JP2005241438A - タイヤ状態検出装置、タイヤ状態監視システムおよびタイヤ状態検出装置のタイヤホイールへの取り付け方法。 - Google Patents

タイヤ状態検出装置、タイヤ状態監視システムおよびタイヤ状態検出装置のタイヤホイールへの取り付け方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来よりも、送信部から送信された電波のタイヤおよびホイールによる減衰を抑制することができるタイヤ状態検出装置1、タイヤ状態監視システムおよびタイヤ状態検出装置1のホイールへの取り付け方法を提供する。
【解決手段】 タイヤ状態検出装置1の構成を、リム12に設けられた穴13に挿入される挿入部5およびケース本体4を有するケース3と、ケース本体4に収納されたセンサおよび送信部2とを備える構成とする。
そして、このタイヤ状態検出装置1が、ケース本体4がリム12の内側、すなわち、リム12のタイヤ14の気室15側と反対側に配置されるように、リム12の内側から、ケース3の挿入部5をリム12の穴13に挿入することで、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、タイヤ状態検出装置、タイヤ状態監視システムおよびタイヤ状態検出装置のタイヤホイールへの取り付け方法に関する。
図8に、タイヤ状態監視システムの一例を示す。従来より、各タイヤホイール10に設けられたセンサおよび送信部2を有するタイヤ状態検出装置1と、車両に設けられた受信アンテナおよび受信機21と、車室内に設けられたメータ22とを備えるタイヤ状態監視システムがある。
このようなタイヤ状態監視システムでは、センサおよび送信部2からタイヤ内の空気圧、温度等の各タイヤの状態が電波で送信され、その電波が受信アンテナを通して受信機21により受信され、受信機21の制御回路でデータ処理が行われることで、メータ22に各タイヤの状態が表示される。(例えば、特許文献1参照)。
タイヤ状態検出装置1としては、バルブ一体型のタイプや金属ベルトでホイールに固定されるタイプ等が市販されている。図9(a)、(b)、図10、に、これらのタイヤ状態検出装置1を示す。
バルブ一体型のタイヤ状態検出装置1は、図9(a)に示すように、バルブ23に設けられたケース24内にセンサおよび送信部2やバッテリ25が収納されている。そして、図9(b)に示すように、センサおよび送信部2が収納されたケース24が、ホイール10のリム12とタイヤ14との間の空気が存在する領域内、すなわち、気室15内に配置された状態で、リム12のバルブ穴に取り付けられる。
また、金属ベルトで固定されるタイヤ状態検出装置1は、図10に示すように、金属ベルト31に固定されたケース32内にセンサおよび送信部2が収納されている。そして、センサおよび送信部が収納されたケース32が、リム12の外周、すなわち、リムの気室15側の面12bに金属ベルト31により固定される。
特開2002−257661号公報
上記した2つの構造のタイヤ状態検出装置1は、送信部2がともに気室15内に配置されている。このため、上記した2つの構造のタイヤ状態検出装置では、送信部2から送信された電波が、タイヤやホイールを透過する際に、減衰してしまうという問題がある。
ここで、ホイール14は、一般に、アルミニウムやスチール等の金属により構成されている。また、ラジアルタイヤは、一般に、全体の構造を支えるポリエステル等のボディプライと、トレッド面に配置されるスチールプライとを有している。しかし、タイヤの種類によっては、トレッド面だけでなくサイド面までスチールプライで構成されているものがある。
このようにトレッド面だけでなくサイド面までスチールプライで構成されている場合のように、タイヤ14の構造体の全体に金属が用いられている場合、電波は金属を透過しにくいため、上記した問題が、特に、顕著となる。また、タイヤ14の種類によって、タイヤ14に用いられる金属の量等が異なる。このため、タイヤ14の種類によって、送信部から送信された電波の減衰の程度にばらつきが生じ、受信機で受信する電波のレベルにばらつきが生じてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、従来よりも、送信部から送信された電波のタイヤおよびホイールによる減衰を抑制することができるタイヤ状態検出装置、タイヤ状態監視システムおよびタイヤ状態検出装置のホイールへの取り付け方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ホイール(10)のリム(12)に設けられたタイヤバルブ(23)の通気穴と異なる穴(13)に挿入される挿入部(5)と本体部(4)とを有するケース(3)に、タイヤ(14)の状態を検出する検出手段(2、2b)と、検出手段(2、2b)よる検出結果を電波で送信する送信手段(2、2a)とが収納されたタイヤ状態検出装置(1)を用意する。
そして、送信手段(2、2a)が本体部(4)に収納された状態で、かつ、本体部(4)がリム(12)よりもリム(12)の気室(15)側と反対側の位置に配置されるように、リム(12)の気室(15)側と反対側の位置から、挿入部(5)をリムの穴(13)に挿入することで、タイヤ状態検出装置(1)をリム(12)に取り付けることを特徴としている。
本発明では、送信手段をタイヤとホイールとの間ではなく、その外側に位置するように、タイヤ状態検出装置をホイールに取り付けるようにしている。これにより、送信手段から送信された電波を、タイヤやホイールを透過させることなく、車両に設けられた受信機に到達させることができる。
したがって、本発明によれば、従来と比較して、送信部から送信された電波のタイヤおよびホイールによる減衰を抑制することができる。
