JP2005230555A - 体液を抽出するための装置及び方法 - Google Patents

体液を抽出するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 体液の流速及び/または流量を増大させ、かつ/またはセンサーラグの影響を軽減し、抽出された体液の連続的または半連続的な監視を改善した体液(ISFなど)抽出装置を提供する。
【解決手段】 体液抽出装置であって、標的部位に刺入され、その標的部位内に留まって体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含む。この刺入部材は、分析物分析システムに連通するように適合された基端部、先端部、及び先端部から基端部まで延びた通路を含む。この先端部は、標的部位に刺入するための鋭利な部分と可撓性構造を含む。この可撓性構造は、刺入部材が標的部位に刺入された後で、標的部位内に突き出て通路内への体液の流れを促進するように適合されている。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、体液を抽出する装置及び方法に関し、詳細には、連続的または半連続的な方式で体液抽出の際の体液の流れを促進する装置及び方法に関する。
近年、体液(例えば、血液及び間質液)中の分析物(例えば、グルコース)の濃度を監視するための医療装置の改善努力は、連続的または半連続的な監視を可能にする装置及び方法の開発に向けられてきた。
血中グルコースの監視の分脈において、連続的または半連続的な監視装置及び方法は、血中グルコース濃度の動向や、血中グルコース濃度に対する食物及び投薬の影響の洞察、並びに使用者の全体的な血糖管理を容易にするという点で有利である。しかしながら、実際には、連続的及び半連続的な監視装置には欠点がある。例えば、医療装置のサンプリングモジュールによって標的部位(例えば、使用者の皮膚組織標的部位)から間質液(ISF)試料を抽出する際のISFの流量及び/または流速が不十分で使用者が不快感を感じることがある。
更に、連続的及び半連続的な監視装置は、「センサーラグ(sensor lag)」として知られる悪影響を受ける。このようなセンサーラグは、連続的な監視装置のセンサーにおける分析物濃度と標的部位のリアルタイム分析物濃度との間に大きな差がある場合に起こる。
従って、体液の流速及び/または流量を増大させ、かつ/またはセンサーラグの影響を軽減し、抽出された体液の連続的または半連続的な監視を改善した体液(ISFなど)抽出装置及び関連方法が要望されている。加えて、このような装置及び方法は使用者の不快感を軽減すべきである。
本発明に従った体液抽出装置及びその方法の実施形態は、体液の流速及び/または流量を増大させ、かつ/またはセンサーラグの影響を軽減して連続的または半連続的に抽出される体液の監視を改善する。加えて、この装置及び方法は、使用者の不快感を減らすことができる。
本発明の例示的な実施形態に従った体液抽出装置は、標的部位(例えば皮膚層標的部位)に刺入され、その標的部位内に留まって体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含む。この刺入部材は、分析物分析システムに連通するように適合された基端部、先端部、及び先端部から基端部まで延びた通路を含む。その先端部は、標的部位に刺入するための鋭利な部分と、刺入部材が標的部位に刺入した後で標的部位内に突き出て通路内への体液の流れを促進するように適合された可撓性構造(例えば、「板ばね」可撓性構造または膨張可能な可撓性構造)を含む。
体液抽出装置は、場合によっては、通路から抽出された試料を分析物分析システムに移送するための可撓性導管を含む。
拘束するものではないが、本発明の一実施形態の可撓性構造により、標的部位に圧力を加える、標的部位を伸ばす、及び/または標的部位内にポケットを形成するなどして体液の流れを促進できると考えることができる。加えて、可撓性導管を用いて体液試料を刺入部材から分析物分析モジュールに移送することで、全く曲がらない硬い導管を用いる場合に生じる不快感を完全にまたは部分的に取り除くことができる。
本発明の例示的な実施形態に従った方法は、上記した体液抽出装置を用意するステップを含む。続いて、体液抽出装置の刺入部材の先端部を標的部位に刺入して、刺入部材の可撓性構造を標的部位内に突き出し、刺入部材の通路内への体液の流れを促進する。次いで、体液抽出装置の通路を介して標的部位(例えば、皮膚層標的部位)から体液(例えばISF)を抽出する。
体液の流速及び/または流量を増大させ、かつ/またはセンサーラグの影響を軽減し、抽出された体液の連続的または半連続的な監視を改善した体液(ISFなど)抽出装置及び関連方法が提供される。
本発明の特徴及び利点は、本発明の原理を利用した例示的な実施形態の説明を添付の図面を参照しながら読めば、より良く理解できるであろう。
