来る。
又、テスト問題は、テスト用紙に記載されているので、受講者は講義に出席していなければテストを受けることが出来ない。従って、受講者が講義に出席していないにも拘わらず、講義会場外から不正に出席メールを教育管理サーバに送信した場合には、出席情報格納手段に格納されている出席情報は出席である旨を表わす一方、正誤判定結果情報は正誤判定結果情報格納手段に格納されていないこととなり、講師は、上述の出席状況集計結果メールの内容と正誤判定集計結果メールの内容とを比較することによって、受講者の前記不正行為を発見することが出来る。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者の正誤判定結果が集計されるので、講師が正誤のチェック結果を集計する作業は不要となると共に、短時間で正誤判定の集計結果を得ることが出来る。
又、テスト問題は、テスト用紙に記載されているので、受講者は講義に出席していなければテストを受けることが出来ない。従って、受講者が講義に出席していないにも拘わらず、講義会場外から不正に出席メールを教育管理サーバに送信した場合には、出席情報格納手段に格納されている出席情報は出席である旨を表わす一方、正誤判定結果情報は正誤判定結果情報格納手段に格納されていないこととなり、講師は、上述の出席状況集計結果メールの内容と正誤判定集計結果メールの内容とを比較することによって、受講者の前記不正行為を発見することが出来る。
更に又、具体的には、
前記第2の端末装置が、出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計すると共に、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、出席状況の集計結果情報及び正誤判定結果の集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
前記第2の端末装置が、出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計すると共に、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、出席状況の集計結果情報及び正誤判定結果の集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
上記具体的構成においては、講師が自己の端末装置を用いて出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを教育管理サーバへ送信すると、教育管理サーバでは、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況が集計されると共に前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定情報に基づいて受講者の正誤判定結果が集計され、それらの集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールが講師の端末装置に送信される。その後、講師は、例えば該メールの内容に基づいて受講者の成績処理を行なう。
本発明に係る第2の教育支援システムは、受講者が使用すべき第1の端末装置と、講師が使用すべき第2の端末装置と、これら第1及び第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段と、テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段とを具えている。該システムにおける教育支援方法は、
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信するステップと、
教育管理サーバが、該解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信するステップと、
教育管理サーバが、該解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている。
本発明に係る第2の教育支援システムにおいては、受講者は、テスト問題を解いて、自己の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置から該テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを教育管理サーバに送信する。教育管理サーバでは、受講者からの解答メールが受信されて、該メールに含まれる解答情報の正誤が判定され、その正誤判定結果情報が該サーバの正誤判定結果情報格納手段に格納される。その後、講師が自己の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置を用いて正誤判定結果問合せコマンドメールを教育管理サーバへ送信すると、教育管理サーバでは、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定情報に基づいて受講者の正誤判定結果が集計され、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールが講師の端末装置に送信される。その後、講師は、例えば該正誤判定集計結果メールの内容に応じた講義を行なう。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。又、教育管理サーバによって受講者の正誤判定結果が集計されるので、講師が正誤のチェック結果を集計する作業は不要となると共に、短時間で正誤判定の集計結果を得ることが出来る。
上記具体的構成によれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。又、教育管理サーバによって受講者の正誤判定結果が集計されるので、講師が正誤のチェック結果を集計する作業は不要となると共に、短時間で正誤判定の集計結果を得ることが出来る。
本発明に係る第3の教育支援システムは、受講者が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具えている。該システムにおける教育支援方法は、
前記端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信する解答メール送信ステップと、
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返す。
前記端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信する解答メール送信ステップと、
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返す。
前記教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段を具えており、前記正誤判定結果メール返信ステップは、
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信するステップ
とを具えている。
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信するステップ
とを具えている。
本発明に係る第3の教育支援システムにおいては、受講者は、テスト問題を解いて、自己の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末装置から該テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを教育管理サーバに送信する。教育管理サーバでは、受講者からの解答メールが受信されて、該メールに含まれる解答情報の正誤が判定され、その正誤判定結果を含む正誤判定結果メールが前記受講者の端末装置に返信される。ここで、全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨が含まれる。そこで、受講者が、再びテスト問題を解いて、自己の端末装置から前回とは異なる解答情報を含む解答メールを教育管理サーバに送信すると、教育管理サーバでは、その解答情報の正誤が判定され、正誤判定結果メールが受講者の端末装置に返信される。この様にして、受講者による解答メールの送信と教育管理サーバによる正誤判定結果メールの返信とが繰り返され、全問が正解となった時点で、その旨を含む正誤判定結果メールが教育管理サーバから該受講者の端末装置に返信される。
上記教育支援システムによれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。
又、受講者は、教育管理サーバからの正誤判定結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、全問が正解となるまでテスト問題を繰り返し解いて解答メールを教育管理サーバに送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
上記教育支援システムによれば、教育管理サーバによって受講者からの解答メールに含まれる解答情報の正誤が判定されるので、講師が受講者の解答の正誤をチェックする作業は不要となる。
又、受講者は、教育管理サーバからの正誤判定結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、全問が正解となるまでテスト問題を繰り返し解いて解答メールを教育管理サーバに送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
本発明に係る第1の教育支援システム及び教育支援方法によれば、容易且つ短時間で受講者の出欠をとることが出来る。
又、本発明に係る第2の教育支援システム及び教育支援方法によれば、テストを実施した際に、受講者の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業が不要であり、然も短時間で学生の解答の正誤集計結果を得ることが出来る。
更に、本発明に係る第3の教育支援システム及び教育支援方法によれば、受講者の学習効果を向上させることが出来る。
又、本発明に係る第2の教育支援システム及び教育支援方法によれば、テストを実施した際に、受講者の解答の正誤をチェックする作業やそのチェック結果の集計作業が不要であり、然も短時間で学生の解答の正誤集計結果を得ることが出来る。
更に、本発明に係る第3の教育支援システム及び教育支援方法によれば、受講者の学習効果を向上させることが出来る。
本発明を大学や学習塾等の教育機関における教育支援システムに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本発明に係る教育支援システムの構成を表わしており、学生が所持する携帯電話機(2)と、教員が所持する携帯電話機(3)と、教員室に設置されている出席・小テスト管理サーバ(1)とから構成されており、これらの機器はインターネットプロトコル網(図示省略)によって互いに繋がれている。
携帯電話機(2)(3)及び出席・小テスト管理サーバ(1)は電子メール機能を有しており、学生の携帯電話機(2)と教員の携帯電話機(3)と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で、後述の如く電子メールの送受信が行なわれる。
図1は、本発明に係る教育支援システムの構成を表わしており、学生が所持する携帯電話機(2)と、教員が所持する携帯電話機(3)と、教員室に設置されている出席・小テスト管理サーバ(1)とから構成されており、これらの機器はインターネットプロトコル網(図示省略)によって互いに繋がれている。
携帯電話機(2)(3)及び出席・小テスト管理サーバ(1)は電子メール機能を有しており、学生の携帯電話機(2)と教員の携帯電話機(3)と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で、後述の如く電子メールの送受信が行なわれる。
