JP2005239871A - ネマチック液晶組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高い屈折率異方性を維持しつつ、低温で安定したネマチック相を持ち、高い誘電率異方性を有するアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物を提供し、さらにそれを用いた動作温度範囲が広いアクティブマトリクス型液晶表示素子を提供する。
【解決手段】 第一成分として一般式(1)又は一般式(2)、
【化1】
Figure 2005239871

で表される化合物群から選ばれる化合物を1種又は2種以上を13〜65質量%含有し、第二成分として一般式(3)又は一般式(4) で表される化合物群から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を12〜60質量%含有し、第一成分の含有量がA質量%、第二成分の含有量がB質量%とするとき、式 800<A×B<1400を満たすことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物。本発明の液晶組成物は、液晶プロジェクタやOCBモード等の液晶ディスプレイとして非常に実用的である。
【選択図】 なし


Description

本発明は電気光学的液晶表示材料として有用なネマチック晶組成物、これを用いた液晶表示装置に関する。
表示品質が優れていることから、アクティブマトリクス形液晶表示装置が携帯端末、液晶テレビ、プロジェクタ、コンピューター等の市場に出されている。アクティブマトリクス表示方式は、画素毎にTFT(薄膜トランジスタ)あるいはMIM(メタル・インシュレータ・メタル)等が使われており、この方式には高電圧保持率であることが重要視されている。また、更に広い視角特性を得るためにIPS、OCBモードと組み合わせたTFT表示やより明るい表示を得るためにECBモードの反射型が提案されている。この様な表示素子に対応するために、現在も新しい液晶化合物あるいは液晶組成物の提案がなされている(特許文献1、特許文献2)。
近年、液晶プロジェクタの高性能化やOCBモードへの適用等の理由から屈折率異方性(Δn)と誘電率異方性(Δε)の大きい液晶組成物の要望が高まっている。
高Δnの組成物を得るためには大きなΔnの値を持つトラン系化合物、ビフェニル系化合物、ターフェニル系化合物を用いるのが一般的である。しかし、ビフェニル系化合物やターフェニル系化合物を単独で用いた場合はΔnが十分に大きくなく、またトラン系化合物と組み合わせた場合は溶解性が低下するため、これら化合物同士の高比率での併用による組成物の構築は極めて困難であった。また、トラン系化合物とビフェニル系化合物もしくはターフェニル系化合物との組み合わせでは末端にシアノ基を導入する以外にΔεを大きくすることは困難であり、アクティブマトリクス形液晶表示装置に要求される高電圧保持率を達成できなかった。
上記問題点の一部を解決する手法としてナフタレン系化合物を用いることが提案されている(特許文献3、特許文献4)しかし、これらの例では高いΔnを得るために依然シアノ系化合物を用いるという問題点を有していた。
以上のことから、高い屈折率異方性を維持しつつ、低温で安定したネマチック相を持ち、高い誘電率異方性を有するアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物を得ることは困難であった。
特開平2−233626号公報 特公表4−501575号公報 特開2001−040354号公報 特開2002−356679号公報
本発明が解決しようとする課題は、高い屈折率異方性を維持しつつ、低温で安定したネマチック相を持ち、高い誘電率異方性を有するアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物を提供すること、また、この液晶組成物を使用した動作温度範囲が広いアクティブマトリクス型液晶表示素子を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、第一成分として一般式(1)及び一般式(2)、
Figure 2005239871
Figure 2005239871
(式中、R1及びR2はそれぞれ独立して、炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケニル基であり、この基は非置換であるか、あるいは置換基として少なくとも1個のハロゲン基を有しており、そしてこれらの基中に存在する1個又は2個以上のCH2基はそれぞれ独立してO原子が相互に直接結合しないものとして-O-、-S-、-CO-、-COO-、-OCO-又は-OCO-O-により置き換えられても良く、
A1及びA2はそれぞれ独立して、
(a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい)
(b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい)
からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)又は基(b)はハロゲンで置換されていても良く、
Z1及びZ2はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
l及びmはそれぞれ独立して0又は1であり、X1〜X4はそれぞれ独立してH、F又はClであり、Q1及びQ2はそれぞれ独立して-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y1〜Y6はそれぞれ独立してF又はClである。) で表される化合物群から選ばれる化合物を1種又は2種以上を13〜65質量%含有し、第二成分として一般式(3)及び一般式(4)
Figure 2005239871
Figure 2005239871
(式中、R3〜R5はそれぞれ独立的にR1と同じ意味を表し、
B1〜B5はそれぞれ独立的に
(a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい。)
(b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい。)
からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)又は基(b)はCH3又はハロゲンで置換されていても良く、
n及びoはそれぞれ独立的に0、1又は2であり、
L1〜L4はそれぞれ独立的に、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
L1及びL2のうち少なくとも一つは-C≡C-であり、
L3及びL4のうち少なくとも一つは-C≡C-であり、
B1及びL1が複数存在する場合はそれらは同一でも良く異なっていても良く、
B4及びL3が複数存在する場合はそれらは同一でも良く異なっていても良く、
X5及びX6はそれぞれ独立して、H、F又はClであり、Q3は-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y7はF又はClである。)で表される化合物群から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を12〜60質量%含有し、第一成分の含有量がA質量%、第二成分の含有量がB質量%とするとき、式 800<A×B<1400を満たすことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物及び当該組成物を用いた液晶表示素子を提供する。
本発明の液晶化合物の組み合わせによって、高い屈折率異方性を維持しつつ、低温で安定したネマチック相を持ち、高い誘電率異方性を有するアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物が得られた。この組成物を用いることにより、動作温度範囲が広いアクティブマトリクス型液晶表示素子が提供され、液晶プロジェクタやOCBモード等の液晶ディスプレイとして非常に実用的である。
本願発明における液晶組成物において、第一成分として一般式(1)及び一般式(2)で表される化合物群から1種又は2種以上を含有するが、2種〜15種が好ましく、2種〜10種がより好ましく、2種〜7種がさらに好ましい。
第一成分として一般式(1)及び一般式(2)で表される化合物群から選ばれる1種又は2種以上の化合物の含有率は、13〜65質量%の範囲であるが、15〜60質量%の範囲であることがより好ましい。また、R1及びR2は、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルケニル基が好ましく、未置換の直鎖状炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基がより好ましく、アルケニル基では以下の式(a)〜式(e)で表される構造がさらに好ましい。
Figure 2005239871
(構造式は右端で環に連結しているものとする。)
A1及びA2はそれぞれ独立して、トランス-1,4-シクロへキシレン基、1,4-フェニレン基、3-フルオロ-1,4-フェニレン基又は3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン基が好ましく、1,4-フェニレン基又はトランス-1,4-シクロへキシレン基がより好ましい。Z1及びZ2はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-であるが、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、-C≡C-、-(CH2)4-又は単結合が好ましく、-CH2CH2-、-C≡C-又は単結合がより好ましく、-CH2CH2-又は単結合が特に好ましい。X1〜X4はそれぞれ独立して、-H、-F又は-Clであるが、-H又は-Fが好ましい。Q1、及びQ2はそれぞれ独立して、-OCF2-、-CF2-、又は単結合が好ましく、単結合がより好ましい。Y1〜Y6はそれぞれ独立してF又はClであるが、Fが好ましい。
さらに詳述すると、一般式(1)又は一般式(2)は、具体的な構造として以下の一般式で表される化合物が好ましい。
Figure 2005239871
Figure 2005239871
(式中R1及びR2はそれぞれ独立して、炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケニル基である。)
第二成分として、一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群から1種又は2種以上を含有するが、2種〜15種が好ましく、2種〜10種がより好ましく、2種〜7種がさらに好ましい。一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群から選ばれる1種又は2種以上の化合物の含有率は、12〜60質量%の範囲であるが、15〜60質量%の範囲であることがより好ましい。また、R3〜R5はそれぞれ独立して、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルケニル基が好ましく、未置換の直鎖状炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基がより好ましく、アルケニル基では以下の式(a)〜式(e)で表される構造がさらに好ましい。
Figure 2005239871
(構造式は右端で環に連結しているものとする。)
B1〜B5はそれぞれ独立して、トランス-1,4-シクロへキシレン基、1,4-フェニレン基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-フルオロ-1,4-フェニレン基又は3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン基が好ましい。
L1〜L4はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-であるが、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、-C≡C-、-(CH2)4-又は単結合が好ましく、-COO-、-OCO-、-C≡C-又は単結合がより好ましく、-C≡C-又は単結合が特に好ましい。X5及びX6はそれぞれ独立して、-H、-F又は-Clであるが、-H又は-Fが好ましい。Q3は-OCF2-、-CF2-又は単結合が好ましく、単結合がより好ましい。Y7はF又はClであるが、Fが好ましい。