以下の全ての説明は例示目的であって、皮膚組織標的部位内に刺入する体液抽出装置を用いた分析物(例えば、グルコース)検査のための間質液(ISF)の抽出を用いて本発明の実施形態を説明する。しかしながら、以下の説明を読んだ当業者であれば、本発明の実施形態がISFの抽出に限定されるものではないことを理解できよう。
本発明の実施形態は、例えば、分析物監視装置に連続的または半連続的にISFを流すように適合されたISF抽出装置に含めることができる。本発明の実施形態に用いることができるISF抽出装置の例が、言及することをもってその内容の全てを本明細書の一部とする国際特許出願第PCT/GB01/05634号(国際公開第WO 02/49507号 A1)及び米国特許出願第10/653,023号に開示されている。本発明の実施形態に用いることができるin-situ試験のためにデザインされた試料採取/測定システムの例が、言及することをもってその内容の全てを本明細書の一部とする国際特許出願第PCT/US01/07169号(国際公開第WO 01/64105号)及び同第PCT/GB02/03772号(国際公開第WO 2003/015627号)及び米国特許出願第10/143,399号に開示されている。
図1A及び図1Bはそれぞれ、本発明の例示的な実施形態に従った体液抽出装置100(例えば、ISF抽出装置)の斜視図及び側断面図である。図2は、組織標的部位内に配置された体液抽出装置100の断面図である。
図1A〜図2に示されているように、体液抽出装置100は、標的部位(例えば、図2に示されている皮膚組織標的部位)に刺入され、その標的部位内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成されている。体液抽出装置100は、刺入部材101を含む。図1A〜図2の実施形態では、体液抽出装置100は刺入部材101のみを含むとして示されている。しかしながら、後述するように、本発明の実施形態に従った体液抽出装置は可撓性導管などの追加の構成要素を含むことができる。
刺入部材101は、分析物分析システム(図示せず)に連通するように適合された基端部102、先端部104、及びその先端部から基端部まで延びた通路106(例えば、内径が0.25mm〜1.25mmの通路)を含む。通路106の壁部は、例えば、約0.02mm〜約0.5mmの範囲の厚みを有することができる。そして、刺入部材101の長さは、皮膚組織標的部位の表面の下側約1.5mm〜3mmの範囲の最大深さで皮膚組織標的部位内に留まれる長さである。
基端部102は、分析物分析システム(図示せず)に連通するように構成されている。このような例は、上記した国際特許出願第PCT/GB01/05634号(国際公開第WO 02/49507号 A1)及び米国特許出願第10/653,023号に開示されている。基端部102は、所望に応じて、好適な内径を有する可撓性導管によって分析物分析システムに連通させることができる。
先端部104は、標的部位に刺入するための鋭利な部分108、及び可撓性構造110を含む。この可撓性構造110は、刺入部材が標的部位内に刺入中または刺入後に標的部位内に突き出て通路106内への体液の流れを促進するように適合されている。図1A〜図2の実施形態では、鋭利な部分108は、標的部位への刺入を促進するために鋭利な先端部112を有する。
可撓性構造110は、刺入部材101が標的部位に刺入すると(例えば、先端部が皮膚組織または皮下組織に刺入すると)、可撓性構造110が撓み、かつ/または圧縮されるように「板ばね」として構成されている。このような撓み(及び/または圧縮)により、可撓性構造が標的部位内に突き出てその標的部位に圧力を加え、これにより標的部位から通路106内への体液の流れが促進される。この点において、可撓性構造110は標的部位変位部材として機能する。拘束するものではないが、この刺入部材は、その可撓性構造の性質から、等量の標的部位を変位させることができる理論上曲がらない刺入部材に比べて標的部位に刺入し易いと考えることができる。
可撓性構造110は、第1の端部114、アーチ116、及び第2の端部118を含む。第2の端部118は、例えば丸型または1点に収束するテーパ状にすることができる。第2の端部118は自由端であり、アーチ116以外の体液抽出装置の他の部分に取り付けられていない。第2の端部118からのアーチ116の接線(可撓性構造110の対称な平面において)が、通路106の長手方向の軸A−Aに対して角αをなしている(図1Bを参照)。角αは通常、可撓性構造110が撓むまたは圧縮される前は約1度〜75度の範囲である。
