JP2005233604A - 冷房パネル、冷房装置および冷房方法 - Google Patents

冷房パネル、冷房装置および冷房方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の輻射冷房パネルに比較して冷却効率の優れた冷房パネルを提供する。
【解決手段】 冷房パネル2は、パネル本体4と、パネル本体4に設けられた低温流体流通部5とを備えている。パネル本体4は、縦長でかつ幅方向の中央部が上方に突出した横断面略山形であり、水平面Lに対して傾斜した2つの帯板状傾斜部分4aを有している。各帯板状傾斜部分4aの水平面Lに対する傾斜部分は25〜40度であることが好ましい。
【選択図】 図3

Description

この発明は、冷輻射を利用した冷房を行うための冷房パネル、冷房装置および冷房方法に関する。
この明細書および特許請求の範囲において、「アルミニウム」という用語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含み、「銅」という用語には、純銅の他に銅合金を含むものとする。また、この明細書および特許請求の範囲において、図2、図8および図11の上下を、上下というものとする。
最近では、冷風を直接室内に吹き出す冷房装置の他に、冷輻射を利用してより快適に冷房を行いうる輻射冷房装置が考えられている。輻射冷房装置は、輻射冷房パネルを複数並べて天井に組み込むことにより構成されている。
従来、輻射冷房パネルとして、上面に横断面U字状パイプ受け部が一体に形成されたアルミニウム押出形材製の水平状パネル本体と、パネル本体のパイプ受け部内に嵌入された媒体流通用パイプと、パイプ受け部内に嵌入された媒体流通用パイプを固定するパイプ固定部材とを備えており、パネル本体の両側縁に立ち上がり壁が一体に形成され、水平状パネル本体の下面において冷輻射するようになされたものが知られている(特許文献1参照)。
また、輻射冷房パネルとして、複数の吸音孔が形成された水平底壁部分を有するボックス状パネル本体と、パネル本体の水平底壁部分上に配置された熱交換パイプと、熱交換パイプを上方から覆うように水平底壁部分上に配置された断熱材と、水平底壁部分と熱交換パイプとの間に介在させられた不燃材とを備えており、水平底壁部分の下面において冷輻射するようになされたものも知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルにおいては、室内の冷却はほとんど冷輻射のみによって行われているので、冷却効率が比較的低く、しかも天井投影面積あたりの冷輻射部分の面積に限りがあるので、これによっても冷却効率が比較的低くなる。したがって、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルを用いた輻射冷房装置においては、必要とされる冷房能力を得るためには多くの輻射冷房パネルを用いなければならず、設置面積が大きくなるとともにコストが高くなるという問題がある。すなわち、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルの場合、図12に示すように、その下面に沿って空気の流れが生じ、これにより自然対流が発生するが、上記空気の流れの流速が小さいため、パネルから空気への熱伝達率が低く、自然対流による効果はほとんど得られない。
特開平7−19533号公報 特開平10−227495号公報
この発明の目的は、上記問題を解決し、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルに比較して冷却効率の優れた冷房パネル、および特許文献1および2記載の輻射冷房装置に比較して設置面積が小さくなるとともにコストの安い冷房装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
1)パネル本体と、パネル本体に設けられた低温流体流通部とを備えた冷房パネルであって、パネル本体が、水平面に対して傾斜した傾斜部分を有している冷房パネル。
2)傾斜部の水平面に対する傾斜角度が25〜40度である上記1)記載の冷房パネル。
3)パネル本体が縦長でかつ幅方向の中央部が上方に突出した横断面略山形であり、2つの帯板状傾斜部分を有している上記1)または2)記載の冷房パネル。
4)2つの帯板状傾斜部分の連接部上面に、パネル本体の長さ方向に伸びる1対の凸条が幅方向に間隔をおいて設けられ、管状低温流体流通部が両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められている上記3)記載の冷房パネル。
