JP2005246920A - 印刷制御装置および方法およびプログラム - Google Patents

印刷制御装置および方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
Jam発生に伴って行われたリカバリ処理に関するログを残すことで、適切なリカバリ処理を行うことを可能にした印刷制御装置および方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
クライアント端末101からの印刷依頼に対する印刷処理をプリンタ301で実行中にJamが発生し、それに伴うリカバリ処理が行われた場合に、LAN401を介してプリンタ301と接続されるホスト端末201にリカバリ情報(リカバリログ)を送信することで適切なリカバリ処理が行える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷制御装置および方法およびプログラムに関し、特に、印刷処理においてJam(紙詰まり)が発生した際に適切なリカバリ処理を行う印刷制御装置および方法およびプログラムに関する。
従来、印刷処理中に発生するJamに対処する技術として、特許文献1記載の「プリンタ制御装置」が開示されている。
この特許文献1の発明は、ページ番号とJamが発生したページにマークを付帯情報として印刷物に設定することでJam発生による出力ページの重複・欠落を容易に判別することができるというものである。
特開平05−221093
しかしながら、上記特許文献1の発明では、どのようなリカバリ処理を行ったか等のログを残すといった処理は考慮されていないため、重複してJamが発生した際には、どれが正式な印刷物なのか判別が不可能となる。
また、従来のシステムでは、Jam発生に伴うリカバリ処理を誰でも行うことができたため、特殊なプレ印刷用紙を使用しており単純にリカバリしてはいけない場合や、情報漏洩を防止する必要がある場合などに、不特定多数のプリンタ使用者によりリカバリが行われ、Jamになった用紙を不用意に廃棄されるといったことが起こりセキュリティが失われてしまうといった問題があった。
そこで本発明では、Jam発生に伴って行われたリカバリ処理に関するログを残すことで、適切なリカバリ処理を行うことを可能にした印刷制御装置および方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理を実行するリカバリ手段を有する印刷制御装置において、前記リカバリ手段により再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークを設定するリカバリマーク設定手段と、前記リカバリマーク設定手段で設定したリカバリマークおよび前記リカバリ手段で再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理する管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記リカバリ手段は、前記リカバリに関する情報を再印刷する用紙に付加するリカバリ情報付加手段を具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記リカバリ情報付加手段は、前記リカバリに関する情報をバーコード、電子透かし、コピー時に浮き上がる地紋、暗号化された文字列若しくは記号の少なくとも1つを用いて再印刷する用紙に付加することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記リカバリ手段は、前記印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合に、該紙詰まりに係わるページを選択的に再印刷する第1のリカバリ手段と、前記印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合に、最初のページから再印刷する第2のリカバリ手段と、前記印刷指示に際して前記第1のリカバリ手段若しくは前記第2のリカバリ手段を選択する選択手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記管理手段により管理されている前記リカバリに関する情報を表示部に表示する表示制御手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記管理手段により管理されている前記リカバリに関する情報を用紙に印刷出力する印刷出力制御手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記リカバリ手段による再印刷処理を禁止するリカバリ禁止モードを設定するリカバリ禁止手段を更に具備し、前記管