JP2005230273A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 制御ボックスの係合に使用する予備の部材の管理が簡単な遊技機の提供を課題とする。
【解決手段】 本発明にかかる遊技機において、係合部23の挿入を待ち受ける箱部12において抜止部41を形成し、抜止部41を係合部23と係合可能な第一の状態と係合部23と係合しない第二の状態とに切り換えることを可能としている。このようにすることにより、複数の箱部12のうち係合させる箱部12を選択的に設定することが可能となる。また、係合させない抜止部41を箱部12から取り除く必要がないため、取り除いた抜止部41を保持させておくためのスペースを制御ボックスから省くことができるし、抜止部41を紛失しないように管理する必要もない。
【選択図】 図10
Description
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、制御ボックスの係合に使用する予備の部材の管理が簡単な遊技機の提供を目的とする。
上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設した係合部と、上記係合部が設けられない上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設した待ち受け部と、上記皿部材の開口部が閉鎖されるとき上記待ち受け部にて上記係合部と係合可能な第一の状態、および、上記皿部材の開口部が閉鎖されるとき上記係合部と係合しない第二の状態とすることが可能な抜止部とを具備する構成としてある。
本発明は、上記の構成に限られるものではなく、以下の手段も含むものである。
手段1にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、上記抜止部は上記待ち受け部に装着可能な抜止片に形成されるとともに、
同抜止片は上記待ち受け部の同一箇所において、上記係合部が上記待ち受け部に移動する際に上記待ち受け部にて上記係合部と係合可能な第一の装着状態、および、上記係合部と係合しない第二の状態状態とで装着することが可能である構成としてある。
手段2にかかる発明は、手段1に記載の発明において、上記抜止片は、挿通穴を有し、上記待ち受け部において略柱状に立設された保持柱を同挿通穴に挿通させることにより上記待ち受け部に装着される構成としてある。
すなわち、上記待ち受け部に上記保持柱を形成しておき、同保持柱を上記抜止片に形成された挿通穴に挿通させることにより、上記抜止片を装着させることができる。
手段3にかかる発明は、手段2に記載の発明において、上記挿通穴と上記保持柱を所定の平面にて対称な形状に形成する構成としてある。
すなわち、上記挿通穴と上記保持柱を所定の平面にて対称な形状に形成することにより、同所定の面を中心に反転させて上記抜止片を上記保持柱に装着させることができる。従って、上記抜止片を反転させて装着させることにより、上記第一の装着状態と上記第二の装着状態とを切り換えることができる。
手段4にかかる発明は、手段1から手段3のいずれかに記載の発明において、上記係合部が上記待ち受け部に移動する際の移動方向と、上記抜止片の上記保持柱に対する挿通方向とは互いに垂直である構成としてある。
すなわち、上記係合部が上記待ち受け部に移動する際の移動方向と、上記抜止片の上記保持柱に対する挿通方向とを互いに垂直とすることにより、上記抜止片を上記係合部の移動方向に移動させる際に両者を滑らせる分力を発生させなくすることができる。従って、係合後に両者が滑って上記係合部が移動することを防止することができるため、確実に上記係合部を上記保持柱に拘束しておくことができる。
手段5にかかる発明は、手段1から手段4のいずれかに記載の発明において、上記待ち受け部は略箱状に形成された箱部であり、同箱部には上記抜止片を内部に装着させるための開口が形成されている構成としてある。
すなわち、上記待ち受け部は略箱状の箱部とすることにより、上記抜止片を同箱部の内部に収容させておくことができる。従って、上記抜止片を上記箱部で保護し、外部からの係合を解除するような不正を防止することができる。なお、上記箱部には開口が設けられるため、上記抜止片を外部から装着させることは可能となる。
手段6にかかる発明は、手段5に記載の発明において、上記皿部材の開口部が上記蓋部材により閉鎖される際に、上記箱部に形成された上記開口は上記箱部が形成されない上記皿部材または上記蓋部材に形成された蓋板により閉鎖される構成としてある。
すなわち、上記箱部が形成されない上記皿部材または上記蓋部材に形成された蓋板が上記皿部材の開口部が上記蓋部材により閉鎖される際に移動することにより、上記箱部に形成された上記開口を閉鎖させることができる。従って、上記箱部の内部に備えられる上記抜止片を外部から隔離し、外部からの不正を防止することができる。
