JP2005229586A - 印刷データ作成装置、印刷データ作成方法および印刷データ作成プログラム - Google Patents

印刷データ作成装置、印刷データ作成方法および印刷データ作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザからの編集指示と調和した編集を行った画像を印刷することのできる印刷データ作成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の印刷データ作成装置は、対象画像に編集領域を設定し、また印刷に使用する用紙に関するデータを取得する。対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示がある場合に、取得した用紙に関するデータとその指示とに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する。そして、その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像の拡大や縮小といった編集機能を有したプリンタやファクシミリ、複合機やその他の印刷データ作成装置、印刷データ作成方法および印刷データ作成プログラムに関する。
用紙サイズや印刷方向の設定をユーザが変更する手間を省くことのできるプリンタ装置が特許文献1に記載されている。このプリンタ装置は、画像データを受信すると、その画像データに対する用紙サイズおよび印刷方向を検出し、その検出の結果と設定が異なっている場合に、その相違に応じて画像データの拡大や縮小、回転を行う。
また特許文献2には、CAD図面の想定するサイズの用紙がプリンタに用意されていないとき、プリンタに用意された用紙に応じて縮尺を変更することで図面全体または選択範囲をその用紙に収める装置が記載されている。縮尺を変更せず図面の一部を用紙にあわせて切り出すこともできる。
特開2000−141812号公報 特開平11−203495号公報
これらの装置における画像の自動編集は用紙の変更をユーザに求めないためのものであるから、そのユーザが所望の編集をした画像を求める場合には、通常コンピュータ上のアプリケーションでその編集作業を行う必要がある。
ユーザが所望の編集をコンピュータ上でする場合、プリンタで自動編集を行わない方がよいこともある。例えば地図の細部を確認するつもりでユーザが画像の一部を拡大したにもかかわらず、用紙に応じてその拡大領域が縮小されてしまうと、結果としてユーザはその細部を十分に確認できない。
このようにユーザが与える編集の指示によっては、印刷装置が有する画像編集の機能が適切に活かされない場合があった。
本発明は、このような従来の技術における課題を解決すべく、ユーザからの編集指示と調和した画像編集を行うことのできる印刷データ作成装置、印刷データ作成方法および印刷データ作成プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために次の構成を採用している。
本発明の印刷データ作成装置では、設定手段が対象画像に編集領域を設定する。取得手段は、印刷に使用する用紙に関するデータを取得する。決定手段は、対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示がある場合に、取得した用紙に関するデータとその指示とに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する。そして、作成手段は、その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。
このため、設定領域内の画像に対してユーザの編集指示が与えられると、その指示と調和した画像編集をすることが可能となる。
例えば設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する。これによって、設定領域外の画像の情報がその拡大により印刷データから大きく損なわれてしまうのを避けることができる。
編集領域の設定は、操作部でのユーザによる指定に基づいて行うことができる。対象画像上に指定された一または複数の点に基づいて設定したり、対象画像のデータのうち指定されたデータに基づいて設定したりする。
この印刷データ作成装置において、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを印刷データに含めるようにしてもよい。ユーザにとって不必要なデータを印刷データから排除することで、印刷物上で必要な情報の視認性が向上する。
また、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを自動的に印刷データ作成装置が選択するようにしてもよい。これによって、追加情報をユーザに提供できたり印刷物上での情報の視認性が向上したりする。
さらに、対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを印刷データ作成装置が判別するようにしてもよい。レイアウトの編集が行われる場合に、対象画像のデータに基づいて印刷データ作成装置が領域を設定し、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する。
ユーザは、設定領域内の画像に対して編集の指示をしていなくても、少なくともレイアウトの編集については印刷前に確認し指示することができる。例えばHTML(HyperTxet Markup Language)形式のようなデータではページの区切りを示す情報がない。このような場合、一つの図が複数の用紙に分断して記録されてしまう可能性がある。データの形式に基づいてレイアウトの編集指示が印刷前に確実に行われることによって、無駄な印刷が行われるのを避けることができる。
レイアウトの編集を行う場合に、領域の設定と用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を印刷データ作成装置が定めるようにしてもよい。そのときは、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する。これによって、ユーザはレイアウトの編集指示を簡単に行うことができる。
