JP2005231504A - Occupant crash protection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車等の車両の座席の乗員を衝突時に保護するための乗員保護装置に関するものであり、特に車両衝突時に乗員の身体が前方及び側方に移動することを防止するよう構成された乗員保護装置に関する。 The present invention relates to an occupant protection device for protecting an occupant of a vehicle seat such as an automobile at the time of a collision, and particularly configured to prevent the occupant's body from moving forward and sideward at the time of a vehicle collision. The present invention relates to an occupant protection device.
I. 車両の側面衝突時等にサイドエアバッグを乗員の側方に膨張させて乗員を保護するサイドエアバッグ装置や、車両衝突時等に膨張式のシートベルトを膨張させるエアベルト装置は周知である。 I. 2. Description of the Related Art A side airbag device that protects an occupant by inflating a side airbag to the side of the occupant at the time of a side collision of the vehicle and an air belt device that inflates an inflatable seat belt at the time of a vehicle collision or the like are well known.
特開平11−180241号公報には、サイドエアバッグ装置及びエアベルト装置の双方を備えた乗員保護装置が記載されている。同号公報では、サイドエアバッグ装置用インフレータとエアベルト装置用インフレータとが個別に設けられている。 Japanese Laid-Open Patent Publication No. 11-180241 describes an occupant protection device that includes both a side airbag device and an air belt device. In the publication, a side airbag device inflator and an air belt device inflator are individually provided.
II. 自動車の乗員を衝突時に保護するシステムとして、シートベルトを装着していても前衝突時に乗員がラップベルトの下側をくぐり抜けようとするサブマリン現象を防止するために、車両衝突時にシートクッションの前部を高くする装置が提案されている。例えば特開平10−217818号にはエアバッグによってシートクッション前端部を押し上げるようにした車両用シートが記載されている。 II. As a system that protects automobile occupants in the event of a collision, the front part of the seat cushion at the time of a vehicle collision is used to prevent a submarine phenomenon where the occupant tries to pass through the underside of the lap belt even if the seat belt is worn. There has been proposed a device for increasing the height. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-217818 describes a vehicle seat in which a front end portion of a seat cushion is pushed up by an airbag.
シートクッション前部のシートバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトとの3者を膨張させて乗員を保護するようにした乗員保護装置が特開2002−145002号に開示されている。この特開2002−145002号には、該シートクッション前部のシートバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトとが1個のガス発生器により膨張するようにした構成が示されている。
上記の通り、前記特開平11−180241号公報の乗員保護装置では、サイドエアバッグ用インフレータとエアベルト用インフレータとが別々に設けられているため、構成が複雑である。 As described above, the occupant protection device disclosed in JP-A-11-180241 has a complicated configuration because the side airbag inflator and the air belt inflator are separately provided.
本発明は、サイドエアバッグ及びエアベルト、場合によりさらにシートバッグを有する乗員保護装置において、機構を簡素化することを目的とする。 An object of the present invention is to simplify a mechanism in an occupant protection device having a side airbag, an airbag, and, in some cases, a seat bag.
本発明(請求項1)の乗員保護装置は、サイドエアバッグ及びエアベルトを有する乗員保護装置において、該サイドエアバッグ及びエアベルトを共通のインフレータで膨張させるように構成したことを特徴とするものである。 The occupant protection device of the present invention (Claim 1) is characterized in that, in the occupant protection device having a side airbag and an air belt, the side airbag and the air belt are inflated by a common inflator. .
請求項2の乗員保護装置は、請求項1において、該インフレータからのガスが該エアベルトを経由して該サイドエアバッグに導入されるように構成されていることを特徴とするものである。 A passenger protection device according to a second aspect is characterized in that, in the first aspect, the gas from the inflator is introduced into the side airbag via the air belt.
請求項3の乗員保護装置は、請求項1において、該インフレータのガスを複数に分流させるガス分配手段が設けられており、該ガス分配手段からサイドエアバッグとエアベルトとに別個にガスが導入されることを特徴とするものである。 According to a third aspect of the present invention, there is provided an occupant protection device according to the first aspect, wherein gas distribution means for dividing the gas of the inflator into a plurality of gas distribution means is provided, and gas is separately introduced into the side airbag and the air belt from the gas distribution means. It is characterized by that.
請求項4の乗員保護装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、シートクッションの内部又は下側に配置されるシートバッグが設置されており、該シートバッグも前記インフレータによって膨張させるように構成されていることを特徴とするものである。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an occupant protection device according to any one of the first to third aspects, wherein a seat bag disposed inside or under the seat cushion is installed, and the seat bag is also inflated by the inflator. It is comprised by these.