本開示を読んだ当業者であれば、角αが、刺入中及び刺入後の可撓性構造110及び刺入部材101と標的部位との相互作用に影響を及ぼすことを理解できよう。角αの最初の値(すなわち刺入前の値)は通常、約1度〜約75度の範囲である。角αの最終的な値(すなわち、刺入部材が標的部位に刺入して可撓性部材が突き出た後の値)は約5度〜約80度の範囲である。刺入部材の挿入前後の角αの変化は通常、例えば約5度〜約75度の範囲である。角αは大きくなるか小さくなり、大きくなる場合はアーチ116が標的部位に対して突き出て圧力を加え、小さくなる場合は第2の端部118が標的部位に対して突き出て圧力を加える。
体液抽出装置100は、例えば、非腐食性金属(例えばステンレス鋼)やプラスチック材料などの他の非腐食性材料から形成することができる。体液抽出装置100は、例えば、従来の金属スタンピング、シート金属成形、微細機械加工、溶接、及びポリマー成形技術によって形成することができる。
本発明の実施形態に従った体液抽出装置の体液抽出能力を高めるために、有益に表面粗さを小さくする電気的、機械的、化学的、他の方法、またはこれらの方法を組み合わせたり、体液の凝固を防止するコーティング(凝固)を防止するコーティング(例えば、ヘパリンを用いたコーティング)を適用することができる。
可撓性構造110は、図1A〜図2に例示目的で中実部材として示されているが、場合によっては全体に孔(すなわち、開口)を設けることもできる。可撓性構造110の厚みは、可撓性を維持すると共に十分な機械的安定性を有するべきである。例えば、可撓性構造110の厚みは、約0.02mm〜約0.50mmの範囲とすることができる。可撓性構造110は、例えば、一定の幅としたり、第1の端部114から第2の端部118にかけて徐々に先細になるテーパ状にすることができる。
体液抽出装置100を用いて皮膚組織標的部位を刺入する場合、図2に示されているように、刺入部材101及び可撓性構造110を標的部位に刺入する。刺入部材101が皮膚組織標的部位内に挿入される時に、可撓性構造110が、例えば第2の端部118が第1の端部114に近づくように撓む。この場合、可撓性構造110の撓みによって角αが大きくなる。これにより、可撓性構造110が皮膚組織内に向かって突き出る。可撓性構造110が突き出ると(角αが大きくなるまたは小さくなる)、組織に圧力が加わって「組織ポケット」が形成され、体液(例えば、ISF)が皮膚組織から通路106内に押し出される(図2の矢印が体液の流れの方向を示している)。可撓性構造110に孔が設けられている場合は、体液(例えば、ISF)がその孔を通過することができる。刺入部材を人の皮膚組織標的部位内に挿入して可撓性構造を撓ませるために必要な衝撃速度は通常、例えば1m/秒〜6m/秒の範囲である。
可撓性構造110の撓みにより、皮膚組織標的部位からのISFの流れが促進される(例えば、流速及び/または流量が増大する)。ISFの流速の増大は、センサーラグを減少させるため望ましい。ISFの流速の増大による別の利点は、所定時間により多くの分析測定値を得ることができることである。流量増大の利点は、抽出量が多いことで取り扱い及び分析が単純になることである。
図3A及び図3Bのそれぞれに、本発明の別の実施形態に従った体液抽出装置300の簡易斜視図及び断面図が示されている。図3A及び図3Bの実施形態では、体液抽出装置300は、刺入部材301のみを含むとして示されている。しかしながら、後述するように、体液抽出装置300は可撓性導管などの追加の構成要素を含むことができる。
刺入部材301は、分析物分析システム(図示せず)に連通するように適合された基端部302、先端部304、及び先端部から基端部まで延びた通路306を含む。
基端部302は、分析物分析システム(図示せず)に連通するように構成されている。このような例は、上記した国際特許出願第PCT/GB01/05634号(国際公開第WO 02/49507号 A1)及び米国特許出願第10/653,023号に開示されている。基端部302は、好適な内径を有する可撓性導管によってこのような分析物分析システムに連通させることができる。
先端部304は、標的部位に刺入するための鋭利な部分308、及び可撓性構造310を含む。この可撓性構造310は、刺入部材が標的部位に刺入した後に標的部位に向かって突き出て通路306内への体液の流れを促進するように適合されている。図3A及び図3Bの実施形態では、鋭利な部分308は、標的部位に刺入し易い鋭利な先端部312を有し、可撓性構造310は貫通孔(すなわち、開口)314を含む。孔314は、刺入された標的部位から通路306までの体液が移動する手段を提供する。
図4A及び図4Bはそれぞれ、膨張した状態の可撓性構造310を備えた体液抽出装置300の簡易斜視図及び断面図である。単純にするために、図4A及び図4Bには標的部位が描かれていない。しかしながら、膨張した状態では、可撓性構造310が標的部位に対して突き出てその標的部位を圧迫し、これにより孔314を介した標的部位から刺入部材への体液の流れが促進されることを理解されたい。可撓性構造310は、標的部位に刺入した後に、例えば、機械的な(例えば、ばね)変位、液圧、またはニチノール作動法によって膨張させることができる。これに関連して、可撓性構造は、例えば、体液に接触すると膨張するヒドロゲル材料、電流が流れると膨張するニチノール材料から少なくとも部分的に形成するか、或いは膨張可能なバルーンから形成することができる。
