JP2005257025A - 識別マーク付渦巻ばねの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動化が困難だったり、溶液管理に問題があった。
【解決手段】ばね成形および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶液に浸漬
(石けん皮膜形成工程15)して石けん皮膜を形成すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇
温し、揮発性が高い溶剤または分散剤に色素を混合した着色溶液を渦巻ばねに塗着(塗着
工程17)し、昇温により保有した熱エネルギーおよび外部乾燥作用で溶剤または分散剤を
蒸発(乾燥工程18)させて、渦巻ばねを着色することによって、石けん皮膜形成工程15時
に基材が保有した熱エネルギーを利用して着色工程13における着色溶液の溶剤等を短時間
で蒸発させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾性変形する渦巻ばねに識別マークを設ける識別マーク付渦巻ばねの製造方
法に関し、特に潤滑性を付与する石けん皮膜と種別を表示する識別マークを渦巻ばねに設
ける識別マーク付渦巻ばねの製造方法に関する。
従来、エネルギーの蓄積用、発生用として、例えば、自動車用シートにおけるバックレ
ストのリクライニング機構や、自動車用ドアにおけるウインドガラスの開閉機構等に弾性
変形が比較的強い渦巻ばねが使用されていた。
渦巻ばねは、弾性変形する基材を渦巻状に巻き、巻込部の内端部にインナーフックを設
けると共に、外端部にアウターフックを設けていた。
そして、リクライニング機構におけるバックレストの角度調整時の巻込開放時に、巻込
部における渦巻状の湾曲基材の表裏面同志が接離して異音が発生したり、錆びたり、耐久
性が低下することを防止する目的や、ヒステリシス(巻込時と開放時におけるエネルギー
、たわみの特性曲線の相違)を減少させる目的で、基材全表面に石けん皮膜を設けていた

尚、基材と石けん皮膜の間には、リン酸亜鉛被膜等の下地皮膜を介在させて、基材と石
けん皮膜の付着性を高めていた。
ところで、自動車等の製造工場では、同一ラインで複数種類や多種多様なグレードの自
動車が組み立てられ、渦巻ばねが使用されるリクライニング機構や開閉機構についても同
様に多種類のものが製造されており、従って同一ラインで多数種類の渦巻ばねが使用され
ていた。
組み立て作業者は自動車の種類毎に規定の渦巻ばねを選別し装着せねばならないが、形
状や大きさが同形状や若干異なる程度の渦巻ばねを的確、瞬時に選別することは熟練者で
も困難であった。
この改善策として、種類毎の渦巻ばねに識別マークとなる異色の着色材を石けん皮膜上
でアウターフック等の特定箇所に塗着していた。
通常、渦巻ばねの製造は金属加工工場で、石けん皮膜の形成は化学工場で夫々行われて
おり、2工程の別工場間で渦巻ばねは搬送されていた為、金属加工工場に戻された化学処
理済の渦巻ばねは常温であった。
常温の渦巻ばねに着色材を塗着すると、着色材の乾燥迄に時間を要したり、着色材が他
の渦巻ばねの不特定箇所に付着することを防止する為、乾燥終了まで長時間、個別に管理
せねばならず、着色材塗着は自動化が困難であった。
又、着色材塗着の自動化技術として、ばね弾性を有する渦巻状の基材の表面を処理して
滑性を付与する方法において、染料が含有された石けん液中に前記基材を所定時間浸漬し
、その後、同基材に付着した石けん液を乾燥させることにより、滑性を有し、かつ着色の
施された石けん皮膜を基材上に形成するようにした渦巻ばねの表面処理方法が実用化され
ていた(例えば、特許文献1参照)。
ところが、染料を含有させた石けん液では、有機材料が主力の染料とナトリウム石けん
等の金属石けんの両成分の混濁、化学反応により石けん液の劣化が早かった。
更に、石けん液への浸漬工程では石けん液を摂氏80度以上に加熱、保持する必要があ
