JP2005252397A - 予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラム - Google Patents

予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 対象装置側で必要となる予備品を算出する際に使用する故障率の精度を高め、より精度の高い予備品数を算出する予備品数監視装置を提供する。
【解決手段】 監視対象装置(10−1〜N)の具備する複数の機器(A1〜n)、(B1〜n)(nは任意の整数))に関する装置状態を取得し、その取得した機器(A1〜n)、(B1〜n)に関する装置状態を基に、監視対象装置(10−1〜N)において予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態を算出し、その算出した同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態を基に、監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態に応じた機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の故障率を算出し、その算出した機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態に応じた故障率を基に、監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am、Bm)を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムに関するものであり、詳細には、予備品数を監視する対象となる監視対象装置の状態を監視し、各監視対象装置の具備する機器が故障した際に交換するための機器の予備品管理を行う予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムに関するものである。
従来、伝送装置等の具備する機器が故障した際に必要となる機器の予備品数の算出方法としては、メーカー側が一意に定めた伝送装置の環境条件を基に、予め規定されているMTBF(Mean Time Between Failure)値を用いて、運用者が独自のルールに従って機器の予備品数の算出を行っていたのが現状である。
しかしながら、伝送装置の実装状態等により伝送装置自体の環境が変化してしまい、必ずしもメーカー側が一意に定めた伝送装置の環境条件になるとは限らない。また、伝送装置の中核部品は温度上昇の影響を受けやすく、予備品数を算出する際に使用するMTBF値は温度により影響されることが多いと考えられているため、実際の伝送装置の環境条件に合致した予備品数の算出をすることができないことになる。
このように、従来の予備品数の算出方法では、多様化する伝送装置の環境変化に対応できず、伝送装置の増設などの際に予備品数の再計算を行った場合に、精度の高い予備品数の算出を行うことができないのが現状である。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、複数の被監視装置を監視する遠方監視装置において、障害状況を検索する手段と、監視局で被監視局を構成する各機器の故障率に関するデータベースと実際に発生した障害に関する障害履歴により将来の障害を予測し、修理のために必要な保守部品の数量を算出する手段と、を有し、保守部品の不足あるいは必要以上に部品をもつ必要がなくなり、効率の良い保守体制が可能となる遠方監視装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、供給される故障データに基づき設備の故障間隔を算出する故障間隔算出手段と、この故障間隔算出手段の算出する故障間隔より推定される次の故障時点までの現時点からの期間が前記故障間隔の所定の割合以内に入ったか否かを判断する期間判断手段と、この期間判断手段の判断結果に基づいてその設備の監視優先度を高くする監視優先度更新手段とを備え、算出故障間隔より推定される次の故障時点までの現時点からの期間が、算出故障間隔の所定の割合以内に入れば、その設備の監視優先度が高くなるので、設備の調子の良悪や劣化状況に応じた合理的な設備管理を効率良く推進することができるようになる設備管理アドバイス装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−288793号公報 特開平3−13819号公報
なお、上記特許文献1は、各機器の故障率に関するデータベースと実際に発生した障害に関する障害履歴により将来の障害を予測し、修理のために必要な保守部品の数量を算出しているが、各機器の状態に応じて各機器の故障率自体が変動することから、データベースに格納されている各機器の故障率は、現状の機器の状態を反映した故障率とは異なることになる。このため、データベースに格納されている故障率自体に誤差が生じることになり、特許文献1により算出される保守部品の数量にも誤差が生じることになる。
また、上記特許文献2は、算出故障間隔より推定される次の故障時点までの現時点からの期間が、算出故障間隔の所定の割合以内に入ったか否かを判断することで、その設備の監視優先度を高くしているが、所定の割合以内に入ったか否かを判断する算出故障間隔自体が設備の状態に応じて変動することになるため、現状の設備の状態を反映した算出故障間隔とは異なることになる。このため、所定の割合以内に入ったか否かを判断する算出故障間隔自体に誤差が生じることになる。
このように、上記特許文献1、2は、機器の状態を判断するための情報自体が、所定の条件時における機器の状態を基に設定された固定の情報であるため、機器の状態の条件が変化すれば、その機器の状態を基に設定される情報自体も変動することになる。このため、機器の状態を判断するための情報自体に誤差が生じることになり、精度の高い判断を行うことが出来ないことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、対象装置側で必要となる予備品を算出する際に使用する故障率の精度を高め、より精度の高い予備品数を算出する予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる予備品数監視装置は、監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置であって、対象装置の装置状態を取得する装置状態取得手段と、取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する故障率算出手段と、算出した装置状態に応じた対象装置の故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する予備品数算出手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置において、装置状態取得手段は、装置状態を所定時間毎に取得し、故障率算出手段は、所定時間毎に取得した装置状態を基に、装置状態毎の対象装置の故障率を算出し、予備品数算出手段は、算出した装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置は、対象装置の装置状態に応じた対象装置の故障率を格納する格納手段を有し、故障率算出手段は、格納手段に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置は、故障率算出手段により算出した装置状態毎の対象装置の故障率を格納する故障率格納手段を有し、予備品数算出手段は、故障率格納手段に格納された装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置において、予備品数算出手段は、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を、故障率格納手段に格納された対象装置の故障率の中から選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置において、予備品数算出手段は、故障率格納手段に格納された対象装置の故障率を、対象装置における1日の故障率の変化と、対象装置における1年の故障率の変化と、対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置は、故障率算出手段が、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率が、格納手段に格納されておらず、格納手段に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する警告手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視装置において、装置状態取得手段は、対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出し、故障率算出手段は、算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、機器毎の装置状態に応じた機器毎の故障率を算出し、予備品算出手段は、算出した機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、機器毎に必要となる予備品数を算出し、対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムは、監視対象となる対象装置と、対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置と、が通信網を介して接続してなる予備品数監視システムであって、対象装置は、対象装置の装置状態を予備品数監視装置に送信する装置状態送信手段を有し、予備品数監視装置は、対象装置が送信した対象装置の装置状態を受信し、対象装置の装置状態を取得する装置状態取得手段と、取