JP2005235210A - 3次元体積データの符号化/復号化方法及び装置 - Google Patents

3次元体積データの符号化/復号化方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 3次元体積データ符号化/復号化方法及び装置を提供する。
【解決手段】 ポイントテクスチャデータと、ボクセルデータと、オクツリーデータとのうちの少なくとも一つを含んで構成される3次元体積データを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーデータに変換する段階と、前記適応オクツリーのノードを符号化する段階と、前記適応オクツリーのノードを符号化する段階における符号化により得られるデータからビットストリームを生成する段階とからなることを特徴とする3次元体積データ符号化方法である。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、3次元体積データの符号化及び復号化に係り、更に詳細には、ポイントテクスチャ(PointTexture)、ボクセル、オクトツリーデータのうち、いずれか一つからなる3次元体積データの符号化/復号化方法及び装置に関する。
3次元グラフィックスに使用されるデータは、一般的にそのデータ量が大きい。ポイントテクスチャデータは、ボクセルデータとオクトツリーとに変換できるが、それらの3次元体積データの量は膨大である。そのような大容量データは、保存するのに大容量のメモリー空間が必要であり、演算するのに高速のプロセッシング能力が必要である。したがって、データを処理するのにコストが高くなるという問題があり、データを効率的に圧縮する必要性がある。
最近、3次元グラフィックス分野では、実際のイメージのような現実感のあるグラフィック画面を生成しようとする研究が進められてきたが、その一つが、イメージベースドレンダリング方式である。それは、従来の3次元データモデリング方法で使用される多角形メッシュモデルと比較して、データの大きさと演算時間とを減らし得るだけでなく、より現実感のある映像を提供し得るという長所がある。
現在、3次元物体を表現する主な方法は、多角形メッシュモデルである。それは、三角形、四角形またはそれ以上の多角形を使用して、任意の3次元の形状を表現できる。3次元グラフィックスソフトウェア技術とハードウェア技術の発展により、複雑な物体と背景とをリアルタイムで静止画または動画の多角形モデルで視覚化することが可能となった。
一方、更に他の3次元表現方式についての研究が、ここ数年間に活発に進められてきた。それは、現実世界の物体を多角形モデルにより表現することが難しく、且つレンダリングが複雑なため演算時間が長く、実際の写真のように現実的なイメージを生成できないため、そのような研究が進められてきた。
あるアプリケーションでは、莫大な量の多角形を必要とする。例えば、人体の詳細なモデルは、通常、数百万個以上の多角形を含み、これらを扱うことは容易ではない。たとえ3次元スキャナーのように、3次元測定技術分野の最近の進歩によって、受容できる誤差しか含まない稠密な3次元データが得られるが、物体全体に対して連続的で完全な多角形モデルを得ることは、相変らず高コストがかかり、且つ非常にむずかしい。また、写真のような高解像度を得るためのレンダリング技術は、演算において複雑であるため、リアルタイムレンダリングがむずかしい。
デプスイメージベースドリプレゼンテーション(Depth Image−Based Representation:以下、DIBR)は、複雑な3次元物体を表現しレンダリングする新たな表現方法及びレンダリング方法である。DIBRは、MPEG−4 AFX(Animation Framework eXtension)に採択されている。コンピュータグラフィックスでは、通常多角形メッシュで3次元物体を表現してきたが、DIBRは、3次元物体を、目に見える物体の表面を取り囲む1セットの参照イメージで示す。各参照イメージは、対応するデプスマップで示され、前記デプスマップは、イメージ平面のピクセルから物体の表面までの距離を配列で示したものである。DIBRの利点の一つは、複雑な多角形モデルを直接使用せずとも、参照イメージによって物体に高画質で視覚化することができるということである。更に、DIBRビューをレンダリングする複雑さは、背景の複雑さには関係なくビューのピクセル数(すなわち、ビューの解像度)のみに関連する。DIBRファミリーの主な形式は、シンプルテクスチャ、ポイントテクスチャ及びオクトツリーイメージである。前記ポイントテクスチャは、1つのカメラ位置から見たピクセルの配列で物体を表現する。それぞれのポイントテクスチャピクセルは、色(color)、深さ(depth)(ピクセルからカメラまでの距離)及びポイントテクスチャレンダリングを補助する幾つかの他の属性により表現される。各視線に沿って多数のピクセルがあり、したがって、ポイントテクスチャは、通常多数の層より構成され得る。1次元でのポイントテクスチャの簡単な例が、図1に示されている。ポイントテクスチャは、通常大量のデータを含む。実際のイメージでは、更に高いサンプリング密度と莫大な量のデータが必要になる。したがって、ポイントテクスチャイメージの圧縮は、効率的に行われなければならない。ポイントテクスチャのノード規格は、図2に示されている。図2のノード規格で、depthとcolorフィールドが圧縮対象である。
ポイントテクスチャに関する研究は今までほとんど行われていない。非特許文献1で、ポイントテクスチャ映像を圧縮する方法が提示されているが、前記方法は、階層化された深さイメージ(Layered Depth Image:LDI)の圧縮方法と呼ばれる。深さ情報を圧縮するために、JPEG−LSアルゴリズムが適用されている。また、色情報は、現存するコード化標準を使用して圧縮される。しかし、そのようなアルゴリズムは、漸進的な圧縮及び伝送を支援できない。
パターンコード表現(PCR)を使用して、3次元ボクセル表面モデルを圧縮する方法が非特許文献2で提案されている。しかし、その方法は、階層的オクトツリー構造を利用せず、漸進的圧縮を利用することもできない。
MPEG−4 AFX標準で、PPM(Prediction by Partial Matching)方法を利用したオクトツリー圧縮方法が非特許文献3で提案されている。その方法も、漸進的ビットストリームを作り得ない。そして、その方法では、オクトツリー圧縮方法を使用するため、ボリュームデータの解像度は、幅、高さ、深さの値がすべて同じでなければならない固定された解像度のデータしか圧縮することができないという短所がある。すなわち、幅、高さ、深さが、それぞれ異なる任意の解像度を有するデータについては圧縮できない。
J.Duan及びJ.Li著、「Compression of the Layered Depth Image」、IEEE Trans.Image Processing、vol.12、no.3、pp.365−372、2003年3月発行 C.S.Kim及びS.U.Lee著、「Compact Encoding of 3D Voxel Surface Based on Pattern Code Representation」、IEEE Trans.Image Processing、vol.11、no.8、pp.932−943、2002年発行 ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 14496−16:2003:Information Technology−Coding of Audio−Visual Objects−Part 16:Animation Framework eXtension(AFX)
本発明が達成しようとする技術的課題は、3次元体積データを効率的に符号化し、更に任意の解像度を有する3次元体積データを符号化でき、且つ漸進的な圧縮を可能とする、3次元体積データの符号化方法及び装置を提供することにある。
本発明が達成しようとする他の技術的課題は、3次元体積データの解像度に関係なく、任意の解像度を有する3次元体積データを復号化でき、且つ適応オクトツリーを使用して漸進的な圧縮に対する復元を可能とする、3次元体積データ復号化方法及び装置を提供することにある。
