JP2005242643A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
カメラで撮影した映像、相手から送信された映像などを巧みに組み合わせて楽しい思い出映像を加工、編集できる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】
カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ記憶する映像記憶部30と、前記映像記憶部30に記憶された映像を任意に読み出し加工処理する映像加工処理部31と、前記映像加工処理部31によって加工処理された映像を含めて複数の映像を連続的に接続して編集する映像編集部32と、前記映像編集部32によって編集された映像を表示指示する表示指示部と、前記表示指示部によって前記編集された映像の表示が指示されたとき、前記編集された映像を表示する表示部4とを備える。これにより、カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ任意に合成、加工処理し、組み合わせ、編集してそれを表示部4に表示することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カメラを備え、カメラで撮影した映像を複数蓄積可能な携帯端末装置に関する。
従来、携帯端末装置において、カメラを備えたものは多く見られる。しかし、これらのものは、いずれも、カメラで撮影した映像をそのまま記録部に記録し、表示部に表示したり、相手に送信したり、あるいは、外部に出力してプリントしたりするように構成しただけのものである。そして、相手から送信されてきた映像も、単に、それを受信し、記録し、そのまま表示部に表示したり、外部に出力してプリントしたりするだけのものであり、余り娯楽性に富むものではなかった。
一方、カメラで撮影した映像を相手にそのまま送信したのではプライバシーなどの問題もあり、そのために、その場合には、モザイク加工をして送信すると言うものも知られている。(例えば、特許文献1参照)
そして、この特許文献には、画像処理として、例えば、画像情報の一部を拡大、縮小処理するなどの方法により、娯楽性を持たせることも記載されている。
特開2000−354233号公報(第3−5頁、図4)
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、あくまでも、カメラで撮影した映像をそのまま送信せずにモザイク処理するというものであり、拡大、縮小するのも単に拡大、縮小して相手に送信すると言うだけのものであり、いずれも、思い出を思い出として楽しく振り返ると言う娯楽性に富んだものではなかった。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、カメラで撮影した映像、相手から送信された映像などを巧みに組み合わせて楽しい思い出映像を加工、編集できる携帯端末装置を提供することを目的とするものである。
本発明の携帯端末装置は、カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ記憶する映像記憶手段と、前記映像記憶手段によって記憶された映像を任意に読み出し加工処理する映像加工処理手段と、前記映像加工処理手段によって加工処理された映像を含めて複数の映像を連続的に接続して編集する映像編集手段と、前記映像編集手段によって編集された映像を表示指示する表示指示手段と、前記表示指示手段によって前記編集された映像の表示が指示されたとき、前記編集された映像を表示する表示手段とを備えた構成を有する。
この構成により、カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ任意に加工処理し、組合わせ接続して編集し、それを表示することができ、例えば、どこかへ行ったとき撮影した複数の映像をそれぞれ任意に加工編集すれば、これによってその時の思い出をより思い出らしく表示部に表示することができ、皆で見て大いに楽しむことができると言う作用を有する。
また、本発明の携帯端末装置は、表示指示手段が、手入力で表示指示を行う操作部を含む構成を有する。
この構成により、操作部を用いて所定の操作を行うことにより、いつでも、どこでも、加工、編集された映像を任意に観ることができ、より娯楽性を高めることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、表示指示手段が、筐体を開放したことを検出する検出手段を含む構成を有する。
この構成により、筐体を開放すると、それが検出され、その検出によって加工、編集された映像が表示部に表示されることになり、筐体を開放する毎に思い出を振り返って楽しむことができる。