また、請求項2に示すように、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、ケース(3)を見たときに、本体部(4)は、挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有しており、このはみ出し部(4a)をリム(12)の気室側と反対側の面(12a)に接触させた状態で、タイヤ状態検出装置(1)をリム(12)に取り付けることができる。
このようにしてタイヤ状態検出装置をリムに取り付けることで、車両の走行時に、タイヤ状態検出装置に対して、タイヤの回転による遠心力がかかったときに、はみ出し部をリムの気室側と反対側の面に引っかけた状態とすることができる。このため、本発明によれば、タイヤ状態検出装置が、タイヤの回転による遠心力によってリムから外れないようにすることができる。
また、請求項3に示すように、挿入部(5)の先端に、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)が設けられているタイヤ状態検出装置(1)を用いて、挿入部(5)をリムの穴(13)に挿入したときに、突出部(5a、5d)を、リムの穴(13)の周囲であって、リムの気室側の面(12b)に接触させた状態で、タイヤ状態検出装置(1)をリム(12)に取り付けることができる。
このようにして、タイヤ状態検出装置をリムに取り付けることで、タイヤ状態検出装置が、タイヤの内圧によってリムから外れないようにすることができる。
また、請求項4に示すように、挿入部(5)の表面にねじ溝(5e)が設けられているタイヤ状態検出装置(1)を用い、挿入部(5)をリムの穴(13)にねじ込むことで、タイヤ状態検出装置(1)をリム(12)に取り付けることもできる。
このようにして、タイヤ状態検出装置をリムに取り付けることでも、タイヤ状態検出装置が、タイヤの内圧によってリムから外れないようにすることができる。
請求項5に記載の発明では、リムの穴(13)に挿入される挿入部(5)と、リム(12)に対して気室(15)側の反対側に配置される本体部(4)とを有するケース(3)と、ケース(3)に収納され、リム(12)の穴(13)からタイヤ状態を検出する検出手段(2、2b)と、ケース(3)の本体部(4)に収納され、検出手段(2、2b)による検出結果を電波により送信する送信手段(2、2a)とを備えることを特徴としている。
本発明のタイヤ状態検出装置は、例えば、請求項1に記載の発明に用いられるものである。
請求項5にタイヤ状態検出装置において、請求項6に示すように、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、ケース(3)を見たときに、本体部(4)は、挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有する形状とすることができる。
請求項6のタイヤ状態検出装置は、例えば、請求項2に記載の発明に用いられるものである。
また、請求項7に示すように、挿入部(5)の形状を、先端に、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)を有する形状とすることもできる。
また、請求項8に示すように、挿入部(5)の表面にねじ溝(5e)を設けることもできる。
請求項9に記載の発明では、検出手段(2、2b)および送信手段(2、2a)は、ホイール(10)のリム(12)に設けられたタイヤバルブ(23)の通気穴と異なる穴(13)に挿入される挿入部(5)を有するケース(3)に収納されており、
送信手段(2、2a)がリム(12)に対して気室(15)側の反対側に配置された状態で、リム(12)に対して気室(15)側の反対側から、挿入部(5)がリムの穴(13)に挿入されて、ケース(3)がリム(12)に取り付けられていることを特徴としている。
本発明のタイヤ状態監視システムでは、送信手段がタイヤとホイールとの間ではなく、その外側に位置しているため、送信手段から送信された電波を、タイヤやホイールを透過させることなく、車両に設けられた受信機に到達させることができる。
したがって、本発明によれば、従来と比較して、送信部から送信された電波のタイヤおよびホイールによる減衰を抑制することができる。
例えば、ケースの形状としては、請求項10に示すように、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、ケース(3)を見たときに、ケース(3)は、挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有する形状とすることができる。そして、はみ出し部(4a)がリムの気室側と反対側の面(12a)に接触した状態で、ケース(3)をリム(12)に取り付けることができる。
これにより、車両の走行時では、タイヤの回転により発生する遠心力によって、ケースの突出部をリムに押しつけた状態で、タイヤ状態検出装置をホイールに固定することができる。したがって、本発明によれば、挿入部の構造を、タイヤの内圧によってリムから外れない程度の簡易な構造とすることができる。
また、請求項11に示すように、挿入部(5)の形状を、先端に、挿入部(5)のリムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)を有する形状とすることができる。そして、挿入部(5)の突出部(5a、5d)が、リムの穴(13)の周囲であって、リムの気室側の面(12b)に接触した状態で、ケース(3)をリム(12)に取り付けることができる。
また、請求項12に示すように、挿入部(5)の表面とリムの穴(13)を構成する面との両方に、互いに対応するねじ溝(5e)を設け、挿入部(5)をリムの穴(13)にねじ込むことで、ケース(3)をリム(12)に取り付けることもできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本実施形態のタイヤ状態監視システムは、上記背景技術の欄で説明したタイヤ状態検出装置1と、タイヤ状態検出装置1の構造およびホイールへの取り付け方法が異なるものである。したがって、以下では、タイヤ状態検出装置1の構造およびホイールへの取り付け方法についてのみ説明する。
