JP2005242934A - プロファイル管理装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】RDFプロファイル情報間に新たな価値を持たせ、ユーザに対し、検索等を行う際に利便性を与える。
【解決手段】URI統合装置10が、取得したプロファイル情報に含まれる対象と分類を抽出して既存の対象との比較を行い、既存の対象と同一であると判断されたときその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな認識情報を付与する。このことにより、これまで独立に管理されてきたプロファイル提供者からのプロファイル情報を互いに関連付け、RDFプロファイル情報間に新たな価値を持たせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザが個別に取得するRDF(Resource Description Framework)によって記述されたプロファイル情報を管理する、プロファイル管理装置およびそのプログラムに関する。
情報データを特定のアプリケーションや事前知識を前提とせずに、コンピュータが理解可能な形で情報を表現するためのフレームワークとしてRDFがある。RDFは、W3Cによって標準化が進められている(例えば、非特許文献1、2参照)。
RDFは、表現すべき対象をリソース(Resource)と呼び、そのリソースに対する属性情報をプロパティ(Property)またその属性値をリテラル(Literal)として表現する。例えば、web(World Wide Web)のURL(Uniform Resource Locator)の“http://www.rdf.co.jp”という対象(Resource)に対し、作者が“山田太郎”であることをRDFモデルによって図15のように表現する。
この情報を読み取ることにより、コンピュータは人手を介さずにそのwebの作者が山田太郎であることを認識することができる。図15中、楕円はリソースであり、その内部に書かれているのが識別情報としてのURI(Uniform Resource Identifier:処理をする上で個別に認識するためのID)であり、この場合ではURLが指定されている。またdc:creatorは作者を意味するプロバティ情報であり、接頭辞のdc:はDublin Coreが定義した語彙であることを示す名前空間である(例えば、非特許文献3参照)。
この技術の応用分野は、例えば、RSS(RDF Site Summary)といったwebのニュース記事にメタデータとして記述し、見出し情報を配信する手段として利用される(例えば、非特許文献4参照)。また、CC/PP(Composite Capabilities/Preferences Profile)という標準規格においても携帯端末の仕様を記述して配信コンテンツを最適化するための手段としても利用されている(例えば、非特許文献5参照)。
将来の情報化社会では、メタデータ化された各種情報があらゆるシチュエーション、あらゆるインタフェースを通して取得されることが想定される。例えば、ユーザが生活の中でサービスプロバイダとの契約情報や、スーパーで手にした商品についたタグによって得た物品詳細情報、商品を購入したときに得られる電子決済情報、ショッピングモールなどで提供されるであろうエリアサービス一覧情報(これらをプロファイルと呼ぶ)などといったプロファイル情報が、赤外線通信やタグリーダ、インタネットを通じて取得できることが考えられる。
こうした膨大な情報を個別に管理していては、ユーザはその情報量で破綻してしまい、せっかくの有益な情報も埋もれてしまって有効活用できないと考えられる。ここでこれらのプロファイル情報に着目すると、個別に得た情報の中には互いにオーバーラップした情報も含まれる。
例えば、上記プロファイル情報の中には、人・本人に関する情報やサービスに関する情報、場所に関する情報、また物品に関する情報などが複数のプロファイル情報に跨って記述されている。例えば、物品詳細情報と電子決済情報には同じ物品に関する情報が含まれる。物品詳細情報にはその物品の製造日や生産国といった情報が記述されており、また電子決済情報にはその物品の購入価格などが記述される。
そこでRDFモデルによってある物品ならある物品と情報を同一のリソースとして管理すれば、つまり同じURIを割り当てれば、ユーザはその物品についてそのURIを検索すればこれまでに得たことのある全ての情報を引き出すことが可能となる。これによってプロファイル情報を統合的に一元管理することが可能になる(例えば、非特許文献6、7参照)。例えば、同一物であると体系化して整理することで、情報に新たな価値を生成させることができる。
2004年2月20日閲覧、インターネット<URL:http://www.w3.org/RDF/> 2004年2月20日閲覧、インターネット<URL:http://www.w3.org/TR/rdf-concepts/> 2004年2月20日閲覧、インターネット<URL:http://dublincore.org/documents/dces/> Dan Brickley, et al., RDF Site Summary (RSS)1.0, 2000, RSS-DEV Working Group, http://purl.org/rss/1.0/spec/ F. Reynolds, J. Jjelm, S. Dawkins, S. Singhal, "Composite Capability/Preference Profiles (CC/PP): A user side framework for content negotiation", W3C Note, 27 July 1999. http://www.w3.org/TR/NOTE-CCPP 森川, 本庄, 小塚, 山口, 大橋, "ユーザ状況に基づいたプロファイル体系化およびその活用に関する一検討," 情処学UBI研報, no. 2, pp. 219-224, Nov. 2003. 本庄, 森川, 山口, 大橋, "プロファイル情報とその統合利用技術に関する一検討," 信学ソ大会, B-15-20, Sept. 2003.