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する故障率算出手段と、算出した装置状態に応じた対象装置の故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する予備品数算出手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、対象装置は、装置状態送信手段により対象装置の装置状態を所定時間毎に送信し、予備品数監視装置は、装置状態取得手段が、所定時間毎に送信した対象装置の装置状態を受信し、対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、故障率算出手段が、所定時間毎に取得した装置状態を基に、装置状態毎の対象装置の故障率を算出し、予備品数算出手段が、算出した装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、予備品数監視装置は、対象装置の装置状態に応じた対象装置の故障率を格納する格納手段を有し、予備品数監視装置は、故障率算出手段が、格納手段に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、予備品数監視装置は、故障率算出手段により算出した装置状態毎の対象装置の故障率を格納する故障率格納手段を有し、予備品数監視装置は、予備品数算出手段が、故障率格納手段に格納された装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、予備品数監視装置は、予備品数算出手段が、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を、故障率格納手段に格納された対象装置の故障率の中から選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、予備品数監視装置は、予備品数算出手段が、故障率格納手段に格納された対象装置の故障率を、対象装置における1日の故障率の変化と、対象装置における1年の故障率の変化と、対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、予備品数監視装置は、故障率算出手段が、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率が、格納手段に格納されておらず、格納手段に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する警告手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数監視システムにおいて、対象装置は、装置状態送信手段が、対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を予備品数監視装置に送信し、予備品数監視装置は、装置状態取得手段が、対象装置が送信した対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を受信し、複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出し、故障率算出手段が、算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、機器毎の装置状態に応じた機器毎の故障率を算出し、予備品算出手段が、算出した機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、機器毎に必要となる予備品数を算出し、対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法は、監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置における予備品数管理方法であって、予備品数監視装置は、対象装置の装置状態を取得する工程と、取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する工程と、算出した装置状態に応じた対象装置の故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、所定時間毎に取得した装置状態を基に、装置状態毎の対象装置の故障率を算出し、算出した装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、対象装置の装置状態に応じた対象装置の故障率を格納する格納部を有しており、予備品数監視装置は、格納部に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、予備品数監視装置が算出した装置状態毎の対象装置の故障率を予備品数監視装置の具備する格納部に格納する工程と、格納部に格納された装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出する工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を、格納部に格納された対象装置の故障率の中から選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、格納部に格納された対象装置の故障率を、対象装置における1日の故障率の変化と、対象装置における1年の故障率の変化と、対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、予備品数監視装置が取得した装置状態に応じた対象装置の故障率が、格納部に格納されておらず、格納部に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理方法において、予備品数監視装置は、対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出する工程と、算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、機器毎の装置状態に応じた機器毎の故障率を算出する工程と、算出した機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、機器毎に必要となる予備品数を算出し、対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出する工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置において実行される予備品数管理プログラムであって、対象装置の装置状態を取得する処理と、取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する処理と、算出した装置状態に応じた対象装置の故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する処理と、を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、所定時間毎に取得した装置状態を基に、装置状態毎の対象装置の故障率を算出し、算出した装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に対象装置に必要となる予備品数を算出する処理を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムにおいて、予備品数監視装置は、対象装置の装置状態に応じた対象装置の故障率を格納する格納部を有しており、格納部に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出する処理を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、予備品数監視装置が算出した装置状態毎の対象装置の故障率を予備品数監視装置の具備する格納部に格納する処理と、格納部に格納された装置状態毎の対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致した故障率を算出する処理と、を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を、格納部に格納された対象装置の故障率の中から選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出する処理を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、格納部に格納された対象装置の故障率を、対象装置における1日の故障率の変化と、対象装置における1年の故障率の変化と、対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を選択し、該選択した対象装置の故障率を基に、対象装置の環境条件に合致する対象装置の故障率を算出する処理を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、予備品数監視装置が取得した装置状態に応じた対象装置の故障率が、格納部に格納されておらず、格納部に格納された装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する処理を予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる予備品数管理プログラムは、対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出する処理と、算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、機器毎の装置状態に応じた機器毎の故障率を算出する処理と、算出した機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、機器毎に必要となる予備品数を算出し、対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出する処理と、予備品数監視装置に実行させることを特徴とするものである。