理手段は、前記リカバリ禁止手段により前記リカバリ禁止モードが設定された場合に紙詰まりが生じた場合は、正常に印刷されたページおよび紙詰まり発生時に該紙詰まりに係わるページを含む情報を管理することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記リカバリ手段による再印刷処理に際して、前記リカバリ手段による再印刷処理を行う権限の有無を判別するリカバリ権限判別手段と、前記リカバリ権限判別手段でリカバリ権限を有すると判別された場合に前記リカバリ手段による再印刷処理を許可するリカバリ許可手段とを更に具備することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理をリカバリ手段で実行する印刷制御方法において、前記リカバリ手段により再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークをリカバリマーク設定手段で設定し、前記リカバリマーク設定手段で設定したリカバリマークおよび前記リカバリ手段で再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理手段で管理することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理を実行するリカバリ手段を有する印刷制御をコンピュータに実行させる印刷制御プログラムであって、前記リカバリステップにより再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークを設定するリカバリマーク設定ステップと、前記リカバリマーク設定ステップで設定したリカバリマークおよび前記リカバリステップで再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理する管理ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、Jam発生に伴って行われたリカバリ処理に関するログを残すことで、重複してJamが発生した場合にも正式な印刷物の判別が可能になる。
また、リカバリ処理をプリンタ管理者などに限定することも可能なので、機密性の高い文書の印刷中にJamが発生した場合にも適切な廃棄処理が行われセキュリティの向上が図れるという効果を奏する。
以下、この発明に係わる印刷制御装置および方法およびプログラムの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明を適用して構成されたプリンタ301の概略構成を示すブロック図である。
このプリンタ301にはLAN(Local Area Network)401を介してクライアント端末101およびホスト端末201が接続されている。
クライアント端末101は、ユーザが扱うパーソナルコンピュータなどを指しており、図示はされていないがネットワークには複数台のクライアント端末が接続されている。また、この発明に係わるクライアント端末として印刷依頼を送信するようなネットワーク機器、例えば、FAX、スキャナーなども該当する。
ホスト端末201は、プリンタ301から送られてくるリカバリ情報を管理するコンピュータを示しており、リカバリ情報を記憶および管理できるコンピュータならなんでもよい。また、クライアント端末101と共通でもよい。
プリンタ301は、同図に示されるように大きく分けて印刷制御部305、UI(User Interface)制御部308、印刷部309を具備して構成される。
まず、印刷制御部305は、この発明の印刷制御処理を行うにあたって核となる処理部であり、通信部302、制御部303、記憶部304を具備して構成される。
通信部302は、クライアント端末101およびホスト端末201とLAN401を介して通信を行う際の通信制御処理を行う処理部であり、同図に示される(点線矢印)ようにクライアント端末101から印刷依頼の受信を行う。また、その印刷依頼に対する印刷処理中にJamが発生した場合には、Jamが発生した旨をクライアント端末101に通知し、ホスト端末201にはそのJamに際して行われたリカバリ処理をリカバリ情報として送信する。
制御部303は、同図に図示される各処理部を集中的に管理および制御する。例えば、クライアント端末101から受信した印刷依頼から印刷データを形成し印刷部309に対して印刷指示を行ったり、印刷部309からの情報からJam発生情報を取得し、リカバリマークを付加するリカバリ印刷を行ように指示するといった処理を行う。
記憶部304は、Jam発生時に印刷物に付加するリカバリマークの保存を行ったり、印刷データ、リカバリ情報を一時的に保存する場合などに使用される記憶領域を示している。
