JP2005256301A - 宅配ボックスシステムおよび宅配ボックス用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で、高いセキュリティ性を確保することができる宅配ボックスシステムを得る。
【解決手段】管理端末1は、部屋ごとの公開鍵を格納しており、荷物の配達時に、ランダムなパスワードを生成し、当該パスワードを前記公開鍵により暗号化して記憶するとともに、当該パスワードをプリンター3によりレシート5に印字し、荷物を収納した宅配ボックスの施錠を行う。荷物の受取時には、レシート5に印字されたパスワードが入力されると、公開鍵と1対になっている秘密鍵を内部にもつICカード7に対し、記憶されている暗号化されたパスワードを設定し、ICカード内部で秘密鍵を用いて復号する。復号したパスワードと入力されたパスワードとを照合し、一致していた場合に、前記宅配ボックスを解錠する。
【選択図】図5

Description

この発明は宅配ボックスシステムおよび宅配ボックス用プログラムに関し、特に、マンション等の集合住宅や個人宅等で用いられる宅配ボックスシステムおよび宅配ボックス用プログラムに関する。
従来の宅配ボックスは、個々の宅配ボックス毎に帰属する1つの鍵が設けられており、それを用いて解錠/施錠が行われている。配達人は、空きの状態の宅配ボックスに荷物を入れ施錠した後に、受取人の郵便受けにその鍵を入れておく。居住者は、郵便受けに入っている鍵を受け取り、宅配ボックスの鍵穴に当該鍵を差し込んで開錠し、荷物を取出す。
この種の従来の宅配ボックスにおける1つ目の問題点は、鍵が紛失することである。鍵は、ボックス利用の度に任意の人に渡り、管理者が特定できないこともあって、鍵が紛失する問題が多く発生している。鍵が紛失した場合には、そのボックスは使用不可となってしまうか、あるいは、鍵部分の取り替えが必要となりコストがかかるという問題点があった。
2つ目の問題点は、鍵さえ入手できれば宅配ボックスの荷物を容易に取出せることである。受取人の本人確認を行っていないため、誤って第三者の郵便受けに鍵を入れてしまった場合には、当該第三者が容易に開錠することが出来きてしまうという問題点がある。あるいは、鍵複製およびピッキングによる盗難も懸念される。
そのため、近年においては、これらの問題点を解決するための宅配ボックスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
1つの目の問題点を解決するために、当該特許文献1による従来の宅配ボックスにおいては、上記の鍵の代わりに、その都度、不在用IDタグをタグ発行装置13で発行して、当該不在用IDタグを用いて、ロッカの解錠を行っている。すなわち、受取人が不在であったときには、不在用IDタグをタグ発行装置13で発行して、受取人宅にそれを投入しておき、荷物は保管所のロッカ内に収納して保管する。受取人は、不在用IDタグを持参して保管所に出向き、ロッカの操作部に不在用IDタグを挿入することにより解錠して、荷物を取り出す。
2つ目の問題点を解決するために、当該特許文献1による従来の宅配ボックスにおいては、不在用IDタグ挿入後に、IDカードを用いた本人確認を行って、本人であると認定したときにのみ、ロッカの扉の開錠を行うようにしている。
特開平10−312486号公報(図12)
上記特許文献1による従来の宅配ボックスにおいては、ユーザを特定するためのID情報を記憶したIDカードにより本人確認を行っているが、悪意の第三者が当該IDカードを入手した場合には、それをIDカード挿入口に投入するだけで、簡単に本人になりすまして荷物を取り出すことができるため、セキュリティ性が低いという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、簡単な操作で、高いセキュリティ性を確保する宅配ボックスシステムおよび宅配ボックス用プログラムを得ることを目的としている。