本発明にかかる予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムは、必ずしも一様ではない対象装置側の環境における対象装置の装置状態を取得し、該取得した装置状態に応じた対象装置の故障率を算出し、該算出した装置状態に応じた対象装置の故障率を基に、対象装置に必要となる予備品数を算出することで、より精度の高い予備品数を算出することが可能となる。このため、適切な予備品数を算出することとなり、対象装置側の増設などで監視対象となる対象装置が増加しても、適切な予備品数の算出を行うことが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本発明にかかる予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムの特徴について説明する。
本発明は、監視対象局側(1)となる監視対象装置(10−1〜N(Nは任意の整数)の装置状態を取得し、その取得した監視対象装置(10−1〜N)の装置状態を基に、その装置状態に応じた監視対象装置(10−1〜N)の故障率を算出し、その算出した監視対象装置(10−1〜N)の装置状態に応じた監視対象装置(10−1〜N)の故障率を基に、監視対象装置(10−1〜N)に必要となる予備品数(Am、Bm)(mは任意の整数)を算出することになる。詳細には、監視対象装置(10−1〜N)の具備する複数の機器(A1〜n)、(B1〜n)(nは任意の整数))に関する装置状態を取得し、その取得した機器(A1〜n)、(B1〜n)に関する装置状態を基に、監視対象装置(10−1〜N)において予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態を算出し、その算出した予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態を基に、監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態に応じた機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の故障率を算出し、その算出した機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の装置状態に応じた故障率を基に、監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数を算出する。このため、監視対象装置(10−1〜N)に必要となる予備品数を算出するための故障率の精度を高めることが可能となり、より精度の高い予備品数を算出することが可能となる。なお、監視対象装置(10−1〜N)の装置状態や、複数の機器(A1〜n)、(B1〜n)に関する装置状態を示唆する情報は、特に限定するものではなく、故障率の変動要因となる情報であればあらゆる情報が適用可能であり、故障率の変動要因となる情報の中から任意に選択した情報を用いて本発明にかかる予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムを構築することは可能である。
以下、添付図面を参照しながら本発明にかかる予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムについて説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明にかかる予備品数監視システムのシステム構成について説明する。
本発明にかかる予備品数監視システムは、監視対象局側(1)と、監視局側(2)と、が監視網(3)を介して接続して構成されたシステムであり、監視網(3)を介して監視対象局側(1)と監視局側(2)との双方向に情報が送受信されることになる。
監視局側(2)は、監視対象局側(1)の具備する監視対象装置(10−1〜N(Nは任意の整数))に必要な機器の予備品数を算出し、その算出した予備品数を基に監視対象局側(1)の具備する監視対象装置(10−1〜N)で必要となる機器の予備品数を監視する局である。
監視対象局側(1)は、監視局側(2)で機器の予備品数を管理する対象となる局であり、監視局側(2)が機器の予備品数を算出するために必要となる監視対象装置(10−1〜N)の機器の状態を監視局側(2)に提供することになる。
監視網(3)は、監視対象局側(1)と監視局側(2)とを接続する情報通信網であり、この監視網(3)を介して双方向に情報が送受信されることになる。なお、監視網(3)は、監視対象局側(1)と監視局側(2)とに情報が送受信される構成であれば、特に限定するものではなく、有線、無線等のあらゆる情報通信網が適用可能である。
次に、予備品数監視システムを構成する監視対象局側(1)と、監視局側(2)と、の内部構成について説明する。
[監視対象局側(1)]
監視対象局側(1)は、監視対象となる複数の監視対象装置(10−1〜N)を有しており、監視対象装置(10−1〜N)は、機器となるCPU(A1〜n(nは任意の整数))と、IF(インタフェース)(B1〜n)と、コントローラ部(C1〜n)と、を有して構成されている。また、監視対象局側(1)は、各監視対象装置(10−1〜N)の具備するCPU(A1〜n)やIF(インタフェース)(B1〜n)の機器(A1〜n、B1〜n)が故障した際に、その機器(A1〜n、B1〜n)と交換するための予備となる機器(Am、Bm(mは任意の整数))を保有している。なお、この予備となる機器(Am、Bm)の個数は、監視対象局側(1)の具備する各監視対象装置(10−1〜N)が所定の期間の間だけ絶えず稼働するために必要となる機器の数により決定されることになり、その機器の個数分だけ監視対象局側(1)で保有することになる。なお、監視対象装置(10−1〜N)は、監視対象装置(10−1〜N)の具備するコントローラ部(C1〜n)が、CPU(A1〜n)と、IF(インタフェース)(B1〜n)と、の各機器に準ずる機器の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器の負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を定期的に取得し、その取得した各機器の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器の負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を監視局側(2)の具備する監視装置(20)に送信することになる。
[監視局側(2)]
監視局側(2)は、監視装置(20)と、監視端末(21)と、オペレータ端末(23)と、を有して構成されている。
[監視装置(20)]
監視装置(20)は、監視対象局側(1)の具備する各監視対象装置(10−1〜N)の機器の状態を監視し、予備品数を算出するものである。なお、監視装置(20)は、MRTGプロセス手段(201)と、データベースと(202)、計算プロセス手段(203)と、を有して構成されている。
MRTGプロセス手段(201)は、監視装置(20)が各監視対象装置(10−1〜N)から取得した、各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器(A1〜n、B1〜n)の負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を基に、各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)を算出し、その算出した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)をグラフ化するためのものである。なお、MRTGプロセス手段(201)がグラフ化した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)は、監視装置(20)と接続された監視端末(21)に送信され監視端末(21)の具備する表示部上に表示されることになる。
データベース(202)は、各監視対象装置(10−1〜N)の各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)に応じた各機器(A1〜n、B1〜n)における故障率M(A1〜n、B1〜n)を管理するためのデータベースである。監視装置(20)は、各監視対象装置(10−1〜N)から取得した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)を基に、各機器(A1〜n、B1〜n)の温度情報T(A1〜n、B1〜n)に対応した各機器(A1〜n、B1〜n)の故障率M(A1〜n、B1〜n)を算出し、その算出した各機器(A1〜n、B1〜n)の故障率M(A1〜n、B1〜n)を監視対象装置(10−1〜N)毎にデータベース(202)に格納し、各機器(A1〜n、B1〜n)の温度情報T(A1〜n、B1〜n)に対応した各機器(A1〜n、B1〜n)の故障率M(A1〜n、B1〜n)を管理することになる。
計算プロセス手段(203)は、データベース(202)で管理する各機器(A1〜n、B1〜n)の故障率M(A1〜n、B1〜n)を基に、監視対象装置側(10−1〜N)で必要となる予備品数(Am、Bm)を算出するものである。
[監視端末(21)]
監視端末(21)は、監視装置(20)が監視する各監視対象装置(10−1〜N)の各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)を閲覧するための端末であり、監視装置(20)の具備するMRTGプロセス手段(201)がグラフ化した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)を監視装置(20)から取得し、その取得した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報T(A1〜n、B1〜n)を、監視端末(21)の具備する表示部上にグラフ化して表示することになる。