また、本発明の携帯端末装置は、映像加工処理手段によって加工処理される内容が、カメラで撮影された映像を連続して動的に拡大、縮小、回転、反転、歪曲、合成、移動の少なくとも1つ、または、それ以上を行う加工処理である構成を有する。
この構成により、カメラで撮影した映像や相手より受信した映像がそれぞれ連続して動的に拡大、縮小、回転、反転、歪曲、合成、移動の少なくとも1つ、または、それ以上を行う形態に加工、編集されることになり、その加工、編集の内容を非常にユニークかつ任意のものにすることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、映像加工処理手段によって加工処理される映像や映像編集手段によって編集される映像、及び、これらの映像の表示順序、表示時間をそれぞれ任意に設定できる設定手段を更に備えた構成を有する。
この構成により、加工処理される映像、編集される映像を任意に選択し、それらの加工、処理の方法、順序、時間を任意に決定して、これらを組み合わせ一連の動的な映像とすることができ、より楽しく思い出などを視聴することができると言う作用を有する。
また、本発明の携帯端末装置は、電子メール送信手段を更に備え、編集した映像を電子メール送信手段によって送信可能な構成を有する。
この構成により、任意に加工、編集した映像を電子メールを用いて友達などに送信することができ、友達などと映像を共有して楽しむことができる。
また、本発明の携帯端末装置は、音声記憶手段を更に備え、記憶した音声を編集した映像と共に視聴可能な構成を有する。
この構成により、映像に加えて、その映像、思い出に相応しい音楽、音声などを記録しておき、映像と共に再生することができ、より臨場感に満ちた状態で思い出などを振り替えることができると言う作用を有する。
本発明は、カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ任意に加工処理し、組合わせ接続し、編集してそれを表示することができ、例えば、どこかへ行ったときに撮影した複数の映像をそれぞれ任意に加工編集すれば、これによってその時の思い出をより思い出らしく表示部に表示することができ、より楽しく見ることができると言う効果を有する。
以下、本発明の最良の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における携帯端末装置の正面図である。
本発明の一実施の形態における携帯端末装置は、図1に示すように、第1、第2の筐体1、2と、これらを互いに開閉可能に連結するヒンジ部3とを備えている。そして、第1の筐体1には、正面に比較的大きな表示部4を有し、この表示部4より上方の筐体端部にはレシーバ用の透孔5が形成されている。また、第2の筐体2には、上下、左右、垂直に操作可能なナビキー6や、各種機能キー7、数字や文字などを入力するテンキー8等よりなる操作部9が設けられ、操作部9より下方の筐体端部には、マイク用の透孔10が設けられている。
なお、図1では現れていないが、第1の筐体1の背面には、カメラが取付けられ、また、表示部4より小さいサブ表示器が取付けられている。そして、第1、第2の筐体1、2のいずれか一方の端部には、第1、第2の筐体1、2を互いに開放したとき、閉じたときに関わらず見ることが可能な呼出時報知用の発光ダイオードなどの光学報知器が取付けられている。
次に、図2、図3を用いて、本発明の一実施の形態における携帯端末装置の概略構成を説明する。ここで、図2は、本発明の一実施の形態における携帯端末装置の概略構成を示すブロック図、図3は、同装置において使用する映像記憶部の構成を示す概念図である。
本発明の一実施の形態における携帯端末装置は、図2に示すように、外部との間で電話通信や電子メール、インターネットなどを行うための無線送受信部21と、無線送受信部21を介して送受信される音声信号を入出力する音声入出力部22と、音声入出力部22に接続されたマイク23、レシーバ24と、無線送受信部21を介して外部より呼出があったとき、その呼出信号を出力する呼出信号出力部25と、呼出信号出力部25に接続された呼出用のスピーカ26、振動子27、発光ダイオードなどの光学報知器28と、先に説明したカメラ29と、カメラ29で撮影した映像や無線送受信部21で受信した映像をそれぞれ記憶する映像記憶部30と、映像記憶部30に記憶された映像をそれぞれ予め設定された状態に加工処理する映像加工処理部31と、加工処理された映像を含めて、複数の映像を互いに接続し、編集する映像編集部32と、これらを制御する制御部33とを備えている。
なお、表示部4は、無線送受信部21を介して送受信される映像信号や文字、その他の情報を任意に表示するように構成され、また、操作部9は、任意に各種情報、指令などを入力可能なようにされている。そして、カメラ29で撮影した映像や無線送受信部21で受信した映像は、図3に示すように、それぞれ写真NOやタイトル、撮影日、撮影場所などを付加して映像記憶部30に記憶可能なように構成されている。
