JP2005250924A - 製造設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御盤の小型化により、面積生産性の向上が見込める製造設備を提供する。
【解決手段】 製造設備100は、PLC10を使用して産業機械(エレクトロプレス13、コンベアモータ31,33等)の制御を行なうように構成されている。PLC10は、個別に持ち運び可能なメインコントロールユニット9、I/Oユニット19,21,23および通信ユニット17を含む。メインコントロールユニット9は、産業機械とは別体の第一制御盤1に収納される。I/Oユニット19,21,23および通信ユニット17は、第一制御盤1とは別の第二制御盤3に取り付けられる。そして、この第二制御盤3を、工場内における当該製造設備100の専有スペースであって第一制御盤1外の空きスペースに配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送装置や加工装置などの産業機械を備えた製造設備に関する。
近年、工場の製造設備における機械制御は、従前のワイヤードロジック制御から、ソフトウェアロジック制御が主流となっている(下記特許文献1)。ソフトウェアロジック制御は、通常、PLC(Programmable Logic Controller)を用いて行なわれる。PLCは、シーケンサと呼ばれることもある。また、現在では、メインコントロールユニット(CPUユニットともいう)、I/Oユニット、電源ユニットなどが各々別体に構成されたビルトイン型のPLCが普及している。メインコントロールユニットとI/Oユニットは、電源ユニットとともに制御盤と呼ばれる収納ケースに取り付けられる(下記非特許文献1)。各ユニットを別体で構成すると、I/O端子の増設をともなったりする設計変更にも対応しやすく、汎用性が高いPLCを実現できる。
特開平10−149206号公報 木村陽一著 改訂新版「シーケンサ ここがポイント・制御のしくみ p120」 電気書院
ところで昨今、産業機械の自動化や高機能化にともない、その産業機械に備え付けられるセンサ類やアクチュエータなどの電気機器の数が増大してきている。こうした電気機器の数が増えると、当然ながらPLC側のI/O端子数を増やす必要があり、I/Oユニットも大きくなる。すると、I/Oユニットを収納する制御盤に大きなものを使用せざるを得なくなる。この結果、産業機械よりも制御盤の専有面積が大きくなるといった一種の逆転現象が発生し、ワークスペースの効率的な利用の問題が浮上してきた。
また、制御盤の大型化の原因は他にもある。その原因とは、次のようなものである。センサ類やアクチュエータといった電子機器には、個別に電源線を取る必要があるが、従来は制御盤内の電源ユニットに電源端子台を接続し、該電源端子台から電源線を取るようにしていた。つまり、電源ユニットとは別個独立の電源端子台が、制御盤内で比較的大きなスペースを専有していた。
本発明の目的は、制御盤の小型化により、面積生産性の向上が見込める製造設備を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための本発明の第一は、プログラマブルロジックコントローラ(PLCという)を使用して産業機械の制御を行なうようにした製造設備において、PLCは個別に持ち運び可能なメインコントロールユニット、I/OユニットおよびそれらメインコントロールユニットとI/Oユニットに介在する通信ユニットを含んで構成され、メインコントロールユニットを産業機械とは別体の制御盤に収納する一方で、I/Oユニットおよび通信ユニットを、工場内における当該製造設備の専有スペースであって制御盤外の空きスペースに配置するようにしたことを主要な特徴する。
上記本発明によれば、I/Oユニットを制御盤外に持っていくことで制御盤の小型化を図ることが可能となる。また、制御盤内のスペースを考慮することなく、I/Oユニットの増設が可能である。また、メインコントロールユニットとI/Oユニットとに通信ユニットを介在させるので、I/Oユニットと電子機器との配線を短くすることができる。結果、設備全体として省配線化できる。
また、課題を解決するための本発明の第二は、産業機械の制御装置を該産業機械とは別体の制御盤に収容するとともに、その産業機械に備え付けられたセンサ類やアクチュエータ等の複数の電気機器に給電を行なうための電源ユニットを制御盤内に配置するようにした製造設備において、電源ユニットから各電気機器への電源線としてコネクタ付き分岐ケーブルを用いたことを特徴とする。
上記本発明によれば、従来の電源用端子台の代わりに、コネクタ付き分岐ケーブルを使用することから、制御盤から上記電源用端子台を廃することが可能になり、制御盤の小型化を図れる。また、コネクタ付きの分岐ケーブルを使用することから、接続先の増設にも容易に対応できるし、増設作業に工具が不要なので作業の迅速化に寄与する。また、コネクタ付き分岐ケーブルは再利用ができるという利点もある。