この発明は、公開鍵を格納している公開鍵格納手段と、ランダムなパスワードを生成するパスワード生成手段と、前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを前記公開鍵により暗号化して記憶する暗号化パスワード記憶手段と、前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを出力するパスワード出力手段と、荷物を収納した宅配ボックスの施錠を行う施錠手段と、前記パスワード出力手段から出力された前記パスワードが入力されるパスワード入力手段と、前記公開鍵と1対になっている秘密鍵を使用する秘密鍵使用手段と、前記暗号化パスワード記憶手段に記憶されている暗号化された前記パスワードを前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、前記復号手段により復号した前記パスワードと前記パスワード入力手段に入力された前記パスワードとを照合し、一致していた場合に信号を出力するパスワード照合手段と、前記パスワード照合手段から前記信号が出力されたときに、前記施錠手段によって施錠された前記宅配ボックスを解錠する解錠手段とを備えた宅配ボックスシステムである。
この発明は、公開鍵を格納している公開鍵格納手段と、ランダムなパスワードを生成するパスワード生成手段と、前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを前記公開鍵により暗号化して記憶する暗号化パスワード記憶手段と、前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを出力するパスワード出力手段と、荷物を収納した宅配ボックスの施錠を行う施錠手段と、前記パスワード出力手段から出力された前記パスワードが入力されるパスワード入力手段と、前記公開鍵と1対になっている秘密鍵を使用する秘密鍵使用手段と、前記暗号化パスワード記憶手段に記憶されている暗号化された前記パスワードを前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、前記復号手段により復号した前記パスワードと前記パスワード入力手段に入力された前記パスワードとを照合し、一致していた場合に信号を出力するパスワード照合手段と、前記パスワード照合手段から前記信号が出力されたときに、前記施錠手段によって施錠された前記宅配ボックスを解錠する解錠手段とを備えた宅配ボックスシステムであるので、簡単な操作で、高いセキュリティ性を確保することができる。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの構成について図1により説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る宅配ボックスシステムには、システムの全体の管理を行うための管理端末1が設けられている。管理端末1は、宅配ボックス2とプリンター3とICカード読取/書込装置4とに接続されている。宅配ボックス2の扉に設けられている電子錠の解錠/施錠は、管理端末1から制御される。また、管理端末1は、荷物8が届いたことを知らせるレシート5をプリンター3から出力する。紙媒体であるレシート5を居住者へ渡す必要があるため、配達人は、例えば、郵便受け6を利用する。居住者は、宅配ボックス2の扉に設けられている電子錠を解錠する操作の時にICカード7を利用する。ここでは、可搬記憶媒体としてICカード7を例に挙げて説明するが、その場合に限らず、後述する「秘密鍵」の記憶ができるものであれば、いずれの可搬記憶媒体を用いてもよい。
本実施の形態においては、公開鍵暗号方式の「公開鍵」および「秘密鍵」を予め生成しておき、管理端末1に「公開鍵」を保存し、ICカード7内に「秘密鍵」を記憶させておいて、これらを「鍵」として使用する。すなわち、本実施の形態においては、物理的な所謂普通の鍵は用いずに、電子的な鍵を使用する。公開鍵暗号方式について簡単に説明する。データを暗号化するための代表的な方法には、「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」がある。共通鍵暗号方式は送信者と受信者が同じ鍵を利用して暗号化処理および復号処理を行う。一方、公開鍵暗号方式は一対になった2つの鍵(公開鍵と秘密鍵)を利用して暗号化処理および復号処理を行う。すなわち、公開鍵(または秘密鍵)で暗号化したデータはその公開鍵(または秘密鍵)とペアになっている秘密鍵(または公開鍵)を使わないかぎり復号できないようになっている方法である。
