JP2005251479A - バックライト装置および液晶表示装置並びに光源保持部材 - Google Patents

バックライト装置および液晶表示装置並びに光源保持部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 液晶表示装置LCD)およびバックライト装置の集光シートの照光面上での管ムラを一定に抑えるために筐体21上に並設した円筒状光源(ランプ)23の撓みを補正可能なLCD及びバックライト装置並びに光源保持部材を提供しようとするものである。
【解決手段】 LCDおよびバックライト装置20の筐体21内に配設した複数のランプ23のガラス管壁が長尺化することで上下左右方向に生ずる撓みを管壁の上側から押さえ込む光源保持部材35によりランプ23の撓みを補正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶表示装置(以下LCDと記す)に用いるバックライト装置用円筒状光源の保持部材に係わり、特に、円筒状光源の撓みを防止する様に成したバックライト装置およびLCD並びに光源保持部材の改良に関する。
従来から、バックライト装置やLCDはマイクロコンピュータ、テレビジョン受像機等の電子機器の表示装置として広く利用されている。LCDは非発光性のため、バックライト装置の様な外部照射用の光源を必要としている。
このような従来から使用されているLCDは大別すると液晶セルとバックライト装置に分けられ、液晶セルはカラーフィルタ、TFT(薄膜トランジスタ)アレイを生成した2枚のガラス基板間に封じ込んだ液晶、ガラス基板の夫々の外側の面に配置された偏光板とで構成されている。
また、LCDに用いるバックライト装置としては、円筒状光源に冷陰極管又は熱陰極管等の細径の蛍光管(蛍光ランプ)を用いるのが一般的であり、構造としては導光板の側面に円筒状光源を配設したエッジライト方式と、筐体内部に反射体(以下反射板と記す)及び円筒状光源を収納し、筐体の開口部に配設した光透過拡散板に円筒状光源からの直接光及び円筒状光源からの光を反射板で反射させた光を光透過拡散板で入射拡散させて均一な面状光を出光させる様にした直下方式が知られている。
上述の直下方式或いはエッジライト方式はLCDの要求性能に応じて選択されるが直下方式は円筒状光源の直接光を利用するためエッジライト方式に比較して光の利用効率が高く、大型のモニタ用、テレビジョン受像機用等の高輝度を必要とする用途に適している。
このような、従来の直下方式のバックライト装置やLCDに用いる、細径で長尺の円筒状光源(以下ランプと記す)の軸方向と直交する方向の撓みを補正するための光源支持部材としてはシリコンゴム等で形成したOリングをランプのガラス外壁に挿入し、Oリングの外周部をランプハウスとなる略箱型の筐体内面に形成した反射板に当接させている。然し、筐体が大きくなり30インチ〜45インチのLCDとなるとランプも長尺化され、Oリングだけでは隣接のランプ方向への撓みなどは補正することが出来なくなりLCDの照光面上で輝度ムラを生じていた。
この様な弊害が除去可能なランプホルダが特許文献1に示されている。図9(A)〜(C)は特許文献1に記載されたランプホルダの構成の一部を示すもので図9(A)は直下方式のバックライト装置の略線的側断面図であり、1は円筒状光源を構成するランプ、2はランプを支持するランプホルダ、3は箱状に上部を開口部となしたランプハウスとなる内部に反射板4を有する筐体、5は光拡散板、6は液晶パネル(LCD)である。
ランプホルダ2は、図9(B)および図9(C)に示す様に略矩形状の基盤8上にランプ3の管壁を挟着する逆Ω状の挟着部9を複数個形成し、基盤8の下部に形成した挿入部10を反射板4に穿った透孔11に挿入固定し、ランプ1の撓みをランプホルダ2で支持してランプ1の弛みを防止している。
また、直下式バックライトは通常、ランプ1から画面方向に向かって数10mmの空間を開けて光拡散板5が配置される。