るため、ヒーターを設置した石けん液の浴槽は大型化しており、色毎の染料含有浴槽を多
数準備することにより装置全体が大型化したり、大型浴槽の移動や所定温度への加熱が必
要で、段取り替え等に非常に手間を有していた。
又、渦巻ばねの種類が増加している昨今であるが、大型化、段取り替えの問題から染料
含有の石けん液を貯溜した浴槽を多数設けることが現実的には行われず、色数、識別マー
クの種類が限定されていた。
特開平10−238573号公報(特許請求の範囲の請求項3、従来の技術)
解決しようとする問題点は、皮膜形成工程と識別マーク形成の着色工程(ばね製造工程
の一部)が別ライン、別工場であることに起因した自動化、連続製造が困難な課題、或い
は、染料含有の石けん溶液が劣化したり、段取りに手間を要する点などである。
本発明は、上記従来技術に基づく、自動化が困難や溶液管理等の課題に鑑み、ばね成形
および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶液に浸漬して石けん皮膜を形成
すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇温し、揮発性が高い溶剤または分散剤と色素を含
有した着色溶液を渦巻ばねに塗着し、昇温により保有した熱エネルギーおよび外部乾燥作
用で溶剤または分散剤を蒸発させて、渦巻ばねを着色するすることによって、石けん皮膜
形成工程時に基材が保有した熱エネルギーを利用して着色工程における着色溶液の溶剤等
を短時間で蒸発させる様にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、ばね成形および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶
液に浸漬して石けん皮膜を形成すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇温する様にしたの
で、渦巻ばねは常温に比して高温の熱エネルギーを保有することが出来、又揮発性が高い
溶剤または分散剤を使用したので、乾燥工程で溶剤等を早期に蒸発させることが出来、又
溶剤等と色素を含有した着色溶液を渦巻ばねに塗着する様にしたので、渦巻ばねに識別マ
ークを設けることが出来、又昇温により保有した熱エネルギーおよび外部乾燥作用で溶剤
または分散剤を蒸発させて、渦巻ばねを着色する様にしたので、石けん皮膜形成工程と着
色工程を連続させて渦巻ばねを高温状態に維持することにより、石けん皮膜形成工程で保
有した熱エネルギーを次工程で有効活用して、早期に溶剤等を蒸発させると共に、色素を
塗着することが出来る。
従って、乾燥された塗着色素が他物品へ付着することを防止したり、乾燥時間の短縮で
保管管理が容易となって自動化することが出来たり、石けん溶液と着色溶液を別々にする
ことにより、溶液管理を容易としたり、溶液の劣化を防止することが出来、更にヒーター
を有した石けん浴槽は1槽だけで全体装置の小型化を図ることが出来る。
着色溶液を昇温して塗着する様にしたので、溶剤蒸発、乾燥を促進したり、溶剤量減少
で環境を良化することが出来、又外部乾燥作用を省略して装置構成の簡易化を図ることが
出来たり、外部乾燥作用との併用で乾燥を更に促進することが出来る。
各色の着色溶液を貯溜した着色浴槽を着色ラインの塗着位置へ移動配置自在に複数設置
したので、石けん浴槽と別体の着色浴槽を多数設置して識別マークの種類を増加すること
が出来たり、段取り替えを不要にすることが出来、又渦巻ばねの種別に応じた着色浴槽を
着色ラインの塗着位置に移動配置し、着色溶槽に渦巻ばねを浸漬して、渦巻ばねに着色溶
液を塗着する様にしたので、渦巻ばねの全表面に色素を塗着することにより、識別マーク
が大きく種別確認を容易に行うことが出来る。
各色の着色溶液を噴出するスプレーガンを着色ラインの塗着位置へ移動配置自在に複数
設置したので、前記と同様に色数を増大したり段取容易とすることが出来、又着色ライン
上で整列移送される渦巻ばねの種別に応じたスプレーガンを着色ラインの塗着位置に移動