次に、本発明の一実施の形態における携帯端末装置について、その動作を詳細に説明する。
先ず、本実施の形態における携帯端末装置は、無線送受信部21、音声入出力部22、呼出信号出力部25、操作部9、表示部4などを用いて、外部と電話、電子メール、インターネットなどを任意に行うことができるように構成されている。
相手に電話をする場合には、操作部9を用いて相手の電話番号を入力し、それを表示部4に一旦表示し、その状態で、発信操作を行うことにより、その電話番号が無線送受信部21を介して電話通信会社に送信され、相手が呼出される。相手がその呼出しに応答すれば、それが無線送受信部21で受信され、制御部33の制御の基で、相手との間で通話回路が形成される。したがって、この状態で、マイク23、レシーバ24を用いて相手と通話することができる。
また、相手から呼出があった場合には、それが無線送受信部21で受信され、制御部33の制御の基で、呼出信号出力部25に所定の呼出信号が出力され、それがスピーカ26、振動子27、光学報知器28などにそれぞれ印加される。したがって、それに応えて所定の操作、すなわち、閉じられた第1、第2の筐体1、2を互いに開放する、或いは、操作部9を用いて所定の操作をするなどをすると、それが制御部33で検知され、制御部33の制御の基で、マイク23、レシーバ24を用いて相手との間で通話することができるようになる。
また、電子メールの場合には、操作部9や表示部4を用いて任意に電子メールの文章を作成し、相手のメールアドレスを入力して無線送受信部21を介して電子メールプロバイダに送信することにより、電子メールプロバイダを介して、電子メールを相手に送信することができる。そして、相手からの電子メールは、無線送受信部21を介して受信し、任意に記憶し、表示部4に表示することができる。
インターネットの場合も、電子メールの場合と同様、操作部9や表示部4を用いて任意にインターネットアドレスを入力し、それをインターネットプロバイダに送信することにより、インターネットプロバイダから、必要な情報を無線送受信部21を介して受信し、任意に記憶し、表示部4に表示することができる。
ところで、本実施の形態における携帯端末装置は、以下説明するように、カメラ29で撮影した映像や、電子メール、インターネットなどで受信した映像を、任意に加工し、編集し、表示部4で表示できるように登録設定できるようにし、また、このように設定され、加工、編集された映像を電子メールなどを用いて他の携帯端末装置、その他の装置に送信することができるように構成されている。
以下、このことについて、詳細に説明する。
先ず、本実施の形態では、先に説明したように、カメラ29で撮影した映像(静止画、動画、いずれでも良い。)や、無線送受信部21を介して受信した映像(静止画、動画いずれでも良い。)にそれぞれ写真NO、タイトル、撮影日時、撮影場所などを付加して、図3に示すように、映像記憶部30に記憶可能なように構成されている。
すなわち、カメラ29で撮影した場合には、図示していないが、内蔵された時計によって、その撮影日時が自動的に付与され映像記憶部30に記憶される。また、無線送受信部21を介して受信した場合には、その映像に日時が付与されていれば、それがそのまま映像記憶部30に記憶され、また、付与されていない場合には、無線送受信部21を介して受信した日時が自動的に付与され、映像記憶部30に記憶されるように構成されている。そして、写真NOは、撮影した順序、或いは、付与された日時を基に、その付与された日時の順序に自動的に付与されても良いし、また、別途、撮影場所と共に、操作部9を用いて手動で入力し、付与しても良い。
要するに、これらの情報は、あくまでも、映像を加工したり、編集したりする場合に、どの写真を選択するかを決定するための参考情報として使用されるものであり、上記情報のほかに、被写体を特定するジャンル、氏名、動画、静止画の区分、その他、必要な情報を付加しても良い。
このように、複数の映像が記憶されている状態で、次に、その中から任意の写真を選択し、どのように加工、編集するかを設定する動作について詳細に説明する。
図4は、本実施の形態における携帯端末装置において、映像の加工、編集をどのように設定するか、その動作を示すフローチャートである。
操作部9を用いて、予め定めた操作を行い、所謂、思い出設定モード(仮に呼称するモードであり、別の名称であっても良い。)にすると、図4に示すように、写真選択画面が表示部4に表示される(S401)。
