JP2005258902A - 処理システムおよび方法およびプログラム - Google Patents

処理システムおよび方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005258902A
JP2005258902A JP2004070921A JP2004070921A JP2005258902A JP 2005258902 A JP2005258902 A JP 2005258902A JP 2004070921 A JP2004070921 A JP 2004070921A JP 2004070921 A JP2004070921 A JP 2004070921A JP 2005258902 A JP2005258902 A JP 2005258902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
performance
module
measuring
performance measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004070921A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yokota
悟 横田
Yohei Uchiumi
洋平 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004070921A priority Critical patent/JP2005258902A/ja
Publication of JP2005258902A publication Critical patent/JP2005258902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】
各処理装置の性能を手動で測定してモジュールを1台づつインストールすることなく、自動的に分散インストールが行えるようにした処理システムおよび方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
処理サーバ120で性能測定を行い、性能測定の結果に基づいて管理サーバ100でインストールを行うモジュールを決定し、該モジュールを処理サーバ120に自動的にインストールする。また、管理サーバ100の管理部107で、随時、処理サーバ120の性能測定を行い、測定結果に基づいて必要であればモジュールの入れ替えを自動的に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の処理を実現するモジュールを複数の処理装置に分散配置する処理システムおよび方法およびプログラムに関し、特に、処理装置の性能を測定し、測定結果に基づいてインストールするモジュールを決定し、処理装置に最適なモジュールをインストールすることができるようにした処理システムおよび方法およびプログラムに関する。
一般に、複数のサーバに処理を分散させる場合には人の手を介してサーバの性能をメモリ搭載量などの静的な条件で判断し、サーバ1台1台に対して手作業でモジュールをインストールする必要がある。
このため、最適なモジュールの分散配置を行うにはインストールを行うサーバの性能を測定し、測定結果に基づいて、手動でインストールする必要があるためコストがかかり効率性がよいとは言えない。また、サーバの運用を開始した後の運用保守において、常時サーバトラフィックなどを監視することによりシステムを管理し、業務拡大などによる機能拡張においては、モジュールを手動で入れ替えなければならないため時間やコストがかかり、生産性、拡張性に満足することはできない。
ある特定の処理を行うサーバが過負荷状態に陥ったときに代替サーバに処理を移管することにより処理を継続させる従来技術として、特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1に開示された従来技術においては、実行するタイミングで負荷分散を行うことができ、また広域ネットワーク網を用いて負荷分散することも可能である。
また、サーバのネットワーク性能を測定することを可能にした従来技術としては、特許文献2に開示されたものがある。
この特許文献2に開示された従来技術においては、アプリケーションプログラムのプロトコル処理を含めた転送性能の測定を行うことを可能にしている。
特許文献3に示された従来技術においては、連続監視することが出来る監視システムを用いることでリアルタイムにサーバの性能を監視・測定し、サーバの状態が指定した警報状態を満たすときに警報メッセージを作成し、伝送することを可能にしている。
特開平09−106381 特開平11−284691 特表2003−508849
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、実行中のサーバ負荷状態が過負荷状態になる場合に代替サーバで処理を分散するようにしているが、ある特定の機能を実現するモジュールをインストールする時にマシン性能を評価することで事前に負荷分散を行い、該モジュールを最適に配置することができないという問題がある。
また、特許文献2に示された従来技術では、ネットワーク上でのプロトコル処理を含めた転送性能を評価しているが、負荷分散に対応して処理サービスを自動的にインストールすることはできない。
さらに、特許文献3に示された従来技術では、監視システムを用いることによってリアルタイムにサーバ性能を測定しているが、サーバの性能を測定する一手段でありサーバ性能の測定結果を考慮して特定の機能を実現するモジュールを自動的にインストールすることはできない。