本発明の乗員保護装置にあっては、サイドエアバッグ及びエアベルトを共通のインフレータで膨張させるので、インフレータの数が少なく、構成が簡素化される。 In the occupant protection device of the present invention, the side airbag and the air belt are inflated by a common inflator, so the number of inflators is small and the configuration is simplified.
請求項2の通り、インフレータからのガスが該エアベルトを経由して該サイドエアバッグに導入されるように構成した場合には、インフレータからのガス供給経路の構成が簡素化される。
As described in
請求項3の通り、インフレータからのガスをガス分配手段を介してサイドエアバッグとエアベルトとに別個に供給する場合には、ガス分配手段において分流するガス流量を調整することにより、サイドエアバッグとエアベルトとに供給されるガス量を容易に調整することができる。
When the gas from the inflator is separately supplied to the side airbag and the air belt through the gas distribution means as in
請求項4の通り、サイドエアバッグ及びエアベルトに加え、シートバッグ装置も設置されている場合には、サイドエアバッグ、エアベルト及びシートバッグを共通のインフレータで膨張させるよう構成することにより、インフレータの数が少なくて済み、構成が簡素化される。
If the seat bag device is installed in addition to the side airbag and the air belt as in
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
第1図(a),(b)は実施の形態に係る乗員保護装置を備えたシートの斜視図及び正面図であり、それぞれサイドエアバッグ及びエアベルトが膨張した状態を示している。また、第2図(a)〜(c)は、このエアベルトの膨張部の断面図であり、(a)図はエアベルト非膨張時を示し、(b),(c)図はそれぞれエアベルト膨張時を示している。 1 (a) and 1 (b) are a perspective view and a front view of a seat provided with an occupant protection device according to an embodiment, and show a state in which a side airbag and an air belt are inflated, respectively. FIGS. 2 (a) to 2 (c) are cross-sectional views of the inflated portion of the air belt. FIG. 2 (a) shows the inflated state of the air belt, and FIGS. Is shown.
自動車のシート1は、車室床面上に設置されたシートフレーム2と、該シートフレーム2上に載設されたシートクッション3と、該シートクッション3の後部からリクライニング可能に立設されたシートバック4と、該シートバック4の上部に取り付けられたヘッドレスト5とからなる。該シートフレーム2の車室中央側の側面には、このシート1に着座した乗員の身体前面に沿って引き回される乗員保護装置のエアベルト(膨張式シートベルト)20のトング(図示略)が着脱可能に連結されるバックル装置(図示略)が設けられている。また、該シートフレーム2の車室側面(ドア部等)側の側面には、このエアベルト20の端部に取り付けられたラップアンカ21を保持するホルダ6が設けられている。
An automobile seat 1 includes a
該ホルダ6は、ベースプレート7と、該ベースプレート7に取り付けられたプリテンショナ8と、該ベースプレート7に設けられた、乗員保護装置のインフレータ取付部(符号略)とを有している。該ラップアンカ21はこのプリテンショナ8に連結されている。このプリテンショナ8は、車両衝突時等の緊急時に該ラップアンカ21を引き下げてエアベルト20を引き締めるためのものである。なお、該ベースプレート7は、シートフレーム2に対し、取付軸9を介して前後方向回動可能に取り付けられている。
The holder 6 includes a base plate 7, a pretensioner 8 attached to the base plate 7, and an inflator attachment portion (reference numeral omitted) of an occupant protection device provided on the base plate 7. The wrap anchor 21 is connected to the pretensioner 8. The pretensioner 8 is for pulling down the lap anchor 21 and tightening the
この実施の形態では、乗員保護装置は、前記エアベルト20と、該シート1に着座した乗員の側方即ち当該乗員と車室側面との間に膨張するサイドエアバッグ30と、これらのエアベルト20及びサイドエアバッグ30を膨張させるインフレータ(ガス発生器)40とを備えている。この実施の形態では、該サイドエアバッグ30は、後述するエアベルト20の膨張部23と連通しており、インフレータ40からのガスはまずこのエアベルト20の膨張部23に導入され、次いで、該膨張部23を経由して該サイドエアバッグ30に導入されるようになっている。該インフレータ40は、前記ホルダ6のベースプレート7(インフレータ取付部)に取り付けられている。
In this embodiment, the occupant protection device includes the