次に、UI制御部308は、プリンタ301本体に設置されたオペレーションパネルなどであり、表示部306、操作部307を具備して構成される。
表示部306は、印刷の状況や、Jamの発生などの情報を表示する画面を示している。
操作部307は、プリンタ利用者(ユーザ)がプリント設定の変更等の操作を行ったりするための操作ボタンである。
次に、印刷部309は、実際に紙(媒体)などに画像を形成する処理部である。例えば、Jamが発生した際などに制御部303の指示に基づいてリカバリマークを印刷するといった処理を行う。
図2は、図1に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである。
プリンタ301は、ネットワーク上のクライアント端末101からの印刷依頼があるかどうかの監視を行っている(ステップS101)。
ここで、クライアント端末101からの印刷依頼を受信すると(ステップS101でYES)、この印刷制御処理は開始される。
このプリンタ301による印刷制御処理では、まず、通信部302で受信した印刷依頼を制御部303で印刷データに変換し印刷部309に印刷指示を行うことで印刷処理が行われる(ステップS102)。そして、印刷処理が正常に行われた場合(ステップS103でNO)、この印刷制御処理は終了する。
ここで、ステップS102での印刷処理中にJamが発生した場合(ステップS103でYES)、Jam発生をユーザに通知する(ステップS104)。すなわち、Jamが発生したことを印刷部309のセンサー情報で検知すると制御部303にその旨が通知され、制御部303から通信部302を介してクライアント端末101にJam発生を通知する。
Jam発生の通知を受けたユーザは、Jamの発生の原因となったプリンタ内に滞留した用紙などを取り除くことでリカバリ処理を行う(ステップS105)。
なお、ここでは印刷依頼を送信したクライアント端末101にJamが発生した旨を通知するといった形態でJam発生を報知する手段を示したが、プリンタ301本体に設置されたオペレーションパネル306の表示部にJam発生のメッセージを表示することで、ユーザにJam解除処理を促すように構成してもよい。
次に、ユーザのリカバリ処理により印刷処理の続行が可能となったプリンタ301は、記憶部304に記憶されたリカバリマークをJamが発生したページに付加し印刷を行う(ステップS106)。この際、リカバリマークは上位からの指示、予め決められたルール、あるいはランダムに選択されることにより決定される。
ステップS106のリカバリ印刷処理が終わると、その処理結果をリカバリ情報としてホスト端末201に送信し(ステップS107)、この印刷制御処理を終了する。
なお、上記実施例においてはリカバリ情報を印刷処理が終わった後に一括して送信するように構成したが、リカバリ情報をプリンタ301からホスト端末201へ送信するタイミングは、ページが印刷される都度行うようにしてもよいし、ホスト端末201から指示があった時点や毎日一回など決められた時間、あるいは、記憶部304に蓄積しデータ量がある閾値まで達した時点などに送信するなどでもよい。
また、上記実施例においてはリカバリ情報の送信先として、ホスト端末201に送信するように構成したが、操作部307およびクライアント端末101などからの操作によりリカバリ情報送信先を変更することで、印刷依頼を送信してきたクライアント端末101にリカバリ情報を送信するように構成してもよい。
また、リカバリ情報を報知する手段として、オペレーションパネル308の表示部306に表示することでユーザに報知するといった構成をとってもよいし、記憶部304にリカバリ情報を保持し印刷処理が終了した時点で用紙にリカバリ情報を印刷することでユーザに報知するといった構成をとってもよい。このようにプリンタ301単体で報知するといった構成をとることで、ホスト端末201にトラブルが発生した場合にも印刷処理が行えなくなるといった状況が起こらないし、適切にリカバリ情報をユーザに伝えるということも可能になる。上記以外にも、ユーザに対して適切にリカバリ情報を報知できるなら特に形態は問わない。さらに、プリンタ301単体で報知するといった構成をとることで、ネットワークプリンタ以外にもクライアント端末101と直接接続されるローカルプリンタなどにも本発明の印刷制御方法を適用することができる。
また、印刷ジョブ毎にリカバリ情報を全ておよび一部または報知しないの選択および設定を行うこともでき、全てのリカバリ情報を必ず報知するといった構成をとらなくてもよい。
ここで、リカバリ印刷の一例とそのリカバリ印刷に伴ってプリンタ301からホスト端末201へ送信されたリカバリ情報の構成内容の一例を図3に示す。
まず、図3の上記に示される《リカバリ印刷出力例1》には、リカバリ印刷の一例が示されている。この図示された印刷物はページ1からページ8までの8ページで構成されており、ページ4、ページ5、ページ6がJamに関与したページである。