そこで、本発明は、各処理装置の性能を手動で測定してモジュールを1台づつインストールすることなく、自動的に分散インストールが行えるようにした処理システムおよび方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおいて、前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールをそれぞれインストールする性能測定ツールインストール手段と、前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能をそれぞれ測定する性能測定手段と、前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を収集する性能情報収集手段と、前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定する決定手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記性能測定ツールは、前記複数の処理装置に前記処理を分散処理させる場合の各処理装置の性能を測定するツールであり、前記性能測定手段は、前記性能測定ツールを用いて各処理装置の前記分散処理の実行に係わる性能をそれぞれ測定し、前記決定手段は、各処理装置にインストールする前記分散処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記決定手段により決定された前記モジュールを各処理装置にインストールするモジュールインストール手段と、前記モジュールインストール手段によってインストールした前記モジュールと該モジュールをインストールした前記処理装置のと対応を示すモジュール配置情報を管理する管理手段と、前記管理手段で管理される前記モジュール配置情報を前記処理装置に通知するモジュール配置情報通知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至のいずれかの発明において、前記モジュールインストール手段により前記モジュールがインストールされた前記処理装置に対して前記性能測定手段を用いて随時性能測定を行い、該性能測定の結果によって前記モジュールの入れ替えを行う保守手段を更に具備し、前記保守手段による前記モジュールの入れ替え結果を管理者に対して通知することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおける処理方法において、前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールを性能測定ツールインストール手段によりそれぞれインストールし、前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能を性能測定手段によりそれぞれ測定し、前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を性能情報収集手段により収集し、前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおける処理をコンピュータにより実行させる処理プログラムであって、前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールを性能測定ツールインストール手段によりそれぞれインストールするステップと、前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能を性能測定手段によりそれぞれ測定するステップと、前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を性能情報収集手段により収集するステップと、前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、処理装置の性能を測定し、該性能測定結果に基づいて自動的にモジュールを処理装置に分散してインストールし、また、分散インストールしたモジュールに対しても随時、性能測定を行って性能測定の結果を管理者に対して通知するように構成したので、処理装置の性能を手動で測定してモジュールを1台づつインストールすることなく、自動的に分散インストールが行え、また、随時性能測定の結果を継続して管理者に通知しているので業務拡大やトラフィックの増大などによるシステムの過負荷状態が早急に検知でき、保守性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明に係わる処理システムおよび方法およびプログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係わる処理システムおよび方法およびプログラムを適用して構成した処理管理システムのシステム構成図である。
図1において、この処理システムは、管理サーバ100、処理サーバ120を具備して構成される。
管理サーバ100は、特定の機能を実現するモジュールを処理サーバ120に自動インストールを行い、自動インストールしたモジュールと処理サーバ120との対応を示すモジュール配置情報を管理し、さらに、それぞれのモジュールが持つ機能を実行する際に負荷分散の制御を行う装置である。
処理サーバ120は、自分自身の処理性能を測定し、測定結果に基づいて管理サーバから配置されたモジュールのインストールを行い、モジュールが持つ機能を複数の処理サーバ120で分散処理を実現する装置である。
管理サーバ100では、インタフェース101、制御部102、指示部103、取得部104、決定部105、インストール部106、管理部107、計算部108、通知部109を具備して構成される。
インタフェース101は、処理サーバ120とのネットワーク接続を実現する。
制御部102は、処理サーバ120の性能測定結果に基づいてインストールするモジュールを決定するなどの本システムにおけるメインの分散管理制御を行う。
指示部103では、処理サーバ120の性能測定を行うためのプログラムを取得するように指示を行う。
取得部104では、処理サーバ120で性能を測定した結果を取得する。
