JP2005250904A - オブジェクト履歴管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールバックを実現できるオブジェクト履歴管理装置を得る。
【解決手段】利用された複数のオブジェクト構成が記録されたパッケージ毎のオブジェクト構成履歴、最新のオブジェクト構成を指すポインタ、ポインタを選択するアクティブパッケージを含むオブジェクト管理テーブル7と、オブジェクトを格納するオブジェクト格納部8と、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとしてオブジェクト管理テーブル7に仮登録し、オブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成の中に、仮登録したオブジェクト構成に一致するものが存在するかを調べ、一致するものが存在する場合、一致した記録済のオブジェクト構成を削除するとともに、一致した仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する構成情報管理部5とを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、無線機のような限られたリソースの中で、サービスを実現するパッケージ(複数のオブジェクトの集合体)のバージョン情報やオブジェクト構成(各オブジェクトの接続形態)の利用履歴を管理するオブジェクト履歴管理装置に関するものである。
特に、通信サービスを実現するパッケージのオブジェクト構成の利用履歴を管理して、過去に利用実績のあるオブジェクト構成へのロールバックを実現するオブジェクト履歴管理装置に関するものである。
従来のプログラム構成管理装置においては、ダウンロードされたプログラム(本発明のオブジェクトに相当する)を最新バージョンだけでなく過去のバージョンも含めて保有し、ダウンロードされたプログラムの履歴を履歴情報管理部に登録する。そして、特定のプログラムについてバージョンを遡及させる旨の指示を受けると、プログラム記憶手段に記憶されたプログラムのうち指示されたプログラムに対して、現行バージョンを無効化して過去のバージョンを有効化させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−293365号公報(第4頁〜第16頁、図4)
上述したような従来のプログラム構成管理装置におけるロールバックでは、指示したプログラムに対して現行バージョンから過去バージョンに移行するため、幾つかのプログラムから構成されたパッケージでは、所望のオブジェクト構成に戻るとは限らない。また、プログラムの依存関係は、各プログラムに付与されたユーザ(放送センター)からダウンロードされるため、依存関係が変更された場合には、プログラム自体に変更がなくても、関係するすべてのプログラムをダウンロードしなければならず、非効率である。さらに、プログラムの消去は、ユーザ(放送センター)からの指示を受けて初めて可能になるため、プログラム構成管理装置内の資源量が不足した場合には、最新のプログラムをダウンロードしても保存できない恐れが生じるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、ユーザから所望のオブジェクト構成(各オブジェクトの接続形態)へのロールバックを実現することができるオブジェクト履歴管理装置を得るものである。例えば、利用エリアにより異なるバージョンで動作する無線機では、いくつかの特定の通信方式やサービスを切替えて繰り返し利用するケースが考えられ、こうしたケースでは過去に利用実績のある任意のオブジェクト構成へのロールバックは有効である。
また、この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第2の目的は、オブジェクトのダウンロードに要する負荷を削減することができるオブジェクト履歴管理装置を得るものである。例えば、いくつかの特定の機能を繰り返し利用する場合は、頻繁に利用するオブジェクトをその都度ダウンロードする必要はない。
また、この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第3の目的は、履歴管理に要する資源量、および資源配分・配置などを、装置が自発的に制御することができるオブジェクト履歴管理装置を得るものである。
さらに、この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第4の目的は、オブジェクトのプラグイン(追加)やプラグアウト(削除)による構成変更にも対応することができるオブジェクト履歴管理装置を得るものである。
この発明に係るオブジェクト履歴管理装置は、サービスを実現するパッケージを構成する1つもしくは複数のオブジェクトの接続形態を示すオブジェクト構成の利用履歴を管理するオブジェクト履歴管理装置であって、実際に利用された複数のオブジェクト構成が記録されたパッケージ毎のオブジェクト構成履歴、前記オブジェクト構成履歴内の最新のオブジェクト構成を指すポインタ、及び現在動作中のパッケージに対応するポインタを選択するアクティブパッケージを含むオブジェクト管理テーブルと、前記オブジェクト管理テーブルにより管理されているオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成の中に、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成に一致するものが存在するかを調べ、一致するものが存在する場合には、一致した記録済のオブジェクト構成を前記オブジェクト構成履歴から削除するとともに、一致した仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する構成情報管理部とを設けたものである。
この発明に係るオブジェクト履歴管理装置は、ユーザから所望のオブジェクト構成へのロールバックを実現することができ、オブジェクトのダウンロードに要する負荷を削減することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置について図1から図9までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
本実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置は、端末機器が提供するサービスを実現するパッケージのオブジェクト構成(各オブジェクトの接続形態)を管理する機能、オブジェクトをダウンロードしてバージョンアップする機能、および、利用したオブジェクト構成の履歴を記録し、過去に利用実績のある任意のオブジェクト構成にロールバックする機能を有する。
