JP2005257196A - 保存庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷媒管の配管作業を簡素化し、庫内壁面の温度差を極力抑える。
【解決手段】 ベースシート31上に溝状のブライン管32を蛇行状に配管形成した合成樹脂製のブライン管形成シート30の裏面に、樹脂シート35が溶着される。樹脂シート35の裏面に熱良導性の伝熱シート36と、接着シート38が貼り付けられて、ブライン管アッセンブリ40が構成される。アッセンブリ40は、接着シート38の剥離紙を剥がしたのち、内箱12の対応する配管面18に押し付けられて接着される。伝熱シート36ともどもブライン管32の配管作業が迅速に行える。ブライン管32内を流通するブラインの冷熱は、樹脂シート35を通して伝熱シート36に伝わってその全面に拡散され、そののち内箱12の配管面18に伝達される。そのため、内箱12が全面にわたって一様に冷却され、庫内壁面に場所によって温度差が出ることが極力防がれる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、庫内壁に沿って配管された冷媒管に冷媒を循環させることで庫内を冷却するようにした保存庫に関する。
例えば恒温高湿庫は、生鮮食品の鮮度を長期にわたって維持できるように、庫内を高湿度に保ちつつ冷却するものであり、本体を構成する断熱箱体の内箱の裏面(外面)に銅管からなるブライン管が蛇行状に配管され、冷凍装置により冷却されたブラインがブライン管に循環流通されることで、内箱の冷却を介して庫内が間接冷却されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ここで従来、ブライン管を内箱の裏面に固定する手段としては、図8に示すように、ブライン管1を内箱2の裏面に当ててアルミ箔テープ3を貼り付ける方法が採られていた。
特公平3−45306号公報
ここで従来、ブライン管を内箱の裏面に固定する手段としては、図8に示すように、ブライン管1を内箱2の裏面に当ててアルミ箔テープ3を貼り付ける方法が採られていた。
しかるに従来のものでは、ブライン管1を固定するに当たり、ブライン管1に沿ってアルミ箔テープ3をいちいち貼らねばならないため、その作業に手間が掛かって生産性が悪いという問題があった。
また上記構造の場合、ブライン管1から内箱2への冷熱の伝達経路は、ブライン管1と内箱2とが直接接触する部分4が主で、アルミ箔テープ3が貼られた部分で補助的に伝熱することになるが、いずれにしても、伝熱を受ける部分とそうでない部分とで、庫内壁面(内箱2)に温度差が生ずる。このように温度差ができると、低温の部分で結露が生じやすくなり、結果として庫内の湿度を下げてしまうおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷媒管の配管作業を簡素化するところにある。また他の目的は、庫内壁面に温度差が出るのを極力抑えるところにある。
また上記構造の場合、ブライン管1から内箱2への冷熱の伝達経路は、ブライン管1と内箱2とが直接接触する部分4が主で、アルミ箔テープ3が貼られた部分で補助的に伝熱することになるが、いずれにしても、伝熱を受ける部分とそうでない部分とで、庫内壁面(内箱2)に温度差が生ずる。このように温度差ができると、低温の部分で結露が生じやすくなり、結果として庫内の湿度を下げてしまうおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷媒管の配管作業を簡素化するところにある。また他の目的は、庫内壁面に温度差が出るのを極力抑えるところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内箱と外箱との間に断熱材を充填してなる断熱箱体により保存庫本体が形成され、前記内箱の断熱材と対向する側の面に沿って冷媒管を配管してこの冷媒管に冷媒を流通させることで庫内を冷却するようにした保存庫において、前記内箱における冷媒管の配管面に当てられる樹脂シートの表面側に合成樹脂製の冷媒管が配管され、前記樹脂シートの裏面が前記配管面に接着されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記樹脂シートと前記配管面との間に、熱良導性の伝熱層が介装されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記伝熱層が前記樹脂シートの裏面に予め設けられてアッセンブリ化されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記伝熱層が前記樹脂シートの裏面に予め設けられてアッセンブリ化されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
合成樹脂製の冷媒管が樹脂シートの表面側に配管された構造であるから、樹脂シートを配管面に貼ることにより冷媒管の配管が自ずからでき、配管作業を簡単に行うことができる。
<請求項2の発明>
冷媒管内を流通する冷媒の冷熱は、樹脂シートから伝熱層に伝わってその全面に拡散され、この伝熱層から内箱における配管面に伝達される。そのため、内箱が全面にわたって一様に冷却され、庫内壁面に場所によって温度差が出ることが極力防がれる。その結果、庫内で不必要に結露することが防がれ、ひいては庫内の湿度低下が防止される。