図1(a)、(b)、(c)に、本発明の第1実施形態におけるタイヤ状態検出装置1を示す。図1(a)は、タイヤ状態検出装置1の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)中のタイヤ状態検出装置1を矢印A方向から見たときの図であり、図1(c)は、図1(b)中のタイヤ状態検出装置1のB−B’線断面図である。また、図2に、図1のタイヤ状態検出装置1をタイヤホイールに取り付けたときの状態を示す。図2に示すように、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、ホイール10の内側に取り付けられるものである。
図1に示すように、タイヤ状態検出装置1は、センサおよび送信部2と、これらを収納するケース3とを有する構成となっている。タイヤ状態検出装置1がホイール10に取り付けられた場合、図1(a)、(c)中上側が、タイヤ14側となり、図下側がタイヤの回転軸側となる。
センサおよび送信部2のうち、センサ2bは、タイヤ内の空気圧や温度等のタイヤ状態を測定するものである。センサ2bには、一般的な空気圧センサ、温度センサ等が用いられる。このセンサ2bが本発明の検出手段に相当する。また、送信部2aは、図示しないアンテナを有しており、センサ2bの測定結果を電波で送信するものである。この送信部2aが本発明の送信手段に相当する。
ケース3は、ケース本体4と挿入部5を有している。このケース本体4および挿入部5が、それぞれ、本発明の本体部および挿入部に相当する。ケース本体4には、センサおよび送信部2が収納されている。挿入部5は、ケース3のうち、リム12に設けられたタイヤバルブの通気穴とは異なる穴13に挿入される部位である。ケース本体4はABS、PBT等の樹脂により構成され、挿入部5は例えばゴム弾性を有するエラストマにより構成されている。
ケース本体4は、図1に示すように、円形状の上面4aと、同じく円形状であって、上面よりも直径が小さな底面4bと、上面4aと底面4bとを繋ぐ側面4cとを有している。言い換えると、図1に示すケース本体4は、円錐を底面と平行な面で切断し、切断されたもののうち、底面側の部分(円錐台)を上下逆さにした形状となっている。
また、ケース本体4における上面4aの外周は、後述する挿入部5の円筒形状部5bの外周よりも直径が大きくなっている。すなわち、ケース本体4の上面4aは、図1(a)中の矢印Aの方向からケース3を見ると、図1(b)に示すように、挿入部5の円筒形状部5bと同じ大きさでなく、円筒形状部5bからはみ出した形状となっている。このケース本体4の上面4aが本発明のはみ出し部に相当する。
さらに言い換えると、ケース本体4の上面4aは、リム12の穴13よりも広く、ケース本体4はリム12の穴13の直径よりも太い形状となっている。このため、挿入部5をリム12の穴13に挿入した場合、ケース本体4がその穴13を通過することなく、上面4aがリム12に当たるようになっている。
そして、ケース本体4の上面4aは、リム12の内側の面12aであって、リム12に設けられた穴13の周辺領域と同様に、平坦な面となっている。
挿入部5は、ケース本体4の上面4aの中央部に設けられている。挿入部5は、ケース本体4の上面4aから上面4aに対して垂直方向に突出した形状となっている。挿入部5は、円筒形状である円筒形状部5bと、図1(a)、(c)に示すように、先端側、すなわち、図中上側に形成された鍔形状である鍔形状部5aとを有している。
挿入部5の円筒形状部5bは、外周の直径が、図2に示すように、ホイール10に設けられているバルブ穴とは異なる円形状の穴13の直径と同程度の大きさあるいは若干大きめとなっている。そして、円筒形状部5bの高さhは、リム12の厚さとほぼ同程度の大きさとなっている。
また、円筒形状部5bは、図1(a)、(b)に示すように、中心に穴6が形成されている。この穴6はケース本体4に到達する深さである。図2に示すように、タイヤ状態検出装置1がホイール10に取り付けられている場合、この穴からケース本体4内のセンサ2bが、センサ2b自体に記憶されている圧力値を基準として、タイヤ14の気室15内の圧力値等を測定することができるようになっている。
一方、挿入部5の鍔形状部5aは、図1(b)に示すように、円筒形状部5bよりも外周の直径が大きく、図1(a)、(c)に示すように、円筒形状部5bから径方向に突出した形状となっている。このため、この挿入部5がリム12の穴13に挿入された場合では、挿入部5の挿入方向と反対側の方向に引っ張る応力がかかったときに、挿入部5の鍔形状部5aが、リム12の気室15側の面12bに引っ掛るようになっている。
なお、図示しないが、ケース3のケース本体4には、センサおよび送信部2に電力を供給するための電池も収納されている。
このような構造のタイヤ状態検出装置1では、図1(a)中の矢印Bの方向で、図2に示すように、挿入部5が、リム12よりも内側の位置からリム12に設けられた穴13に挿入される。ここで、リム12よりも内側の位置とは、リム12よりもホイール10のディスク11側の位置のことである。言い換えると、リム12よりも内側の位置とは、リム12よりも、リム12の気室15側と反対側の位置のことである。
このとき、挿入部5の鍔形状部5aは、リム12の穴13よりも外周の直径が大きいが、ゴム弾性を有するエラストマにより構成されているので、変形が可能であり、この鍔形状部5aの変形を利用して、挿入部5がリム12の穴13にはめ込まれる。