配置し、渦巻ばねに着色溶液を噴出して、渦巻ばねに着色溶液を塗着する様にしたので、
塗着箇所を複数箇所としたり、複数色で複数箇所に塗着して、識別マークの種類を飛躍的
に増加させることが出来る。
各色の着色溶液の貯溜槽を複数設置すると共に、着色溶液を噴出するスプレーガンを着
色ラインの塗着位置へ設置し、複数の貯溜槽を流入側にスプレーガンを吐出側に夫々連結
すると共に、選択された着色溶液をスプレーガンに吐出する色替装置を設置したので、色
替装置に貯溜槽およびスプレーガンを連結するだけで複数色の段取を容易に行うことが出
来たり、色替作業も色替装置のバルブ作動だけで自動化することが出来、又着色ライン上
で整列移送される渦巻ばねの種別に応じた着色溶液を色替装置で選択し、渦巻ばねに着色
溶液を噴出して、塗着する様にしたので、前記と同様にスプレーガンにより塗着箇所の自
由度、複数色の設定度を向上することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の製造方法の対象である渦巻ばね1は、図1に示す様に、弾性変形する基材2を
渦巻状に成形したものであり、主要部である渦巻状の巻込部3の内端部にインナーフック
4を設けると共に、外端部にアウターフック5を設けている。
渦巻ばね1は、例えば自動車のバックレストのリクライニング機構、開閉機構等に利用
されて、エネルギーの蓄積、発生源として機能し、インナーフック4およびアウターフッ
ク5に外力が作用すると、渦巻状の巻込部3が全体的に収縮、開放し、その時、巻込部3
の湾曲基材6、6a…の表裏面が接離する。
図2に示す様に、収縮、開放時のヒステリシス相違の防止や、耐久性低下の防止等のた
めに、渦巻ばね1の全表面に潤滑性を有する石けん皮膜7を形成している。
尚、基材2への石けん皮膜7の形成に際しては、基材2表面の微小凹凸を利用してリン
酸亜鉛皮膜である下地皮膜8を形成し、該下地皮膜8表面にナトリウム石けん等の金属石
けんから成る石けん皮膜7を形成しており、下地皮膜8と石けん皮膜7の境界面7aでは、
両皮膜7、8の成分が化学反応等で亜鉛石けんになって、基材2表面に強固に一体化し、
付着している。
そして、石けん皮膜7全表面に色素9、9a…を含有する、或いは、主成分とする薄膜状
の着色皮膜を設けたり、石けん皮膜7表面上でアウターフック5や外周側に位置する湾曲
基材6の一部などに、同一色または異色で1箇所または複数箇所に色素9、9a…を付着さ
せた着色部を設けて、色素9、9a…を面状に付着させた着色皮膜、着色部を識別マーク10
と成している。
次に本発明に係る識別マーク付渦巻ばねの製造方法について説明する。
図3は識別マーク付の渦巻ばね1の成形、皮膜形成、着色の各工程11、12、13を示す図
であり、特に、皮膜形成工程12と着色工程13を連続化した工程を示している。
ばね成形工程11では、ばね素材を所望形状に成形した後、熱処理して弾性変形機能を付
与して、渦巻ばね1の本体を製造している。
皮膜形成工程12の下地皮膜形成工程14では、先ず、渦巻ばね1に対して脱脂、洗浄、エ
ッチング(表面粗化)、水洗等の前処理を行い、次に、リン酸亜鉛溶液に浸漬して基材2
表面の微小凹凸を利用して、基材2表面に下地皮膜8を形成する。
石けん皮膜形成工程15では、下地皮膜8を形成済の渦巻ばね1に対して水洗処理その他
前処理を行った後、ヒーター付き浴槽に貯溜された金属石けん溶液を過熱して所定温度(
通常、摂氏75〜90度)に維持し、下地皮膜8が形成された渦巻ばね1を石けん溶液に
浸漬して、下地皮膜8上に石けん皮膜7を形成する。
すると、渦巻ばね1は石けん溶液と同程度の温度(高温)に熱伝導で昇温して、伝導熱
(常温と高温の温度差の熱エネルギー)を保有すると共に、下地皮膜8と石けん皮膜7の
境界面7aでは、含有成分の化学反応等で両皮膜7、8が強固に一体化し、境界面7aに亜鉛
石けんが形成される。
次に、石けん浴槽から取り出した渦巻ばね1の表面には、石けん溶液が滴状または部分
