JP2005257193A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2005257193A JP2004070423A JP2004070423A JP2005257193A JP 2005257193 A JP2005257193 A JP 2005257193A JP 2004070423 A JP2004070423 A JP 2004070423A JP 2004070423 A JP2004070423 A JP 2004070423A JP 2005257193 A JP2005257193 A JP 2005257193A
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保 宇都宮
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Abstract

【課題】室内機のアドレスを空気調和機のシステム構成に従って自動的に設定を行い、室内機のアドレスのみで、簡単に室内機要求能力補正をすることができる。
【解決手段】室外機10と、室外通信装置101と、アドレス設定装置102と、圧縮機103と、室内機2,3,4と、室内通信装置21,31,41と、室内通信監視装置22,32,42と、アドレス記憶装置23,33,43と、吸込み温度検知装置26,36,46と、冷媒流量制御装置25,35,45と、冷媒流量決定装置24,34,44とを備え、室内機2,3,4の吸込み温度変化量に応じて、自動的にアドレス設定を行い、設定されたアドレスにて冷媒流量を補正することで、室内機の空調負荷に応じた能力補正をすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数台接続した室内機のアドレスを自動設定する空気調和機のシステムにおいて、設置した部屋の負荷条件の違い等によって生じる能力差を自動的に補正する空気調和機に関するものである。
従来この種の空気調和機は、シリアルナンバーや、乱数等を用いて、ランダムに室内機のアドレスを自動的に設定している。(例えば特許文献1参照)。
図5は前記特許文献に記載された従来の空気調和機の構成ブロック図である。図5に示すように、室内機1〜3と、シリアルナンバー記憶部11と、室内機制御部12と、室内機送信部13と、室内機受信部14と、室外機4と、室外機送信部23と、室外機受信部24から構成されている。
特開平7−305886号公報
しかしながら、前記従来の構成では、室内機のシリアルナンバー記憶部に記憶されているシリアルナンバーで、室内アドレスが決定されるため、空気調和機のシステム構成とは全く無関係にアドレスが設定される。このことから、室内機の要求能力の違いによる、能力補正ができないということとなる。またこの課題を解決するためには、室内機の吸込み温度を常に室外機が監視し、室外機が冷媒流量を補正するといった複雑な構成となるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、室内機のアドレスを空気調和機のシステム構成に従って自動的に設定を行い、室内機のアドレスのみで、簡単に室内機の空調負荷に応じた能力補正が可能な空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室外機に設けられアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置と、前記室外機に設けられ室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置と、前記室外機に設けられ配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機と、室内機に設けられ前記室外通信装置との通信を行う室内通信装置と、前記室内機に設けられ前記室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置と、前記室内機に設けられ前記室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置と、前記室内機に設けられ室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置と、前記室内機に設けられ冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置と、前記室内機に設けられ前記冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置とを備えた構成とするものである。
上記構成によって、室内機のアドレスを空気調和機のシステム構成に従って自動的に設定を行い、室内機のアドレスのみで簡単に室内機の空調負荷に応じた能力補正をすることができる。また自動的に設定された空気調和機のシステム構成を簡単に確認が可能である。
本発明の空気調和機は、室内機のアドレスを空気調和機のシステム構成に従って自動的
に設定可能で、室内機増設時も室内機のアドレスを自動的に再設定可能で、室内機のアドレスのみで、簡単に室内機の空調負荷に応じた能力補正をすることができる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の構成ブロック図である。
図1において、10は室外機であり、101はアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置であり、102は室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置であり、103は配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機であり、2,3,4は室内機であり、21,31,41は室外通信装置との通信を行う室内通信装置であり、22,32,42は室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置であり、23,33,43は室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置であり、26,36,46は室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置であり、25,35,45は冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置であり、24,34,44は冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置である。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を説明する。
