JP2005254219A - 浮上性物質除去装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 流れる排水中からその排水中に含まれる浮上性の物質を除去する浮上性物質除去装置であって、前記排水の流れ方向と交差する方向に沿って、かつ、その排水の水面に向けて流出し、その流出の下端がその排水中に所定深さ没する所定の厚さの水膜を発生させる水膜発生手段を設け、その発生された水膜により浮上性物質の流れを阻止してその浮上性物質を除去するようにした。
【選択図】 図1
Description
平成15年5月15日環境新聞社発行「月刊下水道」Vol.26,No.7 P.49〜53
本発明の請求項2に記載の浮上性物質除去装置は、水膜は、排水の流れの上流側に向けて所定の角度を有してその排水の上面に向けて流出するものであることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の浮上性物質除去装置は、水膜の排水の流れ方向と交差する角度は、直角以外の所定の角度であることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の浮上性物質除去装置は、排水は、下水処理施設における合流式の下水処理施設から排出される排水、沈殿池の導水渠を流れる排水、沈砂池を流れる排水、又は沈砂池のポンプ井間を流れる排水であることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の浮上性物質除去装置は、下水処理施設の沈砂池のポンプ井に設けられるポンプの周囲に設けられ、かつ、そのポンプ井の水面に向けて流出し、その流出の下端がそのポンプ井の排水中に所定深さ没する所定の厚さの水膜を発生させる水膜発生手段により構成される浮上性物質除去装置であり、そのポンプ井の水位を低下させて浮上性物質を除去するときにその水膜発生手段から水膜を発生させてそのポンプによる浮上性物質の排出を促進させることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載の浮上性物質除去装置は、水膜発生手段は、板材とその板材の面に水を供給する給水パイプとから構成され、又はその給水パイプにその給水パイプの長手方向に沿ってスリットを設けて構成されるものであることを特徴としている。
本発明の請求項2に係る浮上性物質除去装置は、水膜は、排水の流れの上流側に向けて所定の角度を有してその排水の上面に向けて流出するので、水膜は少ない水量で足りる特長がある。
本発明の請求項3に係る浮上性物質除去装置は、水膜の排水の流れ方向と交差する角度は、直角以外の所定の角度であるので、浮上性物質を効率よく集めることができる。
本発明の請求項4に係る浮上性物質除去装置は、排水は、下水処理施設における合流式の下水処理施設から排出される排水、沈殿池の導水渠を流れる排水、沈砂池を流れる排水、又は沈砂池のポンプ井間を流れる排水であるので、雨天時の降水量が所定量を越えたときに排水中に含まれるオイルボールのようなスカムを下水処理施設から排出される放流水からだけでなく、沈砂池や沈殿池においても効果的に除去することができる。
本発明の請求項5に係る浮上性物質除去装置は、下水処理施設の沈砂池のポンプ井に設けられるポンプの周囲に設けられ、かつ、そのポンプ井の水面に向けて流出、その流出の下端がそのポンプ井の排水中に所定深さ没する所定の厚さの水膜を発生させる水膜発生手段により構成される浮上性物質除去装置であり、そのポンプ井の水位を低下させて浮上性物質を除去するときにその水膜発生手段から水膜を発生させてそのポンプによる浮上性物質の排出を促進させるので、スカムが他のポンプ井に流出することがなくなり、ポンプ井からスカムを効率よく排出することができる。
本発明の請求項6に係る浮上性物質除去装置は、水膜発生手段を板材とその板材の面に水を供給する給水パイプとで構成し、又はその給水パイプにその給水パイプの長手方向に沿ってスリットを設けて構成したので、安定した水膜を簡単に、かつ、容易に生成することができる。
2 斜板(板材)
3 スカム溜め
4 掻寄機
5 給水パイプ
6 パイプ
7 散水パイプ
P ポンプ
S スカム
10 沈殿池
11 導水渠
20 沈砂池
21 下水幹線
23 ポンプ井
24 ポンプ
25,26 給水パイプ
Claims (6)
- 流れる排水中からその排水中に含まれる浮上性の物質を除去する浮上性物質除去装置であって、
前記排水の流れ方向と交差する方向に沿って、かつ、その排水の水面に向けて流出し、その流出の下端がその排水中に所定深さ没する所定の厚さの水膜を発生させる水膜発生手段を設け、その発生された水膜により浮上性物質の流れを阻止してその浮上性物質を除去するようにしたことを特徴とする浮上性物質除去装置。 - 請求項1に記載の浮上性物質除去装置において、水膜は、排水の流れの上流側に向けて所定の角度を有してその排水の上面に向けて流出するものであることを特徴とする浮上性物質除去装置。
- 請求項1又は2に記載の浮上性物質除去装置において、水膜の排水の流れ方向と交差する角度は、直角以外の所定の角度であることを特徴とする浮上性物質除去装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の浮上性物質除去装置において、排水は、下水処理施設における合流式の下水処理施設から排出される排水、沈殿池の導水渠を流れる排水、沈砂池を流れる排水、又は沈砂池のポンプ井間を流れる排水であることを特徴とする浮上性物質除去装置。
- 下水処理施設の沈砂池のポンプ井に設けられるポンプの周囲に設けられ、かつ、そのポンプ井の水面に向けて流出し、その流出の下端がそのポンプ井の排水中に所定深さ没する所定の厚さの水膜を発生させる水膜発生手段により構成される浮上性物質除去装置であり、そのポンプ井の水位を低下させて浮上性物質を除去するときにその水膜発生手段から水膜を発生させてそのポンプによる浮上性物質の排出を促進させることを特徴とする浮上性物質除去装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の浮上性物質除去装置において、水膜発生手段は、板材とその板材の面に水を供給する給水パイプとから構成され、又はその給水パイプにその給水パイプの長手方向に沿ってスリットを設けて構成されるものであることを特徴とする浮上性物質除去装置。
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JP2007161215A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Chubu Regional Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 浮遊物回収システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4538405B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2010-09-08 | 国土交通省中部地方整備局長 | 浮遊物回収システム |
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CN103850335B (zh) * | 2014-02-21 | 2016-01-06 | 武汉圣禹排水系统有限公司 | 用于排水系统的拦渣浮筒结构 |
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