厚膜状等で付着しているために、余剰液剥落工程16では、熱風、温風の空気を吹き付けて
、渦巻ばね1の表面に残存する余剰の石けん溶液を剥落する。
本発明では皮膜形成工程12の最終工程である余剰液剥落工程16と着色工程13を連続工程
と成しており、着色工程13に移送される渦巻ばね1は、石けん溶液の加熱温度より多少低
下するが、常温より高温(約80度前後)の熱エネルギーを保有している。
着色工程13では複数種類の工程が可能であるが、着色溶液としては、無機、有機の顔料
、染料等の色素9、9a…とアクリル樹脂(合成樹脂)やニトロセルロースなどの塗膜形成
要素をトルエン、キシレン、メタノール等の揮発性が高い有機(無機)溶剤または分散剤
に混合して、色素9、9a…を分散、溶解、溶融し、色素含有溶液を着色溶液と成している
上記の着色溶液を後述する塗着工程17で渦巻ばね1の全表面または一部に塗着し、移送
された乾燥工程18で余剰液を熱風、温風の空気吹付で剥落したり、ハロゲンランプ、赤外
線加熱器等で外部から加熱したり、これらを併用して渦巻ばね1を乾燥させる。
この時、渦巻ばね1は石けん皮膜形成工程15で熱エネルギーを自己保有すると共に、着
色溶液に揮発性が高い溶剤等を使用していることにより、更に、空気吹付等の外部加熱作
用と相まって、着色溶液中の溶剤等が早期に蒸発し、渦巻ばね1の表面に識別マーク10と
なる色素9、9a…が塗着される。
次に、着色工程13の具体例を説明すると、図4に示す工程、図5に示す装置配置例は、
渦巻ばね1の全表面に着色溶液を塗着するものである。
図5に示す様に、石けん皮膜形成工程15の余剰液剥落工程16に続く着色工程13の着色ラ
イン19として、移送装置20、着色装置21、着色浴槽22、22a …、移送装置23および乾燥装
置24が順次連続配置されると共に、複数の着色浴槽22、22a …は着色ライン19の塗着位置
(着色装置21の近傍位置)に対して移動配置自在で、着色ライン19と別設定された移動ラ
イン25上を移動自在に設置されている。
複数設置された着色浴槽22、22a …には揮発性が高い溶剤等に色素9、9a…を混合した
着色溶液が貯溜され、渦巻ばね1の種別に応じた色毎の着色浴槽22、22a …が配置され、
選択されて移動ライン25上で移動された規定色の着色浴槽22、22a …内に、着色装置21で
上流側の移送装置20上の渦巻ばね1を浸漬した後、取り出して下流側の移送装置23上に移
送する様にしている。
乾燥装置24は熱風、温風の空気吹付装置やハロゲンランプ、赤外線等の加熱器を備え、
着色浴槽22、22a …から移送された渦巻ばね1に対する乾燥作用を有している。
尚、複数の着色浴槽22、22a …の移動は渦巻ばね1の種別に応じて行うが、その種別判
定はばね成形工程11の結果に基づいたり、直前で渦巻ばね1を整列させて種別判定し、渦
巻ばね1の種別に応じた着色浴槽22、22a …を選別して着色ライン19の塗着位置に移動ラ
イン25上で移動する。
図4に示す着色工程13を説明すると、種別判定26では渦巻ばね1の種別判定、確認を行
い、その判定結果に応じて、選択移動27では特定色の着色浴槽22、22a …を着色ライン19
の塗着位置に移動させ、塗着工程17では移送された渦巻ばね1を着色浴槽22、22a …に浸
漬して渦巻ばね1の全表面に塗着する。
次工程の乾燥工程18では、上述の様に、渦巻ばね1が自己保有する熱エネルギー、揮発
性が高い溶剤等、外部加熱作用で、溶剤等を早期に蒸発させて色素9、9a…を渦巻ばね1
に塗着している。
次に、着色工程13の第2の具体例を説明すると、図6に示す工程、図7に示す装置配置
例は、渦巻ばね1の一部に着色溶液を塗着するものである。
図7に示す様に、石けん皮膜形成工程15の余剰液剥落工程16に続く着色工程13の着色ラ
イン28として、移送装置20、パーツフィーダー29を備えた移送装置30、着色ブース31、移
送装置32および乾燥装置33が順次連続配置されると共に、着色ライン28の塗着位置(着色
ブース31)に対向配置自在で、着色ライン28と別設定された移動ライン34上を着色溶液の