図1において、本実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置1は、構成管理マネージャ2と、コネクションマネージャ3と、ダウンロード部4と、オブジェクト格納部8から構成される。また、構成管理マネージャ2は、構成情報管理部5と、検証部6と、オブジェクト管理テーブル7から構成される。
構成管理マネージャ2は、端末機器上でユーザから指定されたパッケージを動作させる他に、その端末機器上で利用されたパッケージ、および、そのパッケージのオブジェクト構成の利用履歴を管理する。パッケージは、一つもしくは複数のオブジェクトから構成され、端末機器が提供するサービスの一つを実現する。各パッケージを構成するオブジェクト群の依存関係やバージョンは、ユーザから与えられた構成管理ファイル9に基づく。
構成管理マネージャ2の構成情報管理部5は、ユーザから与えられた構成管理ファイル9に基づき、動作させるべきパッケージのオブジェクト構成を認識する。そして、構成情報管理部5は、そのパッケージについて、オブジェクト管理テーブル7に登録されている利用履歴と参照して、そのパッケージが過去に利用実績があるか、そのパッケージを構成するすべてのオブジェクトがオブジェクト格納部8に格納されているか等を調査する。もし、オブジェクト格納部8に格納されていないオブジェクトが存在する場合は、すなわち、構成上不足するオブジェクトが存在する場合、ダウンロード部4に、そのオブジェクトをサーバ10からダウンロードするように指示する。また、構成情報管理部5は、ユーザから構成管理ファイル9により指定された最新のパッケージが、端末機器上で現在動作中のパッケージと、提供するサービス自体が異なる場合、もしくは提供するサービスが同一であるがオブジェクト構成が異なる場合は、検証部6に最新のパッケージで動作させるように指示する。さらに、構成情報管理部5は、検証部6により動作検証した結果、正常動作することを確認した時点で、そのパッケージのオブジェクト構成やオブジェクトのバージョン等の情報を、オブジェクト管理テーブル7に登録する。
構成管理マネージャ2の検証部6は、構成情報管理部5の指示に従い、指定されたパッケージを動作検証する。その際、構成管理ファイル9での指定に基づき、オブジェクト間の接続をコネクションマネージャ3に指示する。また、検証部6は、動作検証した結果を、構成情報管理部5に報告する。
構成管理マネージャ2のオブジェクト管理テーブル7は、端末機器上で実際に利用されたパッケージについて、利用された順番、および、そのパッケージのオブジェクト構成やオブジェクトのバージョン等の情報を記憶する。なお、同一のオブジェクト構成が複数回利用された場合には、過去に登録された履歴は削除して、最新情報のみを残す。
コネクションマネージャ3は、構成管理マネージャ2の検証部6の指示に従い、オブジェクト格納部8に格納されているオブジェクトを実際に接続する。
ダウンロード部4は、構成情報管理部5の指示に従い、指定されたオブジェクトを、サーバ10からダウンロードする。ダウンロードしたオブジェクトは、オブジェクト格納部8に格納する。
オブジェクト格納部8は、サーバ10からダウンロードされたオブジェクトの実体を格納する。ダウンロードされたオブジェクトは、予め規定した保管条件に基づいて、最新バージョンだけでなく、過去バージョンもオブジェクト格納部8に保有される。また、オブジェクト格納部8は、ダウンロード部4、構成情報管理部5を介してオブジェクト管理テーブル7と連動しており、オブジェクト格納部8に格納されているオブジェクトは、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成のどこかで使用されている。
ここで、オブジェクト管理テーブル7の詳細について図2を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの構成を示す図である。
オブジェクト管理テーブル7は、現在もしくは過去に利用されたパッケージについて、オブジェクト構成やオブジェクトのバージョン等の情報を示すものである。このオブジェクト管理テーブル7は、Active Package(アクティブパッケージ)11とTest Package(テストパッケージ)12の2種類のポインタにより管理する。
Active Package11は、現在動作中のパッケージのオブジェクト構成を指す。また、Active Package11は、端末機器が提供するサービスの種類毎に別々にポインタにより管理し、その内の一つのサービスを実現するパッケージを選択する。オブジェクト履歴管理装置1においては、このActive Package11が指す一つのオブジェクト構成のみが運用中である。
図2の例では、端末機器がPackageA用13、PackageB用14、PackageC用15の3種類のサービスを提供する場合を示している。但し、サービスの種類の個数を限定するものではない。
PackageA用13は、PackageA用オブジェクト構成履歴16内の最新(最近利用した)のオブジェクト構成を指すポインタである。同様に、PackageB用14は、PackageB用オブジェクト構成履歴17内の最新のオブジェクト構成を、また、PackageC用15は、PackageC用オブジェクト構成履歴18内の最新のオブジェクト構成を指すポインタである。
また、図2の例では、Active Package11は、PackageA用13を選択しており、現在、PackageA用オブジェクト構成履歴16内の最新のオブジェクト構成である組合せA3が運用中であることを意味する。
図2の例では、Active Package11はPackageA用13を選択しており、PackageAのサービスを運用中であることを意味する。PackageA用オブジェクト構成履歴16は、PackageAのサービスでは、組合せA1/組合せA2/組合せA3の3種類のオブジェクト構成が登録されており、組合せA1と組合せA2は過去に利用されたオブジェクト構成であり、組合せA3が最新に利用されたオブジェクト構成であることを意味する。組合せA1は、パッケージがオブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成されていることを示す。組合せA2は、パッケージがオブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1で構成されていることを示す。組合せA3は、パッケージがオブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc2とオブジェクトd1で構成されていることを示す。