他の観点では、本発明は、上述の印刷データ作成装置に対応する印刷データ作成方法を提供することができる。この印刷データ作成方法では、対象画像に編集領域を設定する手順、印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順を行う。対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示がある場合に、取得した用紙に関するデータとその指示とに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する。そして、その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。
さらに他の観点では、本発明は、この印刷データ作成方法に対応する印刷データ作成プログラムを提供することができる。この印刷データ作成プログラムは、その印刷データ作成方法の手順をコンピュータに実行させる。これによって、コンピュータは、本発明の印刷データ作成装置として機能する。
印刷データ作成プログラムは、汎用のコンピュータや組み込みシステムに対する一連の指令であって、その指令を電気信号で表現することによって、インターネットのような電気通信回線を通じて提供することができる。また、配布やプロダクトの販売のためにCD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することもできる。
このように本発明では、ユーザからの編集指示と調和した画像編集を行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。この実施の形態では、本発明は、SD(Secure Digital)カードに記録されたデータを印刷することができるプリンタとして具体化されている。
図1に示すように、このプリンタ1は、プリンタコントローラ2とプリントエンジン3を備えている。プリンタコントローラ2は、プリンタ1全体を制御する回路であり、印刷対象のデータが入力された場合には、そのデータから印刷可能なデータを作成しプリントエンジン3に出力する。プリントエンジン3は、作成された印刷データを用紙に印刷する。
プリンタコントローラ2にはカードコントローラ4が設けられている。プリンタ1に取り外し可能に装着されたSDカード5へのアクセスをカードコントローラ4が制御する。カードコントローラ4は、CPU(Central Processing Unit)6の指示に従って、SDカード5から様々な形式のデータを読み出す。
例えばSDカード5から、SVG(Scalable Vector Graphics)やXHTML(eXtensible HyperTxet Markup Language)などのXML(eXtensible Markup Language)形式や、HTML形式、JPEG(Joint Photographic Expert Group)形式、ビットマップ形式、テキスト形式といった様々な形式のデータが読み出される。
CPU6は、ROM(Read Only Memory)7からRAM(Random Access Memory)8に読み出した制御プログラム9の指令に従って、バス10に接続された回路を制御し、それによってプリンタコントローラ2の制御を実現する。ここでは、入力されたデータの解釈や印刷データの作成、画像の編集その他の画像処理もCPU6が行う。
バス10にはカードコントローラ4やROM7、RAM8に加えてパネルコントローラ11も接続されている。パネルコントローラ11は、CPU6との間でデータを授受し、操作パネル12を制御する。
操作パネル12には、タッチパネルやハードウェアキー、LCD(Liquid Crystal Display)を用いることができ、操作に必要な画面やプリンタ1の状態を示す画面や、印刷する画像を表示する。操作パネル12上のボタンやカーソルキー、数字キーなどは、印刷の実行や画像の編集などのプリンタ1に対する指示をユーザが入力するのに用いる。
ユーザがプリンタ1にSDカード5を装着すると、そのSDカード5に記録されたデータのリストを操作パネル12に表示する。このリストから選択したデータを印刷する指示をユーザが行った場合、CPU6は、バス10を通じてSDカード5からRAM8にそのデータを読み出し、そのデータから印刷データを作成する。このデータをプリントエンジン3に出力することで、SDカード5に記録されたデータが印刷される。
SDカード5に記録されたデータに対応する画像の拡大や縮小、回転、移動といった編集は、プリンタ1で行うことができる。プリンタ1で対象画像の編集を行うとき、プログラム9は、図2に示すような印刷データ作成装置の構成手段としてこのプリンタ1を機能させ、図3に示すような印刷データ作成方法の手順をこのプリンタ1に実行させる。
この印刷データ作成装置において、操作部21は、対象画像の編集についてユーザが指示したりその他の印刷データ作成装置に対する指示をするのに用いられる。ここでは、その操作部21に、プリンタ1の操作パネル12を採用する。
取得手段22は、印刷に使用する用紙に関するデータを取得する。印刷に使用する用紙は、その印刷データ作成装置で利用可能な用紙のサイズから印刷データ作成装置が自動的に定めることができる。また、利用可能な用紙のサイズに基づいて選択肢を印刷データ作成装置がユーザに提示し、その選択の結果に従って印刷に使用する用紙を定めてもよい。印刷に使用する用紙が定まると、その用紙に関するデータを取得手段22が取得する。取得されるデータは、その用紙のサイズや方向である。ここではこの取得の機能をプログラム9の指令に従ってCPU6が実現する。
図3に示すように、例えばSVG形式のデータが印刷対象としてリストから選択され(S1)、そのデータに対応する地図の画像を印刷前に編集するというユーザの指示が操作パネル12から与えると(S2)、プログラム9の指令に従ってCPU6は、プリンタ1の標準カセットやオプションカセットに格納されている用紙のサイズおよび方向をプリントエンジン3から取得する(S3)。取得した用紙のサイズおよび方向に基づいて選択肢を操作パネル12に表示する。その表示画面上で選択肢のうちからユーザが印刷に使用する用紙のサイズおよび方向を指定すると、CPU6は、その指定に基づいて印刷に使用する用紙に関するデータを取得する(S4)。
このような用紙に関するデータの取得に加えて、印刷データ作成装置では、画像編集を行うという指示がユーザからあると、設定手段23が対象画像に編集領域を設定する。ユーザが編集領域を指定するのに操作部21を利用する場合、設定手段23は、その指定に基づいて対象画像に編集領域を設定する。ここではその設定の機能をプログラム9の指令に従ってCPU6が実現する。
CPU6は、編集領域を指定するための画面のデータをROM7から読み出し、その画面を操作パネル12に表示する。また、SVG形式のデータを解釈し、その結果に従ってラスタライズした画像も表示する(S5)。
