JP2005250714A - 光子乱数発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光子乱数発生器の乱数発生率を高める。
【解決手段】LEDからの光を、光減衰器ATで単一光子レベルまで減衰させる。第1のビームスプリッターBS1で、光子を1/2の確率で分岐させる。分岐した光子を、さらに第2ビームスプリッターBS2と第3のビームスプリッターBS3で、それぞれ1/2の確率で分岐させる。第1の光子検出器D1と、第2の光子検出器D2と、第3の光子検出器D3と、第4の光子検出器D4のいずれかで、光子を検出する。このようにして、光子乱数発生器の乱数発生率を2倍にすることができる。この乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の乱数発生器を並列に動作させて、毎秒数十メガビット程度の乱数を発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光子乱数発生器に関し、特に、単一光子経路選択と光子検出による光子乱数発生器に関する。
暗号技術や数値計算などの情報技術において、乱数は広く用いられている。乱数の発生方法として、数学的に計算される擬似乱数がある。コンピュータの発展により、手軽に発生させることができる擬似乱数は、ギャンブルや暗号通信などの日常生活に直結したものから、宇宙創生のメカニズムを探る計算機シミュレーションまで、非常に幅広い分野で利用されている。このコンピュータにより発生される擬似乱数は、ある決定的な計算プログラムによって計算されるために、無作為な数ではなく、有限の周期を持つ数となっている。コンピュータによって生成された擬似乱数は、完全にランダムではないので、使用する乱数の長さが、その周期よりも十分短いときのみ有用である。
この有限の周期は、ギャンブルにおける結果予測や暗号解読の鍵となり、日常生活においても、様々な問題を引き起こす。また、擬似乱数を用いたモンテカルロシミュレーションでは、計算結果に擬似乱数の周期性が現れるため、物理現象の正しい予測ができない場合がある。この擬似乱数の周期性に起因する問題を解決するためには、計算プログラムによらない物理現象を利用した乱数発生を行わなければならない。本質的にランダムな物理現象を利用した、真にランダムな乱数(物理乱数)が必要となる。
コインの裏・表や、サイコロの出る目のように、ある事象が等確率で起こることを利用すると、乱数を生成することができる。物理現象に基づく乱数発生器は、乱数サイコロ、放射性物質の崩壊、水晶発信器の不安定さ、熱雑音などを、乱数発生源として使用している。しかし、乱数の発生速度が遅いことや、特別なハードウエアが必要になることが問題である。それを解決するものとして、単一光子の確率的な振る舞いを用いた乱数発生器がある。光の構成単位である光子を利用して、高速で真の乱数(一様乱数)を発生できる光子乱数発生器である。50/50ビームスプリッター(BS)は、単一光子を1/2の確率で透過あるいは反射させるため、この性質を用いて乱数を発生させることができる。
光を十分減衰させると、光の構成単位である「光子」の性質が現れる。量子力学によると、光子は、波と粒子の両方の性質を合わせ持つ。光子の「粒子性」を利用することにより、一様乱数を発生させることができる。図4に、光子検出器2つを用いた光子乱数発生器を示す。図4(a)は、ビームスプリッターBSの後に、2つの光子検出器D1,D2を置いた装置である。レーザーから出力された光は、光減衰器ATで単一光子レベルまで減衰され、ビームスプリッターBSを通り、光子検出器D1、D2で検出される。このとき、光子が光子検出器D1で検出された場合には0とし、光子検出器D2で検出された場合を1とすると、0と1の2進乱数列を生成することができる。図4(b)に示すものも、同様な光子乱数発生器である。レーザー光源の出力光を、光減衰器で十分に減衰させることにより、光子を1個ずつ、50/50カップラーに入射させる。50/50カップラーは、入射光子を50%の確率で、単一光子検出器1または2へ振り分ける。光子が光子検出器1で検出された場合を「0」とし、光子検出器2で検出された場合を「1」と定義することにより、2進数の乱数を得ることができる。
この光子乱数発生器の乱数発生率は、以下のようになる。レーザーからの光の光子統計は、ポアソン分布に従うので、入力光の光子数分布は、
Figure 2005250714
となる(数1式)。この平均光子数μの光をビームスプリッターBSに入射すると、1秒間に光子検出器D1でカウントされる総数は、光子検出器の量子効率ηを考慮すると、
Figure 2005250714
となる(数2式)。ここで、tはレーザーの繰り返し周波数である。ただし、t≧tdead(tdead:光子検出器のdead time)である。
数2式の中には、乱数として使うことのできない項、すなわち光子検出器D1と光子検出器D2で同時に光子が検出される場合が含まれているので、その分を差し引くと、結局、乱数発生率は
Figure 2005250714
で与えられる(数3式)。例えば、光子検出器の量子効率η=0.7(Si-Avalanche Photodiode,Single-photon detector module SPCM)、dead time tdead=50nsの場合、平均光子数μ=1とすると、得られる数列の総数は、数2式より、Pc(μ)=5.90×106bit/sとなり、乱数発生率は、数3式より、Pr(μ)=8.32×106bit/sとなる。
従来の光子乱数発生器の例をいくつか簡単に説明する。非特許文献1に開示された「光学的量子乱数発生器」は、本質的にランダムな量子効果に基づく物理的な乱数発生器である。単一光子がどの経路を取るかは、ランダムであるということを利用している。図5に示すような簡単な装置により、光子検出器の雑音と不感時間とアフタパルスの影響を最小化することができる。
