JP2005253826A - 指輪 - Google Patents

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JP2005253826A
JP2005253826A JP2004072072A JP2004072072A JP2005253826A JP 2005253826 A JP2005253826 A JP 2005253826A JP 2004072072 A JP2004072072 A JP 2004072072A JP 2004072072 A JP2004072072 A JP 2004072072A JP 2005253826 A JP2005253826 A JP 2005253826A
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秀夫 後藤
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Abstract

【目的】取付台座に設けられた複数面の装飾部分を所望の装飾面が表側となるように回転することができ、かかる回転を破損の惧れの無い回転防止機構によって固定することができる指輪を提供する。
【構成】宝石・宝玉類の取付部が形成された台座体と、該台座体が取り付けられるリング体とを有する指輪本体と、前記指輪本体と重合して、前記台座体の回転を防止する回転防止具とから構成される指輪であって、前記指輪本体のリング体の一部に間断部を有し、該間断部に前記台座体がリング部の円周軸上で回転可能に軸支されており、前記台座体には、宝石・宝玉類の取付部が回転軸の軸線に沿った方向の外周面に複数面設けられており、前記回転防止具には、前記指輪本体のリング部が指の挿通方向に直交する方向から挿通されるスリット部と、前記台座体の側面に当接乃至は近接して該台座体の回転を防止する側壁溝とが形成されていることを特徴とする指輪である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、指輪に関し、詳しくは少なくとも1つの指輪で宝石・宝玉類の種類を変えて楽しむことのできる指輪に関する。
宝石・宝玉類の取り付けられた装飾部分を取付台座の複数面に設け、該取付台座を回転することにより2種類以上の装飾面の宝石・宝玉類を楽しむことができる技術が知られている(特許文献1及び2等参照)。
特開2001−217号公報 特開平8−19408号公報
特許文献1の技術は、回転可能な装飾部分の表側と裏側とを異なる装飾とすることにより2種類の装飾を楽しむことができるものである。
しかしこの技術では、装飾部分が回転してしまうため、所望の側を表側に出すためには装飾部分を抑えながら指に嵌める必要があった。
特許文献2の技術は、外周4面に装飾面を有する方形体を2つ乃至は3つ回転可能に軸支し、所望の面を表側にした後にビス固定することで複数組み合わせの装飾を楽しむことができるものである。
しかしこの技術では、前記特許文献1の技術とは異なり装飾部分の回転を防止して固定することができるが、貴金属製である指輪の材質の特性上、ビス固定部分が弱く壊れ易いという問題点を抱えている。また、指輪に用いることのできるビスは極小となるため締めたり緩めたりの細かな作業が煩雑であるだけでなくドライバー等の工具によって指輪や宝石・宝玉類等を傷つけてしまう惧れもある。
装飾部分の回転を防止して固定する手段としては、ビス固定以外にも様々な手段、例えば、ストッパーを付与する等の手段が考えられるが、貴金属製であるという性質上、破損の惧れの無い確実な固定手段とは言えない。
そこで本発明の課題は、取付台座に設けられた複数面の装飾部分を所望の装飾面が表側となるように回転することができ、かかる回転を破損の惧れの無い回転防止機構によって固定することができる指輪を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.宝石・宝玉類の取付部が形成された台座体と、該台座体が取り付けられるリング体とを有する指輪本体と、前記指輪本体と重合して、前記台座体の回転を防止する回転防止具とから構成される指輪であって、
前記指輪本体のリング体の一部に間断部を有し、該間断部に前記台座体がリング部の円周軸上で回転可能に軸支されており、
前記台座体には、宝石・宝玉類の取付部が回転軸の軸線に沿った方向の外周面に複数面設けられており、
前記回転防止具には、前記指輪本体のリング部が指の挿通方向に直交する方向から挿通されるスリット部と、前記台座体の側面に当接乃至は近接して該台座体の回転を防止する側壁溝とが形成されていることを特徴とする指輪。
2.前記台座体の取付部に取り付けられた宝石・宝玉類が、各取付部で異なる種類であることを特徴とする上記1に記載の指輪。
3.前記回転防止具が装飾部を有することを特徴とする上記1又は2に記載の指輪。
4.上記1〜3のいずれかに記載の指輪において、少なくとも1つの指輪本体に対し、複数の回転防止具が用意されていることを特徴とする指輪。
本発明によれば、取付台座に設けられた複数面の装飾部分を所望の装飾面が表側となるように回転することができ、かかる回転を破損の惧れの無い回転防止機構によって固定することができる指輪を提供することができる。
次に、添付の図面に従って本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る指輪の一実施例の重合前の状態を示す斜視図、図2は図1に示す指輪の重合過程を示す説明側面図、図3は図1に示す指輪の重合状態を示す平面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図3のV−V線部分の台座体と側壁溝の要部端面図、図6は回転防止具の他の実施例を示す平面図、図7は指輪本体の回転部分の他の実施例を示す断面図、図8は台座体と側壁溝の他の実施例を示す要部端面図である。
本発明に係る指輪1は、宝石・宝玉類の取付部24が形成された台座体21と、該台座体21が取り付けられるリング部22とを有する指輪本体2と、前記指輪本体2と重合して、前記台座体21の回転を防止する回転防止具3とから構成される。
