JP2005241331A - 電子機器の故障過失度判定システムおよび故障過失度判定処理のプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 携帯情報端末101は、加速度センサによって検出した衝撃度が所定値G以上であるときは、その検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度と、その最大の衝撃度の発生を検出した発生時刻を不揮発性メモリ102に記憶し、故障判定装置103は、携帯情報端末101の不揮発性メモリ102に記憶された衝撃度ワーストログLOGを取得して、携帯情報端末101の故障との因果関係に基づいてユーザに対する過失度を判定する。
【選択図】 図1
Description
一方、修理の有償・無償を判定するためではないが、落下により故障したカメラを正確に修理する目的のために、故障原因を把握するための情報が得られる衝撃情報付きカメラの提案がなされている。この提案によれば、衝撃検出装置、日付・時刻データ発生装置、CPU、およびデータ記憶装置とを備え、CPUは、衝撃検出装置が検出した衝撃値が一定値以上になった場合に、衝撃値と日付・時刻データ発生装置が出力する時間情報とをデータ記憶装置に記憶させるように制御する。したがって、カメラが受けた衝撃の大きさを知ることにより、カメラをサービスセンターなどで修理する場合に活用される情報を正確に把握できる。(特許文献1参照)
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、電子機器故障の原因がその電子機器自体の欠陥に起因するものか、ユーザの不注意に起因するものか、あるいは、ユーザの乱暴な扱いに起因するものかを判定して、過失の責任を正当に評定できるとともに、電子機器を乱暴に扱うユーザとそれ以外のユーザとの間の過失度判定の不公平を解消できる過失度判定システムおよび過失度判定処理のプログラムを提供することを目的とする。
電子機器は、外部から受ける衝撃度を検出する検出手段(実施形態においては、図2又は図15の加速度センサ206に相当する)、現在時刻を計時する計時手段(実施形態においては、図2又は図15のCPU201に内蔵された時計(図示せず)に相当する)、および検出手段によって検出された衝撃度が所定値以上であるときは当該検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度および計時手段から得られる当該衝撃の発生時刻からなる衝撃度データ(実施形態においては、図4(A)のLOG[1]〜LOG[N]に相当する)を記憶手段(実施形態においては、図1および図2の不揮発性メモリ102又は図2のRAM203に相当する)に記憶する記憶制御手段(実施形態においては、図2又は図15のCPU201に相当する)を備え、
故障判定装置は、任意の電子機器の記憶手段に記憶された衝撃度データを取得するデータ取得手段、およびデータ取得手段によって取得された衝撃度データに基づいて任意の電子機器のユーザに対する過失度を判定する過失度判定手段(実施形態においては、図3又は図16のCPU301に相当する)を備えた構成になっている。
故障判定装置の過失度判定手段は、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データの中で、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始し、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始することを特徴とするような構成にしてもよい。
第1のプログラムは、外部から受ける衝撃度を検出するステップ、および検出するステップによって検出された衝撃度が所定値以上であるときは当該検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度および所定の計時手段(実施形態においては、図2又は図15のCPU201に内蔵された時計(図示せず)に相当する)から得られる当該衝撃の発生時刻からなる衝撃度データを記憶手段(実施形態においては、図1および図2の不揮発性メモリ102又は図15のRAM203に相当する)に記憶するステップを有し、
第2のプログラムは、任意の電子機器の記憶手段に記憶された衝撃度データを取得するステップ、および取得するステップによって取得された衝撃度データに基づいて任意の電子機器のユーザに対する過失度を判定するステップを有する構成になっている。
第2のプログラムの過失度を判定するステップは、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データの中で、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始し、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始するような構成にしてもよい。
