JP2005252506A - 移動体通信システム、無線基地局制御局及びそれら用いる一斉応答負荷低減方法 - Google Patents

移動体通信システム、無線基地局制御局及びそれら用いる一斉応答負荷低減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 MBMS Notificationメッセージに対して応答してくる無線端末の数を制限し、一時的な上り無線チャネルの負荷を防ぐことが可能な移動体通信システムを提供する。
【解決手段】 無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージの中に、Rp及びRrというパラメータを設定して無線端末1に送信する。無線端末1は受信したMBMS Notificationメッセージに応答するかどうかを、それらのパラメータを用いた計算結果に応じて決定する。無線端末1は上記の計算結果の値がRrの値に等しいか、下回れば、そのMBMS Notificationメッセージに応答し、逆に上回れば、そのMBMS Notificationメッセージに応答しない。無線基地局制御局3は応答してきた無線端末の数に応じてコンテンツの転送方式を決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は移動体通信システム、無線基地局制御局及びそれら用いる一斉応答負荷低減方法に関し、特に移動体通信システムのマルチキャストにおける無線端末からの一斉応答の負荷低減方法に関する。
移動体通信システムのマルチキャストはMBMS(Multimedia Broadcast Multicast System)と称されており、無線基地局が管理するセルに在圏している複数の無線端末に対して、同一のコンテンツデータを配信する機能である。
このMBMS機能における無線基地局制御局RNC(Radio Network Controller)は、セルに在圏し、MBMSサービスにジョイン(join:参加)し、コンテンツデータを受信する予定の無線端末(以下、無線端末とする)の数を知ることによって、コンテンツデータを当該セルで各無線端末に対して、PtP(Point to Point)方式で転送するか、PtM(Point to Multipoint)方式で転送するかを決めている。
すなわち、無線基地局制御局RNCは無線端末の数が予め無線基地局制御局RNC内に設定されている閾値を上回れれば、PtM方式でコンテンツデータを転送し、逆にその閾値を下回れれば、PtP方式でコンテンツデータを転送している。PtP方式か、PtM方式かによってコンテンツデータを転送するのを無線端末の数によって決めるのは、無線送信電力の節約を考慮しているためである。
無線基地局制御局RNCは当該セル内の無線端末の数を知るために、MBMS Notification(MBMS通知)というメッセージを送信し、そのMBMS Notificationメッセージに対して応答してきた無線端末の数をカウントする手段が採用されている(例えば、非特許文献1参照)。
“Multimedia broadcast/Multicast Service(MBMS);Architecture and functional description”[3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS23.246 version6.0.0 第8.1章 第3段落,2003−09]
上述した従来の移動体通信システムでは、当該セル内に位置する無線端末の数が多ければ、それはすなわち無線基地局制御局RNCからのMBMS Notificationメッセージに対して応答する無線端末の数も多くになる。応答する無線端末の数が多ければ、一時的に上り無線チャネルのRACH(Random Access Channel)を圧迫するという問題が発生する。
この問題が発生すると、MBMSサービスの目的以外のサービスに影響を与えることになる。例えば、通常の発信呼や着信呼に関わる信号は無線基地局制御局RNCに届かなくなることで、一時的に発信呼や着信呼ができなくなる恐れがある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、MBMS Notificationメッセージに対して応答してくる無線端末の数を制限し、一時的な上り無線チャネルの負荷を防ぐことができる移動体通信システム、無線基地局制御局及びそれら用いる一斉応答負荷低減方法を提供することにある。
本発明による移動体通信システムは、無線基地局制御局から無線端末にコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージに対して前記無線端末から応答メッセージを返す移動体通信システムであって、
前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定する手段を前記無線基地局制御局に備え、
前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを前記パラメータを用いて判定する手段を前記無線端末に備えている。
本発明による無線基地局制御局は、無線端末に対してコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージを送信し、前記メッセージに対する前記無線端末からの応答メッセージを受信する無線基地局制御局であって、
前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定する手段と、前記パラメータを用いて前記応答メッセージを返してきた無線端末の数を計数手段とを備えている。
本発明による一斉応答負荷低減方法は、無線基地局制御局から無線端末にコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージに対して前記無線端末から応答メッセージを返す移動体通信システムに用いられる一斉応答負荷低減方法であって、前記無線基地局制御局が、前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定し、前記無線端末が、前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを前記パラメータを用いて判定している。