<請求項3の発明>
伝熱層を含めた冷媒管の配管作業を迅速に行うことができる。
合成樹脂製の冷媒管が樹脂シートの表面側に配管された構造であるから、樹脂シートを配管面に貼ることにより冷媒管の配管が自ずからでき、配管作業を簡単に行うことができる。
<請求項2の発明>
冷媒管内を流通する冷媒の冷熱は、樹脂シートから伝熱層に伝わってその全面に拡散され、この伝熱層から内箱における配管面に伝達される。そのため、内箱が全面にわたって一様に冷却され、庫内壁面に場所によって温度差が出ることが極力防がれる。その結果、庫内で不必要に結露することが防がれ、ひいては庫内の湿度低下が防止される。
<請求項3の発明>
伝熱層を含めた冷媒管の配管作業を迅速に行うことができる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。この実施形態では、恒温高湿庫を例示している。
図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、縦長の断熱箱体により形成されている。断熱箱体は、前面を開口した縦長の外箱11内に、同じく前面を開口したほぼ立方体をなす上下2個の内箱12が間隔を開けて収納され、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填して形成されている。本体10の内部には上下2個の保存室14が形成され、各保存室14の前面開口に、それぞれ断熱扉15が開閉可能に設けられている。
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。この実施形態では、恒温高湿庫を例示している。
図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、縦長の断熱箱体により形成されている。断熱箱体は、前面を開口した縦長の外箱11内に、同じく前面を開口したほぼ立方体をなす上下2個の内箱12が間隔を開けて収納され、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填して形成されている。本体10の内部には上下2個の保存室14が形成され、各保存室14の前面開口に、それぞれ断熱扉15が開閉可能に設けられている。
各保存室14内は基本的には、冷凍装置20により一次冷却されたブラインBの冷熱を介して二次冷却されるようになっている。冷凍装置20は、圧縮機21、凝縮器22、ドライヤ23、キャピラリチューブ24(膨張弁)及び蒸発器25を一次冷媒配管によって循環接続することにより、公知の冷凍サイクルを構成したものである。
ブラインBの供給手段としては、ブラインBを貯留可能なタンク27が備えられ、その中に冷凍装置20の蒸発器25が浸漬状態で装備されている。
一方、タンク27内のブラインBを循環流通させる2本のブライン供給路28a,28bが設けられ、各ブライン供給路28a,28bにはポンプ29が介設されているとともに、それぞれの途中位置に設けられたブライン管32が、後記するように上下の保存室14の壁面に沿って配管されている。
ブラインBの供給手段としては、ブラインBを貯留可能なタンク27が備えられ、その中に冷凍装置20の蒸発器25が浸漬状態で装備されている。
一方、タンク27内のブラインBを循環流通させる2本のブライン供給路28a,28bが設けられ、各ブライン供給路28a,28bにはポンプ29が介設されているとともに、それぞれの途中位置に設けられたブライン管32が、後記するように上下の保存室14の壁面に沿って配管されている。
続いて、各保存室14におけるブライン管32の配管構造について説明する。ブライン管32は、図2及び図3に示すように、保存室14の壁面を構成する内箱12のうちの、上面17a、左右両側面17b,17c及び背面17dの4面における裏面(外面)に配管されるようなっている。以下、これらの面を配管面18と称する。
一方、ブライン管形成シート30が備えられる。このブライン管形成シート30は、ポリプロピレン等の耐薬品性に優れた合成樹脂製の母材シートを真空成形することにより、内箱12における各配管面18のほぼ全面にわたる大きさを持ったベースシート31の表面側に、溝状に膨出されたブライン管32を蛇行状に配管して一体形成した形状となっている。ブライン管32は、図4に示すように、底部側(ベースシート31側)で溝幅一杯に開口している。各ブライン管形成シート30は、共通の形状に形成されている。
また、ブライン管32は、上記したようにベースシート31の表面上で複数条にわたって蛇行状に配されているが、その両端には円形断面の接続口33が形成されている。両接続口33は、ベースシート31におけるブライン管32の直線部分と直交する1辺の両端部に、互いに平行となって同方向を向いて臨んでいる。ベースシート31における両接続口33が臨んだ位置の角には、切欠34が形成されている。
また、ブライン管32は、上記したようにベースシート31の表面上で複数条にわたって蛇行状に配されているが、その両端には円形断面の接続口33が形成されている。両接続口33は、ベースシート31におけるブライン管32の直線部分と直交する1辺の両端部に、互いに平行となって同方向を向いて臨んでいる。ベースシート31における両接続口33が臨んだ位置の角には、切欠34が形成されている。
