JP2005238886A - 追突防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両の走行状態を後続車両の乗員に報知することにより、後続車両が自車両に追突することを効果的に防止すること。
【解決手段】自車両がほぼ停止していたり、極低速度で走行している場合に、そのような走行状態であることを車両の後部に設けたランプの点灯によって後続車両の乗員に報知する。このため、後続車両の運転者は、自車の走行速度が高ければ、即座に減速が必要であると判断することができ、後続車両の自車両への追突を効果的に防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、後続車両が自車両へ追突することを防止するための追突防止装置に関するものである。
従来、ブレーキペダルが操作されたときに、車両の後部に設けられたストップランプ(ブレーキランプ)を点灯することによって、後続車両にブレーキング中であることを伝え、後続車両の追突防止を図っていた。
しかしながら、上述したストップランプは、ブレーキペダルの操作に連動して点灯されるものであるため、ブレーキ操作によって車両がほぼ停止状態となり、ブレーキペダルの操作を終了すると、ストップランプも消灯する。従って、例えば渋滞などが生じた状況において、その渋滞の最後尾車両がほぼ停止状態であったり、極低速度で走行していたりしても、ストップランプが消灯されていることがある。
このため、その最後尾の車両に向かって後続車両が走行してきた場合には、後続車両の運転者が、最後尾車両の前方の状況をみずから確認したり、その最後尾車両が大型車両で前方の確認が困難であれば、最後尾車両自体の移動速度を目視によって確認して、自車両の速度を低下すべきか否かを判断する必要がある。このとき、そのような最後尾車両の走行状態を後続車両の運転者が明確に認識できると、後続車両の運転者は、より早期にブレーキ操作等の減速操作を開始することができるので、追突の防止に役立つと考えられる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、自車両の走行状態を後続車両の乗員に報知することにより、後続車両が自車両に追突することを効果的に防止することが可能な追突防止装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の追突防止装置は、
車両の後部であって、後続車両の乗員に視認可能な位置に設けられたランプと、
車両の走行速度を検出する速度検出手段と、
速度検出手段によって検出される走行速度が、所定基準速度以下の極低速域に属するか否かを判定する判定手段と、
判定手段によって、車両の走行速度が極低速域に属すると判定された場合に、ランプを点灯して、後続車両の乗員に報知する点灯手段とを備えることを特徴とする。
上述した請求項1に記載の追突防止装置によれば、自車両がほぼ停止していたり、極低速度で走行している場合に、そのような走行状態であることをランプの点灯によって後続車両の乗員に報知することができる。このため、後続車両の運転者は、自車の走行速度が高ければ、即座に減速が必要であると判断することができ、後続車両の自車両への追突を効果的に防止することができる。
また、請求項2に記載の追突防止装置は、
車両の後部であって、後続車両の乗員に視認可能な位置に設けられたランプと、
サイドブレーキがかけられていることを検出するサイドブレーキ検出手段と、
サイドブレーキ検出手段によってサイドブレーキがかけられていることが検出されたときに、ランプを点灯して、後続車両の乗員に報知する点灯手段とを備えることを特徴とする。
サイドブレーキがかけられている場合、ブレーキペダル操作は行なわれずとも、車両は実質的に停止状態となる。このため、サイドブレーキがかけられていることを検出して、ランプを点灯することによっても、後続車両の追突を防止する上で効果が期待できる。
請求項3に記載したように、ランプは、ブレーキペダルが踏み込まれた際に点灯するブレーキランプと共用するができる。また、請求項4に記載するように、ランプは、車両の後尾灯と共用することも可能である。ただし、ランプを車両の後尾灯と共用する場合には、ライトスイッチの状態を検出して、当該ライトスイッチの状態が後尾灯の消灯を示す場合のみ、後続車両の乗員への報知のために、後尾灯を用いることができる。ライトスイッチによって車幅灯や前照灯が点灯される状態においては、後尾灯も点灯されるので、その場合には、後続車両の乗員への報知に後尾灯を利用することができないためである。
以下、本発明の実施形態による追突防止装置について、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係わる追突防止装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、追突防止装置100は、車速センサ10、サイドブレーキセンサ20、ライトスイッチセンサ30、第1及び第2の点灯回路50,60、及びこれらに接続されたコンピュータ40から構成される。
