WO2007010983A1

WO2007010983A1 - マルチメディアコンテンツ提供方法及び移動局

Info

Publication number: WO2007010983A1
Application number: PCT/JP2006/314382
Authority: WO
Inventors: Sung Uk Moon; Minami Ishii; Takehiro Nakamura
Original assignee: Ntt Docomo, Inc.
Priority date: 2005-07-20
Filing date: 2006-07-20
Publication date: 2007-01-25
Also published as: JPWO2007010983A1; EP1909411A1; US20090124196A1

Abstract

　複数のＭＢＭＳベアラサービスの各々に関連付けられた優先順位に応じて当該ＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を有効に制御する。本発明に係るマルチメディアコンテンツ提供方法は、複数の移動局ＵＥに対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供し、移動局ＵＥが、最大受信可能数又は所定数のＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望ＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、所望ＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツよりも低い優先順位を有するＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を停止する工程と、移動局ＵＥが、所望ＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止したＭＢＭＳベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を再開する工程とを有する。

Description

明細書

マルチメディアコンテンツ提供方法及び移動局

技術分野

[0001] 本発明は、複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するマルチメディアコンテンツ提供方法及び移動局に関する。

背景技術

[0002] 従来、複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によつてマルチメディアコンテンツを提供するサービス (MBMS： Multimedia Broadcast Multicast Service)が知られて!/、る（例えば、非特許文献 1参照）。

[0003] 従来の MBMSでは、サーバとコアネットワーク装置と制御局とを介して、移動局に対して、「サービスアナウンスメント処理」及び「MBMS通知処理」が行われるように構成されている。

[0004] そして、従来の MBMSでは、エリアによっては、複数の MBMSベアラサ一ビスによつてマルチメディアコンテンツが同時に送信されるように構成されている。

[0005] しかしながら、従来の MBMSでは、移動局は、所定数の MBMSベアラサービスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を新たに開始しょうとする場合、或いは、最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を同時に開始しょうとする場合、当該移動局に到着した順にマルチメディアコンテンツの受信を開始するため、高、優先順位を有する MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信できない、或いは、低い優先順位の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信した後に高、優先順位を有する MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始して、当該高、優先順位を有する MBMSベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信開始が遅くなるという問題点があった。

非特許文献 1 : 3GPP TSG-SA TS23.246 v6.4.0、 2004年 9月発明の開示

[0006] そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、複数のマルチメディアコンテンッを送信する MBMSベアラサ一ビスの各々に関連付けられた優先順位に応じて当該 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を有効に制御すること〖こよって、上述の問題点を解決することができるマルチメディアコンテンツ提供方法及び移動局を提供することを目的とする。

[0007] 本発明の第 1の特徴は、複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するマルチメディアコンテンツ提供方法であって、前記移動局が、最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、該所望ベアラサ一ビスよりも低、優先順位を有する低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を停止する工程と、前記移動局が、前記所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止した前記低優先べァラサービス力の前記マルチメディァコンテンツの受信を再開する工程とを有することを要旨とする。

[0008] 本発明の第 1の特徴において、前記移動局は、前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために、該低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行う工程と、前記移動局は、前記参加処理を行った前記低優先べァラサービス用の無線べァラを確立する工程と、前記移動局は、前記無線べァラを介して、前記参加処理を行った前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信する工程とを更に有し、前記受信を停止する工程において、前記移動局は、前記低優先べァラサービス用の無線べァラを解放した後、該低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことによって、該低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を停止し、前記受信を再開する工程において、前記移動局は、前記低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、該低優先べァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を再開してもよい。

[0009] 本発明の第 2の特徴は、複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するマルチメディアコンテンツ提供方法であって、前記移動局が、複数のベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンッの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合、該複数のベアラサービスの各々に関連付けられて、る優先順位に基づ、て決定されたベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信のみを開始する工程と、前記移動局が、前記決定されたべァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、受信が開始されな力つた前記ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始する工程とを有することを要旨とする。