図4は指定画面の一例であり、図5は対象画像の一例である。図4の指定画面K1は、画像の一部を拡大または縮小する領域を指定するのに用いることができる。地図の詳細を確認する場合、ユーザはその確認に必要な領域を編集領域に指定すればよい。
注目点を指定するエリアA1、および拡大または縮小の倍率を指定するエリアA2が指定画面K1に設けられている。注目点は、ここでは矩形の編集領域を設定する基準となる。
指定画面K1のエリアA1には、この注目点の数を指定するためのテキストボックスT11が用意されている。指定点数は通常1個または数個である。
注目点数の指定の後、ユーザは、エリアA1に配置された3つのラジオボタンR11、R12およびR13のいずれか一つを選択する。ラジオンボタンR11は、操作パネル12のカーソルキーやその他のポインティングデバイスを用いて対象画像上で注目点を指定する場合に対応する。対象画像上に表示されたポインタをポインティングデバイスで移動し、そのポインタで注目点を指定する。そのときのポインタの座標が注目点の座標として取得される。ボタンR2は、注目点の座標をテキストボックスT12およびT13に入力した数値で指定する場合に対応する。ボックスT12の値が注目点のX座標として扱われ、ボックスT13の値がY座標として扱われる。またボタンR13は、データを指定することによって注目点を指定する場合に対応する。図5の例のように、SVG形式のデータが地図を表現していれば、その地図上の「A市」や「D町」、「J学校」、「H公園」といった名称を表すエレメントがそのデータに記述されている。ボタンR13を押した場合、テキストボックスT14に入力された名称に対応するエレメントをそのデータから検索し、そのエレメントに対応する座標を指定点の座標として得る。
指定点数が2以上のとき、3つの方法のいずれかを指定点数と同じ回数だけ用いる。例えば指定点数が2であれば、矩形の頂点のうち対向する2点を定めるのに利用する注目点を2つ指定する。この場合、その矩形の領域が画像の編集される領域となる。地図上の「A市」および「C市」を含む矩形領域を設定するのにポインティングデバイスを利用するのであれば、ユーザは「A市」および「C市」にポインタを順次合わせ、それらの位置を注目点に指定する。「A市」および「C市」の座標を順次入力するか、テキストボックスT14に「A市」および「C市」の文字を順次入力してもよい。さらに、各回で異なる方法を用いてもよい。
「A市」の座標(Ax,Ay)および「C市」の座標(Cx,Cy)を取得すると、CPU6は、両座標についてX座標の値とY座標の値とを比較する。X座標の値Axが値Cxよりも小さく、Y座標の値Ayが値Cyよりも大きければ、矩形の頂点のうち対向する2点の座標を座標V1(Ax−Δx,Cy−Δy)と座標V2(Cx+Δx,Ay+Δy)に定める。
この例であれば、CPU6は図6に示すように、「A市」および「C市」を含む座標V1およびV2から得た矩形の領域を編集領域E12に設定する(S6)。
指定点数が3以上のとき、CPU6は、例えば指定された全ての点を含む最小の矩形領域を編集領域に設定する。
指定点数が1のときには、指定された注目点を含む矩形の領域を編集領域に設定することができる。その矩形領域は、対象画像を複数のブロックに分割しそれらのブロックのうちからその注目点を含むブロックを選択することで定めてもよいし、対象画像の頂点の座標とその注目点の座標とに基づいてCPU6が定めてもよいし、その他の方法で定めてもよい。図5の点線は対象画像の頂点の座標とその注目点の座標とに基づいて設定された例を示す。編集領域E56は、対象画像Z58の頂点V5乃至V8のうち頂点V5およびV6の座標と注目点の座標(ここでは「A市」の座標)とに基づいて設定されている。
操作パネル12上でも矩形領域の表示がされ、ユーザは、必要に応じその表示に従って指定を変更することができる。
この例において、対象画像に設定された領域内の画像に対する編集の内容は、指定画面K1のエリアA2でユーザが指示することができる。ユーザは、エリアA2内のテキストボックスT21に拡大または縮小の倍率を操作パネル12から入力する。テキストボックスT21に「115%」のような100%より大きな値を入力したとき、設定領域内の画像を拡大することをユーザは指示することになり、「75%」のような100%より小さな値を入力したとき、その画像を縮小することを指示することになる。テキストT21に入力された値が100%であれば、領域内の画像のサイズを変更する編集は行われない。既に拡大または縮小の指示が与えられているのにユーザが倍率を指定しなければ、倍率の入力をユーザに求めるかプリンタ1が倍率を自動的に決定する。
この実施の形態では、決定手段24が、設定領域内の画像に対する編集の内容を決定する。エリアA2での指定のように、その編集に対する指示がユーザから与えられているとき、その指示に基づいてその内容を決定する。
また、決定手段24は、対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示と取得した用紙に関するデータとに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する。設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合には、例えば設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する。編集領域内の画像を拡大する指示があっても、設定領域外の画像に対してその他の編集内容を決定することも可能である。その場合、他の内容でその画像を編集するか否かを判断し、他の内容でその画像を編集しないと判断した場合にのみ、その拡大に応じた縮小を行うことを決定する。拡大に応じた縮小を行うか他の内容で編集するかの判断は、ユーザの指示に従うことができる。ここではこのような決定の機能をプログラム9の指令に従ってCPU6が実現する。
CPU6は、拡大または縮小の倍率を指定画面K1のエリアA2でユーザが指定している場合、設定領域内の画像をその倍率で拡大または縮小したときのサイズを求める。印刷に使用する用紙の印刷領域のサイズと求めたサイズとを比較し、印刷領域のサイズが求めたサイズ以下であれば、設定領域内の画像に対する編集内容のみを決定する。設定領域内の画像を拡大または縮小した画像から印刷領域に収まる部分のみを切り出すことに決定する。