コンピュータ40は、図示しない入出力インターフェース(I/O)、記憶素子としてのROM及びRAM,及びCPU等を備えている。これらのハード構成は一般的なものであるので、その構成に関する説明は省略する。このコンピュータ40は、主に、車両の速度が極低速であったり、サイドブレーキが掛けられている状態において、後続車両に、ストップランプや後尾灯を用いてそのような走行状態であることを報知する追突防止制御を実行する。この制御の詳細については後述する。
車速センサ10は、例えば車軸近傍に設定され、車輪の回転速度に対応した車速信号を出力する。コンピュータ40は、車速信号に基づいて、自車両の走行速度を算出する。
サイドブレーキセンサ20は、図示しないサイドブレーキの作動状態を検出して、その作動状態を示す信号を出力する。具体的には、サイドブレーキがかけられている場合には、ON信号を出力し、サイドブレーキがかけられていない場合には、OFF信号を出力する。
ライトスイッチセンサ30は、図示しないライトスイッチによって切り換えられる車両の灯火装置の作動状態を検出して、その作動状態を示す信号を出力する。具体的には、灯火装置において車幅灯(いわゆるスモールライト)のみが点灯されている場合、車幅灯点灯信号を出力し、前照灯(いわゆるヘッドライト)が点灯されている場合、前照灯点灯信号を出力する。なお、灯火装置は、前照灯を点灯する場合には、車幅灯も併せて点灯する。
第1の点灯回路50は、車両の後部に設けられたストップランプ(ブレーキランプ)の点灯を制御するための点灯回路である。このストップランプは、通常は、図示しないブレーキペダルが車両の運転者によって踏み込み操作されたときに、後続車両の乗員に対してブレ‐キング中であることを伝えるために、第1の点灯回路50によって点灯される。
本実施形態では、ブレーキペダルの踏み込み操作に加えて、車両が極低速度で走行する状態、ほぼ停止している状態、あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを検出すると、この第1の点灯回路50によってストップランプを点灯する。これにより、自車両の状態が、極低速度での走行状態であったり停止状態であることを後続車両の乗員に報知して、後続車両の自車両への追突の防止を図る。
第2の点灯回路は60は、車両の後部面に設けられた後尾灯(いわゆるテールライト)の点灯を制御するための点灯回路である。この後尾灯も、自車両が上述した極低速走行状態(停止状態を含む)あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを後続車両の乗員に報知するために利用される。ただし、後尾灯は、車両の灯火装置の一部として、ライトスイッチによりその点灯状態が制御されるので、そのライトスイッチによる点灯制御が行なわれていないときに限って、追突防止の報知手段として利用される。
次に、コンピュータ40が実行する、上述した追突防止制御について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
図2に示すように、まずステップS10において、車速センサ10、サイドブレーキセンサ20、及びライトスイッチセンサ30の各センサの出力を読み込む。そして、ステップS20では、車速センサ10からの車速信号に基づいて算出された自車両の走行速度が、例えば5km/h以下の極低速域に属するか否かを判定する。なお、この「5km/h」は単なる基準速度の例示であって、極低速域を定める上限速度は、「5km/h」に制限されるものではない。
ステップS20において「Yes」と判定されるとステップS40に進み、一方「No」と判定されると、ステップS30に進む。ステップS30では、サイドブレーキがONされているか否かをサイドブレーキセンサ20の出力に基づいて判定する。この判定において「Yes」と判定されると、ステップS40に進み、「No」と判定されると、ステップS10の処理に戻る。
すなわち、車両の走行速度が、停止状態を含む、所定の極低速域に属するか、又はサイドブレーキがかけられた状態と判定されると、ステップS40の処理に進むのである。
ステップS40では、ライトスイッチセンサの出力に基づいて、前照灯が点灯された状態であるか否かを判定する。このステップS40において「Yes」と判定されると、この場合、後尾灯がライトスイッチによって点灯状態に切り換えられているため、ステップS70に進む。ステップS70では、自車両が極低速走行状態あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを後続車両の乗員に報知すべく、第1の点灯回路50によってストップランプのみを点灯する。