手段7にかかる発明は、手段1から手段6のいずれかに記載の発明において、上記皿部材と上記蓋部材と上記抜止片とは同一の素材で形成される構成としてある。
すなわち、上記皿部材と上記蓋部材と上記抜止片とがすべて同一素材で構成されるため、上記係合部と上記抜止片との係合を解除して上記抜止片を除去しなくてもリサイクルを容易に行うことができる。なお、係合に寄与している上記係合部と上記抜止片とを合成樹脂等の低強度素材で形成することによって、上記係合部と上記抜止片とを破壊して係合を解除されてしまうことも考えられる。しかしながら、上述のとおり上記制御ボックスの封止時には上記係合部と上記抜止片とは外部から隔離されるため、容易に上記係合部と上記抜止片とを破壊して係合を解除することはできない。
手段8にかかる発明は、請求項1または手段1から手段7のいずれかに記載の発明において、
上記抜止部に形成され上記係合部の移動方向の奥方に面する抜止面と、
上記係合部に形成され上記係合部の移動方向の手前側に面する係合面とを備えるとともに、
上記第一の状態において、
上記抜止部に形成され上記係合部が上記待ち受け部に移動する際に傾斜面にて上記係合部に干渉して同係合部を案内することにより同係合部を撓ませるとともに上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係合部を原形状に復元させることにより、上記抜止面より上記挿入方向の奥方にて上記係合面を同抜止面と対面させる抜止ガイド部とを備えるとともに、
上記第二の状態において、
上記係合部が上記待ち受け部に移動する際に上記抜止ガイド部は上記係合部に干渉しない構成としてある。
手段9にかかる発明は、手段8に記載の発明において、上記係合部が上記待ち受け部に移動する際に、上記保持柱に対して上記第二の装着状態で装着された上記抜止片と上記係合部とを干渉させない窓部が同抜止片に形成される構成としてある。
すなわち、上記第二の装着状態で装着された上記抜止片における上記係合部の移動を待ち受け部に同係合部を挿通させるような窓部を形成しておくことにより、上記抜止片と上記係合部とを干渉させないようにすることができる。
手段10にかかる発明は、手段5から手段9のいずれかに記載の発明において、上記箱部の内壁面に内側から接触する板状の金属製保護部材が備えられる構成としてある。
すなわち、金属製の上記保護部材を上記箱部の内部に備えることにより、上記箱部の内部を外部から保護することができる。従って、係合に寄与する上記抜止部と上記係合部とを外部から保護し、係合が解除されることを防止することができる。
手段11にかかる発明は、手段10に記載の発明において、上記保護部材は上記箱部の内部に遊挿される構成としてある。
すなわち、上記保護部材を上記箱部の内部に遊挿させておくことにより、金属製の上記保護部材は外部から異物等が接触されたときには、撓んだり反ったり振動したりすることができる。これにより、外部からの異物で上記保護部材に穴等を形成するために加えられる荷重を散逸させることができるため、上記保護部材に穴等が形成されることを防止することができる。また、上記保護部材を上記箱部の内部に確実に固定してしまわないことで、使用後の上記箱部から上記保護部材を簡単に除去することができるため、リサイクル性も良いものとなる。
手段12にかかる発明は、請求項1または手段1から手段11のいずれかに記載の発明において、上記皿部材と上記蓋部材とを互いにスライドさせることにより同皿部材の開口部を閉鎖することが可能である構成としてある。
すなわち、上記皿部材と上記蓋部材とを互いにスライドさせることにより同皿部材の開口部を同蓋部材により閉鎖させることができる。
手段13にかかる発明は、手段12に記載の発明において、上記蓋板は、同蓋板のスライド方向奥方部分において上記係合部が延設された先部と、同スライド方向手前側部分を構成し上記皿部材または上記蓋部材から延設された基部とに分断され、同先部と同基部とを連結する幅の狭い連結部が形成されている構成としてある。
手段14にかかる発明は、手段13に記載の発明において、上記保護部材は上記基部から延設された仮止部がスライド方向手前側から当接することにより、同手前側に抜け止めされる構成としてある。
手段15にかかる発明は、手段8から手段14のいずれかに記載の発明において、
上記第一の状態において、
上記待ち受け部に形成され上記係合部が原形状に復元したとき同係合部に上記抜止ガイド部による撓み方向と反対方向から当接することにより同係合部が同方向へ撓むことを規制する規制部と、
上記規制部に形成され上記係合部が挿入される際に勾配をもって上記係合部に接触することにより同規制部を撓ませて同規制部が同係合部に干渉しないようにする規制ガイド部とを具備する構成としてある。