ブライン管形成シート30のベースシート31の裏面には、このブライン管形成シート30と同じ合成樹脂材になる樹脂シート35が、全面にわたって熱溶着により貼り付けられ、ブライン管32の開口が密閉されている。
この樹脂シート35の裏面には、アルミ箔等の熱伝導率の高い金属薄板からなる伝熱シート36が、接着剤等でほぼ全面にわたって貼り付けられている。さらに、伝熱シート36を内箱12の配管面18に貼り付けるために、伝熱シート36の裏面には、両面を接着面とした接着シート38が貼り付けられている。ただし、この接着シート38の露出面には剥離紙(図示せず)が貼られている。これにより、ブライン管アッセンブリ40(以下、単にアッセンブリ40という)が構成されている。
また、図2に示すように、各アッセンブリ40におけるブライン管32の接続口33同士を繋ぐために、樹脂パイプや金属パイプからなる適宜の接続管41〜44が備えられている。
この樹脂シート35の裏面には、アルミ箔等の熱伝導率の高い金属薄板からなる伝熱シート36が、接着剤等でほぼ全面にわたって貼り付けられている。さらに、伝熱シート36を内箱12の配管面18に貼り付けるために、伝熱シート36の裏面には、両面を接着面とした接着シート38が貼り付けられている。ただし、この接着シート38の露出面には剥離紙(図示せず)が貼られている。これにより、ブライン管アッセンブリ40(以下、単にアッセンブリ40という)が構成されている。
また、図2に示すように、各アッセンブリ40におけるブライン管32の接続口33同士を繋ぐために、樹脂パイプや金属パイプからなる適宜の接続管41〜44が備えられている。
ブライン管32を配管する手順としては、まず各アッセンブリ40が所定の向きに向けられ、例えば図2に示すように、内箱12の背面17dに装着されるものは、両接続口33を正面から見て右(同図では左手前)に向けた姿勢、他の上面17a及び左右の側面17b,17cに装着される3枚は、それぞれ両接続口33を後方(同図の手前側)に向けた姿勢とされる。そして、各アッセンブリ40は、接着シート38の剥離紙(図示せず)を剥がしたのち、図5の矢線に示すように、内箱12の対応する配管面18に押し付けられて接着される。
4枚のアッセンブリ40が内箱12の各配管面18に装着されたら、図3に示すように、背面17d側に配されたブライン管32の上側の接続口33に対して入口管45が上向きに接続され、続いて同背面17d側のブライン管32の下側の接続口33と、右側面17c側のブライン管32の下側の接続口33同士が接続管41により、同右側面17c側のブライン管32の上側の接続口33と、上面17a側のブライン管32の隣接する接続口33同士が接続管42により、同上面17a側のブライン管32の反対側の接続口33と、左側面17b側のブライン管32の上側の接続口33同士が接続管43によって順次に接続され、最後に、同左側面17b側のブライン管32の下側の接続口33に、接続管44を介して上向きに出口管46が接続される。
上下の内箱12について、上記のような配管作業が行われる。このように内箱12の配管面18に貼られたアッセンブリ40は、断熱箱体(本体10)が形成されることに伴い、断熱材13中に埋設された状態となる(図7)。なお、上下の各保存室14におけるブライン管32の入口管45と出口管46とは、対応するブライン供給路28a,28bの途中に接続される。
上下の内箱12について、上記のような配管作業が行われる。このように内箱12の配管面18に貼られたアッセンブリ40は、断熱箱体(本体10)が形成されることに伴い、断熱材13中に埋設された状態となる(図7)。なお、上下の各保存室14におけるブライン管32の入口管45と出口管46とは、対応するブライン供給路28a,28bの途中に接続される。
本実施形態の作用は、以下のようである。
タンク27内に貯留されたブラインBは、冷凍装置20の蒸発器25を流通する一次冷媒によって冷却され、この間、タンク27内のブラインBの検知温度が予め定められた設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによって圧縮機21がオンオフ制御されることで、ブラインBがほぼ一定の冷却温度に保持されている。
各ブライン供給路28a,28bに介設されたポンプ29が駆動されると、図1の実線または鎖線の矢線に示すように、タンク27内で一次冷却されたブラインBが、対応するブライン供給路28a,28bに循環され、保存室14の壁面、すなわち内箱12の裏面に沿って配管されたブライン管32に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。各保存室14では、その庫内検知温度が設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによってポンプ29のオンオフが制御され、すなわちブラインBの循環供給とその停止とが制御されることで、庫内が設定温度に維持されるようになっている。
タンク27内に貯留されたブラインBは、冷凍装置20の蒸発器25を流通する一次冷媒によって冷却され、この間、タンク27内のブラインBの検知温度が予め定められた設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによって圧縮機21がオンオフ制御されることで、ブラインBがほぼ一定の冷却温度に保持されている。