印刷領域のサイズが求めたサイズよりも大きい場合、CPU6は、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する。設定領域内の画像を拡大するのであれば、設定領域外の画像も拡大するか設定領域外の画像は縮小するかを判断するため、エリアA2内のラジオボタンR21またはR22を用いて行われたユーザの指定を参照する。ユーザは、ボタンR21およびR22のいずれか一方を選択する。
ボタンR21を選択しているとき、CPU6は、設定領域外の画像も設定領域内の画像と同じ倍率で拡大する、すなわち対象画像全体を指定倍率で拡大することを決定する。設定領域内の画像も拡大すると全体が印刷領域に収まらない場合には、その印刷領域に収まる部分のみをその画像から切り出すことも決定する。図7は、図5の点線で示した領域E56と設定領域外の切り出し領域の画像を示す例である。この画像では両領域で縮尺は変わらず、切り出しのために対象画像上の「C市」や「J学校」などを含まない。
ボタンR22を選択しているとき、CPU6は、設定領域内の画像を拡大する倍率に応じた倍率で設定領域外の画像を縮小することを決定する。この縮小の倍率は、印刷領域のサイズとその拡大の倍率に基づいて、対象画像の全領域がその印刷領域に収まるように定める。図8は、図5の点線で示した領域E56内の画像を拡大しその領域外の画像を縮小した画像を示す例である。この画像では、両領域で縮尺が異なるけれども、対象画像Z58全体が含まれる。
印刷領域のサイズが求めたサイズよりも大きい場合に、設定領域内の画像を縮小するときも、設定領域内の画像を拡大するときと同様に設定領域外の画像に対する編集内容を決定することができる。ユーザがボタンR22を選択しているときには、例えば設定領域外の画像をその縮小の倍率に応じた倍率で拡大することに決定する。設定領域外の画像に代えて、対象画像の属性データの画像や対象画像以外の画像を印刷領域に配置してもよい。
さらに、指定画面K1のエリアA2で倍率が指定されずその倍率を自動的に決定する場合も、設定領域外の画像に対する編集内容を同様に決定することができる。
このようにしてCPU6は対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する(S7)。
作成手段25は、対象画像の設定領域内の画像に対する編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。ここでは、設定領域内の画像に対する編集内容もユーザの指示に基づいて決定手段24が決定しているので、作成手段25は、決定手段24の決定に基づいて印刷データを作成する。この作成の機能もプログラム9の指令に従ってCPU6が実現することができる。
CPU6は、対象画像を編集することの指示がユーザから与えられている場合、設定領域内の画像および設定領域外の画像について編集内容が決定してから、その編集内容に従って対象画像のデータから印刷データを作成する(S8)。その印刷データをプリントエンジン3に出力し、ユーザが指示した編集とそれに基づいて決定した編集とを行った画像を用紙に印刷する。
例えば図8に示したような画像を印刷した場合、ユーザは、拡大を指示した部分を詳細に確認することができるだけでなく、それ以外の部分も情報を大きく損なわない形で確認することができる。図9で対象画像と編集された画像とを比較して示す。この図に示すように、印刷領域の2つの頂点V5およびV6と編集領域E56の対応する頂点を結ぶ辺で表現される台形TR1は、対象画像Z58上より、編集された画像Z59で偏平になる。設定領域との境界に沿った方向D1には、設定領域内の画像だけでなく設定領域外の画像も指定倍率で拡大される。一方、設定領域から離れる方向D2には設定領域外の画像は縮小される。「I公園」と「D町」とを結ぶ幅が均一で直線の道路が地図上にある場合、編集した画像ではその道路が設定領域外で短くなり、さらに設定領域から離れるのに伴って細くなる。対象画像上でその道路が境界に対して傾いていると、編集した画像において境界で折れ曲がるものの分断されない。従って、印刷した画像でも、「D町」を通る道路が「I公園」に向かうことをユーザは理解することができる。
このように、本実施の形態におけるプリンタでは、ユーザからの編集指示と調和した編集を行った画像を印刷することができる。
この例では対象画像の拡大または縮小を行っていたが、移動や回転など他の編集を画像に行ってもよい。さらに、対象画像のデータに含まれるメタデータや、マークアップ言語のタグの記述、テキストデータなどを利用すれば、対象画像の内容に編集を加えることも可能である。印刷データ作成装置において、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを作成手段25が印刷データに含めるようにしてもよい。例えばSVG形式のデータでは、データの種類毎にタグを定義したり、データの種類毎にレイヤを分けたりすることができる。図4に示した指定画面K1のエリアA3は、データの種類をユーザが選択するのに用いられる。リストボックスL31には、地図上に表現されるデータの種類の一覧が表示されている。ここでは、SVG形式のデータにおけるgエレメントで、地図上の施設の種類毎に固有のIDを記述している。CPU6は、そのリストを表示するために、「病院」や「公園」、「学校」といったIDを読み出す。ユーザは、そのリストに含まれる施設の種類から選択するものを登録ボタンB31またはB32を用いて指定する。登録ボタンB32を押したときには、そのリストに含まれる全ての種類が選択される。選択された種類は、テキストボックスT31に表示される。CPU6は、テキストボックスT31に表示した種類に対応するIDが記述されたエレメントを対象画像のデータから検索し、その結果に従ってその対象画像の編集画像を作成する。図10は、図5に示した対象画像Z58について、施設の種類として「病院」を選択したときの編集画像の例を示す。この編集画像からは、「公園」や「学校」の施設は取り除かれている。このような編集は、拡大や縮小といった編集と組み合わせて行うことができる。また、設定領域内のみで行ってもよいし、対象画像全領域で行ってもよく、さらには設定領域内と設定領域外で選択データを異ならせてもよい。