[0010] 本発明の第 2の特徴において、前記受信のみを開始する工程において、前記移動局は、前記決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために該決定されたベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、参加処理を行った該決定されたベアラサ一ビス用の無線べァラを確立することによって、該無線ベアラを介して該決定されたべァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信のみを開始し、前記受信を開始する工程において、前記移動局は、前記決定されたベアラサ一ビス用の無線べァラを解放して、前記決定されたベアラサ一ビスからの脱退処理を行つた後、前記受信が開始されな力つたベアラサ一ビスへの参加処理を行い、前記受信が開始されな力つたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該受信が開始されな力つたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始してちよい。

[0011] 本発明の第 3の特徴は、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって提供されたマルチメディアコンテンツを受信する移動局であって、最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、該所望べァラサービスよりも低い優先順位を有する低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信を停止するように構成されて、る停止部と、前記所望べァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止した前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を再開するように構成されてヽる再開部とを具備することを要旨とする。

[0012] 本発明の第 3の特徴において、前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッを受信するために該低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行ヽ、参加処理を行った該低優先べァラサービス用の無線べァラを確立し、該無線べァラを介して該参加処理を行った低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するように構成されている受信部を更に具備し、前記停止部は、前記低優先ベアラサ一ビス用の無線べァラを解放した後、該低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことによって、該低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を停止するように構成されており、前記再開部は、前記低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、該低優先べァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を再開するように構成されていてもよい。

[0013] 本発明の第 4の特徴は、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって提供されたマルチメディアコンテンツを受信する移動局であって、複数のマルチメディアコンテンッの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のマルチメディァコンテンツの受信を開始することになる場合、該複数のベアラサ一ビスの各々に関連付けられて、る優先順位に基づ、て決定されたマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、る開始部と、前記決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、受信が開始されな力つた前記べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、る再開部とを具備することを要旨する。

[0014] 本発明の第 4の特徴において、前記開始部は、前記決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために該決定されたベアラサ一ビスへの参カロ処理を行った後、参加処理を行った該決定されたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該無線べァラを介して該決定されたべァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信のみを開始するように構成されており、前記再開部は、前記決定されたべァラサービス用の無線べァラを解放して、前記決定されたべァラサービス力もの脱退処理を行った後、前記受信が開始されな力つたべァラサービスへの参加処理を行、、前記受信が開始されな力つたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該受信が開始されな力つたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、てもよ、。

図面の簡単な説明

[0015] [図 1]図 1は、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である

[図 2]図 2は、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの移動局の機能プロック図である。

[図 3]図 3は、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの移動局によって管理される優先順位の一例を示す図である。

[図 4]図 4は、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。

[図 5]図 5は、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムにおける参加処理を示すフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

[0016] (本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの構成）

図 1乃至図 3を参照して、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。

[0017] 本実施形態に係る移動通信システムは、複数の移動局 UEに対して、ブロードキヤスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するように構成されている。

[0018] すなわち、本実施形態に係る移動通信システムは、複数の移動局 UEに対して、 M BMSを提供することによって、 1つのエリアに対して複数の MBMSベアラサ一ビスによってマルチメディアコンテンツを提供するように構成されて、る。

[0019] 本実施形態に係る移動通信システムは、図 1に示すように、 BM-SC (BM-SC : Br oadcast— Multicast Srevice Centre)と、 SGSN (Serving GPRS Support Node)と、 GGSN (Gateway GPRS Support Node)と、 HLR (Home Locati on Register)と、 UTRAN (UMTS Terrestrial Radio Access Network)と、GERAN (GSM EDGE Radio Access Network)とを具備している。