本発明に係る3次元体積データ符号化方法は、(a)ポイントテクスチャデータと、ボクセルデータと、オクツリーデータとのうちの少なくとも一つを含んで構成される3次元体積データを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーデータに変換する段階と、(b)前記適応オクツリーのノードを符号化する段階と、(c)前記(b)段階における符号化により得られるデータからビットストリームを生成する段階とを含む。
前記(a)段階は、ポイントテクスチャデータ及びボクセルデータをオクツリーデータに変換する段階と、前記オクツリーデータを、中間ノードに前記所定のラベルが付与された適応オクツリーに変換する段階とを備えることが好ましい。
前記(a)段階の適応オクツリーデータ変換は、3次元バウンディングボリュームを用いて、3次元体積データをボクセルデータに変換する段階と、3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとを、所定のラベルを付して区別する段階とを備えることが好ましい。
前記所定のラベルは、前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」であることが好ましい。
前記(b)段階は、(b1)前記適応オクツリーの各ノードの符号化の順序を決定する段階と、(b2)前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに符号化するのかを示すノード種類情報を設定する段階と、(b3)前記ノード種類情報がSノードであれば、Sノードの詳細情報を符号化し、Pノードであれば、Pノードの詳細情報を符号化する段階とを含むことが好ましい。
前記(b1)段階は、3次元物体の適応オクツリーの前記ラベルを参照して、トップダウン方式で、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で符号化するノードを決定することが好ましい。
前記(b2)段階は、(b2−1)Sノードに符号化する場合のエントロピと、Pノードに符号化する場合のエントロピとを求め、求めたエントロピが小さい方のノードに符号化することを決定する段階と、(b2−2)前記(b2−1)段階において決定されたノードのラベルのAAC符号化を行う段階とを備えることが好ましい。
前記(b3)段階のSノード符号化では、色情報の平均値とサブノードのラベルとを符号化し、前記色情報の符号化は、現在ノードの領域にあるボクセルの平均色であるR、G、B値をAACで符号化し、前記下位ノードラベル符号化は、現在ノードの下位ノードのラベルであるB(Black)またはW(White)の値をAAC符号化することが好ましい。
前記(b3)段階のPノード符号化では、深さ情報及び色情報を符号化し、前記深さ情報の符号化は、所定の個数のコンテキストを使用して、該当ノードの総てのサブノードをラスタースキャン順序でPPM符号化またはAAC符号化を行い、前記色情報符号化は、現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値をDPCM符号化、及びAAC符号化することにより行われることが好ましい。
前記(c)段階は、前記符号化されたデータ及び3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を、ビットストリームに生成し、前記ビットストリームは、ノード符号化時に、開始ノードから特定ノードまで符号化する損失符号化方式と、最初のノードから最後のノードまで何れも符号化する無損失符号化方式とを支援するビットストリームであることが好ましい。
ポイントテクスチャデータと、ボクセルデータと、オクツリーデータとのうちの少なくとも一つを含んで構成される3次元体積データを、中間ノードに所定のラベル番号が付与された適応オクツリーデータに変換する適応オクツリー生成部と、前記適応オクツリーのノードを符号化するノード符号化部と、前記ノード符号化部で符号化されたデータからビットストリームを生成するビットストリーム生成部とを含むことが好ましい。
前記適応オクツリー生成部は、ポイントテクスチャデータ及びボクセルデータからなる3次元体積データをオクツリーに変換する3次元体積データ入力部と、前記オクツリーを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーデータに変換するオクツリー変換部とを備えることが好ましい。
前記適応オクツリーデータは、前記3次元体積データを、3次元バウンディングボリュームを用いて変換することで得られるデータであり、前記適応オクツリーデータでは、3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルを付けて区分されていることが好ましい。
前記所定のラベルは、前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」であることが好ましい。
前記ノード符号化部は、前記適応オクツリーの各ノードの符号化の順序を決定するノード順序選択部と、前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに符号化するのかを決定するノードSOP選択部と、Sノードに符号化する場合には、Sノードの詳細情報を符号化するSノード符号化部と、Pノードに符号化する場合には、Pノードの詳細情報を符号化するPノード符号化部とを含むことが好ましい。
前記ノード順序選択部は、前記3次元物体の適応オクツリーの前記ラベルを参照して、トップダウン方式で、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で符号化するノードを決定することが好ましい。
前記ノードSOP選択部は、Sノードに符号化する場合のエントロピと、Pノードに符号化する場合のエントロピとを求め、求めたエントロピが小さい方のノードに決定し、決定されたノードのラベルのAACで符号化を行うことが好ましい。
前記Sノード符号化部は、色情報の平均値とサブノードのラベルとを符号化し、前記Pノード符号化部は、深さ情報と色情報とを符号化することが好ましい。
前記ビットストリーム生成部は、3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を含み、ノード符号化の際に開始ノードから特定ノードまでを符号化する損失符号化方式と、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードを符号化する無損失符号化方式とを採用するビットストリームを生成することが好ましい。
本発明に係る3次元体積データ復号化方法は、(1)3次元体積データのビットストリームからツリーを構成するノードを読み取る段階と、(2)読み取られたノードを復号化する段階と、(3)前記復号化されたノードから適応オクツリーを復元する段階と、(4)前記適応オクツリーからオクツリーと、ボクセルと、ポイントテクスチャデータとのうちの何れか一つのデータを復元する段階とを含む。
前記(1)段階は、3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を読み取る段階をさらに備え、前記(2)段階は、前記解像度情報を利用して、ノード復号化の際に、開始ノードから特定ノードまでを復号化する損失復号化段階を備えることが好ましい。
前記(1)段階は、3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を読み取る段階をさらに備え、前記(2)段階は、前記解像度情報を利用して、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードを復号化する無損失復号化段階を備えることが好ましい。
前記(2)段階は、(2−1)前記ノードの復号化の順序を決定する段階と、(2−2)前記ノードを、前記ノードをSノードとPノードとのうちの何れに復号化するのかを示すノード種類情報を設定する段階と、(2−3)前記ノード種類情報がSノードであれば、Sノードの詳細情報を復号化し、Pノードであれば、Pノードの詳細情報を復号化する段階とを含むことが好ましい。
前記(2−1)段階では、3次元物体の適応オクツリー構造を、トップダウン方式で復元しつつ、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で復号化するノードを選択することが好ましい。