データの種類の選択による内容の編集を拡大や縮小といった編集と組み合わせることも可能である。拡大や縮小に組み合わせるとき、データの種類の選択は自動的に行うようにしてもよい。この場合、作成手段25が、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択する。SVG形式のデータの場合、等倍や2倍といった倍率毎に固有のIDをその選択に利用する。CPU6は、テキストボックスT21で倍率が指定されているときには、その倍率を参照し、その倍率に対応するIDが記述されたgエレメントを検索する。そして、その結果に従って、印刷データに含めるデータを選択し、印刷データを作成する。倍率として2倍が指定されていれば、CPU6は、等倍および2倍のIDが記述されたgエレメントから印刷データを作成する。図11は、図5に示した対象画像Z58について、2倍が指定されたときの編集画像の例を示す。この編集画像には、等倍の対象画像には含まれていなかった「L村」や「M村」、「N村」といった地名が含まれている。
画像を縮小するときには、地名を表す文字が地図上で過密になるとユーザがその文字を視認することが困難になるので、等倍の対象画像に含まれていた地名の一部が削除される。
このように指定された倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択することにより、ユーザに追加情報を提供できたり視認性が向上したりする。
また、上述の例では、SDカードに記録されたデータから印刷データを作成したが、これに限られるものではない。このプリンタ1は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス13を有している。このインターフェイス13にホストコントローラを設けることで、接続された機器に印刷サービスを提供することができる。例えばデジタルカメラをプリンタ1に接続すれば、そのデジタルカメラから受信したデータを印刷する。図1に示すように、パーソナルコンピュータ14をUSBケーブル15でプリンタ1に接続すれば、そのパーソナルコンピュータ14から受信したデータを印刷することもできる。
ユーザからの編集指示をコンピュータ14が受け付けるようにしてもよい。編集指示の受付は、コンピュータ14上のプリンタドライバが行う。プリンタドライバは、プリンタ1上のプログラム9と通信することにより、ユーザからの指示をプログラム9に送信したり、プログラム9からのデータを受信してそれに応じた処理を行ったりする。
さらに、印刷データの作成もコンピュータ14が行うようにしてもよい。コンピュータ14は、例えば図12に示すように、CPU141やバス142を備えている。CPU141はバス142を通じてROM143やRAM144と接続される。ROM143に記憶されたプログラムの指令に従ってコンピュータ14が起動すると、CPU141はRAM144上でOS(Operating System)145の一部または全部を動作させる。
バス142にはビデオインターフェイス146やUSBインターフェイス147も接続されている。ビデオインターフェイス146はCPU141の指示に従い、画像をディスプレイ148に表示する。ディスプレイ148としてCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)を用いることができる。USBインターフェイス147は周辺機器をコンピュータ14本体に接続するのに用いることができる。ここでは、入力装置149やプリンタ150をコンピュータ14に接続している。入力装置149としてはキーボードに加えて、マウスやトラックボールを用いることができる。
バス14にはROM143やRAM144の他、HDD(Hard Disk Drive)151も接続されている。このHDD151には、アプリケーションプログラム152や、プリンタドライバ153、その他のファイルが格納される。アプリケーションプログラム152は、ワードプロセッサや表計算プログラム、画像編集プログラムなどのOS145上で動作するプログラムである。ユーザが入力装置149でアプリケーションプログラム152の利用を指示すると、OS145の指令に従いCPU141はHDD151からアプリケーションプログラム152のファイルを読み出し、RAM144上でそのアプリケーションプログラム152を動作させる。アプリケーションプログラム152の処理結果をユーザはプリンタ150を用いて印刷することができる。アプリケーションプログラム152から印刷要求を受けると、プリンタドライバ153は、OS145の機能を必要に応じて利用して印刷データを作成する。作成された印刷データは、コンピュータ14からプリンタ150に送信され、プリンタ150により印刷される。この場合、そのコンピュータ14のCPU141やRAM144といったハードウェアが本発明の印刷データ作成装置として機能する。そのプリンタドライバ153の指令に従ってコンピュータ14のCPU141が動作することで、そのコンピュータ14は上述の機能を実現し、対応する手順を実行する。プリンタ150で利用可能な用紙や印刷に使用する用紙に関するデータは、プリンタドライバ153の指令に従いCPU141がそのプリンタ150から取得すればよい。またコンピュータ14の代わりに、携帯電話やその他の携帯端末で印刷データを作成するようにしてもよい。
SVG形式の地図を表すデータを例として説明したが、対象画像のデータはこれに限られるものではない。CAD図面や、土木建築関係の設計図面、表、その他の画像を表すデータからも、印刷データを作成することができる。CAD図面や表の一部を拡大して詳細を確認するような場合に利用することができる。
また、編集領域は、設定手段23が自動的に設定するようにしてもよい。編集領域を自動的に設定する場合、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がないときも考えられる。設定領域内の画像に対してユーザが編集の指示を明示的に行わないとき、プリンタ1が画像の編集をユーザに促す方が好ましいこともある。例えばHTML形式やXML形式のデータではページの区切りを示す情報がない。このような場合、一つの図が複数の用紙に分断して記録されてしまう可能性がある。
そこで、判別手段26を印刷データ作成装置に設けるようにしてもよい。判別手段26は、対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを判別する。設定手段23は、レイアウトの編集が行われる場合に、対象画像のデータに基づいて領域を設定し、作成手段25は、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する。これらの機能もプログラム9の指令に従ってCPU6が実現することができる。
CPU6は、ユーザが印刷を指示したデータの形式を拡張子やメタデータから特定する。ここでは、判別のためにROM7内のテーブル16を参照する。このテーブル16にはデータの形式が登録される。ここでは、登録される形式はページの区切りを示す情報がない形式である。CPU6は、特定した形式がテーブル16に登録されている場合にのみ、用紙上の画像のレイアウトを編集すると判別する。