手段16にかかる発明は、手段1から手段15のいずれかに記載の発明において、上記抜止片は上記待ち受け部においてスライド可能であるとともに、第一のスライド位置にスライドしたとき上記第一の装着状態となり、第二のスライド位置にスライドしたとき上記第二の装着状態となる構成としてある。
すなわち、上記抜止片を上記待ち受け部においてスライド可能に装着し、第一のスライド位置にスライドさせることにより上記係合部と上記抜止部とを係合させることができる。一方、上記抜止片を第二のスライド位置にスライドさせることにより上記係合部と上記抜止部とを係合させないようにすることができる。
手段17にかかる発明は、手段16に記載の発明において、上記保護部材を上記箱部に装着する際に、同保護部材が上記第二のスライド位置にある上記抜止片を押すことにより上記抜止片が上記第一のスライド位置までスライドさせられる構成としてある。
すなわち、上記保護部材を上記箱部に装着することにより、上記抜止片を上記第一のスライド位置にスライドさせることができる。このようにすることにより、上記保護部材を上記箱部に装着することによって、上記抜止片を上記係合部と係合可能な状態とすることができる。従って、上記保護部材にて内部を保護する上記箱部にて必然的に係合を行わせることができる。また、上記抜止片を上記第一のスライド位置にスライドさせる作業を個別に行う必要がないため、封止作業が煩雑となることもない。
手段18にかかる発明は、請求項1または手段1から手段17のいずれかに記載の発明において、上記係合部は上記待ち受け部に回動可能に連結されるとともに、第一の回動位置まで回動したとき上記第一の状態となり、第二の回動位置にスライドしたとき上記第二の状態となる構成としてある。
すなわち、上記抜止部を上記待ち受け部において回動可能とすることによっても、上記抜止部を上記第一の状態と上記第二の状態とに切り換えることができる。
手段19にかかる発明は、手段18に記載の発明において、上記保護部材を上記箱部に装着する際に、同保護部材が上記第二の回動位置にある上記抜止部を押すことにより上記抜止部が上記第一の回動位置まで回動させられる構成としてある。
すなわち、上記抜止部を上記待ち受け部において回動させることにより上記抜止部を上記第一の状態と上記第二の状態とに切り換える場合においても、上記保護部材が押し込んで回動させることができる。
手段20にかかる発明は、請求項1または手段1から手段19のいずれかに記載の発明において、上記抜止部は変形可能であり本来の形状である第二の形状において上記第二の状態となるとともに、第一の形状に変形させられて上記第一の状態となる構成としてある。
すなわち、上記抜止部を上記待ち受け部において変形可能とすることによっても、上記抜止部を上記第一の状態と上記第二の状態とに切り換えることができる。変形によれば上記抜止部を上記待ち受け部と別部材で形成する必要はないため、部品点数を減少させることができる。
手段21にかかる発明は、手段20に記載の発明において、上記保護部材を上記箱部に装着する際に、同保護部材が第一の形状である上記抜止部を押すことにより上記抜止部が第二の形状に変形させられる構成としてある。
すなわち、上記抜止部を上記待ち受け部において変形させることにより上記抜止部を上記第一の状態と上記第二の状態とに切り換える場合においても、上記保護部材が押し込んで変形させることができる。
手段22にかかる発明は、請求項1または手段1から手段15のいずれかに記載の発明において、上記抜止部は、上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係合部を原形状に復元させることを妨げる係合防止部材を装着可能であり、同係合部材を装着したときに第二の状態となる構成としてある。
すなわち、上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係合部を原形状に復元させないようにすることにより、上記係合部と上記抜止部とが係合しないようにすることができる。
手段23にかかる発明は、手段15から手段22のいずれかに記載の発明において、上記連結部を破壊することにより係合を行っていた上記抜止片を上記箱部から除去することが可能である構成としてある。
すなわち、上記連結部を破壊することにより上記制御ボックスを開放させる際に、係合を行っていた上記抜止片を上記箱部から除去することが可能であるため、上記抜止片を異なる上記箱部に装着させて再利用することができる。
手段24にかかる発明は、手段23に記載の発明において、上記第一の装着状態において上記抜止片と上記保護部材が連結されるとともに、上記連結部を破壊して上記保護部材を上記箱部から除去すると、同保護部材とともに上記抜止片が除去される構成としてある。
