JP2005241067A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 暖房運転の性能の低下を防止する空気調和機を提供することにある。
【解決手段】 室外熱交換器5で冷却された冷媒をさらに冷却する補助熱交換器6を備えた空気調和機において、冷媒の流量を調整する膨張弁7側へ向けて開放させる第1逆止弁9を補助熱交換器6と膨張弁7との間に設け、且つ、直列に接続する補助熱交換器6および第1逆止弁9と並列に配置され、膨張弁7側から室外熱交換器5側に向けて開放させる第2逆止弁10を備えたバイパス11を設けて、暖房運転時、補助熱交換器6に液冷媒が溜まりこまない様にして、暖房運転の性能の低下を防止するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 室外熱交換器5で冷却された冷媒をさらに冷却する補助熱交換器6を備えた空気調和機において、冷媒の流量を調整する膨張弁7側へ向けて開放させる第1逆止弁9を補助熱交換器6と膨張弁7との間に設け、且つ、直列に接続する補助熱交換器6および第1逆止弁9と並列に配置され、膨張弁7側から室外熱交換器5側に向けて開放させる第2逆止弁10を備えたバイパス11を設けて、暖房運転時、補助熱交換器6に液冷媒が溜まりこまない様にして、暖房運転の性能の低下を防止するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機に関する。
従来の空気調和機の一例を図3に示す。図3において、前記空気調和機は、室内に設置される室内熱交換器38を有する室内ユニット32と、室外に設置される圧縮機33、四方切換弁34、室外熱交換器35、補助熱交換器36および膨張弁37を有する室外ユニット31とからなる。圧縮機33は四方切換弁34を介して室外熱交換器35、補助熱交換器36、膨張弁37を経て室内熱交換器38に配管39で接続される。この室内熱交換器38は四方切換弁34を介して圧縮機33に配管39で接続される。
補助熱交換器36は、冷房運転時、室外熱交換器35で凝縮液化され冷却された液冷媒を更に冷却するためのものである。
上記構成を有する空気調和機において冷房運転を行うとき、四方切換弁34の切り換えにより図中の実線の矢印で示す経路を冷媒が流れる。すなわち、圧縮機33から吐出された高温・高圧のガス冷媒は四方切換弁34を通り室外熱交換器35で冷却され凝縮液化されて液冷媒となる。この液冷媒は室外熱交換器35の下流に接続される補助熱交換器36で更に冷却され、膨張弁37に送られる。前記液冷媒は膨張弁37で膨張されて室内熱交換器38に入り、この室内熱交換器38で室内の空気と熱交換して蒸発気化し、ガス冷媒となる。このガス冷媒は四方切換弁34を経て圧縮機33に吸入される。
上記構成を有する空気調和機において暖房運転を行うとき、四方切換弁34の切り換えにより図中の点線の矢印で示す経路を冷媒が流れる。すなわち、圧縮機33から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、四方切換弁34を経て室内熱交換器38に入る。室内熱交換器38にて前記ガス冷媒は室内の空気により冷却され凝縮液化されて液冷媒となり、膨張弁37に送られる。前記液冷媒は膨張弁37で膨張されて低圧の液冷媒となり、補助熱交換器36を経て室外熱交換器35に入る。この室外熱交換器35で前記液冷媒は蒸発気化されガス冷媒となり、四方切換弁34を経て圧縮機33に吸入される。
このように、暖房運転においては室内熱交換器38が凝縮器(condenser)として機能し、室外熱交換器35が蒸発器(evaporator)として機能する。
補助熱交換器を添設して冷房能力を向上させる技術として、下記特許文献1には空気調和機に関する技術が開示されている。
この技術において、空気調和機は、四方弁と室外熱交換器との間に補助熱交換器および第一開閉弁を順次接続すると共に、第一開閉弁および補助熱交換器の間と、第一開閉弁および室外熱交換器の間とに第二開閉弁を備えたバイパス路を接続するように構成されている。
この技術において、空気調和機は、四方弁と室外熱交換器との間に補助熱交換器および第一開閉弁を順次接続すると共に、第一開閉弁および補助熱交換器の間と、第一開閉弁および室外熱交換器の間とに第二開閉弁を備えたバイパス路を接続するように構成されている。
上記構成を有する空気調和機において、補助熱交換器36は室外熱交換器35の下方に配置されており、暖房運転時、膨張弁37で膨張されて低圧となった液冷媒を室外熱交換器35へ吸入させる際の抵抗となる。そのため、この液冷媒が補助熱交換器36の中に溜まり、補助熱交換器36に霜が付き(着霜し)、暖房運転の性能を下げてしまう可能性があるという問題があった。室外の空気の温度が低いときには、補助熱交換器36に付いた霜が成長して氷が張りつめ、除霜運転を実施しても前記氷を全て溶かすことができず、暖房運転の性能を下げてしまう可能性があるという問題があった。