すなわち、本発明の移動体通信システムは、無線基地局制御局RNC(Radio Network Controller)から送信するMBMS Notification(通知)メッセージに応答する無線端末の数を制限し、一時的な上り無線チャネルの負荷を低減するメカニズムである。
すなわち、無線基地局制御局RNCは送信するMBMS Notificationメッセージの中に、応答する無線端末を制限するパラメータを設定し、該当する無線端末だけが応答するという方法である。
具体的に説明すると、無線基地局制御局RNCはMBMS Notificationメッセージの中に、Rp及びRrというパラメータを設定し、受信した無線端末はMBMS Notificationメッセージに応答するかどうか、
Rr≧[無線端末固有番号であるIMSIの下1バイト]
Modulo (Rp)
という計算式の結果にしたがう。ここで、Rrの値は0〜255、Rp:値は0〜255であり、0はすべての無線端末が応答することを意味している。また、「IMSI」は「International Mobile Subscriber Identity」の略称である。
無線端末は上記の計算式で計算した結果の値がRrの値に等しいか、下回れば、そのMBMS Notificationメッセージに応答するが、逆に上回れば、そのMBMS Notificationメッセージに応答しない。
また、このMBMS Notificationメッセージに対して応答してきた無線端末の数が無線基地局制御局RNC内に予め設定されている閾値を超えなければ、無線基地局制御局RNCはRp及びRrの値を変更し、再度MBMS Notificationメッセージを送信する。このMBMS Notificationメッセージに対して一度応答した無線端末は再度送られてきたMBMS Notificationメッセージを無視するが、そのほかの無線端末は上記の計算式で再度計算し、応答するかどうか、上記の計算結果にしたがう。
ここで、MBMS Notificationメッセージは無線端末の数をカウントする目的と、無線端末にコンテンツデータの転送を通知する目的とを有している。無線端末の数をカウントする目的のMBMS Notificationメッセージの繰り返し回数制限Nは、実際にシステムに運用する時にオペレータが設定する。
これによって、本発明の移動体通信システムでは、無線基地局制御局RNCがコンテンツデータを転送する前に送信するMBMS NotificationメッセージにRp及びRrのパラメータを設定し、無線端末がこのRp及びRrのパラメータを用いて上記の計算式で計算し、そのMBMS Notificationメッセージに対して応答するかどうかを判断する。
よって、本発明の移動体通信システムでは、MBMS Notificationメッセージに対して応答してくる無線端末の数を制限し、一時的な上り無線チャネルの負荷を防ぐことが可能となる。
また、本発明の移動体通信システムでは、応答してきた無線端末の数が閾値に達していない場合、無線基地局制御局RNCがRp及びRrの値を変更し、Notificationを繰り返すことによって、コンテンツデータをPtP(Point to Point)方式で転送するか、PtM(Point to Multipoint)方式で転送するかを確実に決めることが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、MBMS Notificationメッセージに対して応答してくる無線端末の数を制限し、一時的な上り無線チャネルの負荷を防ぐことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による移動体通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による移動体通信システムは無線端末(UE:User Equipment)1と、無線基地局2と、無線基地局制御局(RNC:Radio Network Controller)3と、SGSN[Serving GPRS(General Packet Radio Service) Support Node]4と、HLR(Home Location Register)5と、GGSN(Gateway GPRS Support Node)6と、マルチキャスト制御装置(BM−SC:Broadcast−Multicast Service Centre)7と、コンテンツ・サーバ8,9と、マルチキャスト制御装置7とコンテンツ・サーバ9とを接続するインタネット100とから構成されている。
図2は本発明の一実施例によるマルチキャストにおける制御シーケンスを示すシーケンスチャートであり、図3は本発明の一実施例によるMBMS(Multimedia Broadcast Multicast System) Notification(通知)メッセージ処理を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例によるマルチキャストにおける制御シーケンスについて説明する。
無線端末1はまずMBMSのサービスに加入するために、加入信号(Subscription信号)を、無線基地局制御局3を経由してマルチキャスト制御装置7に送信する(図2のa1,a2)。
マルチキャスト制御装置7は新しいMBMSサービスを始める場合、サービスアナウンス(Service announcement)を、無線基地局制御局3を経由して無線端末1に転送する(図2のa3,a4)。図2には一つの無線端末しか図示していないが、本当は多数の無線端末が存在するので、そのサービスアナウンスは一つの無線端末に向けての送信ではなく、多数の無線端末に対しての送信となる。
MBMSのサービスに加入した無線端末1が、上記の新しいMBMSサービスのコンテンツデータを受信したい場合、IGMP(Internet Group Management Protocol) join(参加)の信号を、無線基地局制御局3を経由してマルチキャスト制御装置7に送信する(図2のa5,a6)。