そして、矢印より下のページ4、ページ5、ページ6の拡大図に示されるように、リカバリマークを付加して印刷されていることが分かる。このリカバリマークは印刷物の本文(メイン)領域には影響しないようなヘッダー・フッター領域など用紙の隅に印刷されている。
なお、リカバリマークは暗号化した記号・文字列、イラスト、マーク、バーコード、ウォーターマークや地紋、電子透かしとして画像内に埋め込むなどの形態が想定されるが、これに限定されるものではなく、リカバリマークとして使用できるようなマークならどんなものでもよい。
また、リカバリバークの位置はヘッダー・フッター領域に限定されるものではなく、本文に影響が及ばないような位置ならどこに印刷してもよい。例えば、本文領域にウォーターマークや地紋を施すなどが挙げられる。
次に、図3の下記に示される《リカバリ情報通知例1》には、プリンタ301からホスト端末201に通知されるリカバリ情報の構成内容の一例が示されている。
このリカバリ情報は、「ジョブ名」、「ページ番号」、「処理状態」を含む内容で構成されており、「処理状態」として「(リカバリ)回数」、「状態」、「(リカバリ)マーク」、「(リカバリマーク)位置」が設定される。
「ジョブ名」とは、印刷依頼に際して自動で割り当てられるジョブIDなどであり、「ページ番号」とは、印刷対象のファイルが構成される各ページを示しており、「回数」とは、ページ毎に印刷処理を行った回数を示しており、「状態」とは、ページ毎に印刷処理が正常に行われたかどうかを示しており、「マーク」とは、リカバリ印刷が行われた場合に付加されたリカバリマークを示す情報であり、「位置」とは、リカバリマークが設定された位置を示す情報である。
また、図示したリカバリ情報以外にも「印刷者」、「印刷依頼を送信した端末情報」、「印刷時間」、「Jam発生時間」などの情報を必要に応じて追加することにより、印刷物の管理が適切に行え、セキュリティの向上や印刷物の追跡などにも効果をあげることができる。
上記実施例1では、Jam発生に伴ってリカバリ処理を行った際にはリカバリに関与したページのみにリカバリマークを付加するよう構成されていたが、実施例2では、配布物などの印刷処理に際してJamが発生した場合に、リカバリマークが付いているページと付いていないページが混在するといった問題を解決するための実施例を説明する。
図4は、図1に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである。
プリンタ301は、ネットワーク上のクライアント端末101からの印刷依頼があるかどうかの監視を行っている(ステップS201)。
ここで、クライアント端末101からの印刷依頼を受信すると(ステップS201でYES)、この印刷制御処理は開始される。
このプリンタ301による印刷制御処理では、まず、通信部302で受信した印刷依頼を制御部303で全てのページにリカバリマークを付加した印刷データに変換し印刷部309に印刷指示を行うことで印刷処理が行われる(ステップS202)。
ここで、ステップS202での印刷処理中にJamが発生した場合(ステップS203でYES)、Jam発生をユーザに通知する(ステップS204)。ここでは、印刷依頼が最初から再実行されるという構成をとっているので、ユーザに対して、現段階で出力されてる印刷物に対して廃棄を促すようなメッセージも同時に通知する。
ユーザに報知する手段として、ネットワークを介して印刷依頼を送信したクライアント端末101にダイアログ等を表示してもよいし、プリンタ301の本体に設置されたオペレーションパネル308の表示部306により通知してもよいし、適切に報知できるならどのような構成でユーザに報知してもよい。
Jam発生の通知を受けたユーザは、Jamの発生の原因となったプリンタ内に滞留した用紙などを取り除くことでリカバリ処理を行う(ステップS205)。
ユーザのリカバリ処理により印刷処理の続行が可能となったプリンタ301は、Jam発生前に印刷物に付加していたリカバリマークとは異なったリカバリマークを記憶部304から選択し(ステップS206)、印刷開始位置を印刷依頼の最初のページに戻して再びステップS202の処理に戻り、リカバリマークを付加して印刷処理を行う。
そして、印刷処理が正常に行われた場合(ステップS203でNO)、リカバリ情報をホストに送信し(ステップS208)、この印刷制御処理は終了する。
ここで、リカバリ情報には、Jamが起こらずに印刷処理が完了した場合にはリカバリを行ってない旨をホスト端末201に送信し、リカバリを行った場合はリカバリを行った旨をホスト端末201に送信する。図5にリカバリ印刷の一例とそのリカバリ印刷に伴ってプリンタ301からホスト端末201へ送信されたリカバリ情報の構成内容の一例を示す。