Test Package12は、構成管理ファイル9によって指定されたパッケージのオブジェクト構成を指す。このTest Package12で指されたパッケージは、オブジェクト管理テーブル7にまだ登録されておらず、登録前に動作検証を行おうとしている段階である。図2の例では、組合せTは、パッケージがオブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc2とオブジェクトd2で構成されていることを示す。
ここで、構成管理ファイル9について図3を参照しながら説明する。図3は、構成管理ファイル9の例を示した図である。
構成管理ファイル9は、ユーザが指定したパッケージについて、そのパッケージを構成するオブジェクトのバージョン情報やオブジェクトの依存関係を示すものである。構成管理ファイル9は、パッケージ名21と、オブジェクトの情報22と、接続先のオブジェクトの情報23から構成される。なお、オブジェクトの情報22は、オブジェクト名24とバージョン25を示す。同様に、接続先オブジェクトの情報23は、オブジェクト名26とバージョン27を示す。
図3の例では、構成管理ファイル9が図2のTest Package12が指す組合せTを表現した場合を示している。PackageAは、バージョン1のオブジェクトa(以降ではオブジェクトa1と表記)、バージョン2のオブジェクトb(以降ではオブジェクトb2と表記)、バージョン2のオブジェクトc(以降ではオブジェクトc2と表記)、バージョン2のオブジェクトd(以降ではオブジェクトd2と表記)の4個のオブジェクトから構成されることを示す。また、4個のオブジェクト間の依存関係を表しており、PackageAのオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb2が接続され、オブジェクトb2とオブジェクトd2が接続され、オブジェクトd2とオブジェクトc2が接続されることを示す。
つぎに、この実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置の動作について図面を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置における、ユーザから渡された構成管理ファイルに対する処理(ステップ101〜111)を示すフローチャートである。また、図5は、この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置における、指定されたパッケージを動作検証する処理(ステップ201〜215)を示すフローチャートである。
構成情報管理部5は、まず、ユーザから構成管理ファイル9を与えられると、その構成管理ファイル9の内容から動作させるべきパッケージのオブジェクト構成を特定する(ステップ101)。そして、そのオブジェクト構成を、Test Package12として、オブジェクト管理テーブル7に一時的に記録する(ステップ102)。Test Package12に記録されたオブジェクト構成は、オブジェクト管理テーブル7に仮登録されたという位置付けである。
構成情報管理部5は、次に、Test Package12が指すオブジェクト構成の利用実績を調査する(ステップ103)。これは、オブジェクト管理テーブル7に記録されているオブジェクト構成の中に、オブジェクトの依存関係およびオブジェクトのバージョンが完全に一致するものが存在するかを調べる。
ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成が新規である場合、そのパッケージを構成するすべてのオブジェクトがオブジェクト格納部8に格納されているかを確認する(ステップ104)。確認は、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成履歴16〜18を使用して行う。
構成情報管理部5は、まず、そのオブジェクトがオブジェクト管理テーブル7に登録されているかを確認する(ステップ105)。未登録の場合、構成情報管理部5はダウンロード部4に指示して、サーバ10から該当するオブジェクトをダウンロードする(ステップ106)。
構成情報管理部5は、次に、そのオブジェクトと、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクトのバージョンを比較する(ステップ107)。バージョンが一致するオブジェクトがない場合、構成情報管理部5はダウンロード部4に指示して、サーバ10から該当するオブジェクトをダウンロードする(ステップ108)。なお、ダウンロードされたオブジェクトは、オブジェクト格納部8に格納される。
オブジェクト構成が新規である場合として、ユーザからの指定による任意のオブジェクトの導入や削除、あるいはパッケージの切替えが考えられる。こうしたケースでは、新規のオブジェクト構成をオブジェクト管理テーブル7に登録する前に、新しい構成での動作を事前に検証する(ステップ109)。図2の例では、Test Package12が指す新しい構成(組合せT)を検証する。
この時、構成情報管理部5は、ユーザから指定されたパッケージを動作検証するために、そのパッケージのオブジェクト構成に関する情報を検証部6に渡す(ステップ201)。
検証部6は、構成情報管理部5から渡されたオブジェクト構成に関する情報を基にして、接続するオブジェクトを指定して、コネクションマネージャ3に接続を要求する(ステップ202)。コネクションマネージャ3は、検証部6により指定されたオブジェクト間のコネクションを確立する(ステップ203)。動作検証するために必要であるすべてのオブジェクト間の接続が完了するまで、ステップ202〜ステップ203の処理を繰り返す(ステップ204)。
検証部6は、動作検証すべきオブジェクト構成内のすべてのコネクションが確立した時点で、そのオブジェクト構成内にテストデータを流す等の手段を用いて、動作検証する(ステップ205)。そして、検証部6は、動作検証の結果を、構成情報管理部5に通知する(ステップ206)。
構成情報管理部5は、検証部6から通知された動作検証の結果を確認する(ステップ207)。動作検証の結果が正常と判定された場合、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、Active Package11に登録する。この時点で、オブジェクト管理テーブル7に正式に登録されたことになる。
構成情報管理部5は、まず、オブジェクト管理テーブル7に正式に登録するパッケージの種類が、Active Package11が現在指しているパッケージの種類と一致するかを比較する(ステップ208)。パッケージの種類が一致しない場合、Active Package11を該当するパッケージ用に切替える(ステップ209)。