本発明は、上記した背景技術に鑑みてなされたものであり、異なる情報源から得たRDFデータに対し、記述された対象(リソース)で内容が同一と判断されるものに固有の識別情報を付与することで各種RDFデータを意味的に統合し、このことにより、RDFプロファイル情報間に新たな価値を持たせ、ユーザに対し、検索等を行う際に利便性を与えることのできるプロファイル管理装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、ユーザが個別に取得するRDFによって記述されたプロファイル情報を管理するプロファイル管理装置であって、前記取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行い、既存の対象と同一であると判断されたときにその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな識別情報を付与する識別情報統合装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記識別情報統合装置は、RDFプロファイル情報源から取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行うリソース比較部と、RDFプロファイル蓄積部に蓄積される前記既存の対象を管理するRDFスキーマ管理部と、前記リソース比較部で比較の結果判断され付与される識別情報を追記もしくは編集するRDFプロファイル更新部と、前記取得したRDFプロファイルを蓄積する前記RDFプロファイル蓄積部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記リソース比較部は、前記対象が持つプロパティ情報を比較し、その適合度によって類似性を判定し、前記識別情報の付与を決定することを特徴とする。
また、本発明において、前記RDFスキーマ管理部は、前記対象をその語彙毎に管理することを特徴とする。
上記した本発明のプロファイル管理装置の作用について図1を用いて説明すれば以下のようになる。すなわち、図1に示すURI統合装置10において、入力ファイル1としてのRDFプロファイル情報源は、ユーザに対してRDFで記述されたプロファイル情報を提供する。RDFプロファイルはユーザにとっての一種の行動ログであり、取得された情報はRDFプロファイルDB30に蓄積される。RDFプロファイルDB30は個人で管理されてもよく、また個人情報を管理するサービスプロバイダであってもよい。
あるタイミングでユーザがRDFプロファイルをRDFプロファイル情報源から取得すると、RDFプロファイル更新部12にRDFプロファイルが伝わる。その情報はリソース比較部11にも伝わり、リソース比較部11ではRDFプロファイルに含まれるリソースとそのクラス情報が抽出される。リソース比較部11はRDFスキーマ管理部3にアクセスし、同一であるクラスのリソースを検索する。そこで得た既に存在しているリソースと新しく得たリソースとのマッチングを行う。既に存在するものと同一と判断されると新規に得たリソースに対してマッチングしたリソースのURIとする。また新規に得たリソースであると判断された場合には新たなURIを割り当てる。そしてRDFスキーマ管理部13にそのリソース情報を登録する。
同一のURIを割り当てるためには、その判断が必要である。リソースはプロパティによって、その特性を表現するが、同じリソースと判断されるものは同一のプロパティと同一のリテラルが記述の中に含まれていると考えられる。そこで各プロパティで比較をして、同一のリテラルを持っていれば、同じリソースと判断する。更新されたRDFプロファイルはRDFプロファイルDB30に蓄積され、一通りのURI統合処理が完了する。
このように、取得したRDFプロファイルに含まれるリソースが既にある情報と意味的に等しい場合には、同じURIが割り当てられることにより、RDFプロファイル間で情報の統合化がなされるため、RDFプロファイル情報の間に新たな価値を生成させることを可能になる。
上記した課題を解決するために本発明は、ユーザが個別に取得するRDFによって記述されたプロファイル情報を管理するプロファイル管理装置に用いられるプログラムであって、前記取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行う処理と、前記比較の結果、既存の対象と同一であると判断されたときにその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな識別情報を付与し、当該付与された識別情報を追記もしくは編集する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、識別情報統合装置が、取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行い、既存の対象と同一であると判断されたときにその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな識別情報を付与することで、これまで独立に管理されてきたプロファイル提供者からのプロファイル情報を互いに関連付けることが可能になる。このことにより、情報間に新たな価値を生成することができ、このため、ユーザにとっては個人目的のユーザ管理や蓄積されたRDFプロファイルの検索など、利便性を向上させることができる。