[オペレータ端末(22)]
オペレータ端末(22)は、各監視対象装置(10−1〜N)で必要となる予備品数を監視装置(20)から取得し、その取得した予備品数を監視対象局側(1)に通知する端末である。
次に、図2を参照しながら、本発明にかかる予備品数監視システムにおける処理動作について説明する。
(システムのルーチン)
まず、各監視対象装置(10−1〜N)の具備するコントローラ部(C1〜n)は、各監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器となるCPU(A1〜n)とIF(インタフェース)(B1〜n)との周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、そのCPU(A1〜n)とIF(B1〜n)とにおける負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を定期的に取得し、その取得した各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器(A1〜n、B1〜n)における負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を監視装置(20)に送信することになる。これにより、監視装置(20)は、各監視対象装置(10−1〜N)から送信された各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器(A1〜n、B1〜n)における負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を受信し、各監視対象装置(10−1〜N)の具備する各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)とを取得することになる(ステップS1)。
例えば、図3に示唆する監視対象局側(1)には、2つの監視対象装置(10−1、10−2)があり、第1の監視対象装置(10−1)には、2つのCPU(A1、A2)と、1つのIF(B1)と、を有して構成されている。また、第2の監視対象装置(10−2)には、1つのCPU(A3)と、2つのIF(B2、B3)と、を有して構成されている。この場合、第1の監視対象装置(10−1)の具備するコントローラ部(C1)は、CPU(A1、A2)とIF(B1)との周辺の温度情報O(A1、A2、B1)と、CPU(A1、A2)とIF(B1)との負荷情報(トラフィック量)P(A1、A2、B1)と、を定期的に取得し、その取得したCPU(A1、A2)とIF(B1)との周辺の温度情報O(A1、A2、B1)と、CPU(A1、A2)とIF(B1)との負荷情報(トラフィック量)P(A1、A2、B1)と、を監視局側(2)の具備する監視装置(20)に送信することになる。また、第2の監視対象装置(10−2)の具備するコントローラ部(C2)も第1の監視対象装置(10−1)の具備するコントローラ部(C1)と同様に、第2の監視対象装置(10−2)の具備する各機器(A3、B2、B3)の周辺の温度情報O(A3、B2、B3)と、各機器(A3、B2、B3)の負荷情報(トラフィック量)P(A3、B2、B3)と、を定期的に取得し、その取得した各機器(A3、B2、B3)の周辺の温度情報O(A3、B2、B3)と、各機器(A3、B2、B3)の負荷情報(トラフィック量)P(A3、B2、B3)と、を監視装置(20)に送信することになる。
次に、監視装置(20)は、各監視対象装置(10−1〜N)から取得した各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と各機器(A1〜n、B1〜n)における負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)とを基に、各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報t(A1〜n、B1〜n)を算出することになる(ステップS2)。このように、各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報t(A1〜n、B1〜n)の要因となる、各機器(A1〜n、B1〜n)の周辺の温度情報O(A1〜n、B1〜n)と、各機器(A1〜n、B1〜n)における負荷情報(トラフィック量)P(A1〜n、B1〜n)と、を基に、各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報t(A1〜n、B1〜n)を算出することで、各機器(A1〜n、B1〜n)における精度の高い温度情報t(A1〜n、B1〜n)を算出することが可能となる。
例えば、図3に示唆する監視対象局側(1)の第1の監視対象装置(10−1)から取得したCPU(A1、A2)とIF(B1)との周辺の温度情報O(A1、A2、B1)と、CPU(A1、A2)とIF(B1)との負荷情報(トラフィック量)P(A1、A2、B1)と、を基に、CPU(A1、A2)とIF(B1)とにおける温度情報t(A1、A2、B1)を算出することになる。同様に、第2の監視対象装置(10−2)から取得したCPU(A3)とIF(B2、B3)との周辺の温度情報O(A3、B2、B3)と、CPU(A3)とIF(B2、B3)との負荷情報(トラフィック量)P(A3、B2、B3)と、を基に、CPU(A3)とIF(B2、B3)とにおける温度情報t(A3、B2、B3)を算出することになる。
次に、監視装置(20)は、機器毎(A1〜n、B1〜n)に算出した各機器(A1〜n、B1〜n)における温度情報t(A1〜n、B1〜n)を基に、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)を算出することになる(ステップS3)。これにより、各監視対象局側(1)で共用する同種の機器であるCPU(A1〜n)における平均温度情報T(A)と、IF(B1〜n)における平均温度情報T(B)と、が求まることになる。
例えば、図3に示唆する監視対象局側(1)の第1の監視対象装置(10−1)から算出したCPU(A1、A2)とIF(B1)とにおける温度情報t(A1、A2、B1)と、第2の監視対象装置(10−2)から算出したCPU(A3)とIF(B2、B3)とにおける温度情報t(A3、B2、B3)と、を基に、各監視対象局側(1)で共用する同種の機器であるCPU(A1、A2、A3)における平均温度情報T(A)=(tA1+tA2+tA3)/3と、IF(B1、B2、B3)における平均温度情報T(B)=(tB1+tB2+tB3)/3と、が求まることになる。
なお、ステップS3において予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)を算出する際に、その予備品を共用する同種の機器における最低温度情報と、最高温度情報と、の差が所定の閾値を超えており、予備品を共用する同種の機器における温度情報に格差があると監視装置(20)が判断した場合は、監視装置(20)は、監視対象装置における機器の設置条件が悪い等の別の問題が監視対象装置側で発生していると判断し、その旨の警報情報を監視装置(20)と接続された監視端末側(21)に送信し、予備品を共用する同種の機器の温度情報に格差がある旨の警報情報を監視端末(21)の具備する表示部上に表示させたり、監視端末(21)上で音声を発生させたりすることになる。
また、監視装置(20)の具備するMRTGプロセス手段(201)は、所定の計算プロセスを用いて、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)をグラフ化することになる。そして、監視装置(20)は、グラフ化した機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)を監視装置(20)と接続された監視端末(21)に送信し、監視端末(21)は、監視端末(21)の具備する表示部上に表示することで、各監視対象装置(10−1〜N)の具備する同種の機器(A1〜n)、(B1〜n)における平均温度情報T(A)、T(B)を監視局側(2)のユーザが閲覧することが可能となる。
次に、監視装置(20)は、上記算出した予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n、B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)を基に、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に設定されているMTBF値のテーブルから、その機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の平均温度情報T(A)、T(B)におけるMTBF値M(A1〜n)、M(B1〜n)を算出することになる(ステップS4)。
例えば、ステップS3において算出した、図3に示唆する監視対象局側(1)で共用する同種の機器であるCPU(A1、A2、A3)における平均温度情報T(A1)と、IF(B1、B2、B3)における平均温度情報T(B)と、を基に、図4に示唆するような予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に設定されているCPU(A1〜n)におけるMTBF値のテーブルM(A)と、IF(B1〜n)におけるMTBF値のテーブルM(B)と、から、そのCPU(A1、A2、A3)における平均温度情報T(A)に対応するMTBF値M(T(A))と、IF(B1、B2、B3)における平均温度情報T(B)に対応するMTBF値M(T(B))と、を算出することになる。なお、図4は、温度TとMTBF値との関係を示唆する図であり、図4に示唆する横軸は、温度Tを示唆しており、縦軸は、MTBF値を示唆している。なお、監視装置(20)は、平均温度情報T(A1)、T(B)に対応するMTBF値M(T(A))、(T(B))がテーブル内に存在せず、平均温度情報T(A1)、T(B)に対応するMTBF値M(T(A))、(T(B))が算出できない場合には、監視装置(20)は、監視対象装置において別の問題が発生していると判断し、平均温度情報T(A1)、T(B)に対応するMTBF値M(T(A))、(T(B))が算出できない旨を、監視装置(20)と接続された監視端末(21)に通知し、監視端末(21)の具備する表示部上にその旨を表示させたり、監視端末(21)上で音声を発生させたりして、その旨の警告を行うことになる。