この光拡散板5の材料にはアクリル等を用いており、熱膨張に非常に敏感であり、光拡散板5の表裏に温度差がある場合、温度が高い方向に向かって反ることから、直下式バックライトに用いた場合にランプ1方向へ反ってしまい輝度ムラの原因となる。
そこで図9(A)の様にランプホルダ2の中間部分に形成した突起7で拡散板5との距離を保ち、輝度ムラを抑制することが可能となる。
つまり、ランプホルダ2によりランプ1の曲がり防止と、光拡散板5の反り防止の両方の機能を有するLCDが開示されている。
さらに、特許文献2には、ランプ1の撓みを防止するためのランプホルダ2、2aとして大型化されたLCDやバックライト装置の照光面が水平状態から垂直方向を経て下向状態になっても長尺化されたランプ1が撓まない様に構成したランプホルダ2、2aが開示されている。
図10(A)は、特許文献2に開示されているバックライト装置のランプの支持状態を示す一部を切り欠いた斜視図を示すもので図9(A)〜(C)との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図10(A)のランプ1を保持するランプホルダ2の構成は図10(B)〜図10(D)の様に構成されている。
図10(B)はランプホルダの1例の構造を示す斜視図である。図に示すようにランプホルダ2は板状で底面側から視て矩形、平面側で凹周を有する形状をなしている。凹周側は周面12aと、その両側に連なり、矩形側の基部13から夫々延びる突出部とを有する。周面12aを上に向けて基部13を筐体3の底面に固定することにより、周面12aは、その接面がケースの底面に略平行である部分を含む曲面になっている。夫々の突出部の上面(光拡散板の支持面)12b,12cは、ランプホルダ2が筐体(反射板4)3に固定された状態で筐体3の底面に略平行であり、一方の上面12bの筐体3の底面からの高さは他方の上面12cよりも高く、光拡散板5に当接して、この光拡散板5を支持するようになっている。
このような構成のランプホルダ2を備えたバックライト装置にあっては、バックライト装置を水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でもランプ1は周面12aで支持されるので撓むことがない。また、上面12bで光拡散板5を支持しているので光拡散板5の撓みも防止できる。
図10(C)、(D)は他のランプホルダ2aを示すものでその形状は略矩形板状であり、中心に向かう略渦巻き状の略一周分の内周面14を有する。ランプホルダ2aは、内周面14の両側に基部13から延びる突出部を有しており、夫々の突出部の上面(光拡散板の支持面)12b、12cを上側にして基部13を筐体(反射板4)3の底面に固定することにより、内周面14は略360 °分の曲面を含む。突出部の上面12b、12cは、ランプホルダ2aが筐体3に固定された状態で筐体3の底面に略平行であり、一方の上面12bの筐体3の底面からの高さは他方の上面12cよりも高く、光拡散板5に当接してこれを支持している。
図10(D)はランプホルダ2に挿入するランプ1の挿入位置を説明する説明図で、切込みの始まり側から矢印A方向に挿入されたランプ1は内周面14で支持される。バックライト装置を水平上向き,鉛直,斜め及び水平下向きのいずれに向けた場合でもランプ1は内周面14で支持されるのでランプ1が撓むことがなく、また、上面12bで光拡散板5を支持しているので光拡散板5の撓みも防止できるので、バックライト装置は全ての方向でランプ1を支持し、その撓みを防止できてLCDの表示面がプラネタリウムの様に鑑賞者が下から見上げる場合のように、LCDが下側を向いていてもランプ1を支持することが可能となる。
上述の特許文献1に示す様な構成のランプホルダ2では筐体3内に並設した複数のランプ1が筐体3の反射板4側に撓んだ時は板バネ状の挟着部9によってランプ1の管壁を押さえることが出来るが、平設された隣接ランプ1の方向にランプ1が撓んだ時には、可撓性のある挟着部9の一方の挟着片が撓み、横方向のランプ1の撓みを保持出来なくなる。したがって、平設された隣接ランプ1間のピッチが変化し、LCDやバックライト装置の照光面上で輝度ムラを発生する要因となる課題を有していた。
