JP2005244283A - アンテナおよびrfタグ - Google Patents
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Abstract
【課題】全方位的な無指向性をもち、かつ、インピーダンスマッチングの容易なアンテナおよびRFタグを提供する。
【解決手段】アンテナ2は、概ね等しい線長の2本の線状導体5,6からなる。線状導体5は、給電部7から延びる辺50と、辺51と、からなるL字形状を呈しており、また、線状導体6は、給電部7から辺50とは反対側に延びる辺60と、辺51とほぼ平行に向かい合う辺61と、この辺61の端から辺51に向かって延びる辺62と、からなるコ字形状を呈する。
【選択図】図1
【解決手段】アンテナ2は、概ね等しい線長の2本の線状導体5,6からなる。線状導体5は、給電部7から延びる辺50と、辺51と、からなるL字形状を呈しており、また、線状導体6は、給電部7から辺50とは反対側に延びる辺60と、辺51とほぼ平行に向かい合う辺61と、この辺61の端から辺51に向かって延びる辺62と、からなるコ字形状を呈する。
【選択図】図1
Description
本発明は、RFタグに好適に用いることができるアンテナに関する。
近年、RFIDシステム(Radio Frequency Identification System)が注目を集めて
いる。RFIDシステムでは、RFタグ(以下、単に「タグ」ともいう。)とよばれる媒体に対し、電波を用いてデータの記録や読み出しを行う。RFIDシステムは、非接触という利点を生かし、たとえば、出改札清算や入退場管理などのICカードシステム、荷札や商品タグを用いた商品物流(追跡)システムをはじめとして、多方面への利用が期待されている。
いる。RFIDシステムでは、RFタグ(以下、単に「タグ」ともいう。)とよばれる媒体に対し、電波を用いてデータの記録や読み出しを行う。RFIDシステムは、非接触という利点を生かし、たとえば、出改札清算や入退場管理などのICカードシステム、荷札や商品タグを用いた商品物流(追跡)システムをはじめとして、多方面への利用が期待されている。
RFタグは、主に、データの記憶やプログラムの実行を行う微小なIC(集積回路)チップと無線通信のためのアンテナとを有して構成され、カード型のものやタグ型のものなどが存在する。タグ用アンテナとしては、構造が単純で安定した特性をもつダイポールアンテナが採用されることが多い。
図6に基本的なダイポールアンテナの構造を示す。ダイポールアンテナは同一線上に2本の線状導体を並べた構造であり、両線状導体の間に給電部が設けられている。図7(a)〜(c)は、それぞれ、ダイポールアンテナをY軸上に設置したときのXY平面、YZ平面、XZ平面における放射指向性を示している。これらの図からわかるように、ダイポールアンテナの放射指向性は、±Y方向にヌル(利得の落ち込み)が存在する、いわゆる8の字形となる。
アンテナがこのような指向性を持つと、ヌルの向きとリーダの方向とが一致した時に通信不能となる。この問題への対処法としては、たとえば、リーダとアンテナの向きとが整合しやすいようにタグの形状を工夫したり、リーダを通過させるタグの向きを予め整列させておくなどの方法が考えられる。
しかしながら、図8に示すように、工場や物流倉庫などにおいては、数十〜百個程度の大量の製品に付されたタグ100を、ゲート101に設けられたリーダ102で一括して読み取るような利用態様も想定される。このような場合には、すべての製品(タグ)の向きをいちいち揃えるのは現実的とは言いがたい。したがって、タグの向きによらずリーダとの通信を可能にするために、タグ用アンテナのヌルを小さくすることが重要となる。
指向性を一様にする目的で考案された汎用アンテナとしては、L字形状の2本の線状導体を対称配置した半波長U形ダイポールアンテナ(以下、単に「U形アンテナ」という。)が知られている(非特許文献1参照)。U形アンテナでは、利得の落ち込み(最大利得と最小利得の差)は6dB程度に抑えられる。また、これによく似た形状をもつものとして、2箇所または4箇所の屈曲部をもつ2本の線状導体を対称配置した構成の自動車用アンテナも知られている(特許文献1参照)。さらに、4ないし5つの辺からなる疑似矩形状の線状導体を入れ子に組み合わせたRFタグ用アンテナも提案されている(特許文献2参照)。
電子情報通信学会編,「アンテナ工学ハンドブック」,オーム社,1980年10月,p.57 特開平11−346114号公報