写真選択画面は、例えば、図5に示す通りであり、表示画面の中に、思い出設定モードであることを表わす「思い出設定」の表示と、写真選択を促す「写真選択」の表示と、選択する写真が単独のものであるか、合成するものであるかを表す「単独」、「合成」の表示と、選択された写真のナンバーを表す「写真NO:」の表示と、映像記憶部30に記憶された写真の一覧を表す一覧表示とを有している。ここで、表示画面に表示される写真の一覧表示は、表示画面の関係で、映像記憶部30に記憶された写真の一部であるが、操作部9の操作によって上下にスクロールし、全てのものを順に表示することができる。
このようにして、写真選択画面が表示部4に表示されると(S401)、ここで、加工、処理したい写真が単独のものであるか、合成するものであるかを選択する(S402)。加工、処理したい写真が単独のものであるか、合成するものであるかを選択する場合は、図5に示す写真選択画面で「単独」、「合成」のいずれか一方を選択操作すればよい。そして、「単独」、「合成」のいずれか一方を選択操作した後、加工、処理したい写真NOを選択する(S403)。写真NOの選択は、操作部9を用いて、表示画面の「写真NO:」の欄にカーソルを合せ、写真NOを直接、数字として入力しても良いが、一覧表示の中で希望する写真NOの欄にカーソルを合せ、決定キーを操作して入力しても良い。このようにして写真NOを選択し(S403)、決定操作を行うと、次に、表示画面が、加工処理方法、または、合成方法を選択する選択表示画面に切り替わる。
写真選択画面において、「合成」を選択していた場合(S404のY)には、合成方法選択画面が表示される(S405)。合成方法選択画面は、例えば、図6に示す通りであり、表示画面の中に、思い出設定モードであることを表わす「思い出設定」の表示と、合成方法の選択を促す「合成方法」の表示と、加工、処理したい写真が合成したいものであることを表す「合成写真」の表示と、選択された写真のナンバーを表示する「合成写真NO:」の表示と、合成方法の種類を表す一覧表示を有している。したがって、合成方法を選択する(S406)場合には、合成方法の種類を表す一覧表示を用いて、先に写真NOを選択したのと同じように、希望する合成方法の位置にカーソルを合せ、決定キーを操作することにより、希望する合成方法を容易に選択することができる。そして、希望する合成方法を選択し決定キーを操作すると、次に、加工処理方法を選択する加工処理方法選択画面が表示される(S407)。
写真選択画面において、「単独」を選択していた場合(S404のN)には、合成方法の選択は必要でないため、写真NOを選択し(S403)、決定キーを操作した段階で、加工処理選択画面が表示される(S407)。
加工処理方法選択表示画面は、例えば、図7に示す通りであり、表示画面の中に、思い出設定モードであることを表わす「思い出設定」の表示と、加工処理方法の選択を促す「加工処理方法」の表示と、加工、処理したい写真が単独のものであったか、合成したいものであったかを表す「単独」、「合成」の表示と、選択された写真NOを表示する「写真NO:」の表示と、加工処理方法の種類を表す一覧表示を有している。したがって、ここで、先に選択した「単独」、「合成」の区別と写真のナンバーをそれぞれ確認し、その上で、加工処理方法の種類を表す一覧表示の中から希望する加工処理方法を選択する(S408)。
加工処理方法の選択は、先に説明した写真NOの選択、合成方法の選択と同じように、希望する加工処理方法の位置にカーソルを合せ、決定キーを操作することにより、希望する加工処理方法を容易に選択することができる。
加工処理方法を選択すると(S408)、次に、制御部33が、表示時間を入力するための表示時間入力画面に切り替える(S409)。
表示時間入力画面は、例えば、図8に示す通りであり、表示画面の中に、思い出設定モードであることを表わす「思い出設定」の表示と、選択された写真のNOを表示する「写真NO:」の表示と、選択された加工処理方法を表す「加工処理方法:」の表示と、選択された加工処理を何秒で行うかという加工処理時間の入力を促す「加工処理時間:」の表示と、加工された映像を何秒表示するかという表示時間の入力を促す「表示時間:」の表示と、これらの時間の一覧を表示する表示とをそれぞれ有している。したがって、ここで、加工処理時間や表示時間をそれぞれ入力する(S410)。
なお、加工処理時間や表示時間には、それぞれメーカサイドで好ましいと思われる既定値が設定されており、これらが予め「加工処理時間:」「表示時間:」の欄にそれぞれ入力されている。したがって、既定値のままで良い場合は、そのまま決定キーを操作すればよく、既定値を変更したい場合にのみ、時間一覧から希望する時間を入力する、或いは、「加工処理時間:」「表示時間:」の欄に、それぞれ既定値以外の時間を任意に直接入力するという段階を踏み、その後、決定キーを操作する。
