JP2005245560A - テーブルシステムおよびx線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送力の余裕が適切なテーブルシステムおよびそのようなテーブルシステムを有するX線CT装置を実現する。
【解決手段】 基台とこの基台から水平方向に繰り出し可能な天板とこの天板を水平方向に繰り出す繰り出し手段とを有するテーブルシステムであって、繰り出し手段は、基台の天板繰り出し側の端部に天板(102)の下面に接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラ(202)と、駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材(200)と、ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ天板の下面が接触可能なローラ(204)と、ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段(208)と、検出手段の検出信号
に基づいて駆動ローラの回転力を制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、テーブルシステム(table system)およびX線CT(computed tomography)装置に関し、とくに、基台から水平方向に繰り出される天板を有するテーブルシステム、および、そのようなテーブルシステムを有するX線CT装置に関する。
X線CT装置では、撮影の対象すなわち患者を横たえて支持するテーブルシステムが用いられる。テーブルシステムは、天板を基台から水平方向に繰り出し患者を撮影空間に搬入するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−108861号公報(第3−4頁、図1)
上記のようなテーブルシステムでは、天板の繰り出し量が増すにつれて天板のオーバーハング(overhang)荷重が増大するため、搬送抵抗が大きくなる。予想される最大荷重の下での搬送抵抗に打ち勝って円滑な搬送が可能なように、搬送力をあらかじめ大きくしておくと、体重が軽い患者については搬送力の余裕がありすぎて安全上の問題が生じる。
そこで、本発明の課題は、搬送力の余裕が適切なテーブルシステムおよびそのようなテーブルシステムを有するX線CT装置を実現することである。
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、基台とこの基台から水平方向に繰り出し可能な天板とこの天板を水平方向に繰り出す繰り出し手段とを有するテーブルシステムであって、前記繰り出し手段は、前記基台の天板繰り出し側の端部に前記天板の下面に接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラと、前記駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材と、前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ前記天板の下面が接触可能なローラと、前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段と、前記検出手段の検出信号に基づいて前記駆動ローラの回転力を制御する制御手段と、を具備することを特徴とするテーブルシステムである。
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、テーブルシステムに搭載されて撮影空間に搬入された対象をX線でスキャンして得られる複数ビューの投影データに基づいて画像を再構成するX線CT装置であって、前記テーブルシステムは基台とこの基台から水平方向に繰り出し可能な天板とこの天板を水平方向に繰り出す繰り出し手段とを有し、前記繰り出し手段は、前記基台の天板繰り出し側の端部に前記天板の下面が接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラと、前記駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材と、前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ前記天板の下面が接触可能なローラと、前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段と、前記検出手段の検出信号に基づいて前記駆動ローラの回転力を制御する制御手段と、を具備することを特徴とするX線CT装置である。
前記検出手段はロードセルを有することが、回転のモーメントを適切に検出する点で好ましい。前記ローラには荷重による前記天板の下降によってその下面が接触することが、荷重が軽いときの搬送力の余裕を適切にする点で好ましい。前記ベース部材は前記駆動ローラに回転力を与えるモータを備えることが、駆動ローラを適切に駆動する点で好ましい。
上記各観点での発明では、天板の繰り出し手段が、基台の天板繰り出し側の端部に天板の下面に接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラと、駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材と、ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ天板の下面が接触可能なローラと、ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段と、検出手段の検出信号に基づいて前記駆動ローラの回転力を制御する制御手段とを具備するので、搬送力の余裕が適切なテーブルシステムおよびそのようなテーブルシステムを有するX線CT装置を実現することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1にX線CT装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、X線CT装置に関する本発明を実施するための最良の形態の一例が示される。また、本装置の構成の一部によって、テーブルシステムに関する本発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