指輪本体2のリング部22は一部に間断部23を有し、該間断部23に前記台座体21がリング部22の円周軸上で回転可能に軸支されている。尚、回転軸は図3及び図4に符号22Aとして示す。尚また、回転軸22Aの軸受部は図4に符号21Aとして示す。
台座体21には、宝石・宝玉類の取付部24が回転軸22Aの軸線に沿った方向の外周面に複数面(本実施例では4面)設けられている。
取付部24には、種々のデザイン・カットが施された各種宝石・宝玉類が埋め込み・嵌め込み等、この種の貴金属類の宝石・宝玉類の取付け方として公知公用の手段によって取り付けられている。取付部24の各面は、台座体21を回転させて装飾を変えて楽しむことができるように各面で異なる装飾が施されていることが好ましい。また、宝石・宝玉に限らず、七宝焼(エナメル)や螺鈿細工や漆装飾が施されていてもよい。宝石・宝玉類の種類を含むかかる装飾については、作り手側が任意に選択したものであってもよいし、購入者が購入する際に好みに応じて指定したり、複数種類が提示された中から選択するようにしてもよい。指定又は選択は、取付部24の全ての面であってもよいし、1つの面のみであってもよいし、2つ以上の面であってもよい。
回転防止具3には、前記指輪本体2のリング部22が指の挿通方向に直交する方向から挿通されるスリット部31と、前記台座体21の側面に当接乃至は近接して該台座体21の回転を防止する側壁溝32とが形成されている。図1、図2及び図4に示される符号33は、スリット部31を介して回転防止具3の左右部材を連結する連結部である。
回転防止具3は、後述するように台座体21の回転を防止するだけでなく、図2の(C)及び図3に示すように指輪本体2と重合することで装飾品である指輪1の一構成要素となることから、その表面や側面等に装飾部を有し、該装飾部は、指輪本体2と同じ装飾を施して両者が一体化するデザインや、指輪本体2をより一層引き立てるデザインや、或いは指輪本体2の印象を変えて恰も別なる指輪となるようなデザインであることが好ましい。
上記構成を有する指輪本体2と回転防止具3は図2の(A)〜(C)に示すように重合されて使用される。
即ち、先ず(A)に示すように、所望の装飾面である取付部24が表側(図2では上方向)となるように指輪本体2の台座体21を回転させる。
次に(B)に示すように、指輪本体2を回転防止具3のスリット部31に挿通する。挿通方向は、指輪本体2のリング部22に対する指の挿通方向と直交する方向、即ち、図2では上から下に向かってである。
指輪本体2を回転防止具3に挿通して(C)に示すように重合させることで両者が一体となり1つの指輪1となる。更に回転防止具3によって、指輪本体2の台座体21の回転が防止されて固定される。(C)の状態の平面図を図3に、断面図を図4に、端面図を図5に示す。
台座体21の回転防止について更に説明する。
指輪本体2と回転防止具3とが図2に示した過程で重合すると、図5に示すように指輪本体2の台座体21の側面は回転防止具3の側壁溝32に当接((A)参照)乃至は近接((B)参照)する。(B)に示す当接する態様の場合には、台座体21は僅かな回転も防止されるので完全な固定状態となる。(A)に示す近接する場合には、台座体21は回転方向に若干の揺動回転はするが、僅かに回転した時点で台座体21の側面が側壁溝32に当接するので、所望の取付部24ではない他の取付部24が表側に現れてしまうことはない。
以上のように指輪本体2と回転防止具3を重合させて1つの指輪1とすることで、所望の宝石・宝玉等が取り付けられた台座体21の取付部24を表側にして固定した状態で指に嵌めることができる。即ち、ビスを締めたりストッパー等を操作したり等の細かで煩雑な作業をすることなく、指輪本体2と回転防止具3を重合させるだけで所望の取付部24が表側に表れた状態で台座体21を固定することができる。従って、1つの指輪1を持つだけで、その日の気分や服装等に合わせた複数種類の装飾の指輪1を身に付けて楽しむことが極めて容易に可能となる。
また、気分の変化に応じて、或いは服装や装身具の変更に応じて取付部24の装飾を変更するには、回転防止具3から指輪本体2を少なくとも台座体21の分だけ抜くだけで該台座体21が回転可能なので極めて簡単である。
以上、本発明に係る指輪1について実施例に基づき説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、種々の構成を採ることができる。
例えば、図6の(A)〜(E)に示すように回転防止具3は様々な形状及び装飾とすることができる。様々なデザインの回転防止具3を用意しておき、複数種類の装飾を有する取付部24が取り付けられた指輪本体2と組み合わせることで、より多数種類の変化のある指輪1を楽しむことができる。更に、指輪本体2についても複数種類用意しておけば、多彩なバリエーションが更に増すこととなる。更にまた、回転防止具3としてデザインは同一であるが、色彩のみ変更したものを複数種類用意してもよい。この場合、複数の取付部24の各面の宝石・宝玉類の色等に対応する回転防止具3を各々用意し、表側にする取付部24に応じて回転防止具3を選択して重合させて楽しむことができる。
また、台座体21の回転軸はリング部22側に形成されている態様に限らず、図7に示すように回転軸は台座体21側に形成されていてもよい。図7において、回転軸は符号21Bとして示し、軸受部は符号22Bとして示す。
更に、台座体21の取付部24の数は上記実施例の4つに限定されない。例えば、図8の(A)では2つ、(B)では3つ、(C)では5つ、(D)では6つのように2以上の複数面であって且つ回転防止具3の側壁溝32によって回転防止できる構成であればよい。
本発明に係る指輪の一実施例の重合前の状態を示す斜視図 図1に示す指輪の重合過程を示す説明側面図 図1に示す指輪の重合状態を示す平面図 図3のIV−IV線断面図 図3のV−V線部分の台座体と側壁溝の要部端面図 回転防止具の他の実施例を示す平面図 指輪本体の回転部分の他の実施例を示す断面図 台座体と側壁溝の他の実施例を示す要部端面図
符号の説明
1 指輪
2 指輪本体
21 台座体
21A 軸受部
21B 回転軸
22 リング部
22A 回転軸
22B 軸受部
23 間断部
24 取付部
3 回転防止具
31 スリット部
32 側壁溝
33 連結部