構成情報管理部5は、次に、オブジェクト管理テーブル7を更新する(ステップ210)。ここで、オブジェクト管理テーブル7の更新に関して、(1)オブジェクト構成の新規登録、(2)オブジェクトの更新、(3)オブジェクトの追加、(4)オブジェクトの削除、の4種類の具体的な例を挙げて説明する。
最初に、(1)オブジェクト構成の新規登録について説明する。図6は、オブジェクト構成を新規に登録した場合におけるオブジェクト管理テーブル7の内容の変移を示した図である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図6では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図6の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には何も登録されていない状態を想定する。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1から構成されるものとする。
この場合、すべてのオブジェクトが未登録であるため、すべてのオブジェクトをサーバ10からダウンロードし(ステップ106)、すべてのオブジェクトが揃った時点で動作検証を行う(ステップ109)。
検証結果が正常である場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA1として登録する。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA1を指すように変更する。この時点で、オブジェクト格納部8には、現在バージョンであるオブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1が格納されている。
なお、図6の例では、3個のオブジェクトから構成されるオブジェクト構成について記述したが、オブジェクト構成の規模(オブジェクトの個数)に制限はない。オブジェクト構成の規模によらず、同様に処理すれば良い。
(2)オブジェクトの更新について説明する。図7は、現在動作中のオブジェクト構成から、一つのオブジェクトのみがバージョンアップされた場合におけるオブジェクト管理テーブル7の内容の変移を示した図である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図7では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図7の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には、組合せA1として、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成されるオブジェクト構成が登録されている状態を想定する。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1から構成されるものとする。つまり、この例は、オブジェクトbのバージョンがb1からb2に変更されたケースである。
この場合、オブジェクト構成を比較した結果、バージョンの異なるオブジェクトb2のみをサーバ10からダウンロードし(ステップ108)、すべてのオブジェクトが揃った時点で動作検証を行う(ステップ109)。
検証結果が正常である場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA2として登録する。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA2を指すように変更する。この時点では、過去バージョンになったオブジェクトb1をオブジェクト格納部8から削除しない。そのため、オブジェクト格納部8には、現在バージョンであるオブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1、および、過去バージョンであるオブジェクトb1が格納されている。
なお、図7の例では、3個のオブジェクトから構成されるオブジェクト構成について記述したが、オブジェクト構成の規模(オブジェクトの個数)に制限はない。オブジェクト構成の規模によらず、同様に処理すれば良い。また、図7の例では、1個のオブジェクトがバージョンアップする例であるが、複数のオブジェクトが同時にバージョンアップする場合も、同様に処理すれば良い。
(3)オブジェクトの追加について説明する。図8は、現在動作中のオブジェクト構成から、一つのオブジェクトがプラグイン(追加)した場合におけるオブジェクト管理テーブル7の内容の変移を示した図である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図8では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図8の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には、組合せA1として、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成されるオブジェクト構成が登録されている状態を想定する。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1とオブジェクトd1から構成されるものとする。つまり、この例は、オブジェクトd1がプラグインされたケースである。
この場合、オブジェクト構成を比較した結果、オブジェクト管理テーブル7に未登録のオブジェクトd1のみをサーバ10からダウンロードし(ステップ106)、すべてのオブジェクトが揃った時点で動作検証を行う(ステップ109)。
検証結果が正常である場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA2として登録する。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA2を指すように変更する。この時点で、オブジェクト格納部8には、現在バージョンであるオブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1とオブジェクトd1が格納されている。
なお、オブジェクト構成の規模(オブジェクトの個数)に制限はない。オブジェクト構成の規模によらず、同様に処理すれば良い。また、図8の例では、1個のオブジェクトがプラグインされる例であるが、複数のオブジェクトを同時にプラグインする場合も、同様に処理すれば良い。