また、特許文献2の図10(B)に示す様な構成のランプホルダ2ではランプ1が上側に撓みを生じたとき、特許文献1に述べたと同様な課題を生ずる、図10(C)に示す様な構成のランプホルダ2ではランプホルダ2のランプ挿入口がランプ1の管壁を保持する位置が上下左右で異なる位置となるため平設された複数のランプ1の異なる撓みを同時に補正しようとするとランプ1の撓みがより増大する場合が生ずる。たとえば、図10(D)で矢印B方向に撓んだランプ1を挿入するとランプ1は内周面14で支持されるために、更に矢印B方向に曲げられることになる。したがって、バックライト装置を水平上向き,鉛直,斜め及び水平下向きのいずれに向けた場合でもランプ1を内周面14で支持するにはランプ1が他の要因により撓でないことが必要となるため、撓みの生じたランプ1ではLCDやバックライト装置の照光面上で輝度ムラを発生する要因となる課題を有していた。
さらに、上述の特許文献1および特許文献2に記載のランプホルダ2、2aによると次のような課題を発生する。
(1)上述のランプホルダ2、2aは筐体3の反射板4上に固定され、着脱自在のランプ1の管壁を挟着部9、周面12a、内周面14内に挿着する構成とされているが、最近の大型化されたLCDでは、ランプ1の電極を構成するステムは筐体3あるいは反射板4の左右側板に穿った透孔内に嵌合させたゴム等のOリングに挿通され、電極から引き出された電極線はプリント基板等に半田付けされ固定されているため、複数のランプ1を平設するためにはランプホルダ2、2aは筐体3の底面あるいは反射板4上に予め固定させて置く必要がある。したがって、バックライト装置を水平上向き,鉛直,斜め及び水平下向きにしたことでランプ1が撓む以外の要因で撓んだランプ1の位置補正を行うことが出来ない課題を生ずる。
(2)また、(1)項で述べたように大型化された、例えば、25インチ乃至45インチ用等の大型のLCD筐体3あるいは反射板4を上面に開口部を有する略箱型にプレス成型し、合成樹脂等で成型した額縁部を開口部周辺に配設したバックライト装置では、各部品のプレス時の加工精度や組み立て時の組み立て精度のバラッキに基づき、ランプ1の電極間の取り付け寸法に比べて筐体3側の取り付け寸法が小さくなった時、筐体3あるいは反射板4の左右側板間に並設したランプ1、1・・は例えば図10(A)において、光拡散板5の方向(上方向)へブリッジ状に、あるいはランプ1が並べられた隣接したランプ1側(前後方向)に撓みを生ずる。よって、ランプ1がブリッジ状に撓んだ場合は、光拡散板とランプ1間の距離が変化し、隣接したランプ1の方向に撓んだ場合には隣接したランプ1間の距離(以下ランプピッチと記す)が変化して、輝度ムラを発生することになる。
特開2001−210126号公報(図2、図4〜図5) 特開2001−266634号公報(図1、図9、図11〜図12)
本発明が解決しようとする課題は、大型化されたバックライト装置あるいはLCDでは、筐体1または反射板4の左右側板間に架橋し、固定したランプ1が上下左右に撓んでも容易に直線状に補正が効くと共にランプピッチを補正して、ランプ1の管ムラの増大を防止可能なバックライト装置およびLCD並びに光源保持部材(ランプホルダ)を得るにある。
第1の本発明のバックライト装置は、ランプハウスを構成する略長方形状の筐体の内面に反射面を有し、複数のランプが筐体内に配設され、筐体の開口部上に光透過拡散板を設けて照光面上にランプの透過光を得る様に成されたバックライト装置に於いて、
ランプの管壁を押さえ込む方向にランプを保持するランプホルダを筐体に枢着するように成したものである。
第2の本発明のLCDは、略長方形状の筐体の内面に複数のランプを配設させて筐体の開口部上に光透過拡散板を設けた液晶表示装置であって、ランプの管壁を押さえ込む方向にランプを保持するランプホルダを筐体に枢着するように成したものである。
第3の本発明の光源のランプホルダは、基板または基盤にランプの管壁に沿って押さえ込む方向に挿入可能なアーチ状部または溝部を形成するように成したものである。
