JP2005246159A - 乾燥機の排気ガス用脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乾燥機からの高温かつ水蒸気を含む排気ガス中の臭気を確実に脱臭することができるとともに、装置としての安全性に優れた乾燥機の排気ガス用脱臭装置を実現する。
【解決手段】 乾燥機より排出された排気ガスを流入する外郭ケース10の内部に、乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気を脱臭するための、ペレット状のソフト・セラミックスが充填された通気性を有する充填容器からなる脱臭器20を配設する。ソフト・セラミックスは、フライアッシュを主材料として、これに酸化チタン、ニッケル、石膏、珪素、アルミナ、酸化鉄、マグネシウム、カリウム、リンおよびストロンチウムを添加したものを用いる。充填容器に充填されたペレット状のソフト・セラミックスを加熱するバーナ40を配設する。外郭ケース10上端の排出口15に、一端が吸引ブロワ60と接続された排気路50の他端を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乾燥機の排気ガス用脱臭装置に関する。具体的には、乾燥機より排出される、高温かつ水蒸気を含む排気ガス中の臭気を確実に脱臭することができるとともに、装置としての安全性に優れ、しかも、小型で効率良く臭気を脱臭することが可能な乾燥機の排気ガス用脱臭装置を提供せんとするものである。
食物残滓や汚泥などの含水物質は、搬送上・処理上の便宜を図るため、乾燥機を用いて乾燥することにより、脱水軽量化することが行われている。しかし、乾燥機からの排気ガスの中には臭気が含まれており、これによる大気汚染や悪臭が周囲環境の悪化を招くことから、この種の乾燥機より排出される臭気に対する対策が、従前より強く望まれている。
そこで、従来より提案されている脱臭装置の構成例を、図6に示し説明する(従来例1、特開2002−233729号公報参照)。ここで、図6は、この従来例1の構成概念を示す概念図である。
図6において、下水処理場などから発生する臭気ガスは、ファン110の駆動により、経路途中に流量計109および加温装置108を備えた送入路を介して、脱臭槽101内に、その下部から送入される。ここにおける脱臭槽101は、水分検出器104、pH検出器106および温度検出器105が備えられ、その内部には、フライアッシュ(石炭灰)を材料とした繊維状あるいは綿状のフライアッシュ・ファイバーの造粒物と、微生物含有物質とを必須成分とし、含水率が40〜80%に調整された脱臭材を充填した充填層102が形成されている。
この充填層102には、充填された脱臭材が所定の含水率およびpH値となるように、自動制御の下、ポンプ107の駆動により、散水装置103から散水され、あるいは緩衝溶液などが適宜散布されるようになっている。
以上のように構成された脱臭装置によると、フライアッシュ・ファイバーを菌床とする微生物は、その増殖が盛んとなり活動が活発化して、臭気ガスの分解作用が促進され、これにより臭気ガスの無臭化が達成されることになる。
以上説明した従来例1の他にも、電熱により加熱された白金系の熱触媒に臭気ガスを接触させて臭気ガスを脱臭する脱臭装置(従来例2、特開2001−259006号公報参照)や、合金製の電熱線の表面にアルミナ層を形成し、このアルミナ層の表面に白金を塗布して、通電された電熱線からの熱を受けた白金の触媒効果により、臭気ガスを脱臭する脱臭装置(従来例3、特開2001−286540号公報参照)なども提案されている。
特開2002−233729号公報 特開2001−259006号公報 特開2001−286540号公報
乾燥機に用いられる乾燥方式の中には、高温かつ大風量の熱風を乾燥室内に噴射して、粉体物を還流させて乾燥する連続瞬間処理方式と呼ばれるものがある。この瞬間乾燥処理方式による乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気に対して、図6に示した従来例1を用いるとすると、つぎのような解決すべき課題がある。すなわち、乾燥機より排出される排気ガスは、90〜100℃という高温であることから、フライアッシュ・ファイバーに固着している微生物は死滅してしまう。微生物が死滅すれば、微生物による臭気ガスの分解作用は行われなくなり、したがって脱臭効果は得られないことになる。以上のような解決すべき課題が、図6に示した従来例1にはあった。
他方、各従来例2,3は、ともに電熱手段を用いている。しかし、乾燥機より排出される排気ガスには、水蒸気が含まれている。そのため、従来例2,3によると、これらを乾燥機の排気ガスの脱臭に用いた場合、漏電の危険性があって装置としての安全性に欠けるとともに、触媒として用いる白金に水滴が付着して、その使用が不可能になるという未解決の課題があった。また、過大な風量が必要であることから、装置が大型となって占有面積が大きくなってしまい、狭小なスペースでは使用することができないという解決すべき課題もあった。