学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)に出席メールが送信されると、該サーバ(1)では、前記学生の出席の登録が行なわれると共に、出席登録メールが作成されて前記学生の携帯電話機(2)に返信される。その後、教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)に出席状況問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、学生の出席状況が集計され、その集計結果を表わす出席状況集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(2)に送信される。
又、学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)に小テストの解答メールが送信されると、該サーバ(1)では、小テストの採点が行なわれ、その採点結果を表わす採点結果メールが作成されて前記学生の携帯電話機(2)に返信される。学生による解答メールの送信処理と出席・小テスト管理サーバ(1)による採点結果メールの送信処理は、採点結果が満点となるまで繰り返される。その後、教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)に採点結果問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、小テストの採点結果が集計され、その集計結果を表わす採点集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(3)に送信される。
更に、教員の携帯電話機(3)或いはパーソナルコンピュータ(図示省略)から出席・小テスト管理サーバ(1)に出席状況・採点結果問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計され、それらの集計結果を表わす出席状況・採点集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(3)或いはパーソナルコンピュータに送信される。
又、学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)に小テストの解答メールが送信されると、該サーバ(1)では、小テストの採点が行なわれ、その採点結果を表わす採点結果メールが作成されて前記学生の携帯電話機(2)に返信される。学生による解答メールの送信処理と出席・小テスト管理サーバ(1)による採点結果メールの送信処理は、採点結果が満点となるまで繰り返される。その後、教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)に採点結果問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、小テストの採点結果が集計され、その集計結果を表わす採点集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(3)に送信される。
更に、教員の携帯電話機(3)或いはパーソナルコンピュータ(図示省略)から出席・小テスト管理サーバ(1)に出席状況・採点結果問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計され、それらの集計結果を表わす出席状況・採点集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(3)或いはパーソナルコンピュータに送信される。
更に又、学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)にアンケート回答メールが送信されると、該サーバ(1)では、アンケートの回答が登録されると共に、回答登録メールが作成されて前記学生の携帯電話機(2)に返信される。その後、教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)にアンケート回答問合せコマンドメールが送信されると、該サーバ(1)では、アンケートの回答結果が集計され、その集計結果を表わすアンケート集計結果メールが作成されて前記教員の携帯電話機(3)及びアンケートに回答した学生の携帯電話機(2)に送信される。
図2は、上記出席・小テスト管理サーバ(1)の機能構成を表わしており、該サーバ(1)は、出欠管理機能、小テスト採点・管理機能、アンケート集計機能、及び総合管理機能の4つの機能を有している。
出欠管理機能は、出席メールを受信して、座席番号や出席履歴を含む出席登録メールを返信した後、出席情報をデータベースに格納する出席登録機能(11)と、コマンドメールを受信して、学生の出席状況を集計した後、出席状況集計結果メールを送信する出席集計機能(12)とから構成されている。
小テスト採点・管理機能は、解答メールを受信して、小テストの採点を行なうと共に採点結果の順位付けを行なった後、採点結果メールを返信すると共に採点結果情報をデータベースに格納する小テスト採点機能(13)と、コマンドメールを受信して、設問毎に正誤判定の結果を集計すると共に過去に行なわれた全ての小テストの採点結果を集計した後、採点集計結果メールを送信する小テスト集計機能(14)とから構成されている。
アンケート集計機能は、アンケート回答メールを受信して、回答情報をデータベースに格納する機能(15)と、コマンドメールを受信して、アンケートの回答結果を集計した後、アンケート集計結果メールを送信する機能(16)とから構成されている。
総合管理機能は、コマンドメールを受信して、或いはコマンド入力に応じて、学生の出席状況及び小テストの採点結果の集計を行なった後、出席状況・採点集計結果メールを送信する機能(17)から構成されている。
出欠管理機能は、出席メールを受信して、座席番号や出席履歴を含む出席登録メールを返信した後、出席情報をデータベースに格納する出席登録機能(11)と、コマンドメールを受信して、学生の出席状況を集計した後、出席状況集計結果メールを送信する出席集計機能(12)とから構成されている。
小テスト採点・管理機能は、解答メールを受信して、小テストの採点を行なうと共に採点結果の順位付けを行なった後、採点結果メールを返信すると共に採点結果情報をデータベースに格納する小テスト採点機能(13)と、コマンドメールを受信して、設問毎に正誤判定の結果を集計すると共に過去に行なわれた全ての小テストの採点結果を集計した後、採点集計結果メールを送信する小テスト集計機能(14)とから構成されている。
アンケート集計機能は、アンケート回答メールを受信して、回答情報をデータベースに格納する機能(15)と、コマンドメールを受信して、アンケートの回答結果を集計した後、アンケート集計結果メールを送信する機能(16)とから構成されている。
総合管理機能は、コマンドメールを受信して、或いはコマンド入力に応じて、学生の出席状況及び小テストの採点結果の集計を行なった後、出席状況・採点集計結果メールを送信する機能(17)から構成されている。
図3は、上記出席・小テスト管理サーバ(1)のハードウエア構成を表わしており、該サーバ(1)においては、図示の如く、CPU(4)に、メモリ(5)、ディスプレイ(6)、キーボード(7)及びハードディスクドライブ装置(8)が接続されている。ハードディスクドライブ装置(8)には、出席データベース(81)、名簿データベース(82)、小テストデータベース(83)、正答データベース(84)及びアンケートデータベース(85)が格納されている。これらのデータベースには夫々、後述のデータが格納される。
出席データベース(81)
講義番号、学籍番号、氏名、電子メールアドレス、出席登録メールの送信日時、出席メールの受信日付、出席メールの受信時刻
名簿データベース(82)
学籍番号、氏名、座席番号
小テストデータベース(83)
テスト番号、学籍番号、電子メールアドレス、採点結果メールの送信先アドレス、採点結果メールの送信日時、解答メールの受信日付、解答メールの受信時刻、設問数、正答数(得点)、満点となった順位、学生による解答、解答の正誤
正答データベース(84)
テスト番号、正答
アンケートデータベース(85)
アンケート番号、学籍番号、電子メールアドレス、回答登録メールの送信先アドレス、回答登録メールの送信日時、アンケート回答メールの受信日付、アンケート回答メールの受信時刻、学生による回答
出席データベース(81)
講義番号、学籍番号、氏名、電子メールアドレス、出席登録メールの送信日時、出席メールの受信日付、出席メールの受信時刻
名簿データベース(82)
学籍番号、氏名、座席番号
小テストデータベース(83)
テスト番号、学籍番号、電子メールアドレス、採点結果メールの送信先アドレス、採点結果メールの送信日時、解答メールの受信日付、解答メールの受信時刻、設問数、正答数(得点)、満点となった順位、学生による解答、解答の正誤
正答データベース(84)
テスト番号、正答
アンケートデータベース(85)
アンケート番号、学籍番号、電子メールアドレス、回答登録メールの送信先アドレス、回答登録メールの送信日時、アンケート回答メールの受信日付、アンケート回答メールの受信時刻、学生による回答
又、上記ハードディスクドライブ装置(8)には、後述の出席登録プログラム(110)、出席集計プログラム(120)、小テスト作成プログラム(180)、小テスト採点プログラム(130)、小テスト集計プログラム(140)、クロス集計プログラム(170)、アンケート記録プログラム(150)及びアンケート集計プログラム(160)が格納されている。
本発明に係る教育支援システムにおいては、教員は、初回の講義の開始前に予め、該講義を受けるべき学生の学籍番号、氏名及び座席番号を名簿データベース(82)に登録しておく。又、図4に示す如き学生の座席指定表を作成してハードディスクドライブ装置(8)に格納しておく。
出欠管理機能
講義の開始後、先ず、学生は出席の登録のための手続きを行なう。
図5は、学生と教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる出席登録のための手続きを表わしており、ステップS1にて、教員が学生に出席登録を行なうべき指示を行ない、ステップS2では、学生が携帯電話機(2)に対して出席メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。例えば、学籍番号及び氏名を含む「@123456田中一郎」なる内容の出席メールが作成されて送信される。その後、ステップS3では、出席・小テスト管理サーバ(1)から出席登録メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信される。
講義の開始後、先ず、学生は出席の登録のための手続きを行なう。
図5は、学生と教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる出席登録のための手続きを表わしており、ステップS1にて、教員が学生に出席登録を行なうべき指示を行ない、ステップS2では、学生が携帯電話機(2)に対して出席メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。例えば、学籍番号及び氏名を含む「@123456田中一郎」なる内容の出席メールが作成されて送信される。その後、ステップS3では、出席・小テスト管理サーバ(1)から出席登録メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信される。
図6は、上記ステップS3において出席登録プログラム(110)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS300にて、学生の携帯電話機(2)からの出席メールを受信すると、ステップS301では、受信メールの解析を行なって、該受信メールから学籍番号、氏名、電子メールアドレスを抽出する。
次にステップS302では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS303では、名簿データベース(82)から前記抽出した学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を取り出す。