5)パネル本体および凸条がアルミニウムより一体に押出形成されており、管状低温流体流通部が水に対する耐食性を有する材料からなる上記4)記載の冷房パネル。
上記5)の冷房パネルにおいて、水に対する耐食性を有する材料からなる管状低温流体流通部としては、たとえば銅製管状部、ステンレス鋼製管状部、樹脂製管状本体の外周面がアルミニウム箔により覆われた管状部などが挙げられる。
6)パネル本体が縦長で、1つの帯板状傾斜部分と、傾斜部分の両側縁に一体に形成されかつ外側方に伸びる水平部分とよりなる上記1)または2)記載の冷房パネル。
7)帯板状傾斜部分の幅方向中間部の上面に、パネル本体の長さ方向に伸びる1対の凸条が幅方向に間隔をおいて設けられ、管状低温流体流通部が両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められている上記6)記載の冷房パネル。
8)パネル本体および凸条がアルミニウムより一体に押出形成されており、管状低温流体流通部が水に対する耐食性を有する材料からなる上記7)記載の冷房パネル。
上記8)の冷房パネルにおいて、水に対する耐食性を有する材料からなる管状低温流体流通部としては、たとえば銅製管状部、ステンレス鋼製管状部、樹脂製管状本体の外周面がアルミニウム箔により覆われた管状部などが挙げられる。
9)上記3)に記載された複数の冷房パネルが、パネル本体どうしがその幅方向に相互に間隔をおくように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、すべての冷房パネルの管状低温流体流通部が連通させられている冷房装置。
10)上記4)または5)に記載された複数の冷房パネルが、パネル本体どうしがその幅方向に相互に間隔をおくように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、パネル本体と同数の直管部を有する蛇行状管の各直管部が各パネル本体の両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められ、各直管部が管状低温流体流通部となっている冷房装置。
11)上記6)に記載された複数の冷房パネルが、すべてのパネル本体の上水平部分どうしおよび下水平部分どうしが同一高さ位置に来るように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、すべての冷房パネルの管状低温流体流通部が連通させられている冷房装置。
12)上記7)または8)に記載された複数の冷房パネルが、すべてのパネル本体の上水平部分どうしおよび下水平部分どうしが同一高さ位置に来るように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、パネル本体と同数の直管部を有する蛇行状管の各直管部が各冷房パネルの両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められ、各直管部が管状低温流体流通部となっている冷房装置。
13)すべての冷房パネルのパネル本体の帯板状傾斜部分の傾斜方向が同一で相互に平行になっており、隣り合う2つのパネル本体のうち一方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜上端の上水平部分と他方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜下端の下水平部分とが平面から見て重なり合っている上記11)または12)記載の冷房装置。
14)帯板状傾斜部分の傾斜方向が異なるパネル本体を有する2種類の冷房パネルが混在している上記11)または12)記載の冷房装置。
15)帯板状傾斜部分の傾斜方向が同じであるパネル本体を有する冷房パネルが複数並べられて第1のパネル群が構成され、第1パネル群の冷房パネルにおけるパネル本体の帯板状傾斜部分とは傾斜方向の異なるパネル本体を有する冷房パネルが複数並べられて第2のパネル群が構成され、各パネル群において、隣り合う2つのパネル本体のうち一方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜上端の上水平部分と他方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜下端の下水平部分とが平面から見て重なり合っており、2つのパネル群が、両パネル群間に平面から見て隙間が形成されるように、パネル本体の幅方向に並べられている上記14)記載の冷房装置。