[0020] なお、 BM- SC、 SGSN、 GGSN、 HLR、 UTRAN、 GERANの機能は、従来の M

BMSを提供する際の機能と同等であるため、これらの機能についての詳細な説明は省略する（上述の非特許文献 1等参照)。

[0021] 移動局 UEは、図 2に示すように、優先順位管理部 11と、マルチメディアコンテンツ受信部 12と、マルチメディアコンテンツ受信開始部 13と、マルチメディアコンテンツ受信停止部 14と、マルチメディアコンテンッ受信再開部 15とを具備する。

[0022] 優先順位管理部 11は、複数の MBMSベアラサ一ビスの各々に関連付けられている優先順位を管理するように構成されている。例えば、優先順位管理部 11は、図 3に示すように、「MBMSベアラサービス名」と、「優先順位」とを関連付けるテーブルを管理するように構成されて、る。

[0023] マルチメディアコンテンツ受信部 12は、 UTRANや GERANを介して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって提供されたマルチメディアコンテンツを受信するように構成されている。

[0024] 具体的には、マルチメディアコンテンツ受信部 12は、マルチメディアコンテンツ開始部 13によって受信を開始するように指示された MBMSベアラサ一ビス力ものマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、る。

[0025] また、マルチメディアコンテンツ受信部 12は、マルチメディアコンテンツ再開部 15によって受信を再開するように指示された MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を再開するように構成されて、る。

[0026] さらに、マルチメディアコンテンツ受信部 12は、マルチメディアコンテンツ停止部 14 によって受信を停止するように指示された MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディァコンテンツの受信を停止するように構成されている。

[0027] 例えば、マルチメディアコンテンツ受信部 12は、後述する加入処理や参加処理や無線べァラ開始処理等を行うことによって、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、る。

[0028] また、マルチメディアコンテンツ受信部 12は、後述する無線べァラ終了処理や脱退処理等を行うことによって、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信を停止又は終了するように構成されて、る。

[0029] マルチメディアコンテンツ受信開始部 13は、ユーザからの指示に応じて、所望 MB MSベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツの受信開始を決定して、その旨をマルチメディアコンテンツ受信部 12に指示するように構成されている。

[0030] また、マルチメディアコンテンツ受信開始部 13は、複数の MBMSベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合、当該複数の MBMSベアラサ一ビスの各々に関連付けられている優先順位に基づいて決定された MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されている。

[0031] ここで、最大受信可能数は、移動局 UEの受信能力等によって決定されるものである。また、所定数は、移動局 UE又は移動通信システムによって予め設定されているものである。

[0032] マルチメディアコンテンツ受信停止部 14は、ユーザからの指示に応じて、又は、所定条件が満たされる場合、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信停止を決定して、その旨をマルチメディアコンテンツ受信部 12に指示するように構成されている。

[0033] また、マルチメディアコンテンツ受信停止部 14は、最大受信可能数又は所定数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望 M BMSベアラサービスカゝらのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、当該所望 MBMSベアラサ一ビスよりも低い優先順位を有する MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信停止を決定するように構成されて、る。

[0034] マルチメディアコンテンツ受信再開部 15は、所定条件が満たされる場合、所望 MB MSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定して、その旨をマルチメディアコンテンツ受信部 12に指示するように構成されている。

[0035] また、マルチメディアコンテンツ受信再開部 15は、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止中である MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定するように構成されてヽる。 [0036] また、マルチメディアコンテンツ再開部 15は、マルチメディアコンテンツ受信開始部 13によって受信開始を決定された MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信が完了した後、受信が開始されな力つた MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されている。

[0037] (本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの動作）

図 4及び図 5を参照して、本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。

[0038] 図 4に示すように、ステップ S101において、移動局 UEは、本実施形態に係る移動通信システムによって提供されている MBMSに対する加入処理（Subscription)を行う。具体的には、力かる加入処理によって、移動局 UEの当該 MBMSに対する加入情報が、 BM-SCに記録される。