以下、図2以降を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図2は、本発明のプロファイル管理装置の実施形態を示すブロック図である。
RDFプロファイル提供者はそれぞれRDFプロファイル情報源#0〜#2を所有し、ユーザの実生活におけるプロファイル情報をRDFの形式で情報を提供する。ユーザは所持する携帯端末の持つ赤外線通信や、パッシブRFIDタグリーダ、インターネットといった各種のインタフェースを通してRDFプロファイルを取得することができる。ここで取得したRDFプロファイルを説明の便宜上、入力RDFプロファイル1と呼ぶ。
プロファイル情報としては、例えば、ユーザ本人の名前や血液型、年齢等がかかれた個人プロフィール情報、インタネットサービス等で記入する契約情報、商品を購入したときにもらう電子レシート(電子決済情報)、バーコードのような商品についたタグから得られる物品詳細情報、またショッピングモールや駅ビル等でそのエリア情報を提供するエリア情報などがあげられる。
取得できるインタフェースは異なることも考えられる。例えば、電子決済情報は赤外線インタフェースで入力されることもあれば、物品情報などはRFIDタグを介してインターネット上から取得することも考えられる。ここでプロファイル提供者が複数のRDFプロファイル情報源を所持していてもよい。
入力RDFプロファイル1は、個人で管理するプロファイルアグリゲータ(プロファイル管理装置)と称される、サーバ内部にあるRDFプロファイルDB30に最終的に蓄積される。本発明のプロファイル管理装置は、URI統合装置10と、RDFプロファイルDB30とを備える。
取得されたRDFプロファイル情報はユーザにとって生活の中で得た一種のログ情報であり、ユーザはURI統合装置10で情報を加工した上でRDFプロファイルDB30に蓄積する。
URI統合装置10には、RDFに含まれるリソースの比較を行うリソース比較部及びスキーマを管理するRDFスキーマ管理部13及び、RDFプロファイルの記述を修正するRDFプロファイル更新部12を備える。
本発明実施形態において、入力RDFプロファイルはXML(eXtended Markup Language)で記述されているものを想定するが、RDFを表現することが可能であれば、他の記述言語であっても構わない。各クラスやプロパティの情報はRDFスキーマ管理部13によって管理されている。
ここで扱う入力RDFプロファイル1をRDFモデルで表現した例を、図3(物品情報のRDFプロファイル)、及び図4(電子決済情報のRDFプロファイル)に示す。図3に示す例では、その商品の名前(kprof:name)や管理コード(kprof:epc)、製造国(kprof:madein)、製造日(kprof:dateofmanufacture)といった情報がプロパティとして記述されており、商品そのものをリソースとして扱っている。図3でrdf:typeはそのリソースのクラス(タイプ)が何であるかを意味するプロパティである。この場合、リソースは商品(kprof:goods)であることを記述している。図4も同様である。ただ電子レシートの場合ではレシートそのもの、購入した商品、購入した場所の三つのリソースとそれぞれのプロパティ情報が記述されている。図3及び図4に対応したインスタンスをXML形式で記述したものをそれぞれ図6、図7に示す。
これら独立の情報源から得られたRDFプロファイルに対して比較すると、斜線で示した部分でプロパティとそのリテラル値は同一の内容となっている。それゆえ、これらは互いに同じリソースの情報を示していると考えることができる。これらに同じURIをRDFプロファイルのリソースの部分に記述することで情報の統合を図ることができる。両RDFプロファイルを合わせてRDFのパーサで処理すれば、情報を統合したRDFプロファイル情報を生成することができる。
図5は、図3と図4を統合した例である。商品のリソースにはkprof:goods_1というURIを割り当てている。この統合処理によって例えば、電子レシートの購入価格情報から物品情報の製造国や製造日を索引することができる。
我々が対象にしているプロファイル情報に対し、含まれるリソースの一覧を図8に表として示す。ここでは、“人”、“サービス”、“エリア”、“商品”などがURI統合対象として考えられる。
実際のインスタンスは、例えば、図7であるが、入力RDFプロファイル1におけるリソースの記述は以下の書き出しで始まっている(図7アンダーライン箇所)。
<rdf:description>
URIをリソースに指定する場合には次のような書き出しで記述される(図6アンダーライン箇所)。