16)上記9)または11)に記載された冷房装置を室の天井に組み込み、管状低温流体流通部に低温流体を流し、冷輻射および自然対流によって室内を冷やすことを特徴とする冷房方法。
17)上記10)または12)に記載された冷房装置を天井に組み込み、蛇行状低温流体流通管に低温流体を流し、冷輻射および自然対流によって室内を冷やすことを特徴とする冷房方法。
上記1)の冷房パネルは、パネル本体が、水平面に対して傾斜した傾斜部分を有しているので、傾斜部分の上下両面に沿って空気の流れが発生し、その結果冷輻射に加えて自然対流による冷却効果が得られる。しかも、傾斜部分の上下両面に沿う空気の流れの流速は、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルの水平な下面に沿う空気の流れに比べて大きくなり、空気と傾斜部分との間の熱伝達率が向上する。また、パネル本体が、水平面に対して傾斜した傾斜部分を有しているので、天井投影面積あたりの冷輻射部分の面積が特許文献1および2記載の輻射冷房パネルに比較して増大する。したがって、特許文献1および2記載の輻射冷房パネルに比較して冷却効率が優れたものになる。
上記2)の冷房パネルによれば、自然対流による冷却効果を向上させると同時に、冷輻射による冷却効果の低下を抑制することができ、トータルの冷却効率が特許文献1および2記載の輻射冷房パネルに比較して優れたものになる。
上記3)の冷房パネルによれば、傾斜部分の上下両面に沿って空気の流れが発生し、その結果冷輻射に加えて自然対流による冷却効果が得られ、しかも2つの傾斜部分の相乗効果により、自然対流による冷却効果が向上する。
上記4)および5)の冷房パネルは、比較的簡単に製造することができる。しかも、上記5)の冷房パネルによれば、管状低温流体流通部に安価な水を流すことができるとともに、全体の軽量化を図ることができる。
上記6)の冷房パネルによれば、傾斜部分の上下両面に沿って空気の流れが発生し、その結果冷輻射に加えて自然対流による冷却効果が得られる。
上記7)および8)の冷房パネルは、比較的簡単に製造することができる。しかも、上記8)の冷房パネルによれば、管状低温流体流通部に安価な水を流すことができるとともに、全体の軽量化を図ることができる。
上記9)および10)の冷房装置によれば、パネル本体の2つの傾斜部分の上面に沿って流れた空気は隣り合う冷房パネル間の隙間を通って下方へ流れ、この流れに2つの傾斜部分の下面に沿って流れた空気が合流することになり、自然対流による冷却効果が向上する。したがって、特許文献1および2記載の輻射冷房装置に比較して冷房効果が向上し、少ない冷房パネルで必要な冷房能力を得ることが可能になる。その結果、冷房装置の設置面積が少なくて済む。
上記11)および12)の冷房装置によれば、パネル本体の傾斜部分の上面に沿って流れた空気は隣り合う冷房パネル間の隙間を通って下方へ流れ、この流れに傾斜部分の下面に沿って流れた空気が合流することになり、自然対流による冷却効果が向上する。したがって、特許文献1および2記載の輻射冷房装置に比較して冷房効果が向上し、少ない冷房パネルで必要な冷房能力を得ることが可能になる。その結果、冷房装置の設置面積が少なくて済む。
上記13)の冷房装置によれば、隣り合う2つのパネル本体のうち一方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜上端の上水平部分と他方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜下端の下水平部分とが平面から見て重なり合っているので、この冷房装置を天井スラブや天井梁などの天井下地に取り付けた場合、重なり合った水平部分の働きにより、室内から天井下地が見えにくくなる。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。以下の説明において、図2、図8および図11の左右を左右といい、図2、図8および図11の紙面裏側(図1、図7および図10の右側)を前、これと反対側を後というものとする。なお、全図面を通じて同一部分および同一物には同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施形態1
この実施形態は図1〜図5に示すものである。図1および図2は冷房装置の全体構成を示し、図3〜図5はその要部の構成を示す。