(4)オブジェクトの削除について説明する。図9は、現在動作中のオブジェクト構成から、一つのオブジェクトがプラグアウト(削除)した場合におけるオブジェクト管理テーブル7の内容の変移を示した図である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図9では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図9の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には、組合せA1として、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成されるオブジェクト構成が登録されている状態を想定する。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトc1から構成されるものとする。つまり、この例は、オブジェクトb1がプラグアウトされたケースである。
この場合、オブジェクト構成を比較した結果、オブジェクトのバージョンアップや追加がないため、サーバ10からのダウンロードは必要なく、そのまま動作検証を行う(ステップ109)。
検証結果が正常である場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA2として登録する。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA2を指すように変更する。この時点では、過去バージョンになったオブジェクトb1をオブジェクト格納部8から削除しない。そのため、オブジェクト格納部8には、現在バージョンであるオブジェクトa1とオブジェクトc1、および、過去バージョンであるオブジェクトb1が格納されている。
なお、オブジェクト構成の規模(オブジェクトの個数)に制限はない。オブジェクト構成の規模によらず、同様に処理すれば良い。また、図9の例では、1個のオブジェクトがプラグアウトされる例であるが、複数のオブジェクトを同時にプラグアウトする場合も、同様に処理すれば良い。
構成情報管理部5は、最後に、Active Package11、すなわちPackageA用13が、動作検証の結果が正常であった新規のオブジェクト構成を指すように切替える。
こうすることで、動作実績のあるオブジェクト構成の利用履歴を管理することができ、オブジェクトのバージョン更新だけでなく、オブジェクトのプラグイン(追加)やプラグアウト(削除)等の構成変更にも対応できる。また、ここで作成したオブジェクト管理テーブル7は、過去に利用実績のある複数のオブジェクト構成に任意にロールバックを可能とするための重要なアイテムとなる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るオブジェクト履歴管理装置について図10を参照しながら説明する。図10は、この発明の実施の形態2に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(ロールバック)を示す図である。
実施の形態2として、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成が過去に利用実績がある場合を考える。オブジェクト構成がオブジェクト管理テーブル7に登録済である場合、記憶されているオブジェクト構成にロールバックする。
具体的な動作は、図4のユーザから渡された構成管理ファイル9に対する処理におけるステップ110〜ステップ111である。
構成情報管理部5は、Test Package12が指すオブジェクト構成の利用実績を調査(ステップ103)した結果、オブジェクト管理テーブル7に記録されているオブジェクト構成の中に、オブジェクトの依存関係およびオブジェクトのバージョンが完全に一致するものが存在した場合、オブジェクト管理テーブル7を更新する(ステップ110)。ここで、オブジェクト管理テーブル7の更新に関して、具体的な例を挙げて説明する。
図10は、ユーザから指定されたオブジェクト構成が過去に利用実績がある場合の例である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図10では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図10の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には、4個の組合せA1〜A4が登録されている状態を想定する。組合せA1は、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成される。組合せA2は、オブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1で構成される。組合せA3は、オブジェクトa1とオブジェクトb3とオブジェクトc2で構成される。組合せA4は、オブジェクトa1とオブジェクトb3とオブジェクトc2とオブジェクトd1で構成される。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1から構成されるものとする。つまり、この例は、組合せA2と同一のオブジェクト構成が指定されたケースである。
この場合、オブジェクト構成を比較した結果、オブジェクトの依存関係およびオブジェクトのバージョンが完全に一致するものが存在するので、その組合せA2にロールバックする。なお、組合せA2は動作実績があるため、動作検証は行わない。
Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA5として登録する。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA5を指すように変更する。また、有限のリソースで履歴情報を管理するため、同一のオブジェクト構成が複数回利用された場合は、最新情報のみを残す。つまり、PackageA用オブジェクト構成履歴16から組合せA2を削除する。そのため、オブジェクト管理テーブル7は、組合せA1、組合せA3、組合せA4、組合せA5が利用履歴として残る。
構成情報管理部5は、上述したように最後に、Active Package11、すなわちPackageA用13が、オブジェクト管理テーブル7に登録済であるオブジェクト構成を指すように切替える(ステップ111)。