挿入部5がリム12の穴13に挿入された場合、挿入部5の鍔形状部5aは、図1(a)中の矢印Bで示される挿入方向に対して垂直な方向に、円筒形状部5bから突出しているため、リム12の気室15側の面12bであって、穴13の周辺領域に接触した状態となる。また、ケース本体4の上面4aは、リム12の穴13よりも大きいため、リム12の内側の面12aであって、穴13の周辺領域に接した状態となる。
このようにして、ケース本体4がリム12よりも内側の位置に配置された状態で、タイヤ状態検出装置1がリム12に固定される。
なお、必要に応じて、リム12とケース3との接触部に、液体シール材や両面テープ、ゴム、エラストマ等の弾性材料のシール材を配置しても良い。これにより、タイヤ14内部の密閉性を高めることができる。
また、上記した構造のタイヤ状態検出装置1は、例えば、次のようにして製造される。樹脂成形されたケース3と、センサおよび送信部2とを用意する。センサおよび送信部2としては、一般的な方法により、製造されたものを用いることができる。ケース3の製造方法としては、例えば、ABSとエラストマとを用いた2色成形法を採用することができる。すなわち、ABSでケース本体4を成形し、続いて、エラストマで挿入部5を成形することで、ケース3を一体成形する。なお、ケース3は、複数の部品の状態で形成され、これらの部品を重ね合わせることで、図1に示す形状となるものである。
そして、部品の状態であるケース3に、センサおよび送信部2を入れ、部品の状態であるケース3同士を重ね合わせることで、タイヤ状態検出装置1が完成する。
以上説明したように、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、リム12に設けられた穴13に挿入される挿入部5およびケース本体4を有するケース3と、ケース本体4に収納されたセンサおよび送信部2とを備えている。
そして、本実施形態では、このタイヤ状態検出装置1を、ケース本体4がリム12の内側に配置されるように、リム12の内側から、ケース3の挿入部5をリム12の穴13に挿入することで、ケース3をリム12に取り付けるようにしている。
したがって、本実施形態では、送信部2aが、リム12の内側、すなわち、リム12に対してタイヤの気室15側の反対側に配置された状態となっている。このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、送信部2aが電波を送信した場合、送信した電波を、タイヤ14やホイール10を透過させることなく、車両に設けられた受信機に到達させることができる。
これにより、本実施形態によれば、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、送信部2aから送信された電波のタイヤ14およびホイール10による減衰を抑制することができる。
この結果、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、良好な電波伝搬性を有しているため、以下の効果を有している。
本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、送信部2aにおける電波の送信出力を、従来のタイヤ状態検出装置1よりも低くすることができる。これは、従来のタイヤ状態検出装置1では、タイヤによる電波減衰を考慮して、送信出力をあらかじめ高く設定する必要があったが、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、タイヤによる電波減衰を考慮する必要がないからである。
このため、送信部2aが消費する電力量も低減させることができるので、ケース本体4に収納される電池を小型化することができる。これにより、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、軽量化が可能となる。
また、従来のタイヤ状態検出装置1では、図8に示すように、車両側に受信用アンテナを1つ取り付ける場合、タイヤによる電波減衰を考慮して、各タイヤに取り付けられた全てのタイヤ状態検出装置1から送信される電波を受信できるように、車両における車両側アンテナの取り付け位置を決めなければならなかった。このため、従来のタイヤ状態検出装置1を用いた場合では、車両側の受信用アンテナを取り付けることができる位置に限りがあった。
これに対して、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、従来のように、電波のタイヤやホイールによる減衰を考慮する必要がないため、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、車両側アンテナの取り付け位置が広くなる。すなわち、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、送信部2aの電波出力が弱くても、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、通信距離を長くすることができる。このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、車両側アンテナの取り付け自由度を増加させることができる。
また、タイヤ状態検出装置1と車両側の受信機21との通信に関して、タイヤ状態検出装置1に受信機を設け、車両側に送信機を設けることで、タイヤ状態検出装置1と車両側の送信機および受信機21との間で双方向通信をさせることが考えられる。この場合、電波の出力が弱くても、互いの受信機が電波を受信することが要求される。
この点について、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、上記したように、タイヤ等による電波減衰が従来よりも抑制されているので、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、送信部2aの電波出力が弱くても、タイヤの送信部2aと車両側受信機との間での通信が可能となる。