[0039] 移動局 UEは、 MBMSに対する加入処理を行った後、所望 MBMSベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するために、所望 MBMSベアラサ一ビスへの参加処理 (Joining)を行うことができる。なお、移動局 UEは、所望のタイミングで、 MBMSに対する加入処理を行うことができる。

[0040] ステップ S102において、 BM- SCは、移動局 UEに対して、当該移動局 UEが在圏するエリアにぉ、てマルチメディアコンテンツを配信して、る MBMSベアラサ一ビスを通知するためのサービスアナウンスメント処理 (Service announcement)を行う

[0041] 具体的には、ステップ S102において、 BM- SCは、 IETF指定プロトコルを用いたサービスアナウンスメントによって、 MBMSベアラサ一ビスにおいて配信されるマルチメディアコンテンツを指定するメディア記述情報 (例えば、ビデオ符号化情報ゃォ一ディォ符号化情報等）や、 MBMSベアラサ一ビスにお!、てマルチメディアコンテンッを配信する MBMSセッションを指定する MBMSセッション記述情報（例えば、 IP マルチキャストアドレスや伝送時間等）を、移動局 UEに対して提供する。

[0042] ステップ S 103において、移動局 UEは、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するために、所望 MBMSベアラサ一ビスへの参カロ処理 (Joining)を行う。力かる参加処理について、図 5を参照して具体的に説明する [0043] 図 5に示すように、ステップ S201において、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信開始部 13は、ユーザによって 1つ又は複数の所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を指示された場合、当該所望 MBMSベアラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信することとなる力否かにっ、て判定する。

[0044] 最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信することとなると判定された場合、本動作はステップ S 202に進み、それ以外の場合、本動作はステップ S 203に進む。

[0045] ステップ S202において、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信停止部 14は、優先順位管理部 11を参照して、現在受信中の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツ及び当該所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの中から、優先順位が最も低い MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信を停止するように決定する。

[0046] ここで、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信部 13は、受信を停止するように決定された優先順位が最も低い MBMSベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンッの受信を終了するために、 MBMSベアラサ一ビスからの脱退処理（Leaving)を行う。

[0047] ステップ S203において、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信部 12は、マルチメディアコンテンツ受信開始部 13 (又は、マルチメディアコンテンツ受信再開部 15) 及びマルチメディアコンテンツ受信停止部 14からの指示に応じて、受信開始する所望 MBMSベアラサ一ビスを決定する。

[0048] ここで、移動局 UEは、受信開始するように決定された所望 MBMSベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始するために、所望 MBMSベアラサービスへの参加処理 (Joining)を行う。ここで、移動局 UEは、所望 MBMSベアラサ一ビス用の無線べァラの設定を行う。

[0049] 具体的には、移動局 UEは、 IPマルチキャストアドレスによって識別される所望 MB MSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を望むことを通知するために「IGMP (IPv4)又は MLD (IPv6) Joinメッセージ」を送信する。

[0050] ステップ S104において、 BM- SCは、所望 MBMSベアラサ一ビスにおいてマルチメディアコンテンツを配信するためのセッションを確立するためのセッション開始処理（

Session start)を行つ。

[0051] 具体的には、 BM- SCは、所望 MBMSベアラサ一ビスにおいてマルチメディアコンテンッの配信を開始する際に、 GGSNに対してセッション開始要求を送信することによって、マルチメディアコンテンツを配信するためのセッションが確立される。

[0052] ステップ S105において、 BM-SCは、移動局 UEに対して、当該移動局 UEが所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信に必要な情報を通知するための MBMS通知処理 (MBMS notification)を行う。

[0053] 具体的には、 UTRANにおける基地局 NodeB力第 1に、移動局 UEに対して、 M ICH (MBMS Indicator Channel)を送信することによって、当該移動局 UEが参加処理を行っている MBMSベアラサ一ビス力マルチメディアコンテンツが送信されることを通知する。

[0054] 第 2に、移動局 UEは、 MCCH (MBMS Control Channel)を受信することによつて、当該移動局 UEが所望 MBMSベアラサ一ビスから当該マルチメディアコンテンッを受信するために必要な情報を取得する。