図1は、第1実施形態における故障過失度判定処理システムの構成を示す図である。図1において、携帯情報端末101は、フラッシュROMなどからなる不揮発性メモリ102を取り外し可能な状態で装着している。この不揮発性メモリ102には、後で詳述するように、携帯情報端末101が受けた衝撃およびその発生時刻の履歴データである衝撃度ワーストログが記憶される。故障判定装置103は、サポートサービス機関などに設置され、携帯情報端末101から取り外された不揮発性メモリ102に記憶された衝撃度ワーストログを読み取る機能を具備し、故障した携帯情報端末101の修理の際、又は、携帯情報端末101のユーザからの要請に応じて、故障の原因を分析することができる。
ROM302には、CPU301によって実行される装置側の過失度判定処理のプログラムやその他の制御プログラム、および複数段階の過失度に対応する過失度判定用データ等の初期データなどがあらかじめ記憶されている。RAM303は、CPU301のワークエリアであり、この装置の起動時に、ROM302から転送される過失度判定処理のプログラムや初期データなどを記憶するとともに、プログラムの実行に応じて処理する各種のデータを一時的に記憶する。入力部304は、電源スイッチ、判定スイッチ、携帯情報端末101から取り出された不揮発性メモリ102を装着可能な機構部、その他各種のキースイッチで構成され、サポートサービスのオペレータによるキースイッチの操作に応じてコマンドやデータをシステムバスに取り込む。表示部305は、この装置の状態、操作メニュー、受信した衝撃度データなどを表示する。
図5は、携帯情報端末101のメインルーチンのフローチャートであり、初期処理(ステップSA1)の後、入力部204のキースキャンを行ってキースイッチのオン・オフを検出する入力処理(ステップSA2)、表示する画像データを生成して表示部205に供給する表示処理(ステップSA3)、加速度センサ206の衝撃検出に応じた衝撃検出処理(ステップSA4)、その他の処理(ステップSA5)を繰り返し実行する。
すなわち、現在時刻がセルフテストの終了時刻を過ぎているときは、現在時刻を始点として衝撃度に応じたセルフテストの終了時刻を改めて設定し、現在時刻がセルフテストの終了時刻を過ぎていない場合には、まだ残っているセルフテストの終了時刻に、衝撃度に応じた時刻をさらに累算する。したがって、いずれの場合にも、受けた衝撃度が大きいほど、および、衝撃を受けた頻度が高いほど、現在時刻より後の時間がセルフテストの終了時刻として設定され、セルフテストの期間が長くなる。
ステップSD4の後は、図7のフローチャートのステップSC4に移行する。
ステップSE3のソート処理の後、又はステップSE1において、レジスタAの衝撃度がIMPの衝撃度以下である場合には、図7のフローチャートのステップSC5に移行する。
k=INT{(K/2)−ST_N×α+(現在時刻−ST_T)×β}
ここで、αおよびβは、0より大きい値の定数である。
ただし、この演算の結果、k<1ならばk=1、k>Kならばk=Kに修正する(ステップSG3)。すなわち変数kは過失度判定用データの個数Kの半分を基準とし、実行すべきセルフテストの回数ST_Nが多いほど小さく、また現在時刻がセルフテストの終了時刻ST_Tよりも長く経過した時刻であるほど大きな値に設定される。
ステップSG6において、NEGに判定結果の過失度をストアした後、又は、ステップSG11においてNEGに0をストアした後は、NEGの過失度に対応した修理代金をレジスタCにストアして(ステップSG12)、図10のメインルーチンに戻る。
JDG[3];NEG=100,IMP[1]〜[5]=15〜11
JDG[2];NEG= 50,IMP[1]〜[5]=10〜 6
JDG[1];NEG= 30,IMP[1]〜[5]= 5〜 1
さらに、RAM303にストアした衝撃度ワーストログLOGの衝撃度IMPが、
LOG[1]〜[5]=4.8,3.9,2.7,2.1,0.6
の場合で、かつ、演算式で求めたkの値が2である場合を想定する。
したがって、携帯情報端末の故障の原因がその携帯情報端末自体の欠陥に起因するものか、ユーザの不注意に起因するものか、あるいは、ユーザの乱暴な扱いに起因するものかを判定して、過失の責任を正当に評定できるとともに、携帯情報端末を乱暴に扱うユーザとそれ以外のユーザとの間の過失度判定の不公平を解消できる。
したがって、故障判定装置103において効率的な判定処理が可能になり、修理代に含まれる判定コストを低減することができる。
したがって、常に所定数のワーストの衝撃度データを記憶するので、故障判定装置103において正確な判定処理が可能になる。