さらに詳述すると、一般式(3)の具体的な構造として以下の一般式(3a)
Figure 2005239871
(式中R3、R4、B1、L1、及びnは一般式(3)におけると同じ意味を表し、X12、X13はそれぞれ独立してH、F又はClであり、W1はH又はCH3である。) で表される化合物が好ましく、次の化合物が特に好ましい。
Figure 2005239871
(式中R3及びR4はそれぞれ独立して、炭素数1〜15のアルキル基、炭素数1〜15のアルコキシル基又は炭素数2〜15のアルケニル基である。)
一般式(3)の具体的な構造として以下の一般式(3a)
Figure 2005239871
(式中R5、B4、L3、X6、及びoは一般式(4)におけると同じ意味を表す。) で表される化合物が好ましく、次の化合物が特に好ましい。
Figure 2005239871
(式中R5は炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケニル基である。)
本願発明の液晶組成物は、一般式(1)及び一般式(2)で表される化合物群の含有率が13〜65質量%の範囲であり、一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群の含有率が12〜60質量%の範囲であり、第一成分の含有量をA質量%、第二成分の含有量をB質量%とするとき、式 800<A×B<1400を満たす。この式は一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群及び一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群の含有率の最適範囲を数値化したものでありこの様子を図1に示す。
本願発明において、一般式(1)及び一般式(2)で表される化合物群の含有率が15〜65質量%の範囲であり、一般式(3)及び一般式(4)で表される化合物群の含有率が15〜60質量%の範囲であることが好ましい。
第一成分の一般式(1)及び一般式(2) で表される化合物群から選ばれる化合物と第二成分の一般式(3)及び一般式(4) で表される化合物群から選ばれる化合物との相溶性をさらに改善し、さらに安定した低温でのネマチック相を達成させるために第三成分として一般式(5)、一般式(6)及び一般式(7)
Figure 2005239871
Figure 2005239871
Figure 2005239871
(式中R6〜R8はそれぞれ独立して、一般式(1)におけるR1の定義と同じであり、
C1〜C3はそれぞれ独立して、
(a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい)
(b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい)
からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)及び基(b)はハロゲンで置換されていても良く、K1〜K4はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
p及びqはそれぞれ独立して、0又は1であり、rは0、1又は2であり、X8〜X11はそれぞれ独立して、H、F又はClであり、Q4〜Q6はそれぞれ独立して-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y8〜Y13はそれぞれ独立してF又はClである。)で表される化合物から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有することが好ましい。
第三成分として一般式(5)、一般式(6)及び一般式(7)で表される化合物群を2種〜10種含有することが好ましく、2種〜7種がより好ましく、2種〜5種がさらに好ましい。
第三成分として一般式(5)、一般式(6)及び一般式(7)で表される化合物群から選ばれる1種又は2種以上の化合物の含有率は、5〜40質量%の範囲であることが好ましく、5〜35質量%の範囲であることがより好ましい。また、R6〜R8はそれぞれ独立して、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルケニル基が好ましく、未置換の直鎖状炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基がより好ましく、アルケニル基では式(a)〜式(e)で表される構造がさらに好ましい。
C1〜C3はそれぞれ独立して、トランス-1,4-シクロへキシレン基、1,4-フェニレン基、3-フルオロ-1,4-フェニレン基又は3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン基が好ましく、1,4-フェニレン基又はトランス-1,4-シクロへキシレン基がより好ましい。K1〜K4はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-であるが、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、-C≡C-、-(CH2)4-又は単結合が好ましく、-CH2CH2-、-C≡C-又は単結合がより好ましく、-CH2CH2-又は単結合が特に好ましい。rは0、1又は2であるが、1又は2が好ましい。X8〜X11はそれぞれ独立して、-H、-F又は-Clであるが、-H又は-Fが好ましい。Q4〜Q6はそれぞれ独立して、-OCF2-、-CF2-又は単結合が好ましく、単結合がより好ましい。Y8〜Y13はそれぞれ独立して、F又はClであるが、Fが好ましい。
さらに詳述すると、一般式(5)、一般式(6) 又は一般式(7)は、具体的な構造として以下の一般式で表される化合物が好ましい。
Figure 2005239871
Figure 2005239871
Figure 2005239871
(式中R6〜R8はそれぞれ独立して、炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケニル基である。)