上記特許文献1においても、暖房運転時に第二開閉弁を備えたバイパス路により補助熱交換器をバイパスするものの、室外熱交換器の中に液冷媒が溜まることによりこの室外熱交換器に着霜し、この霜が成長して氷が張りつめてしまい、除霜運転を実施しても前記氷を全て溶かすことができず、空気調和機の性能を下げてしまう可能性があるという問題があった。
そこで、本発明は、前述した実情に鑑み提案されたもので、暖房運転の性能の低下を防止した空気調和機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、室外に設置され、前記冷媒の冷却または前記冷媒の加熱を行う室外熱交換器と、前記室外熱交換器で冷却された前記冷媒をさらに冷却する補助熱交換器と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁と、室内に設置され、前記冷媒と室内の空気との熱交換を行う室内熱交換器とを配管で接続し、前記圧縮機から吐出された冷媒を循環させることにより前記室内熱交換器を介して室内の冷暖房を行う空気調和機において、暖房運転時、前記補助熱交換器に液冷媒が入り込まないようにする冷媒侵入防止手段を備えたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明に記載された空気調和機であって、前記冷媒侵入防止手段が、前記補助熱交換器と前記膨張弁との間に設けられ、前記補助熱交換器側から前記膨張弁側に向けて開放させる第1開閉弁と、直列に接続する前記補助熱交換器および前記第1開閉弁と並列に設けられ、前記膨張弁側から前記室外熱交換器側に向けて開放させる第2開閉弁を備えたバイパスとからなることを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係る空気調和機は、第2の発明に記載された空気調和機であって、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁が逆止弁であることを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る空気調和機は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに記載された空気調和機であって、暖房運転時、前記補助熱交換器に入った液冷媒を排出する冷媒排出手段を設けたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係る空気調和機は、第4の発明に記載された空気調和機であって、前記冷媒排出手段が、前記補助熱交換器と並列に設けられ、一端が前記室外熱交換器の近傍に配置されたキャピラリであることを特徴とする。
第1の発明に係る空気調和機によれば、冷媒を圧縮する圧縮機と、室外に設置され、前記冷媒の冷却または前記冷媒の加熱を行う室外熱交換器と、前記室外熱交換器で冷却された前記冷媒をさらに冷却する補助熱交換器と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁と、室内に設置され、前記冷媒と室内の空気との熱交換を行う室内熱交換器とを配管で接続し、前記圧縮機から吐出された冷媒を循環させることにより前記室内熱交換器を介して室内の冷暖房を行う空気調和機において、暖房運転時、前記補助熱交換器に液冷媒が入り込まないようにする冷媒侵入防止手段を備えたことにより、暖房運転時、前記補助熱交換器への液冷媒の入り込みを防ぎ、この液冷媒による前記補助熱交換器の着霜を防ぐことができるので、暖房運転の性能の低下を防ぐことができる。
第2の発明に係る空気調和機によれば、第1の発明に記載された空気調和機であって、前記冷媒侵入防止手段は、前記補助熱交換器と前記膨張弁との間に設けられ、前記補助熱交換器側から前記膨張弁側に向けて開放させる第1開閉弁と、直列に接続する前記補助熱交換器および前記第1開閉弁と並列に設けられ、前記膨張弁側から前記室外熱交換器側に向けて開放させる第2開閉弁を備えたバイパスとからなることにより、暖房運転時、前記バイパスおよび前記第2開閉弁を経て液冷媒が前記室外熱交換器に入るので、前記補助熱交換器への液冷媒の入り込みを防ぎ、この液冷媒による前記補助熱交換器の着霜を防ぐことができるので、暖房運転の性能の低下を防ぐことができる。