図1および図2において、冷房装置(1)は室内の天井の一部に組み込まれたものであり、複数の冷房パネル(2)と、すべての冷房パネル(2)を保持する保持フレーム(3)とを備えている。冷房装置(1)は、室内の広さなどを考慮し、1または2以上の必要数が天井に組み込まれて用いられる。
冷房パネル(2)は、熱伝導性に優れた金属、ここではアルミニウムから押出成形された前後方向に長い縦長のパネル本体(4)と、パネル本体(4)の上面に設けられた管状低温流体流通部(5)とを備えている。すべての冷房パネル(2)は、パネル本体(4)どうしが左右方向に相互に間隔をおくように配置されている。
図3に示すように、パネル本体(4)は、幅方向(左右方向)の中央部が上方に突出した横断面略山形であり、水平面に対して傾斜した2つの帯板状傾斜部分(4a)を有している。各傾斜部分(4a)の水平面(L)に対する傾斜角度(X)は、25〜40度であることが好ましい。この傾斜角度が25度未満であると自然対流による冷却効果を向上させる効果が少なく、40度を越えると冷輻射による冷却効果が低下するおそれがあるからである。パネル本体(4)の2つの帯板状傾斜部分(4a)の連接部上面に、上方に突出しかつパネル本体(4)の全長にわたる1対の凸条(4b)が左右方向に間隔をおいて一体に形成されている。なお、パネル本体(4)において、2つの傾斜部分(4a)の傾斜上端部どうしの間に、帯板状の水平部分が介在させられていてもよい。
低温流体流通部(5)は、熱伝導性に優れるとともに水に対する耐食性に優れた金属、ここでは銅から形成されかつ前後方向に伸びる複数の直管部(6a)を有する1つの蛇行状管(6)の直管部(6a)からなる。すなわち、蛇行状管(6)の直管部(6a)の数はパネル本体(4)の数と同じであり、各直管部(6a)の前後両端部を除いた部分が、各パネル本体(4)の両凸条(4b)間に嵌め入れられて両凸条(4b)によりかしめ止められている。蛇行状管(6)の一端部は流体供給管(7)に接続され、他端部は流体排出管(8)に接続されている。
保持フレーム(3)は、金属、ここではアルミニウムから押出成形された左右方向に伸びる前後枠部材(9)および前後方向に伸びる左右枠部材(11)と、金属、ここではアルミニウムからなりかつ左右枠部材(11)の前後両端部間および前後方向の中央部間にそれぞれ渡し止められて上下で対をなす挟着板(12)とを備えている。前後枠部材(9)はそれぞれ横断面コ字形で、その開口を前後方向内方に向けて配置されており、蛇行状管(6)の屈曲部(6b)を隠すようになっている。前枠部材(9)のウェブ部(9a)には、蛇行状管(6)の両端部が通される2つの貫通穴(図示略)が形成されている。また、前後枠部材(9)の両フランジ部(9b)は左右枠部材(11)を上下から挟んでいる。左右枠部材(11)はそれぞれ横断面コ字形で、その開口を左右方向内方に向けて配置されている。挟着板(12)は左右方向に伸びる帯板状であり、その左右両端部は左右枠部材(11)の上下フランジ部(11a)の内面、すなわち上の挟着板(12)にあっては上フランジ部(11a)の下面、下の挟着板(12)にあっては下フランジ部(11a)の上面にそれぞれ固定されており、すべての冷房パネル(2)を上下から挟着している。上挟着板(12)は直管部(6a)からなる低温流体流通部(5)に当接しており、下挟着板(12)はパネル本体(4)の帯板状傾斜部分(4a)の傾斜下端側縁部に当接している。
複数の冷房装置(1)が並べられて天井に組み込まれる場合、次のようにして行われる。すなわち、図2および図4に示すように、隣り合う冷房装置(1)の保持フレーム(3)の左右の枠部材(11)間に金属、ここではアルミニウムから押出成形された吊持部材(13)が配置され、吊持部材(13)を天井スラブ(14)に垂下状に固定された金属、ここではアルミニウムから押出成形された固定部材(15)に固定する。吊持部材(13)の下端には左右方向外方に張り出しかつ保持フレーム(3)の枠部材(11)を受ける受け部(13a)が一体に形成され、吊持部材(13)の枠部材(11)から上方に突出した上端部には、上端が尖った横断面三角形状の嵌入部(13b)が一体に形成されている。固定部材(15)の下端部は二股に分岐されて下方に開口した横断面逆V字形の嵌入溝(15a)が形成され、嵌入溝(15a)の両側壁の下端に溝(15a)内方に突出した係合部(15b)が一体に形成されている。そして、吊持部材(13)の嵌入部(13b)を固定部材(15)の嵌入溝(15a)内に強制嵌入し、嵌入部(13b)の左右方向への張り出し部と固定部材(15)の係合部(15b)とを係合させることにより、冷房装置(1)が天井スラブ(14)に取り付けられる。