次に、本実施の形態に係る宅配ボックスシステムの処理の流れについて説明する。図2は、本実施の形態に係る宅配ボックスシステムの全体の処理の流れの概要を示したフローチャートである。まず、配達人の手順について説明する。図2(a)に示すように、先ず、配達人は、宛先居住者が不在の場合、空いている宅配ボックス2に荷物8を入れ(ステップS1)、管理端末1を操作して宅配ボックス2を施錠する(ステップS2)。配達人は、管理端末1から出力されるレシート5を荷物の宛先居住者の郵便受け6に入れ、配達人側の作業は完了する(なお、ここでは説明を簡略化するために、宅配ボックス2は、十分な数があるものとする。空きがないことは、考慮しない。)。
次に、受取人の手順について説明する。図2(b)に示すように、居住者がレシート5を受け取った場合には(ステップS4)、当該レシート5に記載された情報に基づいて管理端末1を操作して宅配ボックス2を解錠して開扉し(ステップS5)、荷物8を受け取る(ステップS6)。
図3〜図5は、管理端末1の処理を示すフローチャートである。図3は入居時の処理、図4は配達時の処理、図5は受取時の処理を示している。
まず、入居時の処理について説明する。図3に示すように、入居時に、居住者は、管理端末1を使用して「公開鍵」及び「秘密鍵」の発行を行うこととする。まず、居住者は、管理端末1に、部屋番号(ステップS10)および暗証番号(ステップS11)を入力し、鍵生成に使うランダムな値を入力する(ステップS12)。当該ランダムな値とは、鍵生成のためのトリガ信号にするものであるため、キーボードで適当に意味のない値を入力するか、あるいは、マウスを使って意味のない動きをする等して、抽出する。次に、ステップS12によるランダム値を用いて、例えば、RSA等により公開鍵と秘密鍵を生成する(ステップS13)。次に、管理端末1の内部メモリに、生成された公開鍵と部屋番号とを格納する(ステップS14)。次に、管理端末1のICカード読取/書込装置4により、秘密鍵をICカード7に格納する(ステップS15)。
次に、配達時の処理について説明する。図4に示すように、配達時の処理は、ランダムに生成される「パスワード」と荷物の宛先部屋番号に登録されている「公開鍵」が使用される。まずはじめに、配達人は、管理端末1に、荷物を入れた宅配ボックス2のボックスナンバー(ボックスNo)と荷物の宛先部屋番号を入力する(ステップS20,S21)。この操作により、ランダムに「パスワード」が生成される(ステップS22)。なお、「パスワード」は、どのような値のものでもよいが、例えば、英数字のみからなる8桁程度の値等とする。次に、「パスワード」に対して、荷物を入れた宅配ボックス2のボックスNoを付加して、平文を生成する(ステップS23)。次に、管理端末1は、宛先部屋番号を用いて公開鍵を検索して内部メモリから取り出す(ステップS24)。次に、管理端末1は、上記の平文を公開鍵によって暗号化すると同時に荷物を入れた宅配ボックス2の電子錠を施錠するための信号を出力して施錠する(ステップS25)。次に、「パスワード」と暗号化された平文(以下、暗号文とする。)とを管理端末1の内部メモリに保存する(ステップS26)とともに、「パスワード」が記載されたレシート5をプリンター3から出力する(ステップS27)。当該レシート5は、配達人によって、受取人の郵便受け6に投入される。
次に、受取時の処理について説明する。図5に示すように、受取時の処理は、まず、受取人が、郵便受け6に入っているレシート5に記載された「パスワード」を管理端末1に入力し(ステップS30)、次に、入居時に作成した「秘密鍵」が記憶されているICカード7をICカード読取/書込装置4に挿入し(ステップS31)、管理端末1に暗証番号を入力する(ステップS32)。管理端末1において、当該暗証番号が予め管理端末1とICカード7に登録されている値と一致するか否かの照合を行って、本人であるか否かの認証を行う(ステップS33)。本人でないと判定された場合には、そのまま処理を終了する。一方、本人であると判定された場合にのみ、ICカード7内の「秘密鍵」の使用動作が許可される状態になる。それ以外の場合には、ICカード7内の「秘密鍵」の使用動作は禁止されている。次に、ステップS30において入力された「パスワード」をキーにして、管理端末1の内部メモリに保存されている暗号文(当該暗号文は、図4のステップS26で保存されたものである。)が取り出される(ステップS34)。ステップS34で取り出した暗号文がICカード7内の「秘密鍵」を使って復号される(ステップS35)。復号暗号文から、図4のステップS23で付加した荷物のボックスNoを除いて「パスワード」部分だけを切り出す(ステップS36)。こうして切り出した復号暗号文の「パスワード」とステップS30で入力した「パスワード」とが一致するか否かの判定を行い(ステップS37)、一致した場合には、復号暗号文の荷物のボックスNoの情報に基づいて、当該ボックスNoの宅配ボックス2の鍵を開ける(ステップS38)とともに、当該ボックスNoを管理端末1の表示画面に表示する(ステップS39)。