エアベルト20は、この実施の形態では、非膨張式の通常のベルト材料からなるウェビング22と、該ウェビング22の途中部分に設けられた膨張部23とを有している。該ウェビング22の途中部分は、前記トングに設けられた掛通部(スルーアンカ:図示略)に掛通されている。また、該ウェビング22の一端側に、前記ラップアンカ21が取り付けられている。該ウェビング22の他端側は、車室側面の上部に設けられたショルダーアンカ(図示略)に掛通されると共に、シートベルトリトラクタ(図示略)に対し巻き取り可能に連結されている。
In this embodiment, the
該トングを前記バックル装置に連結した状態において、該トングからラップアンカ21側が、シート1に着座した乗員の腰部ないし腹部の前面に沿って引き回されるラップ部22aとなり、ショルダーアンカ側が、当該乗員の上半身の前面に沿って引き回されるショルダー部22bとなる。前記膨張部23は、このラップ部22aに沿って設けられている。
In a state in which the tongue is connected to the buckle device, the lap anchor 21 side from the tongue is a
この膨張部23は、第2図(a),(b)に示すように、該ラップ部22aに沿って配置された膨張可能なバッグ23aと、該バッグ23aとラップ部22aとを覆う筒状のカバー23bとからなる。該バッグ23aは、平常時には、第2図(a)の如くラップ部22aに沿って細長く且つ平たく折り畳まれた状態となっている。カバー23bは、この実施の形態では、バッグ23aが非膨張状態にあるときには該バッグ23aの折り畳み体の外周にフィットする大きさとなっているが、バッグ23aが膨張したときには、周方向に伸長して該バッグ23aの膨張を許容するよう構成されている。
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the
なお、この実施の形態では、該カバー23bは、周方向には自在に伸長するが長手方向(ラップ部22aの延在方向)には殆ど伸長しない編物にて構成されている。そのため、バッグ23aが膨張したときには、カバー23bの周方向への伸長に伴い、カバー23bの編目が該周方向に広がり、その結果としてカバー23bの長手方向の大きさが小さく(短く)なる。これにより、ウェビング22が引き締まり、乗員身体に密着するようになる。
In this embodiment, the cover 23b is formed of a knitted fabric that extends freely in the circumferential direction but hardly extends in the longitudinal direction (extending direction of the
この膨張部23(バッグ23a)のラップアンカ21側の端部に設けられたガス導入用ダクト23cがインフレータ40に接続されている。
A
サイドエアバッグ30は、その下端部が該膨張部23(バッグ23a)のラップアンカ21側の端部付近の上面に連結されており、図示の如く該膨張部23の上面から車室側面に沿って上方へ向って起立状に膨張しうるよう構成されている。これらのサイドエアバッグ30とバッグ23aとは相互に連通しており、該サイドエアバッグ30には、インフレータ40から該バッグ23aを経由してガスが導入される。
The side airbag 30 is connected at its lower end to the upper surface of the inflatable portion 23 (bag 23a) near the end on the lap anchor 21 side, and extends from the upper surface of the
このサイドエアバッグ30は、平常時には、シートフレーム2の車室側面側に配置されたケース(図示略)内に折り畳まれた状態で収容されている。このケースは、サイドエアバッグ30が膨張するときに開裂して該サイドエアバッグ30の膨張を許容するよう構成されている。
The side airbag 30 is accommodated in a folded state in a case (not shown) disposed on the side of the passenger compartment side of the
このように構成された乗員保護装置を備えた車両が衝突等の緊急事態に陥った場合には、インフレータ40がガス噴出作動すると共に、プリテンショナ8がラップアンカ引下作動する。このインフレータ40からのガスは、まず膨張部23内に流入し、該膨張部23を膨張させる。この際、プリテンショナ8がラップアンカ21を引き下げると共に、該膨張部23がその膨張に伴い短くなることにより、エアベルト20(ウェビング22)全体が引き締まって乗員の身体に密着するようになる。この結果、該ウェビング22によって乗員身体の前方移動が拘束されると共に、膨張した膨張部23により、該ウェビング22から乗員の腰部ないし腹部に加えられる衝撃が吸収される。
When the vehicle equipped with the occupant protection device configured as described above falls into an emergency such as a collision, the inflator 40 is operated to eject gas and the pretensioner 8 is operated to pull down the lap anchor. The gas from the inflator 40 first flows into the inflating
さらに、該インフレータ40からのガスは、この膨張部23を経由してサイドエアバッグ30に流入し、該サイドエアバッグ30を膨張させる。このサイドエアバッグ30は、該膨張部23の上面から車室側面と乗員との間に介在するように上方へ向って膨張展開する。そして、この膨張したサイドエアバッグ30により、乗員身体の横方向への移動が拘束されると共に、車室側面等から該乗員身体に加えられる衝撃が吸収される。