前記(2−2)段階では、SまたはPのラベルを逆AACで復号化して、SノードまたはPノードに復号化することが好ましい。
前記(2−3)段階のSノード復号化は、色情報の平均値を復号化する段階と、サブノードのラベルを復号化する段階とを含むことが好ましい。
前記色情報の平均値を復号化する段階は、逆AACで復号化して、現在ノードの領域にあるボクセルの平均色であるR、G、B値を復号化し、前記下位ノードのラベル復号化は、逆AACで復号化して、下位ノードのラベルであるB(Black)またはW(White)の値を復号化することが好ましい。
前記(2−3)段階のPノード復号化は、深さ情報を復号化する段階と、色情報を復号化する段階と含むことが好ましい。
前記深さ情報の復号化は、所定の個数のコンテキストを使用して、復号化対象ノード以下の全体下位ノードをラスタースキャン順序で逆PPMまたは逆AACで復号化し、前記色情報の平均値を復号化する段階は、現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値を逆AAC復号化、及び逆DPCM復号化することにより行われることが好ましい。
前記(3)段階の適応オクツリーのデータ復元に際し、物体が存在する位置のボクセルと、物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルにより区別されていることが好ましい。
前記所定のラベルは、復元する3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、逆PPMアルゴリズムにより復号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」であることが好ましい。
本発明に係る3次元体積データ復号化装置は、3次元体積データのビットストリームからツリーを構成するノードを読み取るビットストリーム読み取り部と、前記読み取られたノードを復号化するノード復号化部と、前記ノード復号化部で復号化されたノードから、適応オクツリーを復元する適応オクツリー復元部と、前記適応オクツリーから、オクツリーと、ボクセルと、ポイントテクスチャデータのうちの少なくとも一つを復元するデータ復元部とを含むことが好ましい。
前記ビットストリーム復元部は、3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報と、ノードとを読み取り、前記ノード復号化部は、前記解像度情報を利用して、ノード復号化に際し、開始ノードから特定ノードまでの復号化と、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードの復号化とのうちの何れかを行うことが好ましい。
前記ノード復号化部は、ノードの復号化の順序を決定するノード順序選択部と、前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに復号化するのかを決定するノードSOP選択部と、Sノードに復号化する場合には、Sノードの詳細情報を復号化するSノード復号化部と、Pノードに復号化する場合には、Pノードの詳細情報を復号化するPノード復号化部とを含むことが好ましい。
前記ノード順序選択部は、前記3次元物体の適応オクツリー構造を、トップダウン方式で復元しつつ、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で復号化するノードを決定し、前記ノードSOP選択部は、SまたはPのラベルを逆AACで復号化して、SノードまたはPノードに復号化することが好ましい。
前記Sノード復号化部は、色情報の平均値とサブノードのラベルとを復号化し、前記Pノード復号化部は、深さ情報と色情報とを復号化することが好ましい。
前記深さ情報の復号化は、所定の個数のコンテキストを使用して、該当ノードの総てのサブノードをラスタースキャン順序で、逆PPM復号化または逆AAC復号化することで行われ、前記色情報の平均値を復号化する段階は、現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値を、逆AAC復号化、及び逆DPCM復号化することにより行われることが好ましい。
前記適応オクツリー復元部の適応オクツリーデータでは、3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルを付けて区別されており、前記ラベルは、前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」であることが好ましい。
また、本発明は前記した方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体として提供することもできる。
本発明による3次元体積データの符号化及び復号化方法及び装置は、莫大な量の3次元体積データを高効率に符号化でき、固定された解像度の3次元体積データだけでなく、任意の解像度の3次元体積データも高効率に符号化でき、少ないデータ量で高画質の3次元体積データを復元できる。なお、漸進的なビットストリームを生成するため、デコーディング時に3次元体積データを漸進的に表示し得る。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るポイントテクスチャ、ボクセル、オクトツリーのデータ構造のうち、いずれか一つからなる3次元体積データの符号化/復号化方法及び装置について詳細に説明する。
まず、本発明による3次元物体データの符号化装置及び方法を説明する。図3Aは、本発明による3次元物体データの符号化装置の構成をブロック図として示したものであって、ボリュームデータ入力部300、適応オクトツリー変換部320、ノード符号化部340及びビットストリーム生成部360を含む。そして、図3Bは、本発明による3次元物体データの符号化方法をフローチャートとして示した図面である。
前記ボリュームデータ入力部300は、3次元物体データを表現しているポイントテクスチャ、ボクセル及びオクトツリーデータのうち、いずれか一つを入力として受ける。ポイントテクスチャデータは、ボクセルデータやオクトツリーに変換できる。ポイントテクスチャデータが入力されれば、ボクセルデータに変換し、更にオクトツリーデータに変換する。ボクセルデータが入力されれば、オクトツリーデータに変換する(第32段階)。オクトツリーデータが入力されれば、データを変換しないでそのまま使用する。
ポイントテクスチャの深さ情報をボクセルデータに変換するには、まずバウンディングボリュームを作る。バウンディングボリュームは、ポイントテクスチャと同じ解像度を有する。例えば、もしポイントテクスチャがXxY解像度の映像を有し、各ピクセルの深さ情報の解像度がZならば、XxYxZバウンディングボリュームが生成される。バウンディングボリュームの原点は、正面の左下端コーナーに位置する。右側のボクセルは、左側のボクセルより大きいx値を有し、上方のボクセルは、下方のボクセルより大きいy値を有し、後方のボクセルは、前方のボクセルより大きいz値を有する。深さ情報を2進ボリュームデータへ変換することはすぐにできる。ボリュームデータのあらゆるボクセルは、White(0)に初期化される。その後、ボクセルの位置がポイントテクスチャにあるボクセルで占有されていれば、ボクセルはBlack(1)に設定される。
図7では、ツリー構造で親子の関係を示す。図7の(a)は、クアドツリーの例であり、図7の(b)は、オクトツリーの例である。オクトツリーは、ルートノードの一つから8個の子ノードをし、各子ノードは、下位に8個の子ノードを有するか、または末端ノードを有しうる。ノードは、BlackまたはWhiteの値を有しうるが、末端ノードがBlackであれば、占有ボクセルであることを示し、Whiteであれば、空ボクセルであることを示す。ここで、占有ボクセルとは、物体が存在する位置のボクセルであり、空ボクセルとは、物体が存在しない位置のボクセルである。末端ノードではない中間ノードで、Blackである場合は、下位ノードの中に占有ボクセルを有するノードがあることを表し、Whiteである場合は、下位ノードすべてが空であることを表す。このようなオクトツリーは、3次元体積データを表すのに使用される典型的な構造である。