室外機10に電源が投入されることで、圧縮機103を動作させ、冷媒を室内機2,3,4に供給すると共に、室外通信装置101は、自動アドレス開始信号を室内通信装置21,31,41に送信する。自動アドレス開始信号を受信した室内通信装置21,31,41は、室内アドレス記憶装置23,33,43から室内アドレスを読み出し、室内アドレス未決定であれば、所定時間経過後、室内通信装置21,31,41が、吸込み温度検知装置26,36,46から吸込み温度の変化量を読み取り、吸込み温度変化量を含むアドレス設定要求信号を室外通信装置101に送信を開始する。アドレス設定要求信号を送信する間、室内通信監視装置22,32,42は、通信線上に送信される他の室内機2,3,4のアドレス設定信号に含まれる吸込み温度変化量と、室内通信装置21,31,41が送信しているアドレス設定要求信号に含まれる吸込み温度変化量を監視し、吸込み温度変化量が他の室内機2,3,4より小さければ、競合負け信号を室内通信装置21,31,41に出力する。
競合負け信号を入力した室内通信装置21,31,41はアドレス設定要求信号の送信を中断することで、吸込み温度変化量の最も大きい室内機2,3,4の室内通信装置21,31,41のみがアドレス設定要求信号を送信完了できる。アドレス設定要求信号を受信した室外通信装置101は、アドレス設定装置102から現在接続されている室内機のアドレスに1を加えたアドレスを読み出し、読み出された室内アドレスを含むアドレス確認信号を室内機に送信する。アドレス確認信号を受信した競合負け信号の入力のない室内通信装置21,31,41は、受信した室内アドレスを室内アドレス記憶装置23,33,43に記憶する。
アドレス確認信号を送信終了した室外通信装置101は、再度自動アドレス開始信号を送信し、室内通信装置21,31,41からアドレス設定要求信号を受信しなくなるまで、自動アドレス開始信号の送信を繰り返す。
上記構成と制御により、自動的に、接続されている全ての室内機2,3,4のアドレスを吸込み温度の変化量によって要求能力順に室内アドレスを設定できる。そしてこのように決定された室内アドレスを元に、通常運転時、冷媒流量決定装置24,34,44は、
室内アドレスを読み出し、室内アドレスに対応した補正量を加え、冷媒流量制御装置25,35,45の開度を決定することで、室内機の空調負荷に応じた能力補正をすることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における空気調和機の構成ブロック図である。
図2において、10は室外機であり、101はアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置であり、102は室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置であり、103は配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機であり、104は自動アドレス開始を指示する自動アドレス開始装置であり、2,3,4は室内機であり、21,31,41は室外通信装置との通信を行う室内通信装置であり、22,32,42は室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置であり、23,33,43は室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置であり、26,36,46は室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置であり、25,35,45は冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置であり、24,34,44は冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置である。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を説明する。
自動アドレス開始装置104が自動アドレス開始を検知することで、圧縮機103を動作させ、冷媒を室内機2,3,4に供給すると共に、室外通信装置101は、アドレスリセット信号を室内通信装置21,31,41に送信する。アドレスリセット信号を受信した室内通信装置21,31,41は、室内アドレス記憶装置23,33,43に記憶している室内アドレスをクリアする。また、室外通信装置101は、アドレスリセット信号送信後、自動アドレス開始信号を室内通信装置21,31,41に送信する。自動アドレス開始信号を受信した室内通信装置21,31,41は、所定時間経過後、吸込み温度検知装置26,36,46から吸込み温度の変化量を読み取り、吸込み温度変化量を含むアドレス設定要求信号を室外通信装置101に送信を開始する。アドレス設定要求信号を送信する間、室内通信監視装置22,32,42は、通信線上に送信される他の室内機2,3,4のアドレス設定信号に含まれる吸込み温度変化量と、室内通信装置21,31,41が送信しているアドレス設定要求信号に含まれる吸込み温度変化量を監視し、吸込み温度変化量が他の室内機2,3,4より小さければ、競合負け信号を室内通信装置21,31,41に出力する。
競合負け信号を入力した室内通信装置21,31,41はアドレス設定要求信号の送信を中断することで、吸込み温度変化量の最も大きい室内機2,3,4の室内通信装置21,31,41のみがアドレス設定要求信号を送信完了できる。アドレス設定要求信号を受信した室外通信装置101は、アドレス設定装置102から現在接続されている室内機のアドレスに1を加えたアドレスを読み出し、読み出された室内アドレスを含むアドレス確認信号を室内機に送信する。アドレス確認信号を受信した競合負け信号の入力のない室内通信装置21,31,41は、受信した室内アドレスを室内アドレス記憶装置23,33,43に記憶する。
アドレス確認信号を送信終了した室外通信装置101は、再度自動アドレス開始信号を送信し、室内通信装置21,31,41からアドレス設定要求信号を受信しなくなるまで、自動アドレス開始信号の送信を繰り返すことで、室内機を増設した場合でも、自動的に、接続されている全ての室内機2,3,4のアドレスを吸込み温度の変化量によって要求能力順に室内アドレスを再度設定できる。このように決定された室内アドレスを元に、通常運転時、冷媒流量決定装置24,34,44は、室内アドレスを読み出し、室内アドレ
スに対応した補正量を加え、冷媒流量制御装置25,35,45の開度を決定することで、室内機の空調負荷に応じた能力補正をすることができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における空気調和機の構成ブロック図である。