[0055] ステップ S106において、 BM- SCは、移動局 UEに対して、所望マルチメディアコンテンッを転送するためのデータ転送処理（Data transfer)を行う。

[0056] 具体的には、移動局 UEは、所望 MBMSベアラサ一ビス用の無線べァラを介して、すなわち、 MCCHによって通知された情報に基づいて特定される MTCH (MBMS Traffic Channel)上で配信されて!ヽる所望マルチメディアコンテンツを受信する

[0057] ステップ S107において、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信部 12は、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した場合に、 B M- SCは、上述のセッションを解放するためのセッション終了処理（Session stop) 処理を行う。 [0058] ステップ S 108において、移動局 UEは、所望 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を終了するために、 MBMSベアラサ一ビスからの脱退処理 (Leaving)を行う。ここで、移動局 UEは、所望 MBMSベアラサ一ビス用の無線ベアラを解放する。

[0059] ステップ S109において、移動局 UEのマルチメディアコンテンツ受信再開部 15は、受信停止中の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツが存在する力否かについて判定する。

[0060] 受信停止中の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツが存在すると判定された場合、本動作は、ステップ S 103に戻り、移動局 UEは、力かる受信停止中の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツについての参加処理を行う。

[0061] 一方、受信停止中のマルチメディアコンテンツが存在しないと判定された場合、本動作は終了する。

[0062] 図 3の例では、移動局 UEは、 MBMSベアラサービス A及び Bからのマルチメディァコンテンツを受信している間に、新たに MBMSベアラサービス Cからのマルチメディァコンテンツの受信を開始しょうとする場合、 MBMSベアラサービス Cの優先順位 ( 「2」 )の方が MBMSベアラサービス Bの優先順位 (「3」 )よりも高、ため、現在受信中の MBMSベアラサ一ビス Bからのマルチメディアコンテンツの受信を停止して MBM Sベアラサービス Cからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するように構成されて、る（なお、最大受信可能数又は所定数は「2」である）。

[0063] そして、移動局 UEは、 MBMSベアラサービス A又は Cからのマルチメディアコンテンッの受信を完了した後に、 MBMSベアラサ一ビス Bからのマルチメディアコンテンッの受信を再開するように構成されて、る。

[0064] また、移動局 UEは、 MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信していない間に、新たに MBMSベアラサービス A乃至 Cからのマルチメディアコンテンッの受信を開始しょうとする場合、 MBMSベアラサービス Bの優先順位 (「3」 )が M BMSベアラサービス A及び Cの優先順位（「1」及び「3」 )よりも低!、ため、 MBMSベァラサービス Bからのマルチメディアコンテンツの受信を停止するように（すなわち、 M BMSベアラサ一ビス B以外の MBMSベアラサービス A及び Cからのマルチメディアコンテンツの受信を開始するように)構成されて、る。

[0065] そして、移動局 UEは、 MBMSベアラサービス A乃至 Cからのマルチメディアコンテンッの受信を完了した後に、 MBMSベアラサ一ビス Bからのマルチメディアコンテンッの受信を再開するように構成されて、る。

[0066] (本発明の第 1の実施形態に係る移動通信システムの作用 ·効果）

本実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局 UEが、所定数の MBMSベァラサービス力のマルチメディアコンテンツを受信している間に最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を新たに開始しょうとする場合、或いは、最大受信可能数又は所定数を上回る数の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を同時に開始しょうとする場合に、当該移動局 UEに到着した順にマルチメディアコンテンツの受信を開始するため、高、優先順位を有する MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッを受信できない、或いは、低い優先順位の MBMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信した後に高、優先順位を有する MBMSベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始して、当該高、優先順位を有する M BMSベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始が遅くなるという問題点を解決することができる。

[0067] (変更例 1)