特許文献1に開示された「乱数生成装置」は、十分なランダム性を持つ一様乱数を生成できる装置である。図6(a)に示す従来の乱数生成装置では、光子検出器の量子効率が等しくなくて、十分なランダム性を持つ一様乱数の生成が困難であった。図6(b)に示すように、2つの光子検出器の検出結果を入力して乱数を生成するとともに、生成した乱数を評価する。評価結果を用いて、偏波面制御器に対して帰還制御することで、十分なランダム性を持つ一様乱数の生成を行う。
特許文献2に開示された「乱数発生器」は、4進、8進等の4n倍(n=1,2,3,・・・)の単一光子経路選択と光子検出により、乱数発生を簡単容易に行うことができる乱数発生器である。図7(a)に示す従来の2進の乱数発生器(特許文献3)に対して、図7(b)に示すように、2本の偏波保存光ファイバを、偏波保存光ファイバカップラにより、必要数直列に連結する。光路長がすべての経路で異なるように設定する。その光路の終端に、単一光子検出器と、その出力に基づき時間を測定する計時手段を設ける。
特開2003-36168号公報 特開2003-167729号公報 米国特許第6393448号明細書(WO98/16008) Andre Stefanov, Nicolas Gisin, Olivier Guinnard, Laurent Guinnard, Hugo Zbinden "Optical Quantum Random Number Generator," July 2, 1999.(ARXIV)
しかし、従来の光子乱数発生器では、乱数発生率を高めることが困難であるという問題があった。本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、光子乱数発生器の乱数発生率を高めることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、光子乱数発生器を、LEDと、LEDの出力光を単一光子レベルまで減衰させる光減衰器と、光減衰器の出力光を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第1のビームスプリッターと、第1のビームスプリッターの分岐光の一方を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第2のビームスプリッターと、第1のビームスプリッターの分岐光の他方を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第3のビームスプリッターと、第2のビームスプリッターの一方の分岐光を検出する第1の光子検出器と、第2のビームスプリッターの他方の分岐光を検出する第2の光子検出器と、第3のビームスプリッターの一方の分岐光を検出する第3の光子検出器と、第3のビームスプリッターの他方の分岐光を検出する第4の光子検出器とを具備する乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生する構成とした。
本発明では、上記のように、乱数発生器を集積化して並列に多数使用する構成としたことにより、光子乱数発生器の乱数発生率を高めることができ、毎秒数十メガビット程度の乱数発生率を実現できる。現在広く使用されている半導体の雑音から乱数を作成するのに比べて、乱数を得るための特別な演算は一切不要であるので、データ処理が格段に簡単である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例は、LEDと、光減衰器と、第1のビームスプリッターと、第2のビームスプリッターと、第3のビームスプリッターと、第1の光子検出器と、第2の光子検出器と、第3の光子検出器と、第4の光子検出器とを備える乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生する光子乱数発生器である。
本発明の実施例における光子乱数発生器の構成を説明する。図1は、本発明の実施例における光子乱数発生器の概念図である。検出器4つを用いた乱数発生器である。図1において、光子検出器D1〜D4は、単一光子を検出する単一光子検出器である。ビームスプリッターBS1〜BS3は、入力光を1/2ずつの確率で2つに分岐する光分岐手段である。光減衰器ATは、LEDの出力光を単一光子レベルまで減衰させる手段である。この乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生する。LED、光減衰器、ビームスプリッター、光導波路、APD(Avalanche Photodiode)を一体化したデバイスを製作することは、現在の技術では十分可能である。光集積回路を利用して小型化することにより、個人仕様の使い捨てパスワード用などに利用することができる。また、光集積回路を並列化することにより、小型で高速な物理乱数発生器を実現することができ、高速計算機によるモンテカルロシミュレーション等への対応が可能となる。
図2は、光子検出器の個数(N)と乱数発生率(Pr)との関係を示す図である。図3は、250bitの乱数における自己相関関数Ysを示す図である。Ysは、sだけ以前の値に対する自己相関関数である。
上記のように構成された本発明の実施例における光子乱数発生器の動作を説明する。最初に、図1を参照しながら、動作の概略を説明する。LEDで、700nm付近の波長の光を発生する。LEDの出力光を、光減衰器ATで単一光子レベルまで減衰させる。第1のビームスプリッターBS1で、光減衰器ATの出力光を、1/2ずつの確率で2つに分岐させる。第2のビームスプリッターBS1で、第1のビームスプリッターBS1の分岐光の一方を、1/2ずつの確率で2つに分岐させる。第3のビームスプリッターBS3で、第1のビームスプリッターBS1の分岐光の他方を、1/2ずつの確率で2つに分岐させる。第1の光子検出器D1で、第2のビームスプリッターの一方の分岐光を検出する。第2の光子検出器D2で、第2のビームスプリッターBS2の他方の分岐光を検出する。第3の光子検出器D3で、第3のビームスプリッターBS3の一方の分岐光を検出する。第4の光子検出器D4で、第3のビームスプリッターBS3の他方の分岐光を検出する。