図3において、10,11は室外機であり、101,111はアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置であり、102,112は室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置であり、103,113は配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機であり、104,114は自動アドレス開始を指示する自動アドレス開始装置であり、105,115は室外通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室外通信監視装置であり、2,3,4,5は室内機であり、21,31,41,51は室外通信装置との通信を行う室内通信装置であり、22,32,42,52は室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置であり、23,33,43,53は室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置であり、26,36,46,56は室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置であり、25,35,45,55は冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置であり、24,34,44,54は冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置である。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を説明する。
複数のシステムが同一通信線上に配線された場合、自動アドレス開始装置104,114のいずれかが自動アドレス開始を検知することで、室外通信装置101,111は、自動アドレス開始入力信号を他の室外通信装置101,111に送信する。自動アドレス開始入力信号を受信した室外通信装置101,111及び、自動アドレス開始を検知した室外通信装置101,111は、室外アドレス記憶装置106〜116から室外アドレスを読み出し、室外アドレスを含む自動アドレス開始信号を送信開始する。自動アドレス開始信号を送信する間、室外通信監視装置105,115は、通信線上に送信される他の室外機10,11の自動アドレス開始信号に含まれる室外アドレスと、室外通信装置101,111が送信している自動アドレス開始信号に含まれる室外アドレスを監視し、室外アドレスが他の室外機10,11より高ければ、競合負け信号を室外通信装置101,111に出力する。
競合負け信号を入力した室外通信装置101,111は自動アドレス開始信号の送信を中断することで、最も低い室外アドレスの室外機10,11の室外通信装置101,111のみが自動アドレス開始信号を送信完了できる。自動アドレス開始信号を受信した室内通信装置21,31,41,51は室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶している対応室外アドレスを読み出し、自動アドレス開始信号に含まれている室外アドレスと一致していなければ、一致するまで自動アドレス開始信号以外の信号を受信禁止とする。自動アドレス開始信号を送信完了できた室外機10,11は、圧縮機103,113を動作させ、冷媒を室内機2,3,4,5に供給すると共に、室外通信装置101,111は、アドレスリセット信号を室内通信装置21,31,41,51に送信する。
アドレスリセット信号を受信した室内通信装置21,31,41,51は、室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶している室内アドレスをクリアし、所定時間経過後、吸込み温度検知装置26,36,46,56から吸込み温度変化量を読み取り、吸込み温度を含むアドレス設定要求信号を室外通信装置101,111に送信を開始する。アドレス設定要求信号を送信する間、室内通信監視装置22,32,42,52は、通信線上に送信される他の室内機2,3,4,5のアドレス設定信号に含まれる吸込み温度変化量と、室内通信装置21,31,41,51が送信しているアドレス設定要求信号に含
まれる吸込み温度変化量を監視し、吸込み温度変化量が他の室内機2,3,4,5より小さければ、競合負け信号を室内通信装置21,31,41,51に出力する。競合負け信号を入力した室内通信装置21,31,41,51はアドレス設定要求信号の送信を中断することで、吸込み温度変化量の最も大きい室内機2,3,4,5の室内通信装置21,31,41,51のみがアドレス設定要求信号を送信完了できる。
アドレス設定要求信号を受信した室外通信装置101,111は、アドレス設定装置102,112から現在接続されている室内機のアドレスに1を加えたアドレスを読み出し、読み出された室内アドレスを含むアドレス確認信号を室内機に送信する。アドレス確認信号を受信した競合負け信号の入力のない室内通信装置21,31,41,51は、受信した室内アドレスを室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶する。アドレス確認信号を送信終了した室外通信装置101,111は、再度自動アドレス開始信号を送信し、室内通信装置21,31,41,51からアドレス設定要求信号を受信しなくなるまで、自動アドレス開始信号の送信を繰り返し、所定時間アドレス設定要求信号を受信しなければ、自動アドレス開始信号を送信開始した時点で、競合負けした室外通信装置101,111が再度自動アドレス開始信号を送信し、自動アドレスを再度開始する。
上記構成と制御により、複数の冷媒を同一通信線上に配線した場合でも、自動的に、冷媒系統毎に、接続されている全ての室内機2,3,4,5のアドレスを吸込み温度の変化量によって要求能力順に室内アドレスを再度設定できる。そしてこのように決定された室内アドレスを元に、通常運転時、冷媒流量決定装置24,34,44,54は、室内アドレスを読み出し、室内アドレスに対応した補正量を加え、冷媒流量制御装置25,35,45,55の開度を決定することで、室内機の空調負荷に応じた能力補正を複数の冷媒系統すべて補正することができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における空気調和機の構成ブロック図である。