したがって、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、車両側の送信機および受信機との間での双方向通信を容易に実現させることができる。これにより、車両側の送信機から送信要求信号を出力し、この送信要求信号をタイヤ状態検出装置1が受信した場合に、タイヤ状態検出装置1からセンサの検出結果を、車両側の受信機に向けて、送信させることができる。
なお、この場合、タイヤ状態検出装置1と車両側との間での双方向通信を確実に行えるようにするという観点から、車両側アンテナを各ホイールハウスに搭載することが好ましい。
また、タイヤ状態検出装置1の電力供給方法としては、電池を用いる他に、電波をタイヤ状態検出装置1の外部から送信し、この外部から送信された電波を、タイヤ状態検出装置1で電力に変換する方法が考えられる。
この方法を、上記背景技術の欄に記載した従来のタイヤ状態検出装置1で実現させようとした場合、タイヤによる電波減衰が発生するため、タイヤ状態検出装置1の送信部に到達する電波は弱く、供給される電力は小さくなってしまう。
この場合、タイヤ状態検出装置1の送信部に必要な電力を確保するためには、電波の送信時間を長くしたり、強い電波をタイヤ状態検出装置1の送信部に対して送信したりすることが考えられる。
しかし、タイヤの回転や、アンテナの指向性等により、タイヤ状態検出装置1の送信部は、外部から電波を受信することができない。このため、送信時間を長くできない。また、電波法により使用できる電波が制限されている場合では、安易に強い電波を使用することができない。
このことから、従来のタイヤ状態検出装置1では、送信部に対して、電波による電力の供給を行うことが困難であった。
これに対して、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、タイヤ等による電波減衰が抑制されるので、従来のタイヤ状態検出装置1に対して送信する電波と同じレベルの電波を送信した場合、従来のタイヤ状態検出装置1よりも、送信部2aが受信する電波は強い。
このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、特に、強い電波を用いることなく、送信部2aに対して、電波による電力の供給を行うことができる。これにより、本実施形態のタイヤ状態検出装置1によれば、バッテリレス化が従来のタイヤ状態検出装置1と比較して、容易となる。
また、本実施形態では、ケース本体4の上面4aをリム12の内側の面12aであって、穴13の周辺領域に接触させた状態で、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付けている。
このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、車両の走行時であって、タイヤ状態検出装置1に対して、タイヤの回転による遠心力がかかる場合、ケース本体4の上面4aがリム12の内側の面12aに引っ掛った状態となる。これにより、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、タイヤの回転による遠心力によってリム12から外れないようになっている。
また、タイヤ状態検出装置1にタイヤの回転による遠心力がかかった場合、この遠心力はケース本体4に対して、ケース本体4をリム12に押しつけるように働く。このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、遠心力に対する対策として、金属ベルト31でホイール10に固定するタイプのタイヤ状態検出装置1のように、ケース3が外れないように、金属ベルト等で固定する必要がない。したがって、本実施形態によれば、タイヤ状態検出装置1の構造を、リム12とタイヤ状態検出装置1とを密閉するだけの簡易な構造とすることができる。
また、本実施形態では、挿入部5をリム12の穴13に挿入し、挿入部5の鍔形状部5aをリム12の気室15側の面12bであって、穴13の周辺領域に接触させた状態で、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付けている。
このため、本実施形態のタイヤ状態検出装置1では、タイヤ状態検出装置1に対してタイヤ14の内圧がかかっている場合、挿入部5の鍔形状部5aがリム12に引っ掛っている状態となる。これにより、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、タイヤ14の内圧によってリム12から外れないようになっている。
さらに、本実施形態では、挿入部5の円柱形状部5bの直径がリム12の穴13と同程度であり、円柱形状部5bの高さhがリム12の厚さと同程度の大きさとなっている。このため、本実施形態では、ケース3とリム12の穴13との間に、隙間を生じさせることなく、ケース3をリム12に取り付けることができる。このように本実施形態では、タイヤ状態検出装置1をリム12に固定しているので、車両の走行時に、タイヤ状態検出装置1ががたつくのを防止することができる。
ところで、従来のバルブ一体型のタイヤ状態検出装置1では、図9(b)中の矢印で示すように、車両の走行時に、タイヤ状態検出装置1に対して、タイヤの回転による遠心力が働くため、タイヤ状態検出装置1とリム12との接続部26に強度が要求されていた。
そこで、バルブ一体型のタイヤ状態検出装置1では、この接続部26を金属で構成し、接続部26の容積を大きくすることで、接続部26の強度が確保されていた。
しかし、バルブ一体型のタイヤ状態検出装置1は、接続部26が金属で構成されているため、重くなっていた。このため、バルブ一体型のタイヤ状態検出装置1は、ホイール10に取り付けられた状態では、ホイール10にバルブ一体型のタイヤ状態検出装置1からの荷重がかかるため、ホイールバランスの点で好ましくなかった。