図4A及び図4Bに、可撓性構造310が、膨張した状態が球形として示されている。しかしながら、可撓性構造は、限定するものではないが、一部が楕円の断面を有する形状など別の膨張した形状を取ることができることを理解されたい。
孔314は、使用中に体液成分によって目詰まりしないような好適な大きさである。孔314の直径は、通常は約5μm〜約0.5mmの範囲である。孔314による可撓性構造310の気孔率は、例えば約1%〜約95%の範囲とすることができる。気孔率が低すぎると、体液の最適な速い流速を得ることができない。気孔率が大きすぎると、可撓性構造の物理的強度が低下する。
実施する分析物の測定の種類によっては、図1A〜図4Bに例示されている体液抽出装置は、約30分〜72時間の範囲などの長期にわたって皮膚組織標的部位内に留めることができる。加えて、当業者であれば、本発明に従った体液抽出装置の実施形態を刺入部材として、言及することをもって本明細書の一部とする米国特許第5,682,233号に例示されているような圧力リングを含む抽出装置に用いることができることを理解できよう。本発明に従った体液抽出装置の実施形態はまた、米国特許出願第10/653,023号に開示されているような1または複数の往復動圧力リングを含む抽出装置に用いることができる。
当業者であれば、本発明の実施形態に従った体液抽出装置を、限定するものではないが標的部位への低電流の供給、標的部位及び/または刺入部材の加熱、標的部位の吸引、または刺入部材の通路の吸引などを含め、ISFの流速を増大させる他の技術と組み合わせて用いることができることを理解できよう。
図5に示されているように、本発明の例示的な実施形態に従った標的部位からISFを採取する方法500は、ステップ510で示すように、体液抽出装置を用意するステップを含む。体液抽出装置は、標的部位(例えば、皮膚組織標的部位)に刺入され、その標的部位内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含む。この刺入部材は、分析物分析システムに連通するように適合された基端部、先端部、及び先端部から基端部まで延びた通路を含む。加えて、先端部は、標的部位に刺入するための鋭利な部分及び可撓性構造を含む。この可撓性構造は、刺入部材が標的部位に刺入された後に標的部位内に突き出て通路内への体液の流れを促進するように適合されている。
次いで、ステップ520に示されているように、刺入部材の先端部を標的部位に刺入して、可撓性部分を標的部位内に突き出して通路内への体液の流れを促進する。可撓性構造は、刺入部材が標的部位に刺入している間、及び/または刺入部材を標的部位に刺入した後に突き出させることができる。次いで、ステップ530に示されているように、体液(例えば、ISF)を体液抽出装置の通路を介して標的部位から抽出する。
上記したように、本発明に従った体液抽出装置の実施形態は、1または複数の往復動圧力リングを含む抽出装置に用いることもできる。図6A及び図6Bのそれぞれに、本発明の別の例示的な実施形態に従った体液抽出装置550の簡易斜視図及び断面図が示されている。体液抽出装置550は、体液抽出部材552(すなわち図1の刺入部材101)及び同心円上に配置された複数の往復動可能な圧力リング554A、554B、及び554Cを含む。ISF抽出装置550はまた、患者の皮膚層(すなわち、皮膚組織標的部位)に対して圧力リング554A、554B、及び556Cをそれぞれ押圧するための複数の第1の付勢要素556A、556B、及び556Cと、体液抽出部材552を発射するための第2の付勢要素558と、刺入深さ制御要素560を含む。
使用する際、体液抽出装置550は、圧力リング554A、554B、及び554Cが使用者の皮膚層を向くように配置する。これは、例えば、体液抽出システムのサンプリングモジュールに体液抽出装置550(前記した国際出願第PCT/GB01/05634号及び米国特許出願第60/476,733号に開示されているような)を用いて、このシステムを使用者の皮膚に配置して達成することができる。
次いで、第1の付勢要素556Aによって圧力リング554Aを使用者の皮膚層に対して押圧して、後に体液抽出部材552でランス(刺入)する隆起部を使用者の皮膚層に形成する。圧力リング554Aを使用(すなわち配置)している間、圧力リング554B及び圧力リング554Cは、第1の付勢要素556B及び第1の付勢要素556Cのそれぞれによって後退位置に維持することができる。