そこで、従来の脱臭装置が包蔵する上記諸種の課題に鑑み、本願発明者は、乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気に対する有効な方策について考究した結果、つぎのような手段を案出するに至った。すなわち、乾燥機からの排気ガスを流入する外郭ケースの内部に、乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気を脱臭するための、ペレット状のソフト・セラミックスが充填された通気性を有する充填容器からなる脱臭器を配設する。ソフト・セラミックスは、フライアッシュを主材料として、これに酸化チタン、ニッケル、石膏、珪素、アルミナ、酸化鉄、マグネシウム、カリウム、リンおよびストロンチウムを添加したものを用いる。そして、充填容器に充填されたペレット状のソフト・セラミックスを加熱する加熱手段を配設する。以上のような手段を用いるようにした。
本発明によるならば、図6に示した従来例1におけるような高温下では死滅してしまう微生物を構成要素としていないので、乾燥機より排出される高温の排気ガスに含まれる臭気であっても、確実有効に脱臭することができる。また、従来例2,3におけるような水分が存在すると漏電の危険性がある電熱手段を用いていない結果、水蒸気を含む乾燥機からの排気ガスに対して、装置としての安全性を充分に確保することが可能となる。さらに、過大な風量を必要としないことから、装置の小型化が可能である。すなわち、装置の占有面積を小さくすることができるため、狭小なスペースであっても設置して使用できる利点がある。したがって、本発明によりもたらされる効果は、実用上極めて大きい。
本発明を実施するための最良の形態を、図1に示し説明する。ここで、図1は、本発明による乾燥機の排気ガス用脱臭装置の構成を示す、一部を切欠いた斜視図である。
図1において、10は、角筒状に形成された中空構造の、耐熱性を有する材料を用いた外郭ケースである。この外郭ケース10の下部には、図示されてはいない乾燥機に付設された、粉体と気体とを分離するサイクロンからの排気ガスを、外郭ケース10内に導入するための角錐台状のガス導入部12が形成されており、その下端に、サイクロンの排気口と接続して、その排気ガスを外郭ケース10内に流入させる流入口11が設けられている。
他方、外郭ケース10の上部には、脱臭された乾燥機からの排気ガスを、外郭ケース10の外部に案内するための角錐台状の排気案内部14が形成されており、その上端に、一端が吸引ブロワ60と接続された断面方形状の排気路50の他端と接続する排出口15が設けられている。
これらのガス導入部12と排気案内部14との間の立方体状の部分は、乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気を脱臭するための脱臭器20を収容する脱臭器収容部13を形成している。この脱臭器収容部13の内部に収容される脱臭器20は、図示されてはいない支持部材に支持されて収容されている。ここで、脱臭器20の構成の詳細については、図1では図示を省略しており、その詳細は図2ないし図4に示されている。
図2(斜視図)において、脱臭器20は、ペレット状のソフト・セラミックス30,30Bと、これを充填する耐熱性を有する材料を用いた充填容器21とからなり、充填容器21は、良好な通気性を確保するために籠状に形成され、そのサイズは、脱臭器収容部13の容積より幾分小さいものとなっている。
この籠状の充填容器21の形状は、升状であり、図2のA−A線に沿う断面図である図3(a)に示すように、縦断面がコ字状に形成され、図3(a)のA−A線に沿う断面図である図3(b)に示すように、横断面がロ字状に形成されている(ソフト・セラミックス30,30Bの大きさは、説明の便宜上、誇張して図示している)。また、充填容器21の水平部22(図3(a))の厚さThは、本実施の形態においては60mmであり、垂直部23の厚さTvは50mmである。水平部22および垂直部23の各厚さTh,Tvは、臭気の種類(臭気の成分)に応じて、40〜60mmの範囲で設定する。
図2において、充填容器21の一側面下部には、バーナ40(図1)の火炎を噴出するノズル41を挿入する半楕円状のノズル挿入口24が設けられており、ここに挿入されたバーナ40のノズル41からの火炎は、図3(a)における破線が示すように、吸引ブロワ60の吸引力により炎の先端が上向きとなって、充填容器21により囲まれた空隙部S全体を満たすようにして吹き出る。なお、用いるバーナ40は、ガス・バーナ、灯油バーナあるいは重油バーナのいずれであってもよい。