図3Bに示すように、前記適応オクトツリー変換部320は、前記ボリュームデータ入力部300で変換されたか、またはそのまま入力されたオクトツリーデータを入力として適応オクトツリーを生成する(第34段階)。前記適応オクトツリーは、ルートノードの1つから8個の子ノードを有し、各子ノードは、下位に8個の子ノードまたは末端ノードを有しうる。そのノードには、5種類のラベルが付けられ、本発明では、そのような特性を有するツリーを適応オクトツリーと定義する。
前記適応オクトツリーは、中間ノードにラベルが付けられるという点以外、その構造はオクトツリーと同様である。前記5種類のラベルは、Sノード(Split)、Pノード(PPM)、Bノード(Black)、Wノード(White)、Eノード(Empty)として定義され、表1は、前記オクトツリーノードの5種類ラベルを表している。
適応オクトツリーは、次のように生成される。第一に、3次元物体に対するバウンディングボリュームが物体を含んでいれば、ルートノードはSノードと表示され、ボリュームは8個の大きさの等しい下位ボリュームに細分される。細分されたボリュームが、Whiteボクセルのみを含んでいれば、対応するノードはWノードと表示され、細分されたボリュームがBlackボクセルのみを含んでいれば、対応するノードはBノードと表示される。細分されたボリュームが、Whiteボクセルしか含まない、またはBlackボクセルしか含まない場合以外は、そのノードはSノードと設定され、前記ボリュームは、8個の更に小さいボリュームに細分される。この手順は、ツリーがあらかじめ設定された深さになるまで繰り返される。その深さで、もしノードが、BlackボクセルとWhiteボクセルの両方を含んでいれば、Pノードとなり得、そのボクセル値は、PPM方法により符号化されうる。
一方、バウンディングボリュームを8個の大きさの等しいボリュームに分けるとき、軸を等しい長さで半分に分けることができなければ、分けられる一方を他方に対して、1ボクセル長くなるように規則的に分ける。ところが、もし他方、すなわち、1ボクセル短くなる部分で、ボクセルの空間がない場合には、Emptyボクセルと定義し、前記EmptyボクセルのラベルをEノードとする。もし、あるノードがEノードを含みながら、BノードとWノードのみから構成される場合、前記ノードをPノードとして取り扱い得、そのボクセル値をPPM方法により符号化できる。
説明を容易にするために、クアドツリーの例を挙げて詳細に説明する。図8と図9とは、適応オクトツリーの概念を更に容易に説明するための、適応クアドツリーを示した図面である。図8の(a)は、幅が3で高さが4の解像度が3x4である2次元イメージに対するクアドツリーを示した図面である。色のない白いボクセルは、空のボクセルを示し、色のあるボクセルは、占有されたボクセルを示す。図8の(c)で、色のあるノードは、図8の(a)と同じ色のボクセルと対応する。
ルートノードで、下位4個のノードに細分するとき、幅は3であるため、一方は2に、他方は1に分けられる。高さは4であるため、2と2に分けられる。図8(c)の適応クアドツリーで、ルートノードがSノードであるのは、下位ノードが物体を含んでいるためである。ルートノードの4個の子ノードはS、S、W、Bノードである。最初のノードと2番目のノードとがSノードであるのは、下位の子ノードでボクセルの情報を表現するためである。最初のSノードの子ノードは、W、B、B、Bノードであって、図8(b)の左上端の4個のボクセル領域に該当する。2番目のSノードの子ノードは、W、E、B、Eノードであって、図8(b)の右上端の4個のボクセル領域に該当する。Bノードは、ボクセルが占有されていることを示し、Wノードは、ボクセルが空であることを示す。符号化対象となる情報は、BノードとWノードとで表現されるボクセルである。Eノードは、ボクセルの空間がないことを示し、符号化対象からは除外される情報である。したがって、Eノードは、仮想のノードであって、バウンディングボリューム全体の解像度情報を利用して、その位置を特定することができるノードである。図8の(b)で、右上端に、4個のボクセルのうち点線で示された2個のボクセルがEノードであって、元来の図8(a)にはない領域である。このように、仮想のEノードを表すのは、最初のSノードが下位の4個の子ノードを有するように、仮想のクアドツリーを作るためである。
同様に、適応オクトツリーにおいても、Sノードの8個の子ノードを表現するに当って、ボクセルの空間がある子ノードの場合は、BノードまたはWノードで表示し、ボクセルの空間がない子ノードの場合は、Eノードで表現する。空間を下位8個の子ノードに分けるとき、適応クアドツリーと同様に、一方を他方に対して、1ボクセルだけ長く規則的に分ける。すなわち、3次元体積空間を、X、Y、Zの3軸で表現するとき、−X方向、−Y方向、−Z方向を、+X方向、+Y方向、+Z方向より1ボクセル長く割り当てる。その逆の場合も可能であるが、本発明では、すべてのノードに対して前者の規則を適用する。
図8(c)で、ルートノードの3番目の子ノードであるWノードは、図8(b)の左下端の4個のボクセル領域に該当し、すべて空ボクセルであることを示す。図8(c)のルートノードの4番目の子ノードであるBノードは、図8(b)の右下端の4個のボクセル領域に該当するものであって、仮想のEノード以外はすべて占有ボクセルであることを示す。図9も、適応ツリーの例を示すものであって、図9の(a)は、解像度が5x7である2次元イメージを示し、図9の(b)は、前記図9の(a)に対応する適応クアドツリーを示している。
一方、前記ボリュームデータ入力部300と適応オクトツリー変換部320は、一つに統合され得る。すなわち、ポイントテクスチャ、ボクセル及びオクトツリーのデータのうち、いずれか一つからなる3次元体積データを、直接適応オクトツリーのデータに変換する適応オクトツリー生成部30に組み入れることができる。
前記ノード符号化部340は、前記適応オクトツリー変換部320で生成された適応オクトツリーのノードを符号化する(第36段階)。前記ノード符号化部340は、図4に示されたように、ノード順序選択部400、ノードSOP選択部420、Sノード符号化部440及びPノード符号化部460からなる。
適応オクトツリーで各ノードを順次選択するとき、前記ノード順序選択部400によって、どのノードを符号化するかを決定し、そのノードの位置情報値を出力する。更に詳細に説明すれば、前記ノード順序選択部400は、3次元物体に対する適応ツリー構造において、前記ラベルを参照することによって、ルートノードからトップダウン方式で一つずつ符号化するノードを選択して、そのノードの位置情報値を出力する。キューを使用する幅優先探索方式で符号化するノードの順序を定める。最初にルートノードがキューに挿入され、ルートノードの子ノードのラベルを符号化する間にルートノードがキューから除去される。図10(a)において、符号化するルートノードは正方形で示されるSであり、符号化するノードの実際の値は、長方形の中にあるルートノードの子ノードであって、S、S、W、Bである。
前記ノードSOP選択部420は、前記ノード順序選択部400で選択されたノードを、Sノードに符号化するか、またはPノードに符号化するかを選択する。すなわち、前記ノードSOP選択部420は、符号化するノードをSノードに符号化するか、Pノードに符号化するかを判断する。Sノードに符号化する場合と、Pノードに符号化する場合の各エントロピを計算して、エントロピが小さい方を選択する。前記選択されたSノードまたはPノードのラベルをAAC符号化する。
前記Sノード符号化部440は、分割(Split)ノード符号化を行う。すなわち、前記Sノード符号化部440は、図13に示される手順でSノードを符号化する。まず、符号化するSノードの平均色をAACで符号化し(1100段階)、子ノードのラベルを符号化する(1120段階)。図10の(a)で、ルートノードをSノードに符号化するとき、ルートノードの子ノードのラベルはS、S、W、Bであり、それは、符号化する実際の値である。子ノードのラベルのうちSは、Bに置換して符号化する。したがって、図10(b)の長方形の中にあるノードのように、B、B、W、Bに符号化される。その値は、復号化器で復元される値と同じである。