こうすることで、過去に利用実績のある複数のオブジェクト構成に任意にロールバック可能となる。例えば、利用エリアにより異なるバージョンで動作する無線機では、いくつかの特定の通信方式やサービスを切替えて繰り返し利用するケースが考えられる。こうしたケースでは、保管されている過去バージョンのオブジェクトを有効活用することで、オブジェクトのダウンロードの軽減や動作検証の省略が可能である。また、同一のオブジェクト構成が複数回利用された場合は、最新情報のみを残すことで、履歴情報を管理するのに必要なリソースを削減することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るオブジェクト履歴管理装置について説明する。
実施の形態3として、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成が動作検証で異常を検出した場合を考える。オブジェクトの導入段階では、Test Package12に記録された構成は、あくまでも動作検証用に動作しているだけであり、オブジェクト管理テーブル7に正式に登録されているわけではない。そのため、不整合が検出された場合は、Active Package11が指す現在の通信を継続すれば良い。これにより、ユーザには直前のオブジェクト構成にロールバックしたように見せる。
具体的な動作は、図5の指定されたパッケージを動作検証する処理におけるステップ212〜ステップ215である。
検証部6は、動作検証のために接続したオブジェクト間のコネクションをすべて解放する。そのために、検証部6は、構成情報管理部5から渡されたオブジェクト構成に関する情報を基にして、切断するオブジェクトを指定して、コネクションマネージャ3に切断を要求する (ステップ212)。
コネクションマネージャ3は、検証部6により指定されたオブジェクト間のコネクションを切断する(ステップ213)。
動作検証のために接続したオブジェクト間のコネクションをすべて解放するまで、ステップ212〜ステップ213の処理を繰り返す(ステップ214)。
構成情報管理部5は、検証部6から通知された動作検証の結果が異常と判定された場合、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を廃棄(クリア)する(ステップ215)。
こうすることで、ユーザから見た場合に、障害時にも直前(ユーザから構成管理ファイル9が渡された時点)のバージョンにロールバック可能となる。また、この場合も、上記実施の形態2と同様に、保管されている過去バージョンのオブジェクトを有効活用することで、オブジェクトのダウンロードの軽減や動作検証の省略が可能である。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るオブジェクト履歴管理装置について図11及び図12を参照しながら説明する。図11は、この発明の実施の形態4に係るオブジェクト履歴管理装置において、オブジェクト構成の数が規定数を超えた場合に、オブジェクト管理テーブルから最古のオブジェクトを消去する処理(ステップ301〜309)を示すフローチャートである。また、図12は、この発明の実施の形態4に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(消去)を示す図である。
実施の形態4では、オブジェクト履歴管理装置1におけるオブジェクトの保管条件および消去方法について考える。有限のリソースで履歴情報を管理するため、オブジェクト格納部8での過去バージョンのオブジェクトの保管に関しては、予め保管条件を設ける。
この実施の形態4では、保管条件の一つとして、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成の数が規定数を超えた場合、自動的に一番昔に使用されたオブジェクトを消去する方式を説明する。
図12は、規定数のバージョンを4に設定した場合(オブジェクト管理テーブル7に登録できる利用履歴は4個のオブジェクト構成である場合)に、規定数を超えた時のオブジェクトを消去する例である。ここでは、PackageAのサービスが動作中である例を示す。なお、図を簡略化するため、図12では、PackageB用14、PackageC用15、PackageB用オブジェクト構成履歴17、PackageC用オブジェクト構成履歴18は省略する。
図12の例では、ユーザから構成管理ファイル9を与えられた時点では、PackageA用オブジェクト構成履歴16には、4個の組合せA1〜A4が登録されている状態を想定する。組合せA1は、オブジェクトa1とオブジェクトb1とオブジェクトc1で構成される。組合せA2は、オブジェクトa1とオブジェクトb2とオブジェクトc1で構成される。組合せA3は、オブジェクトa1とオブジェクトb3とオブジェクトc2で構成される。組合せA4は、オブジェクトa1とオブジェクトb3とオブジェクトc2とオブジェクトd1で構成される。また、構成管理ファイル9によりユーザから指定されたオブジェクト構成は、オブジェクトa1とオブジェクトb4とオブジェクトc3とオブジェクトd1から構成されるものとする。つまり、この例は、オブジェクトbのバージョンがb3からb4に、またオブジェクトcのバージョンがc2からc3に変更されたケースである。
この場合、オブジェクト構成を比較した結果、バージョンの異なるオブジェクトb4とオブジェクトc3のみをサーバ10からダウンロードし、すべてのオブジェクトが揃った時点で動作検証を行う。
このケースにおけるオブジェクト管理テーブル7の更新について、図11と図12を用いて説明する。
構成情報管理部5は、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成の数を確認し(ステップ301)、登録可能なオブジェクト構成の数を超えていないかを確認する(ステップ302)。
規定数を超えてしまう場合は、一番昔に使用されたオブジェクト構成をオブジェクト管理テーブル7から削除する。また、オブジェクト管理テーブル7とオブジェクト格納部8を連動させるために、これに合わせて、削除するオブジェクト構成だけに含まれ、他の組合せのオブジェクト構成に含まれないオブジェクトをオブジェクト格納部8から削除する。
そのため、構成情報管理部5は、まず、一番昔に使用されたオブジェクト構成を特定する(ステップ303)。構成情報管理部5は、次に、ステップ303で特定したオブジェクト構成のみに含まれるオブジェクトを特定する(ステップ304)。そして、該当するオブジェクトがあるかを確認し(ステップ305)、ある場合は該当するオブジェクトをすべて削除する(ステップ306)。構成情報管理部5は、更に、ステップ303で特定したオブジェクト構成をオブジェクト管理テーブル7から削除する(ステップ307)。
図12の例では、オブジェクト管理テーブル7には、組合せA1〜組合せA4の4個の利用履歴が既に存在しており、新たにオブジェクト構成を登録すると、規定数を超えてしまう。この例では、組合せA1が一番古いため、オブジェクト管理テーブル7から組合せA1を削除する。また、その組合せA1のみに含まれるオブジェクトb1をオブジェクト格納部8から削除する。