このように構成された充填容器21の中には、多数のソフト・セラミックス30,30Bが、充填容器21の内部全体を埋め尽くすようにして充填されている。本発明におけるソフト・セラミックス30,30Bは、フライアッシュを主材料として、これに酸化チタン、ニッケル、石膏、珪素、アルミナ、酸化鉄、マグネシウム、カリウム、リンおよびストロンチウムを添加したものである。これらの材料を所定の混合比率で混合し、所定の気孔率に焼成してなるソフト・セラミックス30,30Bは、顕著な臭気吸着の作用効果を奏するとの実験結果を得ている。
上記各材料の混合比率は、本実施の形態においては、フライアッシュが83.5重量%、酸化チタンが1.5重量%、ニッケルが3重量%、石膏が3重量%、珪素が2.5重量%、アルミナが2.5重量%、酸化鉄が2.5重量%、マグネシウム・カリウム・リンおよびストロンチウムが合わせて1.5重量%である(マグネシウム等の4材料は、これらを合わせたものが1.5重量%であれば、4材料間の混合比率はとくに問われない)。この混合比率によるソフト・セラミックス30,30Bは、界面活性剤であるカルボキシメチルセルロースを加えて嵩比重0.5〜0.6の範囲において1100℃で気孔率20〜30%に焼成したものが好ましい。
このようなソフト・セラミックス30,30Bは、本実施の形態においては、図4(a)(斜視図)に示すように、円柱状に形成されている。そして、直径φおよび長さLともに6mmのソフト・セラミックス30と、直径φおよび長さLともに12mmのソフト・セラミックス30Bの2種類が、図4(b)に示すように、混在するようにして用いられている。2種類のサイズのソフト・セラミックス30,30Bを使用しているのは、その混合割合を変えることにより、乾燥機からの排気ガスの脱臭器20の透過率を、臭気の種類に応じて適宜調整することができる点で好ましいことによる(小さいサイズのソフト・セラミックス30の混合割合を大きくすると、ソフト・セラミックス30,30Bどうしの間の空隙は小さくなり、乾燥機からの排気ガスの透過率は小さくなる)。
なお、ソフト・セラミックス30,30Bの形状は、円柱状に限られるものではないが、円柱状のほうが搬送などの際に割れにくく、また、加熱されて熱膨張してもソフト・セラミックス30,30Bどうしの間の空隙が失われずに通気性が確保される点で好適である。また、用いるソフト・セラミックス30,30Bのサイズは、臭気の種類や充填容器21のサイズに応じて適宜設定する。
以上のように構成された脱臭器20は、外郭ケース10の脱臭器収容部13内に、カートリッジ式に取り出し自在に配設されている。したがって、装置のメンテナンスも極めて容易であり、また、臭気の種類に対応した脱臭器20と随意交換することも可能である。
つぎに、以上のように構成された本装置を使用して、乾燥機からの排気ガスの中に含まれる臭気を脱臭する方法について説明する。
図1において、まず、図示されてはいない乾燥機に付設のサイクロンの排気口に、本装置の外郭ケース10下端の流入口11を接続する。そのうえで、バーナ40に点火して、ノズル41より噴出する火炎により、脱臭器20の充填容器21(図2)内に充填されたソフト・セラミックス30,30Bの温度を、例えば約500℃まで上昇させる(温度は、臭気の種類に応じて、150〜800℃の範囲で設定する)。併せて、吸引ブロワ60を駆動させる。
そこで、例えば含水率が50〜80%の粉体を収容した乾燥機を始動させる。乾燥機の送風ファンと本装置の吸引ブロワ60の駆動による合成風量は、本願発明者が行った実験においては、最大14m3/分である。すなわち、乾燥機からの排気ガスの排出量は、最大14m3/分である。
乾燥機が始動すると、乾燥機からの排気ガスは、サイクロン、外郭ケース10の流入口11およびガス導入部12を介して、脱臭器20に導かれる。脱臭器20に導かれた排気ガス中の臭気は、充填容器21に充填されたソフト・セラミックス30,30Bに吸着して、その通過が阻止される。同時に、ソフト・セラミックス30,30Bは、加熱され高温の赤熱状態となることにより、熱分解作用が促進され、湯煙と臭気が接触分解する。その場合、乾燥機からの排気ガス中の高温の水蒸気に含まれる臭気も脱臭される。また、乾燥機からの排気ガスの温度が低い場合は、これに含まれる臭気の分解は速く、強度の臭気も大量に脱臭することが可能である。
このようにして脱臭器20により脱臭され、湯煙が消滅した乾燥機からの排気ガスは、外郭ケース10の排気案内部14を通り、排出口15に接続された排気路50を介して、これと接続された吸引ブロワ60の排気口61より排出されることになる。なお、吸引ブロワ60より排出される排気は高温であることから、吸引ブロワ60の排気口61に熱交換器を接続するようにしてもよい。
図5は、本装置を用いて行った実験の結果を示すものである。ここで、実験においては、臭気元としてイカ油、さなぎ粉およびぬかを撹拌混合したものを使用した。また、ソフト・セラミックス30,30Bを加熱するバーナ40として、発生熱量が35000calのガス・バーナを用い、設定された試験時間である60分間に使用されたガス量は、1.336m3である。