マルチキャスト制御装置7はコンテンツデータの配信を用意できたら、MBMSセッションスタート(Session Start)信号を無線基地局制御局3に対して送信する(図2のa7、図3のb1)。MBMSセッションスタート信号の中には、サービス(Service)IDが含まれる。
無線基地局制御局3はマルチキャスト制御装置7からMBMSセッションスタート信号を受信すると、パラメータとしてRp及びRrを設定する。例えば、Rpの値=4、Rrの値=1とする。
無線基地局制御局3はこのRp及びRrと、受信したMBMSセッションスタート信号でのサービスIDとをあわせてMBMS Notificationメッセージに設定する。
無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージを複数の無線端末1,1−1〜1−3に対して送信する(図2のa8、図3のb2)。MBMS Notificationメッセージは特定の無線端末に対して送信するのではなく、複数の無線端末1,1−1〜1−3に対して送信する。図3では3つの無線端末しか図示していないが、それ以上の無線端末に対しても適用可能である。無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージを送信するたびに、送信回数をカウントアップする(送信回数+1)(図3のb3)。
無線端末(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3各々のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)の下1バイトの値を、
UE#1のIMSIの下1バイト=125
UE#2のIMSIの下1バイト=126
UE#3のIMSIの下1バイト=127
とする。
MBMS Notificationメッセージを受信した無線端末(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3各々は、
Rr≧(無線端末固有番号であるIMSIの下1バイト)
Modulo (Rp) ・・・(1)
という計算式を計算し、右側の計算結果の値がRrに等しいか、それより小さければ、MBMS Notificationメッセージに対して応答(Response)メッセージで応答する(図2のa9、図3のb4)。
無線端末(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3各々の計算式の計算結果は、UE#1の計算結果=1、UE#2の計算結果=2、UE#3の計算結果=3となる。
したがって、無線端末(UE#1)1−1のみが応答することとなり、無線端末(UE#1)1−1は無線基地局制御局3からのMBMS Notificationメッセージに対して応答メッセージを送信する。
無線基地局制御局3は応答メッセージを受信すると、無線端末の数を一つとしてカウントアップする(図3のb5)。無線基地局制御局3はカウンタの値が予め設定しておいた閾値より大きければ(図3のb6)、すなわちコンテンツデータをPtM(Point to Multipoint)方式で転送できると決定するので、マルチキャスト制御装置7からのコンテンツデータの受信待ちに遷移する。
また、無線基地局制御局3はカウンタの値が予め設定しておいた閾値より小さければ、すなわちコンテンツデータをPtM方式で転送する基準に達していないので、MBMS Notificationメッセージを繰り返し送信するための判断処理に入る。
ここでは、MBMS Notificationメッセージに対して遅れて応答する無線端末を考慮するために、待ちタイマが用意されている。無線基地局制御局3はこの待ちタイマがタイムアウトしたかどうかをチェックし(図3のb7)、タイムアウトでなければ、処理を待ちタイマ処理の直前に戻し、タイムアウトまで待つ。
無線基地局制御局3はこの待ちタイマがタイムアウトになると、MBMS Notificationメッセージの送信回数の判断処理に入る(図3のb8)。無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージの送信回数が繰り返し制限回数Nを超えたのであれば、すなわちMBMS Notificationメッセージを再び送信しないこととなるので、その時点の無線端末の数でコンテンツデータをPtP(Point to Point)方式で転送するか、PtM方式で転送するかを決めなくてはならない。
無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージの送信回数が繰り返し制限回数Nを超えていないのであれば、再びRp及びRrの値を変更し、MBMS Notificationメッセージを送信する(図3のb9)。例えば、無線基地局制御局3はRp及びRrの値を、Rpの値=5、Rrの値=1というように変更する。
無線基地局制御局3は変更したRp及びRrと、サービスIDとをMBMS Notificationメッセージに設定し、再びMBMS Notificationメッセージを無線端末(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3に送信する(図2のa10、図3のb9,b10)。尚、図2のa7〜a10に示すMBMS Notificationメッセージ処理bは図3に示すMBMS Notificationメッセージ処理に相当する。
無線端末(UE#1)1−1はMBMS Notificationメッセージに対して既に応答しているので、このMBMS Notificationメッセージを受信しても無視する。
無線端末(UE#2,UE#3)1−2,1−3はこのMBMS Notificationメッセージを受信すると、上記の(1)式を計算する。この場合、無線端末(UE#2,UE#3)1−2,1−3各々の計算結果は、UE#2の計算結果=1、UE#3の計算結果=2というようになる。