Claims (4)

  1. 宝石・宝玉類の取付部が形成された台座体と、該台座体が取り付けられるリング体とを有する指輪本体と、前記指輪本体と重合して、前記台座体の回転を防止する回転防止具とから構成される指輪であって、
    前記指輪本体のリング体の一部に間断部を有し、該間断部に前記台座体がリング部の円周軸上で回転可能に軸支されており、
    前記台座体には、宝石・宝玉類の取付部が回転軸の軸線に沿った方向の外周面に複数面設けられており、
    前記回転防止具には、前記指輪本体のリング部が指の挿通方向に直交する方向から挿通されるスリット部と、前記台座体の側面に当接乃至は近接して該台座体の回転を防止する側壁溝とが形成されていることを特徴とする指輪。
  2. 前記台座体の取付部に取り付けられた宝石・宝玉類が、各取付部で異なる種類であることを特徴とする請求項1に記載の指輪。
  3. 前記回転防止具が装飾部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の指輪。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の指輪において、少なくとも1つの指輪本体に対し、複数の回転防止具が用意されていることを特徴とする指輪。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010056404A1 (en) * 2008-11-17 2010-05-20 Claude Bisserier Concentric rotatable rings having ornament support structure
CN110037400A (zh) * 2019-05-16 2019-07-23 普菲美弛(深圳)珠宝有限公司 一种黄铂金组合式环状首饰与加工设备及其加工方法

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