本発明において、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)は70℃以上であることがより好ましく、80℃以上であることがさらに好ましい。固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)は-20℃以下であることが好ましく、-30℃以下であることがより好ましい。25℃における誘電率異方性(Δε)が7.0〜18.0であることがより好ましく、7.0〜13.0であることがさらに好ましい。25℃における屈折率異方性(Δn)が0.185〜0.30であることがより好ましく、0.185〜0.25であることがさらに好ましい。
上記ネマチック液晶組成物は、液晶表示素子に有用であり、特にアクティブマトリクス駆動用液晶表示素子に有用であり、OCBモード、IPSモード又はECBモード用液晶表示素子に用いることができる。
本発明のネマテチック液晶組成物は、上記の化合物以外に、通常のネマチック液晶、スメクチック液晶、コレステリック液晶などを含有してもよい。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳述するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例および比較例の組成物における「%」は『質量%』を意味する。
TN-I :ネマチック相−等方性液体相転移温度(℃)を液晶相上限温度とする
T→N :固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(℃)を液晶相下限温度とする
Δε :誘電率異方性
Δn :屈折率異方性
化合物記載に下記の略号を使用する。
末端のn(数字) CnH2n+1-
T -C≡C-
2 -CH2CH2-
On -OCnH2n+1
F -F
ndm- CnH2n+1-C=C-(CH2)m-1-
-O(dm)n -O(CH2)m-2-C=C-CnH2n+1
Figure 2005239871
(実施例1〜3) 液晶組成物の調整
以下に示すネマチック液晶組成物(No.1)、(No.2)及び(No.3)を調整しその物性値を測定し、その結果を表1に示す。
Figure 2005239871
実施例1〜3のネマチック液晶組成物(No.1)、(No.2)及び(No.3)特性は、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)、誘電率異方性(Δε)、屈折率異方性(Δn)全ての特性において所望の値を示した。
(比較例1〜3) 液晶組成物の調整
比較例として以下に示すネマチック液晶組成物(R1)、(R2)及び(R3)を調整しその物性値を測定し、その結果を表2に示す。
Figure 2005239871
比較例1〜3のネマチック液晶組成物(R1)及び(R2)特性は、固体相−ネマチック相転移温度(T→N)が高く、室温で結晶が析出した。またネマチック液晶組成物(R1)においても、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、誘電率異方性(Δε)、屈折率異方性(Δn)全ての特性においては所望の値を満たしたが、スメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)が-6℃と高すぎ、実用上問題のある組成物であった。
(実施例4〜6) 液晶組成物の調整
以下に示すネマチック液晶組成物(No.4)、(No.5)及び(No.6)を調整しその物性値を測定し、その結果を表3に示す。
Figure 2005239871
実施例4〜6のネマチック液晶組成物(No.4)、(No.5)及び(No.6)特性は、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)、誘電率異方性(Δε)、屈折率異方性(Δn)全ての特性において所望の値を示した。
(比較例4, 5) 液晶組成物の調整
比較例として以下に示すネマチック液晶組成物(R4)及び(R5)を調整しその物性値を測定し、その結果を表4に示す。
Figure 2005239871
比較例4、5のネマチック液晶組成物(R4)及び(R5)特性は、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、スメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)、屈折率異方性(Δn)の特性においては所望の値を満たしたが、誘電率異方性(Δε)が小さく、所望の値を満たさなかった。
(実施例7〜9) 液晶組成物の調整
以下に示すネマチック液晶組成物(No.7)、(No.8)及び(No.9)を調整しその物性値を測定し、その結果を表5に示す。
Figure 2005239871
実施例7〜9のネマチック液晶組成物(No.7)、(No.8)及び(No.9)特性は、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)、誘電率異方性(Δε)、屈折率異方性(Δn)全ての特性において所望の値を示した。
(比較例6, 7) 液晶組成物の調整
比較例として以下に示すネマチック液晶組成物(R6)及び(R7)を調整しその物性値を測定し、その結果を表6に示す。
Figure 2005239871
比較例6、7のネマチック液晶組成物(R6)及び(R7)特性は、ネマチック相-等方性液体相転移温度(TN-I)、スメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)、誘電率異方性(Δε)の特性においては所望の値を満たしたが、屈折率異方性(Δn)が低く、所望の値を満たさなかった。
実施例1〜9及び比較例1〜7の液晶組成物の第一成分含有量(%)と第二成分含有量(%)をプロットしたグラフ。

Claims (7)

  1. 第一成分として一般式(1)及び一般式(2)、
    Figure 2005239871
    Figure 2005239871
    (式中、R1及びR2はそれぞれ独立して、炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケニル基であり、この基は非置換であるか、あるいは置換基として少なくとも1個のハロゲン基を有しており、そしてこれらの基中に存在する1個又は2個以上のCH2基はそれぞれ独立してO原子が相互に直接結合しないものとして-O-、-S-、-CO-、-COO-、-OCO-又は-OCO-O-により置き換えられても良く、