次に、監視装置(20)は、ステップS4において算出したMTBF値M(A1〜n)、M(B1〜n)を、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に関連付けてデータベース(202)に格納し、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の温度変化に対応したMTBF値M(A1〜n)、M(B1〜n)をデータベース(202)にて管理することになる(ステップS5)。
例えば、ステップS4において算出した、図3に示唆する監視対象局側(1)で共用する同種の機器であるCPU(A1、A2、A3)における平均温度情報T(A)に対応するMTBF値M(T(A))と、IF(B1、B2、B3)における平均温度情報T(B)に対応するMTBF値M(T(B))と、を機器毎CPU(A)、IF(B)に関連付けて図5に示唆するようにデータベース(202)に格納し、予備品を共用する同種の機器であるCPU(A)と、IF(B)の温度変化に対応したMTBF値M(T(A))、M(T(B))を監視対象局毎に区分して管理することになる。なお、図5に示唆するデータベース(202)は、上記ステップS1〜ステップS5までの処理を1日に4回行い、機器毎CPU(A)、IF(B)の温度変化に対応したMTBF値M(T(A))、M(T(B))を算出し、その算出したMTBF値M(T(A))、M(T(B))を格納したものである。なお、図5に示唆するデータベース(202)に格納する構成は一例であり、機器毎の温度変化に対応したMTBF値を監視対象局毎に区分して管理できる構成であれば、特に限定するものではない。
以上のステップS1〜ステップS5までの処理を定期的に行い、監視対象局側(1)で共用する同種の機器であるCPU(A)と、IF(B)と、の温度変化に対応したMTBF値M(T(A))、M(T(B))を算出し、データベース(202)にて監視対象局(1)毎に区分して管理することで、1日、年間を通じての各機器(A1〜n)、(B1〜n)におけるMTBF値M(T(A))、M(T(B))の変化を統計的に管理することが可能となる。
次に、監視装置(20)は、データベース(202)にて管理する、予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の温度変化に対応したMTBF値M(T(A))1〜N、M(T(B))1〜Nを基に、監視対象局側(1)の具備する監視対象装置(10−1〜N)における所定の環境条件に応じたMTBF値M(A)、M(B)を算出することになる(ステップS6)。
なお、監視対象装置(10−1〜N)の具備するCPU(A1〜n)や、IF(B1〜n)等の機器における温度変化は、一般的に以下の条件に起因すると考えられるため、監視装置(20)は、次の条件を基に、最適なMTBF値(A)、M(B)を算出することになる。
条件a.日光の影響、天候の変化・・・1日の中で局部的に温度変化が現れるため、機器(A1〜n)、(B1〜n)における温度t(A1〜n)、t(B1〜n)も局部的に変化することになる。
条件b.トラフィックの集中・・・夜間等は基本的に機器(A1〜n)、(B1〜n)における負荷(トラフィック量)P(A1〜n)、P(B1〜n)が高く、機器(A1〜n)、(B1〜n)における温度t(A1〜n)、t(B1〜n)も上昇傾向にあると考えられる。
条件c.季節による気温の変動・・・1年を通じて緩やかに温度変化が生じることになる。
条件d.突発的なトラフィックの集中・・・イベント等のため、周期的に関係なく機器(A1〜n)、(B1〜n)における負荷(トラフィック量)P(A1〜n)、P(B1〜n)が上昇し、機器(A1〜n)、(B1〜n)における温度t(A1〜n)、t(B1〜n)が上昇することになる。
これらの条件を基に、監視装置(20)は、各環境条件に合致した最適なMTBF値を算出することになる。以下、図6を参照しながら、各環境条件に合致した最適なMTBF値の算出方法について説明する。
(A.1日単位の温度変化の場合(条件a、bに該当))
1日単位の温度変化の場合は、監視装置(20)は、データベース(202)に格納したMTBF値を1日単位に区分することになる。そして、1日単位に区分したMTBF値と、1日単位に区分した基本となるMTBF値と、の相関関係を基に以下の判定を行うことになる。
まず、監視装置(20)は、1日単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の相関があるか否かを判定する(ステップS10)。この場合、1日単位に区分したMTBF値の図形と、1日単位に区分した基本となるMTBF値の図形と、を基に1日単位に区分したMTBF値の揺らぎの相関があるか否かを判定することになる。監視装置(20)は、1日単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の相関がないと判定した場合は(ステップS10/No)、監視装置(20)は、1日単位に区分したMTBF値に変化がないと判定し、1日単位の温度変化に対する処理を終了することになる(ステップS11)。
また、監視装置(20)は、1日単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の相関があると判定した場合は(ステップS10/Yes)、監視装置(20)は、1日単位に区分したMTBF値に変化があると判定し、1日単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の揺らぎが所定の閾値を超えているか否かを判定することになる(ステップS12)。そして、監視装置(20)は、所定の閾値を超えていると判定した場合は(ステップS12/Yes)、大幅に予備品数量に影響を与えると判断し、1日単位に区分したMTBF値の中から最大値のMTBF値を選択することになる(ステップS13)。また、監視装置(20)は、所定の閾値を超えていないと判定した場合は(ステップS12/No)、揺らぎが予備品数量に影響を与えないと判断し、1日単位に区分したMTBF値の平均値を選択することになる(ステップS14)。
(B.1年を通じての変化の場合(条件cに該当))
1年を通じての変化の場合は、監視装置(20)は、データベース(202)に格納したMTBF値を1年単位に区分することになる。そして、1年単位に区分したMTBF値と、1年単位に区分した基本となるMTBF値と、の相関関係を基に以下の判定を行うことになる。
まず、監視装置(20)は、1年単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の相関があるか否かを判定する(ステップS15)。この場合、1年単位に区分したMTBF値の図形と、1年単位に区分した基本となるMTBF値の図形と、を基に1年単位に区分したMTBF値の揺らぎの相関があるか否かを判定することになる。監視装置(20)は、1年単位に区分したMTBF値と、1年単位の基本となるMTBF値と、の相関がないと判定した場合は(ステップS15/No)、監視装置(20)は、1年単位に区分したMTBF値に変化がないと判定し、1年単位の温度変化に対する処理を終了することになる(ステップS16)。
また、1年単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の相関があると判定した場合は(ステップS15/Yes)、監視装置(20)は、1年単位に区分したMTBF値に変化があると判定し、1年単位に区分したMTBF値と、基本となるMTBF値と、の揺らぎが所定の閾値を超えているか否かを判定することになる(ステップS17)。そして、監視装置(20)は、所定の閾値を超えていると判定した場合は(ステップS17/Yes)、大幅に予備品数量に影響を与えると判断し、1年単位に区分したMTBF値の中から最大値のMTBF値を選択することになる(ステップS18)。また、監視装置(20)は、所定の閾値を超えていないと判定した場合は(ステップS17/No)、揺らぎが予備品数量に影響を与えないと判断し、1年単位に区分したMTBF値の平均値を選択することになる(ステップS19)。
なお、1年を通じての変化の場合は、季節による温度の変化が大きいため、1年単位を季節毎に区分し、季節毎に区分したMTBF値と、季節単位の基本となるMTBF値と、の相関を基に判定を行うことも可能である。この場合も上記の判定と同様に、揺らぎが大幅に予備品数量に影響を与えると判断した場合は、季節毎に区分したMTBF値の中から最大値となるMTBF値を選択し、揺らぎが大幅に予備品数量に影響を与えないと判断した場合は、季節毎に区分したMTBF値の平均値を選択することになる。
(C.突発の事象の場合(条件dに該当))