したがって、きめ細かに過失度を判定することができるので、携帯情報端末の故障の原因がその携帯情報端末自体の欠陥に起因するものか、ユーザの不注意に起因するものか、あるいは、ユーザの乱暴な扱いに起因するものかを極めて正確に判定できる。
したがって、実行すべきセルフテストの回数が少ない場合、また現在時刻がセルフテストの終了時刻より長く経過した場合には、その衝撃が故障の原因である可能性が低いと見なせるので、セルフテストの結果を考慮して、判定処理を開始する過失度判定用データの段階を決定することにより、携帯情報端末101の不揮発性メモリ102又は故障判定装置103のRAM303に記憶された衝撃度データの実情にそぐわない無駄な判定処理を回避できるので、故障判定装置103においてなお一層の効率的な判定処理が可能になり、修理代に含まれる判定コストを大きく低減することができる。
この再計算の方法として、例えば、下記の数1の演算式によってLOG[n]のC_IMPを求める。すなわち、期間Lを半減期として衝撃度を減少させる。
LOG[n].C_IMP=
LOG[n].IMP/2{(B−LOG[n].TIME)/L}
したがって、故障の発生時刻から時間が経過して修理を依頼した場合でも、正確に過失度を算出して、より精度の高い過失度の判定を行うことができる。
図17は、その衝撃検出処理のフローチャートである。まず、所定値G以上の衝撃があるか否かを判別し(ステップSC1)、衝撃がない場合又は衝撃が所定値Gより小さい場合にはメインルーチンに戻る。所定値G以上の衝撃があったときは、所定時間T(例えば、0.1秒)内での最大の衝撃度をRAM203のレジスタAにストアするとともに、その衝撃度の発生時刻をレジスタBにストアする(ステップSC2)。この後、セルフテスト設定を行なう(ステップSC3)。次に、インターネット105を介して故障判定装置106にアクセスする接続処理を行う(ステップSC5)。回線接続が確立したか否かを判別し(ステップSC6)、回線接続が確立したときはRAM203のレジスタAおよびレジスタBに一時的に記憶した衝撃度および発生時刻からなる衝撃度データを送信する(ステップSC7)。そして、送信が終了したか否かを判別し(ステップSC8)、送信が終了したときは、回線切断処理を行って(ステップSC9)、メインルーチンに戻る。
図19は、図18におけるステップSF8の通信処理のフローチャートである。通信部306を介して、衝撃度Aおよび発生時刻Bを受信したか否かを判別し(ステップSH1)、受信したときは、ログ更新処理を行う(ステップSH2)。このログ更新処理は、図9に示した携帯情報端末101のログ更新処理と同じであるが、各ユーザの識別情報に対応してログ更新がなされる。次に、前回のJDGの修正・更新処理から一定時間(例えば、1週間又は1ヶ月程度の期間)が経過したか否かを判別する(ステップSH3)。この時間が経過している場合には、RAM303に保存されたLOGに基づいてJDGを修正・更新する(ステップSH4)。JDGの修正・更新の後、又は、ステップSH1において衝撃度Aおよび発生時刻Bを受信しない場合、若しくはステップSH3において一定時間が経過していない場合には、その他の通信処理を行って(ステップSH5)、図18のメインルーチンに戻る。
さらに、この第2実施形態によれば、携帯情報端末104がインターネット105を介して、RAM203に一時的に記憶された衝撃度データを通信部207によって故障判定装置106に送信し、故障判定装置106は、携帯情報端末104から送信される衝撃度データを通信部306によって受信する。したがって、ユーザが携帯情報端末104を修理のためにサポートセンターに持ち込む前に、故障の過失度を判定してそのユーザに通知することにより、そのユーザは負担する修理代をあらかじめ準備した上でサポートセンターに持ち込むことができる。さらに、この場合には、第1実施形態のような不揮発性メモリは必要ないので、着脱機構の部品およびその製造工程が不要となり、携帯情報端末の製造コストを低減することができる。さらにまた、不揮発性メモリを取り外す必要がなくなれば、受けた衝撃のために携帯情報端末104から不揮発性メモリが取り外せなくなるような状態を考慮する必要もなくなる。また、過失度判定用データJDGは衝撃度ワーストLOGの内容に基づいて定期的に更新されるため、実際に発生する故障の状況に応じて、その定期的な更新ごとに過失度判定用データを最適な状態に修正することもできる。
前記第1のプログラムは、
外部から受ける衝撃度を検出する第1のステップ、および
前記第1のステップによって検出された衝撃度が所定値以上であるときは当該検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度および所定の計時手段から得られる当該衝撃の発生時刻からなる衝撃度データを記憶手段に記憶する第2のステップを有し、