Further, the gas from the inflator 40 flows into the side airbag 30 via the inflating
この乗員保護装置にあっては、上記のように、共通のインフレータ40によりエアベルト20の膨張部23とサイドエアバッグ30とを膨張させるよう構成されているので、インフレータが1個で足り、構成が簡素なものとなっている。
In this occupant protection device, as described above, the
特に、この実施の形態では、エアベルト20の膨張部23(バッグ23a)とサイドエアバッグ30とが相互に連通しており、インフレータ40からのガスが該膨張部23(バッグ23a)を経由してサイドエアバッグ30に導入されるよう構成されているので、インフレータ40からのガス供給経路の構成も極めて簡素なものとなっている。
In particular, in this embodiment, the inflating portion 23 (bag 23a) of the
なお、この実施の形態では、エアベルト20の膨張部23(バッグ23a)を覆っているカバー23bは、第2図(b)に示す如くバッグ23aの膨張に伴い周方向へ伸長して該バッグ23aの膨張を許容するよう構成されているが、第2図(c)のカバー23dのように、該バッグ23aの膨張圧により破裂して該バッグ23aの膨張を許容するよう構成されてもよい。
In this embodiment, the cover 23b covering the inflating portion 23 (bag 23a) of the
第3図(a),(b)は別の実施の形態に係る乗員保護装置を備えたシートの斜視図であり、(a)図はエアベルトのインフレータへの接続前の状態を示し、(b)図はエアベルトのインフレータへの接続後の状態を示している。また、第4図及び第5図は、それぞれ、エアベルトのインフレータへの接続前後の状態を示す要部側面図である。第6図(a),(b)は、それぞれ、この乗員保護装置のエアベルト及びサイドエアバッグの膨張時における斜視図及び正面図である。 FIGS. 3 (a) and 3 (b) are perspective views of a seat provided with an occupant protection device according to another embodiment, and FIG. 3 (a) shows a state before the air belt is connected to the inflator. The figure shows the state after the air belt is connected to the inflator. FIGS. 4 and 5 are side views of the main part showing the state before and after the connection of the air belt to the inflator, respectively. FIGS. 6A and 6B are a perspective view and a front view, respectively, when the air belt and the side airbag of the occupant protection device are inflated.
この実施の形態では、乗員保護装置は、エアベルト20Aと、サイドエアバッグ30Aと、これらのエアベルト20A及びサイドエアバッグ30Aを膨張させるインフレータ40Aと、該インフレータ40Aからのガスを二手に分流させて該エアベルト20Aとサイドエアバッグ30Aとに導くガス分配手段としてのマニホールド50とを備えている。即ち、この実施の形態では、該エアベルト20Aとサイドエアバッグ30Aとは相互に連通しておらず、インフレータ40Aからのガスは、該マニホールド50を介して該エアベルト20Aとサイドエアバッグ30Aとにそれぞれ分配されるようになっている。
In this embodiment, the occupant protection device includes the
この実施の形態でも、エアベルト20Aは、非膨張式の通常のベルト材料からなるウェビング22と、該ウェビング22のラップ部22aに沿って設けられた膨張部23Aとを有している。該ウェビング22のラップ部22a側の端部にはラップアンカ21Aが取り付けられている。
Also in this embodiment, the
図示はしないが、該膨張部23Aは、前述の実施の形態と同様、該ラップ部22aに沿って配置された膨張可能なバッグと、このバッグの折り畳み体を覆うカバーとからなり、この膨張部23A(バッグ)のラップアンカ21A側の端部にガス導入用のダクト23cが設けられている。この実施の形態では、該ダクト23cの先端に、後述のマニホールド50のエアベルト用ガスアウトレット52に嵌合連結される接続カプラ24が取り付けられている。この接続カプラ24は、ラップアンカ21Aに設けられたフック状の固定部材25により該ラップアンカ21Aに保持されている。
Although not shown, the
この実施の形態では、シートフレーム2の車室側面側に設けられたホルダ6Aのプリテンショナ8Aに対するラップアンカ21Aの連結構造はラッチ式(差込連結式)となっている。即ち、該ラップアンカ21Aの先端には、該プリテンショナ8Aのラップアンカ差込口(図示略)に差し込まれるラッチプレート21aが設けられており、プリテンショナ8Aは、該ラップアンカ差込口に差し込まれたこのラッチプレート21aをラッチ爪(図示略)でラッチすることにより、ラップアンカ21Aを保持するよう構成されている。第4図の符号21bは、このラッチ爪が係合するラッチ爪係合孔を示している。