貯溜槽(図示せず)に連結された複数のスプレーガン35、35a …を移動自在に複数設置さ
れている。
複数設置された着色溶液の貯溜槽には揮発性が高い溶剤等に色素9、9a…を混合した着
色溶液が貯溜され、渦巻ばね1の種別に応じた色毎の貯溜槽に連結されたスプレーガン35
、35a …が配置され、パーツフィーダー29で整列されて着色ブース31に移送された渦巻ば
ね1の特定箇所に、移動ライン34上で選択移動された規定色のスプレーガン35、35a …で
着色溶液を噴出塗着する。
着色ブース31から移送装置32で渦巻ばね1が移送される乾燥装置33は、熱風、温風の空
気吹付装置やハロゲンランプ、赤外線等の加熱器を備え、渦巻ばね1に対する乾燥作用を
有している。
尚、スプレーガン35、35a …の移動は渦巻ばね1の種別に応じて行うが、その種別判定
はばね成形工程11の結果に基づいたり、パーツフィーダー29で整列させた渦巻ばね1をセ
ンサー、CCD等で種別判定し、渦巻ばね1の種別に応じたスプレーガン35、35a …を選
別して着色ライン28の塗着位置である着色ブース31の対向位置に移動ライン34上で移動す
る。
図6に示す着色工程13を説明すると、整列送出36では、例えば、アウターフック5を所
定方向に指向させる様に渦巻ばね1を整列させて送り出し、種別判定37では整列された渦
巻ばね1の種別判定、確認を行い、その判定結果に応じて、選択移動38では特定色のスプ
レーガン35、35a …を着色ライン35の塗着位置である着色ブース31に移送された渦巻ばね
1の対向位置に移動させ、塗着工程17では移送された渦巻ばね1にスプレーガン35、35a
…から着色溶液を噴出して渦巻ばね1の一部に塗着する。
次工程の乾燥工程18で、上述の様に、渦巻ばね1が自己保有する熱エネルギー、揮発性
が高い溶剤等、外部加熱作用で、溶剤等を早期に蒸発させて色素9、9a…を渦巻ばね1に
塗着している。
図1に示す様に、渦巻ばね1への塗着位置としては、アウターフック5が多用箇所であ
るが、外周側に位置する湾曲基材6へ塗着しても良く、即ち、渦巻ばね1の塗着位置は複
数箇所が可能であり、更に、2種類以上のスプレーガン35、35a …を使用して複数色を複
数箇所へ塗着する様にしても良い。
次に、着色工程13の第3の具体例を説明すると、図8に示す工程、図9に示す装置配置
例は、第2の具体例と同様に、渦巻ばね1の一部に着色溶液を塗着するものであり、第2
の具体例では夫々複数の着色溶液の貯溜槽(図示せず)とスプレーガン35、35a …は1対
1の連結関係であることに対して、第3の具体例では複数の着色溶液の貯溜槽39、39a …
と1個のスプレーガン40を色替装置41を介して連結している。
図9に示す様に、石けん皮膜形成工程15の余剰液剥落工程16に続く着色工程13の着色ラ
イン42は、移送装置20、パーツフィーダー29を備えた移送装置30、着色ブース31、移送装
置32および乾燥装置33が順次連続配置され、第2の具体例と同様な構成としている。
そして、第3の具体例では着色ライン42の塗着位置(着色ブース31)に対向配置したス
プレーガン40に、着色ライン42と別設定された切替ライン43として、着色溶液の貯溜槽39
、39a …を色替装置41の流入側にホースを介して連結すると共に、色替装置41の吐出側に
ホースを介してスプレーガン40を連結している。
色替装置41の一例としては、夫々の流入ポートからの内部流路44、44a …にバルブ45、
45a …を介在させると共に、内部流路44、44a …をプランジャポンプやダイヤフラムポン
プ等の吐出装置46に接続し、該吐出装置46に連結した吐出ポートにスプレーガン40へのホ
ースを連結している。
この色替装置41の作動としては、渦巻ばね1の種別に応じて、特定のバルブ45、45a …
だけを開放して、特定の貯溜槽39、39a …の着色溶液を吐出装置46に流入させ、吐出ポー
トからホースを介してスプレーガン40に供給している。