吸引ブロワ60の駆動による排気ガスの排出風量は、14m3/分である。なお、使用した測定機器は、神栄株式会社製の「においモニターOMX−GR」であり、測定点は、臭気元の排出口から水平距離1m、高さ1.5mである。
図5では、バーナ40に点火されてから10分毎のデータが示されており、バーナ40に点火してから60分後には、96%以上の臭気が除去されて、測定機器がにおい計数として示す「指示計数値」は、「114」から「4」へと著しく低下している。ここから明らかなように、本装置は臭気に対して極めて有効であり、優れた脱臭効果を有している。
以上においては、外郭ケース10が角筒状である場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。その他にも、外郭ケース10を例えば円筒状に形成し、その内部に収容する脱臭器20をドラム状に形成する場合にも、本発明は適用され得るものである。
また、ソフト・セラミックス30,30Bの組成材料の混合比率が、フライアッシュが83.5重量%、酸化チタンが1.5重量%、ニッケルが3重量%、石膏が3重量%、珪素が2.5重量%、アルミナが2.5重量%、酸化鉄が2.5重量%、マグネシウム・カリウム・リンおよびストロンチウムが合わせて1.5重量%である場合を、一例として説明した。しかし、本発明は、これに限られるものではない。フライアッシュが80〜90重量%、酸化チタンが1〜3重量%、ニッケルが2〜3重量%、石膏が2〜3重量%、珪素が1〜3重量%、アルミナが1〜3重量%、酸化鉄が2〜3重量%、マグネシウム・カリウム・リンおよびストロンチウムが合わせて1〜2重量%の範囲において、本発明は適用し得るものである。
さらに、本装置の使用方法として、乾燥機に付設された、粉体と気体とを分離するサイクロンの排気口に、外郭ケース10下端の流入口11を接続する場合について説明した。しかし、サイクロンを介さずに外郭ケース10の流入口11を乾燥機の排気口に直接に接続して本装置を使用しても、すなわち、乾燥機が排出する排気ガスに含まれる粉塵を外郭ケース10内に流入させても、本装置で用いるソフト・セラミックス30,30Bは良好な集塵作用を有するので、集塵と粉塵に含まれる臭気の脱臭とを、ともに達成することが可能である。
本発明による乾燥機の排気ガス用脱臭装置の構成を示す、一部を切欠いた斜視図である。 図1に示した脱臭器の構成を示す斜視図である。 図2に示した脱臭器の断面図である。 図2および図3に示したソフト・セラミックスの構成を示す構成図である。 図1に示した装置を用いての実験結果を示すデータ表示図である。 従来例1の構成概念を示す概念図である。
符号の説明
10 外郭ケース
11 流入口
12 ガス導入部
13 脱臭器収容部
14 排気案内部
15 排出口
20 脱臭器
21 充填容器
22 水平部
23 垂直部
24 ノズル挿入口
30,30B ソフト・セラミックス
40 バーナ
41 ノズル
50 排気路
60 吸引ブロワ
61 排気口
101 脱臭槽
102 充填層
103 散水装置
104 水分検出器
105 温度検出器
106 pH検出器
107 ポンプ
108 加温装置
109 流量計
110 ファン
S 空隙部

Claims (3)

  1. 乾燥機からの排気ガスを流入するためのケース手段(10)と、
    前記ケース手段の内部に配設された、前記乾燥機からの排気ガスに含まれる臭気を脱臭するための、ペレット状のソフト・セラミックス(30,30B)が充填された通気性を有する充填容器(21)からなる脱臭手段(20)と、
    前記充填容器に充填された前記ペレット状のソフト・セラミックスを加熱するための加熱手段(40)とを
    具備した乾燥機の排気ガス用脱臭装置。
  2. 前記脱臭手段により前記臭気が脱臭された前記乾燥機からの排気ガスを前記ケース手段より排出するためのブロワ手段(60)が付設されたものである請求項1記載の乾燥機の排気ガス用脱臭装置。
  3. 前記ペレット状のソフト・セラミックスが、フライアッシュ、酸化チタン、ニッケル、石膏、珪素、アルミナ、酸化鉄、マグネシウム、カリウム、リンおよびストロンチウムからなり、その混合比率が、それらの総重量に対して、前記フライアッシュが80〜90重量%、前記酸化チタンが1〜3重量%、前記ニッケルが2〜3重量%、前記石膏が2〜3重量%、前記珪素が1〜3重量%、前記アルミナが1〜3重量%、前記酸化鉄が2〜3重量%、前記マグネシウムと前記カリウムと前記リンと前記ストロンチウムとを合わせたものが1〜2重量%の範囲にあるとともに、気孔率が20〜30%の範囲で焼成したものである請求項1または2記載の乾燥機の排気ガス用脱臭装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101063571B (zh) * 2006-04-24 2010-12-08 光洋热系统株式会社 排出气体处理组件

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