このように公開鍵方式を用いて、宅配ボックスの鍵として居住者が予め設定した「公開鍵」および「秘密鍵」の2つを利用することにより、宅配ボックス個々の物理的な鍵は必要としないので、鍵の紛失等の問題が解消される。また、本実施の形態においては、秘密鍵は、居住者がそれぞれがICカード7に記憶して持ち、鍵の管理者が明確になる。宅配ボックス2は、利用される度にランダムに生成される「パスワード」と、予め登録されている「公開鍵」とにより施錠され、正しい「秘密鍵」を使用しないと開けることが出来ないことから、荷物の入った宅配ボックスを開けることをより困難にすることができ、悪意の第三者によって不正に荷物を取られることを防止することができる。荷物の宛先部屋番号の居住者の「秘密鍵」でのみ宅配ボックス2を開けることができ、かつ、当該「秘密鍵」を用いるための暗証番号による本人確認が行われるので、確実に受取人本人に荷物を届けることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、公開鍵暗号方式の仕組みを利用して宅配ボックスのキーレス化を行うとともに、宅配ボックスのセキュリティ管理を実現することができる。居住者が公開鍵暗号方式の「公開鍵」及び「秘密鍵」を持つことで、宅配ボックス個々に帰属する鍵がなくなり、同時に、当該「秘密鍵」は居住者が管理して暗証番号で本人確認を行うようにするため、宅配ボックス2のセキュリティ性の向上を図ることができる。
なお、具体的な効果としては、セキュリティが強固となるので、鍵複製及びピッキングによる盗難が予防できる。また、鍵の管理者が明確となる(秘密鍵[ICカード]は共有でなく個人所有物。かつ共用場所に存在しない)ので、システムとして鍵の紛失が減る。鍵紛失による使用不可のボックスがなくなる。
なお、本実施の形態においては、暗証番号による本人確認を行う例について説明したが、その場合に限らず、指紋等による生体認証を行うようにしてもよい。その場合には、さらにセキュリティ性が向上する。
実施の形態2.
本実施の形態においては、上記の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムにおいて、ICカード7の紛失または盗難時の処理について説明する。図6は、本実施の形態におけるICカード再発行時の処理の流れを示した図である。
まず、居住者は、部屋番号を管理端末1に入力し(ステップS40)、続いて、ICカード7を管理端末1に挿入し、暗証番号を入力する(ステップS41)。管理端末1は、暗証番号により本人確認をして、本人であると判定した場合には(ステップS42)、ステップS40において入力された部屋番号に基づいて、管理端末1の内部メモリ内の公開鍵を削除する(ステップS43)。次に、図3のステップS11〜S14と同じ処理を行って、新しく、「公開鍵」と「秘密鍵」とを生成し、それ以降は、新しい「公開鍵」および「秘密鍵」を用いるようにする。
本実施の形態によれば、万一、ICカード7の紛失または盗難が発生した場合にも、現行の「公開鍵」を削除して、新たに、「公開鍵」および「秘密鍵」を生成するようにしたので、悪意の第三者がたとえICカード7を入手して暗証番号を知り得たとしても、「公開鍵」の更新により不正使用を防止することができる。また、従来のように物理的な鍵を用いていた場合には、鍵の紛失または盗難が発生した場合には、その宅配ボックスの使用を中止するか、あるいは、宅配ボックス自体の取り替えまたは宅配ボックスの鍵部分の取り替えを行う必要があったが、本発明においては、電子的な「公開鍵」および「秘密鍵」であるため、鍵の紛失または盗難が発生した場合においても、宅配ボックス自体の取り替えまたは宅配ボックスの鍵部分の取り替えを行う必要はないため、経済的である。
実施の形態3.