第3の発明に係る空気調和機によれば、第2の発明に記載された空気調和機であって、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁が逆止弁であることにより、前記逆止弁自体が安価であるため、製造コストを抑制することができる。
第4の発明に係る空気調和機によれば、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに記載された空気調和機であって、暖房運転時、前記補助熱交換器に入った液冷媒を排出する冷媒排出手段を設けたことにより、暖房運転時に前記補助熱交換器の中に入った液冷媒が前記冷媒排出手段により排出され、液冷媒による前記補助熱交換器の着霜を防ぐことができるので、空気調和機の性能の低下を防ぐことができる。
第5の発明に係る空気調和機によれば、第4の発明に記載された空気調和機であって、前記冷媒排出手段は、前記補助熱交換器と並列に設けられ、一端が前記室外熱交換器の近傍に配置されたキャピラリであることにより、暖房運転時および除霜運転時に、前記補助熱交換器の中に溜まった液冷媒を前記圧縮機の吸引する力により前記キャピラリを介して前記室外熱交換器に排出させることができるので、前記液冷媒による前記補助熱交換器の着霜を防ぐことができ、空気調和機の性能の低下を防ぐことができる。また、前記キャピラリ自体が安価であるので、製造コストを抑制することができる。
以下に、本発明に係る空気調和機を実施するための最良の形態を実施例に基づき具体的に説明する。
以下に、本発明の第1の実施例に係る空気調和機について、図を用いて具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る空気調和機の概略図である。
第1の実施例に係る空気調和機は、室内に設置される室内熱交換器8を有する室内ユニット2と、室外に設置される圧縮機3、四方切換弁4、室外熱交換器5、補助熱交換器6、膨張弁7、第1開閉弁である第1逆止弁9、第2開閉弁である第2逆止弁10およびバイパス11を有する室外ユニット1とからなる。圧縮機3は四方切換弁4を介して室外熱交換器5、補助熱交換器6、第1逆止弁9、膨張弁7を経て室内熱交換器8に配管13で接続される。この室内熱交換器8は四方切換弁4を介して圧縮機3に配管13で接続される。直列に接続される補助熱交換器6および第1逆止弁9と並列に、第2逆止弁10を備えたバイパス11が設けられる。
第1逆止弁9は、補助熱交換器6側から膨張弁7側へ向けて開放される。つまり、冷媒は補助熱交換器6側から膨張弁7側へのみ流れる。第2逆止弁10は、膨張弁7側から室外熱交換器5側へ向けて開放される。つまり、冷媒は膨張弁7側から室外熱交換器5側へのみ流れる。
圧縮機3は、吸入したガス冷媒を高温・高圧で排出するためのものである。四方向切換弁4は、空気調和機の冷房運転と暖房運転とにおける冷媒の流れ方向を切り換えるためのものである。
補助熱交換器6は、冷房運転時、室外熱交換器5で凝縮液化され冷却された液冷媒を更に冷却するためのものであり、例えば、過冷却コイルなどが挙げられる。
膨張弁7は、高温・高圧の液冷媒を絞り作用により低圧まで膨張させ、冷媒の流量を調整する弁である。
上述した空気調和機では、冷房運転時、圧縮機3の吐出側が室外熱交換器5側に連通し、圧縮機3の吸入側が室内熱交換器8側に連通するように、四方切換弁4は切り換えられる。
圧縮機3から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、四方切換弁4を介して室外熱交換器5に入る。この室外熱交換器5で前記ガス冷媒は冷却され凝縮液化されて液冷媒となる。この液冷媒は補助熱交換器6で更に冷却される。補助熱交換器6で冷却された液冷媒は、第1逆止弁9を経て膨張弁7に至る。膨張弁7により前記液冷媒は低圧まで膨張され、室内熱交換器8に入る。この室内熱交換器8で前記液冷媒は室内の空気と熱交換して蒸発気化し、ガス冷媒となる。このガス冷媒は四方切換弁4を経て圧縮機3に吸入される。なお、第2逆止弁10を設けたことにより、室外熱交換器5から吐出された液冷媒がバイパス11内に入り込まないようになる。
上述した空気調和機では、暖房運転時、圧縮機3の吐出側が室内熱交換器8側に連通し、圧縮機3の吸入側が室外熱交換器5側に連通するように、四方切換弁4は切り換えられる。
圧縮機3から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、四方切換弁4を経て室内熱交換器8に入る。室内熱交換器8にて、室内の空気により前記ガス冷媒は冷却され凝縮液化されて液冷媒となる。室内熱交換器8で凝縮液化された液冷媒は膨張弁7に至る。膨張弁7により前記液冷媒は低圧まで膨張されバイパス11、第2逆止弁10を経て室外熱交換器5に入る。この室外熱交換器5で前記液冷媒は蒸発気化されたガス冷媒となり、四方切換弁4を経て圧縮機3に吸入される。なお、第1逆止弁9により、膨張弁7により膨張された低圧液冷媒が補助熱交換器6内に入り込まないようになる。よって、第1逆止弁9、第2逆止弁10およびバイパス11が冷媒侵入防止手段となる。