前記Pノード符号化部460は、PPMノード符号化を行う。前記Pノード符号化部460は、図14に示される手順でPノードを符号化する。まず、そのノードのボリューム領域にある深さ情報、すなわちボクセル値をPPMで符号化し(1200段階)、各ボクセル位置の色情報をDPCMとAACとで符号化する(1220段階)。図15は、ボクセルをPPMで符号化するとき、使用するコンテキストを示した図面である。右側のDepth(深さ)がkである2次元平面が、以前に符号化されたボクセルと、現在符号化するボクセルとがある一断面であり、左側のDepthがk−1である2次元平面が、前に符号化されたボクセルがある隣接断面である。効率的に符号化するために、Xで印された位置のボクセルは、コンテキストとして使用せず、残りの10個の円形のボクセルをコンテキストとして使用してPPMで符号化する。したがって、その場合コンテキストは、‘0011101000011'から‘0111000011’に減る。コンテキストの配列順序は、ラスタースキャン順序による。前記PPMは、元来ファクシミリデータを無損失で圧縮するために、クリアリィ(Cleary)とウィッテン(Witten)により提案された。
一方、前記図3に示されたビットストリーム生成部360は、前記ノード符号化部340で符号化されたノードからビットストリームを生成する(第38段階)。ツリーの各ノードが、Sノードであるときは、Splitノード符号化されたビットストリームを生成し、Pノードであるときは、PPMノード符号化されたビットストリームを生成する。
図16(a)で示されるように、ヘッダ情報に関しては、3次元物体を含むボリュームの解像度情報である幅、高さ及び深さに符号化され、ビットストリームを生成する。次に、ルートノードから順次ノードを一つずつ符号化し、ビットストリームを生成する。図16(a)で示されるように、符号化するノードの合計数をN個とすれば、それらのノードはNode−1、Node−2、…、Node−Nで表現できる。図16(b)で示されるように、それらの各ノードのビットストリームは、SOP(‘S’または‘P’)とDIB(Detailed Information Bits)より構成される。
図16(c)で示されるように、SOPが現ノードがSノードであると示す場合、DIBは、現ノード領域の平均色と子ノードがWノードであるか否かを示す最大8個のフラグより構成される。8個のフラグをCh1、Ch2、…、Ch8で表現できるが、それは、8個のボクセル領域があることを示す。ボクセル領域がないノードがあれば、ない個数だけフラグの個数も減り、符号化対象から除外される。符号化するフラグ等の値は、AACで符号化できる。
図16(d)で示されるように、SOPが現ノードはPノードであることを示す場合、現ノード領域の中にあるボクセルの値、すなわち深さ情報がPPMで符号化され、Bボクセルの色情報は、順次DPCMで符号化され、AACで符号化される。次いで、PPMでの符号化を説明する。前記したように、深さ情報は、二進数ボクセル値で表現される。Wボクセルは、透明な背景を示し、Bボクセルは、3次元物体のボクセルを示す。Pノード内の二進数ボクセル値は、隣接するボクセル値をコンテキストとして使用してPPMで符号化される。ラスタースキャン順序により、隣接するボクセルの13個のコンテキストを使用して処理及び操作するには、そのデータ量が大きすぎる。したがって、コンテキストの数を効果的に減らす必要がある。全体エントロピにほとんど影響を与えない3個のボクセルを除去する。除去されたボクセルは、図15に示されたように、‘X’で印される。そのコンテキストを利用して、ボクセルはコンテキストベースドAACによって符号化される。
深さ情報を符号化した後、現ノード領域の中にあるBボクセルの色のR、G、B値は、ラスタースキャン順序でDPCMで符号化され、AACで符号化される。符号化するBボクセルのR、G、B値は、前に符号化されたBボクセルの各R、G、B値からそれぞれ予測され、その予測誤差値は、AACで符号化される。
前に述べた本発明による3次元体積データの符号化方法において、3次元物体データの符号化について漸進的な符号化方式を中心に説明したが、無損失符号化方式や損失符号化方式を利用しても符号化できる。すなわち、無損失符号化方式では、符号化する3次元物体をすべて符号化し、損失符号化方式では、ルートノードから始まる一部のノードのみビットストリームに符号化する。
前記ノード復号化部520は、読み取られたノードからSノードまたはPノードを復号化する。図6に示されたように、前記ノード復号化部520は、ノード順序選択部600、ノードSOP選択部620、Sノード復号化部640及びPノード復号化部660からなる。前記ノード順序選択部600は、適応オクトツリーで各ノードを順次復元するとき、どのノードを復号化すべきかを通知する。前記ノードSOP選択部620は、前記ノード順序選択部600で選択されたノードが、Sノードで復号化されたかまたはPノードで復号化されたかを判断する。前記Sノード復号化部640は、Splitノード復号化を行い、前記Pノード復号化部660はPPMノード復号化を行う。
前記適応オクトツリー復元部540は、復元されたノードから適応オクトツリーを復元して、それをオクトツリーに変換する。適応オクトツリーには、5種類のラベルがあるが、オクトツリーにはそのようなラベルがなく、ノードにBlackまたはWhiteの値のみを有する。
前記ボリュームデータ復元部560は、オクトツリーデータを入力として元の3次元物体データに復元する。元の3次元物体データとは、ポイントテクスチャ、ボクセル及びオクトツリーのいずれかのデータである。
以下、本発明による3次元物体データの復号化方法及び装置について説明する。図5Aは、本発明による3次元物体データの復号化装置をブロック図として示したものであって、ビットストリーム読み取り部500、ノード復号化部520、適応オクトツリー復元部540、ボリュームデータ復元部560を含む。図5Bは、本発明による3次元物体データの復号化方法をフローチャートとして示したものである。
前記ビットストリーム読み取り部500は、符号化された3次元体積データのビットストリームを入力としてツリーの各ノードを読み取る(第50段階)。SノードはSplitノードとして、PノードはPPMノードとして読み取られる。図16の(a)に示されるように、まずヘッダ情報に関しては、3次元物体を含むボリュームの解像度情報である幅、高さ、深さに復号化してビットストリームを読み取る。その後、ルートノードから順次ノードを一つずつ復号化し、ビットストリームを読み取る。図16(a)で示されるように、復号化するノードの合計数をN個とすれば、Node−1、Node−2、…、Node−Nと表現できる。図16(b)で示されるように、それらの各ノードのビットストリームは、SOP(‘S'または‘P’)、DIBとして読み取られる。
図16(c)で示されるように、SOPが現ノードがSノードであると示す場合、DIBは、現ノード領域の平均色に復号化され、子ノードがWノードであるか否かを示すフラグの値に復号化される。ボクセル領域がないノードがあれば、ない個数だけフラグの個数も減り、復号化対象から除外される。このようなEノードは、仮想のノードであって、バウンディングボリューム全体の解像度情報により計算して位置を特定できる。
図16(d)で示されるように、SOPが現ノードがPノードであると示す場合、現ノード領域の中にあるボクセルの値、すなわち深さ情報がPPMで復号化され、Bボクセルの色情報は、順次逆AACと逆DPCMとで復号化される。Pノード内の復号化する二進数ボクセル値は、隣接する復号化された10個のボクセル値をコンテキストとして使用して、PPMで復号化する。
深さ情報を復号化した後、現ノード領域の中にあるBボクセルの色のR、G、B値は、ラスタースキャン順序で逆AACと逆DPCMとで復号化される。復号化するBボクセルのR、G、B値は、前に復号化されたBボクセルの各R、G、B値からそれぞれ逆に予測され、その予測誤差値は逆AACで復号化される。
一方、前記ノード復号化部520は、読み取られたノードからSノードまたはPノードを復号化する(第52段階)。図6に示されたように、前記ノード復号化部520は、ノード順序選択部600、ノードSOP選択部620、Sノード復号化部640及びPノード復号化部660からなる。