体液刺入部材552の全てまたは一部が使用者の皮膚層内に挿入されている時に、使用者の皮膚層に形成された隆起部から体液(例えばISF)を抽出することができる。約2秒〜3時間後に、圧力リング554Aを引き戻して、患者の皮膚層を約3秒〜3時間の間、回復させることができる。圧力リング554Aを引き戻した後、圧力リング554Bを配置して使用者の皮膚層を押圧することができる。圧力リング554Bを使用(すなわち配置)している間、圧力リング554A及び圧力リング554Cは、第1の付勢要素556A及び第1の付勢要素556Cのそれぞれによって後退位置に維持することができる。約2秒〜3時間後に、圧力リング554Bを引き戻し約3秒〜3時間の間放置し、次いで圧力リング554Cを配置する。圧力リング554Cは、使用者の皮膚層への圧迫を約3秒〜3時間の間維持し、次いで引き戻して約3秒〜3時間の間放置する。圧力リング554Cを使用(すなわち配置)している間は、圧力リング554A及び圧力リング554Bをそれぞれ、第1の付勢要素556A及び第1の付勢要素556Bによって後退位置に維持することができる。圧力リング554A、554B、及び554Cの配置と後退のサイクルのプロセス(すなわち圧力リング554A、554B、及び554Cの往復動)を体液の抽出が終わるまで続けることができる。図6A及び図6Bの実施形態の複数の圧力リングの配置と後退のサイクルは、必ずしも必要ではないが、それぞれのサイクルで時間を変えて不均一にするのが好ましい。
当業者であれば、本発明の実施形態に従った体液抽出装置の複数の圧力リングを、任意の順序で配置することができ、上記した配置と後退の順序に限定されるものではないことを理解できよう。例えば、圧力リング554Aの前に圧力リング554Bまたは圧力リング554Cを配置する順序にすることができる。更に、2つ以上の圧力リングを同時に配置することもできる。例えば、図6A及び図6Bに示されている実施形態は、3つ全ての圧力リングを同時に配置して、全ての圧力リングが1つの圧力リングとして機能するようにできる。
図6A及び図6Bに示されている実施形態の場合、使用者の皮膚層に加えられる圧力は、例えば、複数の圧力リングのそれぞれについて約0.1PSI〜150PSI(約0.69kPa〜約1034.25kPa)の範囲とすることができる。
圧力リング554A、554B、及び554Cはそれぞれ、例えば、0.08インチ〜0.560インチ(2.032mm〜14.224mm)、0.1インチ〜0.9インチ(2.54mm〜22.86mm)、0.16インチ〜0.96インチ(及び4.064mm〜24.384mm)の外径を有することができる。それぞれの圧力リングの壁部の厚みは、例えば、0.02インチ〜0.04インチ(0.508mm〜1.016mm)の範囲とすることができる。
本発明の実施形態に従った抽出装置に少なくとも1つの圧力リングを含めることにより、ISF抽出の様々な利点が得られる。第1に、配置状態と後退状態との間の圧力リングの往復動により、ISFグルコース遅延が緩和(すなわち減少)される。圧力リングを引き戻すと、使用者の皮膚層に圧力がかからなくなり、これに使用者の体が反応して標的部位への血液の潅流を増大させる。この現象は、反応性充血として知られ、圧力リングの往復動によって標的部位にISFが有益に補充される機構と考えることができる。このようなISFの補充により、ISFグルコースと全血グルコース値との遅延が緩和される。
本発明に従った体液抽出装置の別の利点は、圧力リングの往復動により、圧力リングの下側の皮膚が回復することができ、これにより使用者の苦痛、不快感、及び持続する斑点の形成が軽減される。
更に、複数の圧力リング(例えば、図6A及び図6Bの実施形態)を備えた抽出装置では、ISF採取を促進するために少なくとも1つの圧力リングを永久的に配置し、他の圧力リングは、使用者の皮膚層の異なった領域に所定の時間に圧力が加わるように配置状態と後退状態との間で往復動させることができる。永久的に配置された圧力リングと往復動する圧力リングとのこのような組み合わせにより、使用者の苦痛/不快感を更に軽減することができる。
本発明の実施形態に従った体液抽出装置の別の利点は、圧力リングを体液抽出部材と共に用いて、体液抽出部材のみを用いてランス部位からISFを抽出する場合よりもランス部位から抽出するISFの流速を上げることができることである。また、ISFの流速の増大は、ISFで測定されるグルコース濃度と全血から得られる実際のグルコース濃度との間の遅延を軽減するため望ましい。ISFの流速の増大による別の利点は、いつの検査でも多量のISF試料を利用できるという点である。従って、本発明に用いるグルコース検出システムは、極めて少量のISFを利用しなければならないシステムよりも開発及び製造が容易である。ISFの流速の増大による別の利点は、所定時間により多くの測定を行えることである。
本発明の好適な実施形態を図面を用いて説明してきたが、当業者であれば、このような実施形態が単に例示目的であることを理解できよう。当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更形態、変形形態、及び置換形態に想到するであろう。