また、上記第一発明と第二発明とを組み合わせることができる。すなわち、本発明の第三は、プログラマブルロジックコントローラ(PLCという)を使用して産業機械の制御を行なうように構成され、産業機械に備え付けられたセンサ類やアクチュエータ等の複数の電気機器に給電を行なうための電源ユニットを制御盤内に配置するようにした製造設備において、PLCは個別に持ち運び可能なメインコントロールユニット、I/OユニットおよびそれらメインコントロールユニットとI/Oユニットに介在する通信ユニットを含んで構成され、メインコントロールユニットを産業機械とは別体の上記制御盤に収納する一方で、I/Oユニットおよび通信ユニットは工場内における当該製造設備の専有スペースであって上記制御盤外の空きスペースに配置し、さらに、電源ユニットから各電気機器への電源線としてコネクタ付き分岐ケーブルを用いたことを特徴とする。
上記本発明によれば、前述した第一発明および第二発明を組み合わせたものであるから、第一発明の効果と第二発明の効果とが重畳され、制御盤の小型化を劇的に進めることが可能になる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる製造設備100を概念的に表したブロック図である。製造設備100は、PLC10によりエレクトロプレス13、コンベアモータ31,33、シリンダ機構35,37といった産業機械の制御を行なうように構成されている。PLC10は、メインコントロールユニット9(CPUユニットともいう)、電源ユニット11、通信ユニット17および複数のI/Oユニット19,21,23を含むものである。メインコントロールユニット9、電源ユニット11、通信ユニット17およびI/Oユニット19,21,23は個別に持ち運び可能とされている。
メインコントロールユニット9および電源ユニット11は、第一制御盤1に収納されている。第一制御盤1は、比較的大きな収納ケースであり、上記産業機械のほとりに設置される。他方、通信ユニット17およびI/Oユニット19,21,23は、第一制御盤1とは別の第二制御盤3に取り付けられている。第二制御盤3は、通信ユニット17およびI/Oユニット19,21,23を取り付けるだけなので、第一制御盤1よりも容積が小さいものを使用している。あるいは、通信ユニット17およびI/Oユニット19,21,23を固定する支持台のようなものを第二制御盤3として利用可能である。
I/Oユニット19,21,23には、エレクトロプレス13(サーボプレス)の入出力や光電センサやリミットスイッチ等のセンサ15の出力が接続される。また、複数のI/Oユニット19,21,23が通信ユニット17に直列に接続されており、各I/Oユニット19,21,23はこの通信ユニット17を介してメインコントロールユニット9との間でデータの送受信を行なうようになっている。通信ユニット17とメインコントロールユニット9とは、たとえばシリアル通信にてデータの送受信を行なう。この構成により、第一制御盤1と第二制御盤3とは比較的離れた場所に設置することができるようになっている。
たとえば、第二制御盤3を、制御対象であるエレクトロプレス13などの産業機械に近いところに設置し、それよりもやや離れた作業性のよい場所に第一制御盤1を設置する。このように、I/Oユニット19,21,23を第一制御盤1の外に持っていくことで、該第一制御盤1の小型化を図れる。また、第一制御盤1の大きさを考慮することなく、I/Oユニットを増設できる。
具体的には、I/Oユニット19,21,23および通信ユニット17を、工場内における当該製造設備100の専有スペースであって、第一制御盤1外の空きスペースに設置する。図4に示すのは、各制御盤1,3と産業機械のレイアウトの模式図である。図4の製造設備100では、ロボット60やコンベア62などの産業機械の制御を行なうPLC10は、制御盤1,3に収納されている。そのうち第一制御盤1は、作業性を考慮してロボット60が稼動中でも操作可能な位置に設置されている。他方、第二制御盤3は、ロボット60の可動域SAから外れているが、該ロボット60やコンベア62が稼動中は操作しにくい(第一制御盤1よりも)、もしくは操作できないところに設置される。
要するに、産業機械の作業区域であるが実質的に該産業機械の可動域から外れている空きスペースに、第二制御盤3を設置するようにすればよいのである。これにより、空いているにも関わらず、有効利用が難しい区域を積極的に活用でき、ひいては工場内の遊休区域を減らすことができ、面積生産性を高めることにつながる。なお、箱型の第一制御盤1の上に、第二制御盤3を載せるといったことも考え得る。