まず、図5の上記に示される《リカバリ印刷出力例2》には、リカバリ印刷の一例が示されている。この図示された印刷物は矢印左に位置するものがJamが発生する前に印刷された印刷物であり、矢印右に位置するものがJamが発生したことによりリカバリが行われ再び最初から出力された印刷物を示しており、Jam発生前と発生後に出力された印刷物ではリカバリマークとして印刷された地紋が異なっていることがわかる。
次に、図5の下記に示される《リカバリ情報通知例2》には、プリンタ301からホスト端末201に通知されるリカバリ情報の構成内容の一例が示されている。
このリカバリ情報は、「ジョブ名」、「リカバリ形式」「ページ番号」、「処理状態」を含む内容で構成されており、「処理状態」として「(リカバリ)回数」、「状態」、「(リカバリ)マーク」、「(リカバリマーク)位置」が設定される。
「ジョブ名」とは、印刷依頼に際して自動で割り当てられるジョブIDなどであり、「リカバリ形式」とは、Jamが発生した場合にどういったリカバリ処理を行うかを示しており、「ページ番号」とは、印刷対象のファイルが構成される各ページを示しており、「回数」とは、ページ毎に印刷処理を行った回数を示しており、「状態」とは、ページ毎に印刷処理が正常に行われたかどうかを示しており、「マーク」とは、リカバリ印刷が行われた場合に付加されたリカバリマークを示す情報であり、「位置」とは、リカバリマークが設定された位置を示す情報である。
この実施例2においては、Jamの有無に係わらず全ての印刷物に対してリカバリマークを付加するので、印刷物の統一性を確保できる。また、ここで印刷するリカバリマークにバーコード、電子透かし、コピー時に浮き上がる地紋などを使用することで、リカバリマークに誰が・いつとかといった印刷情報やドキュメント名に加えリカバリ情報を埋め込むことも可能であり、印刷物のセキュリティレベルを上げることもできる。また、Jamが発生した場合には、印刷依頼の最初からリカバリマークを変えて印刷するので、上記に付加されたリカバリマークが有する印刷情報等も更新され常に正しい情報が埋め込まれることとなる。
上記実施例1では、Jam発生に伴ってリカバリ処理を行う場合、不特定多数のプリンタ使用者によりリカバリを行うことができたが、実施例3では、単純にリカバリしてはいけない場合や、情報漏洩を防止する必要がある場合などに、不特定多数のプリンタ使用者によりリカバリが行われ、Jamになった用紙を不用意に廃棄されるといったことが起こりセキュリティが失われてしまうといった問題を解決するための実施例を説明する。
図6は、この発明を適用して構成されたプリンタ301の概略構成を示すブロック図であり、実施例1を説明した図1の構成に認証部310の機能を追加して構成したプリンタ301を示している。
図6に示したプリンタ301の印刷制御部305は、認証部310、通信部302、制御部303、記憶部304を具備して構成される。
認証部310は、リカバリ処理を行うユーザの権限を認証する。ユーザの権限を認証するために利用するものとして、指紋、IC(Integrated Circuit)カード、USB(Universal Serial Bus)キー、磁気カードなどのユーザ権限を証明できるものが挙げられるが、ここに列挙したもの以外にもユーザ権限が証明できるものなら何でもよい。
通信部302は、認証部310で取得した認証情報に対する権限情報がホスト端末201に格納されている場合に、ホスト端末201に認証情報を送信し、その認証情報に対するホスト端末201からの応答を権限情報として受信する。
制御部303は、Jamが発生した場合に、リカバリ権限を有さないユーザによるリカバリ処理を禁止する。また、認証部310で取得した認証情報と権限情報の比較を行い、リカバリを許可するかどうかの判断を行うといった処理を行う。
記憶部304は、認証部310で取得した認証情報に対する権限情報を記憶することが可能で、記憶部304で権限情報を保持する場合は、プリンタ301単独でリカバリ権限判定が行える。
図7は、図6に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである。
プリンタ301は、ネットワーク上のクライアント端末101からの印刷依頼があるかどうかの監視を行っている(ステップS301)。
ここで、クライアント端末101からの印刷依頼を受信すると(ステップS301でYES)、この印刷制御処理は開始される。
このプリンタ301による印刷制御処理では、まず、通信部302で受信した印刷依頼を制御部303で印刷データに変換し印刷部309に印刷指示を行うことで印刷処理が行われる(ステップS302)。そして、印刷処理が正常に行われた場合(ステップS303でNO)、この印刷制御処理は終了する。