用紙上の画像のレイアウトを編集すると判別した場合、CPU6は、対象画像の属性データに基づいて編集領域を設定する。SVG形式のデータであれば、ルートのSVGエレメントのwidthアトリビュート、heightアトリビュートの値に基づいて設定する。
また、CPU6は、プリンタ1で利用可能な用紙のサイズを取得し、その結果に基づいてレイアウト指定画面を操作パネル12に表示する。このレイアウト指定画面は、ユーザがレイアウトの編集内容を指定するための画面である。図13はこの画面の一例を示す。その指定画面K2のエリアA5で利用可能な用紙のサイズが表示されている。ラジオボタンR51およびR52は印刷に使用する用紙をユーザが指定するのに用いる。エリアA6には設定領域のサイズが表示される。
ユーザは、エリアA5およびA6の表示を参照してエリアA7およびA8でレイアウトの編集指示を行う。エリアA7ではラジオボタンR71およびR72を用いて印刷の向きを指定する。ボタンR71を押せば、ポートレイトでの印刷が指定され、ボタンR72を押せば、ランドスケープでの印刷が指定される。エリア8ではラジオボタンR81、R82およびR83を用いて用紙と画像の合わせ方をユーザは指定する。設定領域内の画像をどのように拡大したり縮小したりするかを指定する。ボタンR81を押せば、印刷に使用される用紙の印刷領域に合うように設定領域内の画像の高さおよび幅を拡大または縮小することが指定される。ボタンR82を押せば、設定領域内の画像の高さを変更することが指定される。ボタンR83を押せば、設定領域内の画像の幅を調節することが指定される。これらの指定は、設定領域内の画像が印刷領域に収まるようにユーザが行えばよい。
CPU6は、その指定に基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。これによって、ユーザは、設定領域内の画像に対して編集の指示をしていなくても、例えばHTML形式のようなデータについて、レイアウトの編集指示を印刷前に確実にすることができる。その結果、無駄な印刷が行われるのを避けることができる。
レイアウト指定画面K2の代わりに、自動的に抽出した候補からユーザがレイアウトを選択するようにすることもできる。そのためには、レイアウト候補抽出手段27を印刷データ作成装置にさらに設ける。レイアウト候補抽出手段27は、領域の設定と取得した用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を定める。作成手段25は、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する。このような機能もプログラム9の指令に従ってCPU6が実現することができる。
CPU6は、対象画像の属性データに基づいて領域を設定するとともに、利用可能な用紙に関するデータを取得した後、その設定とその用紙のサイズや方向に基づいてレイアウトの候補を定める。レイアウトの候補は、例えば設定領域内の画像が印刷領域に収まるときの用紙のサイズおよび方向で与えられる。レイアウトの候補を定めると、CPU6は、その候補をユーザが選択するための画面を操作パネル12に表示する。図14は選択画面の一例を示す。レイアウト指定画面K2と同様、この選択画面K3でも、設定領域のサイズや、利用可能な用紙のサイズが表示される。また、レイアウトの候補を示す画像の一覧が含まれる。各候補の画像は、対応する用紙における設定領域内の画像の配置とその用紙の方向を示す。この例ではその用紙のサイズを各候補の画像近傍の文字で表示している。ユーザは、ラジオボタンR101乃至R106のいずれかを押すことでそのリストから印刷レイアウトを選択する。ラジオボタンR107を押すことによって、レイアウト指定画面K2でユーザはレイアウトを指示することもできる。
CPU6は、印刷レイアウトが選択されると、そのレイアウトに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する。これによって、ユーザはレイアウトの編集指示を簡単に行うことができる。
プリンタドライバ153のようにプログラム9に対応するソフトウェアをコンピュータ上で動作させることによって、このような機能もそのコンピュータが実現し、対応する手順を実行することができる。
そのような印刷データ作成プログラムの指令は、コンピュータ読取可能な記録媒体を用いてコンピュータに与えることができる。例えば記録媒体として、CD−ROMやDVD−ROMなどの光学メディアや、フレキシブルディスクのような磁気メディア、フラッシュメモリやRAMのような半導体メモリを利用することができる。
なお、この実施の形態は、本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、その範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えばプリンタ1の代わりに、ファクシミリや複合機など他の装置に本発明を適用してもよい。
本発明にかかる印刷データ作成装置、印刷データ作成方法および印刷データ作成プログラムは、ユーザからの編集指示と調和した編集を行った画像を印刷することができるという効果を有し、プリンタやファクシミリ、複合機、プリンタドライバなどに有用である。
実施の形態におけるプリンタのハードウェア構成を示す図 実施の形態における印刷データ作成装置の機能ブロック図 実施の形態における印刷データ作成方法の手順を示すフローチャート 指定画面の一例を示す図 対象画像の一例を示す図 対象画像に設定した領域の一例を示す図 編集された画像の一例を示す図 編集された画像の別の例を示す図 対象画像と編集画像とを比較して示す図 データを選択したときの編集画像の一例を示す図 倍率に応じてデータを自動的に選択したときの編集画像の一例を示す図 実施の形態におけるコンピュータのハードウェア構成を示す図 レイアウト指定画面の一例を示す図 レイアウトの候補の選択画面を示す図
符号の説明
1 プリンタ
2 プリンタコントローラ
3 プリントエンジン
4 カードコントローラ
5 SDカード
6 CPU
7 ROM
8 RAM
9 プログラム
12 操作パネル
14 パーソナルコンピュータ
21 操作部
22 取得手段
23 設定手段
24 決定手段
25 作成手段
26 判別手段
27 レイアウト候補抽出手段

Claims (36)