上記の実施の形態1においては、パスワードが記載されたレシート5により受取人に荷物が宅配ボックス2内に入っていることを知らせる例について説明したが、本実施の形態においては、レシート5の代わりに、電子メールを用いる例について説明する。
管理端末1に予め居住者のメールアドレスを部屋番号とともに登録しておく。メールアドレスは、携帯電話機等の移動端末に指定されたメールアドレスでもよく、インターネット等の通信網に接続されている固定端末に指定されたメールアドレスのいずれでもよく、居住者の希望により任意のものを登録する。宅配ボックス2内に荷物が入れられたら、荷物が届いた旨のメッセージとパスワードとを電子メールの本文に記載して、登録されているメールアドレスに送信する。居住者は、帰宅後に、当該電子メールのパスワードを用いて、図5と同一の処理を行って、荷物を宅配ボックス2から取り出す。
以上のように、本実施の形態においては、レシート5の代わりに、電子メールで受取人に知らせるようにしたので、確実に、かつ、迅速に(受取人の帰宅を待たずに)、荷物が届いた旨を受取人に知らせることが可能であり、利便性が向上する。
なお、レシート5と電子メールとを併用するようにしてもよい。
実施の形態4.
本実施の形態においては、上記の実施の形態1および2の構成に加えて、さらに、ユーザ端末や携帯電話機等により、居住者が自分宛の荷物が届いている否かを確認するための荷物確認手段を設けた例について説明する。すなわち、管理端末1をインターネット等の通信網に接続しておき、ユーザ端末や携帯電話等から通信網を介して部屋番号と暗証番号とを入力することにより、宅配ボックス2内に当該居住者宛の荷物が入っているか否かを確認することができるようにする。荷物がない場合には、管理端末1はユーザ端末または携帯電話機の表示画面に「荷物はありません」等のメッセージを表示する。一方、荷物があった場合には、「荷物をお預かりしています」等のメッセージを表示する。このときに、パスワードも併せて表示するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、遠隔地から荷物の有無が確認できるようにしたので、随時、居住者は荷物の有無を確認することができるので、便利である。
実施の形態5.
上記の実施の形態1〜4においては、ICカード7内に「秘密鍵」を格納する例について説明したが、本実施の形態においては、ICカード7の代わりに、「秘密鍵」を携帯電話機等の移動端末に記憶させておくようにする。
本実施の形態においては、ICカード7を用いずに、携帯電話機を用いるようにしたので、ICカード7を持ち歩く必要がなくなり、ICカード7の紛失や盗難が発生することがなくなる。また、常に携帯している可能性の高い携帯電話機を用いるようにしたので、いつでも、宅配ボックス2の解錠操作を行うことができ、便利である。
本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの全体の構成を示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの全体の処理の流れを示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの管理端末による入居時の処理の流れを示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの管理端末による配達時の処理の流れを示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る宅配ボックスシステムの管理端末による受取時の処理の流れを示した説明図である。 本発明の実施の形態2に係る宅配ボックスシステムの管理端末によるICカード再発行時の処理の流れを示した説明図である。
符号の説明
1 管理端末、2 宅配ボックス、3 プリンター、4 ICカード読取/書込装置、5 レシート、6 郵便受け、7 ICカード、8 荷物。

Claims (12)

  1. 公開鍵を格納している公開鍵格納手段と、
    ランダムなパスワードを生成するパスワード生成手段と、
    前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを前記公開鍵により暗号化して記憶する暗号化パスワード記憶手段と、
    前記パスワード生成手段により生成された前記パスワードを出力するパスワード出力手段と、
    荷物を収納した宅配ボックスの施錠を行う施錠手段と、