続いてステップS304では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。出席メールの内容が「@123456田中一郎」である上述の例では、受信メールがアットマーク@と学籍番号と氏名とから構成されているか否かに基づいて書式のチェックが行なわれる。その後、ステップS305では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS306にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図7に示す如き内容のエラーメールが表示される。
次にステップS302では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS303では、名簿データベース(82)から前記抽出した学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を取り出す。
続いてステップS304では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。出席メールの内容が「@123456田中一郎」である上述の例では、受信メールがアットマーク@と学籍番号と氏名とから構成されているか否かに基づいて書式のチェックが行なわれる。その後、ステップS305では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS306にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図7に示す如き内容のエラーメールが表示される。
これに対し、受信メールの書式が正しい場合には、ステップS307にて、出席データベース(81)から過去の講義についての出席情報(出席メールの受信日付、出席メールの受信時刻を含む)を読み出し、読み出した出席情報に基づき、出席を登録した旨、座席番号及び出席履歴情報を含む出席登録メールを作成して学生の携帯電話機(2)に返信する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図8に示す如き内容の出席登録メールが表示される。図8に示す例では、学籍番号、氏名、出席を登録した旨、座席番号、受講上の注意、過去の出席回数、出席履歴及び格言が表示される。その後、図6のステップS308では、ステップS302にてメモリ(5)に記録したメール受信日付及び受信時刻を出席データベース(81)に格納して、手続きを終了する。
上記手続きによって、学生の出席の登録が行なわれる。
上記手続きによって、学生の出席の登録が行なわれる。
その後、教員は、学生の出席状況の集計結果を取得するための手続きを行なう。
図9は、出席状況の集計結果の取得時に教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS4にて、教員が携帯電話機(3)に対して出席状況問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS5では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されて、出席状況集計結果メールが教員の携帯電話機(3)に送信され、次のステップS6にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)により受信される。その後、ステップS7では、その集計結果が教員により学生の指名に利用される。
図9は、出席状況の集計結果の取得時に教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS4にて、教員が携帯電話機(3)に対して出席状況問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS5では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されて、出席状況集計結果メールが教員の携帯電話機(3)に送信され、次のステップS6にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)により受信される。その後、ステップS7では、その集計結果が教員により学生の指名に利用される。
図10は、上記ステップS5において出席集計プログラム(120)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS500にて、教員の携帯電話機(3)からの出席状況問合せコマンドメールが受信されると、ステップS501では、受信メールから出席状況の集計対象とする講義番号(授業番号)を抽出する。
次にステップS502では、出席データベース(81)から、該講義番号を有する講義の受講生の学籍番号及び出席情報を読み出し、ステップS503では、名簿データベース(82)から、前記読み出した学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を読み出す。
次にステップS502では、出席データベース(81)から、該講義番号を有する講義の受講生の学籍番号及び出席情報を読み出し、ステップS503では、名簿データベース(82)から、前記読み出した学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を読み出す。
続いてステップS504では、上述の如く読み出した出席情報に基づいて、現時点までに行なわれた全回の講義についての第1出席履歴情報を作成した後、ステップS505では、上述の如く読み出した出席情報に基づいて、直近3回分の講義についての第2出席履歴情報を作成する。次にステップS506では、集計対象となっている今回の講義に出席している学生の学生情報(学籍番号、氏名、座席番号)を出席登録の早い順に並べて第1出席状況情報を作成した後、ステップS507では、今回の講義に出席している学生の学生情報を出席登録の遅い順に並べて第2出席状況情報を作成する。最後にステップS508にて、上述の如く作成した出席履歴情報及び出席状況情報を含む出席状況集計結果メールを作成して教員の携帯電話機(3)に送信し、手続きを終了する。これによって、教員の携帯電話機(3)の画面には、図11に示す如き内容の出席状況集計結果メールが表示される。図11に示す例では、第1及び第2出席状況情報として夫々、出席登録の早い順に付与された連番、学籍番号、氏名及び座席番号が表示されると共に、第1及び第2出席履歴情報として夫々、学籍番号の小さい順に付与された連番、学籍番号、氏名、出席日付及び出席日数が表示される。
上述の如く、学生がそれぞれ自己の携帯電話機(2)を用いて出席メールを出席・小テスト管理サーバ(1)に送信することにより出席の登録を行なうので、一人ずつ点呼することにより出欠をとる従来の方法に比べて短時間で出席をとることが出来る。
又、教員は、出席状況問合せコマンドメールを送る操作を行なうだけで、学生の出席状況を知ることが出来る。
更に、座席番号を含む出席登録メールを学生に返信することにより学生に座席が指定されるので、教室の入口付近における学生の混雑が防止される。
更に又、教員は、上述の如く出席・小テスト管理サーバ(1)のハードディスクドライブ装置(8)に格納されている座席表データを自己の携帯電話機(3)にダウンロードし、該座席表データと教室内の実際の空席状況と比較すれば、教室外から不正に出席登録を行なった学生を発見することが出来る。
又、教員は、出席状況問合せコマンドメールを送る操作を行なうだけで、学生の出席状況を知ることが出来る。
更に、座席番号を含む出席登録メールを学生に返信することにより学生に座席が指定されるので、教室の入口付近における学生の混雑が防止される。
更に又、教員は、上述の如く出席・小テスト管理サーバ(1)のハードディスクドライブ装置(8)に格納されている座席表データを自己の携帯電話機(3)にダウンロードし、該座席表データと教室内の実際の空席状況と比較すれば、教室外から不正に出席登録を行なった学生を発見することが出来る。
小テスト採点・管理機能
教員は、講義開始前に予め、小テストの問題を作成するための手続きを行なう。
図12は、小テスト問題作成のための手続きを表わしており、ステップS8にて、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対し穴埋め問題の作成に必要な問題文を入力する操作を行なうと、ステップS9にて、小テスト作成プログラム(180)により小テストの問題が作成される。その後、ステップS10では、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対し印刷操作を行なうことにより、作成された問題が用紙に印刷される。例えば、図13に示す如きテスト用紙が印刷される。又、上述の如く問題が作成された後、図12のステップS11では、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対しテスト番号及び作成された問題の正答を入力する操作を行なうと、該テスト番号及び正答が正答データベース(84)に格納される。
教員は、講義開始前に予め、小テストの問題を作成するための手続きを行なう。
図12は、小テスト問題作成のための手続きを表わしており、ステップS8にて、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対し穴埋め問題の作成に必要な問題文を入力する操作を行なうと、ステップS9にて、小テスト作成プログラム(180)により小テストの問題が作成される。その後、ステップS10では、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対し印刷操作を行なうことにより、作成された問題が用紙に印刷される。例えば、図13に示す如きテスト用紙が印刷される。又、上述の如く問題が作成された後、図12のステップS11では、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対しテスト番号及び作成された問題の正答を入力する操作を行なうと、該テスト番号及び正答が正答データベース(84)に格納される。
その後、教員は、講義中に、上述の如く得られたテスト用紙を学生に配布して小テストを実施する。
図14は、教員と学生と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる小テスト実施手続きを表わしており、ステップS12にて、教員によりテスト用紙が学生に配布されると、ステップS13では、学生がテスト用紙に記載されている問題を解く。次にステップS14では、学生が携帯電話機(2)に対して解答メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。例えば、学籍番号、テスト番号及び解答番号を含む「@12345610030123456789」なる内容の解答メールが作成されて送信される。その後、ステップS15では、出席・小テスト管理サーバ(1)により小テストの採点が行なわれて、採点結果メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信されると共に、採点結果情報が小テストデータベース(83)に格納される。
図14は、教員と学生と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる小テスト実施手続きを表わしており、ステップS12にて、教員によりテスト用紙が学生に配布されると、ステップS13では、学生がテスト用紙に記載されている問題を解く。次にステップS14では、学生が携帯電話機(2)に対して解答メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。例えば、学籍番号、テスト番号及び解答番号を含む「@12345610030123456789」なる内容の解答メールが作成されて送信される。その後、ステップS15では、出席・小テスト管理サーバ(1)により小テストの採点が行なわれて、採点結果メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信されると共に、採点結果情報が小テストデータベース(83)に格納される。