決定部105では、取得部104で取得した処理サーバ120の性能測定結果に基づいて上記特定の機能を実現するモジュールをインストールする処理サーバを決定する。
インストール部106では、決定部105により決定された処理サーバ120に特定の機能を実現するモジュールをインストールする。
管理部107では、インストール部106により特定の機能を実現するモジュールをインストールした処理サーバ120との関係を示すモジュール配置情報を管理し、随時、取得部104で処理サーバ120で性能を測定した結果を取得し、取得結果に基づいて最適なモジュールの配置換え(入れ替え)を自動的に行う。
ここで、管理部107によるモジュール配置情報の管理によってどの処理サーバにどの機能を持つモジュールをインストールしたかを識別できるようになり、これによりモジュールの入れ替えや保守作業を容易に行うことができるようになる。
計算部108では、取得部104により取得した処理サーバ120の性能測定結果に基づいて、モジュールをインストールする処理サーバ120の最適な台数をM/M/n待ち行列モデルを用いることにより決定する。
通知部109は、管理部107で管理される性能測定結果や該測定結果に基づいて実行したモジュールの配置換えの結果を管理者に対して通知する。
処理サーバ120は、インタフェース121、取得部122、測定部123、インストール部124、保存部125、処理部126を具備して構成される。
インタフェース121は、メインサーバとのネットワーク接続を実現する。
取得部122は、管理サーバ100の指示部103からの指示により性能測定を行うプログラムを取得する。
測定部123は、取得部122で取得した性能測定プログラムを用いて装置の性能を測定する。
ここで測定部123での性能測定は、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)やメモリ(主記憶)などの静的な性能評価データを用いて測定するにとどまらず、管理サーバ100とのネットワーク通信量やネットワーク帯域幅に対する使用割合(専有率)、伝送損失率、処理サーバの台数等の動的な性能評価データを用いて測定を行う。このとき、動的な性能評価データは、常に変化するためある一定時間における平均値を用いることで対応する。
インストール部124は、測定部123で測定した性能に対して管理サーバ100の決定部105で決定したモジュールをインストールする。
保存部125は、インストール部124によってインストールされたモジュールや性能測定を行う性能測定プログラムを保存しておく。
処理部126は、インストールされたモジュールを実行することによりモジュールの持つ特定の機能を実現する。
ここで、処理部126での処理は、インストール部124でインストールしたモジュールの持つ特定の機能を複数の処理サーバ120で分散処理して実現することが可能である。例えば、処理サーバAに対して管理サーバ100のインストール部106からモジュール1をインストールし、それと同様に処理サーバBに対して管理サーバ100のインストール部106からモジュール1をインストールすることで、ある特定の機能を持つモジュール1が処理サーバAと処理サーバBに双方にインストールされた状態になる。この状態から処理依頼の行われたモジュール1の機能を処理サーバAと処理サーバBで分散して実現することができる。
このような構成によると、処理サーバ120で性能測定を行い、性能測定の結果に基づいて管理サーバ100でインストールを行うモジュールを決定し、処理サーバ120にインストールすることで、処理サーバの持つ性能を見極めて最適なモジュールを自動的にインストールすることができるようになる。さらには複数の処理サーバに同じ機能を持つモジュールをインストールすることもできるので、コンポーネントレベルでの負荷分散も行うことができるようになる。また、管理サーバ100の管理部107で、随時、処理サーバ120の性能測定を行い、モジュールの入れ替えを自動的に行うことができるので保守性が向上する。
図2は、メインサーバ100と複数の処理サーバ120との間におけるシーケンスを示す図である。
図2には、管理サーバ100からそれぞれの処理サーバ120の性能を測定を行うように指示を行い(S201,S203,S205)、性能測定の指示を受け付けた処理サーバ(処理サーバ1、処理サーバ2、処理サーバ3)は性能測定プログラムを用いて自らの性能を測定し、性能測定の結果を管理サーバ100に対して送出する(S202,S204,S206)。管理サーバ100では、取得した性能測定の結果に基づいて処理サーバ120に配置するモジュールの決定を行い、モジュールを処理サーバ120に対して配置する(S207)。モジュールがインストールされた処理サーバ(処理サーバ1、処理サーバ2、処理サーバ3)では、随時、性能測定を実施し、測定で得た結果を管理サーバ100に対して通知する(S208)。
図3は、モジュールがインストールされた状態でのモジュールの持つ機能を実行する例を示す。
図3には、マルチスレッドで処理が行えるプログラムの負荷分散処理を示しており、例えば、処理サーバA(301)にモジュールaとモジュールcがインストールされており、処理サーバB(302)にはモジュールbがインストールされており、処理サーバC(303)には、モジュールaとモジュールdがインストールされており、処理サーバD(304)には、モジュールbとモジュールeがインストールされている状態が示されている。
処理依頼を行うクライアントからモジュールaとモジュールcにより構成され、モジュールaの処理を行った後にモジュールcの処理を行うプログラムに対する実行命令が100個送出されてきた場合に、負荷分散の制御を行う負荷分散サーバを介してモジュールaとモジュールcを実装する処理サーバで処理を行うことで負荷分散を行う。ここでいう負荷分散サーバは、本発明の管理サーバ100が負荷分散機能を持つことように構成しても良いし、新たに負荷分散を行うサーバを設けるように構成しても良い。