同様に、ステップS50では、ライトスイッチセンサの出力に基づいて、車幅灯が点灯された状態であるか否かを判定する。車幅灯が点灯される場合も、後尾灯は点灯されるためである。従って、このステップS50において「Yes」と判定されたときにも、ステップS70に進み、ストップランプのみを用いて、自車両が極低速走行状態あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを後続車両の乗員に報知する。
一方、ステップS40及びS50において、ともに「No」と判定された場合には、後尾灯は消灯されているので、自車両が極低速走行状態あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを後続車両の乗員に報知するために、ストップランプに加えて後尾灯も利用可能である。従って、この場合には、ステップS60に進み、第1の点灯回路50及び第2の点灯回路60により、ストップランプ及び後尾灯を同時に点灯させる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態においては、ストップランプ及び後尾灯を利用して、自車両が極低速走行状態あるいはサイドブレーキがかけられた状態であることを後続車両の乗員に報知した。しかしながら、ストップランプ及び後尾灯とは別に専用のランプを設け、そのランプの点灯によって報知しても良い。
さらに、ストップランプ及び後尾灯を用いて報知を行なう場合には、例えば所定周期で点滅するように点灯させる等、点灯の態様を通常とは異ならせても良い。これにより、例えばストップランプが点灯した場合には、連続点灯であるのか点滅であるのかによって、ブレ‐キング中であるのか、それとも極低速走行等であるのかを判別することができるようになる。
また、上述した実施形態では、車速が5km/h以下かどうかとの判定と、サイドブレーキがONかとの判定とを、ともに行なっていた。しかしながら、その2つの判定をともに行なわずに、一方のみの判定によって、車両の走行状態を判別しても良い。つまり、サイドブレーキがかけられているときには、車両はほぼ停止状態を維持することが多く、走行したとしてもその速度は極低いケースがほとんどである。従って、車速とサイドブレーキに関する判定条件は、ともに、車両がほぼ停止していたり、極低速度で走行している状態を判別することができる。
実施形態に係わる追突防止装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態における追突防止制御の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車速センサ
20 サイドブレーキセンサ
30 ライトスイッチセンサ
40 コンピュータ
50 第1の点灯回路
60 第2の点灯回路

Claims (4)

  1. 車両の後部であって、後続車両の乗員に視認可能な位置に設けられたランプと、
    車両の走行速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度検出手段によって検出される走行速度が、所定基準速度以下の極低速域に属するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、車両の走行速度が極低速域に属すると判定された場合に、前記ランプを点灯して、前記後続車両の乗員に報知する点灯手段とを備えることを特徴とする追突防止装置。
  2. 車両の後部であって、後続車両の乗員に視認可能な位置に設けられたランプと、
    サイドブレーキがかけられていることを検出するサイドブレーキ検出手段と、
    前記サイドブレーキ検出手段によってサイドブレーキがかけられていることが検出されたときに、前記ランプを点灯して、前記後続車両の乗員に報知する点灯手段とを備えることを特徴とする追突防止装置。
  3. 前記ランプは、ブレーキペダルが踏み込まれた際に点灯するブレーキランプと共用されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の追突防止装置。
  4. 前記ランプは、車両の後尾灯と共用され、
    ライトスイッチの状態を検出する状態検出手段をさらに備え、
    前記点灯手段は、前記ライトスイッチの状態が前記後尾灯の消灯を示す場合であって、前記後続車両の乗員に報知する必要があるときにのみ、前記後尾灯を点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の追突防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050834A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Sanyo Electric Co Ltd 移動体通信装置及び走行支援方法
KR102131151B1 (ko) * 2020-04-01 2020-07-07 김영권 저속차량 비상등 점멸 유도장치

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