尚、図示していないが、貯溜槽39、39a …に圧力付与して貯溜槽39、39a …から流入ポ
ートへ着色溶液を流動させたり、色替装置41内に洗浄用のエアー流路を設ける等の構成に
より、色替作動の自動化、円滑化などを図っている。
複数設置された着色溶液の貯溜槽39、39a …には揮発性が高い溶剤等に色素9、9a…を
混合した着色溶液が貯溜され、パーツフィーダー29で整列されて着色ブース31に移送され
た渦巻ばね1の特定箇所に、切替ライン43の色替装置41で選択切替された規定色の着色溶
液をスプレーガン40で噴出塗着する。
着色ブース31から移送装置32で渦巻ばね1が移送される乾燥装置33は、熱風、温風の空
気吹付装置やハロゲンランプ、赤外線等の加熱器を備え、渦巻ばね1に対する乾燥作用を
有している。
尚、色替装置41による特定色の着色溶液のスプレーガン40への供給は、第2の具体例と
同様に、渦巻ばね1の種別に応じて行うが、その種別判定はばね成形工程11の結果に基づ
いたり、パーツフィーダー29で整列させた渦巻ばね1を種別判定し、渦巻ばね1の種別に
応じた着色溶液を選別してバルブ45、45a …の操作で切り替える。
又、渦巻ばね1の種別判定をCCDで行う時には、CCDによる撮影画像と良品の記憶
画像の比較判定で良否検査を行ったり、計数管理を同時に行う様にしても良い。
図8に示す着色工程13を説明すると、整列送出36では、例えば、アウターフック5を所
定方向に指向させる様に渦巻ばね1を整列させて送り出し、種別判定37では整列された渦
巻ばね1の種別判定、確認を行い(ここまでは第2の具体例と同様)、その判定結果に応
じて、選択切替47では色替装置41のバルブ作動で切替えられた特定色の着色溶液がスプレ
ーガン40へ供給され、塗着工程17では移送された渦巻ばね1にスプレーガン40から着色溶
液を噴出して渦巻ばね1の一部に塗着する。
次工程の乾燥工程18では、第2の具体例と同様に、渦巻ばね1が自己保有する熱エネル
ギー、揮発性が高い溶剤等、外部加熱作用で、溶剤等を早期に蒸発させて色素9、9a…を
渦巻ばね1に塗着し、又塗着箇所や複数色塗着についても第2の具体例と同様である。
次に、第1〜3具体例の着色工程13の改良例を説明する。
前記具体例では、着色溶液は溶剤等を含有した常温のものと成しているが、改良例では
、第1具体例の着色浴槽22、22a …、第2具体例の貯溜槽(図示せず)、第3具体例の貯
溜槽39、39a …にヒーターを設けて着色溶液を、例えば、摂氏70〜90度に昇温させて
いる。
昇温された着色溶液が保有した熱エネルギー(常温と高温の温度差の熱エネルギー)で
溶剤蒸発、乾燥作用を促進しており、この場合には、乾燥工程時に外部乾燥作用を省略し
て自然乾燥としても良く、或いは、着色溶液の昇温と外部乾燥作用の併用で乾燥作用を促
進させても良い。
又、昇温した着色溶液は粘性が低下するため、溶剤の含有率を減少させることが可能と
なり、溶剤含有率を低下させた着色溶液は、溶剤蒸発時間が短縮したり、蒸発量が減少す
る。
識別マーク付渦巻ばねの概略平面図である。 識別マーク付渦巻ばねの皮膜着色形成状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る識別マーク付渦巻ばねの製造方法における全体工程を示す図である。 第1の着色工程を示す図である。 第1の装置配置状況を示す図である。 第2の着色工程を示す図である。 第2の装置配置状況を示す図である。 第3の着色工程を示す図である。 第3の装置配置状況を示す図である。
符号の説明
1 渦巻ばね
7 石けん皮膜
8 下地皮膜
9、9a… 色素
10 識別マーク
12 皮膜形成工程
13 着色工程
17 塗着工程
18 乾燥工程
19 着色ライン
21 着色装置
22、22a … 着色浴槽
24 乾燥装置
25 移動ライン
28 着色ライン
29 パーツフィーダー
31 着色ブース
33 乾燥装置
34 移動ライン
35、35a … スプレーガン
39、39a … 貯溜槽
40 スプレーガン
41 色替装置