<rdf:description about="kprof:goods_1">
つまり、入力RDFプロファイル1のこの部分にURI情報を追加することで、リソースにURIの付与は完了する。本発明では、具体的にはこの部分に、複数のプロファイル間で共通のURIを書き加えることになる。
上記した手法によれば、リソースのプロパティの比較を行って両者が同一リソースと判断されると統一のURIを書き加える。異なると判断された場合には、異なるURIを付与する。ここでは、RDFの形式を変えてしまうことはせず、description のタグ部分のみを書き換える。このURI統合の更新手順については後述する。
なお、図6、図7のリストで現れている各種プロパティやクラス(語彙)については、我々が定義したものである。kprofというのは我々が定義した語彙であることを表す接頭辞である。
商品に関わるスキーマの例を図9に示す。この例では8種のプロパティが定義されており、rdfs:domainは基本プロパティの一つで、あるプロパティがどんなクラスのリソースに適応できるかを表している。また rdfs:rangeはそのプロパティがどんなクラスの値をとるかを示しており、この場合全てのプロパティがリテラル値をもつことを示している。ただ、本発明では、独自の語彙で無ければならない必要は全くない。独自の語彙であると逆に汎用性がなくなるので、プロパティの整合性は低い。URIの統合では、むしろ標準的に利用されているDublin Core[dc]やvCard[vcard]のような語彙で表現されている方が統合する可能性は高いと見ることができる。
続いてURIを統合するアルゴリズムを図12、図13に示すフローチャートに沿って説明する。
なお、図3と図4に示す例はリソースのURIが決まっていないものであったが、図1、図2のリソース比較部11で入力RDFプロファイルと比較するのは、既にURIが割り振られているリソースである。それはRDFスキーマ管理部13のリソース情報に格納されている。格納されている情報をここでは蓄積リソースと呼ぶ。ここでは例として、図10と図11に示すそれぞれを、入力プロファイル1、蓄積リソースとして利用するものとする。実際の処理については、XML文書によって記述されているものであれば、具体的にはRDQL等のクエリ言語等を用いる。
まずRDFプロファイル更新部12に入力プロファイル1が伝達されると同時にリソース比較部11にも同一の情報が伝達される。リソース比較部11では、入力RDFプロファイル1に含まれる全てのリソースとそのrdf:type属性であるクラスを抽出する(S121)。rdf:typeとはそのリソースのクラスは何であるかを示すプロパティである。これはリソースがどのタイプかを判断するためである。例えば、図10に示す例では、2つのリソースが含まれている。それぞれのクラスはClass:IおよびClass:IIである。具体的にはインスタンスから次の4行の記述を抜き出す。
<rdf:Descrioption>
<rdf:type rdf:resource="class:II" />
...
<rdf:Description>
<rdf:type rdf:resource="class:I" />
次に、リソース比較部11は、これまでに同じリソースが既に存在してないかを調べるために、それぞれのリソース毎にRDFスキーマ管理部13に問合せる(S122、S123)。RDFスキーマ管理部13にはこれまでRDFプロファイルDB30に蓄積された全てのリソースを管理しており、リソース情報として保持している。
図14にリソース情報の一例を示す。クラス毎に管理することで、検索効率を上げている。例えば、Class:Iの検索だと4つのリソースが返り値として得られる。ここで図14ではRDFモデルで表現しているが、実体はXMLベースで記述される。しかし、この表現形式は特に問わない。
次に、検索で得た各蓄積リソースとの比較を行う(S124)。互いにリソースの持つプロパティを比較し(S125)、その中で一つでも同じリテラルがあった場合(S126)、同一のリソースであると判断する(S127)。この場合には蓄積リソースのURIをリソースに割り当てる(S128)。なお、リソース比較部11におけるリソースの類似性判断は、それぞれのリソースの持つプロパティ情報を比較し、その適合度によって判定することとする。
図10と図11に示す例では、Class:Iのリソースに対してA,Bのプロパティが同一のリテラル(それぞれ“あ”と“い”)であるため、同一のリソースと判断される。この場合、resource:2が入力RDFプロファイルの所望のリソースのURIとして割り当てられる。
リテラルの比較で全て異なっていた場合は異なるリソースと判断される(S129)。また共通のプロパティがそもそも無かった場合も異なるリソースと判断される。異なるリソースと判断された場合、他に蓄積リソースがあれば同じ処理を繰り返す(S130)。そしてどの蓄積リソースとも当てはまらなかった場合には、新規のリソースとして判断し、新規のURIを付与する(S131)。その場合は、その新規のリソース情報をRDFスキーマ管理部13のリソース情報にその情報を追加する(S132)。