前記ノード順序選択部600は、適応オクトツリーで各ノードを順次復元するとき、どのノードを復号化すべきかを通知する。更に詳細に説明すれば、前記ノード順序選択部600は、3次元物体に対する適応ツリー構造をトップダウン方式で復元しながら、ルートノードから一つずつ復号化するノードを選択して、そのノードの位置情報値を出力する。キューを使用する幅優先探索方式で復号化するノードの順序を定める。最初にルートノードがキューに挿入され、ルートノードの子ノードのラベルを復号化する間にルートノードがキューから除去される。図10(b)で、復号化するルートノードは正方形で示されるSであり、復号化するノードの実際の値は、長方形の中にあるルートノードの子ノードであって、B、B、W、Bである。
前記ノードSOP選択部620は、前記ノード順序選択部600で選択されたノードが、SノードであるかまたはPノードであるかを判断して、それによりSノードに復号化するかまたはPノードに復号化するかを決定する。その値は、ビットストリーム読み取り部500で復号化された値により選択される。
前記Sノード復号化部640は、前記ノードの種類の情報がSノードであれば、Sノードの詳細情報を復号化し、図17に示される手順でSノードを復号化する。Sノードのボクセルの平均のR、G、B値をまず逆AACで復号化する(1500段階)。そして、逆AACによって子ノードのラベルを、BまたはWの値に復号化する(1550段階)。図10の(b)で、ルートノードをSノードに復号化するとき、その子ノードのラベルはB、B、W、Bであり、これが復号化された実際の値である。子ノードのラベルのうちBは、一時的なラベルである可能性が高く、後でSやPに変わり得る。
前記Pノード復号化部660は、前記ノードの種類の情報がPノードであれば、Pノードの詳細情報を復号化し、図18で示される手順でPノードを復号化する。まず、そのノード領域内のボクセルの深さ情報をPPMで復号化し(1600段階)、各ボクセルの色情報を逆AACと逆DPCMとで復号化する(1650段階)。図15は、ボクセルをPPMで復号化するとき使用するコンテキストを示す。右側のDepthがkである2次元平面が、以前に復号化されたボクセルと、現在復号化するボクセルとがある一断面であり、左側のDepthがk−1である2次元平面が、以前に復号化されたボクセルがある隣接断面である。Xで印された位置のボクセルは、コンテキストとして使用せず、10個の円形のボクセルをコンテキストとして使用して、PPMで復号化する。したがって、その場合コンテキストは、‘0111000011’となる。コンテキストの配列順序は、ラスタースキャン順序による。そして、前記色情報は、逆AAC及び逆DPCMによって現ノード内のBボクセル等の色であるR、G、B値に復号化される。
一方、図5の前記適応オクトツリー復元部540は、復号化されたノードから適応オクトツリーを復元する(第54段階)。前記適応オクトツリーには5種類のラベルがあるが、オクトツリーにはそのようなラベルがなく、ノードにBlackまたはWhiteの値のみを有する。ここで、適応オクトツリーは、前記符号化装置及び方法で説明したものと同じであるため、詳細な説明は省略する。
前記ボリュームデータ復元部560は、適応オクトツリーデータを入力として元の3次元物体データを復元する(第56段階)。元の3次元物体データとは、ポイントテクスチャ、ボクセル及びオクトツリーのいずれかのデータである。前に述べたように、オクトツリーは、ボクセルとポイントテクスチャデータとに互いに変換できる。
3次元物体データの復号化について漸進的な復号化方式を中心に説明したが、無損失復号化方式や損失復号化方式を利用しても復号化できる。すなわち、無損失復号化方式では、ビットストリームをすべて復号化し、損失復号化方式では、最初から一部のビットストリームのみ復号化する。
本発明は、コンピュータ可読記録媒体に記録されたコンピュータ可読コードとして実現することができる。コンピュータ可読記録媒体には、コンピュータシステムが読み取ることができるデータを保存するあらゆる種類の記録装置が含まれる。コンピュータ可読記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フレキシブルディスク、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットによる伝送)の形態で実現されるものも含まれる。また、コンピュータ可読記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分配し、分散方式でコンピュータ可読コードに保存し、且つ実行することができる。
本発明による3次元物体データの符号化及び復号化方法の性能を、図19に示されるテストモデルを使用して評価した。図19の(a)ないし(e)に示されたモデルは、解像度256x256x256を有し、図19の(f)ないし(h)は、512x512x512解像度を有する。
本発明は、3次元グラフィックデータ圧縮及び復元に有用に使用されうる。
階層化された深さのイメージについてのポイントテクスチャの例を示した図面である。 ポイントテクスチャノードの規格を示した図面である。 本発明による3次元物体データの符号化装置を、ブロック図として示した図面である。 本発明による3次元物体データの符号化方法をフローチャートとして示した図面である。 ノード符号化部をブロック図として示した図面である。 本発明による3次元物体データの復号化装置をブロック図として示した図面である。 本発明による3次元物体データの復号化方法をフローチャートとして示した図面である。 ノード復号化部をブロック図として示した図面である。 (a)及び(b)は、ツリーで親子関係を示した図面である。 (a)ないし(c)は、3x4の解像度を有する適応ツリーの例を示した図面である。 (a)及び(b)は、5x7の解像度を有する適応ツリーの例を示した図面である。 (a)及び(b)は、ノード符号化とノード復号化とを説明するための例を示した図面である。 (a)及び(b)は、ノード符号化とノード復号化とを説明するための例を示した図面である。 (a)及び(b)は、ノード符号化とノード復号化とを説明するための例を示した図面である。 Sノードの符号化手順をフローチャートとして示した図面である。 Pノードの符号化手順をフローチャートとして示した図面である。 (a)及び(b)は、PPMによる符号化及び復号化手順におけるコンテキストの使用を示した図面である。 (a)ないし(d)は、ノードのビットストリームの構造を示した図面である。 Sノードの復号化手順をフローチャートとして示した図面である。 Pノードの復号化手順をフローチャートとして示した図面である。 (a)ないし(h)は、本発明の性能を評価するためのテストモデルを示した図面である。
符号の説明
300 ボリュームデータ入力部
320 適応オクトツリー変換部
340 ノード符号化部
360 ビットストリーム生成部
400 ノード順序選択部
420 ノードSOP選択部
440 Sノード符号化部
460 Pノード符号化部
500 ビットストリーム読み取り部
520 ノード復号化部
540 適応オクトツリー復元部
560 ボリュームデータ復元部
600 ノード順序選択部
620 ノードSOP選択部
640 Sノード復号化部
660 Pノード復号化部

Claims (39)

  1. (a)ポイントテクスチャデータと、ボクセルデータと、オクツリーデータとのうちの少なくとも一つを含んで構成される3次元体積データを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーデータに変換する段階と、
    (b)前記適応オクツリーのノードを符号化する段階と、
    (c)前記(b)段階における符号化により得られるデータからビットストリームを生成する段階と
    からなることを特徴とする3次元体積データ符号化方法。
  2. 前記(a)段階は、
    ポイントテクスチャデータ及びボクセルデータをオクツリーデータに変換する段階と、
    前記オクツリーデータを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーに変換する段階と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の3次元体積データ符号化方法。
  3. 前記(a)段階の適応オクツリーデータ変換は、
    3次元バウンディングボリュームを用いて、3次元体積データをボクセルデータに変換する段階と、