図15は、上記ステップS15において小テスト採点プログラム(130)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS150にて、学生からの解答メールが受信されると、ステップS151では、受信メールの解析を行なって、該メールから学籍番号、テスト番号、解答及び電子メールアドレスを抽出する。
次にステップS152では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS153にて、メンテナンスモードのオン/オフ状態のチェックを行なう。ここで、メンテナンスモードは、プログラムやデータベースのメンテナンス作業のため、及び講義中に長時間に亘って学生が解答メールを繰り返し送信することを防止するためにオンに設定される。
メンテナンスモードがオフの場合には、ステップS154にて、正答データベース(84)から、前記抽出したテスト番号を有する小テストの正答を読み出し、ステップS155では、読み出した正答に基づき小テストの採点を行なう。ここで、読み出した正答と前記抽出した解答とを比較することによって該解答の正誤を判定し、その判定結果から得点及び正答率を算出する。
次にステップS152では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS153にて、メンテナンスモードのオン/オフ状態のチェックを行なう。ここで、メンテナンスモードは、プログラムやデータベースのメンテナンス作業のため、及び講義中に長時間に亘って学生が解答メールを繰り返し送信することを防止するためにオンに設定される。
メンテナンスモードがオフの場合には、ステップS154にて、正答データベース(84)から、前記抽出したテスト番号を有する小テストの正答を読み出し、ステップS155では、読み出した正答に基づき小テストの採点を行なう。ここで、読み出した正答と前記抽出した解答とを比較することによって該解答の正誤を判定し、その判定結果から得点及び正答率を算出する。
続いてステップS156では、小テストデータベース(83)から、前記抽出した学籍番号を有する学生の、前記小テストについての過去の採点結果情報(解答メールの受信日付、解答メールの受信時刻、設問数、正答数(得点)、満点となった順位を含む)を読み出すと共に過去に行なった他の小テストについての採点結果情報を読み出し、ステップS157では、名簿データベース(82)から、前記学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を読み出す。
次にステップS158では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。解答メールの内容が「@12345610030123456789」である上述の例では、受信メールがアットマーク@、学籍番号、テスト番号及び解答番号から構成されているか否かに基づいて書式のチェックが行なわれる。その後、ステップS159では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS160にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図16に示す如き内容のエラーメールが表示される。
次にステップS158では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。解答メールの内容が「@12345610030123456789」である上述の例では、受信メールがアットマーク@、学籍番号、テスト番号及び解答番号から構成されているか否かに基づいて書式のチェックが行なわれる。その後、ステップS159では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS160にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図16に示す如き内容のエラーメールが表示される。
これに対し、受信メールの書式が正しい場合には、図15のステップS161にて、今回の得点が満点か否かを判断し、ノーの場合は、ステップS162にて、上述のステップS155にて得られた採点結果とステップS156にて読み出された採点結果情報とに基づき、今回の採点結果、満点になるまで再送すべき旨及び過去の採点結果の履歴を含む採点結果メールを作成して、学生の携帯電話機(2)に返信する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図17に示す如き内容の採点結果メールが表示される。図17に示す例では、学籍番号、氏名、テスト番号、今回の解答、解答の正誤判定結果、得点、正答率、満点になるまで再送すべき旨のメッセージ、及び過去の得点が表示される。その後、図15のステップS170では、上述のステップS152にてメモリ(5)に記録した解答メール受信日付及び受信時刻と、上述のステップS155にて得られた採点結果を小テストデータベース(83)に格納して、手続きを終了する。
今回の得点が満点である場合には、ステップS163に移行して、小テストデータベース(83)から前記抽出されたテスト番号を有する小テストについての採点結果情報を読み出し、該採点結果情報に基づき得点が満点である学生の数を満点となった順にカウントして満点順位を導出した後、ステップS164では、小テストデータベース(83)から、該小テストの得点が満点である採点結果情報に含まれる解答メール受信時刻の内、最も早い受信時刻を読み出し、該受信時刻と上述のステップS152にてメモリ(5)に記録した解答メール受信時刻との差を算出する。
次にステップS165では、該小テストの実施日以外であって、且つ1回目で満点であるか否かを判断し、イエスの場合はステップS166に移行して、上述のステップS155にて得られた採点結果に基づき採点結果メールを作成して、学生の携帯電話機(2)に返信する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図18に示す如き内容の採点結果メールが表示される。図18に示す例では、学籍番号、氏名、テスト番号、今回の解答、解答の正誤判定結果、得点、正答率、満点となった順位、及び自力で小テストを解くべきである旨の警告メッセージが表示される。その後、図15のステップS170では、上述のステップS152にてメモリ(5)に記録した解答メール受信日付及び受信時刻と、上述のステップS155にて得られた採点結果とを小テストデータベース(83)に格納して、手続きを終了する。
一方、ステップS165にてノーと判断された場合には、ステップS167に移行して、採点対象となっている小テストについて得点が満点である採点結果情報が小テストデータベース(83)に登録されているか否かを判断する。ここでイエスと判断された場合には、ステップS168にて、上述のステップS155にて得られた採点結果とステップS156にて読み出された採点結果情報とに基づき採点結果メールを作成して、学生の携帯電話機(2)に返信する。これによって学生の携帯電話機(2)の画面には、例えば図19に示す如き内容の採点結果メールが表示される。図19に示す例では、学籍番号、氏名、テスト番号、今回の解答、解答の正誤判定結果、得点、正答率、登録済みである旨のメッセージ、過去の得点、過去に実施された小テストのテスト番号、最終回の正答率及び満点となった順位が表示される。
図15のステップS167にてノーと判断された場合には、ステップS169にて、上述のステップS155にて得られた採点結果とステップS156にて読み出された採点結果情報とステップS163及びS164にてそれぞれ得られた満点順位及び時間差とに基づき、今回の採点結果、満点である旨、満点順位、1位との時間差及び過去の採点結果の履歴を含む採点結果メールを作成して、学生の携帯電話機(2)に返信する。これによって、例えば1回目で満点をとった学生の携帯電話機(2)の画面には、図20に示す如き内容の採点結果メールが表示される。図20に示す例では、学籍番号、氏名、テスト番号、今回の解答、解答の正誤判定結果、得点、正答率、満点である旨、満点となった順位、1位との時間差、過去に実施された小テストのテスト番号、最終回の正答率及び満点となった順位が表示される。その後、図15のステップS170では、上述のステップS152にてメモリ(5)に記録した解答メール受信日付及び受信時刻と、上述のステップS155にて得られた採点結果を小テストデータベース(83)に格納して、手続きを終了する。
その後、教員は、小テストの採点集計結果を取得するための手続きを行なう。
図21は、小テストの採点集計結果の取得時に教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS16にて、教員が携帯電話機(3)に対して採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS17では、出席・小テスト管理サーバ(1)により小テストの採点結果が集計されて、採点集計結果メールが教員の携帯電話機(3)に返信され、ステップS18にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)にて受信される。その後、ステップS19では、教員により、該集計結果に基づいて小テストの解説が行なわれると共に小テストの成績が公表される。
図21は、小テストの採点集計結果の取得時に教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS16にて、教員が携帯電話機(3)に対して採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS17では、出席・小テスト管理サーバ(1)により小テストの採点結果が集計されて、採点集計結果メールが教員の携帯電話機(3)に返信され、ステップS18にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)にて受信される。その後、ステップS19では、教員により、該集計結果に基づいて小テストの解説が行なわれると共に小テストの成績が公表される。
図22は、上記ステップS17において小テスト集計プログラム(140)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS171にて、教員の携帯電話機(3)からの採点結果問合せコマンドメールを受信すると、ステップS172では、受信メールからテスト番号を抽出する。
続いてステップS173では、小テストデータベース(83)から、前記抽出したテスト番号を有する小テストについて学籍番号及び採点結果情報を読み出した後、ステップS174では、読み出した採点結果情報に基づいて設問毎に正答数をカウントし、ステップS175では、前記読み出した採点結果情報から、学生毎に解答メール受信回数、解答メール受信時刻、及び満点となった時刻を導出する。
続いてステップS173では、小テストデータベース(83)から、前記抽出したテスト番号を有する小テストについて学籍番号及び採点結果情報を読み出した後、ステップS174では、読み出した採点結果情報に基づいて設問毎に正答数をカウントし、ステップS175では、前記読み出した採点結果情報から、学生毎に解答メール受信回数、解答メール受信時刻、及び満点となった時刻を導出する。
次にステップS176では、名簿データベース(82)から、前記読み出した学籍番号を有する学生の氏名及び座席番号を読み出し、ステップS177にて、前記読み出した採点結果情報に基づいて、1回目の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布を算出した後、ステップS178にて、前記読み出した採点結果情報に基づいて、最終回の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布を算出する。
続いてステップS179では、出席データベース(81)から、前記小テスト番号を有する小テストの実施日について学籍番号及び出席情報を読み出し、ステップS180では、上述の如くステップS173にて読み出した学籍番号とステップS179にて読み出した学籍番号との比較を行なった後、ステップS181に移行する。