各ブライン供給路28a,28bに介設されたポンプ29が駆動されると、図1の実線または鎖線の矢線に示すように、タンク27内で一次冷却されたブラインBが、対応するブライン供給路28a,28bに循環され、保存室14の壁面、すなわち内箱12の裏面に沿って配管されたブライン管32に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。各保存室14では、その庫内検知温度が設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによってポンプ29のオンオフが制御され、すなわちブラインBの循環供給とその停止とが制御されることで、庫内が設定温度に維持されるようになっている。
ここでブライン管32内を流通するブラインBの冷熱は、図7に示すように、樹脂シート35を通して伝熱シート36に伝わり、そののち内箱12の配管面18に伝達されるが、伝熱シート36に伝わった冷熱は一旦その全面に拡散され、その後に配管面18に伝達されるのであるから、内箱12の各面が全面にわたって一様に冷却され、そのため、庫内壁面(内箱12の表面)において、場所によって温度差が出ることが極力防がれる。その結果、庫内において温度差に起因して不必要に結露することが防がれ、ひいては庫内の湿度低下が防止される。
また、ブライン管32は、底部側が溝幅一杯に開口した形状となっているから、ブライン管32内のブラインBと伝熱シート36との接触面積を広く取ることができ、伝熱シート36への伝熱量を増大させることができて、庫内の冷却速度を速めることができる。
また、ブライン管32は、底部側が溝幅一杯に開口した形状となっているから、ブライン管32内のブラインBと伝熱シート36との接触面積を広く取ることができ、伝熱シート36への伝熱量を増大させることができて、庫内の冷却速度を速めることができる。
ベースシート31上にブライン管32を一体成形してなる合成樹脂製のブライン管形成シート30に対して、その裏面側に樹脂シート35を溶着して一体化したものが形成され、この樹脂シート35の裏面に、伝熱シート36と接着シート38とが貼付されてアッセンブリ化されているから、あとは接着シート38の剥離紙を剥がしてこのアッセンブリ40を内箱12の対応する配管面18に対して接着するだけで、伝熱シート36ともどもブライン管32の配管が自ずから完了する。伝熱シート36を含めてブライン管32の配管作業を短時間で能率良く行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)伝熱シートを介装することなく、すなわちブライン管形成シートの裏面に樹脂シートを張ったものを、内箱の配管面に直接に接着した場合においても、少なくともブライン管の配管作業が簡単になる効果は得られ、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)伝熱シートを内箱の配管面に貼る場合に、接着シートに替えて接着剤を塗布するようにしてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)伝熱シートを介装することなく、すなわちブライン管形成シートの裏面に樹脂シートを張ったものを、内箱の配管面に直接に接着した場合においても、少なくともブライン管の配管作業が簡単になる効果は得られ、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)伝熱シートを内箱の配管面に貼る場合に、接着シートに替えて接着剤を塗布するようにしてもよい。
(3)庫面冷却方式に使用する二次冷媒としては、上記実施形態に例示したブライン以外にも、水等の液状冷媒、空気等の気体冷媒を用いることも可能である。
(4)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも適用可能である。
(4)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも適用可能である。
10…本体 11…外箱 12…内箱 13…断熱材 18…配管面 30…ブライン管形成シート 31…ベースシート 32…ブライン管(冷媒管) 35…樹脂シート 36…伝熱シート(伝熱層) 38…接着シート 40…ブライン管アッセンブリ B…ブライン(冷媒)
Claims (3)
- 内箱と外箱との間に断熱材を充填してなる断熱箱体により保存庫本体が形成され、前記内箱の断熱材と対向する側の面に沿って冷媒管を配管してこの冷媒管に冷媒を流通させることで庫内を冷却するようにした保存庫において、
前記内箱における冷媒管の配管面に当てられる樹脂シートの表面側に合成樹脂製の冷媒管が配管され、前記樹脂シートの裏面が前記配管面に接着されていることを特徴とする保存庫。 - 前記樹脂シートと前記配管面との間に、熱良導性の伝熱層が介装されていることを特徴とする請求項1記載の保存庫。
- 前記伝熱層が前記樹脂シートの裏面に予め設けられてアッセンブリ化されていることを特徴とする請求項2記載の保存庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070604A JP2005257196A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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