これに対して、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、上記のとおり、タイヤの回転により発生する遠心力によって、ケース本体4の上面4aがリム12の内側の面12aに引っ掛った状態となる。すなわち、このタイヤ状態検出装置1では、リム12のうち、ケース本体4の上面4aとの接触領域に、タイヤの回転による遠心力がかかる。
したがって、本実施形態では、ケース本体4を金属で構成せず、樹脂で構成しても、ケース本体4の上面4aとリム12との接触領域を十分に確保することで、タイヤ状態検出装置1をタイヤの回転による遠心力に耐えさせることができる。このため、本実施形態によれば、タイヤ状態検出装置1の重量を、従来のバルブ一体型のタイヤ状態検出装置1よりも、軽くすることができる。
また、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、挿入部5がリム12の穴13にはめ込まれることで、リム12に固定されるものである。したがって、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、上記した金属ベルト31でホイール10に固定されるタイプのタイヤ状態検出装置1と比較して、タイヤ状態検出装置1のホイール10への取り付け作業が容易である。
また、ホイール10にタイヤ14が取り付けられるときでは、タイヤ14のリード14aがリム12の気室15側の面をなぞりながらホイールにタイヤが取り付けられる。このため、リム12の気室15側の面にタイヤ状態検出装置1を固定する場合では、タイヤ14のホイール10への取り付け時に、タイヤ14のリード14aがタイヤ状態検出装置1にあたって、タイヤ状態検出装置1が破壊されない形状にしなければならなかった。
これに対して、本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、リム12の内側の面12aに取り付けられるものであるため、特に、形状の制約がなく、タイヤ状態検出装置1の形状を自由に設計することができる。
なお、本実施形態では、挿入部5をエラストマにより構成する場合を例として説明したが、以下に説明するように、挿入部5をゴム等の他の弾性材料により構成することもできる。
図3に、本実施形態の他の例におけるタイヤ状態検出装置1の断面構造を示す。図3は、図1(c)に対応する図である。図3に示すように、ケース本体4の形状を、ケース本体4の上面4aに引っ掛かり部4dを有する形状とする。また、ケース本体4の引っ掛かり部4dに対応する溝を有する形状とする。これにより、ケース本体4の引っ掛かり部4dが挿入部5の内部に設けられた溝に引っ掛かるので、ケース本体4と挿入部5とを固定することができる。
そして、このような構造のタイヤ状態検出装置1を製造する際では、図3に示す形状のケース本体4を樹脂により成形する。また、別に、図3に示す形状の挿入部5をゴムにより成形する。ケース本体4に、センサおよび送信部2を入れる。その後、図3に示すように、挿入部5の溝に、ケース本体4の引っ掛かり部4dをはめ込む。これにより、タイヤ状態検出装置1が完成する。
(第2実施形態)
図4(a)、(b)、(c)に、本発明の第2実施形態におけるタイヤ状態検出装置1を示す。図4(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図1(a)、(b)、(c)に相当する図である。なお、図4では、図1と同様の構造部に、図1と同様の符号を付している。
第1実施形態では、リム12の穴13に挿入された挿入部5のうち、突出した形状の鍔形状部5aを、リム12の気室15側の面12bであって、穴13の全周囲の領域に、接触させる場合を例として説明したが、本実施形態のように、穴13の全周囲ではなく、一部に、突出部を引っかけるようにして、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付けることもできる。
本実施形態では、図4に示すように、挿入部5は、2つの角柱形状である角柱形状部5cと、その先端側の突出部5dとを有している。この突出部5dは、図4(a)、(c)に示すように、角柱形状部5cから図中横方向に突出している。挿入部5は、例えば、樹脂により構成されており、ケース本体4および挿入部5は一体成形されている。
また、ケース本体4の上面4aには、タイヤ状態検出装置1がリム12に取り付けられた場合に、センサ2bがタイヤの空気圧等を測定することができるように、穴7が設けられている。また、本実施形態においても、ケース本体4の上面4aは、図4(a)中の矢印Aの方向から見ると、図4(b)に示すように、挿入部5と同じ大きさではなく、挿入部5からはみ出した形状となっている。
このタイヤ状態検出装置1においても、挿入部5がリム12の穴13に挿入される。このとき、第1実施形態と同様に、挿入部5が中心側にたわむことで、挿入部5がリム12の穴13に入る。そして、挿入部5がリム12の穴13に挿入された場合、挿入部5の突出部5dは、リム12の気室15側の面12bであって、穴13の周囲の領域の一部に引っ掛るようになっている。
(第3実施形態)
図5(a)、(b)、(c)に、本発明の第2実施形態におけるタイヤ状態検出装置1を示す。図5(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図1(a)、(b)、(c)に相当する図である。なお、図5では、図1と同様の構造部に、図1と同様の符号を付している。
第1、第2実施形態では、挿入部5をリム12の穴13にはめ込む構造とする場合を例として説明したが、挿入部5をリム12の穴13にねじ込む構造とすることもできる。