In this embodiment, the connection structure of the
該ホルダ6Aのベースプレート7Aには、このプリテンショナ8Aと、インフレータ40A及びマニホールド50とが取り付けられている。第4図の符号10は該マニホールド50を保持する固定部材を示している。(インフレータ40Aを保持する固定部材は図示略。)なお、この実施の形態でも、該ベースプレート7Aは、シートフレーム2の車室側面側の側面に対し、取付軸9を介して前後方向回動可能に取り付けられている。
The
マニホールド50は、インフレータ40Aのガス噴出口(図示略)と接続される1個のガスインレット(ガス入口)51と、このガスインレット51にそれぞれ連通したエアベルト用及びサイドエアバッグ用の2個のガスアウトレット(ガス出口)52,53とを有している。
The manifold 50 has one gas inlet (gas inlet) 51 connected to a gas outlet (not shown) of the
第4,5図の通り、このマニホールド50は、全体として、両端にガスインレット51とエアベルト用ガスアウトレット52とを有したL字管の如き外観を有しており、該エアベルト用ガスアウトレット52とL字形の屈曲部との間の途中部分から、先端にサイドエアバッグ用ガスアウトレット53を有する枝管が突設された構成となっている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the manifold 50 as a whole has an appearance like an L-shaped tube having a
このマニホールド50は、該エアベルト用ガスアウトレット52とL字形の屈曲部との間の部分が、プリテンショナ8の前記ラップアンカ差込口へのラッチプレート差込方向と平行方向に延在し、且つ該エアベルト用ガスアウトレット52が該ラップアンカ差込口と同一方向に向って開放するよう配置されている。
The manifold 50 has a portion between the air
即ち、この実施の形態では、ラップアンカ21Aをプリテンショナ8に連結するに際し、ラッチプレート21aが該ラップアンカ差込口に差し込まれたときに、該ラップアンカ21Aに保持された前記接続カプラ24が該ガスアウトレット52に内嵌し、この接続カプラ24を介してエアベルト20Aの膨張部23へのガス導入用ダクト23cと該ガスアウトレット52とが接続されるよう構成されている。なお、該接続カプラ24の外周にはOリングなどのシール部材(図示略)が装着されている。
That is, in this embodiment, when connecting the
ガスインレット51及びサイドエアバッグ用ガスアウトレット53は、それぞれシートフレーム2の側面に沿って前方に向って開放している。
The
インフレータ40Aは略円筒形のケーシングを有し、このケーシングの長手方向一端側にガス噴出口が設けられたタイプのものである。この実施の形態では、該インフレータ40は、シートフレーム2の側面に沿ってその長手方向が略前後方向となるように配置され、該ガス噴出口がガスインレット51に接続されている。
The
この実施の形態では、シートフレーム2の車室側面側の側面に、サイドエアバッグ30A用のリテーナ(取付部材)31が設けられており、サイドエアバッグ30Aは、第4図の如く折り畳まれた状態にて該リテーナ31に取り付けられている。符号31aはボルト32によりシートフレーム2の側面に固定された、このリテーナ31の固定プレートを示し、符号31bは、サイドエアバッグ30Aの折り畳み体が載設されたバッグ保持プレートを示している。
In this embodiment, a retainer (attachment member) 31 for the
このサイドエアバッグ30Aの下部後端側からガス導入用のダクト31aが延出している。このダクト31aが接続パイプ54を介してマニホールド50のサイドエアバッグ用ガスアウトレット52に接続されている。
A
シートフレーム2の側面には、第3図及び第6図に示すように、これらのベースプレート7A,プリテンショナ8A,マニホールド50,インフレータ40A,サイドエアバッグ30A及びリテーナ31を覆う箱形のカバー60が取り付けられている。
As shown in FIGS. 3 and 6, a box-shaped cover 60 covering the base plate 7A, the
このカバー60の後部上面には、エアベルト20Aのラップアンカ21Aをプリテンショナ8Aに連結するためのラップアンカ挿通口61が設けられている。また、このカバー60のうち、サイドエアバッグ30Aを覆う箇所には、サイドエアバッグ30Aが膨張したときに開裂して該サイドエアバッグ30Aの膨らみ出しを許容する蓋部62が設けられている。該蓋部62は、この実施の形態では、第6図の通り、サイドエアバッグ30Aの膨張圧によりカバー60の角縁部からその上面側と側面側とに開裂してそれぞれフラップ(62a,62b)状に開き出すよう構成されている。
A lap
従って、サイドエアバッグ30Aは、インフレータ40Aからガスが供給されて膨張をすると、まずこの蓋部62を開裂させ、この開裂により生じたフラップ62a,62bを押し開きつつカバー60の外部に膨らみ出し、次いで車室側面に沿って上方に向って展開する。
Accordingly, when the gas is supplied from the
この乗員保護装置のその他の構成は前述の第1,2図の乗員保護装置と同様となっており、第3〜6図において第1,2図と同一符号は同一部分を示している。 Other configurations of this occupant protection device are the same as those of the occupant protection device shown in FIGS. 1 and 2 described above. In FIGS. 3 to 6, the same reference numerals as those in FIGS.