したがって、上述した構成を有する空気調和機によれば、冷媒侵入防止手段である第1逆止弁9および第2逆止弁10を備えたバイパス11を設けたことで、暖房運転時、補助熱交換器6に液冷媒が入り込まないようになり、液冷媒による補助熱交換器6の着霜を防ぐことができるので、暖房運転の性能の低下を防ぐことができる。
なお、上記第1の実施例に係る空気調和機では、第1開閉弁および第2開閉弁として第1逆止弁9、第2逆止弁10を用いて説明したが、これら第1逆止弁9、第2逆止弁10の代わりに電磁弁を用いても良い。第1開閉弁および第2開閉弁として電磁弁を用いても、上記第1の実施例に係る空気調和器と同様な作用効果を奏する。
以下に、本発明の第2の実施例に係る空気調和機について、図を用いて具体的に説明する。第2の実施例に係る空気調和機は、上述した第1の実施例に係る空気調和機に冷媒排出手段を追加したものであり、この空気調和器と同様な構造を有する。なお、図1に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図2は、本発明の第2の実施例に係る空気調和機の概略構成図である。
図2に示す様に、第2の実施例に係る空気調和機では、一端が室外熱交換器5の近傍に配置されるキャピラリ12は補助熱交換器6と並列に設けられる。キャピラリ12は、直径の細い管である。キャピラリ12を設けることにより、暖房運転時、圧縮機3が冷媒を吸引する力が室外熱交換器5を介してキャピラリ12に加わる。そのため、補助熱交換器6に入った液冷媒は、キャピラリ12を通じて室外熱交換器5に吸引される。つまり、キャピラリ12が、室外熱交換器5に入った液冷媒を排出する冷媒排出手段となる。なお、キャピラリ12は直径の細い管なので、冷房運転時、液冷媒がキャピラリ12内に入り込まない。
上述した構成を有する第2の実施例に係る空気調和機において、暖房運転時、圧縮機3から吐出されたガス冷媒は、四方切換弁4を介して室内熱交換器8に入る。この室内熱交換器8で凝縮液化して液冷媒となり、膨張弁7に入る。膨張弁7に入った液冷媒は、低圧まで膨張されて、バイパス11、第2逆止弁10を通り、室外熱交換器5に入る。この室外熱交換器5で前記液冷媒は蒸発気化されガス冷媒となる。このガス冷媒は四方切換弁4を経て圧縮機3に吸入される。
バイパス11から室外熱交換器5に入る液冷媒は低圧であるため、室外熱交換器5に吸入される力が弱く、前記液冷媒の一部が重力により室外熱交換器5の下方に配置される補助熱交換器6に溜まりこむ。また、除霜運転時に補助熱交換器6を通過する液冷媒が溜まりこむ。補助熱交換器6に溜まりこんだ液冷媒は、圧縮機3の吸引する力により吸引されて、補助熱交換器6からキャピラリ12を通じて室外熱交換器5へ入る。
バイパス11から室外熱交換器5に入る液冷媒は低圧であるため、室外熱交換器5に吸入される力が弱く、前記液冷媒の一部が重力により室外熱交換器5の下方に配置される補助熱交換器6に溜まりこむ。また、除霜運転時に補助熱交換器6を通過する液冷媒が溜まりこむ。補助熱交換器6に溜まりこんだ液冷媒は、圧縮機3の吸引する力により吸引されて、補助熱交換器6からキャピラリ12を通じて室外熱交換器5へ入る。
したがって、第2の実施例に係る空気調和機によれば、補助熱交換器6と並列に設けられ、一端が室外熱交換器5の近傍に配置されてキャピラリ12により、暖房運転時、補助熱交換器6に液冷媒が入っても、圧縮機3の吸引により、補助熱交換器6からキャピラリ12を通じて室外熱交換器5へ前記液冷媒が排出され、液冷媒が補助熱交換器6の中に溜まることによる補助熱交換器6への着霜を防ぐことができるので、暖房運転の性能の低下を防ぐことができる。
なお、上記実施例2に係る空気調和機では、冷媒排出手段としてキャピラリ12を用いて説明したが、キャピラリ12の代わりに逆止弁を備えた通路を設けても良い。上記逆止弁を補助熱交換器6と第1逆止弁9との間に向け開放させて、補助熱交換器6と第1逆止弁9との間から室外熱交換器5と補助熱交換器6との間に向けてのみ冷媒が流れるようにすることで、上記実施例2に係る空気調和機と同様な作用効果を奏する。
1 室外ユニット
2 室内ユニット
3 圧縮機
4 四方切換弁
5 室外熱交換器
6 補助熱交換器
7 膨張弁
8 室内熱交換器
9 第1逆止弁
10 第2逆止弁
11 バイパス
12 キャピラリ