  1. 対象画像に編集領域を設定する設定手段、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手段、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示と取得した用紙に関するデータとに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する決定手段、および
    その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する作成手段
    を備えた印刷データ作成装置。
  2. 前記決定手段は、設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定し、
    前記作成手段は、対象画像の全領域に対応する印刷データを作成する請求項1記載の印刷データ作成装置。
  3. ユーザが編集領域を指定するのに用いる操作部をさらに備え、
    前記設定手段は、その指定に基づいて対象画像に編集領域を設定する請求項1記載の印刷データ作成装置。
  4. 前記設定手段は、対象画像上に指定された一または複数の点、および対象画像のデータのうち指定されたデータの少なくとも一方に基づいて編集領域を設定する請求項3記載の印刷データ作成装置。
  5. 前記作成手段は、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを印刷データに含める請求項1記載の印刷データ作成装置。
  6. 前記作成手段は、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択する請求項1記載の印刷データ作成装置。
  7. 対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを判別する手段をさらに備え、
    前記設定手段は、レイアウトの編集が行われる場合に、対象画像のデータに基づいて領域を設定し、
    前記作成手段は、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する請求項1記載の印刷データ作成装置。
  8. 領域の設定と取得した用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を定める手段をさらに備え、
    前記作成手段は、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する請求項7記載の印刷データ作成装置。
  9. 対象画像に編集領域を設定する設定手段、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手段、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、取得した用紙に関するデータに基づいて、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する手段、および
    その拡大の指示とその縮小の決定とに基づいて対象画像の全領域に対応する印刷データを対象画像のデータから作成する手段
    を備えた印刷データ作成装置。
  10. 対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示と取得した用紙に関するデータとに基づいて対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する手順、および
    その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する手順
    を備えた印刷データ作成方法。
  11. 前記決定の手順で、設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定し、
    前記作成の手順で、対象画像の全領域に対応する印刷データを作成する請求項10記載の印刷データ作成方法。
  12. 前記設定の手順で、ユーザの指定に基づいて印刷画像が対象画像に編集領域を設定する請求項10記載の印刷データ作成方法。
  13. 前記設定の手順で、対象画像上に指定された一または複数の点および対象画像のデータのうち指定されたデータの少なくとも一方に基づいて編集領域を設定する請求項12記載の印刷データ作成方法。
  14. 前記作成の手順で、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを印刷データに含める請求項10記載の印刷データ作成方法。
  15. 前記作成の手順で、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択する請求項10記載の印刷データ作成方法。
  16. 対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを判別する手順をさらに備え、
    レイアウトの編集が行われる場合に、前記設定の手順で、対象画像のデータに基づいて領域を設定し、
    前記作成の手順で、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する請求項10記載の印刷データ作成方法。
  17. 領域の設定と取得した用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を定める手順をさらに備え、
    前記作成の手順で、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する請求項16記載の印刷データ作成方法。
  18. 対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、取得した用紙に関するデータに基づいて、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する手順、および
    その拡大の指示とその縮小の決定とに基づいて対象画像の全領域に対応する印刷データを対象画像のデータから作成する手順
    を備えた印刷データ作成方法。
  19. コンピュータに、
    対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示と取得した用紙に関するデータとに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する手順、および