このように構成された乗員保護装置の設置に当っては、まず、プリテンショナ8Aと、マニホールド50、並びに該マニホールド50のガスインレット51に接続されたインフレータ40Aをホルダ6Aのベースプレート7Aに組み付け、このベースプレート7Aを取付軸9によりシートフレーム2の側面に取り付ける。さらに、該シートフレーム2の側面にリテーナ31を取り付け、このリテーナ31にサイドエアバッグ30Aの折り畳み体を載設すると共に、該サイドエアバッグ30Aのガス導入用ダクト30aをマニホールド50のガスアウトレット53に接続する。そして、これらを覆うように該シートフレーム2の側面にカバー60を装着する。
In installing the occupant protection device thus configured, first, the
また、これとは別に、エアベルト20を車体(車室内)に組み付け、ウェビング22がトング及びショルダーアンカに掛通されると共に、該ウェビング22のショルダー部22b側の端部がシートベルトリトラクタに巻き取り可能に連結された状態とする。その後、該ウェビング22のラップ部22a側の端部のラップアンカ21Aをカバー60のラップアンカ挿通口61を介してホルダ6Aのプリテンショナ8Aに連結する。この際、該ラップアンカ21Aに保持された接続カプラ24がマニホールド50のガスアウトレット52に内嵌し、この接続カプラ24を介して該エアベルト20の膨張部23へのガス導入用ダクト23cが該ガスアウトレット52に接続される。
Separately, the
このように、この乗員保護装置にあっては、ラップアンカ21Aのプリテンショナ8Aへの連結構造をラッチ式とすると共に、このラップアンカ21Aをプリテンショナ8Aに連結したときにマニホールド50のガスアウトレット52とエアベルト20の膨張部23へのガス導入用ダクト23cとの接続が行われるよう構成しているので、該ラップアンカ21Aとプリテンショナ8Aとの連結並びにガスアウトレット52と該ダクト23cとの接続作業が容易である。また、ホルダ6Aとエアベルト20Aとを分離させておくことにより、エアベルト20Aの車体への組み付け作業とホルダ6A等のシートフレーム2への取り付け作業とをそれぞれ作業性良く行うことができる。
As described above, in this occupant protection device, the connection structure of the
次に、この乗員保護装置の作動について説明する。 Next, the operation of this occupant protection device will be described.
車両衝突時等の緊急時には、インフレータ40Aがガス噴出作動すると共にプリテンショナ8Aがラップアンカ引下作動する。このインフレータ40Aからのガスは、ガスインレット51からマニホールド50に流入し、エアベルト用及びサイドエアバッグ用の各ガスアウトレット52,53に分流されて、エアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとに個別に供給される。これにより、エアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとが共通のインフレータ40Aからのガスによりそれぞれ膨張するようになる。
In an emergency such as a vehicle collision, the
この乗員保護装置においても、プリテンショナ8Aがラップアンカ21Aを引き下げると共に、該膨張部23Aがその膨張に伴い短くなることにより、エアベルト20A(ウェビング22)全体が引き締まって乗員の身体に密着するようになる。この結果、該ウェビング22によって乗員身体の前方移動が拘束されると共に、膨張した膨張部23Aにより、該ウェビング22から乗員の腰部ないし腹部に加えられる衝撃が吸収される。
Also in this occupant protection device, the
また、車室側面と乗員との間に介在するように膨張したサイドエアバッグ30Aにより、乗員身体の横方向への移動が拘束されると共に、車室側面等から該乗員身体に加えられる衝撃が吸収される。
Further, the
この乗員保護装置にあっても、共通のインフレータ40Aによりエアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとを膨張させるよう構成されているので、インフレータが1個で足り、構成が簡素なものとなっている。
Even in this occupant protection device, since the inflating
この実施の形態では、インフレータ40Aからのガスをマニホールド50を介してエアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとに個別に供給するよう構成されているので、該マニホールド50において分流するガス流量を調整することにより、エアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとに供給されるガス量を容易に調整することができる。
In this embodiment, since the gas from the
なお、この実施の形態では、サイドエアバッグ30Aは第4図に示すように前後方向にジグザグ状に折り畳まれているが、サイドエアバッグ30Aの折り畳み方向はこれに限定されるものではない。
In this embodiment, the
第7図(a)はサイドエアバッグの他の折り畳み方向を示す乗員保護装置の要部側面図であり、第7図(b)は第7図(a)のB−B線に沿う断面図である。 Fig. 7 (a) is a side view of the main part of the occupant protection device showing another folding direction of the side airbag, and Fig. 7 (b) is a sectional view taken along line BB in Fig. 7 (a). It is.