国際公開第WO03/044892A1号パンフレット
電子情報通信学会編,「アンテナ工学ハンドブック」,オーム社,1980年10月,p.57
理想的には、タグとリーダとの通信安定性を高めるために、アンテナの放射指向性が無指向(全方位の利得が同じ)であることが望ましい。
しかしながら、上述したU形アンテナでは、普通のダイポールアンテナほどの利得の落ち込みはないものの、最大放射方向と最小放射方向の利得差は約6dBある。リーダとタグの通信可能距離はアンテナ利得(真数)の平方根に比例するため、利得差が6dB(4倍)ならば、通信距離にして2倍の差が生じることになり、好ましくない。なお、本発明者のシミュレーションの結果、他の従来アンテナについてもU形アンテナと同程度の利得の落ち込みがあることが確認されている。
また、RFタグ用アンテナの場合は、アンテナとICチップとのインピーダンスマッチングも重要な課題となる。すなわち、ICチップとアンテナとの間で効率的に電力の受け渡しが行われるように、アンテナの入力インピーダンスとICチップのインピーダンスとの整合をとるのである。
一般的なアンテナ装置では、アンテナの給電に定格の50Ω(または75Ω)ケーブルを用い、ケーブル−アンテナ間に整合回路を挿入して両者のインピーダンスの整合をとる。しかし、RFタグでは、低コスト化や量産性の観点から、整合回路は実装せず、アンテナ構造の最適化のみで整合をとることが望ましい。
アンテナ構造の最適化によりタグ用ICチップとのインピーダンスマッチングをとるためには、アンテナの入力インピーダンスのR(抵抗分)を小さく、X(リアクタンス分)を極端に大きくすることが要求される。ところが、従来のU形アンテナでは、Xが概ね10〜20Ωと小さな値をとるため、良好な整合状態を作ることができず、満足な通信距離が得られないという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、全方位的な無指向性をもち、かつ、インピーダンスマッチングの容易なアンテナおよびRFタグを提供することにある。
また、本発明のさらなる目的は、全方位的な無指向性の向上とインピーダンスマッチングの容易化を、アンテナ形状の最適化により実現する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明者はシミュレーションと実験を重ね、下記のアンテナ形状により優れた特性が得られることを見出した。
本発明の一態様に係るアンテナは、概ね等しい線長の2本の線状導体からなる。給電部は、両線状導体の間に設けられる。そして、一方の線状導体は、給電部から延びる第1の辺と、第2の辺と、からなるL字形状を呈しており、また、他方の線状導体は、給電部から前記第1の辺とは反対側に延びる第3の辺と、前記第2の辺とほぼ平行に向かい合う第4の辺と、この第4の辺の端から前記第2の辺に向かって延びる第5の辺と、からなるコ字形状(C字形状)を呈するものである。
この構成において、第5の辺の長さを変化させると、アンテナの入力インピーダンスのR(抵抗分)がほぼ一定に保たれたまま、X(リアクタンス分)だけが増加/減少する。よって、第5の辺の長さを調整することで、インピーダンスマッチングを容易に実現することができ、電力損失の低減ひいては通信可能距離の拡大を図ることが可能となる。
また、上記構成によると、利得の落ち込みがきわめて小さくなり、全方位的に無指向に近い放射指向性をもつようになる。
ここで、2本の線状導体の線長の差が15%以下であることが好ましい。また、2本の線状導体の総線長が約0.6〜0.7λ/√εr(λ:空気中における電波の波長、εr:比誘電率)であるとよい。さらには、第1の辺の線長が0.15〜0.18λ/√εrであり、第2の辺の線長が0.13〜0.16λ/√εrであり、第3の辺の線長が0.05〜0.07λ/√εrであり、第4の辺の線長が前記第2の辺の線長にほぼ等しいとよい。
このように各辺の長さを最適化することにより、利得の落ち込みを1dB程度まで抑えることが可能となり、最大放射方向と最小放射方向の通信可能距離の差を1.1倍程度まで小さくできる。
また、本発明の一態様に係るRFタグは、上述したアンテナと、このアンテナの給電部に接続されたICチップと、を備える。RFタグはカード型でもタグ型でもよい。アンテナの線状導体は基材上に形成された金属導体パターンであることが好ましい。