斯かる、本発明のバックライト装置およびLCD並びランプホルダによれば、大型化されたバックライト装置およびLCDでも筐体1または反射板4の左右側板間に架橋し、固定したランプ1が上下左右に撓んでも容易に直線状に補正が効くと共にランプピッチが補正されて、バックライト装置の集光シートの照光面上での管ムラおよびLCDの液晶セルの照光面上での管ムラを向上させたLCD及びバックライト装置並びランプホルダを提供可能となる。
以下、本発明の1形態例を示すバックライト装置および液晶表示装置(LCD)並びに光源保持部材(ランプホルダ)の構成を図1乃至図6によって説明する。
図1(A)(B)は本発明のバックライト装置およびLCDに用いるランプホルダの斜視図および図1(A)のA−A断面矢視図、図2(A)(B)(C)は図1(A)(B)ランプホルダとOリングの組み立て構成を示す斜視図および図2(A)のB−B断面矢視図並びにOリングの他の構成を説明するためのアーチ部の側断面図、図3(A)(B)は、ランプハウスとなる筺体の開口部側の平面から視たランプホルダの配置方法を示す略線図、図4(A)(B)は筐体に対しランプホルダの固定方法を説明するための側断面図、図5は本発明の円筒状光源の撓みの防止方法を説明するための斜視図、図6(A)(B)は本発明のバックライト装置の平面図および図6(A)のC−C断面矢視図である。
図1(A)(B)乃至図4を説明するに先立ち図5および図6(A)(B)により、本発明のバックライト装置およびLCDの構成とランプ23が撓む原因を説明する。図6(A)(B)はバックライト装置およびLCDの構成を示すもので図6(A)(B)において、バックライト装置20は略直方体状の上下左右側板21c,21d、21L、21Rおよび底面板21b並びに、この上下左右側板21c,21d、21L、21Rと一体に開口部21aの4辺に形成したフランジ部33をアルミニュム等でプレス成型した筺体21と、この筐体21の底面板21bから上下左右側板21c,21d、21L、21Rの開口部21aに向かって傾斜する傾斜部34を形成するように打ち抜かれ、開口部21a側に反射面を有する反射体(反射板)22が配設される。上述の筐体21と反射板22は一体に筐体21あるいは反射板22として成形しても良い。この場合、筐体21の底面板21bの内面には反射面として白色の塗料やアルミ箔等が反射板22として形成される。
左右側板21L、21Rと反射板22の傾斜部34間には円筒光源支持部25L、25Rが形成されている。この円筒光源支持部25L、25Rは傾斜した反射板22に形成した透孔内に図5に示すように、弾力のあるゴム等からなOリング36を嵌着し、円筒状光源(ランプ)23の管壁をOリング36の中心孔内に挿入して、筐体21の底面板21bに配設されているプリント基板30等にランプ23のステム45から導出した電極線37を半田付けしている。
この、円筒光源支持部25L、25R間には図6(A)(B)に示すように、筐体21の長辺方向に沿い、且つ短辺方向には互に平行となるように複数のランプ3を並設させると共に開口部21aの4方向の外方向に延出したフランジ部33上に、例えば、乳白色アクリル樹脂からなる光透過拡散板24と、光拡散シート29とを順次積層させて所定の方法で筺体21の開口部21a上に固定させることでバックライト装置20が構成される。このバックライト装置20の光拡散シート29上には液晶パネル28を載置固定させる。このLCDパネル28は枠部材31や抑え部材32を介して光拡散シート29上に固定する様にしてLCDが構成されている。図6(A)において、35はランプ23の撓みを補正するための本発明のランプホルダ35を示すもので、この場合は撓みの生じたランプ23部分にランプホルダ35をランダムに固定した場合を示す。