このようにして、処理時間、表示時間を入力し、決定キーを操作すれば(S410)、次に、表示画面が、これまでに入力した情報の一覧を表示する画面に切り替わる(S411)。入力した情報の一覧を表示する入力情報一覧表示画面は、例えば、図9の通りであり、入力した情報がすべて表示される。そして、同じ画面上で引き続いて次の写真を選択するかどうかの入力を促す表示が現れる。ここで、次の写真を選択したい旨の入力をすれば(S412のY)、最初に説明した写真選択場面に戻り(S401)、これまでに説明したのと同じ動作を繰り返す。次の写真を選択しない旨の入力をした場合(S412のN)には、入力情報一覧表示で表示された情報がすべて制御部33に登録され(S413)、一連の動作を終了する。
なお、登録された写真、加工方法などは、基本的に、入力された順に結合され表示されることになるが、この入力情報一覧表示画面において、表示する順序をそれぞれ登録することも可能である。すなわち、入力情報一覧表示画面には、表示順序を入力する欄が設けられており、この欄に表示順序を、例えば、「1」「2」「3」・・と入力すれば、それがそのまま登録されるように構成されている。そして、登録された写真でも、表示する必要がない場合には、表示順序を入力しない、或いは、「0」を入力するなどすることにより、表示されないように構成されている。
図10、図11は、それぞれ写真を加工処理した場合の動きを示すものであり、図10(A)は、単独の1枚の写真をズーム縮小加工した場合の例、(B)は同じく単独の1枚の写真を左右反転加工した場合の例、図11(A)は2枚の写真を重ね合わせ、前の写真が上下左右に移動するように加工した場合の例、(B)は、2枚の写真を斜めに接続し、それを上下反転するように加工した例を示している。
そして、図12は、これらの加工した写真をそれぞれ任意に接続し、予め定めた時間毎に切替え表示されるように編集した状態を示している。
次に、本実施の形態において、登録された写真を、登録された内容にしたがって表示する場合の動作について、説明する。
本実施の形態では、先ず、筐体1、2を開放し、思い出表示の操作を行ったときに、いつでも登録された写真が登録された順に表示部4に表示されるように構成されている。
図13は、その時の動作を示すフローチャートである。図13に示すように、筐体1、2を開放し(S1301)、操作部9を用いて思い出表示をするための操作を行うと(S1302)、その状態で、事前に思い出設定されているかどうかが判断される(S1303)。思い出設定がされていた場合(S1303のY)には、制御部33の制御の基で、設定登録された写真、すなわち、制御部33に登録され、表示順序が付された写真(映像)が、それぞれ設定された表示順序の順に映像記憶部30より読み出され(S1304)、設定された表示順序で映像加工処理部31、映像編集部32でそれぞれ合成、加工、処理され(S1305)、編集されて表示部4に表示される(S1306)。
そして、本実施の形態では、相手から着信があった場合、次のようにして、登録された写真(映像)が表示されるように構成されている。
図14は、相手から着信があった場合の思い出表示の動作を示すフローチャートである。
図14に示すように、相手から着信があると(S1401)、それが無線送受信部21によって受信され、制御部33の制御の基で、呼出信号出力部25に呼出信号が出力される。そして、呼出信号がスピーカ26、振動子27、光学報知器28にそれぞれ加えられ、これらがそれぞれ駆動し、着信を通知する(S1402)。ここで、図示していないが、制御部33で制御される電話帳部が設けられており、この電話帳部には、相手の電話番号や氏名などを登録することができるように構成されている。したがって、ここに相手の電話番号や氏名などを登録しておけば、制御部33の制御の基で、登録された電話帳部の内容に従って相手の氏名を読み出し(S1403)、サブ表示器に表示する(S1404)。
着信音を聴取したり、振動を感知したり、光学報知器の表示、サブ表示器に表示された氏名などを確認したりして、筐体1、2を開放すると(S1405のY)、その時点で、事前に思い出設定されているかどうかが制御部33で判断される(S1406)。
思い出設定されている場合(S1406のY)には、設定された映像が先と同じように設定された順に映像記憶部30より読み出され(S1407)、設定された順に映像加工処理部31で合成、加工処理され、映像編集部32で編集されて表示部4に表示される(S1408)。思い出設定されていない場合(S1406のN)には、相手の写真を表示するように設定されているかどうかが判断される(S1411)。相手の写真を表示するように設定されている場合(S1411のY)には、相手の写真を映像記憶部30より読み出し(S1412)、それを表示部4に表示する(S1408)。