突発的な変化の場合は、監視装置(20)は、データベース(202)に格納したMTBF値の中で急激に変化している状態があるか否かを判定し(ステップS20)、データベース(202)に格納したMTBF値の中で急激に変化している状態がないと判定した場合は(ステップS20/No)、監視装置(20)は、突発的な場合における処理を終了することになる(ステップS21)。また、監視装置(20)は、データベース(202)に格納したMTBF値の中で急激に変化している状態があると判定した場合は(ステップS20/Yes)、データベース(202)に格納したMTBF値の中で、急激に変化している状態と一致する状態が複数回発生しているか否かを判定することになる(ステップS22)。そして、監視装置(20)は、急激に変化している状態と一致する状態が複数回発生していると判定した場合は(ステップS22/Yes)、その急激に変化する状態が再発する可能性があると判定し、データベース(202)に格納したMTBF値の中で急激に変化している状態の値の中から最大値となるMTBF値を選択することになる(ステップS23)。また、監視装置(20)は、急激に変化している状態と一致する状態が複数回発生していないと判定した場合は(ステップS22/No)、その急激に変化する状態が再発する可能性がないと判定し、突発的な場合における処理を終了することになる(ステップS24)。
このように、監視装置(20)は、データベース(202)に格納したMTBF値を基に、監視対象局側(1)における1日単位に区分したMTBF値の変化の状態と、監視対象局側(1)における1年単位に区分したMTBF値の変化の状態と、監視対象局側(1)における急激な変動を発した場合のMTBF値の状態と、の少なくも1つに区分し、監視対象局側(1)における所定の環境条件に合致したMTBF値を選択し、その選択したMTBF値を基に、最適なMTBF値M(A)、M(B)を統計的に求めることになる(ステップS25)。
次に、監視装置(20)は、図6に示唆するフローチャートから統計的に求めた、監視対象局側(1)における所定の環境条件に応じた最適なMTBF値M(A)、M(B)を基に、監視装置(20)の具備する計算プロセス手段(203)により、その機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を算出することになる(ステップS7)。以下に、図7を参照しながら、MTBF値M(A)、M(B)を基に予備品数(Am)、(Bm)を算出する算出方法について説明する。
(予備品算出方法)
まず、監視対象局側(1)の具備する監視対象装置(10−1〜N)において、それぞれの機器(A1〜n)、(B1〜n)が(Am)、(Bm)個の予備品を保有すると想定した場合において、計算プロセス手段(203)は、待ち行列(M/M/S)を用いて図7に示唆するように以下の算出処理を行うこととする。
(機器(A1〜n)における予備品数の算出)
まず、システム寿命(T0 )を仮定し、その期間(T0 )内において予備品数(Am)が不足することがない場合の確率AM (使命アベイラビリティ)と、機器(A1〜n)における最適なMTBF値M(A)、監視対象局側(1)において使用している機器(A1〜n)の数(n)、を基に算出した監視対象局側(1)において保有している予備品数(Am)が不足する確率Lqと、を比較し、Lq<AM となる時の最適な予備品数(Am)を算出することになる。
まず、予備品数(Am)が不足する確率Lqは、以下の式(1)により算出される(ステップS30)。
なお、式(1)に代入される値を以下に定義する。
λ:MTBF値M(A)から算出した単位時間あたりの故障率(λ=1/M(A))。
μ:単位時間あたりの機器(A1〜n)における予備品(Am)の使用回数。
S:予備品数(S=(Am))。
ρ:λ/(Sμ)
Figure 2005252397
また、予備品数(Am)が不足することがない場合の確率AMは、以下の式(2)により算出される(ステップS31)。
なお、式(2)に代入される値を以下に定義する。
t:修理TAT(機器(A1〜n)を修理するのに必要な時間)。
0 :予備品数が不足することが発生してほしくない期間。
Figure 2005252397
次に、この上記式(1)により算出された、監視対象局側(1)において保有している予備品数(Am)が不足する確率Lqと、上記式(2)により算出された、予備品数(Am)が不足することがない場合の確率AM と、を基に、Lq<AM となる時の最適な予備品数S=(Am)を算出することになる(ステップS32)。
なお、機器(B1〜n)における予備品数(Bm)の算出も上記の機器(A1〜n)と同様に算出することが可能となる。
このように、監視装置(20)の具備する計算プロセス手段(203)は、図7に示唆する待ち行列(M/M/S)を用いて、データベース(202)に格納されたMTBF値M(A)、M(B)を基に、各機器(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を算出することになる。そして、監視装置(20)は、計算プロセス手段(203)が算出した機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を監視対象局(1)毎に区分してデータベース(202)に格納することになる(ステップS8)。これにより、監視装置(20)は、監視対象局側(1)において機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)をデータベース(202)にて管理することが可能となる。なお、監視装置(20)は、ステップS7における予備品数(Am)、(Bm)の算出処理を定期的に行い(例えば、1日)、その算出した予備品数(Am)、(Bm)をデータベース(202)に格納し、監視対象局側(1)において必要となる予備品数(Am)、(Bm)の変動を管理することになる。
また、監視装置(20)は、機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を監視装置(20)と接続されたオペレータ端末(22)に送信し、オペレータ端末(22)は、監視対象局側(1)で必要となる機器毎(Am)、(Bm)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を監視網(3)を介して監視対象局側(1)に通知することになる。これにより、監視対象局側(1)のユーザは、オペレータ端末(22)から通知された機器毎(Am)、(Bm)に必要となる予備品数(Am)、(Bm)を基に、監視対象局側(1)において必要となる予備品数(Am)、(Bm)を把握することが可能となる。
このように、本発明にかかる予備品数監視システムは、監視装置(20)が、監視対象装置(10−1〜N)の具備する機器毎(A1〜n)、(B1〜n)における温度状況に対応したMTBF値M(A1〜n)、M(B1〜n)をデータベース(202)に格納して管理し、このデータベース(202)にて格納管理するMTBF値M(A1〜n)、M(B1〜n)を基に、監視対象局側(1)で必要となる予備品数(Am)、(Bm)を算出することになるため、監視装置(20)は、監視対象局側(1)の環境条件に応じた精度の高い予備品数を算出することが可能となる。
また、監視装置(20)は、上記算出した予備品数(Am)、(Bm)を監視装置(20)の具備するデータベース(202)に格納して管理することで、オペレータ端末(22)が監視装置(20)の具備するデータベース(202)にアクセスし、データベース(202)にて格納管理している予備品数(Am)、(Bm)を取得し、オペレータ端末(22)の具備する表示部上に表示させることで、監視局側(2)のユーザは、データベース(202)にて格納管理している予備品数(Am)、(Bm)を閲覧することが可能となる。これにより、監視局側(2)のユーザは、監視対象局側(1)で必要となる予備品数の見直しを計ることが可能となる。このため、最終的には、無断な予備品数の発生や、機器の故障時における予備品数の不足等を防止することが可能となる。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、上記実施例のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、図1に示唆する予備品数監視システムは、監視対象局側(1)と、監視局側(2)と、が監視網(3)を介して接続して構成されたシステムであり、監視局側(2)の具備する監視装置(20)が予備品数の算出処理を行っていたが、図1に示唆する予備品数監視システムを1つの装置内で構成するように構築することも可能である。また、図1に示唆する監視装置(20)を、監視対象局側(1)に具備するように構築し、監視対象局側(1)において予備品数の算出処理を実行することも可能である。また、監視装置(20)において行う予備品数の算出処理を、図1に示唆するコントローラ部(C1〜n)で実行するように構築することも可能である。
また、上記実施例における監視局側(2)の具備する監視装置(20)における図2に示唆する各処理工程を実現するためのプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを情報処理装置に読み込ませて実行することも可能である。なお、情報処理装置とは、OSや周辺機器等のハードウエアを具備して構成された情報処理装置を示唆するものである。
本発明にかかる予備品数監視装置、予備品数監視システム、予備品数管理方法および予備品数管理プログラムは、監視対象となる機器の予備品数を監視する処理装置に好適なものである。
本発明にかかる予備品数監視システムのシステム構成を示唆するブロック図である。 本発明にかかる予備品数監視システムの具備する監視装置において行われる予備品数の算出処理を示唆するフローチャートである。 本発明にかかる予備品数の算出処理の一例を示唆する説明図である。 予備品を共用する同種の機器毎(A1〜n)、(B1〜n)に設定されているMTBF値のテーブルM(A)と、MTBF値のテーブルM(B)と、を示唆する関係図である。 機器毎(A1〜n)、(B1〜n)の温度変化に対応したMTBF値M((T(A))、M((T(B))を監視対象局毎に区分して格納管理するデータベースの内部構成を示唆するイメージ図である。 各環境条件に合致した最適なMTBF値の算出方法を示唆するフローチャートである。 予備品数(Am)、(Bm)を算出する算出方法を示唆するフローチャートである。
符号の説明
1 監視対象局側
2 監視局側
3 監視網
10−1〜N 監視対象装置
A1〜n CPU
B1〜n IF(インタフェース)
Am、Bm 予備品
20 監視装置
21 監視端末