上記した、構成のバックライト装置およびLCDにおいて、ランプ23が撓む原因を以下に説明する。今、筐体21が、例えば、大型化され30インチ程度の大きさになると、ランプ23は長尺化され細径(管壁外径、略3mmΦ)のためバックライト装置の組み立ての際にランプ23自体が自重で下方に撓む場合や、筐体21あるいは反射板22は板金加工のためプレス時の工作精度誤差は±0.1から±0.5程度であり、この様な精度で加工された筐体21や反射板22にランプ23を組み込んだ場合ランプ23の両電極端はプリント基板30に固定されているため、例えば、反射板22の傾斜部34に形成した透孔にゴムのOリング36を介してランプ23を保持しても、図5の手前側に示すランプ23のようにランプ23の長手方向と直交するX−X、Y−Y方向(上下左右方向)に撓み38を発生する。この結果、並設されたランプ23間の間隔(ランプピッチ)や光透過拡散板24および反射板22とランプ23間の距離が一定に保てなくなり輝度ムラの原因となり均一な照光面をLCDに作り出すことが出来なくなるが本発明ではこの様な弊害を除くことが可能となる。
図1(A)(B)は本発明の1実施例を示すLCDおよびバックライト装置に利用可能な、ランプホルダ35を示すものである。図1(A)(B)の斜視図および側断面図に示す様に略テープ状の可撓性を有する透明あるいは半透明または白色のアクリル樹脂等の合成樹脂、略テープ状の弾性を有する透明あるいは半透明または白色のシリコンゴム等の弾性部材に複数のアーチ状部を形成したものである。
ランプホルダ35は細長で矩形状(テープ状)の0.5tmmから5tmm程度の白色ポリエチレン合成樹種基板40あるいはシリコンゴム等の弾性基板40にアーチ部41を形成したもので、このアーチ部41のアーチ内径の天井部分の半径Rはランプ23の外壁の直径より、多少、大きめに選択される。また、アーチ部41のアーチ内径の高さHは図1(B)に示す様にランプホルダ35が取り付けられる反射板22あるいは筐体22の底面板21bの上面との間に形成する通常の間隔1〜3mm程度の隙間Gの値にランプの直径の値を略加算した値に選択する。
さらに、アーチ部41間のランプピッチLPは筐体21の底面板21b上に並設されるランプ23間のランプピッチLPと同一に選択される。図1(A)(B)では4個のアーチ部41を形成したが、1個以上の適宜の数を選択可能であり、42はランプホルダ35を反射板22あるいは底面板21bに取り付けるための適宜位置に穿った透孔またはネジ孔である。この様なランプホルダ35を、例えば、図5のX軸あるいはY軸の様に横(水平)方向あるいは縦(垂直)方向に撓んだランプ23の上側からアーチ部41を押し付けるように挿入させれば、横方向あるいは縦方向に撓んだランプ部分はアーチ部のアーチ内径により所定方向に図5の後方のランプ23のようランプ23の管壁の撓みを真っ直ぐに補正することができる。
図2(A)(B)は本発明の他の構成のランプホルダ35を示すもので、図1(B)で説明したランプ23と反射板22あるいは底面板21bとの間に生ずる隙間Gを塞ぐために予めランプ23の撓み部分の外壁にOリング36を嵌着させ、この並設させたOリング36上からランプホルダ35のアーチ部41のアーチ内径部を挿入させれば、Oリングの外径部が反射板22あるいは底面板21bの上面に当接し、反射板22あるいは筐体22の底面板21bの上面との間に形成する通常の間隔1〜3mm程度の隙間Gの値を一定に保つことができる。
図2(A)(B)の構成では予めランプ23の撓み部分の外壁にOリング36を嵌着させ、この並設させたOリング36上からランプホルダ35のアーチ部41のアーチ内径部を挿入させたがOリング36を図2(C)の様にU字状の弾性部材からなるU字部材43としアーチ部41のアーチ内径部に形成した溝44内にU字状部材43を挿入するように成せばランプ23を固定する前にOリングを予めランプ23の撓み部分の外壁にOリング36を嵌着させる必要がなく、ランプホルダ35を反射板22あるいは底面板21bに固定する段階でU字状部材43を挿入することができる。
図3(A)(B)および図4(A)(B)はランプホルダ35の取り付け位置及び取り付け方法を説明するための筐体21の略線的な平面図およびランプホルダの側断面図を示すもので、図3(A)の場合はランプ23の長手方向の略中央位置でY軸方向(下方向)