前記第2のプログラムは、
任意の電子機器の前記記憶手段に記憶された衝撃度データを取得する第3のステップ、および
前記第3のステップによって取得された衝撃度データに基づいて前記任意の電子機器のユーザに対する過失度を判定する第4のステップ、
を有することを特徴とする。
前記第2のプログラムの前記過失度を判定するステップは、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データの中で、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始し、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始することを特徴とする。
102 不揮発性メモリ
103、106 故障判定装置
105 インターネット
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 入力部
205 表示部
206 加速度センサ
207 通信部
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 入力部
305 表示部
306 通信部
Claims (14)
- 電子機器に発生した故障に対してその原因の過失の度合いを当該故障した電子機器および故障判定装置によって判定する故障過失度判定システムであって、
前記電子機器は、
外部から受ける衝撃度を検出する検出手段、
現在時刻を計時する計時手段、および
前記検出手段によって検出された衝撃度が所定値以上であるときは当該検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度および前記計時手段から得られる当該衝撃の発生時刻からなる衝撃度データを記憶手段に記憶する記憶制御手段、
を備え、
前記故障判定装置は、
任意の電子機器の前記記憶手段に記憶された衝撃度データを取得するデータ取得手段、および
前記データ取得手段によって取得された衝撃度データに基づいて前記任意の電子機器のユーザに対する過失度を判定する過失度判定手段、
を備えたことを特徴とする故障過失度判定システム。 - 前記電子機器における前記記憶手段は、着脱自在な不揮発性メモリであり、前記故障判定装置のデータ取得手段は、前記電子機器から取り外された不揮発性メモリに記憶されている衝撃度データを読み取るデータ読取手段であることを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。
- 前記電子機器は所定の通信回線を介して前記記憶手段に記憶された衝撃度データを前記故障判定装置に送信する通信手段をさらに備え、前記故障判定装置のデータ取得手段は、前記電子機器から送信される衝撃度データを受信する通信手段であることを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。
- 前記電子機器における前記記憶制御手段は、前記記憶手段において所定数の衝撃度データを記憶するエリアに少なくとも1つの衝撃度データが記憶されている場合には、新たに衝撃度データを前記エリアに記憶するたびに衝撃度が大きい順又は小さい順に複数の衝撃度データを並べ替えるソート処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。
- 前記電子機器における前記記憶制御手段は、前記エリアに所定数の衝撃度データが記憶されている場合には、前記検出手段によって検出された最大の衝撃度が前記所定数の衝撃度データの中で最小の衝撃度よりも大きい場合に当該検出に係る衝撃度データを当該最小の衝撃度をもつ衝撃度データに代えて前記エリアに記憶することを特徴とする請求項4に記載の故障過失度判定システム。
- 前記電子機器は、前記計時手段から得られる現在時刻と前記記憶手段に記憶されている衝撃度データの発生時刻との差が時間の経過に応じて大きくなるほど、当該衝撃度データの衝撃度をより小さく補正した補正衝撃度データを作成するデータ補正手段をさらに備え、前記故障判定装置の前記過失度判定手段は、補正衝撃度データに基づいて過失度を判定することを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。
- 前記故障判定装置は、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データを記憶する記憶手段をさらに備え、前記過失度判定手段は、少なくとも1つの過失度判定用データと前記データ取得手段によって取得された電子機器の衝撃度データとを比較して当該電子機器のユーザに対する過失度を判定することを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。