    3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとを、前記所定のラベルを付して区別する段階と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の3次元体積データ符号化方法。
  4. 前記所定のラベルは、
    前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」である
    ことを特徴とする請求項3に記載の3次元体積データ符号化方法。
  5. 前記(b)段階は、
    (b1)前記適応オクツリーの各ノードの符号化の順序を決定する段階と、
    (b2)前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに符号化するのかを示すノード種類情報を設定する段階と、
    (b3)前記ノード種類情報がSノードであれば、Sノードの詳細情報を符号化し、Pノードであれば、Pノードの詳細情報を符号化する段階と
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の3次元体積データ符号化方法。
  6. 前記(b1)段階は、
    3次元物体の適応オクツリーの前記ラベルを参照して、トップダウン方式で、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で符号化するノードを決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の3次元体積データ符号化方法。
  7. 前記(b2)段階は、
    (b2−1) Sノードに符号化する場合のエントロピと、Pノードに符号化する場合のエントロピとを求め、求めたエントロピが小さい方のノードに符号化することを決定する段階と、
    (b2−2) 前記(b2−1)段階において決定されたノードのラベルのAAC符号化を行う段階と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の3次元体積データ符号化方法。
  8. 前記(b3)段階のSノード符号化では、
    色情報の平均値とサブノードのラベルとを符号化し、
    前記色情報の符号化は、現在ノードの領域にあるボクセルの平均色であるR、G、B値をAACで符号化し、
    前記下位ノードラベル符号化は、現在ノードの下位ノードのラベルであるB(Black)またはW(White)の値をAAC符号化することを特徴とする請求項5に記載の3次元体積データ符号化方法。
  9. 前記(b3)段階のPノード符号化では、
    深さ情報及び色情報を符号化し、
    前記深さ情報の符号化は、所定の個数のコンテキストを使用して、該当ノードの総てのサブノードをラスタースキャン順序でPPM符号化またはAAC符号化を行い、
    前記色情報符号化は、現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値をDPCM符号化、及びAAC符号化することにより行われる
    ことを特徴とする請求項5に記載の3次元体積データ符号化方法。
  10. 前記(c)段階は、
    前記符号化されたデータ及び3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を、ビットストリームに生成し、
    前記ビットストリームは、ノード符号化時に、開始ノードから特定ノードまで符号化する損失符号化方式と、最初のノードから最後のノードまで何れも符号化する無損失符号化方式とを支援するビットストリームであることを特徴とする請求項1に記載の3次元体積データ符号化方法。
  11. ポイントテクスチャデータと、ボクセルデータと、オクツリーデータとのうちの少なくとも一つを含んで構成される3次元体積データを、中間ノードに所定のラベル番号が付与された適応オクツリーデータに変換する適応オクツリー生成部と、
    前記適応オクツリーのノードを符号化するノード符号化部と、
    前記ノード符号化部で符号化されたデータからビットストリームを生成するビットストリーム生成部と
    を含むことを特徴とする3次元体積データ符号化装置。
  12. 前記適応オクツリー生成部は、
    ポイントテクスチャデータ及びボクセルデータからなる3次元体積データをオクツリーに変換する3次元体積データ入力部と、
    前記オクツリーを、中間ノードに所定のラベルが付与された適応オクツリーデータに変換するオクツリー変換部と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の3次元体積データ符号化装置。
  13. 前記適応オクツリーデータは、
    前記3次元体積データを、3次元バウンディングボリュームを用いて変換することで得られるデータであり、
    前記適応オクツリーデータでは、3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルを付けて区分されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の3次元体積データ符号化装置。
  14. 前記所定のラベルは、
    前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」である
    ことを特徴とする請求項13に記載の3次元体積データ符号化装置。
  15. 前記ノード符号化部は、
    前記適応オクツリーの各ノードの符号化の順序を決定するノード順序選択部と、
    前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに符号化するのかを決定するノードSOP選択部と、
    Sノードに符号化する場合には、Sノードの詳細情報を符号化するSノード符号化部と、
    Pノードに符号化する場合には、Pノードの詳細情報を符号化するPノード符号化部と
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の3次元体積データ符号化装置。
  16. 前記ノード順序選択部は、
    前記3次元物体の適応オクツリーの前記ラベルを参照して、トップダウン方式で、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で符号化するノードを決定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の3次元体積データ符号化装置。
  17. 前記ノードSOP選択部は、
    Sノードに符号化する場合のエントロピと、Pノードに符号化する場合のエントロピとを求め、求めたエントロピが小さい方のノードに決定し、
    決定されたノードのラベルのAACで符号化を行う
    ことを特徴とする請求項15に記載の3次元体積データ符号化装置。
  18. 前記Sノード符号化部は、
    色情報の平均値とサブノードのラベルとを符号化し、
    前記Pノード符号化部は、
    深さ情報と色情報とを符号化する
    ことを特徴とする請求項15に記載の3次元体積データ符号化装置。
  19. 前記ビットストリーム生成部は、
    3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を含み、ノード符号化の際に開始ノードから特定ノードまでを符号化する損失符号化方式と、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードを符号化する無損失符号化方式とを採用するビットストリームを生成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の3次元体積データ符号化装置。
  20. (1)3次元体積データのビットストリームからツリーを構成するノードを読み取る段階と、
    (2)読み取られたノードを復号化する段階と、
    (3)前記復号化されたノードから適応オクツリーを復元する段階と、
    (4)前記適応オクツリーからオクツリーと、ボクセルと、ポイントテクスチャデータとのうちの何れか一つのデータを復元する段階と
