JP2005241615A - 汚れ判定具 - Google Patents

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JP2005241615A JP2004083510A JP2004083510A JP2005241615A JP 2005241615 A JP2005241615 A JP 2005241615A JP 2004083510 A JP2004083510 A JP 2004083510A JP 2004083510 A JP2004083510 A JP 2004083510A JP 2005241615 A JP2005241615 A JP 2005241615A
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Abstract

【課題】いつでも誰もが簡単に同一基準のもと、内装材表面の汚れを客観的に判定することが可能となる汚れ判定具並びにこれを発展させた汚れの管理方法を提供する。
【解決手段】片面に粘着材層を有するドーナツ型の透明フィルムと、円形プレート上の中心に位置する無色透明な円と周囲に等間隔で配列し、互いに明暗強弱の異なる複数色の透けた状態の円を一体に構成した汚れ判定プレートと、拡大鏡と組み合わせた汚れ判定具。
【選択図】図1

Description

本発明は、いつでも誰もが簡単に同一基準のもと内装材表面の汚れを客観的に判定することが可能となる汚れ判定具に関するものである。
病院やデパートなど不特定多数の人たちが訪れる施設などの床、壁、手すりなど内装材表面に付着あるいは浸透する汚れは跡を絶たない。
そこで、常に清潔かつ快適な施設環境を維持していくために、出来るだけ無駄を省いた効率的な清掃作業を実施することがオーナーまたは代理者から求められている。
清潔かつ快適な施設環境を効率的に維持管理するためには、まずは、日常清掃の方法、頻度、使用清掃用具、使用洗剤、施設外部の環境の変化、通行量および動線の変化など、汚れの原因や履歴を正確に見極める必要があり、そのためには、正しい清掃品質の判定基準が必要となる。
しかし、従来の清掃品質の判定基準は必ずしも品質評価ではなく、「清掃作業者を一定時間内に何人投入したか。」「何時間の清掃作業を行ったか。」「ワックス掛けは年何回実施したか。」など曖昧な方法が採用されてきた。
そこで、最近では、これらの曖昧さを減らすため、メンテナンス業界においても清掃品質評価の重要性が叫ばれはじめると共に、出来る限り客観的な評価、分析を可能とする汚れ判定方法の必要性が認識されつつあり、以下の4点を中心とした汚れを判定する方法が試されてきた。
第一は目視による判定方法であるが、目視による方法は最も一般的に行われており、汚れを目視により判定した後、例えばチェックリストなどにA、B、Cなど優越のランクづけをする方法である。
第二は光沢度計による判定方法であるが、任意の測定部位に測定器のレンズ部分を当て、光学的な光の反射によって測定する方法である。
第三は、色彩色差計による判定方法であるが、さまざまな物体の色彩と、基準色に対する色のずれを計測する方法である。
第四は、綿棒による拭き取り判定方法であるが、一般的に食中毒や院内感染など、微生物の環境測定に良く使われる方法であり、一定面積の測定部位を綿棒で拭き取った後、恒温器で培養する方法である。
しかしながら、これら4つの判定方法においては、各々次のような問題点のあることが判明した。
目視による判定は、個人差が大きく、判定するデータに差異が生じやすいという問題点があった。
同時に内装材表面の汚れは内装材自体の色相、明度、彩度に著しく影響を受けるため、目視で内装材表面を確認しただけでは本来の汚れを判定しづらいという問題点があることも判明した。
光沢度計による判定方法は、例えば床面上の任意の複数の測定点における光沢度を測定することを経時的に繰り返して行う判定方法だが、内装材表面の傷や凹凸に著しく影響を受けるため、例えば目視では、測定部位が綺麗にかつ、光沢があるように認識できたとしても、測定部位に傷や凹凸が多い場合には、測定値は低く表示されるなど、必ずしも汚れを判定するという目的にはそぐわないという問題点があることが判明した。
色彩色差計による判定は、汚れ色だけを測定することは困難であり、必ず測定カ所の内装材表面の色相、明度、彩度も合わさった測定値となる。
そのため、異なる色相、明度、彩度を有する内装材間での測定値の比較は困難であり、汎用性に欠けるといった問題点が判明した。