なお、上述の第 1の実施形態では、マルチメディアコンテンツ停止部 14は、最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、力かる所望ベアラサ一ビスよりも低い優先順位を有する低優先べァラサービス用の無線べァラを解放した後、かかる低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことによって、力かる低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信停止を決定するように構成されて、る。

[0068] また、マルチメディアコンテンツ再開部 15は、上述の所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した場合、上述の低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、力かる低優先べァラサービス用の、無線べァラを確立することによって、力かる低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定するように構成されて、る。

[0069] これに対して、本変更例 1では、マルチメディアコンテンツ停止部 14は、最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、力かる所望ベアラサ一ビスよりも低い優先順位を有する低優先べァラサービス用の無線べァラを解放した後、かかる低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことなく、力かる低優先べァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信停止を決定するように構成されている。

[0070] そして、本変更例 1では、マルチメディアコンテンツ再開部 15は、上述の所望べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信が完了した場合、上述の低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行って、る状態であるので、かかる低優先べァラサービス用の無線べァラを確立することによって、力かる低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定するように構成されて、る。

[0071] また、マルチメディアコンテンツ開始部 13は、複数のベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のベァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合、該複数のベアラサ一ビスの各々に関連付けられて、る優先順位に基づ、て決定されたべァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツを受信するために当該決定されたベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、参加処理を行った当該決定されたベアラサ一ビス用の無線べァラを確立することによって、当該無線べァラを介して当該決定されたべァラサービス力のマルチメディアコンテンツのみの受信開始を決定するように構成されている。

[0072] また、マルチメディアコンテンツ再開部 15は、上述の決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した場合、当該決定されたべァラサービス用の無線べァラを解放して、当該決定されたベアラサ一ビスからの脱退処理を行つた後、上述の受信が開始されな力つたベアラサ一ビスへの参加処理を行い、当該受信が開始されな力つたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、当該受信が開始されな力つたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されて、る。

[0073] これに対して、本変更例 1では、マルチメディアコンテンツ開始部 13は、複数のベァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のベアラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合であっても、全てのベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、該複数のベアラサ一ビスの各々に関連付けられて、る優先順位に基づ、て決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために決定されたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、当該無線べァラを介して当該決定されたべァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツのみの受信開始を決定するように構成されている。

[0074] また、マルチメディアコンテンツ再開部 15は、上述の決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した場合、当該決定されたべァラサービス用の無線べァラを解放した後、当該決定されたベアラサ一ビスからの脱退処理を行うことなぐ上述の受信が開始されな力つたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、当該受信が開始されな力つたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信開始を決定するように構成されて、る。

[0075] 尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなぐ種々の変更が可能である。

産業上の利用の可能性

[0076] 以上説明したように、本発明によれば、複数の MBMSベアラサ一ビスの各々に関連付けられた優先順位に応じて当該 MBMSベアラサービスカゝらのマルチメディアコンテンッの受信を有効に制御することによって、上述の問題点を解決することができるマルチメディアコンテンツ提供方法及び移動局を提供することができる。

Claims

請求の範囲

[1] 複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するマルチメディアコンテンツ提供方法であって、前記移動局は、最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビスからのマルチメディァコンテンツを受信している間に、所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンッの受信を開始する場合、該所望ベアラサ一ビスよりも低!ヽ優先順位を有する低優先べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信を停止する工程と、前記移動局は、前記所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止した前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を再開する工程とを有することを特徴とするマルチメディアコンテンツ提供方法。

[2] 前記移動局は、前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために、該低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行う工程と、

前記移動局は、前記参加処理を行った前記低優先べァラサービス用の無線べァラを確立する工程と、

前記移動局は、前記無線べァラを介して、前記参加処理を行った前記低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信する工程とを更に有し、

