JP2005252896A - 音声発生装置 - Google Patents

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JP2005252896A
JP2005252896A JP2004063233A JP2004063233A JP2005252896A JP 2005252896 A JP2005252896 A JP 2005252896A JP 2004063233 A JP2004063233 A JP 2004063233A JP 2004063233 A JP2004063233 A JP 2004063233A JP 2005252896 A JP2005252896 A JP 2005252896A
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Koichiro Ochiai
浩一郎 落合
Haruhisa Yamashita
晴久 山下
Yoshio Ikeda
義雄 池田
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Abstract

【課題】 簡単な構成で、間仕切りや窓を構成する板体の両面方向に音声を発生させるようにして板面双方へ明瞭な音声を伝達できる音声発生装置を提供する。
【解決手段】 外部9と室内8とを仕切る板体2と、入力された音声信号を振動に変換するものであって前記仕切り板体に接触させた振動発生器6とからなり、前記振動発生器による振動を仕切り板体に伝達し、板体の振動により板体の両面双方向に音声を発生させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空間を区分する間仕切り板の板面から音声を空間内に発生させる音声発生装置に関する。
従来、駅構内や映画館の券売所などにおいては、図6に示すように、係員と購入者との間を窓ガラス(52)などで仕切り、係員が夏冬の外気に曝されるのを防ぐとともに盗難などの犯罪防止に対処していた。
この場合、購入者との切符や代金などのやりとりは窓ガラス(52)の下方に設けた小開口窓(57)を介しておこなうとともに、口頭での受け答えは窓ガラス(52)の適当高さに設られたパンチング孔などの多数の小孔(61)によりおこなっていた。
また、一般住宅などにおける防犯装置としては、図7に示すように、アラーム機器(51)を住居の窓や玄関扉などのガラス板部分(52)に両面テープ(60)で取り付けている。アラーム機器(51)内には、回路部(54)、人体の接近を赤外線や熱で検知するセンサー(55)およびスピーカ(56)が設置されており、窓などに接近する侵入者をセンサー(55)で検知した際には、スピーカ(56)から警報音を発生させるものである。
しかしながら、パンチング孔などで形成された多数の小孔(61)によるやりとりでは、通常、購入者側の外部空間の騒音が大きいことから、双方の会話が不明瞭になって聞こえにくく、より大きな声を出したり、口を小孔(61)に近づける必要があるなど不便であり、また最近では、マイクとスピーカを設置するケースも多くなってコストアップの一因にもなっていた。
また、前記防犯装置については、スピーカ(56)は室内(58)側に設けられており、通常、住居の窓や玄関扉は閉じた状態で使用するため、センサー(55)で侵入者(59a)を検知して警報音を発生させても、ガラス板(52)で遮音されて室外(59)への警報発生音が充分に得られず、侵入者への威嚇が不充分となる欠点があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、間仕切りや窓を構成する板体の両面方向に音声を発生させるようにして板面双方へ明瞭な音声を伝達できる音声発生装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明請求項1に記載の音声発生装置は、外部と室内とを仕切る板体と、入力された音声信号を振動に変換するものであって前記仕切り板体に接触させた振動発生器とからなり、前記振動発生器による振動を仕切り板体に伝達し、板体の振動により板体の両面双方向に音声を発生させることを特徴とする。
また、請求項4記載の音声発生装置は、外部と室内とを仕切る板体と、人体の近接を検知するセンサーと、このセンサーの検知によってアラームを発生するものであって前記仕切り板体に接触させた振動発生器とからなり、前記振動発生器による振動を仕切り板体に伝達し、板体の振動により板体の両面双方向にアラーム音声を発生させることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、室内と外部双方の音声は、間仕切り板体の両面から双方へ効果的に発生させることができるものであり、一人対一人に限らず複数人同士でも明瞭な会話をおこなうことができるとともに、従来のように間仕切りの窓ガラスなどに多数のパンチング孔などを形成する必要がなく、成形コストおよび仕切り板の強度を有利にするものである。
また、請求項4の発明によれば、窓ガラスあるいは玄関扉自体から警報音が発生し、窓ガラスなどの内外両面に同音量の警報音が発生するため、住居内の家人への報知だけでなく、室外からの侵入者に対する威嚇音や第三者への報知音としても作用し、防犯効果を高くすることができ、また、窓ガラス自体がアラーム発生スピーカとなってアラーム装置自体をコンパクトに形成して設置スペースを小さくすることができる。
以下、図面に基づき本発明の1実施形態について説明する。図1に示す音声発生装置(1)は、駅や映画館の券売所に設置した例を示すものであり、ケース(3)内に回路部(4)、マイク(5)、振動発生器(6)を収納しており、このケース(3)は、図2に示すように、係員のいる室内(8)と室外(9)を仕切る窓ガラス(2)の切符、代金などを手渡しする小開口窓(7)に近接する室内側に両面テープ(10)などによって固着されている。
このとき、前記マイク(5)は小開口窓(7)に最も近接する位置に配置されており、室内外における係員(8a)と利用者(9a)双方の音声を聴取できるように小開口窓(7)の端縁からわずかに開口内に突出して設置させている。