まず、モジュールaを実装する処理サーバA(301)と処理サーバC(303)が互いに連携し合い、共に50個づつの実効命令を実行する。このとき、処理サーバA(301)と処理サーバC(303)がそれぞれ100個全ての命令を実行し、互いの処理結果を比較することで信頼性を高めるような構成にしてもよい。
次に、モジュールaの処理が終わるとモジュールcを実装する処理サーバA(301)が応答し、100個分の実行命令を処理する。
これにより、モジュールaとモジュールcから構成されるプログラムに対してサーバ性能を考慮したモジュールの配置によって最適な負荷分散を行うことができる。
図4は、本発明のモジュールの配置をシミュレートするシミュレート図である。
図4には、管理部107で管理されている処理サーバの性能を示す値とネットワーク帯域幅のデータをもとに、モジュールの割り当てをシミュレートしている。例えば、処理サーバAにモジュールaを配置し、処理サーバBにモジュールbを配置し、処理サーバCにモジュールaとモジュールcを配置しており、このときの平均的な処理時間を計算する。同様に全てのシチュエーションでシミュレートを行い、最も短い処理時間を算出するルートをモジュールの配置候補とする。
このとき複数台の処理サーバに同じ機能を持つモジュールを割り当てる計算方法としてM/M/n待ち行列モデルを用いて計算してもよい。
以上の処理によって、本発明の処理管理システムでは、モジュールの機能を実現する処理サーバの性能を測定し、測定結果に基づいて最適なモジュールの配置を行うことができる。
実施例1に示す処理では、モジュールをインストールする処理装置の決定を装置同士の性能を比較して決定しているが、あらかじめ管理サーバ100にモジュールの設置条件を設定しておき、設定条件を満たす処理サーバ120に対してモジュールをインストールするように構成してもよい。
図5は、モジュールをインストールするための条件が示されたテーブル図である。
図5には、モジュールをインストールするための必要条件が示されている。例えば、「ID=001」の行に示されている制御モジュールに対しては、必要条件として「メモリ512MB(メガバイト)以上、HDD100GB(ギガバイト)以上」が示されており、さらに同一グループに所属するモジュール間の優先順位として「1」が示されている。モジュールをインストールするための必要条件がいずれの処理サーバも満たさなければ、モジュール間の優先順位に従って、必要条件に酷似する処理サーバを配置する。
図6は、処理サーバ120の性能測定を行った結果の一覧を示すテーブル図である。
図6には、処理サーバ120の測定部123で測定した性能の結果を一覧にまとめたものであり、例えば、処理サーバAの性能結果として「CPU:2GHz、メモリ:512MB、HDD:80G、ネットワーク帯域幅:10Mbps、伝送損失率:30%」が示されている。
図5に示されたモジュールの配置必要条件と図6に示された処理サーバ性能とを比較検討し、最適なモジュール配置を実現することができる。
次に、モジュールの配置必要条件と処理サーバの性能から処理サーバに最適なモジュールの配置を行う手順を示す。
図7は、実施例2に示す方法におけるモジュールの配置(割り当て)手順を示すフローチャートである。
図7では、インストールを行う処理サーバの性能測定が行われ、測定結果で図6に示すテーブルを作成した後、モジュールの配置を決定する処理に遷移した場合に本フローが開始され、モジュールの必要条件を示したテーブルに示されているモジュール数分だけ処理が行われる(ステップ701)。
モジュールの配置必要条件を満たす処理サーバをモジュールを配置していない処理サーバから検索する(ステップ702)。検索した結果、ヒットしたかどうかの判定を行い(ステップ703)、検索条件に一致する場合(ステップ703でYES)には、モジュールを該当処理サーバに対して配置する(ステップ704)。検索条件に一致しない場合(ステップ703でNO)には、モジュールが割り当てられている処理サーバを検索し(ステップ705)、図5のモジュールの配置条件を示すテーブルに示された優先順位に基づいて処理サーバに対してモジュールを割り当てる(ステップ706)。
このとき、割り当てが行われなかったモジュールまたは、優先順位により処理サーバに割り当てを譲らざる負えなかったモジュールに対しては、モジュールの配置必要条件を満たす処理サーバの検索(ステップ702)からやり直す。
モジュールを配置していない処理サーバにモジュールのインストール条件が当てはまった場合(ステップ703でYES)には、次のモジュールのへ移す処理(ステップ707)が行われ、上記処理(ステップ702〜ステップ706)が再度行われる。
以上の処理により、処理サーバには最適なモジュールの割り当て(配置)が行うことができる。
従って、本発明を適用することにより、モジュールの分散配置を行うシステムにおいて、最適なモジュール配置が自動的に行うことができ、さらに、モジュールの配置を行った後でも随時、性能測定を行うことにより、ネットワークの負荷状況を把握することが容易になる。これにより、システムの構築に伴うモジュールの配置を自動的に行うことができるようになるため作業量の軽減、生産性の向上、保守性の向上といった効果を期待できる。
なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能な処理プログラムによっても実現することができる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明は、ネットワーク負荷分散(NLB:Network Load Balancing)やコンポーネント負荷分散(CLB:Component Load Balancing)を行う必要があるシステムの処理管理システムに適用でき、処理を行うサーバの性能を測定して性能に適合したモジュールを複数のサーバに自動的にインストールすることが出来るので、サーバのリソースを効率的に使用することができ、さらに過負荷状態を未然に防ぐことができ、パフォーマンスやフォールトトレランスを高めたシステムの開発を実現するのに有効である。