22 オペレータ端末
201 MRTGプロセス手段
202 データベース
203 計算プロセス手段

Claims (32)

  1. 監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、前記対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置であって、
    前記対象装置の装置状態を取得する装置状態取得手段と、
    前記取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記算出した前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する予備品数算出手段と、
    を有することを特徴とする予備品数監視装置。
  2. 前記装置状態取得手段は、
    前記装置状態を所定時間毎に取得し、
    前記故障率算出手段は、
    前記所定時間毎に取得した前記装置状態を基に、前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を算出し、
    前記予備品数算出手段は、
    前記算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出することを特徴とする請求項1記載の予備品数監視装置。
  3. 前記対象装置の装置状態に応じた前記対象装置の故障率を格納する格納手段を有し、
    前記故障率算出手段は、
    前記格納手段に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項1または2記載の予備品数監視装置。
  4. 前記故障率算出手段により算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を格納する故障率格納手段を有し、
    前記予備品数算出手段は、
    前記故障率格納手段に格納された前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出することを特徴とする請求項2または3記載の予備品数監視装置。
  5. 前記予備品数算出手段は、
    前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を、前記故障率格納手段に格納された前記対象装置の故障率の中から選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項4記載の予備品数監視装置。
  6. 前記予備品数算出手段は、
    前記故障率格納手段に格納された前記対象装置の故障率を、前記対象装置における1日の故障率の変化と、前記対象装置における1年の故障率の変化と、前記対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、
    該区分した故障率の中から、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項4または5記載の予備品数監視装置。
  7. 前記故障率算出手段が、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率が、前記格納手段に格納されておらず、前記格納手段に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、前記対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する警告手段を有することを特徴とする請求項3記載の予備品数監視装置。
  8. 前記装置状態取得手段は、
    前記対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、前記対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出し、
    前記故障率算出手段は、
    前記算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、前記機器毎の装置状態に応じた前記機器毎の故障率を算出し、
    前記予備品算出手段は、
    前記算出した前記機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、前記機器毎に必要となる予備品数を算出し、前記対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の予備品数監視装置。
  9. 監視対象となる対象装置と、前記対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置と、が通信網を介して接続してなる予備品数監視システムであって、
    前記対象装置は、
    前記対象装置の装置状態を前記予備品数監視装置に送信する装置状態送信手段を有し、
    前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置が送信した前記対象装置の装置状態を受信し、前記対象装置の装置状態を取得する装置状態取得手段と、
    前記取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記算出した前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する予備品数算出手段と、
    を有することを特徴とする予備品数監視システム。
  10. 前記対象装置は、
    前記装置状態送信手段により前記対象装置の装置状態を所定時間毎に送信し、
    前記予備品数監視装置は、
    前記装置状態取得手段が、前記所定時間毎に送信した前記対象装置の装置状態を受信し、前記対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、前記故障率算出手段が、前記所定時間毎に取得した前記装置状態を基に、前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を算出し、前記予備品数算出手段が、前記算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出することを特徴とする請求項9記載の予備品数監視システム。
  11. 前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置の装置状態に応じた前記対象装置の故障率を格納する格納手段を有し、
    前記予備品数監視装置は、
    前記故障率算出手段が、前記格納手段に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項9または10記載の予備品数監視システム。
  12. 前記予備品数監視装置は、
    前記故障率算出手段により算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を格納する故障率格納手段を有し、
    前記予備品数監視装置は、
    前記予備品数算出手段が、前記故障率格納手段に格納された前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出することを特徴とする請求項10または11記載の予備品数監視システム。
  13. 前記予備品数監視装置は、
    前記予備品数算出手段が、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を、前記故障率格納手段に格納された前記対象装置の故障率の中から選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項12記載の予備品数監視システム。
  14. 前記予備品数監視装置は、
    前記予備品数算出手段が、前記故障率格納手段に格納された前記対象装置の故障率を、前記対象装置における1日の故障率の変化と、前記対象装置における1年の故障率の変化と、前記対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出することを特徴とする請求項12または13記載の予備品数監視システム。
  15. 前記予備品数監視装置は、
    前記故障率算出手段が、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率が、前記格納手段に格納されておらず、前記格納手段に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、前記対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する警告手段を有することを特徴とする請求項11記載の予備品数監視システム。
  16. 前記対象装置は、
    前記装置状態送信手段が、前記対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を前記予備品数監視装置に送信し、
    前記予備品数監視装置は、
    前記装置状態取得手段が、前記対象装置が送信した前記対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を受信し、前記複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、前記対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出し、前記故障率算出手段が、前記算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、前記機器毎の装置状態に応じた前記機器毎の故障率を算出し、前記予備品算出手段が、前記算出した前記機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、前記機器毎に必要となる予備品数を算出し、前記対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出することを特徴とする請求項9から15の何れか1項に記載の予備品数監視システム。