前記振動発生器(6)は、ボイスコイルとマグネットとヨークで構成されており、この振動発生器(6)を窓ガラス(2)の表面に接触させることでガラス板面に振動を伝達するように設置されている。
しかして、例えば室外から切符購入者(9a)が発声すると、前記マイク(5)がケース(3)の一端に設けた開口(3a)を通じてその音声を集音し、振動発生器(6)が窓ガラス(2)の板面を振動させることによって、窓ガラス(2)の板面自体から音声を発生させるものである。
このとき、振動伝達により発生する音声は、窓ガラス(2)の板厚や材質硬度で変化するものであり、振動が大きいほど伝達音声は大きくなることから、窓ガラス(2)の厚みや重量は間仕切りおよび振動板としての強度と性能との関係で決定すればよい。
また、室内側の係員(8a)の音声も前記と同様に小開口窓(7)を介してマイク(5)で集音され、振動発生器(6)から窓ガラス(2)に伝導してガラス板自体から発生されることにより、室内外双方の音声は、間仕切りである窓ガラス(2)から発生されるものであり、一人対一人に限らず複数人同士でも明瞭な会話をおこなうことができるとともに、従来のように窓ガラス(2)に多数のパンチング孔などを形成する必要がなく、成形コストおよびガラス強度を有利にするものである。
また、前記実施例では、窓ガラス(2)における手渡し用の小開口窓(7)に音声発生装置(1)のマイク(5)を近接して設けることで、音声発生装置(1)を単一にし、室内外(8)(9)の音声を共通して集音するようにしてコストおよび設置容積の効率化をはかったが、図3に示すように、小開口窓(7)がない場合も含めて、室内(18)側にマイク(15)と振動発生器(16)を設けた音声発生装置(11)を設けるとともに、室外(19)の適当箇所にマイク(15′)あるいはマイクとともに振動発生器(16′)を設置するようにしてもよい。
したがって、前記実施例においては、振動発生器(6)を駅や映画館における券売所に設置した例で説明したが、これを上記のように小開口窓(7)を設けずに、細菌の多い環境下にある病院などにおいて、窓ガラス(12)で密閉した状態で無菌室(18)や窓口構成に採用すれば、外部(19)からの細菌の侵入を遮断した衛生的な環境を保持した状態で室内と室外との会話を可能にする効果がある。
次に、本発明を一般住宅などにおける防犯装置として用いた実施例について説明する。図4、図5に示すように、音声発生装置を形成するアラーム機器(21)は、ケース(23)内にアラーム音声発振器を設けた回路部(24)、センサー(25)、振動発生器(26)を収納しており、このアラーム機器(21)は、住居の窓や玄関扉などのガラス板部分(22)の室内(28)側に振動発生器(26)を接触させて両面テープ(30)で取り付けている。
そして、侵入者(29a)が窓などに接近した場合は、センサー(25)でこれを検知し、回路部(24)のアラーム発振器を動作させ、振動発生器(26)を動作させ、振動を窓ガラス(22)に伝導することで窓ガラス(22)自体からアラーム警報音を発生させるものである。
上記構成によれば、振動発生器(26)を取着した窓ガラス(22)、あるいは玄関扉自体から警報音が発生し、しかも窓ガラス(22)などの内外両面に同音量の警報音が発生するため、住居内の家人への報知だけでなく、室外からの侵入者(29a)に対する威嚇音として、また外部の第三者に対する報知音としても作用し、犯罪を未然に防ぐことができるものである。
また、振動発生器(26)の採用により、窓ガラス(22)自体がアラーム発生スピーカとなって従来のスピーカ(56)を不使用とすることができ、アラーム機器(21)の装置自体の大きさをコンパクトに形成して設置スペースを小さくすることができるため、窓ガラス(22)などへ取り付けた場合も目立たず、外観意匠を格段に向上させることができる。
本発明は、室内外の間に設けた窓ガラスなど間仕切り自体から音声を発生させる音声発生装置に利用することができる。
本発明の1実施形態を示す音声発生装置の横断面図である。 図1の音声発生装置を駅などの券売所に用いた例を示す正面図である。 図1の音声発生装置を小開口窓のない間仕切り部に設けた側面図である。 本発明の音声発生装置を防犯装置として使用した例を示す縦断面図である。 図4の音声発生装置を住居窓に取り付けた状態を示す正面図である。 従来の券売状態を示す正面図である。 従来の防犯アラーム装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1、11、21 音声発生装置 2、12、22 窓ガラス
3、23 ケース 3a 開口
4、14 回路部 5、15、25 マイク
6、16、26 振動発生器 7 小開口窓
8、18、28 室内 8a、18a 係員
9、19、29 室外 9a、29a 購入者
10、20、30 両面テープ

Claims (4)

  1. 外部と室内とを仕切る板体と、入力された音声信号を振動に変換するものであって前記仕切り板体に接触させた振動発生器とからなり、前記振動発生器による振動を仕切り板体に伝達し、板体の振動により板体の両面双方向に音声を発生させることを特徴とする音声発生装置。
  2. 音声発生装置をガラス製仕切り板体の下方に形成した小開口窓の近傍に設置し、マイクを小開口窓に近接して配置し、室内外の音声を集音するようにしたことを特徴とする請求項1記載の音声発生装置。
  3. マイクおよび振動発生器を具備した音声発生装置をガラス製仕切り板体の一面の隅部に設置し、前記板体の他方の面に少なくとも前記振動発生器に接続された第2のマイクを設置したことを特徴とする請求項1記載の音声発生装置。
  4. 外部と室内とを仕切る板体と、人体の近接を検知するセンサーと、このセンサーの検知によってアラームを発生するものであって前記仕切り板体に接触させた振動発生器とからなり、前記振動発生器による振動を仕切り板体に伝達し、板体の振動により板体の両面双方向にアラーム音声を発生させることを特徴とする音声発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019117566A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 ニッタン株式会社 警報装置及び警報システム

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