13 配管
2 室内ユニット
3 圧縮機
4 四方切換弁
5 室外熱交換器
6 補助熱交換器
7 膨張弁
8 室内熱交換器
9 第1逆止弁
10 第2逆止弁
11 バイパス
12 キャピラリ
13 配管
Claims (5)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、室外に設置され、前記冷媒の冷却または前記冷媒の加熱を行う室外熱交換器と、前記室外熱交換器で冷却された前記冷媒をさらに冷却する補助熱交換器と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁と、室内に設置され、前記冷媒と室内の空気との熱交換を行う室内熱交換器とを配管で接続し、前記圧縮機から吐出された冷媒を循環させることにより前記室内熱交換器を介して室内の冷暖房を行う空気調和機において、
暖房運転時、前記補助熱交換器に液冷媒が入り込まないようにする冷媒侵入防止手段を備えたことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載された空調装置であって、
前記冷媒侵入防止手段は、前記補助熱交換器と前記膨張弁との間に設けられ、前記補助熱交換器側から前記膨張弁側に向けて開放させる第1開閉弁と、
直列に接続する前記補助熱交換器および前記第1開閉弁と並列に設けられ、前記膨張弁側から前記室外熱交換器側に向けて開放させる第2開閉弁を備えたバイパスとからなることを特徴とする空気調和機。 - 請求項2に記載された空気調和機であって、
前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁が逆止弁であることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された空気調和機であって、
暖房運転時、前記補助熱交換器に入った液冷媒を排出する冷媒排出手段を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 請求項4に記載された空気調和機であって、
前記冷媒排出手段は、前記補助熱交換器と並列に設けられ、一端が前記室外熱交換器の近傍に配置されたキャピラリであることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049190A JP2005241067A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049190A JP2005241067A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005241067A true JP2005241067A (ja) | 2005-09-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004049190A Withdrawn JP2005241067A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005241067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103925730A (zh) * | 2013-01-16 | 2014-07-16 | 浙江盾安人工环境股份有限公司 | 电动汽车空调系统 |
WO2020008590A1 (ja) * | 2018-07-05 | 2020-01-09 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
-
2004
- 2004-02-25 JP JP2004049190A patent/JP2005241067A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103925730A (zh) * | 2013-01-16 | 2014-07-16 | 浙江盾安人工环境股份有限公司 | 电动汽车空调系统 |
WO2020008590A1 (ja) * | 2018-07-05 | 2020-01-09 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
JPWO2020008590A1 (ja) * | 2018-07-05 | 2021-04-08 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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