に撓んだランプ23に3個のアーチ部41を形成した、3個のランプホルダ35で撓み38部分をランプホルダ35のアーチ部41のアーチ内径部で押さえ込みランプ23の撓みを補正することでランプ23を直線状に並設させた場合である。
図3(B)の場合は、異なる部分にあるランプ23の撓みをランプホルダ35の配置を千鳥状にして、補正した状態を示し、反射板22あるいは底面板21bへの固定方法は図4(A)に示す様にランプホルダ35に穿った透孔42を介して上から反射板22あるいは底面板21bへネジ46でネジ止めした場合であり、図4(B)は反射板22あるいは底面板21bに穿った透孔を介して下からランプホルダ35に形成したネジ孔42にネジ込むようになした場合である。もちろん、これらの固定方法はリベットの結合、接着材の接合、両面テープの接合、あるいはランプホルダ35の底面に基板と一体に形成した固定ピンなどを反射板22に形成した透孔に挿入固定しても良い。上述のランプホルダ35の材質については白色ポリエチレン合成樹種基板について説明したが、要するにLCDあるいはバックライト装置の照光面上に影が出ないような透明、半透明、白色の材質を選択すれば良い。
上述のランプホルダ35は複数のランプ23の撓み38を同時に押さえ込んで撓みを直線状に補正したが図7(A)(B)(C)に示す様に1個あるいは1箇所の撓み38部分を補正するようにしても良い。図7(A)のランプホルダ35はテープ状の基板40に略Ω状のアーチ部41を1個形成してアーチ内径部51を形成してランプ23を押圧可能と成し、左右の取付け脚47に透孔24を穿って反射板22に固定可能と成したものであり、図7(B)に示す構成はアーチ部41を矩形状の1個の架橋部49となし、アーチ内径部51を方形の溝部48としたものである。これらは、合成樹脂、金属、弾性のある燐青銅等のバネ材で形成可能である。図7(C)に示すものは図7(B)の溝部48の天井部分をドーム状となしたドーム状内径溝50としたものである。
図7(D)は略直方体上に形成した基盤51の下部に並設した複数のランプピッチLPに合わせた複数の溝部48を形成したもので、プレス、切削などで溝部48を加工すると共にランプホルダ35の固定用の透孔42を穿ったものである。図7(E)に示すものは、図3(A)で説明した並設した複数のランプを一緒に押さえ込む構成のランプホルダ35を筐体21の上下側面板21c、21bにL字状あるいはZ字状に形成した、取付け金具53、54を介して固定すると共に略柱状に形成した基盤52の天板部に光透過拡散板24の下方向の弛み防止用の1本以上のピン55を立設し、筐体21に並設した複数のランプに合わせたドーム状内径部50を形成したものである。上述のアーチ部の内径部51、溝部48、ドーム状内径溝50の内径は押圧されるランプ23の外径に応じて選択される。
図8(A)(B)は本発明のランプホルダ35の更に他の構成を示すものであり、図8(A)は比較的弾性力のある合成樹脂やピアノ鋼等のバネ鋼材を略Ω状に形成した取付け部47を筐体21の底面板21bあるいは反射板22に穿った略矩形状の透孔56内に挿入し、ランプ23のガラス管壁を押し込むように保持させたものである。このような構成によれば、ランプホルダ35のアーチ内径部51の上側および左右側はランプ23のガラスの管壁を押さえ込み下側は図8(A)に示す様に、ランプ23に予め挿入させて置いたOリング36の下側の厚み分D1で保持されるため、反射板22あるいは底面板21bとランプ23との間隔を一定に保つことが出来る。
図8(B)の場合はランプホルダ35を図7(B)と同様に角型に折り曲げ形成して溝部48を構成した場合である。この場合も溝部の上側および左右側はランプ23のガラスの管壁を押さえ込み下側は図8(B)に示す様に、ランプ23に予め挿入させて置いたOリング36の下側の厚み分D2で保持されるため、反射板22あるいは底面板21bとランプ23との間隔を一定に保つことが出来る。
本発明のバックライト装置およびLCD並びランプホルダによれば、大型化されたバックライト装置およびLCDでも筐体1または反射板4の左右側板間に架橋し、固定したランプ1が上下左右に撓んでも撓んだランプ部分あるいは撓みが生ずると思われる部位を容易に直線状に補正させる事ができると共にランプピッチが補正されて、バックライト装置の集光シートの照光面上での管ムラおよびLCDの液晶セルの照光面上での管ムラを向上させたLCD及びバックライト装置並びランプホルダを提供可能となる。