この第7図の実施の形態では、サイドエアバッグ30Aは、左右方向にジグザグ状に折り畳まれている。
In the embodiment of FIG. 7, the
本発明では、このようなジグザグ折り以外にも、ロール折りその他の折り畳み方法を採用してもよい。 In the present invention, in addition to such zigzag folding, roll folding or other folding methods may be employed.
この実施の形態では、サイドエアバッグ30Aを覆うカバー60の蓋部62は、第5,6図及び第8図(a)に示すように、該カバー60の角縁部からその上面側と側面側とにそれぞれ開裂してフラップ(62a,62b)状に開き出し、サイドエアバッグ30Aの膨らみ出しを許容するよう構成されているが、この蓋部の構成はこれに限定されるものではない。
In this embodiment, the
第8図(b),(c)は、それぞれ蓋部の別の構成例を示すカバーの縦断面図である。なお、第8図(a)は、前述の第3〜6図の実施の形態における蓋部62の構成を示すカバー60の縦断面図である。
FIGS. 8 (b) and 8 (c) are longitudinal sectional views of the cover showing another configuration example of the lid. FIG. 8A is a longitudinal sectional view of the cover 60 showing the configuration of the
第8図(b)のカバー60Aにおいては、蓋部62Aは、サイドエアバッグ30Aが膨張したときには、該カバー60Aの角縁部からその上面側にのみ開裂してフラップ(62c)状に上方へ開き出し、該サイドエアバッグ30Aの膨らみ出しを許容するよう構成されている。
In the cover 60A of FIG. 8 (b), when the
また、第8図(c)のカバー60Bにおいては、蓋部62Bは、サイドエアバッグ30Aが膨張したときには、該カバー60Bの角縁部からその側面側にのみ開裂してフラップ(62d)状に側方へ開き出し、該サイドエアバッグ30Aの膨らみ出しを許容するよう構成されている。
Further, in the cover 60B of FIG. 8 (c), when the
第9図はさらに別の実施の形態に係る乗員保護装置を備えたシートの斜視図であり、第10図はこの乗員保護装置の要部側面図である。 FIG. 9 is a perspective view of a seat provided with an occupant protection device according to still another embodiment, and FIG. 10 is a side view of the main part of the occupant protection device.
この実施の形態では、乗員保護装置は、エアベルト20Aとサイドエアバッグ30Aとに加え、シートクッション3の下側に配置されており、該シートクッション3を上方へ向って押圧するように膨張可能なシートバッグ70を備えている。このシートバッグ70も、エアベルト20Aの膨張部23A及びサイドエアバッグ30Aと共通のインフレータ40Aからのガスにより膨張するよう構成されている。
In this embodiment, the occupant protection device is arranged on the lower side of the
即ち、この実施の形態では、乗員保護装置は、エアベルト20Aと、サイドエアバッグ30Aと、該シートバッグ70と、これらを膨張させるインフレータ40Aと、該インフレータ40Aからのガスを三手に分流させて該エアベルト20A、サイドエアバッグ30A及びシートバッグ70にそれぞれ導くガス分配手段としてのマニホールド50Aとを備えている。
That is, in this embodiment, the occupant protection device splits the
該マニホールド50Aは、インフレータ40Aのガス噴出口(図示略)と接続される1個のガスインレット(ガス入口)51と、このガスインレット51にそれぞれ連通したエアベルト用、サイドエアバッグ用及びシートバッグ用の3個のガスアウトレット(ガス出口)52,53,55とを有している。
The manifold 50A has one gas inlet (gas inlet) 51 connected to a gas outlet (not shown) of the
このシートバッグ用ガスアウトレット55にガス供給パイプ56の一端が接続され、このガス供給パイプ56の他端がシートバッグ70のガス導入口(図示略)に接続されている。このガス供給パイプ56は、第9図に示すように、シートフレーム2の側面に沿って配設されている。
One end of a
なお、この実施の形態でも、サイドエアバッグ用ガスアウトレット53に、サイドエアバッグ30Aの下部後端側から延出したガス導入用ダクト30aが接続されている。また、エアベルト用ガスアウトレット52には、接続カプラ24(第10図)を介してエアベルト20Aの膨張部23Aへのガス導入用ダクト23cが接続されている。即ち、この実施の形態でも、該エアベルト20Aのラップアンカ21Aとホルダ6Bのプリテンショナ8Aとの連結構造はラッチ式となっており、該ラップアンカ21Aをプリテンショナ8Aにラッチするのに際し、該膨張部23Aへのガス導入用ダクト23cが接続カプラ24を介してマニホールド50Aのガスアウトレット52に接続されるようになっている。
Also in this embodiment, the
この乗員保護装置のその他の構成は前述の第3〜6図の乗員保護装置と同様となっており、第9,10図において第3〜6図と同一符号は同一部分を示している。 Other configurations of this occupant protection device are the same as those of the occupant protection device shown in FIGS. 3 to 6 described above. In FIGS. 9 and 10, the same reference numerals as those in FIGS.