前記受信を停止する工程において、前記移動局は、前記低優先べァラサービス用の無線べァラを解放した後、該低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことによつて、該低優先べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信を停止し、前記受信を再開する工程において、前記移動局は、前記低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、該低優先べァラサービス用の無線べァラを確立することによつて、該低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信を再開することを特徴とする請求項 1に記載のマルチメディアコンテンツ提供方法。

[3] 複数の移動局に対して、ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によってマルチメディアコンテンツを提供するマルチメディアコンテンツ提供方法であって、前記移動局は、複数のベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合、該複数のベアラサ一ビスの各々に関連付けられて、る優先順位に基づ、て決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信のみを開始する工程と、

前記移動局は、前記決定されたべァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、受信が開始されな力つた前記べァラサービス力ものマルチメディァコンテンツの受信を開始する工程とを有することを特徴とするマルチメディアコンテンッ提供方法。

[4] 前記受信のみを開始する工程にぉ、て、前記移動局は、前記決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するために該決定されたベアラサービスへの参加処理を行った後、参加処理を行った該決定されたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該無線べァラを介して該決定されたベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信のみを開始し、

前記受信を開始する工程において、前記移動局は、前記決定されたベアラサービス用の無線べァラを解放して、前記決定されたベアラサ一ビスからの脱退処理を行つた後、前記受信が開始されな力つたベアラサ一ビスへの参加処理を行い、前記受信が開始されな力つたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該受信が開始されな力つたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始することを特徴とする請求項 3に記載のマルチメディアコンテンツ提供方法。

[5] ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって提供されたマルチメディアコンテンッを受信する移動局であって、

最大受信可能数又は所定数のベアラサ一ビス力ゝらのマルチメディアコンテンツを受信している間に、所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始する場合、該所望ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツよりも低、優先順位を有する低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信停止を決定するように構成されて、る停止部と、

前記所望べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、停止した前記低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定するように構成されて、る再開部とを具備することを特徴とする移動局。

[6] 前記低優先べァラサービス力ゝらのマルチメディアコンテンツを受信するために該低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行、、参加処理を行った該低優先ベアラサービス用の無線べァラを確立し、該無線べァラを介して該参加処理を行った低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツを受信するように構成されている受信部を更に^ dfaし、

前記停止部は、前記低優先べァラサービス用の無線べァラを解放した後、該低優先べァラサービス力の脱退処理を行うことによって、該低優先べァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信停止を決定するように構成されており、

前記再開部は、前記低優先ベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、該低優先べァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該低優先ベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信再開を決定するように構成されてヽることを特徴とする請求項 5に記載の移動局。

[7] ブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって提供されたマルチメディアコンテンッを受信する移動局であって、

複数のベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信を開始すると、最大受信可能数又は所定数を上回る数のベアラサ一ビス力のマルチメディアコンテンツの受信を開始することになる場合、該複数のベアラサ一ビスの各々に関連付けられて V、る優先順位に基づ、て決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されている開始部と、

前記決定されたべァラサービス力のマルチメディアコンテンツの受信が完了した後、受信が開始されな力つた前記べァラサービス力ものマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されてヽる再開部とを具備することを特徴とする移動局。

[8] 前記開始部は、前記決定されたべァラサービス力ものマルチメディアコンテンツを受信するために該決定されたベアラサ一ビスへの参加処理を行った後、参加処理を行った該決定されたべァラサービス用の無線べァラを確立することによって、該無線ベアラを介して該決定されたベアラサ一ビスからのマルチメディアコンテンツのみの受信開始を決定するように構成されており、

前記再開部は、前記決定されたべァラサービス用の無線べァラを解放して、前記決定されたべァラサービス力の脱退処理を行った後、前記受信が開始されなかつたベアラサ一ビスへの参加処理を行、、前記受信が開始されな力つたベアラサービス用の無線べァラを確立することによって、該受信が開始されな力つたベアラサービスからのマルチメディアコンテンツの受信開始を決定するように構成されていることを特徴とする請求項 7に記載の移動局。