    を含むことを特徴とする3次元体積データ復号化方法。
  21. 前記(1)段階は、
    3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を読み取る段階をさらに備え、
    前記(2)段階は、
    前記解像度情報を利用して、ノード復号化の際に、開始ノードから特定ノードまでを復号化する損失復号化段階を備える
    ことを特徴とする請求項20に記載の3次元体積データ復号化方法。
  22. 前記(1)段階は、
    3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報を読み取る段階をさらに備え、
    前記(2)段階は、
    前記解像度情報を利用して、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードを復号化する無損失復号化段階を備える
    ことを特徴とする請求項20に記載の3次元体積データ復号化方法。
  23. 前記(2)段階は、
    (2−1)前記ノードの復号化の順序を決定する段階と、
    (2−2)前記ノードを、SノードとPノードとのうちの何れに復号化するのかを示すノード種類情報を設定する段階と、
    (2−3)前記ノード種類情報がSノードであれば、Sノードの詳細情報を復号化し、Pノードであれば、Pノードの詳細情報を復号化する段階と
    を含むことを特徴とする請求項20に記載の3次元体積データ復号化方法。
  24. 前記(2−1)段階では、
    3次元物体の適応オクツリー構造を、トップダウン方式で復元しつつ、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で復号化するノードを選択する
    ことを特徴とする請求項23に記載の3次元体積データ復号化方法。
  25. 前記(2−2)段階では、
    SまたはPのラベルを逆AACで復号化して、前記ノードをSノードまたはPノードに復号化することを特徴とする請求項23に記載の3次元体積データ復号化方法。
  26. 前記(2−3)段階のSノード復号化は、
    色情報の平均値を復号化する段階と、
    サブノードのラベルを復号化する段階と
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の3次元体積データ復号化方法。
  27. 前記色情報の平均値を復号化する段階は、
    逆AACで復号化して、現在ノードの領域にあるボクセルの平均色であるR、G、B値を復号化し、
    前記下位ノードのラベル復号化は、逆AACで復号化して、下位ノードのラベルであるB(Black)またはW(White)の値を復号化する
    ことを特徴とする請求項26に記載の3次元体積データ復号化方法。
  28. 前記(2−3)段階のPノード復号化は、
    深さ情報を復号化する段階と、
    色情報を復号化する段階と
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の3次元体積データ復号化方法。
  29. 前記深さ情報の復号化は、
    所定の個数のコンテキストを使用して、復号化対象ノード以下の全体下位ノードをラスタースキャン順序で逆PPMまたは逆AACで復号化し、
    前記色情報の平均値を復号化する段階は、
    現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値を逆AAC復号化、及び逆DPCM復号化することにより行われる
    ことを特徴とする請求項28に記載の3次元体積データ復号化方法。
  30. 前記(3)段階の適応オクツリーのデータ復元に際し、
    物体が存在する位置のボクセルと、物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルにより区別されている
    ことを特徴とする請求項20に記載の3次元体積データ復号化方法。
  31. 前記所定のラベルは、
    復元する3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、
    前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、逆PPMアルゴリズムにより復号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」である
    ことを特徴とする請求項30に記載の3次元体積データ復号化方法。
  32. 3次元体積データのビットストリームからツリーを構成するノードを読み取るビットストリーム読み取り部と、
    前記読み取られたノードを復号化するノード復号化部と、
    前記ノード復号化部で復号化されたノードから、適応オクツリーを復元する適応オクツリー復元部と、
    前記適応オクツリーから、オクツリーと、ボクセルと、ポイントテクスチャデータのうちの少なくとも一つを復元するデータ復元部と
    を含むことを特徴とする3次元体積データ復号化装置。
  33. 前記ビットストリーム復元部は、
    3次元物体のバウンディングボリュームの解像度情報と、ノードとを読み取り、
    前記ノード復号化部は、
    前記解像度情報を利用して、ノード復号化に際し、開始ノードから特定ノードまでの復号化と、開始ノードから終了ノードまでの総てのノードの復号化とのうちの何れかを行う
    ことを特徴とする請求項32に記載の3次元体積データ復号化装置。
  34. 前記ノード復号化部は、
    ノードの復号化の順序を決定するノード順序選択部と、
    前記ノードの各々を、SノードとPノードとのうちの何れに復号化するのかを決定するノードSOP選択部と、
    Sノードに復号化する場合には、Sノードの詳細情報を復号化するSノード復号化部と、
    Pノードに復号化する場合には、Pノードの詳細情報を復号化するPノード復号化部と
    を含むことを特徴とする請求項32に記載の3次元体積データ復号化装置。
  35. 前記ノード順序選択部は、
    前記3次元物体の適応オクツリー構造を、トップダウン方式で復元しつつ、ルートノードから一つずつ幅優先探索方式で復号化するノードを決定し、
    前記ノードSOP選択部は、
    SまたはPのラベルを逆AACで復号化して、SノードまたはPノードに復号化する
    ことを特徴とする請求項34に記載の3次元体積データ復号化装置。
  36. 前記Sノード復号化部は、
    色情報の平均値とサブノードのラベルとを復号化し、
    前記Pノード復号化部は、
    深さ情報と色情報とを復号化する
    ことを特徴とする請求項34に記載の3次元体積データ復号化装置。
  37. 前記深さ情報の復号化は、
    所定の個数のコンテキストを使用して、該当ノードの総てのサブノードをラスタースキャン順序で、逆PPM復号化または逆AAC復号化することで行われ、
    前記色情報の平均値を復号化する段階は、
    現在ノードのラベルが「B」であるボクセルのR、G、B値を、逆AAC復号化、及び逆DPCM復号化することにより行われる
    ことを特徴とする請求項36に記載の3次元体積データ復号化装置。
  38. 前記適応オクツリー復元部の適応オクツリーデータでは、
    3次元物体が存在する位置のボクセルと、3次元物体が存在しない位置のボクセルとが、所定のラベルを付けて区別されており、
    前記ラベルは、
    前記3次元体積データを示すツリーのノードが、サブノードより構成される場合は「S」であり、前記3次元物体を含まないボクセルより構成される場合は「W」であり、前記物体を含むボクセルより構成される場合は「B」であり、PPMアルゴリズムにより符号化された場合は「P」であり、前記ノードのボクセルの空間がない場合は「E」である
    ことを特徴とする請求項32に記載の3次元体積データ復号化装置。
  39. 請求項1乃至10、及び20乃至31のうちの何れか1項に記載の発明を、コンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体。
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