ここで、ステップS302での印刷処理中にJamが発生した場合(ステップS303でYES)、プリンタ301本体に設置されたオペレーションパネル308の表示部306に、リカバリ権限を有するユーザによるリカバリ処理を促すメッセージの表示を行う(ステップS304)。また、印刷依頼を送信したクライアント端末101やプリンタ管理者にダイアログ等を使って報知するといった形態をとってもよい。
Jam発生の通知を受けたユーザは、プリンタ301本体に設置されたオペレーションパネル308の操作部308から認証コードを入力するなどしてリカバリ権限を有していることを証明する(ステップS305)。
次に、ユーザにより入力された認証コードを認証情報としてプリンタ301の内部に保持する権限情報と比較することで、ユーザにリカバリ権限が有るかどうかの判定を行う(ステップS306)。
ここで、認証を行ったユーザにはリカバリ権限が無いと判断された場合(ステップS306でNO)、再び、ステップS304に戻りオペレーションパネル308の表示部306に、リカバリ権限を有するユーザによるリカバリ処理を促すメッセージの表示を行う。
また、認証を行ったユーザはリカバリ権限を有すると判断された場合(ステップS306でYES)、リカバリが許可され、Jamの発生の原因となったプリンタ内に滞留した用紙などをリカバリ権限を有するユーザが取り除くことでリカバリ処理を行う(ステップS307)。
そして、リカバリ権限を有するユーザのリカバリ処理により印刷処理の続行が可能となったプリンタ301は、記憶部304に記憶されたリカバリマークをJamが発生したページに付加し印刷を行う(ステップS308)。
ステップS308のリカバリ印刷処理が終わると、その処理結果をリカバリ情報としてホスト端末201に送信し(ステップS309)、この印刷制御処理を終了する。
なお、上記実施例においては、リカバリ権限を有するか否かの判定を行う際に、プリンタ301内部に有する権限情報とユーザによる認証情報を比較するよう構成したが、権限情報をネットワークを介して接続されるホスト端末201に保持するよう構成してもよい。
この実施例3においては、Jam発生に伴うリカバリ処理を行える者を、プリンタ管理者や、Jam発生の原因となった印刷依頼を送信したユーザ等に限定することで、不特定多数のプリンタ使用者によりリカバリが行われ、Jamになった用紙を不用意に廃棄される場合などに、セキュリティが失われるといった問題を解決することができる。
上記に実施例1、実施例2、実施例3を使ってこの発明に係わるプリンタ301の印刷制御処理を説明したが、この実施例1、実施例2、実施例3の実施の形態を全て、あるいは、一部を組み合わせることにより実施してもよい。
本発明の印刷制御装置および方法およびプログラムは、印刷処理中に発生するJamとそれに伴って行われるリカバリ処理に関してのログを採取するよう構成したので、Jamによる情報漏洩を抑止する場合に有効であり、特に、社外秘文書などの機密性の高い印刷物を扱う部署およびオフィスで有効利用することができる。
この発明を適用して構成されたプリンタ301の概略構成を示すブロック図である。 図1に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである。 リカバリ印刷の一例とそのリカバリ印刷に伴ってプリンタ301からホスト端末201へ送信されたリカバリ情報の構成内容の一例である。 図1に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである(実施例2)。 リカバリ印刷の一例とそのリカバリ印刷に伴ってプリンタ301からホスト端末201へ送信されたリカバリ情報の構成内容の一例である(実施例2)。 この発明を適用して構成されたプリンタ301の概略構成を示すブロック図である(実施例3)。 図6に示したプリンタ301における印刷制御処理の動作を説明するフローチャートである(実施例3)。
符号の説明
101 クライアント端末
201 ホスト端末
301 プリンタ
302 通信部
303 制御部
304 記憶部
305 印刷制御部
306 表示部
307 操作部
308 UI制御部(オペレーションパネル)
309 印刷部
310 認証部
401 LAN(Local Area Network)

Claims (10)

  1. 印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理を実行するリカバリ手段を有する印刷制御装置において、
    前記リカバリ手段により再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークを設定するリカバリマーク設定手段と、