上記冷房装置(1)を用いて部屋を冷房するには、流体供給管(7)から蛇行状管(6)に低温の流体、たとえば水を供給し、各冷房パネル(2)の低温流体流通部(5)に低温の水を流す。すると、冷輻射により室内が冷却される。また、図5に示すように、両傾斜部分(4a)の上下両面に沿って空気の流れが発生し、その結果冷輻射に加えて自然対流による冷却効果が得られる。すなわち、パネル本体(4)の2つの傾斜部分(4a)の上面に沿って流れた空気は隣り合う冷房パネル(2)のパネル本体(4)間の隙間を通って下方へ流れ、この流れに2つの傾斜部分(4a)の下面に沿って流れた空気が合流することになり、自然対流による冷却効果が優れたものになる。しかも、傾斜部分(4a)の上下両面に沿う空気の流れの流速は、図12に示す水平の場合に比べて大きくなり、空気と傾斜部分(4a)との間の熱伝達率が向上する。
次に、パネル本体(4)の各傾斜部分(4a)の水平面(L)に対する傾斜角度(X)が、25〜40度であることが好ましいことを確認するために行った試験について説明する。
まず、室内の一側面に厚み1mmのアルミニウム板を、水平面に対する傾斜角度を種々変更して取り付けた。そして、外気温28℃、床温度28℃、天井スラブ温度23℃の条件で、アルミニウム板の温度を17℃に設定し、各傾斜角度における室内気からアルミニウム板への自然対流および冷輻射による移動熱量を調べた。その結果を図6に示す。なお、図6において、縦軸の性能割合は、冷輻射による移動熱量に関しては、傾斜角度0度、すなわち水平状態の場合を100%として表したものであり、自然対流による移動熱量に関しては、傾斜角度90度、すなわち垂直状態の場合を100%として表したものである。図6に示す結果から、アルミニウム板の水平面に対する傾斜角度が25〜40度である場合に、冷輻射による移動熱量の低下を抑制しつつ自然対流による移動熱量を多くなることが分かる。したがって、パネル本体(4)の各傾斜部分(4a)の水平面(L)に対する傾斜角度(X)は25〜40度であることが好ましい。
実施形態2
この実施形態は図7〜図9に示すものである。図7および図8は冷房装置の全体構成を示し、図9はその要部の構成を示す。
この実施形態2の冷房装置(20)の場合、冷房パネル(21)のパネル本体(22)は熱伝導性に優れた金属、ここではアルミニウムから押出成形されたものであり、前後方向に長い縦長で、かつ1つの帯板状傾斜部分(22a)および傾斜部分(22a)の両側縁に一体に形成されて左右方向外側に伸びる上下の水平部分(22b)よりなる。傾斜部分(22a)の水平面(L)に対する傾斜角度(X)は、実施形態1の傾斜部分(4a)の場合と同じ理由により、25〜40度であることが好ましい。傾斜部分(22a)の幅方向中間部の上面に、上方に突出しかつパネル本体(22)の全長にわたる1対の凸条(22c)が左右方向に間隔をおいて一体に形成されている。そして、蛇行状管(6)の各直管部(6a)の前後両端部を除いた部分が、各パネル本体(22)の両凸条(22c)間に嵌め入れられて両凸条(22c)によりかしめ止められ、各直管部(6a)が低温流体流通部(5)となっている。
すべての冷房パネル(21)は、パネル本体(22)の帯板状傾斜部分(22a)の傾斜方向が同一で相互に平行になっているとともに、上水平部分(22b)どうしおよび下水平部分(22b)どうしが同一高さ位置に来るように並列状に並べられている。また、隣り合う2つのパネル本体(22)のうち一方のパネル本体(22)における帯板状傾斜部分(22a)の傾斜上端の上水平部分(22b)と他方のパネル本体(22)における帯板状傾斜部分(22a)の傾斜下端の下水平部分(22b)とが平面から見て重なり合っている。
保持フレーム(3)の上挟着板(12)はすべての冷房パネル(21)のパネル本体(22)の上水平部分(22b)上面に接し、同じく下挟着板(12)は下水平部分(22b)下面に接している。その他の構成は実施形態1の冷房装置(1)と同じである。
実施形態2の冷房装置(20)の場合にも、実施形態1の冷房装置(1)と同様にして室内の冷房が行われる。
実施形態3
この実施形態は図10および図11に示すものである。