ステップS181では、ステップS173にて読み出した学籍番号の中から小テストが満点となっていない学生の学籍番号を抽出すると共に、ステップS179にて読み出した学籍番号の中からステップS173にて読み出した学籍番号に含まれていない学籍番号、即ち出席の登録は行なっているが小テストの解答メールを送信していない学生の学籍番号を抽出する。
続いてステップS179では、出席データベース(81)から、前記小テスト番号を有する小テストの実施日について学籍番号及び出席情報を読み出し、ステップS180では、上述の如くステップS173にて読み出した学籍番号とステップS179にて読み出した学籍番号との比較を行なった後、ステップS181に移行する。
ステップS181では、ステップS173にて読み出した学籍番号の中から小テストが満点となっていない学生の学籍番号を抽出すると共に、ステップS179にて読み出した学籍番号の中からステップS173にて読み出した学籍番号に含まれていない学籍番号、即ち出席の登録は行なっているが小テストの解答メールを送信していない学生の学籍番号を抽出する。
その後、ステップS182では、前記読み出した採点結果情報に基づいて、学生の氏名及び座席番号を小テストの得点が満点になった順に並び替え、ステップS183では、小テストータベース(83)から、集計対象となっている小テストの前に行なった小テストについての採点結果情報を読み出し、読み出した採点結果情報に基づいて、学生の氏名及び座席番号を、前回の小テストからの上昇順位が大きい順に並べ替える。
最後にステップS184では、上述のステップS177、S178、S181〜S183にて得られた結果に基づいて小テストの集計結果メールを作成して、教員の携帯電話機(3)に送信する。これによって教員の携帯電話機(3)の画面には、例えば図23に示す如き内容の小テスト集計結果メールが表示される。図23に示す例では、1回目の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布と、最終回の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布と、満点が得られていない学生の氏名及び座席番号とが表示される。又、満点になった時刻、解答回数、座席番号及び氏名が満点となった順に表示され、氏名、前回の小テストの順位との差、集計対象となっている小テストの得点及び前回の小テストの得点が、前回の小テストからの上昇順位が大きい順に表示される。
最後にステップS184では、上述のステップS177、S178、S181〜S183にて得られた結果に基づいて小テストの集計結果メールを作成して、教員の携帯電話機(3)に送信する。これによって教員の携帯電話機(3)の画面には、例えば図23に示す如き内容の小テスト集計結果メールが表示される。図23に示す例では、1回目の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布と、最終回の平均得点、設問毎の正答数、正答率及び得点度数分布と、満点が得られていない学生の氏名及び座席番号とが表示される。又、満点になった時刻、解答回数、座席番号及び氏名が満点となった順に表示され、氏名、前回の小テストの順位との差、集計対象となっている小テストの得点及び前回の小テストの得点が、前回の小テストからの上昇順位が大きい順に表示される。
上述の如く、出席・小テスト管理サーバ(1)によって、学生からの解答メールに含まれる解答の正誤が判定されて小テストの採点が行なわれるので、教員が小テストの採点を行なう作業は不要である。
又、学生は、出席・小テスト管理サーバ(1)からの採点結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、満点となるまで小テストの問題を繰り返し解いて解答メールを出席・小テスト管理サーバ(1)に送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
更に、出席・小テスト管理サーバ(1)によって小テストの採点結果が集計されるので、教員が小テストの採点結果を集計する作業は不要であると共に、短時間でその集計結果を得ることが出来る。
更に又、テスト問題は、テスト用紙に記載されているので、学生は講義に出席していなければ小テストを受けることが出来ない。従って、学生が講義に出席していないにも拘わらず教室外から不正に出席の登録を行なった場合には、出席の登録はされているが、小テストデータベース(83)に学籍番号及び採点結果情報は格納されていないこととなり、教員は、上述の出席状況集計結果メールの内容と採点集計結果メールの内容とを比較することによって、学生の上記不正行為を発見することが出来る。
又、学生は、出席・小テスト管理サーバ(1)からの採点結果メールにより自己の解答の正誤を確認しつつ、満点となるまで小テストの問題を繰り返し解いて解答メールを出席・小テスト管理サーバ(1)に送信することが出来るので、高い学習効果を得ることが出来る。
更に、出席・小テスト管理サーバ(1)によって小テストの採点結果が集計されるので、教員が小テストの採点結果を集計する作業は不要であると共に、短時間でその集計結果を得ることが出来る。
更に又、テスト問題は、テスト用紙に記載されているので、学生は講義に出席していなければ小テストを受けることが出来ない。従って、学生が講義に出席していないにも拘わらず教室外から不正に出席の登録を行なった場合には、出席の登録はされているが、小テストデータベース(83)に学籍番号及び採点結果情報は格納されていないこととなり、教員は、上述の出席状況集計結果メールの内容と採点集計結果メールの内容とを比較することによって、学生の上記不正行為を発見することが出来る。
総合管理機能
教員は、中間テスト前や期末テスト前などに、出席状況を学生に知らせる。
図24は、出席状況を学生に知らせるために教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS20にて、教員が例えばパーソナルコンピュータに対して出席状況・採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員のパーソナルコンピュータから出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS21では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計されて、出席状況・採点集計結果メールが返信され、ステップS22にて、該集計結果メールが教員のパーソナルコンピュータにて受信される。その後、ステップS23では、教員により、その集計結果に基づいて、小テストの成績処理や学生毎に出席状況を通知するメールの作成処理が行なわれ、ステップS24では、作成された出席状況通知メールが教員のパーソナルコンピュータから各学生の携帯電話機(2)に送信される。
教員は、中間テスト前や期末テスト前などに、出席状況を学生に知らせる。
図24は、出席状況を学生に知らせるために教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS20にて、教員が例えばパーソナルコンピュータに対して出席状況・採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員のパーソナルコンピュータから出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS21では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計されて、出席状況・採点集計結果メールが返信され、ステップS22にて、該集計結果メールが教員のパーソナルコンピュータにて受信される。その後、ステップS23では、教員により、その集計結果に基づいて、小テストの成績処理や学生毎に出席状況を通知するメールの作成処理が行なわれ、ステップS24では、作成された出席状況通知メールが教員のパーソナルコンピュータから各学生の携帯電話機(2)に送信される。
図25は、上記ステップS21においてクロス集計プログラム(170)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS210にて、教員のパーソナルコンピュータからの出席状況・採点結果コマンドメールを受信すると、ステップS211にて出席データベース(81)から学籍番号及び出席情報を読み出した後、ステップS212にて、小テストデータベース(83)から学籍番号及び採点結果情報を読み出す。
次にステップS213では、名簿データベース(82)から学生の氏名及び座席番号を読み出し、ステップS214では、ステップS211〜S213にて読み出した情報に基づいて出席状況・採点集計結果メールを作成し、最後にステップS215では、作成した出席状況・採点集計結果メールを教員のパーソナルコンピュータに送信する。これによって教員のパーソナルコンピュータの画面には、図26に示す如き内容の出席状況・採点集計結果メールが表示される。図26に示す例では、学籍番号の小さい順に付与された連番、学籍番号、氏名、電子メールアドレス、各回の出席登録時刻、出席日数、各小テストの満点順位、満点回数、満点となっていないテストのテスト番号、各回の出席者合計人数、及び各小テストの満点到達者合計人数が表示される。
次にステップS213では、名簿データベース(82)から学生の氏名及び座席番号を読み出し、ステップS214では、ステップS211〜S213にて読み出した情報に基づいて出席状況・採点集計結果メールを作成し、最後にステップS215では、作成した出席状況・採点集計結果メールを教員のパーソナルコンピュータに送信する。これによって教員のパーソナルコンピュータの画面には、図26に示す如き内容の出席状況・採点集計結果メールが表示される。図26に示す例では、学籍番号の小さい順に付与された連番、学籍番号、氏名、電子メールアドレス、各回の出席登録時刻、出席日数、各小テストの満点順位、満点回数、満点となっていないテストのテスト番号、各回の出席者合計人数、及び各小テストの満点到達者合計人数が表示される。
又、教員は、中間テスト前や期末テスト前などに、満点となっていない小テストの番号を学生に知らせる。
図27は、満点となっていない小テストの番号を学生に知らせるために、教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS25にて、教員が例えばパーソナルコンピュータに対して出席状況・採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員のパーソナルコンピュータから出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS26では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計されて、出席状況・採点集計結果メールが返信される。該ステップでは、上述のクロス集計プログラム(170)により図25に示す手続きが実行される。
その後、図27のステップS27にて、前記集計結果メールが教員のパーソナルコンピュータにて受信され、ステップS28では、教員により、その集計結果に基づいて、小テストの成績処理や学生毎に満点となっていない小テストの番号を通知するメールの作成処理が行なわれ、最後にステップS29では、作成された出席状況通知メールが教員のパーソナルコンピュータから各学生の携帯電話機(2)に送信される。
図27は、満点となっていない小テストの番号を学生に知らせるために、教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS25にて、教員が例えばパーソナルコンピュータに対して出席状況・採点結果問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員のパーソナルコンピュータから出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS26では、出席・小テスト管理サーバ(1)により学生の出席状況が集計されると共に小テストの採点結果が集計されて、出席状況・採点集計結果メールが返信される。該ステップでは、上述のクロス集計プログラム(170)により図25に示す手続きが実行される。