本発明の1形態例を示す液晶表示装置およびバックライト装置に用いる光源保持部材の斜視図である。 本発明の液晶表示装置およびバックライト装置に用いる光源保持部材の他の構成を示す斜視図である。 本発明の液晶表示装置およびバックライト装置に取り付ける光源保持部材の取り付け状態を示す平面図である。 本発明の液晶表示装置およびバックライト装置に取り付ける光源保持部材の取り付け状態を示す側断面図である。 本発明の液晶表示装置及びバックライト装置の円筒状光源の撓み防止方法を説明するための要部の斜視図である。 本発明の1形態例を示す液晶表示装置及びバックライト装置の平面図および側断面図である。 本発明の液晶表示装置及びバックライト装置に用いる光源保持部材の他の構成を示す斜視図である。 本発明の液晶表示装置及びバックライト装置に用いる光源保持部材の更に他の構成を示す斜視図および側断面図である。 従来の液晶表示装置及びバックライト装置の全体的側断面図および光源保持装置の保持方法を示す斜視図および側断面図である。 従来の他の液晶表示装置及びバックライト装置の全体的斜視図および光源保持装置の保持方法を示す斜視図である。
符号の説明
20‥‥バックライト装置、21‥‥筐体、21a‥‥開口部、21b‥‥底面部、21c‥‥上側板、21d‥‥下側板、21L‥‥左側板、21R‥‥右側板、22‥‥反射板、23‥‥円筒状光源(ランプ)、24‥‥光透過拡散板、29‥‥光拡散シート、35‥‥光源保持部材(ランプホルダ)

Claims (8)

  1. ランプハウスを構成する略長方形状の筐体の内面に反射面を有し、複数の円筒状光源が該筐体内に配設され、該筐体の開口部上に光透過拡散板を設けて照光面上に該円筒状光源の透過光を得る様に成されたバックライト装置に於いて、
    上記円筒状光源の管壁を押さえ込む方向に該円筒状光源を保持する光源保持部材を上記筐体に枢着することを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記光源保持部材は略方形状の基板により前記管壁に挿入可能なアーチ状部を形成したことを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  3. 前記光源保持部材は略方形状の基盤に前記管壁に挿入可能な溝部を形成したことを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  4. 上記光源保持部材は前記複数の隣接する円筒状光源を同時に保持することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれか1項記載のバックライト装置。
  5. 前記円筒状光源は該円筒状光源の管壁を押さえ込む方向に該円筒状光源を保持する光源保持部材およびOリングの光源保持部材との組み合わせから構成させたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれか1項記載のバックライト装置。
  6. 前記光源保持部材に前記光透過拡散板を保持する支持ピンを形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のいずれか1項記載のバックライト装置。
  7. 略長方形状の筐体の内面に複数の円筒状光源を配設させて該筐体の開口部上に光透過拡散板を設けた液晶表示装置であって、
    上記円筒状光源の管壁を押さえ込む方向に該円筒状光源を保持する光源保持部材を上記筐体に枢着することを特徴とする液晶表示装置。
  8. 基板または基盤に円筒光源の管壁に沿って押さえ込む方向に挿入可能なアーチ状部または溝部を形成したことを特徴とする光源保持部材。
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