42 着色ライン
43 切替ライン

Claims (6)

  1. ばね成形および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶液に浸漬して石けん
    皮膜を形成すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇温し、揮発性が高い溶剤または分散剤
    と色素を含有した着色溶液を渦巻ばねに塗着し、昇温により保有した熱エネルギーおよび
    外部乾燥作用で溶剤または分散剤を蒸発させて、渦巻ばねを着色する様にしたことを特徴
    とする識別マーク付渦巻ばねの製造方法。
  2. ばね成形および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶液に浸漬して石けん
    皮膜を形成すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇温し、揮発性が高い溶剤または分散剤
    と色素を含有した着色溶液を昇温すると共に渦巻ばねに塗着し、渦巻ばねおよび着色溶液
    が昇温により保有した熱エネルギーによる乾燥作用で溶剤または分散剤を蒸発させて、渦
    巻ばねを着色する様にしたことを特徴とする識別マーク付渦巻ばねの製造方法。
  3. ばね成形および下地皮膜形成された渦巻ばねを加熱された石けん溶液に浸漬して石けん
    皮膜を形成すると共に、石けん溶液で渦巻ばねを昇温し、揮発性が高い溶剤または分散剤
    と色素を含有した着色溶液を昇温すると共に渦巻ばねに塗着し、渦巻ばねおよび着色溶液
    が昇温により保有した熱エネルギーによる乾燥作用および外部乾燥作用で溶剤または分散
    剤を蒸発させて、渦巻ばねを着色する様にしたことを特徴とする識別マーク付渦巻ばねの
    製造方法。
  4. 各色の着色溶液を貯溜した着色浴槽を着色ラインの塗着位置へ移動配置自在に複数設置
    し、渦巻ばねの種別に応じた着色浴槽を着色ラインの塗着位置に移動配置し、着色溶槽に
    渦巻ばねを浸漬して、渦巻ばねに着色溶液を塗着する様にしたことを特徴とする請求項1
    、2又は3記載の識別マーク付渦巻ばねの製造方法。
  5. 各色の着色溶液を噴出するスプレーガンを着色ラインの塗着位置へ移動配置自在に複数
    設置し、着色ライン上で整列移送される渦巻ばねの種別に応じたスプレーガンを着色ライ
    ンの塗着位置に移動配置し、渦巻ばねに着色溶液を噴出して、渦巻ばねに着色溶液を塗着
    する様にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の識別マーク付渦巻ばねの製造方
    法。
  6. 各色の着色溶液の貯溜槽を複数設置すると共に、着色溶液を噴出するスプレーガンを着
    色ラインの塗着位置へ設置し、複数の貯溜槽を流入側にスプレーガンを吐出側に夫々連結
    すると共に、選択された着色溶液をスプレーガンに吐出する色替装置を設置し、着色ライ
    ン上で整列移送される渦巻ばねの種別に応じた着色溶液を色替装置で選択し、渦巻ばねに
    着色溶液を噴出して、塗着する様にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の識別
    マーク付渦巻ばねの製造方法。
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NO338107B1 (no) * 2004-04-27 2016-08-01 Osborn Int Ab Vind- og snøbeskyttelse for jernbanespor
JP6295364B1 (ja) * 2017-09-29 2018-03-14 東洋ファイン株式会社 金属加工品及び金属加工品の表面処理方法

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