登録数が規定数を超えない場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、PackageA用オブジェクト構成履歴16に組合せA5として登録する(ステップ308)。また、これに合わせて、PackageA用13が組合せA5を指すように変更する(ステップ309)。
なお、オブジェクト管理テーブル7に登録可能なオブジェクト構成の個数に制限はない。登録可能なオブジェクト構成の個数によらず、同様に処理すれば良い。
これにより、パッケージやオブジェクトの利用履歴を管理するために必要となる資源量(オブジェクト管理テーブル7およびオブジェクト格納部8)のサイズを小さくすることができる。また、リソースに制限がある無線機においても、リソースを効率良く利用することができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るオブジェクト履歴管理装置について図13を参照しながら説明する。図13は、この発明の実施の形態5に係るオブジェクト履歴管理装置において、オブジェクト構成に要する資源量、オブジェクト格納部8で要する資源量が規定量を超えた場合に、オブジェクト管理テーブルから最古のオブジェクトを消去する処理(ステップ401〜409)を示すフローチャートである。
実施の形態5では、保管条件の別パターンとして、オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成に要する資源量、オブジェクト格納部8で要する資源量が規定量を超えた場合に、自動的に一番昔に使用されたオブジェクトを消去する方式を説明する。
構成情報管理部5は、現時点でのオブジェクト管理テーブル7およびオブジェクト格納部8で要する資源量を確認し(ステップ401)、規定した資源量を超えていないかを確認する(ステップ402)。
規定量を超えてしまう場合は、一番昔に使用されたオブジェクト構成をオブジェクト管理テーブル7から削除する。また、オブジェクト管理テーブル7とオブジェクト格納部8を連動させるために、これに合わせて、削除するオブジェクト構成だけに含まれ、他の組合せのオブジェクト構成に含まれないオブジェクトをオブジェクト格納部8から削除する。
そのため、構成情報管理部5は、まず、一番昔に使用されたオブジェクト構成を特定する(ステップ403)。構成情報管理部5は、次に、ステップ403で特定されたオブジェクト構成のみに含まれるオブジェクトを特定する(ステップ404)。そして、該当するオブジェクトがあるかを確認し(ステップ405)、ある場合は該当するオブジェクトをすべて削除する(ステップ406)。構成情報管理部5は、更に、ステップ403で特定したオブジェクト構成をオブジェクト管理テーブル7から削除する(ステップ407)。
オブジェクト管理テーブル7に登録されているオブジェクト構成、および、オブジェクト格納部8に格納されているオブジェクトに要する資源量の使用量が規定量に収まるまで、ステップ401〜ステップ407の処理を繰り返す。
資源量が規定量を超えていない場合は、Test Package12に記録されているオブジェクト構成を、新しい組合せとして正式に登録する(ステップ408)。また、これに合わせて、PackageA用13がその新しく正式登録された組合せを指すように変更する(ステップ409)。
これにより、パッケージやオブジェクトの利用履歴を管理するために必要となる資源量(オブジェクト管理テーブル7およびオブジェクト格納部8)のサイズを小さくすることができる。また、リソースに制限がある無線機においても、リソースを効率良く利用することができる。
この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの構成を示す図である。 構成管理ファイルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置における、ユーザから渡された構成管理ファイルに対する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置における、指定されたパッケージを動作検証する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(オブジェクト構成の新規登録)を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(オブジェクトの更新)を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(オブジェクトの追加)を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(オブジェクトの削除)を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(ロールバック)を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るオブジェクト履歴管理装置において、オブジェクト構成の数が規定数を超えた場合に、オブジェクト管理テーブルから最古のオブジェクトを消去する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係るオブジェクト履歴管理装置のオブジェクト管理テーブルの更新前後の様子(最古のオブジェクトの消去)を示す図である。 この発明の実施の形態5に係るオブジェクト履歴管理装置において、オブジェクト構成に要する資源量が一定量を超えた場合に、オブジェクト管理テーブルから最古のオブジェクトを消去する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 オブジェクト履歴管理装置、2 構成管理マネージャ、3 コネクションマネージャ、4 ダウンロード部、5 構成情報管理部、6 検証部、7 オブジェクト管理テーブル、8 オブジェクト格納部、9 構成管理ファイル、10 サーバ、11 Active Package(アクティブパッケージ)、12 Test Package(テストパッケージ)、13 PackageA用ポインタ、14 PackageB用ポインタ、15 PackageC用ポインタ、16 PackageA用オブジェクト構成履歴、17 PackageB用オブジェクト構成履歴、18 PackageC用オブジェクト構成履歴。

Claims (8)

  1. サービスを実現するパッケージを構成する1つもしくは複数のオブジェクトの接続形態を示すオブジェクト構成の利用履歴を管理するオブジェクト履歴管理装置であって、