このように構成された乗員保護装置においては、車両衝突時等の緊急時には、インフレータ40Aがガス噴出作動すると共にプリテンショナ8Aがラップアンカ引下作動し、このインフレータ40Aからのガスが、ガスインレット51からマニホールド50Aに流入し、エアベルト用、サイドエアバッグ用並びにシートバッグ用の各ガスアウトレット52,53,55に分流されてエアベルト20Aの膨張部23A、サイドエアバッグ30A及びシートバッグ70に個別に供給される。これにより、エアベルト20Aの膨張部23A、サイドエアバッグ30A並びにシートバッグ70とが共通のインフレータ40Aからのガスによりそれぞれ膨張するようになる。
In the occupant protection device configured as described above, in the event of an emergency such as a vehicle collision, the
この乗員保護装置においては、該シートバッグ70がシートクッション3の下側において膨張して該シートクッション3を上方へ押圧するため、該シートクッション3の前部が上方へ押し上げられるか、又は硬くなり、乗員の腰部の前方移動が阻止される。
In this occupant protection device, the seat bag 70 is inflated on the lower side of the
また、この乗員保護装置においても、プリテンショナ8Aがラップアンカ21Aを引き下げると共に、該膨張部23Aがその膨張に伴い短くなることにより、エアベルト20A(ウェビング22)全体が引き締まって乗員の身体に密着するようになる。この結果、このエアベルト20Aと、シートバッグ70により押し上げられたか又は硬くなったシートクッション3の前部とのはさみ込み効果により、乗員の大腿部から腰部がシート1に強力に拘束される。この際、膨張したエアベルト20Aの膨張部23Aにより、乗員の腰部ないし腹部に加えられる衝撃が吸収される。
Also in this occupant protection device, the
さらに、車室側面と乗員との間に介在するように膨張したサイドエアバッグ30Aにより、乗員身体の横方向への移動が拘束されると共に、車室側面等から該乗員身体に加えられる衝撃が吸収される。
Further, the
この乗員保護装置にあっても、共通のインフレータ40Aによりエアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとシートバッグ70とを膨張させるよう構成されているので、インフレータが1個で足り、構成が簡素なものとなっている。
Even in this occupant protection device, since the inflating
また、この実施の形態でも、インフレータ40Aからのガスを、マニホールド50Aを介してエアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとシートバッグ70とに個別に供給するよう構成されているので、該マニホールド50において分流するガス流量を調整することにより、エアベルト20Aの膨張部23Aとサイドエアバッグ30Aとシートバッグ70とに供給されるガス量を容易に調整することができる。
Also in this embodiment, the gas from the
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。 Each of the above embodiments shows an example of the present invention, and the present invention is not limited to each of the above embodiments.
1 シート
2 シートフレーム
3 シートクッション
6,6A,6B ホルダ
8,8A プリテンショナ
20,20A エアベルト
23,23A 膨張部
30,30A サイドエアバッグ
40,40A インフレータ
50,50A マニホールド
56 ガス供給パイプ
60 カバー
62 蓋部
70 シートバッグ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
シートクッションの内部又は下側に配置されるシートバッグが設置されており、
該シートバッグも前記インフレータによって膨張させるように構成されていることを特徴とする乗員保護装置。 In any one of Claims 1 thru | or 3,
A seat bag is installed inside or under the seat cushion,
The occupant protection device, wherein the seat bag is also configured to be inflated by the inflator.
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