図4において、10,11は室外機であり、101,111はアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置であり、102,112は室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置であり、103,113は配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機であり、104,114は自動アドレス開始を指示する自動アドレス開始装置であり、105,115は室外通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室外通信監視装置であり、107,117は室外アドレス記憶装置から室外アドレスと、接続されている室内機の室内アドレスを表示するシステムアドレス表示装置であり、2,3,4,5は室内機であり、21,31,41,51は室外通信装置との通信を行う室内通信装置であり、22,32,42,52は室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置であり、23,33,43,53は室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置であり、26,36,46,56は室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置であり、25,35,45,55は冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置であり、24,34,44,54は冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置である。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を説明する。
複数のシステムが同一通信線上に配線された場合、自動アドレス開始装置104,114のいずれかが自動アドレス開始を検知することで、室外通信装置101,111は、自動アドレス開始入力信号を他の室外通信装置101,111に送信する。自動アドレス開始入力信号を受信した室外通信装置101,111及び、自動アドレス開始を検知した室外通信装置101,111は、室外アドレス記憶装置106〜116から室外アドレスを
読み出し、室外アドレスを含む自動アドレス開始信号を送信開始する。自動アドレス開始信号を送信する間、室外通信監視装置105,115は、通信線上に送信される他の室外機10,11の自動アドレス開始信号に含まれる室外アドレスと、室外通信装置101,111が送信している自動アドレス開始信号に含まれる室外アドレスを監視し、室外アドレスが他の室外機10,11より高ければ、競合負け信号を室外通信装置101,111に出力する。
競合負け信号を入力した室外通信装置101,111は自動アドレス開始信号の送信を中断することで、最も低い室外アドレスの室外機10,11の室外通信装置101,111のみが自動アドレス開始信号を送信完了できる。自動アドレス開始信号を受信した室内通信装置21,31,41,51は室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶している対応室外アドレスを読み出し、自動アドレス開始信号に含まれている室外アドレスと一致していなければ、一致するまで自動アドレス開始信号以外の信号を受信禁止とする。自動アドレス開始信号を送信完了できた室外機10,11は、圧縮機103,113を動作させ、冷媒を室内機2,3,4,5に供給すると共に、室外通信装置101,111は、アドレスリセット信号を室内通信装置21,31,41,51に送信する。
アドレスリセット信号を受信した室内通信装置21,31,41,51は、室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶している室内アドレスをクリアし、所定時間経過後、吸込み温度検知装置26,36,46,56から吸込み温度変化量を読み取り、吸込み温度変化量を含むアドレス設定要求信号を室外通信装置101,111に送信を開始する。アドレス設定要求信号を送信する間、室内通信監視装置22,32,42,52は、通信線上に送信される他の室内機2,3,4,5のアドレス設定信号に含まれる吸込み温度変化量と、室内通信装置21,31,41,51が送信しているアドレス設定要求信号に含まれる吸込み温度変化量を監視し、吸込み温度変化量が他の室内機2,3,4,5より小さければ、競合負け信号を室内通信装置21,31,41,51に出力する。競合負け信号を入力した室内通信装置21,31,41,51はアドレス設定要求信号の送信を中断することで、吸込み温度変化量の最も大きい室内機2,3,4,5の室内通信装置21,31,41,51のみがアドレス設定要求信号を送信完了できる。
アドレス設定要求信号を受信した室外通信装置101,111は、アドレス設定装置102,112から現在接続されている室内機のアドレスに1を加えたアドレスを読み出し、読み出された室内アドレスを含むアドレス確認信号を室内機に送信とともに、接続されている室内機のアドレスに1加えたアドレスを接続室内アドレスとして、室外アドレス記憶装置106〜116に記憶させる。
アドレス確認信号を受信した競合負け信号の入力のない室内通信装置21,31,41,51は、受信した室内アドレスを室内アドレス記憶装置23,33,43,53に記憶する。アドレス確認信号を送信終了した室外通信装置101,111は、再度自動アドレス開始信号を送信し、室内通信装置21,31,41,51からアドレス設定要求信号を受信しなくなるまで、自動アドレス開始信号の送信を繰り返し、所定時間アドレス設定要求信号を受信しなければ、自動アドレス開始信号を送信開始した時点で、競合負けした室外通信装置101,111が再度自動アドレス開始信号を送信し、自動アドレスを再度開始する。
上記構成と制御により、複数の冷媒を同一通信線上に配線した場合でも、自動的に、冷媒系統毎に、接続されている全ての室内機2,3,4,5のアドレスを吸込み温度の変化量によって要求能力順に室内アドレスを再度設定できる。そしてこのように決定された室内アドレスを元に、通常運転時、冷媒流量決定装置24,34,44,54は、室内アドレスを読み出し、室内アドレスに対応した補正量を加え、冷媒流量制御装置25,35,
45,55の開度を決定することで、室内機の空調負荷に応じた補正を複数の冷媒系統すべて補正することができる。
また、システムアドレス表示装置107,117は、自動アドレス設定後、室外アドレス記憶装置106〜116から、室外アドレス及び接続室内アドレスを読み出し、室外アドレスと接続室内アドレスを同時に表示することで、冷媒系統がどのような構成となっているかを簡単に確認することができる。