また、測定機器は高価であるため、普及しづらいという問題点があることも判明した。
綿棒による拭き取り判定は、一般的に食中毒や院内感染など、微生物の環境測定に良く使われる方法であるが、これを汚れの判定に用いると、汚れの回収量にばらつきが生じ、正確な汚れ判定はしづらいという問題点が判明した。
また、従来は、各メンテナンス業者が各々独自の判定基準に基づいて清掃方法や頻度などを立案した後、オーナーあるいは代理者が曖昧な要素を残したまま、承認していることが多く見受けられた。
これはオーナーあるいは代理者が独自の判断で決定を下すだけの知識や情報を得ることが少なかったことと、互いにデータを共有するための基準や方法も不明確であることが大きな理由であることも判明した。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものであり、メンテナンス業者に代表される専門家のみならずオーナーあるいは代理者も同一基準のもと、いつでも簡単に内装材表面の汚れを客観的に判定することが可能となる汚れ判定具並びにこれを発展させた汚れの管理方法の提供をその目的とする。
片面に粘着材層を有するドーナツ型の透明フィルムと、円形プレート上の中心に位置する無色透明な円と周囲に等間隔で配列し、互いに明暗強弱の異なる複数色の透けた状態の円を一体に構成した汚れ判定プレートと、拡大鏡と組み合わせた汚れ判定具。
以上のように、本発明の汚れ判定具並びにこれを発展させた汚れの管理方法によれば、メンテナンス業者のみならずオーナーまたは代理者も同一基準のもと、いつでも簡単に内装材表面の汚れを客観的に判定することが可能となり、かつ測定データおよび関連情報を共有することで、各自が納得した上での費用的な効率性の検討や清掃品質の予測シミュレーションが可能となる。
すなわち、従来、一律に行われてきた清掃方法に、メリハリをつけ、汚染状況に適応した作業方法、作業頻度が計画できることにも繋がる。
例えば、汚染度が異なる部位およびエリアに、同じ作業頻度、同じ用具、同じ種類や濃度の洗剤を使うといった不合理、時間と費用の無駄使いが是正される。
結果、効率の良い費用投入により、清潔かつ快適な施設環境が実現する。
さらに、清掃に対する知識や情報が不足しているオーナーまたは代理者であっても、経時的な判定データが記載された清掃作業診断書の一部または全部を電子メールでメンテナンス業者に代表される専門家に送信することにより、遠隔地にいながらにして、速やかに適切な現状分析および改善方法などの助言や指示を受けることが可能となり、さらに効率的かつ効果的に清潔で快適な施設環境の実現へと導くことができるようになる。同時に経時的に判定した履歴データを比較、検討することで、今後の汚れ方の傾向を予測することができるようになる。
しかし、遠隔地にいながらにして、速やかに必要な清掃情報を送受信するのは、何もオーナーまたは代理者とメンテナンス業者に代表される専門家との間に限ったことではない。
例えば、メンテナンス業者の本部やメンテナンスに係わる協会などが、点在する各清掃現場から、本発明により得られた情報を一括管理することで、各現場の担当者がいつでも本部や協会のデータベースから自由に清掃情報や関連情報を取り出すことができることにより、統一した判定基準にもとづいた効率的な清掃管理および清掃作業が実現できるようになる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
片面に粘着材層を有するドーナツ型の透明フィルムと、円形プレート上の中心に位置する無色透明な円と周囲に等間隔で配列し、互いに明暗強弱の異なる複数色の透けた状態の円を一体に構成した汚れ判定プレートと、拡大鏡と組み合わせた汚れ判定具であって、図1は、本発明の一部である透明フィルムを任意に選択した内装材表面の比較部位1から剥がした直後、比較部位1および測定部位2に汚れ判定プレート3および拡大鏡4を重ね、汚れ色の明暗強弱を比較、選択している図である。
図2は、本発明の汚れ判定具の一部である片面に粘着剤層を有するドーナツ型の透明フィルムを示している。
図2のドーナツ型の透明フィルム(以下、単に「透明フィルム」という)は、厚さ50.0から100.0マイクロメートルのペット素材で構成されており、半径2.5以上5.0センチメートル以下の円5の中心6を半径0.7以上1.5センチメートル以下の円7でくりぬいたドーナツ型の形状をしている。