その後、図27のステップS27にて、前記集計結果メールが教員のパーソナルコンピュータにて受信され、ステップS28では、教員により、その集計結果に基づいて、小テストの成績処理や学生毎に満点となっていない小テストの番号を通知するメールの作成処理が行なわれ、最後にステップS29では、作成された出席状況通知メールが教員のパーソナルコンピュータから各学生の携帯電話機(2)に送信される。
アンケート集計機能
講義において、教員は、アンケート用紙を学生に配布してアンケートを実施する。
図28は、学生と教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれるアンケート実施手続きを表わしており、ステップS30にて、教員が学生にアンケート用紙を配布して該アンケートに回答すべき指示を行ない、ステップS31では、学生が携帯電話機(2)に対してアンケート回答メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。その後、ステップS32では、出席・小テスト管理サーバ(1)からアンケート登録メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信される。
講義において、教員は、アンケート用紙を学生に配布してアンケートを実施する。
図28は、学生と教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれるアンケート実施手続きを表わしており、ステップS30にて、教員が学生にアンケート用紙を配布して該アンケートに回答すべき指示を行ない、ステップS31では、学生が携帯電話機(2)に対してアンケート回答メールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該メールが学生の携帯電話機(2)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。その後、ステップS32では、出席・小テスト管理サーバ(1)からアンケート登録メール或いはエラーメールが学生の携帯電話機(2)に返信される。
図29は、上記ステップS32においてアンケート記録プログラム(150)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS320にて、学生の携帯電話機(2)からのアンケート回答メールを受信すると、ステップS321では、受信メールの解析を行なって、該受信メールからアンケート番号、回答、及び電子メールアドレスを抽出する。
次にステップS322では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS323では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。その後、ステップS324では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS325にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。
次にステップS322では、メールの受信日付及び受信時刻をメモリ(5)に記録した後、ステップS323では、受信メールのデータ構成に基づいて、該メールの書式のチェックを行なう。その後、ステップS324では、受信メールの書式が正しいか否かを判断し、書式が誤っている場合には、ステップS325にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。
これに対し、受信メールの書式が正しい場合には、ステップS326にて、出席データベース(81)から前記抽出した電子メールアドレスを有する学生の学籍番号及び氏名を読み出した後、ステップS327では、アンケートデータベース(85)から前記抽出したアンケート番号を有するアンケートについての回答情報を読み出し、読み出した回答情報に前記抽出した電子メールアドレスが含まれているか否かにより回答の2重登録となるか否かのチェックを行なう。ステップS328では、前記アンケート番号を有するアンケートについての回答情報がアンケートデータベース(85)に登録されているか否かを判断し、登録されている場合には、ステップS325にてエラーメールを学生の携帯電話機(2)に返信して、手続きを終了する。
これに対し、前記回答情報が登録されていない場合には、ステップS329にてアンケート登録メールを学生の携帯電話機(2)に返信した後、ステップS330では、ステップS322にてメモリ(5)に記録したメール受信日付及び受信時刻と回答情報をアンケートデータベース(85)に格納して、手続きを終了する。
上記手続きによって、学生によるアンケートの回答が登録される。
これに対し、前記回答情報が登録されていない場合には、ステップS329にてアンケート登録メールを学生の携帯電話機(2)に返信した後、ステップS330では、ステップS322にてメモリ(5)に記録したメール受信日付及び受信時刻と回答情報をアンケートデータベース(85)に格納して、手続きを終了する。
上記手続きによって、学生によるアンケートの回答が登録される。
その後、教員は、アンケートの回答集計結果を取得するための手続きを行なう。
図30は、アンケートの回答集計結果の取得時に、教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS33にて、教員が携帯電話機(3)に対してアンケート回答問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS34では、出席・小テスト管理サーバ(1)によりアンケートの回答結果が集計されて、アンケート集計結果メールが教員の携帯電話機(3)及びアンケートに回答した学生の携帯電話機(2)に返信され、ステップS35にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)にて受信される。その後、教員により、その集計結果に応じた講義が行なわれる。
図30は、アンケートの回答集計結果の取得時に、教員と出席・小テスト管理サーバ(1)との間で行なわれる手続きを表わしており、ステップS33にて、教員が携帯電話機(3)に対してアンケート回答問合せコマンドメールを作成する操作及びメール送信操作を行なうことにより、該コマンドメールが教員の携帯電話機(3)から出席・小テスト管理サーバ(1)へ送信される。ステップS34では、出席・小テスト管理サーバ(1)によりアンケートの回答結果が集計されて、アンケート集計結果メールが教員の携帯電話機(3)及びアンケートに回答した学生の携帯電話機(2)に返信され、ステップS35にて、該集計結果メールが教員の携帯電話機(3)にて受信される。その後、教員により、その集計結果に応じた講義が行なわれる。
図31は、上記ステップS34においてアンケート集計プログラム(160)により実行される具体的手続きを表わしており、ステップS340にて、教員の携帯電話機(3)からのアンケート回答問合せコマンドメールを受信すると、ステップS341では、受信メールからアンケート番号を抽出する。
続いてステップS342では、アンケートデータベース(85)から、前記抽出したアンケート番号を有するアンケートについての回答情報を読み出した後、ステップS343では、読み出した回答情報を設問毎に集計し、ステップS344では、全回答数、回答数の度数分布、平均値を求める統計処理を行ない、最後にステップS345では、ステップS344にて得られた結果に基づきアンケート集計結果メールを作成して教員の携帯電話機(3)及びアンケートに回答した学生の携帯電話機(2)に送信し、手続きを終了する。
続いてステップS342では、アンケートデータベース(85)から、前記抽出したアンケート番号を有するアンケートについての回答情報を読み出した後、ステップS343では、読み出した回答情報を設問毎に集計し、ステップS344では、全回答数、回答数の度数分布、平均値を求める統計処理を行ない、最後にステップS345では、ステップS344にて得られた結果に基づきアンケート集計結果メールを作成して教員の携帯電話機(3)及びアンケートに回答した学生の携帯電話機(2)に送信し、手続きを終了する。
図32及び図33はそれぞれ、本発明者が担当している科目「管理会計論」についての2002年度及び2003年度の学生の成績分布を表わしている。表中の「標語」は5段階の成績、「度数」は学生数、「割合」は全学生数に対する前記学生数の比率を表わしている。2002年度は、後期にのみ本発明の出席登録プログラム(110)を利用して学生の出席をとり、小テストは教員が採点した。2003年度は、前期及び後期共に本発明の出席登録プログラム(110)を利用して学生の出席をとり、本発明の小テスト採点プログラム(130)を利用して小テストの採点を行なった。2002年度及び2003年度で、講義内容、試験方法及び成績評価基準は同一である。
図32及び図33に示す如く、標語「5」の学生の割合が9%から56%に大幅に増大する一方、標語「1」の学生の割合が16%から5%に減少しており、このことから、本発明に係る教育支援システムによれば、学生の成績向上を図ることが出来ると言える。
図32及び図33に示す如く、標語「5」の学生の割合が9%から56%に大幅に増大する一方、標語「1」の学生の割合が16%から5%に減少しており、このことから、本発明に係る教育支援システムによれば、学生の成績向上を図ることが出来ると言える。
又、本発明者は、上記科目「管理会計論」について2002年度の後期(2002年9月〜2003年1月)と2003年度の後期(2003年9月〜2004年1月)の出席率を下記数1によって算出した。尚、2002年度の講義及び2003年度の講義は共に、月曜日の2時限目に行なわれ、2002年度の受講生は132名、2003年度の受講生は87名であった。
(数1)
出席率=延べ出席者/延べ受講生
延べ出席者=各回の出席者の合計数
延べ受講生=1回以上出席した学生数・講義回数
出席率=延べ出席者/延べ受講生
延べ出席者=各回の出席者の合計数
延べ受講生=1回以上出席した学生数・講義回数
2002年度の出席率は53%、2003年度の出席率は75%となり、このことから、本発明に係る教育支援システムによれば、講義に対する学生の満足度を向上させることが出来ると言える。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、図12に示す如く、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対してテスト番号及び正答を入力する操作を行なっているが、図34に示す様に、教員が該入力操作を行なうことなく、作成された問題が自動的に問題データベースに格納されると共に該問題に対する正答が自動的に正答データベースに格納される小テスト作成プログラムの実現も可能である。該小テスト作成プログラムによれば、教員によるテスト番号及び正答の入力ミスを回避することが出来る。又、教員が自己のパーソナルコンピュータ或いは携帯電話機を用いて出席・小テスト管理サーバ(1)にアクセスすることにより小テストを作成することが可能な小テスト作成プログラムの実現も可能である。
又、上記実施の形態においては、本発明を大学等の教育機関における教育支援システムに実施しているが、企業においてパート従業員の教育を支援するシステムなど、種々の教育支援システムに実施することが可能である。
又、上記実施の形態においては、1科目の講義を対象として出欠管理機能、小テスト採点・管理機能及び総合管理機能につき説明しているが、複数科目の講義を対象としてこれらの機能を実現することも可能である。
更に、1人の教員による講義を対象として出欠管理機能、小テスト採点・管理機能及び総合管理機能につき説明しているが、複数人の教員による講義を対象としてこれらの機能を実現することも可能である。
更に又、ASP(Application Service Provider)により図3に示す本発明の出席登録プログラム(110)、出席集計プログラム(120)、小テスト採点プログラム(130)、小テスト集計プログラム(140)、クロス集計プログラム(170)、アンケート記録プログラム(150)及びアンケート集計プログラム(160)をユーザに提供する運用形態を採用することも可能である。