図1に示すように、本装置は、走査ガントリ(gantry)2、テーブルシステム(table)4および操作コンソール(console)6を備えている。走査ガントリ2はX線管20を有する。X線管20から放射された図示しないX線は、コリメータ(collimator)22により扇状のX線ビームすなわちファンビーム(fan beam)X線となるように成形(コリメーション: collimation)され、X線検出器24に照射される。X線検出器24は、X線ビームの広がりに合わせてアレイ(array)状に配列された多数の検出素子を有する。X線検出器24の構成については後にあらためて説明する。
X線管20とX線検出器24の間の空間には、撮影の対象がテーブルシステム100に搭載されて搬入される。テーブルシステム100は、本発明におけるテーブルシステムの一例である。テーブルシステム100については後にあらためて説明する。X線管20、コリメータ22およびX線検出器24は、X線照射・検出装置を構成する。X線照射・検出装置については後にあらためて説明する。
X線検出器24にはデータ収集部26が接続されている。データ収集部26は、X線検出器24の個々の検出素子の検出信号をディジタルデータ(digital data)として収集する。検出素子の検出信号は、X線による対象の投影を表す信号となる。以下、これを投影データあるいは単にデータともいう。
X線管20からのX線の照射は、X線コントローラ(controller)28によって制御される。なお、X線管20とX線コントローラ28との接続関係については図示を省略する。コリメータ22は、コリメータコントローラ30によって制御される。なお、コリメータ22とコリメータコントローラ30との接続関係については図示を省略する。
以上のX線管20からコリメータコントローラ30までのものが、走査ガントリ2の回転部34に搭載されている。回転部34の回転は、回転コントローラ36によって制御される。なお、回転部34と回転コントローラ36との接続関係については図示を省略する。
操作コンソール6はデータ処理装置60を有する。データ処理装置60は、例えばコンピュータ(computer)等によって構成される。データ処理装置60には、制御インターフェース(interface)62が接続されている。制御インターフェース62には、走査ガントリ2とテーブルシステム100が接続されている。データ処理装置60は制御インターフェース62を通じて走査ガントリ2およびテーブルシステム100を制御する。
走査ガントリ2内のデータ収集部26、X線コントローラ28、コリメータコントローラ30および回転コントローラ36が、制御インターフェース62を通じて制御される。なお、それら各部と制御インターフェース62との個別の接続については図示を省略する。
データ処理装置60には、データ収集バッファ64が接続されている。データ収集バッファ64には、走査ガントリ2のデータ収集部26が接続されている。データ収集部26で収集されたデータがデータ収集バッファ64を通じてデータ処理装置60に入力される。
データ処理装置60には記憶装置66が接続されている。記憶装置66には、データ収集バッファ64および制御インターフェース62を通じてそれぞれデータ処理装置60に入力された投影データが記憶される。記憶装置66にはまたデータ処理装置60用のプログラム(program)が記憶される。データ処理装置60がそのプログラムを実行することにより、本装置の動作が遂行される。
データ処理装置60は、データ収集バッファ64を通じて記憶装置66に収集した投影データを用いて画像再構成を行う。画像再構成には、例えばフィルタード・バックプロジェクション(filtered back projection)法等が用いられる。
データ処理装置60には、表示装置68および操作装置70が接続されている。表示装置68は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作装置70はポインティングデバイス(pointing device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
表示装置68は、データ処理装置60から出力される再構成画像やその他の情報を表示する。操作装置70は、使用者によって操作され、各種の指示や情報等をデータ処理装置60に入力する。使用者は表示装置68および操作装置70を使用してインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
図2に、X線検出器24の模式的構成を示す。同図に示すように、X線検出器24は、多数のX線検出素子24(ik)を2次元アレイ(array)状に配列した多チャンネルのX線検出器となっている。複数のX線検出素子24(ik)は、全体として、円筒凹面状に湾曲したX線受光面を形成する。
iはチャンネル番号であり例えばi=1,2,・・・,1024である。kは列番号であり例えばk=1,2,・・・,32である。X線検出素子24(ik)は、列番号kが同一なもの同士でそれぞれ検出素子列を構成する。なお、X線検出器24の検出素子列は32列に限るものではなく、適宜の複数あるいは単数であってよい。
X線検出素子24(ik)は、例えばシンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(photo diode)の組み合わせによって構成される。なお、これに限るものではなく、例えばカドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体X線検出素子、あるいは、キセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型のX線検出素子であってよい。
図3に、X線照射・検出装置におけるX線管20とコリメータ22とX線検出器24の相互関係を示す。なお、図3の(a)は走査ガントリ2の正面から見た状態を示す図、(b)は側面から見た状態を示す図である。同図に示すように、X線管20から放射されたX線は、コリメータ22によりファン状のX線ビーム400となるように成形されてX線検出器24に照射される。