したがって、MBMS Notificationメッセージに対しては無線端末(UE#2)1−2のみが応答することになり、MBMS Notificationメッセージに対して応答メッセージを送信する(図3のb11)。応答メッセージを受信した無線基地局制御局3は再び上記の無線端末の数のカウント処理以降の処理を繰り返す(図3のb12)。
無線基地局制御局3はMBMS Notificationメッセージを送信し、それに対して応答してきた無線端末の数でコンテンツデータをPtP方式で転送するか、PtM方式で転送するかを決定することができたとすると、PtM方式で転送すると決定したのでれば、無線基地局制御局3はMBMS Radio Bearer Information(MBMS無線ベアラインフォメーション)信号を送信する(図2のa11)。
逆に、PtP方式で転送すると決定したのであれば、無線基地局制御局3は従来の方法で無線端末に対してRadio Bearer(無線ベアラ)を設定する。この方法については、従来の方法として公知であるので、その動作の説明は省略する。
しばらくすると、マルチキャスト制御装置7はコンテンツデータを無線基地局制御局3に送信し(図2のa12)、無線基地局制御局3はそのコンテンツデータを、上記の決定した方式(PtP方式またはPtM方式)で無線端末1,(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3に転送する(図2のa13)。このコンテンツデータは無線端末1,(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3に繰り返し送信される。
このように、本実施例では、無線基地局制御局3がコンテンツデータを転送する前に送信するMBMS NotificationメッセージにRp及びRrのパラメータを設定し、無線端末1,(UE#1,UE#2,UE#3)1−1〜1−3がこのRp及びRrのパラメータを用いて、上記の(1)式の計算式で計算し、そのMBMS Notificationメッセージに対して応答するかどうかを判断する。
これによって、本実施例では、MBMS Notificationメッセージに対して応答してくる無線端末の数が制限され、一時的な上り無線チャネルの負荷を防ぐことができる。
また、本実施例では、応答してきた無線端末の数が閾値に達していない場合、無線基地局制御局3がRp及びRrのパラメータの値を変更し、その変更したパラメータを付加したMBMS Notificationメッセージを繰り返し送信することによって、コンテンツデータをPtP方式で転送するか、PtM方式で転送するかを確実に決めることができる。
尚、上記のパラメータのRp及びRrの設定値はあくまでも例であり、“0〜255”の値が設定可能である。また、(1)式においては、計算式の等式を「≧」としているが、等式として「≦」を用いることも可能である。すなわち、
Rr≦(無線端末固有番号であるIMSIの下1バイト)
Modulo (Rp)
とすることも可能である。
本発明の一実施例による移動体通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるマルチキャストにおける制御シーケンスを示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例によるMBMS Notificationメッセージ処理を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1,1−1〜1−3 無線端末
2 無線基地局
3 無線基地局制御局
4 SGSN
5 HLR
6 GGSN
7 マルチキャスト制御装置
8,9 コンテンツ・サーバ
100 インタネット

Claims (24)

  1. 無線基地局制御局から無線端末にコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージに対して前記無線端末から応答メッセージを返す移動体通信システムであって、
    前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定する手段を前記無線基地局制御局に有し、
    前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを前記パラメータを用いて判定する手段を前記無線端末に有することを特徴とする移動体通信システム。
  2. 前記パラメータを用いて判定する手段は、前記メッセージに設定されたパラメータがRp及びRrの場合に、
    Rr≧[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  3. 前記パラメータを用いて判定する手段は、前記メッセージに設定されたパラメータがRp及びRrの場合に、
    Rr≦[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  4. 前記無線端末固有番号が、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の移動体通信システム。
  5. 前記パラメータを用いて判定する手段は、前記計算式の計算結果の値がRrの値以下の時に前記メッセージに応答し、前記計算式の計算結果の値がRrの値を超えた時に前記メッセージに応答しないことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか記載の移動体通信システム。
  6. 前記無線基地局制御局は、前記応答メッセージを返してきた無線端末の数が予め設定されている閾値を超えなかった時に前記パラメータを変更して前記メッセージを再送信し、前記無線端末の数が前記閾値を超えた時に前記コンテンツデータの転送を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の移動体通信システム。
  7. 前記無線基地局制御局は、前記メッセージを繰り返し送信して前記コンテンツデータをPtP(Point to Point)方式及びPtM(Point to Multipoint)方式のいずれで転送するかを決定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の移動体通信システム。