乱数発生率をできる限り高くするために、光子検出器としては、ゲート動作不要のシリコン・アバランシェフォトダイオードを用いる。また、LEDには、光子検出器の量子効率が最大となる700nm付近の波長の光を発生するLEDを使用する。第1の光子検出器D1または第3の光子検出器D3で光子を検出した場合を乱数出力0とし、第2の光子検出器D2または第4の光子検出器D4で光子を検出した場合を乱数出力1とする。得られた乱数列をコンピュータに取り込む。
乱数発生率について説明する。入力した光パルスが、第1のビームスプリッターBS1で半分に分岐されることに注意すると、この乱数発生器に平均光子数μの光パルスを入射するということは、図4の乱数発生器2つに、それぞれ平均光子数μ/2の光パルスを入射するということと等価である。よって、光子検出器が4つの場合の乱数発生率は、(3)式において、μ→μ/2と置き換え、その発生率を2倍することで求めることができる。
検出器が8個以上の場合にも同様に考えて、検出器がN=2n+1個のとき、
Figure 2005250714
となる(数4式)。数4式より、検出器の数と乱数発生率の関係を求め、その結果を図2に示した。ただし、平均光子数μ=1、検出器の量子効率η=0.7、dead time t=50nsとする。検出器の個数を増やすことで、乱数発生率が増加する。
次に、得られた乱数に対する質(ランダムさ)について説明する。乱数の一様性は、その等確率性・不規則性等を調べることによって証明することができる。これは、χ2乗検定等がベースになっている。乱数列がランダムであるかどうかを調べるための検定法は数多くあるが、ここではautocorrelation testを取り上げる。autocorrelation testとは、乱数列がどれだけ自己相関しているか、すなわち、ある瞬間の値がどれほど以前の値に依存しているかを示すものである。これは自己相関関数によって与えられる。図3に、レーザー光源を使って実際に実験を行って得られた2進乱数列に対する自己相関関数を示す。ビット列が乱数列であれば、ビット列に含まれる数値間に相関はない。よって、自己相関関数は、ある一定の値を取ることになる。図3より、自己相関関数Ysは一定の値を取り、目立った相関がないことを示している。
上記のように、本発明の実施例では、光子乱数発生器を、LEDと、光減衰器と、第1のビームスプリッターと、第2のビームスプリッターと、第3のビームスプリッターと、第1の光子検出器と、第2の光子検出器と、第3の光子検出器と、第4の光子検出器とを備える乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生する構成としたので、乱数発生率を高めることができる。
本発明の光子乱数発生器は、小型の質の良い乱数発生器であり、正確なモンテカルロシミュレーションや暗号鍵生成や使いきりパスワードの生成に応用することができる一様乱数を発生するための装置として最適である。
本発明の実施例における光子乱数発生器の概念図、 検出器の個数(N)と乱数発生率(Pr)との関係を示す図、 250bitの乱数における自己相関関数Ysを示す図、 レーザーとビームスプリッターと2つの検出器を用いる従来の光子乱数発生器の概念図、 LEDと遅延光路を用いる従来の光子乱数発生器の概念図、 偏波面を帰還制御する従来の光子乱数発生器の概念図、 従来の4進光子乱数発生器の概念図である。
符号の説明
D1〜D4 光子検出器
BS1〜BS3 ビームスプリッター
AT 光減衰器

Claims (2)

  1. LEDと、前記LEDの出力光を単一光子レベルまで減衰させる光減衰器と、前記光減衰器の出力光を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第1のビームスプリッターと、前記第1のビームスプリッターの分岐光の一方を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第2のビームスプリッターと、前記第1のビームスプリッターの分岐光の他方を1/2ずつの確率で2つに分岐させる第3のビームスプリッターと、前記第2のビームスプリッターの一方の分岐光を検出する第1の光子検出器と、前記第2のビームスプリッターの他方の分岐光を検出する第2の光子検出器と、前記第3のビームスプリッターの一方の分岐光を検出する第3の光子検出器と、前記第3のビームスプリッターの他方の分岐光を検出する第4の光子検出器とを具備する乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の前記乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生することを特徴とする光子乱数発生器。
  2. LEDと、前記LEDの出力光を単一光子レベルまで減衰させる光減衰器と、前記光減衰器の出力光または前段のビームスプリッターからの分岐光を1/2ずつの確率でそれぞれ2つに分岐させる複数段のビームスプリッターと、最終段のビームスプリッターからの分岐光を検出する複数個の光子検出器とを具備する乱数発生器の複数組を光集積回路に集積化し、複数組の前記乱数発生器を並列に動作させて乱数を発生することを特徴とする光子乱数発生器。
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