    その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する手順
    を実行させるための印刷データ作成プログラム。
  20. 前記決定の手順で、設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定し、
    前記作成の手順で、対象画像の全領域に対応する印刷データを作成する請求項19記載の印刷データ作成プログラム。
  21. 前記設定の手順で、ユーザの指定に基づいて印刷画像が対象画像に編集領域を設定する請求項19記載の印刷データ作成プログラム。
  22. 前記設定の手順で、対象画像上に指定された一または複数の点および対象画像のデータのうち指定されたデータの少なくとも一方に基づいて編集領域を設定する請求項21記載の印刷データ作成プログラム。
  23. 前記作成の手順で、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを印刷データに含める請求項19記載の印刷データ作成プログラム。
  24. 前記作成の手順で、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択する請求項19記載の印刷データ作成プログラム。
  25. コンピュータに実行させる手順に、対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを判別する手順をさらに含み、
    レイアウトの編集が行われる場合に、前記設定の手順で、対象画像のデータに基づいて領域を設定し、
    前記作成の手順で、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する請求項19記載の印刷データ作成プログラム。
  26. コンピュータに実行させる手順に、領域の設定と取得した用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を定める手順をさらに含み、
    前記作成の手順で、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する請求項25記載の印刷データ作成プログラム。
  27. コンピュータに、
    対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、取得した用紙に関するデータに基づいて、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する手順、および
    その拡大の指示とその縮小の決定とに基づいて対象画像の全領域に対応する印刷データを対象画像のデータから作成する手順
    を実行させるための印刷データ作成プログラム。
  28. コンピュータに、
    対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像に対するユーザの編集指示と取得した用紙に関するデータとに基づいて、対象画像の設定領域外の画像に対する編集内容を決定する手順、および
    その編集指示とその決定とに基づいて対象画像のデータから印刷データを作成する手順
    を実行させるための印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 前記決定の手順で、設定領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定し、
    前記作成の手順で、対象画像の全領域に対応する印刷データを作成する請求項28記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 前記設定の手順で、ユーザの指定に基づいて印刷画像が対象画像に編集領域を設定する請求項28記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. 前記設定の手順で、対象画像上に指定された一または複数の点、および対象画像のデータのうち指定されたデータの少なくとも一方に基づいて編集領域を設定する請求項30記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 前記作成の手順で、対象画像のデータのうちユーザが選択したデータのみを印刷データに含める請求項28記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. 前記作成の手順で、指定された拡大または縮小の倍率に基づいて印刷データに含めるデータを選択する請求項28記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  34. コンピュータに実行させる手順に、対象画像のデータの形式に基づいて、用紙上の画像のレイアウトを編集するか否かを判別する手順をさらに含み、
    レイアウトの編集が行われる場合に、前記設定の手順で、対象画像のデータに基づいて領域を設定し、
    前記作成の手順で、設定領域内の画像に対するユーザの編集指示がない場合でもレイアウトの編集指示に基づいて印刷データを作成する請求項28記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  35. コンピュータに実行させる手順に、領域の設定と取得した用紙に関するデータとに基づいてレイアウトの候補を定める手順をさらに含み、
    前記作成の手順で、候補のうちから選択されたレイアウトに基づいて印刷データを作成する請求項34記載の印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  36. コンピュータに、
    対象画像に編集領域を設定する手順、
    印刷に使用する用紙に関するデータを取得する手順、
    対象画像の一部に設定された領域内の画像を拡大するユーザの指示がある場合に、取得した用紙に関するデータに基づいて、設定領域外の画像に対してその拡大に応じた縮小を行うことを決定する手順、および
    その拡大の指示とその縮小の決定とに基づいて対象画像の全領域に対応する印刷データを対象画像のデータから作成する手順
    を実行させるための印刷データ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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