この実施形態3の冷房装置(30)の場合、実施形態2と同じパネル本体(22)が用いられており、かつパネル本体(22)の帯板状傾斜部分(22a)の傾斜方向が異なる2種類の冷房パネル(31A)(31B)が混在している。ここでは、複数の冷房パネル(31A)が、パネル本体(22)の帯板状傾斜部分(22a)の傾斜方向が同じとなるように並べられて第1のパネル群(32A)が構成され、第1パネル群(32A)の右側において、他の複数の冷房パネル(31B)が、パネル本体(22)の帯板状傾斜部分(22a)の傾斜方向が第1パネル群(32A)の冷房パネル(31A)におけるパネル本体(22)の帯板状傾斜部分(22a)とは傾斜方向が異なるように並べられて第2のパネル群(32B)が構成されている。各パネル群(32A)(32B)において、すべてのパネル本体(22)の上水平部分(22b)どうしおよび下水平部分(22b)どうしが同一高さ位置に来るとともに、隣り合う2つのパネル本体(22)のうち一方のパネル本体(22)における帯板状傾斜部分(22a)の傾斜上端の上水平部分(22b)と、他方のパネル本体(22)における帯板状傾斜部分(22a)の傾斜下端の下水平部分(22b)とが平面から見て重なり合っている。また、2つのパネル群(32A)(32B)が、両パネル群(32A)(32B)間に平面から見て隙間が形成されるように、左右方向に並べられている。
保持フレーム(3)の上挟着板(12)はすべての冷房パネル(31A)(31B)のパネル本体(22)の上水平部分(22b)上面に接し、同じく下挟着板(12)は下水平部分(22b)下面に接している。その他の構成は実施形態2の冷房装置(1)と同じである。
実施形態3の冷房装置(30)の場合にも、実施形態1の冷房装置(1)と同様にして部屋の冷房が行われる。
上記実施形態1〜3においては、低温流体流通部(5)は、銅製蛇行状管(6)の直管部(6a)からなるが、これに限定されるものではなく、パネル本体(4)(22)の2つの凸条(4b)(22c)によりかしめ止められた銅製直管、ステンレス鋼製直管、外周面がアルミニウム箔により覆われた樹脂製直管などの水に対する耐食性を有する材料により形成された直管からなるものであってもよい。この場合、1つの冷房装置(1)(20)(30)のすべての直管が水に対する耐食性を有する適当な手段、たとえば銅製Uベンド、ステンレス鋼製Uベンド、外周面がアルミニウム箔により覆われた樹脂製Uベンドなどにより直列状に接続される。また、低温流体流通部(5)は、水に対する耐食性を有する材料からなる蛇行状管の直管部、たとえばステンレス鋼製蛇行状管の直管部または外周面がアルミニウム箔により覆われた樹脂製蛇行状管の直管部からなるものであってもよい。さらに、流体として、アルミニウムを腐食させるおそれのない流体、たとえば不凍液を用いる場合、低温流体流通部(5)は、パネル本体(4)(22)の傾斜部分(4a)(22a)と一体に押出成形された管状のものであってもよい。この場合、1つの冷房装置(1)(20)(30)のすべての管状低温流体流通部が適当な手段、たとえばアルミニウム製Uベンドにより直列状に接続される。
実施形態1の冷房装置を示す斜視図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 実施形態1の冷房装置における冷房パネルの横断面図である。 図2の部分拡大図である。 図3の冷房パネルに沿う空気の流れを示す図である。 図3の冷房パネルにおけるパネル本体の各傾斜部分の水平面に対する傾斜角度が25〜40度であることが好ましいことを確認するために行った試験の結果を示すグラフである。 実施形態2の冷房装置を示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線拡大断面図である。 実施形態2の冷房装置における冷房パネルの横断面図である。 実施形態3の冷房装置を示す斜視図である。 図10のXI−XI線拡大断面図である。 特許文献1および2記載の輻射冷房パネルに沿う空気の流れを示す図である。
符号の説明
(1)(20)(30):冷房装置
(2)(21)(31A)(31B):冷房パネル
(3):保持フレーム
(4)(22):パネル本体
(4a)(22a):帯板状傾斜部分
(5):低温流体流通部
(6):蛇行状管
(6a):直管部
(L):水平面
(X):傾斜角度

Claims (17)

  1. パネル本体と、パネル本体に設けられた低温流体流通部とを備えた冷房パネルであって、パネル本体が、水平面に対して傾斜した傾斜部分を有している冷房パネル。
  2. 傾斜部の水平面に対する傾斜角度が25〜40度である請求項1記載の冷房パネル。
  3. パネル本体が縦長でかつ幅方向の中央部が上方に突出した横断面略山形であり、2つの帯板状傾斜部分を有している請求項1または2記載の冷房パネル。
  4. 2つの帯板状傾斜部分の連接部上面に、パネル本体の長さ方向に伸びる1対の凸条が幅方向に間隔をおいて設けられ、管状低温流体流通部が両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められている請求項3記載の冷房パネル。