すなわち、上記第一の装着状態において上記抜止片と上記保護部材とを連結しておくことにより、上記保護部材と一緒に上記抜止片を上記箱部から除去することができる。従って、上記保護部材と上記抜止片との除去作業を簡略化させることができる。
手段1にかかる発明によれば、抜止片を着脱させて第一の状態と第二の状態とに切り換えることができる。
手段2にかかる発明によれば、抜止片を装着させる手段を提供することができる。
手段3にかかる発明によれば、抜止片を反転して装着させることによって第一の状態と第二の状態とに切り換えることができる。
手段5にかかる発明によれば、係合部と抜止部とが破壊されないようにすることができる。
手段6にかかる発明によれば、係合部と抜止部とが破壊されないようにすることができる。
手段7にかかる発明によれば、リサイクル性を向上させることができる。
手段8にかかる発明によれば、係合部と抜止部との係合手段を提供することができる。
手段9にかかる発明によれば、抜止片と係合部とを干渉させないようにすることができる。
手段11にかかる発明によれば、保護部材が破壊されることを防止することができる。
手段12にかかる発明によれば、制御ボックスの封止をスムーズに行うことができる。
手段13にかかる発明によれば、必要に応じて制御ボックスの封止を解除することができる。
手段14にかかる発明によれば、箱部の内部を外部からの破壊行為から保護するとともに、リサイクル性を向上させることがができる。
手段16にかかる発明によれば、簡単に係合部を第一の状態と第二の状態とに切り換えることができる。
手段17にかかる発明によれば、係合部を第一の状態と第二の状態とに切り換える作業を省略することができる。
手段18にかかる発明によれば、係合部を第一の状態と第二の状態とに切り換える手段を提供することができる。
手段20にかかる発明によれば、部品点数を増やすことなく係合部を第一の状態と第二の状態とに切り換える手段を提供することができる。
手段21にかかる発明によれば、係合部を第一の状態と第二の状態とに切り換える作業を省略することができる。
手段22にかかる発明によれば、係合部を第一の状態に切り換えることができる。
手段23にかかる発明によれば、抜止片を再利用することができる。
手段24にかかる発明によれば、抜止片の除去作業を簡略化させることができる。
(1)制御ボックスの設置例:
(2)第一の実施形態にかかる制御ボックスについて:
(3)第一の実施形態にかかる封止部について:
(4)第二の実施形態について:
(5)第三の実施形態について:
(6)第四の実施形態について:
(7)まとめ:
図1は本発明を適用したパチンコ機を背面から見て示しており、制御ボックス70が背面側から視認できるように装着されている。同図において、制御ボックス70の短辺の一方の外部に封止部70aが備えられることにより、制御ボックス70は外部から閉鎖された状態を維持し、不正に開放されることを防止している。図に示すように、制御ボックス70はメンテナンスのためにパチンコ機60を開いたときには、パチンコ機60の背面側から直に視認できる位置に配設されている。従って、制御ボックス70内に不正をするために封止部70a等が破損されていれば、次のメンテナンス時にはすぐに見つけることが可能となっている。また、制御ボックス70は透明な合成樹脂で形成されており、その収容された制御基板の様子もパチンコ機60の背面側から直に視認できる。
図3は本発明の第一の実施形態にかかる制御ボックス70およびその外部に設けられた封止部70aを上方(図1においてパチンコ機の背面)から見て示している。同図において矢印で示す方向をそれぞれ奥行き方向と幅方向として以下説明する。制御ボックス70および封止部70aは下側に位置する皿部材10と、上側に位置する蓋部材20とで構成されている。また、図4は蓋部材20と皿部材10をスライドさせて制御ボックス70を開放させた状態を示している。同図において、皿部材10は下方に深みのある皿状に形成された皿本体部14を有し、蓋部材20は上方に深みを有する蓋状に形成された蓋本体部24を有している。そして、皿本体部14の開口面と蓋本体部24の開口面とを上下に向かい合わせることにより、図3のように外部と閉鎖された略箱状の制御ボックス70を形成している。閉鎖された制御ボックス70の内部には制御基板25が収容されており、同制御基板25には各種のROM26a〜26f等が実装されている。
まず、封止部70aを構成する箱部12について説明する。図5は箱部12の一つを上方から見て示しており、図6は箱部12のX1断面を見て示している。箱部12は、概略、板状の底面12aと、箱部12を奥方および幅方向両外側から区画する壁面12bとにより構成されている。壁面12bの上端部には断面略コの字状に溝が形成されたガイド部12b1が奥方および幅方向両外側に形成されている。箱部12における手前側(皿本体部14側)には切り欠き14c1が形成されているため、皿本体部14と箱部12とが連通している。なお、箱部12は五個すべて同様の形状となっている。