本発明の空気調和機は、室内機の設置された各部屋の空調負荷に応じて能力不均等を複数の冷媒系統すべて自動で補正することができるので、複数の室内機と複数の室外機を組み合わせたシステムエアコンとして有用である。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成ブロック図 本発明の実施の形態2における空気調和機の構成ブロック図 本発明の実施の形態3における空気調和機の構成ブロック図 本発明の実施の形態4における空気調和機の構成ブロック図 従来の空気調和機の構成ブロック図
符号の説明
2,3,4,5 室内機
21,31,41,51 室内通信装置
22,32,42,52 室内通信監視装置
23,33,43,53 室内アドレス記憶装置
24,34,44,54 冷媒流量決定装置
25,35,45,55 冷媒流量制御装置
26,36,46,56 吸込み温度検知装置
10,11 室外機
101,111 室外通信装置
102,112 アドレス設定装置
103,113 圧縮機
104,114 自動アドレス開始装置
105,115 室外通信監視装置
106〜116 室外アドレス記憶装置

Claims (4)

  1. 室外機に設けられアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置と、前記室外機に設けられ室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置と、前記室外機に設けられ配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機と、室内機に設けられ前記室外通信装置との通信を行う室内通信装置と、前記室内機に設けられ、前記室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置と、前記室内機に設けられ前記室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置と、前記室内機に設けられ室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置と、前記室内機に設けられ冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置と、前記室内機に設けられ前記冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 室外機に設けられアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置と、前記室外機に設けられ室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置と、前記室外機に設けられ室内機のアドレス設定の自動設定を開始する自動アドレス開始装置と、前記室外機に設けられ配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機と、室内機に設けられ前記室外通信装置との通信を行う室内通信装置と、前記室内機に設けられ前記室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置と、前記室内機に設けられ前記室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置と、前記室内機に設けられ室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置と、前記室内機に設けられ冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置と、前記室内機に設けられ前記冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 室外機に設けられアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置と、前記室外機に設けられ前記室外通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室外通信監視装置と、前記室外機に設けられ室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置と、前記室外機に設けられ室内機のアドレス設定の自動設定を開始する自動アドレス開始装置と、前記室外機に設けられ配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機と、室内機に設けられ前記室外通信装置との通信を行う室内通信装置と、前記室内機に設けられ前記室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置と、前記室内機に設けられ前記室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置と、前記室内機に設けられ室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置と、前記室内機に設けられ冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置と、前記室内機に設けられ前記冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 室外機に設けられアドレス設定装置と室内通信装置との通信を行う室外通信装置と、前記室外機に設けられ前記室外通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室外通信監視装置と、前記室外機に設けられ室内機からの受信データにて室内機のアドレスを設定するアドレス設定装置と、前記室外機に設けられ室内機のアドレス設定の自動設定を開始する自動アドレス開始装置と、前記室外機に設けられ配管接続にて室内機に冷媒を供給する圧縮機と、前記室外機に設けられ室外アドレス及び自動で設定された室内アドレスを表示するシステムアドレス表示装置と、室内機に設けられ前記室外通信装置との通信を行う室内通信装置と、前記室内機に設けられ前記室内通信装置から送信されるデータの優先順位を比較する室内通信監視装置と、前記室内機に設けられ前記室外機から設定された室内アドレスを記憶するアドレス記憶装置と、前記室内機に設けられ室内吸込み温度を検知する吸込み温度検知装置と、前記室内機に設けられ冷媒の流量を制御する冷媒流量制御装置と、前記室内機に設けられ前記冷媒流量制御装置の開度を決定する冷媒流量決定装置とを備えたことを特徴とする空気調和機。
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