    前記パスワード出力手段から出力された前記パスワードが入力されるパスワード入力手段と、
    前記公開鍵と1対になっている秘密鍵を使用する秘密鍵使用手段と、
    前記暗号化パスワード記憶手段に記憶されている暗号化された前記パスワードを前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、
    前記復号手段により復号した前記パスワードと前記パスワード入力手段に入力された前記パスワードとを照合し、一致していた場合に信号を出力するパスワード照合手段と、
    前記パスワード照合手段から前記信号が出力されたときに、前記施錠手段によって施錠された前記宅配ボックスを解錠する解錠手段と
    を備えたことを特徴とする宅配ボックスシステム。
  2. 認証情報が入力される認証情報入力手段と、
    前記認証情報入力手段に入力された前記認証情報を予め登録されている登録情報と照合する認証手段と、
    前記認証手段により前記認証情報と前記登録情報とが一致すると判定されたときに、前記秘密鍵使用手段による前記秘密鍵の使用動作を許可する許可手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の宅配ボックスシステム。
  3. 前記秘密鍵は、可搬記憶媒体に記憶されていることを特徴とする請求項1または2に記載の宅配ボックスシステム。
  4. 前記秘密鍵は、移動端末に記憶されていることを特徴とする請求項1または2に記載の宅配ボックスシステム。
  5. 前記パスワード出力手段はプリンターを備え、前記パスワードは当該プリンターにより紙媒体に印字されることを特徴とする請求項1〜4までのいずれか1項に記載の宅配ボックスシステム。
  6. 前記パスワード出力手段は、前記パスワードを通信網を介して送信することを特徴とする請求項1〜4までのいずれかに記載の宅配ボックスシステム。
  7. 公開鍵を格納する公開鍵格納ステップと、
    ランダムなパスワードを生成するパスワード生成ステップと、
    前記パスワード生成ステップにおいて生成された前記パスワードを前記公開鍵により暗号化して記憶する暗号化パスワード記憶ステップと、
    前記パスワード生成ステップにおいて生成された前記パスワードを出力するパスワード出力ステップと、
    荷物を収納した宅配ボックスの施錠を行う施錠ステップと、
    前記パスワード出力ステップにおいて出力された前記パスワードが入力されるパスワード入力ステップと、
    前記公開鍵と1対になっている秘密鍵を使用する秘密鍵使用ステップと、
    前記暗号化パスワード記憶ステップにおいて記憶された暗号化された前記パスワードを前記秘密鍵を用いて復号する復号ステップと、
    前記復号ステップにおいて復号した前記パスワードと前記パスワード入力ステップにおいて入力された前記パスワードとを照合し、一致していた場合に信号を出力するパスワード照合ステップと、
    前記パスワード照合ステップにおいて前記信号が出力されたときに、前記施錠ステップにおいて施錠された前記宅配ボックスを解錠する解錠ステップと
    をコンピュータに実行させる宅配ボックス用プログラム。
  8. 認証情報が入力される認証情報入力ステップと、
    前記認証情報入力ステップにおいて入力された前記認証情報を予め登録されている登録情報と照合する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記認証情報と前記登録情報とが一致すると判定されたときに、前記秘密鍵使用ステップにおける前記秘密鍵の使用動作を許可する許可ステップと
    をさらにコンピュータに実行させる請求項7に記載の宅配ボックス用プログラム。
  9. 前記秘密鍵は、可搬記憶媒体に記憶されていることを特徴とする請求項7または8に記載の宅配ボックス用プログラム。
  10. 前記秘密鍵は、移動端末に記憶されていることを特徴とする請求項7または8に記載の宅配ボックス用プログラム。
  11. 前記パスワード出力ステップは、前記パスワードをプリンターにより紙媒体に印字することを特徴とする請求項7〜10までのいずれか1項に記載の宅配ボックス用プログラム。
  12. 前記パスワード出力ステップは、前記パスワードを通信網を介して送信することを特徴とする請求項7〜10までのいずれかに1項に記載の宅配ボックス用プログラム。
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