図21は、第二の実施形態にかかる箱部112を上方から見て示している。同図において抜止部141は箱部112から延設されている。すなわち、本実施形態において抜止部141は箱部112に対して着脱可能とされていない。しかし、抜止部141は逆U字状に形成された係合防止部材145を上方から嵌め込ませることにより、係合部123と係合しない第二の状態とすることができる。係合防止部材145の内側の間隔は抜止部141の抜止板141aの厚みよりわずかに大きく形成されており、係合防止部材145を上方から抜止板141aに嵌め込むことができる。
図22は、第三の実施形態にかかる保護部材を斜めから見て示している。同図において、第一の実施形態と同様に保護部材250が金属板材を屈曲させることにより形成されている。保護部材250は略板状で互いに平行な一対の側面板250a,250aと、これらを連結する略板状の底面板250bとで構成されており、底面板250bには略矩形状の切り欠き250cが形成されている。底面板250bにおける切り欠き250cが設けられる部位を上方に切り起こすことにより、底面板250bに垂直な押し込み壁250dと保持壁250eとを形成している。押し込み壁250dは側面板250a,250aと垂直となっており、保持面250eは側面板250a,250aと平行となっている。
図25は、第四の実施形態にかかる保護部材を斜めから見て示している。同図において、第一の実施形態と同様に保護部材350が金属板材を屈曲させることにより形成されている。保護部材350は略板状で互いに平行な一対の側面板350a,350aと、これらを連結する略板状の底面板350bとで構成されており、底面板350bには略矩形状の切り欠き350cが形成されている。切り欠き350cの側方縁部から矩形板状のガイド壁350fが垂直に切り起こされている。ガイド壁350fは先端になるほど一方の側面板350aとの間隔を狭めるように同側面板350aに対して鋭角的に傾斜している。また、先端にてガイド壁350fと側面板350aとが接合されている。
以上説明したように本発明にかかる遊技機において、係合部の挿入を待ち受ける箱部において抜止部を形成し、抜止部を係合部と係合可能な第一の状態と係合部と係合しない第二の状態とに切り換えることを可能としている。このようにすることにより、複数の箱部のうち係合させる箱部を選択的に設定することが可能となる。また、係合させない抜止部を箱部から取り除いておく必要がないため、取り除いた抜止部を保持させておくためのスペースを制御ボックスから省くことができるし、抜止部を紛失しないように管理する必要もない。
12,112,212,312…箱部
12a…底面
12b…壁面
12b1…ガイド部
12c〜12f…保持柱
14…皿本体部
14c1…切り欠き
20…蓋部材
22…蓋板
22a…先部
22a3…閉鎖板
22b…基部
22c…連結部
22d,22d…仮止部
23…係合部
23a…係合板
23b…係合先部
23b1,23b3…係合ガイド面
23b2…係合面
23c…規制挿入部
23c1…規制挿入面
24…蓋本体部
25…制御基板
40…抜止片
40c…枠部
40d…窓部
41…抜止部
41a…抜止板
41b…抜止先部
41b1…抜止ガイド面
41b2…抜止面
42…規制部
42a…規制棒
42a1,42b2…規制面
42b…規制先部
42b1…規制ガイド面
50…保護部材
50a,50a…側面板
50b…底面板
60…パチンコ機
70,90…制御ボックス
70a,90a…封止部
80…スロットマシン
Claims (1)
- 皿部材と蓋部材とを所定の位置に相対移動させることにより同皿部材の開口部が同蓋部材により閉鎖される制御ボックスにて制御基板を封止する遊技機において、
上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設した係合部と、
上記係合部が設けられない上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設され、上記皿部材の開口部が上記蓋部材により閉鎖される所定の位置に同皿部材と同蓋部材とを相対移動させたときに上記係合部の移動を待ち受ける待ち受け部と、
上記皿部材の開口部が閉鎖されるとき上記待ち受け部にて上記係合部と係合可能な第一の状態、および、上記皿部材の開口部が閉鎖されるとき上記係合部と係合しない第二の状態とすることが可能な抜止部とを具備することを特徴とする遊技機。
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