    実際に利用された複数のオブジェクト構成が記録されたパッケージ毎のオブジェクト構成履歴、前記オブジェクト構成履歴内の最新のオブジェクト構成を指すポインタ、及び現在動作中のパッケージに対応するポインタを選択するアクティブパッケージを含むオブジェクト管理テーブルと、
    前記オブジェクト管理テーブルにより管理されているオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、
    ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成の中に、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成に一致するものが存在するかを調べ、一致するものが存在する場合には、一致した記録済のオブジェクト構成を前記オブジェクト構成履歴から削除するとともに、一致した仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する構成情報管理部と
    を備えたことを特徴とするオブジェクト履歴管理装置。
  2. サーバから前記オブジェクト格納部へ指定されたオブジェクトをダウンロードするダウンロード部と、
    前記構成情報管理部の指示に従い指定されたパッケージを動作検証する検証部と、
    前記検証部の指示に従い前記オブジェクト格納部に格納されているオブジェクトを接続するコネクションマネージャとをさらに備え、
    前記構成情報管理部は、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に何も記録されていない場合には、前記ダウンロード部により、前記ユーザから指定されたパッケージのすべてのオブジェクトを前記サーバから前記オブジェクト格納部へダウンロードし、前記検証部により、前記ユーザから指定されたパッケージの動作検証を行い検証結果が正常である場合には、仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のオブジェクト履歴管理装置。
  3. 前記構成情報管理部は、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成と、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成とを比較し前記仮登録したオブジェクト構成にバージョンの異なるオブジェクトのみが存在する場合には、前記ダウンロード部により、前記バージョンの異なるオブジェクトのみを前記サーバから前記オブジェクト格納部へダウンロードし、前記検証部により、前記ユーザから指定されたパッケージの動作検証を行い検証結果が正常である場合には、仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する
    ことを特徴とする請求項2記載のオブジェクト履歴管理装置。
  4. 前記構成情報管理部は、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成と、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成とを比較し前記仮登録したオブジェクト構成に未登録のオブジェクトのみが存在する場合には、前記ダウンロード部により、前記未登録のオブジェクトのみを前記サーバから前記オブジェクト格納部へダウンロードし、前記検証部により、前記ユーザから指定されたパッケージの動作検証を行い検証結果が正常である場合には、仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する
    ことを特徴とする請求項2記載のオブジェクト履歴管理装置。
  5. 前記構成情報管理部は、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成と、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成とを比較し前記仮登録したオブジェクト構成に未登録のオブジェクトが存在しない場合には、前記検証部により、前記ユーザから指定されたパッケージの動作検証を行い検証結果が正常である場合には、仮登録のオブジェクト構成を新しいオブジェクト構成として前記オブジェクト構成履歴に登録し、前記ポインタが前記新しいオブジェクト構成を指すように変更する
    ことを特徴とする請求項2記載のオブジェクト履歴管理装置。
  6. 前記構成情報管理部は、ユーザから指定されたパッケージのオブジェクト構成をテストパッケージとして前記オブジェクト管理テーブルに仮登録し、前記ユーザから指定されたパッケージに対応するオブジェクト構成履歴に記録されているオブジェクト構成と、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成とを比較し、前記検証部により、前記ユーザから指定されたパッケージの動作検証を行い検証結果が異常である場合には、前記検証部を介して前記コネクションマネージャにより、動作検証のために接続したオブジェクト間のコネクションを切断し、前記テストパッケージとして仮登録したオブジェクト構成を廃棄する
    ことを特徴とする請求項2記載のオブジェクト履歴管理装置。
  7. 前記構成情報管理部は、前記オブジェクト管理テーブルに登録されているオブジェクト構成の数が規定数を超える場合には、最古のオブジェクト構成を前記オブジェクト管理テーブルから削除するとともに、削除するオブジェクト構成だけに含まれるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から削除する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載のオブジェクト履歴管理装置。
  8. 前記構成情報管理部は、前記オブジェクト管理テーブルに登録されているオブジェクト構成に要する資源量、あるいは前記オブジェクト格納部で要する資源量が規定量を超える場合には、最古のオブジェクト構成を前記オブジェクト管理テーブルから削除するとともに、削除するオブジェクト構成だけに含まれるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から削除する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載のオブジェクト履歴管理装置。
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