本発明によれば、上記のようなアンテナ形状を採用することにより、全方位的な無指向性の向上とインピーダンスマッチングの容易化を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るRFタグの構造を模式的に示している。このRFタグ1は、アンテナ2とICチップ3とから構成される。なお、実際の製品ではRFタグ1はハウジング4でパッケージされており、その外側からアンテナ2やICチップ3を観察することができない場合が多い。
(アンテナ構造)
アンテナ2は、概ね等しい線長の2本の線状導体5,6からなる。そして、線状導体5,6の間に給電部(給電点)7が設けられている。この点からすれば、アンテナ2は変形ダイポールアンテナということもできる。以下、このアンテナ2をその形状に由来して「G形アンテナ」とよぶこととする。
アンテナ2は、概ね等しい線長の2本の線状導体5,6からなる。そして、線状導体5,6の間に給電部(給電点)7が設けられている。この点からすれば、アンテナ2は変形ダイポールアンテナということもできる。以下、このアンテナ2をその形状に由来して「G形アンテナ」とよぶこととする。
G形アンテナ2のそれぞれの線状導体5,6は、金属導体パターンであって、スクリーン印刷方式などによりハウジング4の基材層(樹脂材などからなる。)の上に形成されたものである。ICチップ3は、給電部7に電気的に接続される。なお、G形アンテナ2とICチップ3とは直接接続されており、その間に整合回路は挿入されていない。
線状導体5と線状導体6とは非対称な形状を有する。具体的には、線状導体5は、給電部7から延びる辺50(第1の辺)と、辺51(第2の辺)と、からなるL字形状を呈している。一方、線状導体6は、給電部7から辺50とは反対側に延びる辺60(第3の辺)と、辺51とほぼ平行に向かい合う辺61(第4の辺)と、この辺61の端から辺51に向かって延びる辺62(第5の辺)と、からなるコ字形状を呈している。線状導体5,6の先端(給電部7とは反対側の端)は開放端になっている。
言い換えれば、線状導体5はほぼ直角の屈曲部を1つ持つ形状であり、線状導体6はほ
ぼ直角の屈曲部を2つ持つ形状であり、辺50と辺60とはほぼ同一線上にあり、辺51と辺61とはほぼ平行に向かい合い、辺62は辺60とほぼ平行に向かい合うように配置されている、ということもできる。
ぼ直角の屈曲部を2つ持つ形状であり、辺50と辺60とはほぼ同一線上にあり、辺51と辺61とはほぼ平行に向かい合い、辺62は辺60とほぼ平行に向かい合うように配置されている、ということもできる。
線状導体5,6を合わせた総線長は約0.6〜0.7λ/√εr(λ:空気中における電波の波長、εr:比誘電率)のうちから設定し、両線状導体5,6の線長の差は15%以下にするとよい。さらには、辺50の線長を0.15〜0.18λ/√εrのうちから選び、辺51の線長を0.13〜0.16λ/√εrのうちから選び、辺60の線長を0.05〜0.07λ/√εrのうちから選び、辺61と辺51の線長をほぼ等しく設定するとよい。このとき、辺62の線長は0.1〜0.17λ/√εrから選ばれる。εrは比誘電率であり、線状導体を実装する基板によって固有の値である。さらにεrのルートの逆数は波長短縮率であり、比誘電率の高い基板を使用することによりアンテナ全体の大きさを小型化することができる。
(入力インピーダンス)
このような条件下で辺62(延長線)の線長を変化させた場合の、G形アンテナ2の入力インピーダンスの変化の一例を図2に示す。図2のグラフでは、横軸が辺62の線長を表し、縦軸が入力インピーダンスを表している。また、黒四角(■)が入力インピーダンスのX(リアクタンス分)を表し、黒丸(●)がR(抵抗分)を表している。
このような条件下で辺62(延長線)の線長を変化させた場合の、G形アンテナ2の入力インピーダンスの変化の一例を図2に示す。図2のグラフでは、横軸が辺62の線長を表し、縦軸が入力インピーダンスを表している。また、黒四角(■)が入力インピーダンスのX(リアクタンス分)を表し、黒丸(●)がR(抵抗分)を表している。
さらにここでは、比較例として、図3のような変形U形アンテナの特性変化も示す。変形U形アンテナは、G形アンテナ2の辺62を辺61から真っ直ぐ延長したものに相当する。つまり、G形アンテナ2と変形U形アンテナを比較することによって、一方の線状導体6の先端部分(辺62)のみを他方の線状導体5に向けて折り曲げたという構成による効果を検証することができる。なお、変形U形アンテナの入力インピーダンス変化については、図2のグラフ中、Xが白四角(□)、Rが白丸(○)で示されている。