ここに開示した本発明の実施形態の代替形態を本発明の実施に用いることができることを理解できよう。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定され、添付の特許請求の範囲内の方法及び構造並びにそれらの等価物が本発明に含まれるものとする。
本発明の実施態様は以下の通りである。
(1)体液抽出装置であって、標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含むことを特徴とする体液抽出装置。
(2)更に、前記刺入部材の基端部に取り付けられた導管を含み、前記導管が前記刺入部材から分析物分析モジュールに抽出した体液試料を移送するように構成されていることを特徴とする実施態様(1)に記載の体液抽出装置。
(3)前記導管が可撓性材料からなることを特徴とする実施態様(2)に記載の体液抽出装置。
(4)前記可撓性構造が、第1の端部と、第2の自由端と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在するアーチとを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の体液抽出装置。
(5)前記可撓性構造が板ばねとして構成されていることを特徴とする実施態様(4)に記載の体液抽出装置。
(6)前記可撓性構造が膨張可能な可撓性構造であることを特徴とする実施態様(1)に記載の体液抽出装置。
(7)前記可撓性構造が複数の孔を有することを特徴とする実施態様(6)に記載の体液抽出装置。
(8)前記可撓性構造が、前記通路内への間質液の流れを促進するように適合されていることを特徴とする実施態様(1)に記載の体液抽出装置。
(9)更に、少なくとも1つの圧力リングを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の体液抽出装置。
(10)前記少なくとも1つの圧力リングが複数の往復動可能な圧力リングであることを特徴とする実施態様(9)に記載の体液抽出装置。
(11)体液を抽出する方法において、体液抽出装置を用意するステップであって、前記抽出装置が、標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含む、前記ステップと、前記刺入部材の前記先端部を標的部位に刺入して、前記可撓性構造を前記標的部位内に突き出し、前記通路内への体液の流れを促進するステップと、前記体液抽出装置の前記通路を介して前記標的部位から体液を抽出するステップとを含むことを特徴とする方法。
(12)前記抽出ステップを、30分〜72時間の範囲の期間に亘って行うことを特徴とする実施態様(11)に記載の方法。
(13)前記抽出ステップが間質液を抽出することを特徴とする実施態様(11)に記載の方法。
(14)前記刺入ステップが、前記標的部位が刺入された後で前記可撓性構造を拡張させるステップを含むことを特徴とする実施態様(11)に記載の方法。
(15)前記刺入ステップが、前記可撓性構造が前記標的部位内に突き出るように前記可撓性構造を撓ませるステップ及び前記可撓性構造を圧縮するステップの少なくとも一方のステップを含むことを特徴とする実施態様(11)に記載の方法。
(16)体液抽出装置であって、標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含み、前記体液抽出装置が更に、少なくとも1つの圧力リングを含むことを特徴とする体液抽出装置。
(17)前記少なくとも1つの圧力リングが往復動可能な圧力リングであることを特徴とする実施態様(16)に記載の体液抽出装置。
本発明の例示的な実施形態に従った体液抽出装置の簡易斜視図である。 図1Aの体液抽出装置の簡易側断面図である。 皮膚組織標的部位に刺入された、図1Aの体液抽出装置の簡易側断面図である。 Aは本発明の別の例示的な実施形態に従った体液抽出装置の簡易斜視図である。Bは本発明の別の例示的な実施形態に従った体液抽出装置の簡易断面図である。 Aは可撓性構造が膨張した状態の図3A及び図3Bの体液抽出装置の簡易斜視図である。Bは可撓性構造が膨張した状態の図3A及び図3Bの体液抽出装置の簡易側断面視図である。 本発明の例示的な実施形態に従った体液抽出プロセスの連続ステップを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に従った体液抽出装置簡易斜視図である。 本発明の一実施形態に従った体液抽出装置簡易側断面図である。
符号の説明
100,300,550 体液抽出装置
101,301 刺入部材
102,302 刺入部材基端部
104,304 刺入部材先端部
106,306 刺入部材通路
108,308 鋭利な部分