本発明に係わる処理システムのシステム構成図。 本発明に係わる処理システムのシーケンス図。 本発明におけるモジュールの実行例を示す図。 本発明のモジュールの配置をシミュレートするシミュレート図。 本発明におけるモジュールをインストールするための条件が示された実施例2のテーブル図。 本発明に係わる処理システム上の処理サーバ120の性能測定を行った結果の一覧を示す実施例2のテーブル図。 本発明におけるモジュールの配置(割り当て)手順を示す実施例2のフローチャート。
符号の説明
100 管理サーバ
101 インタフェース
102 制御部
103 指示部
104 取得部
105 決定部
106 インストール部
107 管理部
108 計算部
109 通知部
120 処理サーバ
121 インタフェース
122 取得部
123 測定部
124 インストール部
125 保存部
126 処理部
301 処理サーバA
302 処理サーバB
303 処理サーバC
304 処理サーバD

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおいて、
    前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールをそれぞれインストールする性能測定ツールインストール手段と、
    前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能をそれぞれ測定する性能測定手段と、
    前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を収集する性能情報収集手段と、
    前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定する決定手段と
    を具備することを特徴とする処理システム。
  2. 前記性能測定ツールは、
    前記複数の処理装置に前記処理を分散処理させる場合の各処理装置の性能を測定するツールであり、
    前記性能測定手段は、
    前記性能測定ツールを用いて各処理装置の前記分散処理の実行に係わる性能をそれぞれ測定し、
    前記決定手段は、
    各処理装置にインストールする前記分散処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の処理システム。
  3. 前記決定手段により決定された前記モジュールを各処理装置にインストールするモジュールインストール手段と、
    前記モジュールインストール手段によってインストールした前記モジュールと該モジュールをインストールした前記処理装置のと対応を示すモジュール配置情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段で管理される前記モジュール配置情報を前記処理装置に通知するモジュール配置情報通知手段と
    を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の処理システム。
  4. 前記モジュールインストール手段により前記モジュールがインストールされた前記処理装置に対して前記性能測定手段を用いて随時性能測定を行い、該性能測定の結果によって前記モジュールの入れ替えを行う保守手段
    を更に具備し、
    前記保守手段による前記モジュールの入れ替え結果を管理者に対して通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の処理システム。
  5. ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおける処理方法において、
    前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールを性能測定ツールインストール手段によりそれぞれインストールし、
    前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能を性能測定手段によりそれぞれ測定し、
    前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を性能情報収集手段により収集し、
    前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定する
    ことを特徴とする処理方法。
  6. ネットワークを介して接続された複数の処理装置にそれぞれモジュールをインストールして処理を実行する処理システムにおける処理をコンピュータにより実行させる処理プログラムであって、
    前記処理装置に前記処理の実行に係わる性能を測定する性能測定ツールを性能測定ツールインストール手段によりそれぞれインストールするステップと、
    前記性能測定ツールインストール手段によりインストールされた性能測定ツールを用いて各処理装置の前記処理の実行に係わる性能を性能測定手段によりそれぞれ測定するステップと、
    前記性能測定手段により測定された各処理装置の前記処理の実行に係わる性能情報を性能情報収集手段により収集するステップと、
    前記性能情報収集手段で収集された性能情報に基づき各処理装置にインストールする前記処理を実行するためのモジュールをそれぞれ決定するステップと
    を含むことを特徴とする処理プログラム。