    A1及びA2はそれぞれ独立して、
    (a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい)
    (b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい)
    からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)又は基(b)はハロゲンで置換されていても良く、
    Z1及びZ2はそれぞれ独立して、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
    l及びmはそれぞれ独立して0又は1であり、X1〜X4はそれぞれ独立してH、F又はClであり、Q1及びQ2はそれぞれ独立して-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y1〜Y6はそれぞれ独立してF又はClである。) で表される化合物群から選ばれる化合物を1種又は2種以上を13〜65質量%含有し、第二成分として一般式(3)及び一般式(4)
    Figure 2005239871
    Figure 2005239871
    (式中、R3〜R5はそれぞれ独立的にR1と同じ意味を表し、
    B1〜B5はそれぞれ独立的に
    (a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい。)
    (b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい。)
    からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)又は基(b)はCH3又はハロゲンで置換されていても良く、
    n及びoはそれぞれ独立的に0、1又は2であり、
    L1〜L4はそれぞれ独立的に、単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
    L1及びL2のうち少なくとも一つは-C≡C-であり、
    L3及びL4のうち少なくとも一つは-C≡C-であり、
    B1及びL1が複数存在する場合はそれらは同一でも良く異なっていても良く、
    B4及びL3が複数存在する場合はそれらは同一でも良く異なっていても良く、
    X5及びX6はそれぞれ独立して、H、F又はClであり、Q3は-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y7はF又はClである。)で表される化合物群から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を12〜60質量%含有し、第一成分の含有量がA質量%、第二成分の含有量がB質量%とするとき、式 800<A×B<1400を満たすことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示素子用液晶組成物。
  2. ネマチック−アイソトロピック転移温度が70℃〜120℃であり、クリスタル又はスメクチック−ネマチック転移温度が-80℃〜-20℃であり、屈折率異方性Δnが0.185〜0.30であり、誘電率異方性Δεが7.0〜18.0である請求項1記載の液晶組成物。
  3. 第三成分としてとして一般式(5)、一般式(6) 又は一般式(7)
    Figure 2005239871
    Figure 2005239871
    Figure 2005239871
    (式中R6〜R8はそれぞれ独立して、一般式(1)におけるR1の定義と同じであり、
    C1〜C3はそれぞれ独立して、
    (a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -O- 及び又は -S- に置き換えられてもよい)
    (b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2基又は隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き換えられてもよい)
    からなる群より選ばれる基であり、上記の基(a)又は基(b)はハロゲンで置換されていても良く、K1〜K4は、それぞれ独立して単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-、-OCF2-、-CF2O-又は-C≡C-を表し、
    p及びqはそれぞれ独立して0又は1であり、rは0、1又は2であり、X8〜X11はそれぞれ独立してH、F又はClであり、Q4〜Q6はそれぞれ独立して-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-又は単結合であり、Y8〜Y13はそれぞれ独立してF又はClである。)で表される化合物から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を5〜40質量%含有する請求項1又は2記載の液晶組成物。
  4. 一般式(3)が一般式(3a)
    Figure 2005239871
    (式中R3、R4、B1、L1、及びnは一般式(3)におけると同じ意味を表し、X12及びX13はそれぞれ独立してH、F又はClであり、W1はH又はCH3である。)で表される、請求項1記載のネマチック液晶組成物。
  5. 一般式(4)が一般式(4a)
    Figure 2005239871
    (式中R5、B4、L3、X6、及びoは一般式(4)におけると同じ意味を表す。)で表される、請求項1記載のネマチック液晶組成物。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のネマチック液晶組成物を用いた液晶表示素子。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載のネマチック液晶組成物を用いたアクティブマトリックス液晶表示素子。




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