図3の(a)では、ファン状のX線ビーム400のひとつの方向の広がりを示す。以下、この方向を幅方向ともいう。X線ビーム400の幅方向は、X線検出器24におけるチャンネルの配列方向に一致する。(b)ではX線ビーム400の他の方向の広がりを示す。以下、この方向をX線ビーム400の厚み方向ともいう。X線ビーム400の厚み方向は、X線検出器24における複数の検出素子列の並設方向に一致する。X線ビーム400の2つの広がり方向は互いに垂直である。
このようなX線ビーム400に体軸を交差させて、例えば図4に示すように、テーブルシステム100の天板102に載置された対象8がX線照射空間に搬入される。走査ガントリ2は、内部にX線照射・検出装置を包含する筒状の構造になっている。
X線照射空間は走査ガントリ2の筒状構造の内側空間に形成される。X線ビーム400によってスライスされた対象8の像がX線検出器24に投影される。X線検出器24によって、対象8を透過したX線が検出器列ごとに検出される。対象8に照射するX線ビーム400の厚みthは、コリメータ22のアパーチャの開度により調節される。
X線照射・検出装置の回転に並行して、矢印42で示すように天板102を対象8の体軸方向に連続的に移動させることにより、X線照射・検出装置は、対象8に関して相対的に、対象8を包囲する螺旋状の軌道に沿って旋回することになる。これによっていわゆるヘリカルスキャン(helical scan)が行われる。天板102を停止させた状態でX線照射・検出装置の回転させればアキシャルスキャン(axial scan)が行われる。
スキャンの1回転当たり複数(例えば1000程度)のビュー(view)の投影データが収集される。投影データの収集は、X線検出器24−データ収集部26−データ収集バッファ64の系列によって行われる。このようにして収集された投影データに基づいて、データ処理装置60により画像再構成が行われる。
テーブルシステム100について説明する。図5に、テーブルシステム100の外観を示す。同図に示すように、テーブルシステム100は天板102を有する。天板102は基台104によって水平に支持されている。天板102は、対象8を搭載して基台104から水平方向への繰り出し(右方向)および引き戻し(左方向)が可能になっている。繰り出し方向には走査ガントリ2(図略)が存在する。天板102は本発明における天板の一例である。基台104は本発明における基台の一例である。
基台104は、図6に示すように、水平なレール142を有し、その上を天板102が移動できるようになっている。天板102は、繰り出し側とは反対側の端部に複数の車輪144を有し、これら車輪144でレール142を上下に挟むようして、レール142に装架されている。
基台104は搬送部112を有する。搬送部112は、レール142の天板繰り出し側の先端付近に、天板102の下面に接するように設けられる。搬送部112は、後述のロードセル(loard sell)および送りローラ(roller)を有する。ロードセルの検出信号が増幅部114で増幅されて制御部116に入力され、この入力信号に基づく制御信号が制御部116から駆動部118に与えられ、この制御信号に基づき駆動部118によって送りローラが駆動される。
図7に、搬送部112の構成を示す。同図に示すように、搬送部112は、送りローラ202、受けローラ204およびモータ(motor)206を有する。これらはベース(base)200の上に回転軸が平行になるように取り付けられている。
送りローラ202は、本発明における駆動ローラの一例である。受けローラ204は、本発明におけるローラの一例である。ベース200は、本発明におけるベース部材の一例である。
送りローラ202は天板102の下面に接触し、摩擦を利用して天板102を水平方向に送るようになっている。受けローラ204は、送りローラ202に関して、天板繰り出し側に取り付けられる。モータ206は、送りローラ202に関して天板引き戻し側に取り付けられる。
送りローラ202とモータ206は、それぞれのプーリ(pulley)222,262同士がベルト(belt)264によって連結され、モータ206から送りローラ202回転力を与えるようになっている。なお、送りローラ202とモータ206の連結は、プーリとベルトの代わりに歯車等の適宜の回転伝達手段によって行うようにしてもよい。
モータ206は可逆的に回転可能なものである。したがって、天板102は送りローラ202によって水平方向に可逆的に送られ、繰り出し(右方向)および引き戻し(左方向)が行われる。このようなモータを有することにより、送りローラ202を適切に駆動することができる。
送りローラ202の回転軸は、基台104に固定された軸受によって支えられている。このことを黒く塗りつぶした三角形で表す。送りローラ202の回転軸に、ベース200に立てられた柱224が遊嵌している。送りローラ202の回転軸の位置が固定されているので、送りローラ202による天板102の支持剛性を高めることができる。
ベース200の、天板引き戻し側の端部は、ロードセル208を介して基台104に結合されている。このため、ベース200に送りローラ202の回転軸を中心とする回転のモーメント(moment)が加わったとき、それを検出することができる。ロードセル208は、本発明における検出手段の一例である。ロードセルを用いることにより、回転のモーメントを適切に検出することができる。
受けローラ204は、ベース200上の柱244に取り付けられ、天板102の下面と対向するようになっている。受けローラ204は、天板102が完全な水平状態にあるとき、所定の距離dを隔てて対向するように高さが設定されている。なお、受けローラ204の高さは、天板102の水平状態において天板202の下面との距離が0となるようにしてもよい。これによって、受けローラ204が天板102の下面に常時接触するようになる。
このような搬送部112によって天板102を繰り出すと、繰り出し量すなわちオーバーハング量の増加とともに、天板102の自重と対象8の体重を合わせた荷重によって天板102に作用する曲げモーメントすなわちオーバーハング荷重が増加し天板102が下に撓む。受けローラ204との対向部分での天板102の撓み量が距離dに達すると、受けローラ204が天板102の下面に接触するようになる。