ペット素材を採用した理由は、耐滑り性、耐汚染性、ワックスとの密着性、環境に対する特性などを総合的に判断した結果である。
また、円5の半径を2.5以上5.0センチメートル以下とした理由は、あまり大きくなりすぎると、内装材表面に貼った時に見た目上での違和感が生じ、あまり小さいと判定が困難となるためである。
図3は図2に示す透明フィルムの断面図であるが、透明フィルムの表層には、外部からのさらなる汚れや傷を防ぐ目的で、厚さ5.0〜15.0マイクロメートルのワックス8がコーティングされており、透明フィルムの裏層には、比較部位の材質により異なる、厚さ15.0から30.0マイクロメートルの粘着剤層9を有するが、いずれの粘着剤も 故意に比較部位から剥離しないかぎり、通常の歩行や接触などでは簡単に剥離されることなく、かつ剥離後の比較部位に糊残りのない粘着剤を使用する。
また、粘着剤層9の上層には剥離紙または剥離フィルム10が貼りつけてある。
粘着剤層を保護する剥離紙および剥離フィルム10には、図4の通り、少なくとも一つ以上の切れ込み11を入れることで、測定部位への貼り付け時に、剥離紙および剥離フィルム10を粘着剤層9からはがしやすい形状としている。
図5は、本発明の汚れ判定具の一つである、汚れ判定プレートを示している。アクリル、塩化ビニールなどのプラスチックや厚紙などの素材で形成される円形板状の中心部に空洞な円12を有するが、図2の透明フィルムの中心点6と汚れ判定プレートの中心点13とが一致する状態で重ねた時に、汚れ判定プレートの中心に位置する空洞な円12が図2の透明フィルムの中心に位置する空洞な円7のスペース内に収まり、かつ図2の透明フィルムの空洞な円7の半径よりも少なくとも2.0ミリメートル以上小さい。また、汚れ判定プレートの中心に位置する空洞な円12の中心から等距離の外周に、空洞な中心円12と同じ大きさの空洞な9つの円12aから12iが配列されている。
外周上に位置する9つの空洞な円12aから12iは、各々等間隔に配列されており、かつ各々と隣り合う円は接することなく、少なくとも互いに2.0ミリメートル以上の隙間をあけ配列されていると共に、図2の透明フィルムの中心点6と汚れ判定プレートの中心点13とが一致する状態で重ねた時に周囲に配列する全ての円12aから12iが図2の透明フィル厶のドーナツ状のフィルム5内からはみ出すことなく収まるものとする。空洞な図形に円を採用した理由は、円であれば、どの方向から確認しても平等な判定が速やかにできるという利点があるためである。仮に他の形にした場合、中心に位置する空洞な図形と外周に位置する空洞な図形の向きは必ずしも一致しないため、測定しづらくなる。
汚れ判定プレートの、空洞な円12および円12aから12iを除く表面14は、低明度の無彩色で着色されているが、この理由は色のセパレーション効果、すなわち隣り合う円に表示される色同士の影響を受けづらくすること、および色の明度対比、すなわち周囲の色の明度を低くすることで円に印刷着色された色がより明るく認識できるようになり、判定がしやすくなるためである。
図5に示される汚れ判定プレートの空洞な中心円12および外周に位置する9つの空洞な円12a〜12iは、図6の通り、全て同一の素材および厚さの透明フィルム15で覆われている。透明フィルム15に使用する素材および厚さは、図2の透明フィルムと必ずしも同じである必要はない。
図5の汚れ判定プレート上の外周に位置する空洞な円12aから12iの上に被せる透明フィルム15には、異なる9種類の有彩色の色相に対する明度、彩度の組み合わせ色、または異なる複数の明度をもつ無彩色が透けた状態で印刷着色される。
異なる複数の有彩色の明度・彩度の組み合わせ色は、原則として高明度と高彩度15a、高明度と中彩度15b、高明度と低彩度15c、中明度と高彩度15d、中明度と中彩度15e、中明度と低彩度15f、低明度と高彩度15g、低明度と中彩度15h、低明度と低彩度15iの9種類とする。
無彩色については、彩度が存在しないため、異なる9種類の明度を透けた状態で印刷着色する。
汚れ色の色相については、例えば硬質床材表面における汚れの大半が、マンセル表色系の5YR、7.5YR、10YR、2.5Yおよび無彩色Nに集中することが実験により明らかになった。
しかし、色相については、施設が存在する地域の環境など様々な条件によっても異なるため、正確に一致させることは困難である。
そのため、前述した通り、本発明では明度・彩度の組み合わせ色、すなわち色の明暗強弱の違いにより判定するものとした。