- 前記複数の過失度判定用データの各々は、前記電子機器の記憶手段における前記エリアの所定数の衝撃度データに対応する同数の比較衝撃度データを有し、前記過失度判定手段は、前記電子機器の各衝撃度データと少なくとも1つの過失度判定用データにおける対応する各比較衝撃度データとを比較して、少なくとも1つの衝撃度データの衝撃度が対応する比較衝撃度データの衝撃度以上である場合には、当該過失度判定用データの過失度を当該電子機器のユーザに対する過失度であると判定することを特徴とする請求項7に記載の故障過失度判定システム。
- 前記電子機器は、新たに衝撃度データを前記記憶手段に記憶するたびに当該衝撃度データの衝撃度に応じた自己診断回数および自己診断終了時刻を前記記憶手段に記憶して設定する自己診断設定手段、および前記計時手段から得られる現在時刻が前記自己診断終了時刻に達するまで、かつ、前記自己診断回数が1以上である場合には自己診断を実行して、当該自己診断によって正常と認められた場合に前記自己診断回数を1だけ減算する自己診断手段をさらに備え、
前記故障判定装置の前記過失度判定手段は、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データの中で、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始し、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始することを特徴とする請求項1に記載の故障過失度判定システム。 - 前記電子機器は、携帯用の通信機器であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の故障過失度判定システム。
- 電子機器にインストールされる第1のプログラム、および、電子機器に発生した故障に対してその原因を判定する故障判定装置にインストールされる第2のプログラムとで構成された故障過失度判定処理のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、
外部から受ける衝撃度を検出するステップ、および
前記検出するステップによって検出された衝撃度が所定値以上であるときは当該検出から所定時間内に発生した最大の衝撃度および所定の計時手段から得られる当該衝撃の発生時刻からなる衝撃度データを記憶手段に記憶するステップ、
を有し、
前記第2のプログラムは、
任意の電子機器の前記記憶手段に記憶された衝撃度データを取得するステップ、および
前記取得するステップによって取得された衝撃度データに基づいて前記任意の電子機器のユーザに対する過失度を判定するステップ
を有することを特徴とする故障過失度判定処理のプログラム。 - 前記第1のプログラムは、所定の通信回線を介して前記記憶手段に記憶された衝撃度データを前記故障判定装置に送信するステップをさらに有し、前記第2のプログラムは、前記送信するステップによって前記電子機器から送信される衝撃度データを受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の故障過失度判定処理のプログラム。
- 前記第1のプログラムは、前記計時手段から得られる現在時刻と前記記憶手段に記憶されている衝撃度データの発生時刻との差が時間の経過に応じて大きくなるほど、当該衝撃度データの衝撃度をより小さく補正した補正衝撃度データを作成するステップをさらに有し、前記第2のプログラムの過失度を判定するステップは、補正衝撃度データに基づいて過失度を判定することを特徴とする請求項11に記載の故障過失度判定処理のプログラム。
- 前記第1のプログラムは、新たに衝撃度データを前記記憶手段に記憶するたびに当該衝撃度データの衝撃度に応じた自己診断回数および自己診断終了時刻を前記記憶手段に記憶して設定するステップ、および、前記計時手段から得られる現在時刻が前記自己診断終了時刻に達するまで、かつ、前記自己診断回数が1以上である場合には自己診断を実行して、当該自己診断によって正常と認められた場合に前記自己診断回数を1だけ減算するステップをさらに有し、
前記第2のプログラムの前記過失度を判定するステップは、複数段階の過失度に対応する複数の過失度判定用データの中で、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始し、実行すべき自己診断回数、および現在時刻と自己診断終了時刻の差分値の少なくとも一方により決定された過失度判定用データを用いて判定処理を開始することを特徴とする請求項11記載の故障過失度判定処理のプログラム。
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