本実施形態のタイヤ状態検出装置1は、図5(a)、(c)に示すように、円筒形状である挿入部5の表面にねじ溝5eが設けられている。また、図示しないが、リム12の穴13を構成する面にも、挿入部5のねじ溝5eに対応するねじ溝が設けられている。
そして、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付ける際では、リム12の穴13に対して、挿入部5をねじ込むことで、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付けることができる。
このようにして、タイヤ状態検出装置1をリム12に取り付けても、タイヤ状態検出装置1が、タイヤ14の内圧によってリム12から外れないようにすることができる。
また、このように、タイヤ状態検出装置1の取り付け構造をねじ式とすることで、第1、第2実施形態のタイヤ状態検出装置1と比較して、タイヤ状態検出装置1のホイール10への取り付け強度を高くすることができる。
(他の実施形態)
図6、7に本発明の他の実施形態におけるタイヤ状態検出装置1を示す。図6は、図1(c)に示す挿入部5が鍔形状部5aを有するタイヤ状態検出装置1に対応し、図7は、図4(c)に示す挿入部5がねじ式であるタイヤ状態検出装置1に対応する。
第1、第2実施形態では、センサおよび送信部2がケース本体4に収納されているタイヤ状態検出装置1を例として説明したが、センサをケース本体4よりもタイヤ14側に配置することもできる。
すなわち、図6、6に示すように、送信部2aを、ケース本体4に収納した状態のままで、センサ2bを挿入部5の中心側に配置することもできる。このようなタイヤ状態検出装置1がリム12に取り付けられた場合、センサ2bは、リム12と同じ高さに位置したり、リム12よりも気室15側に位置したりする。
このように、センサ2bを、リム12の内側の面12aよりも気室15側に配置することもできる。
また、上記した各実施形態では、ケース本体4を樹脂で構成し、ケース本体4内に送信用アンテナを収納する場合を例として説明したが、ケース本体4を導電性材料で構成することで、ケース本体4自身をアンテナとして機能させることもできる。
この場合、ケース本体4を例えば金属材料により構成する。そして、ケース本体4に収納されている送信部2aとケース本体4とを電気的に導通させる。また、リム12とケース本体4との間に、ゴムや樹脂等の絶縁性材料を配置する。これにより、リム12とケース本体4とを電気的に絶縁させる。
また、上記した各実施形態では、ケース本体4の上面4aや、リム12の穴13を円形状とした場合を例として説明したが、これらの形状を円に限らず他の形状とすることもできる。
なお、上記した各実施形態では、車両側アンテナを車両に1つ搭載する場合を例として説明したが、車両側アンテナを各ホイールハウスに搭載する等の車両側アンテナを車両に複数搭載する場合においても、本発明を適用することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態におけるタイヤ状態検出装置1の斜視図であり、(b)は、(a)中のタイヤ状態検出装置1を矢印A方向から見たときの図であり、(c)は、(b)中のタイヤ状態検出装置1のB−B’線断面図である。 図1のタイヤ状態検出装置1をタイヤホイールに取り付けたときの状態を示す図である。 第1実施形態の他の例におけるタイヤ状態検出装置1の断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態におけるタイヤ状態検出装置1の斜視図であり、(b)は、(a)中のタイヤ状態検出装置1を矢印A方向から見たときの図であり、(c)は、(b)中のタイヤ状態検出装置1のB−B’線断面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態におけるタイヤ状態検出装置1の斜視図であり、(b)は、(a)中のタイヤ状態検出装置1を矢印A方向から見たときの図であり、(c)は、(b)中のタイヤ状態検出装置1のB−B’線断面図である。 本発明の他の実施形態におけるタイヤ状態検出装置1の断面図である。 本発明の他の実施形態におけるタイヤ状態検出装置1の断面図である。 タイヤ状態監視システムの構成を示す図である。 (a)は、バルブ一体型のタイヤ状態検出装置1の構成を示す図であり、(b)は、(a)中のタイヤ状態検出装置1がホイールに搭載されているときの状態を示す図である。 金属ベルトでホイールに固定されるタイプのタイヤ状態検出装置1を示す図である。
符号の説明
1…タイヤ状態検出装置、2…センサおよび送信部、
2a…送信部、2b…センサ、3…ケース、4…ケース本体、
4a…ケース本体の上面、5…挿入部、5a…鍔形状部、
10…ホイール、12…リム、12a…リムの内側の面、
13…穴、14…タイヤ、15…気室、
21…受信機、22…メータ、23…バルブ。

Claims (12)

  1. ホイール(10)のリム(12)に設けられたタイヤバルブ(23)の通気穴と異なる穴(13)に挿入される挿入部(5)と本体部(4)とを有するケース(3)に、タイヤ(14)の状態を検出する検出手段(2、2b)と、前記検出手段(2、2b)よる検出結果を電波で送信する送信手段(2、2a)とが収納されたタイヤ状態検出装置(1)を用意し、
    前記送信手段(2、2a)が前記本体部(4)に収納された状態で、かつ、前記本体部(4)が前記リム(12)よりも前記リム(12)の気室(15)側と反対側の位置に配置されるように、前記リム(12)の前記気室(15)側と反対側の位置から、前記挿入部(5)を前記リムの穴(13)に挿入することで、前記タイヤ状態検出装置(1)を前記リム(12)に取り付けることを特徴とするタイヤ状態検出装置の取り付け方法。