とはいっても一般的な目視による色の認識は、測定する色相と色見本の色相が近い色の方が認識しやすいため、本発明では、例えば、硬質床、壁など測定部位の内装材の種別に応じて、数種類の色相を有する汚れ判定プレートを準備し、適宜使い分けながら、判定していくものとする。
図7は、本発明の汚れ判定具セットの一つである、レンズ部16と台座17とで構成されている倍率2.0以上5.0以下の拡大鏡を示している。
図5の汚れ判定プレート上の空洞な円12および円12aから12iの大きさは、大きいほど判定がしやすくなるが、必要以上に大きくすると、それに伴い、図2の透明フィルムも大きくなり、内装材表面の比較部位への貼着時に見た目上での違和感が生ずる。
そのため、拡大鏡を通して色の判定を行うことで、図2の透明フィルムが、よりコンパクトサイズに抑えられるという利点がある。
図8〜図14は、本発明に係わる汚れ判定具のそれぞれの実施例を時経列順に示しており、以下、これについて説明する。
図8は、内装材表面に位置する比較部位1および測定部位2を示しているが、まずは、測定する内装材表面の任意の少なくとも一つ以上の比較部位1を選択する。この比較部位1はドーナツ型をしており、このドーナツ型の比較部位1に隣接する内側の円部分の一部が測定部位2となる。
測定部位2を含んだ比較部位1を清掃、あるいは清掃後ワックス掛けするなどし、両者の初期条件を同じにする。
この条件を同じにすることで、今後の比較部位1と測定部位2に表示される色の明暗強弱の差を確認していくことが可能となる。
尚、床面であれば、測定部位1を含む施設の一部または全部のワックス掛け直後に判定を行うと判定効率は高まることも付け加えておく。
図9は、比較部位1に対し、図2の透明フィルムを貼着している図だが、比較部位1と測定部位2の初期条件を同一に設定した後、比較部位1に図2の透明フィルムを貼着しておくことで、比較部位1を外部からのさらなる汚れや傷から守る効果をもたらす。
図10に示されるように、比較部位1から図2の透明フィルムを剥離した直後に、図11に表示される通り、図2の透明フィル厶の中心点6と図5の汚れ判定プレートの中心点13とが一致する状態で重ねた時に、比較部位1には図6の汚れ判定プレート上の異なる複数色で印刷着色された透明フィルムで覆われている円15aから15iの全てを、比較部位1の内側に隣接する測定部位2には図6の汚れ判定プレートの中心に位置する無色透明なフィルムで覆われている円15を各々重ね合わせる。
図12は、図6の汚れ判定プレートが完全に覆われるよう、上から図7の拡大鏡を被せた図となるが、図6に示される汚れ判定プレートの空洞な円15および15aから15iに表示される色を拡大鏡で拡大後、認識することで判定効率および精度が高まるという効果をもたらす。
図13は、内装材表面の比較部位1および測定部位2の上から、図6の汚れ判定プレートと図7の拡大鏡とを重ね判定している図であるが、図6の汚れ判定プレート上の透明なフィルムで覆われている中心円15と測定部位2の当該初期条件時の色および汚れ色とが重なって表示される色18と、図6の汚れ判定プレート上の異なる複数色で印刷着色された透明フィルムで覆われている円15aから15iと比較部位1の当該初期条件時の色とが重なって表示される色18aから18iとを全て同時に対比させ、色18が色18aから18iの中のどの色の明暗強弱と一致するか、あるいはどの色の明暗強弱に最も近いかを目視判定する。
図14は、本発明の汚れ判定具を用いた判定で得られた汚れ色データおよび関連情報などが記載された清掃作業診断書であるが、左上19に適在適掃カルテと、タイトルが表示され、19の直下には施設名・フロア名が記入できる空欄20、右上には判定日が記入できる空欄21、21の直下には判定者名が記入できる空欄22があり、22の直下には記入者名を記載する空欄23ある。
中央には施設平面図および立面図24が記載され、汚れ判定具セットを用いた判定結果で得られた色情報と同色の星形チップ25が各測定部位へ表示されている。
星形チップ25の直下26には10YR 6/1や2.5Y 8.5/1.5などと記載されているが、これはマンセル表色系による色表現を採用した。さらに、各チップに対しては、施設環境や清掃作業に係わる内容の変化27、例えば「先月中旬より施設周辺で道路の拡張工事がスタートしたため、施設内への土砂の侵入が増加している。」やメンテナンス業者などの専門家による助言や指示28、例えば「正面出入口付近の清掃を今月1日から従来の1日2回から3回に増やした。