例えば、上記実施の形態においては、図12に示す如く、教員が出席・小テスト管理サーバ(1)に対してテスト番号及び正答を入力する操作を行なっているが、図34に示す様に、教員が該入力操作を行なうことなく、作成された問題が自動的に問題データベースに格納されると共に該問題に対する正答が自動的に正答データベースに格納される小テスト作成プログラムの実現も可能である。該小テスト作成プログラムによれば、教員によるテスト番号及び正答の入力ミスを回避することが出来る。又、教員が自己のパーソナルコンピュータ或いは携帯電話機を用いて出席・小テスト管理サーバ(1)にアクセスすることにより小テストを作成することが可能な小テスト作成プログラムの実現も可能である。
又、上記実施の形態においては、本発明を大学等の教育機関における教育支援システムに実施しているが、企業においてパート従業員の教育を支援するシステムなど、種々の教育支援システムに実施することが可能である。
又、上記実施の形態においては、1科目の講義を対象として出欠管理機能、小テスト採点・管理機能及び総合管理機能につき説明しているが、複数科目の講義を対象としてこれらの機能を実現することも可能である。
更に、1人の教員による講義を対象として出欠管理機能、小テスト採点・管理機能及び総合管理機能につき説明しているが、複数人の教員による講義を対象としてこれらの機能を実現することも可能である。
更に又、ASP(Application Service Provider)により図3に示す本発明の出席登録プログラム(110)、出席集計プログラム(120)、小テスト採点プログラム(130)、小テスト集計プログラム(140)、クロス集計プログラム(170)、アンケート記録プログラム(150)及びアンケート集計プログラム(160)をユーザに提供する運用形態を採用することも可能である。
(1) 出席・小テスト管理サーバ
(2) 携帯電話機
(3) 携帯電話機
(110) 出席登録プログラム
(120) 出席集計プログラム
(130) 小テスト採点プログラム
(140) 小テスト集計プログラム
(150) アンケート記録プログラム
(160) アンケート集計プログラム
(170) クロス集計プログラム
(180) 小テスト作成プログラム
(2) 携帯電話機
(3) 携帯電話機
(110) 出席登録プログラム
(120) 出席集計プログラム
(130) 小テスト採点プログラム
(140) 小テスト集計プログラム
(150) アンケート記録プログラム
(160) アンケート集計プログラム
(170) クロス集計プログラム
(180) 小テスト作成プログラム
Claims (28)
- 受講者が使用すべき第1の端末装置と、講師が使用すべき第2の端末装置と、これら第1及び第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具えた教育支援システムであって、教育管理サーバは、前記第1の端末装置から送信された、受講者に関する情報を受信して保持し、前記第2の端末装置から送信された問合せコマンドを受信したとき、保持している情報或いは該情報に応じた情報を前記第2の端末装置に送信する教育支援システム。
- 受講者が使用すべき第1の端末装置と、講師が使用すべき第2の端末装置と、これら第1及び第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、各受講者について出席の有無を表わす出席情報を受講者の識別情報と対応づけて格納するための出席情報格納手段を具えている教育支援システムにおいて、
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、該受講者の識別情報を含む出席メールを教育管理サーバに送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席メールを受信して、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて前記出席情報格納手段に格納する出席情報格納ステップと、
前記第2の端末装置が、講師の操作に応じて、出席状況問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記出席状況問合せコマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況を集計し、その集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている教育支援方法。 - 前記出席情報格納ステップは、
出席メールを受信して、該出席メールのデータ構成に基づいて該出席メールの書式が正しいか否かを判断する判断ステップと、
出席メールの書式が正しいと判断したとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を前記出席情報格納手段に格納すると共に、その旨を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する返信ステップ
とを具えている請求項2に記載の教育支援方法。 - 前記教育管理サーバは、各受講者について受講時の座席を表わす座席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている座席情報格納手段を具えており、前記出席情報格納ステップは、座席情報格納手段から、受信した出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の座席情報を読み出すステップを具えており、前記返信ステップでは、該座席情報を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する請求項3に記載の教育支援方法。
- 前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信する解答メール送信ステップと、
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果メール返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返す請求項4に記載の教育支援方法。 - 前記教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段を具えており、前記正誤判定結果メール返信ステップは、
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信するステップ
とを具えている請求項5に記載の教育支援方法。 - 前記テスト問題は、テスト用紙に記載されており、前記教育管理サーバは、正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段を具えており、
教育管理サーバが、解答情報の正誤を判定した後、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている請求項6に記載の教育支援方法。 - 前記第2の端末装置が、出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計すると共に、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、出席状況の集計結果情報及び正誤判定結果の集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えている請求項7に記載の教育支援方法。 - 受講者が使用すべき第1の端末装置と、講師が使用すべき第2の端末装置と、これら第1及び第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段と、テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段とを具えている教育支援システムにおいて、
前記第1の端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信するステップと、
教育管理サーバが、該解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納するステップと、
前記第2の端末装置が、正誤判定結果問合せコマンドメールを送信するステップと、
教育管理サーバが、前記コマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計し、その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信するステップ
とを具えていることを特徴とする教育支援システム。 - 受講者が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具えている教育支援システムにおいて、
前記端末装置が、受講者の操作に応じて、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを送信する解答メール送信ステップと、
教育管理サーバが、前記解答メールを受信して該メールに含まれる解答情報の正誤を判定し、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する正誤判定結果メール返信ステップ
とを具え、解答メール送信ステップ及び正誤判定結果返信ステップを、全問が正解となるまで繰り返すことを特徴とする教育支援方法。 - 前記教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段を具えており、前記正誤判定結果メール返信ステップは、
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定するステップと、
全問が正解であるか否かを判断するステップと、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信するステップ
とを具えている請求項10に記載の教育支援方法。 - 受講者が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、各受講者について出席の有無を表わす出席情報を受講者の識別情報と対応づけて格納するための出席情報格納手段を具えている教育支援システムにおいて、コンピュータを、受講者の出席情報を前記出席情報格納手段に格納する教育管理サーバとして機能させるための出席登録プログラムであって、
前記端末装置から送信された出席メールを受信して、該出席メールのデータ構成に基づいて該出席メールの書式が正しいか否かを判断する第1処理と、
出席メールの書式が正しいと判断したとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて前記出席情報格納手段に格納すると共に、その旨を含む出席登録メールを前記端末装置に返信する第2処理
とをコンピュータに実行させるための出席登録プログラム。 - 前記教育管理サーバは、各受講者について受講時の座席を表わす座席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている座席情報格納手段を具えており、前記第1処理では、座席情報格納手段から、受信した出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の座席情報を読み出し、前記第2処理では、該座席情報を含む出席登録メールを前記端末装置に返信する請求項12に記載の出席登録プログラム。
- 講師が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、各受講者について出席の有無を表わす出席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている出席情報格納手段を具えている教育支援システムにおいて、コンピュータを、受講者の出席状況の集計結果を前記端末装置に送信する教育管理サーバとして機能させるための出席状況集計プログラムであって、
前記端末装置から送信された出席状況問合せコマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計する処理と、
出席状況の集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記端末装置に送信する処理