  2. 前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、前記ケース(3)を見たときに、前記本体部(4)は、前記挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有しており、
    前記はみ出し部(4a)を前記リム(12)の前記気室側と反対側の面(12a)に接触させた状態で、前記タイヤ状態検出装置(1)を前記リム(12)に取り付けることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ状態検出装置の取り付け方法。
  3. 前記挿入部(5)の先端に、前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)が設けられているタイヤ状態検出装置(1)を用い、
    前記挿入部(5)を前記リムの穴(13)に挿入したときに、前記突出部(5a、5d)を、前記リムの穴(13)の周囲であって、前記リムの気室側の面(12b)に接触させた状態で、前記タイヤ状態検出装置(1)を前記リム(12)に取り付けることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ状態検出装置の取り付け方法。
  4. 前記挿入部(5)の表面にねじ溝(5e)が設けられているタイヤ状態検出装置(1)を用い、前記挿入部(5)を前記リムの穴(13)にねじ込むことで、前記タイヤ状態検出装置(1)を前記リム(12)に取り付けることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ状態検出装置の取り付け方法。
  5. ホイール(10)のリム(12)に設けられたタイヤバルブ(23)の通気穴と異なる穴(13)に、前記リム(12)に対してタイヤの気室(15)側の反対側から挿入されて取り付けられるタイヤ状態検出装置(1)であって、
    前記リムの穴(13)に挿入される挿入部(5)と、前記リム(12)に対して前記気室(15)側の反対側に配置される本体部(4)とを有するケース(3)と、
    前記ケース(3)に収納され、前記リム(12)の穴(13)からタイヤ状態を検出する検出手段(2、2b)と、
    前記ケース(3)の前記本体部(4)に収納され、前記検出手段(2、2b)による検出結果を電波により送信する送信手段(2、2a)とを備えることを特徴とするタイヤ状態検出装置。
  6. 前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、前記ケース(3)を見たときに、前記本体部(4)は、前記挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有する形状であることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ状態検出装置。
  7. 前記挿入部(5)は、先端に、前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)を有する形状であることを特徴とする請求項5または6に記載のタイヤ状態検出装置。
  8. 前記挿入部(5)の表面にねじ溝(5e)が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載のタイヤ状態検出装置。
  9. ホイール(10)に取り付けられ、タイヤ(14)の状態を検出する検出手段(2、2b)と、
    前記ホイール(10)に取り付けられ、前記検出手段(2、2b)による検出結果を電波により送信する送信手段(2、2a)と、
    前記車両に搭載され、前記電波を受信して、報知手段(22)に対して、前記タイヤの状態を報知するように指示信号を出力する受信手段(21)とを備えるタイヤ状態監視システムにおいて、
    前記検出手段(2、2b)および前記送信手段(2、2a)は、前記ホイール(10)のリム(12)に設けられたタイヤバルブ(23)の通気穴と異なる穴(13)に挿入される挿入部(5)を有するケース(3)に収納されており、
    前記送信手段(2、2a)が前記リム(12)に対して気室(15)側の反対側に配置された状態で、前記リム(12)に対して前記気室(15)側の反対側から、前記挿入部(5)が前記リムの穴(13)に挿入されて、前記ケース(3)が前記リム(12)に取り付けられていることを特徴とするタイヤ状態監視システム。
  10. 前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入向きと反対の向きで、前記ケース(3)を見たときに、前記ケース(3)は、前記挿入部(5)からはみ出しているはみ出し部(4a)を有しており、
    前記はみ出し部(4a)が前記リムの前記気室側と反対側の面(12a)に接触した状態で、前記ケース(3)が前記リム(12)に取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ状態監視システム。
  11. 前記挿入部(5)は、先端に、前記挿入部(5)の前記リムの穴(13)への挿入方向と垂直な方向に突出している突出部(5a、5d)を有しており、
    前記挿入部(5)の前記突出部(5a、5d)が、前記リムの穴(13)の周囲であって、前記リムの気室側の面(12b)に接触した状態で、前記ケース(3)が前記リム(12)に取り付けられていることを特徴とする請求項9または10に記載のタイヤ状態監視システム。
  12. 前記挿入部(5)の表面と前記リムの穴(13)を構成する面との両方に、互いに対応するねじ溝(5e)が設けられており、前記挿入部(5)が前記リムの穴(13)にねじ込まれることで、前記ケース(3)が前記リム(12)に取り付けられていることを特徴とする請求項9または10に記載のタイヤ状態監視システム。
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