JP2004070921A 2004-03-12 2004-03-12 処理システムおよび方法およびプログラム Pending JP2005258902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070921A JP2005258902A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 処理システムおよび方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070921A JP2005258902A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 処理システムおよび方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005258902A true JP2005258902A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35084539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004070921A Pending JP2005258902A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 処理システムおよび方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005258902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011132475A1 (ja) * 2010-04-19 2011-10-27 日本電気株式会社 処理手順管理装置、処理手順管理方法、処理手順管理システム、および処理手順管理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011132475A1 (ja) * 2010-04-19 2011-10-27 日本電気株式会社 処理手順管理装置、処理手順管理方法、処理手順管理システム、および処理手順管理プログラム
JP4888618B2 (ja) * 2010-04-19 2012-02-29 日本電気株式会社 処理手順管理装置、処理手順管理方法、処理手順管理システム、および処理手順管理プログラム
US8359293B2 (en) 2010-04-19 2013-01-22 Nec Corporation Processing procedure management device, processing procedure management method, processing procedure management system, and processing procedure management program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019117593A1 (ko) 컨테이너 기반의 자원 할당을 지원하는 클라우드 컴퓨팅 장치 및 방법
US8191069B2 (en) Method of monitoring performance of virtual computer and apparatus using the method
Veeraraghavan et al. Kraken: Leveraging live traffic tests to identify and resolve resource utilization bottlenecks in large scale web services
US10225333B2 (en) Management method and apparatus
JP5458308B2 (ja) 仮想計算機システム、仮想計算機システムの監視方法及びネットワーク装置
JP4677813B2 (ja) サーバ性能計測方法及びサーバ性能計測システム並びにこれらに用いるコンピュータプログラム
KR20170029263A (ko) 부하 분산 장치 및 방법
US20160156567A1 (en) Allocation method of a computer resource and computer system
WO2013104217A1 (zh) 基于云基础设施的针对应用系统维护部署的管理系统和方法
US20180349130A1 (en) Autonomous upgrade of deployed resources in a distributed computing environment
CN105872061B (zh) 一种服务器集群管理方法、装置及系统
CN104360878A (zh) 一种应用软件部署的方法及装置
US20170054592A1 (en) Allocation of cloud computing resources
CN102497409A (zh) 一种云计算系统资源管理的方法
CN107430526B (zh) 用于调度数据处理的方法和节点
CN109117244B (zh) 一种虚拟机资源申请排队机制的实现方法
KR101256918B1 (ko) 클라우드 서비스의 확장성과 가용성을 향상시키는 방법 및 그 시스템
CN103827831A (zh) 活动模块诊断测试
JP2016146020A (ja) データ分析システム及び分析方法
US11435812B1 (en) Efficient utilization of spare datacenter capacity
JP2016177324A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2006344091A (ja) システム再構成自動化装置
JP2005258902A (ja) 処理システムおよび方法およびプログラム
JP6094272B2 (ja) 管理システム、管理方法、管理プログラム及び管理装置
CN112398707B (zh) 分布式自动化测试管理方法、装置、设备及存储介质