  5. パネル本体および凸条がアルミニウムより一体に押出形成されており、管状低温流体流通部が水に対する耐食性を有する材料からなる請求項4記載の冷房パネル。
  6. パネル本体が縦長で、1つの帯板状傾斜部分と、傾斜部分の両側縁に一体に形成されかつ外側方に伸びる水平部分とよりなる請求項1または2記載の冷房パネル。
  7. 帯板状傾斜部分の幅方向中間部の上面に、パネル本体の長さ方向に伸びる1対の凸条が幅方向に間隔をおいて設けられ、管状低温流体流通部が両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められている請求項6記載の冷房パネル。
  8. パネル本体および凸条がアルミニウムより一体に押出形成されており、管状低温流体流通部が水に対する耐食性を有する材料からなる請求項7記載の冷房パネル。
  9. 請求項3に記載された複数の冷房パネルが、パネル本体どうしがその幅方向に相互に間隔をおくように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、すべての冷房パネルの管状低温流体流通部が連通させられている冷房装置。
  10. 請求項4または5に記載された複数の冷房パネルが、パネル本体どうしがその幅方向に相互に間隔をおくように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、パネル本体と同数の直管部を有する蛇行状管の各直管部が各パネル本体の両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められ、各直管部が管状低温流体流通部となっている冷房装置。
  11. 請求項6に記載された複数の冷房パネルが、すべてのパネル本体の上水平部分どうしおよび下水平部分どうしが同一高さ位置に来るように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、すべての冷房パネルの管状低温流体流通部が連通させられている冷房装置。
  12. 請求項7または8に記載された複数の冷房パネルが、すべてのパネル本体の上水平部分どうしおよび下水平部分どうしが同一高さ位置に来るように並列状に並べられ、これらの冷房パネルが保持フレームにより一体に保持され、パネル本体と同数の直管部を有する蛇行状管の各直管部が各冷房パネルの両凸条間に嵌め入れられて両凸条によりかしめ止められ、各直管部が管状低温流体流通部となっている冷房装置。
  13. すべての冷房パネルのパネル本体の帯板状傾斜部分の傾斜方向が同一で相互に平行になっており、隣り合う2つのパネル本体のうち一方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜上端の上水平部分と他方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜下端の下水平部分とが平面から見て重なり合っている請求項11または12記載の冷房装置。
  14. 帯板状傾斜部分の傾斜方向が異なるパネル本体を有する2種類の冷房パネルが混在している請求項11または12記載の冷房装置。
  15. 帯板状傾斜部分の傾斜方向が同じであるパネル本体を有する冷房パネルが複数並べられて第1のパネル群が構成され、第1パネル群の冷房パネルにおけるパネル本体の帯板状傾斜部分とは傾斜方向の異なるパネル本体を有する冷房パネルが複数並べられて第2のパネル群が構成され、各パネル群において、隣り合う2つのパネル本体のうち一方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜上端の上水平部分と他方のパネル本体における帯板状傾斜部分の傾斜下端の下水平部分とが平面から見て重なり合っており、2つのパネル群が、両パネル群間に平面から見て隙間が形成されるように、パネル本体の幅方向に並べられている請求項14記載の冷房装置。
  16. 請求項9または11に記載された冷房装置を室の天井に組み込み、管状低温流体流通部に低温流体を流し、冷輻射および自然対流によって室内を冷やすことを特徴とする冷房方法。
  17. 請求項10または12に記載された冷房装置を天井に組み込み、蛇行状管に低温流体を流し、冷輻射および自然対流によって室内を冷やすことを特徴とする冷房方法。
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