図1に戻って説明する。製造設備100は第三制御盤5を備える。第三制御盤5は、マグネットスイッチ・リレー25とI/Oユニット27とを収納している。本実施形態では、これらマグネットスイッチ・リレー25とI/Oユニット27は、PLC10を構成するものとして設けられている。マグネットスイッチ・リレー25やI/Oユニット27は、コンベアモータ31,33のドライバ、さらにはラインに異常が生じた場合に点灯する警告灯24の制御手段を構成する。マグネットスイッチ・リレー25はI/Oユニット27を介してメインコントロールユニット9によって制御されるようになっている。また、シリンダ機構35,37はメインコントロールユニット9と通信可能に接続されており、このメインコントロールユニット9によって動作制御される。また、第一制御盤1に収納された電源ユニット11には、ブレーカBOX7よりAC電力が供給されるようになっている。ブレーカBOXからのAC電力は、第三制御盤5やエレクトロプレス13にも供給されるようになっている。なお、第三制御盤は設備構成により不要な場合もある。
次に、図2に示すのは、第一制御盤1の詳細な正面模式図である。こうした制御盤は、図1で示した産業機械とは別個独立に用意される。第一制御盤1には、メインコントロールユニット9と電源ユニット11のほか、サーキットプロテクタ39、運転準備ユニット41、その運転準備ユニット41用のI/Oユニット43、パワーリレー45が取り付けられている。これらの機器もPLC10を構成するものである。なお、メインコントロールユニット9は、第一制御盤1の扉1bに取り付けられ、その他は本体ケース1aに収納されている。また、第一制御盤1内には、配線が嵩張ることを防ぐための配線ダクト47,49が設けられる。
ところで、既に説明したとおり、本製造設備100では、PLC10のI/Oユニット19,21,23がメインコントロールユニット9を収納する第一制御盤1の外に出されているほか、センサ15等の電気機器の電源端子台が設けられていない。その代わりに、それら電気機器用の電源線として、コネクタ付き分岐ケーブル51が用いられている。
すなわち、図3に示すごとく、第一制御盤1内の電源ユニット11に接続された一系統の電源線(DC24V)に、コネクタ付き分岐ケーブル51を多段に接続することで、複数系統の電源線を設ける。これによれば、第一制御盤1に電源端子台を設ける必要性がなくなるので、第一制御盤1の小型化に資する。また、センサ15等の電気機器の数が増大して多数の電源経路を確保する必要性が生じても、コネクタ付き分岐ケーブル51の増設にて容易に対処できる。
本発明の製造設備のブロック図。 第一制御盤の詳細な正面模式図。 電源線の説明図。 制御盤と産業機械のレイアウトを示す模式図。
符号の説明
1 第一制御盤
9 メインコントロールユニット
10 PLC
11 電源ユニット
13 エレクトロプレス
17 通信ユニット
19,21,23 I/Oユニット
51 コネクタ付き分岐ケーブル
60 ロボット
62 コンベア
100 製造設備

Claims (4)

  1. プログラマブルロジックコントローラ(PLCという)を使用して産業機械の制御を行なうようにした製造設備において、前記PLCは個別に持ち運び可能なメインコントロールユニット、I/OユニットおよびそれらメインコントロールユニットとI/Oユニットに介在する通信ユニットを含んで構成され、前記メインコントロールユニットを前記産業機械とは別体の制御盤に収納する一方で、前記I/Oユニットおよび前記通信ユニットを、工場内における当該製造設備の専有スペースであって前記制御盤外の空きスペースに配置するようにしたことを特徴とする製造設備。
  2. 産業機械の制御装置を該産業機械とは別体の制御盤に収容するとともに、その産業機械に備え付けられたセンサ類やアクチュエータ等の複数の電気機器に給電を行なうための電源ユニットを前記制御盤内に配置するようにした製造設備において、前記電源ユニットから各電気機器への電源線としてコネクタ付き分岐ケーブルを用いたことを特徴とする製造設備。
  3. プログラマブルロジックコントローラ(PLCという)を使用して産業機械の制御を行なうように構成され、前記産業機械に備え付けられたセンサ類やアクチュエータ等の複数の電気機器に給電を行なうための電源ユニットを制御盤内に配置するようにした製造設備において、前記PLCは個別に持ち運び可能なメインコントロールユニット、I/OユニットおよびそれらメインコントロールユニットとI/Oユニットに介在する通信ユニットを含んで構成され、前記メインコントロールユニットを前記産業機械とは別体の前記制御盤に収納する一方で、前記I/Oユニットおよび前記通信ユニットは前記工場内における当該製造設備の専有スペースであって前記制御盤外の空きスペースに配置し、さらに、前記電源ユニットから各電気機器への電源線としてコネクタ付き分岐ケーブルを用いたことを特徴とする製造設備。
  4. 前記空きスペースは、前記産業機械の作業区域であるが実質的に該産業機械の可動域から外れているスペースである請求項1または3記載の製造設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024166287A1 (ja) * 2023-02-09 2024-08-15 ファナック株式会社 機械

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