そして、編集された映像が表示されたり、相手の映像が表示されたりし、或いは、相手の写真を表示するように設定されていない場合(S1411のN)には、相手の写真も表示されないで、その状態で回線が閉結され(S1409)、通話可能な状態(S1410)になる。
すなわち、本実施の形態によれば、相手から着信があった場合、予め設定した写真を予め設定した状態で表示部4に表示することができる。そして、どのように表示させるかは、映像記憶部30に記憶された写真を任意に選択し、任意に合成、加工、編集して表示させることができる。
なお、本実施の形態では、制御部33にどの写真をどのように合成、加工、編集するかを登録しておき、それを基に、映像記憶部30より制御部33に登録された映像を読み出し、映像加工処理部31で合成、加工処理し、映像編集部32で編集するようにしているが、制御部33のほかに、これらの情報を登録する登録部を設けても良いことは言うまでもないことである。そして、登録する情報として、どの写真をどのように合成、加工、編集するかという情報だけでなく、これらの情報に基づいて予め合成、加工、編集された映像を登録するようにしても良い。このようにすれば、制御部33や登録部の記憶容量を余計に必要とするが、合成、加工、編集された映像を表示する場合、制御部33、又は、登録部より単に読み出すだけで、表示することができるようになる。
また、本実施の形態では、どの写真をどのように合成、加工、編集するかという情報を1つだけ制御部33又は登録部に登録しているだけであるが、これらを複数登録し、表示する場合に、その状況、或いは、操作によって任意のものを表示するようにすることも可能である。例えば、相手から着信があった場合、その相手の電話番号情報を基に、それぞれその相手との思い出の写真を合成、加工、編集したものを表示部4に表示させるように構成したり、好きな花やペットなどをそれぞれ集めて、これらを任意に合成、加工、編集したりして表示することも可能である。すなわち、本実施の形態によれば、映像記憶部30に記憶された写真に、写真NOのみならず、撮影日時、撮影場所、その他の情報(撮影相手、ジャンルなど)も記憶可能なように構成されており、したがって、これらの情報を基に、好みの写真のみを選択し、合成、加工、編集の方法をそれぞれ任意に登録しておくことができ、任意のものを選択して表示することができる。
また、本実施の形態では、映像記憶部30に記憶され、合成、加工、編集される映像が写真であるとして説明しているが、これらの一部が動画であっても良いことは、言うまでもないことである。要するに、本実施の形態では、少なくとも、静止画をそのまま表示するのではなく、その静止画を一部合成、加工、編集することを特徴としている。
また、本実施の形態では、冒頭で説明したように、電話のみならず、電子メール、インターネットなども可能であり、合成、加工、編集された情報、映像も、それぞれ無線送受信部21を介して、電子メール、インターネットなどで相手に送信することが可能である。また、相手からの映像も無線送受信部21を介して受信し、制御部33、登録部、記憶部30などに記憶し、任意に出力して表示部4で表示することも可能である。
本発明は、カメラで撮影した映像、カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ任意に加工処理し、組合わせ接続し、編集してそれを表示することができ、例えば、どこかへ行ったときに撮影した複数の映像をそれぞれ任意に加工編集すれば、これによってその時の思い出をより思い出らしく表示部に表示することができる効果を有し、携帯端末装置等に有用である。
本発明の一実施の形態における携帯端末装置の正面図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置の概略構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において使用する映像記憶部の構成を示す概念図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、映像の加工、編集の設定を行うための動作を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、合成、加工する写真を選択する場合の表示例を示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、写真の合成方法を選択する場合の表示例を示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、写真の加工処理方法を選択する場合の表示例を示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、選択された写真の表示方法を選択する場合の表示例を示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、選択された写真、合成、加工、編集方法の一覧を表示する表示例を示す図 (A)本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、ある写真をズーム縮小するように加工した場合の動きを示す図、(B)同写真を左右反転するように加工処理した場合の動きを示す図 (A)本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、2つの写真を重なるように合成し、かつ、一部が移動するように加工処理した場合の動きを示す図、(B)2つの写真を斜めに接続して合成し、かつ、上下反転するように加工処理した場合の動きを示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、複数の画像を合成、加工、編集した状態を示す図 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、任意に加工、編集された映像を表示する場合の動作を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における携帯端末装置において、着信があった場合の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 第1の筐体
2 第2の筐体
3 ヒンジ部
4 表示部
5 レシーバ用透孔
6 ナビキー
7 機能キー
8 テンキー
9 操作部
10 マイク用透孔
21 無線送受信部
22 音声入出力部
23 マイク
24 レシーバ
25 呼出信号出力部
26 スピーカ
27 振動子
28 光学報知器
29 カメラ
30 映像記憶部
31 映像加工処理部
32 映像編集部
33 制御部

Claims (7)

  1. カメラで撮影した映像、相手より受信した映像をそれぞれ記憶する映像記憶手段と、前記映像記憶手段によって記憶された映像を任意に読み出し加工処理する映像加工処理手段と、前記映像加工処理手段によって加工処理された映像を含めて複数の映像を連続的に接続して編集する映像編集手段と、前記映像編集手段によって編集された映像を表示指示する表示指示手段と、前記表示指示手段によって前記編集された映像の表示が指示されたとき、前記編集された映像を表示する表示手段とを備えた携帯端末装置。
  2. 前記表示指示手段が、手入力で表示指示を行う操作部を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記表示指示手段が、筐体を開放したことを検出する検出手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記映像加工処理手段によって加工処理される内容が、カメラで撮影された映像を連続して動的に拡大、縮小、回転、反転、歪曲、合成、移動の少なくとも1つ、または、それ以上を行う加工処理であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯端末装置。
  5. 前記映像加工処理手段によって加工処理される映像や前記映像編集手段によって編集される映像、及び、これらの映像の表示順序、表示時間をそれぞれ任意に設定できる設定手段を更に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の携帯端末装置。
  6. 電子メール送信手段を更に備え、前記編集した映像を前記電子メール送信手段によって送信可能に構成した請求項1〜5のいずれか1項記載の携帯端末装置。
  7. 音声記憶手段を更に備え、前記記憶した音声を前記編集した映像と共に同時に視聴可能に構成した請求項1〜6のいずれか1項記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008061938A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Toshiba Corp 超音波プローブ、超音波診断装置及び超音波プローブ監視システム
JP2009169695A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Decomedia Co Ltd 動画像生成装置及びコンピュータプログラム
JP2022002393A (ja) * 2011-08-31 2022-01-06 辰巳電子工業株式会社 画像処理装置、画像データ提供装置、写真撮影遊戯装置、画像データ提供システム、画像表示方法、および画像表示プログラム

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