  17. 監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、前記対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置における予備品数管理方法であって、
    前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置の装置状態を取得する工程と、
    前記取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する工程と、
    前記算出した前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する工程と、
    を行うことを特徴とする予備品数管理方法。
  18. 前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、前記所定時間毎に取得した前記装置状態を基に、前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を算出し、前記算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する工程を行うことを特徴とする請求項17記載の予備品数管理方法。
  19. 予備品数監視装置は、
    前記対象装置の装置状態に応じた前記対象装置の故障率を格納する格納部を有しており、
    前記予備品数監視装置は、
    前記格納部に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とする請求項17または18記載の予備品数管理方法。
  20. 前記予備品数監視装置は、
    前記予備品数監視装置が算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を前記予備品数監視装置の具備する格納部に格納する工程と、
    前記格納部に格納された前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出する工程と、
    を行うことを特徴とする請求項18または19記載の予備品数管理方法。
  21. 前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を、前記格納部に格納された前記対象装置の故障率の中から選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とする請求項20記載の予備品数管理方法。
  22. 前記予備品数監視装置は、
    前記格納部に格納された前記対象装置の故障率を、前記対象装置における1日の故障率の変化と、前記対象装置における1年の故障率の変化と、前記対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出する工程を行うことを特徴とする請求項20または21記載の予備品数管理方法。
  23. 前記予備品数監視装置は、
    前記予備品数監視装置が取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率が、前記格納部に格納されておらず、前記格納部に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、前記対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する工程を行うことを特徴とする請求項19記載の予備品数管理方法。
  24. 前記予備品数監視装置は、
    前記対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、前記対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出する工程と、
    前記算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、前記機器毎の装置状態に応じた前記機器毎の故障率を算出する工程と、
    前記算出した前記機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、前記機器毎に必要となる予備品数を算出し、前記対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出する工程と、
    を行うことを特徴とする請求項17から23の何れか1項に記載の予備品数管理方法。
  25. 監視対象となる対象装置と通信網を介して接続し、前記対象装置に必要となる予備品数を監視する予備品数監視装置において実行される予備品数管理プログラムであって、
    前記対象装置の装置状態を取得する処理と、
    前記取得した装置状態を基に、該取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する処理と、
    前記算出した前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する処理と、
    を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする予備品数管理プログラム。
  26. 前記対象装置の装置状態を所定時間毎に取得し、前記所定時間毎に取得した前記装置状態を基に、前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を算出し、前記算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出し、該算出した故障率を基に前記対象装置に必要となる予備品数を算出する処理を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項25記載の予備品数管理プログラム。
  27. 予備品数監視装置は、
    前記対象装置の装置状態に応じた前記対象装置の故障率を格納する格納部を有しており、
    前記格納部に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出する処理を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項25または26記載の予備品数管理プログラム。
  28. 前記予備品数監視装置が算出した前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を前記予備品数監視装置の具備する格納部に格納する処理と、
    前記格納部に格納された前記装置状態毎の前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致した故障率を算出する処理と、
    を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項26または27記載の予備品数管理プログラム。
  29. 前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を、前記格納部に格納された前記対象装置の故障率の中から選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出する処理を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項28記載の予備品数管理プログラム。
  30. 前記格納部に格納された前記対象装置の故障率を、前記対象装置における1日の故障率の変化と、前記対象装置における1年の故障率の変化と、前記対象装置における急激な変動を発する故障率と、の少なくも1つに区分し、該区分した故障率の中から、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を選択し、該選択した前記対象装置の故障率を基に、前記対象装置の環境条件に合致する前記対象装置の故障率を算出する処理を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項28または29記載の予備品数管理プログラム。
  31. 前記予備品数監視装置が取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率が、前記格納部に格納されておらず、前記格納部に格納された前記装置状態に応じた前記対象装置の故障率を基に、前記取得した装置状態に応じた前記対象装置の故障率を算出することができないと判断した場合に、前記対象装置の故障率を算出できない旨を外部に警告する処理を前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項27記載の予備品数管理プログラム。
  32. 前記対象装置の具備する複数の機器に関する装置状態を取得し、該取得した機器に関する装置状態を基に、前記対象装置において予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を算出する処理と、
    前記算出した予備品を共用する同種の機器毎の装置状態を基に、前記機器毎の装置状態に応じた前記機器毎の故障率を算出する処理と、
    前記算出した前記機器毎の装置状態に応じた故障率を基に、前記機器毎に必要となる予備品数を算出し、前記対象装置の具備する複数の機器に必要となる予備品数を算出する処理と、
    前記予備品数監視装置に実行させることを特徴とする請求項25から31の何れか1項に記載の予備品数管理プログラム。
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