110,310 可撓性構造
112,312 鋭利な先端部
114 第1の端部
116 アーチ
118 第2の端部
314 孔
552 体液抽出部材
554A,554B,554C 圧力リング
556A,556B,556C 第1の付勢要素
558 第2の付勢要素
560 刺入深さ制御要素

Claims (17)

  1. 体液抽出装置であって、
    標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、
    前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、
    前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含むことを特徴とする体液抽出装置。
  2. 更に、前記刺入部材の基端部に取り付けられた導管を含み、前記導管が前記刺入部材から分析物分析モジュールに抽出した体液試料を移送するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の体液抽出装置。
  3. 前記導管が可撓性材料からなることを特徴とする請求項2に記載の体液抽出装置。
  4. 前記可撓性構造が、第1の端部と、第2の自由端と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在するアーチとを含むことを特徴とする請求項1に記載の体液抽出装置。
  5. 前記可撓性構造が板ばねとして構成されていることを特徴とする請求項4に記載の体液抽出装置。
  6. 前記可撓性構造が膨張可能な可撓性構造であることを特徴とする請求項1に記載の体液抽出装置。
  7. 前記可撓性構造が複数の孔を有することを特徴とする請求項6に記載の体液抽出装置。
  8. 前記可撓性構造が、前記通路内への間質液の流れを促進するように適合されていることを特徴とする請求項1に記載の体液抽出装置。
  9. 更に、少なくとも1つの圧力リングを含むことを特徴とする請求項1に記載の体液抽出装置。
  10. 前記少なくとも1つの圧力リングが複数の往復動可能な圧力リングであることを特徴とする請求項9に記載の体液抽出装置。
  11. 体液を抽出する方法において、
    体液抽出装置を用意するステップであって、前記抽出装置が、
    標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、
    前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、
    前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含む、前記ステップと、
    前記刺入部材の前記先端部を標的部位に刺入して、前記可撓性構造を前記標的部位内に突き出し、前記通路内への体液の流れを促進するステップと、
    前記体液抽出装置の前記通路を介して前記標的部位から体液を抽出するステップとを含むことを特徴とする方法。
  12. 前記抽出ステップを、30分〜72時間の範囲の期間に亘って行うことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記抽出ステップが間質液を抽出することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記刺入ステップが、前記標的部位が刺入された後で前記可撓性構造を拡張させるステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記刺入ステップが、前記可撓性構造が前記標的部位内に突き出るように前記可撓性構造を撓ませるステップ及び前記可撓性構造を圧縮するステップの少なくとも一方のステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 体液抽出装置であって、
    標的部位内に刺入され、その標的部以内に留まってそこから体液試料を抽出するように構成された刺入部材を含み、
    前記刺入部材が、分析物分析システムに連通するように適合された基端部と、先端部と、前記先端部から前記基端部まで延びた通路とを含み、
    前記先端部が、前記標的部位に刺入するための鋭利な部分と、前記刺入部材が前記標的部位に刺入された後で前記標的部位内に突き出て前記通路内への前記体液の流れを促進するように適合されている可撓性構造とを含み、
    前記体液抽出装置が更に、少なくとも1つの圧力リングを含むことを特徴とする体液抽出装置。
  17. 前記少なくとも1つの圧力リングが往復動可能な圧力リングであることを特徴とする請求項16に記載の体液抽出装置。
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