とをコンピュータに実行させるための出席状況集計プログラム。 - 受講者が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具えている教育支援システムにおいて、コンピュータを、前記端末装置からテスト問題に対する解答情報を含む解答メールを受信して該解答情報の正誤判定を行なう教育管理サーバとして機能させるための正誤判定プログラムであって、
前記端末装置から送信された解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報の正誤の判定を行ない、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する処理
を、全問が正解となるまでコンピュータに繰り返し実行させるための正誤判定プログラム。 - 前記教育管理サーバは、テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段を具えており、前記処理は、
解答メールを受信して、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤の判定を行なう処理と、
全問が正解であるか否かを判断する処理と、
全問が正解でない場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する一方、全問が正解である場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する処理
とを具えている請求項15に記載の正誤判定プログラム。 - 講師が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報が格納されている正誤判定結果情報格納手段を具えている教育支援システムにおいて、コンピュータを、受講者の正誤判定結果の集計結果を前記端末装置に送信する教育管理サーバとして機能させるための正誤判定結果集計プログラムであって、
前記端末装置から送信された正誤判定結果問合せコマンドメールを受信して、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計する処理と、
正誤判定結果の集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記端末装置に送信する処理
とをコンピュータに実行させるための正誤判定結果集計プログラム。 - 講師が使用すべき端末装置と、該端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバとを具え、教育管理サーバは、各受講者について出席の有無を表わす出席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている出席情報格納手段と、テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報が格納されている正誤判定結果情報格納手段とを具えている教育支援システムにおいて、コンピュータを、受講者の出席状況の集計結果及び受講者の正誤判定結果の集計結果を前記端末装置に送信する教育管理サーバとして機能させるための出席状況・正誤判定結果集計プログラムであって、
前記端末装置から送信された出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを受信して、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計すると共に、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計する処理と、
出席状況の集計結果情報及び正誤判定結果の集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールを前記端末装置に送信する処理
とをコンピュータに実行させるための出席状況・正誤判定結果集計プログラム。 - 受講者が使用すべき第1の端末装置及び講師が使用すべき第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバであって、
各受講者について出席の有無を表わす出席情報を受講者の識別情報と対応づけて格納するための出席情報格納手段と、
前記第1の端末装置から送信された、受講者の識別情報を含む出席メールを受信したとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を該識別情報と対応づけて前記出席情報格納手段に格納する出席情報格納処理手段と、
前記第2の端末装置から送信された出席状況問合せコマンドメールを受信したとき、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づいて受講者の出席状況を集計する出席状況集計手段と、
出席状況の集計結果情報を含む出席状況集計結果メールを前記第2の端末装置に送信する手段
とを具えていることを特徴とする教育管理サーバ。 - 前記出席情報格納処理手段は、
出席メールを受信したとき、該出席メールのデータ構成に基づいて該出席メールの書式が正しいか否かを判断する手段と、
出席メールの書式が正しいと判断されたとき、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の出席情報を前記出席情報格納手段に格納する手段と、
出席メールの書式が正しいと判断されたとき、出席情報を登録する旨を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する出席登録メール返信手段
とを具えている請求項19に記載の教育管理サーバ。 - 各受講者について受講時の座席を表わす座席情報が受講者の識別情報と対応づけられて格納されている座席情報格納手段を具え、前記出席情報格納処理手段は、出席メールを受信したとき、座席情報格納手段から、該出席メールに含まれる識別情報を有する受講者の座席情報を読み出す情報読出し手段を具え、前記出席登録メール返信手段は、該座席情報を含む出席登録メールを前記第1の端末装置に返信する請求項20に記載の教育管理サーバ。
- 前記第1の端末装置から送信された、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報の正誤の判定を行ない、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する処理を、全問が正解となるまで繰り返す請求項21に記載の教育管理サーバ。
- テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段と、
前記第1の端末装置から送信された解答メールを受信したとき、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤の判定を行なう手段と、
全問が正解であるか否かを判断する手段と、
全問が正解でないと判断された場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する一方、全問が正解であると判断された場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記第1の端末装置に返信する手段
とを具えている請求項22に記載の教育管理サーバ。 - 前記テスト問題は、テスト用紙に記載されており、
テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段と、
解答情報の正誤判定が行なわれた後、その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納する手段と、
前記第2の端末装置から送信された正誤判定結果問合せコマンドメールを受信したとき、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計する手段と、
正誤判定結果の集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信する手段
とを具えている請求項23に記載の教育管理サーバ。 - 前記第2の端末装置から送信された出席状況・正誤判定結果問合せコマンドメールを受信したとき、前記出席情報格納手段に格納されている出席情報に基づき受講者の出席状況を集計すると共に、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計する手段と、
出席状況の集計結果情報及び正誤判定結果の集計結果情報を含む出席状況・正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信する手段
とを具えている請求項24に記載の教育管理サーバ。 - 受講者が使用すべき第1の端末装置及び講師が使用すべき第2の端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバであって、
テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段と、
テスト問題に対する受講者の解答の正誤判定結果情報を格納するための正誤判定結果情報格納手段と、
前記第1の端末装置から送信された、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを受信したとき、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤を判定する手段と、
その正誤判定結果情報を前記正誤判定結果情報格納手段に格納する手段と、
前記第2の端末装置から送信された正誤判定結果問合せコマンドメールを受信したとき、前記正誤判定結果情報格納手段に格納されている正誤判定結果情報に基づき受講者の正誤判定結果を集計する手段と、
その集計結果情報を含む正誤判定集計結果メールを前記第2の端末装置に送信する手段
とを具えていることを特徴とする教育管理サーバ。 - 受講者が使用すべき端末装置とインターネットプロトコル網を介して通信を行なうことが可能な教育管理サーバであって、前記端末装置から送信された、テスト問題に対する解答情報を含む解答メールを受信して該解答メールに含まれる解答情報の正誤の判定を行ない、その正誤判定結果情報を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する処理を、全問が正解となるまで繰り返すことを特徴とする教育管理サーバ。
- テスト問題に対する正答情報が格納されている正答情報格納手段と、
前記端末装置から送信された解答メールを受信したとき、該解答メールに含まれる解答情報と前記正答情報格納手段に格納されている正答情報とを比較することによって、該解答情報の正誤の判定を行なう手段と、
全問が正解であるか否かを判断する手段と、
全問が正解でないと判断された場合には、全問が正解となるまで解答メールの送信を繰り返すべき旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する一方、全問が正解であると判断された場合には、その旨を含む正誤判定結果メールを前記端末装置に返信する手段
とを具えている請求項27に記載の教育管理サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004071160A JP2005258922A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 教育支援システム及び教育支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004071160A JP2005258922A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 教育支援システム及び教育支援方法 |
Publications (1)
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---|---|---|---|---|
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