逆に事務所の清掃は1日1回から2日に1回に減らした。」などが記載されている。
図14に示された清掃作業診断書の一部または全部を電子メールに添付して送受信することで、専門的知識や情報に欠けているオーナーあるいは代理者であっても、メンテナンス業者など専門家の適切な助言や指示を速やかに受けることが出来るようになり、費用的にも無駄のない、清掃作業方法や汚れから内装材を守る具体的な対策および行動に移すことが可能となる。
過去の履歴を時経列で比較できることは大いなる利点である。
メンテナンス業者を代表する専門家であっても、汚れの履歴がわからないと適切な判断を下すことは困難である。
例えば、床用ワックス一つ取ってみても、メーカーごとに様々な種類が発売されており、密着性など各々の相性も異なる。また、通行頻度や施設の使い方、動線など各種条件の変化や日常の清掃作業の頻度、タイミングおよび方法なども汚れに大きく影響するが、従来はこれらの情報が履歴として残っていないことが多く、たとえ専門家といえども、正しい判断は困難であった。
本発明は、これらを是正することを目的として考えられたものである。
以上、本発明の一般的な実施例について記載したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
たとえば、本実施例図5の汚れ判定プレートでは、9つの空洞な円12aから12iを円周上に配列するものとしたが、さらに判定の精度を高めるために、明度・彩度の組み合わせをさらに細分化し色数を増やす場合、逆に簡素化するため、色数を減らす場合もある。
また、図5の汚れ判定プレートおよび図2の透明フィルムの大きさも、この他のサイズは判定できないわけではなく、総合的に判断した場合の最適値を実例として示したことは言うまでもない。
測定部位、汚れ判定プレートおよび拡大鏡を重ね合わせている図面 ドーナツ型の透明フィルムを示す図面 ドーナツ型の透明フィルムの断面を示す図面 ドーナツ型の透明フィルムの剥離紙または剥離フィルムを示す図面 汚れ判定プレートを示す図面 汚れ判定プレートを示す図面 拡大鏡を示す図面 内装材表面の測定部位および比較部位を示す図面 測定部位にドーナツ型の透明フィルムを貼りつけている図面 測定部位からドーナツ型の透明フィルムを剥がしている図面 測定部位に汚れ判定プレートを重ね合わせている図面 測定部位、汚れ判定プレートおよび拡大鏡を重ね合わせている図面 測定部位、汚れ判定プレートおよび拡大鏡を重ね合わせている図面 汚れ判定プレートの透けた状態の円から色判定をしている図面 清掃作業仕様書を示す図面
符号の説明
1 内装材表面の比較部位
2 内装材表面の測定部位
3 汚れ判定プレート
4 拡大鏡
5 透明フィルムの外円
6 汚れ判定プレートの中心点
7 透明フィルムの空洞な内円
8 ワックス
9 粘着剤
10 剥離紙または剥離フィルム
11 切れ込み線
12 汚れ判定プレート上の空洞な中心円
12a〜12i汚れ判定プレート上の空洞な外周円
13 透明フィルムの中心点
14 汚れ判定プレートの表面
15 無色透明フィルム
15a〜15i印刷着色された透明フィルム
16 レンズ
17 台座
18 汚れ判定プレートの中心円から認識できる色
18a〜18i汚れ判定プレートの外周円から認識できる色
19 適在適掃カルテのタイトル文字
20 施設名・フロア名の記入欄
21 判定日の記入欄
22 判定者名の記入欄
23 記入者名の記入欄
24 施設平面図または立面図
25 星形色チップ
26 色名
27 施設環境や清掃作業に係わる内容の変化
28 専門家による助言や指示

Claims (1)

  1. 片面に粘着材層を有するドーナツ型の透明フィルムと、円形プレート上の中心に位置する無色透明な円と周囲に等間隔で配列し、互いに明暗強弱の異なる複数色の透けた状態の円を一体に構成した汚れ判定プレートと、拡大鏡と組み合わせた汚れ判定具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009014090A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Daikin Industries, Ltd. 検査用シート
JP6071095B1 (ja) * 2016-06-28 2017-02-01 一夫 有▲吉▼ 健康保持上の塩分制限摂取量確認器

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