  8. 前記メッセージは、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast System) Notificationメッセージであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載の移動体通信システム。
  9. 無線端末に対してコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージを送信し、前記メッセージに対する前記無線端末からの応答メッセージを受信する無線基地局制御局であって、
    前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定する手段と、前記パラメータを用いて前記応答メッセージを返してきた無線端末の数を計数手段とを有することを特徴とする無線基地局制御局。
  10. 前記パラメータがRp及びRrの場合に、
    Rr≧[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記応答メッセージを返してきた無線端末の数を計数することを特徴とする請求項9記載の無線基地局制御局。
  11. 前記パラメータがRp及びRrの場合に、
    Rr≦[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記応答メッセージを返してきた無線端末の数を計数することを特徴とする請求項9記載の無線基地局制御局。
  12. 前記無線端末固有番号が、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であることを特徴とする請求項10または請求項11記載の無線基地局制御局。
  13. 前記無線端末が、前記計算式の計算結果の値がRrの値以下の時に前記メッセージに応答し、前記計算式の計算結果の値がRrの値を超えた時に前記メッセージに応答しないことを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか記載の無線基地局制御局。
  14. 前記応答メッセージを返してきた無線端末の数が予め設定されている閾値を超えなかった時に前記パラメータを変更して前記メッセージを再送信し、前記無線端末の数が前記閾値を超えた時に前記コンテンツデータの転送を行うことを特徴とする請求項9から請求項13のいずれか記載の無線基地局制御局。
  15. 前記メッセージを繰り返し送信して前記コンテンツデータをPtP(Point to Point)方式及びPtM(Point to Multipoint)方式のいずれで転送するかを決定することを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか記載の無線基地局制御局。
  16. 前記メッセージは、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast System) Notificationメッセージであることを特徴とする請求項9から請求項15のいずれか記載の無線基地局制御局。
  17. 無線基地局制御局から無線端末にコンテンツデータの転送を通知しかつその通知に応答する無線端末の数を計数するためのメッセージに対して前記無線端末から応答メッセージを返す移動体通信システムに用いられる一斉応答負荷低減方法であって、前記無線基地局制御局が、前記メッセージの中に応答する無線端末を制限するパラメータを設定し、前記無線端末が、前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを前記パラメータを用いて判定することを特徴とする一斉応答負荷低減方法。
  18. 前記パラメータがRp及びRrの場合に、前記無線端末が、
    Rr≧[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを判定することを特徴とする請求項17記載の一斉応答負荷低減方法。
  19. 前記パラメータがRp及びRrの場合に、前記無線端末が、
    Rr≦[無線端末固有番号の下1バイト] Modulo(Rp)
    という計算式の結果に基づいて前記メッセージに対して応答メッセージを返すか否かを判定することを特徴とする請求項17記載の一斉応答負荷低減方法。
  20. 前記無線端末固有番号が、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であることを特徴とする請求項18または請求項19記載の一斉応答負荷低減方法。
  21. 前記無線端末が、前記計算式の計算結果の値がRrの値以下の時に前記メッセージに応答し、前記計算式の計算結果の値がRrの値を超えた時に前記メッセージに応答しないことを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか記載の一斉応答負荷低減方法。
  22. 前記無線基地局制御局が、前記応答メッセージを返してきた無線端末の数が予め設定されている閾値を超えなかった時に前記パラメータを変更して前記メッセージを再送信し、前記無線端末の数が前記閾値を超えた時に前記コンテンツデータの転送を行うことを特徴とする請求項17から請求項21のいずれか記載の一斉応答負荷低減方法。
  23. 前記無線基地局制御局が、前記メッセージを繰り返し送信して前記コンテンツデータをPtP(Point to Point)方式及びPtM(Point to Multipoint)方式のいずれで転送するかを決定することを特徴とする請求項17から請求項22のいずれか記載の一斉応答負荷低減方法。
  24. 前記メッセージが、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast System) Notificationメッセージであることを特徴とする請求項17から請求項23のいずれか記載の一斉応答負荷低減方法。
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