図2のグラフをみると、変形U形アンテナでは、辺62(に対応する部分)を長くするほどX,Rが共に増加する傾向にあるのに対して、G形アンテナ2では、Xは増加するがRはほぼ一定の値を保っていることがわかる。
図4に、辺62の線長に対するX/R比の変化を示す。X/R比が大きいほど、Rの増分に対してXの増分が大きいことを意味する。図4のグラフ中、黒丸(●)がG形アンテナ2、白丸(○)が変形U形アンテナを示している。
このグラフからわかるように、変形U形アンテナに比べてG形アンテナ2のほうが、X/R比が大きく、Rを小さく抑えたままXだけを大きくできることがわかる。しかも、G形アンテナ2では、辺60の線長に対してXおよびX/R比がほぼリニアに増加するので、Xを要求値に合わせることがたやすく、インピーダンスマッチングを考慮したアンテナ形状の設計を容易に行うことが可能である。
(放射指向性)
次に、G形アンテナ2の放射指向性について説明する。
次に、G形アンテナ2の放射指向性について説明する。
図5(a)〜(c)は、それぞれ、G形アンテナ2の辺50と辺60をY軸上に配置したときのXY平面、YZ平面、XZ平面における放射指向性を示している。なお、G形アンテナ2の総線長はεrを1とし、0.65λに設定した。
これらの図をみると、G形アンテナ2は、利得の落ち込みがきわめて小さく、全方位的に無指向に近い放射指向性を有していることがわかる。この例では、利得の落ち込みが1
dB程度まで抑えられており、最大放射方向と最小放射方向の通信可能距離の差が1.1倍程度まで小さくなっている。
dB程度まで抑えられており、最大放射方向と最小放射方向の通信可能距離の差が1.1倍程度まで小さくなっている。
以上述べた本実施形態のG形アンテナ2によれば、辺62の線長を変えるだけで入力インピーダンスのリアクタンス分を調整することができるので、整合回路を挿入することなく、ICチップ特有のインピーダンスとの良好な整合状態を容易に作ることができる。
そして、アンテナ−チップ間の良好なインピーダンスマッチングを実現することにより、電力損失の低減ひいては通信可能距離の拡大を図ることが可能となる。
また、G形アンテナ2は全方位的な無指向性を有するので、タグの向きによらずリーダとの安定した通信が可能となる。特に、ランダムな向きで荷詰めされた大量の商品タグを一括して読み取る場合などに効果的である。
さらに、G形アンテナ2はL字形状とコ字形状の2本の線状導体5,6からなる非常に簡易な構成のため、設計および製造の容易化、低コスト化を図ることもできる。しかも、コ字形状に折り曲げているのでアンテナを小型化できるとともに、平面形状であるためタグの薄肉化を図れ、様々な用途への適用が可能である。
1 RFタグ
2 G形アンテナ
3 ICチップ
4 ハウジング
5,6 線状導体
7 給電部
50 辺(第1の辺)
51 辺(第2の辺)
60 辺(第3の辺)
61 辺(第4の辺)
62 辺(第5の辺)
2 G形アンテナ
3 ICチップ
4 ハウジング
5,6 線状導体
7 給電部
50 辺(第1の辺)
51 辺(第2の辺)
60 辺(第3の辺)
61 辺(第4の辺)
62 辺(第5の辺)
Claims (5)
- 概ね等しい線長の2本の線状導体からなるアンテナであって、
一方の線状導体は、給電部から延びる第1の辺と、第2の辺と、からなるL字形状を呈し、
他方の線状導体は、前記給電部から前記第1の辺とは反対側に延びる第3の辺と、前記第2の辺とほぼ平行に向かい合う第4の辺と、この第4の辺の端から前記第2の辺に向かって延びる第5の辺と、からなるコ字形状を呈する
アンテナ。 - 前記2本の線状導体の線長の差が15%以下である請求項1記載のアンテナ。
- 前記2本の線状導体の総線長が約0.6〜0.7λ/√εr(λ:空気中における電波の波長、εr:比誘電率)である請求項1または2記載のアンテナ。
- 前記第1の辺の線長が0.15〜0.18λ/√εrであり、
前記第2の辺の線長が0.13〜0.16λ/√εrであり、
前記第3の辺の線長が0.05〜0.07λ/√εrであり、
前記第4の辺の線長が前記第2の辺の線長にほぼ等しい請求項3記載のアンテナ。 - 請求項1〜4のうちいずれか1項記載のアンテナと、
このアンテナの給電部に接続されたICチップと、
を備えるRFタグ。
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