この状態を図8に示す。このような状態になると、これ以降は天板102のオーバーハング荷重による力が受けローラ204に加わる。受けローラ204は、送りローラ202の回転軸に遊嵌した柱224を持つベース200に取り付けられているので、ベース200に回転のモーメントが働き、これがロードセル208によって検出される。
図9に、オーバーハング荷重とロードセル208の検出信号との関係を例示する。同図に示すように、検出信号はオーバーハング荷重に対応したものとなる。また、検出信号はオーバーハング荷重に対して不感帯を持つ。不感帯の大きさは受けローラ204と天板102の下面の間の距離dに対応し、距離dを大きくするほど広がり、距離dを小さくするほど狭まる。このように不感帯を設けることにより、荷重が軽いときの搬送力の余裕を適切にすることができる。なお、距離dを0としたときは不感帯は消滅する。
制御部116は、このような検出信号に基づいて、送りローラ202が天板102を搬送する力を制御する。搬送力の制御は、例えば、ロードセル208の検出信号が所定の閾値Mを超えない間は搬送力を200Nとし、閾値Mを超えたときは300Nに上げるような制御である。制御部116は、本発明における制御手段の一例である。
なお、これに限らず、閾値を多段階に設定しそれら閾値に対する検出信号の大小に応じて搬送力を多段階に制御するようにしてもよく、あるいは、検出信号に応じて搬送力を連続的に制御するようにしてもよい。
このようにすることにより、天板102に働くオーバーハング荷重に応じて適切な余裕を持たせた力で天板102を搬送することができる。したがって、従来のように、搬送力の余裕がありすぎて安全上問題となるようなことはない。また、このような制御は天板の繰り出し量を検出し、それに応じて搬送力を制御する方法よりも応答性の良い制御を行うことができる。
発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置のブロック図である。 X線検出器の構成を示す図である。 X線照射・検出装置の構成を示す図である。 X線照射・検出装置と対象との関係を示す図である。 テーブルシステムの外観を示す図である。 テーブルシステムの要部を示すブロック図である。 搬送部の構成を示す図である。 搬送部の構成を示す図である。 ロードセルの検出信号を示す図である。
符号の説明
2 走査ガントリ
6 操作コンソール
100 テーブルシステム
102 天板
104 基台
112 搬送部
114 増幅部
116 制御部
118 駆動部
202 送りローラ
204 受けローラ
206 モータ
208 ロードセル
200 ベース

Claims (8)

  1. 基台とこの基台から水平方向に繰り出し可能な天板とこの天板を水平方向に繰り出す繰り出し手段とを有するテーブルシステムであって、
    前記繰り出し手段は、
    前記基台の天板繰り出し側の端部に前記天板の下面に接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラと、
    前記駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材と、
    前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ前記天板の下面が接触可能なローラと、
    前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出信号に基づいて前記駆動ローラの回転力を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とするテーブルシステム。
  2. 前記検出手段はロードセルを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテーブルシステム。
  3. 前記ローラには荷重による前記天板の下降によってその下面が接触する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブルシステム。
  4. 前記ベース部材は前記駆動ローラに回転力を与えるモータを備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載のテーブルシステム。
  5. テーブルシステムに搭載されて撮影空間に搬入された対象をX線でスキャンして得られる複数ビューの投影データに基づいて画像を再構成するX線CT装置であって、
    前記テーブルシステムは基台とこの基台から水平方向に繰り出し可能な天板とこの天板を水平方向に繰り出す繰り出し手段とを有し、
    前記繰り出し手段は、
    前記基台の天板繰り出し側の端部に前記天板の下面が接触するように設けられた回転軸位置が固定の駆動ローラと、
    前記駆動ローラの軸と同心の回転軸を有するベース部材と、
    前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側に設けられ前記天板の下面が接触可能なローラと、
    前記ベース部材の回転軸に関して天板繰り出し側とは反対側に設けられベース部材の回転のモーメントを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出信号に基づいて前記駆動ローラの回転力を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とするX線CT装置。
  6. 前記検出手段はロードセルを有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  7. 前記ローラには荷重による前記天板の下降によってその下面が接触する、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のX線CT装置。
  8. 前記ベース部材は前記駆動ローラに回転力を与えるモータを備える、
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載のX線CT装置。
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