    前記リカバリマーク設定手段で設定したリカバリマークおよび前記リカバリ手段で再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理する管理手段と
    を具備することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記リカバリ手段は、
    前記リカバリに関する情報を再印刷する用紙に付加するリカバリ情報付加手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記リカバリ情報付加手段は、
    前記リカバリに関する情報をバーコード、電子透かし、コピー時に浮き上がる地紋、暗号化された文字列若しくは記号の少なくとも1つを用いて再印刷する用紙に付加する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記リカバリ手段は、
    前記印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合に、該紙詰まりに係わるページを選択的に再印刷する第1のリカバリ手段と、
    前記印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合に、最初のページから再印刷する第2のリカバリ手段と、
    前記印刷指示に際して前記第1のリカバリ手段若しくは前記第2のリカバリ手段を選択する選択手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 前記管理手段により管理されている前記リカバリに関する情報を表示部に表示する表示制御手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  6. 前記管理手段により管理されている前記リカバリに関する情報を用紙に印刷出力する印刷出力制御手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  7. 前記リカバリ手段による再印刷処理を禁止するリカバリ禁止モードを設定するリカバリ禁止手段
    を更に具備し、
    前記管理手段は、
    前記リカバリ禁止手段により前記リカバリ禁止モードが設定された場合に紙詰まりが生じた場合は、正常に印刷されたページおよび紙詰まり発生時に該紙詰まりに係わるページを含む情報を管理する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  8. 前記リカバリ手段による再印刷処理に際して、前記リカバリ手段による再印刷処理を行う権限の有無を判別するリカバリ権限判別手段と、
    前記リカバリ権限判別手段でリカバリ権限を有すると判別された場合に前記リカバリ手段による再印刷処理を許可するリカバリ許可手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  9. 印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理をリカバリ手段で実行する印刷制御方法において、
    前記リカバリ手段により再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークをリカバリマーク設定手段で設定し、
    前記リカバリマーク設定手段で設定したリカバリマークおよび前記リカバリ手段で再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理手段で管理する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  10. 印刷指示に基づき印刷処理を行うとともに、該印刷処理に際して紙詰まりが生じた場合は、再印刷処理を実行するリカバリ手段を有する印刷制御をコンピュータに実行させる印刷制御プログラムであって、
    前記リカバリステップにより再印刷処理された用紙に印刷付加するリカバリマークを設定するリカバリマーク設定ステップと、
    前記リカバリマーク設定ステップで設定したリカバリマークおよび前記リカバリステップで再印刷処理したリカバリページおよびリカバリ回数を含むリカバリに関する情報を管理する管理ステップと
    を含むことを特徴とする印刷制御プログラム。
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JP2011230356A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置で実行される出力制御方法

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