URIが確定したリソースには、RDFプロファイル更新部12にてURI情報を書き加える(S133)。そして、未だURIを割り当てていないリソースがある場合は、以上の処理を繰り返す(S134)。最終的に入力プロファイルの全てのリソースにURIを割り当てるとRDFプロファイルDB30に蓄積する(S135)。
以上説明のように本発明は、取得したプロファイル情報に含まれる対象と分類を抽出して既存の対象との比較を行い、既存の対象と同一であると判断されたときその対象(リソース)のURIを付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな認識情報を付与するものである。このことにより、これまで独立に管理されてきたプロファイル提供者からのプロファイル情報を互いに関連付けることが可能となり、情報間に新たな価値を生成することができる。このため、ユーザにとっては個人目的のユーザ管理や蓄積されたRDFプロファイルの検索など、利便性を向上させることができる。
なお、図1、図2に示す、リソース比較部11、RDFプロファイル更新部12、RDFスキーマ管理部13のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって本発明のプロファイル管理装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明に係るシステムの全体構成図である。 本実施形態の構成図である。 本実施形態に係るRDFプロファイルの構成例を示す図である。 本実施形態に係るRDFプロファイルの構成例を示す図である。 図3と図4を統合した例を示す図である。 本実施形態に係るRDFプロファイルインスタンスの記述例を示した図である。 本実施形態に係るRDFプロファイルインスタンスの記述例を示した図である。 本実施形態に係るプロファイル情報と含まれるリソースの例を表形式で示した図である。 商品に関するスキーマの例を示す図である。 本実施形態に係る入力RDFプロファイルの例を示す図である。 本実施形態に係る蓄積リソースの例を示す図である。 本実施形態による処理の流れを示す図である。 本実施形態による処理の流れを示す図である。 RDFスキーマ管理部のリソース情報の一例である。 RDF記述のモデル化の例を示す図である。
符号の説明
1…入力プロファイル、3…蓄積RDFプロファイル、10…URI統合装置、11…リソース比較部、12…RDFプロファイル更新部、13…RDFスキーマ管理部、30…RDFプロファイルDB

Claims (5)

  1. ユーザが個別に取得するRDFによって記述されたプロファイル情報を管理するプロファイル管理装置であって、
    前記取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行い、既存の対象と同一であると判断されたときにその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな識別情報を付与する識別情報統合装置を備えたことを特徴とするプロファイル管理装置。
  2. 前記識別情報統合装置は、
    RDFプロファイル情報源から取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行うリソース比較部と、
    RDFプロファイル蓄積部に蓄積される前記既存の対象を管理するRDFスキーマ管理部と、
    前記リソース比較部で比較の結果判断され付与される識別情報を追記もしくは編集するRDFプロファイル更新部と、
    前記取得したRDFプロファイルを蓄積する前記RDFプロファイル蓄積部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプロファイル管理装置。
  3. 前記リソース比較部は、
    前記対象が持つプロパティ情報を比較し、その適合度によって類似性を判定し、前記識別情報の付与を決定することを特徴とする請求項2に記載のプロファイル管理装置。
  4. 前記RDFスキーマ管理部は、
    前記対象をその語彙毎に管理することを特徴とする請求項2に記載のプロファイル管理装置。
  5. ユーザが個別に取得するRDFによって記述されたプロファイル情報を管理するプロファイル管理装置に用いられるプログラムであって、
    前記取得したプロファイル情報に含まれる対象と語彙を抽出して既存の対象との比較を行う処理と、
    前記比較の結果、既存の対象と同一であると判断されたときにその対象の識別情報を付与し、新規に取得した対象であると判断されたときに新たな識別情報を付与し、当該付与された識別情報を追記もしくは編集する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。

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