JP2005229204A - ネットワークパラメータ設定方法およびそれを用いた関連装置 - Google Patents

ネットワークパラメータ設定方法およびそれを用いた関連装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ルータの設定を、一般ユーザが普段聞き慣れないネットワークパラメータを使用せずに行うこと。また、キーボードやマウスなどを使わず簡単に、かつ確実に実現すること。
【解決手段】 ユーザ○○○子がユーザ○○○郎へルータ201の設定を頼む場合に、○○○子が電話器203を通じて音声により入力したコマンドがルータ201において解析され、ルータ201が○○○郎の所有するIPアドレスを個人情報解決サーバ210に問い合わせて解決し、ルータ201のフィルタリング設定を行うため、○○○郎はネットワークパラメータを意識せずルータ201の設定を簡単に行うことができる。また、ルータ201にて音声によるユーザ認証を行うため、セキュリティも同時に確保することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、広域ネットワークと宅内ネットワークとを繋げる通信装置であるホームゲートウェイのネットワークパラメータ設定方法およびそれを用いた関連装置に関するものである。
従来のホームゲートウェイ(家庭向けルータ、以降は単にルータと記す。)の設定方法としては、ルータに接続されたPC(Personal Computer)上でWWW(
World Wide Web)ブラウザを起動し、GUI(Graphical User Interface)画面を見ながらキーボードおよびマウスを利用してルーティング情報、フィルタリング情報、NAT(Network Address Translator)情報などのパラメータを設定・選択するものが最も多い。また、音声によりパラメータを指示する音声認識を利用したルータの設定方法も知られている(例えば、特許文献1参照)。
図19はこのような音声認識を利用したルータ設定方法が示されている。図19において、PC101は設定を行おうとするルータに接続されたパソコンである。PC101にはマイク102およびスピーカ103が接続されている。ここで、ルータの設定項目はスピーカ103から音声で流れるとともにPC101上のウィンドウ104に同時に表示される。マイク102から音声で設定したいパラメータを入力すると、PC101により認識されたパラメータがウィンドウ105に表示される。また、同じ内容がスピーカ103から音声で出力される。次に、ルータに実際に設定されたパラメータがウィンドウ106に表示されるとともに、スピーカ103から音声で出力されるので、パラメータの入力および確認が、キーボードやマウスを使うことなく簡単に行うことができる。また、通信相手のパラメータ設定方法として、IP(Internet Protocol)アドレスを用いる代わりに、IPアドレスと1対1に対応するユーザIDを使う方法がある(例えば、特許文献2参照)。
一方、ルータを設定する権限を持つユーザを特定・認証する方法としては、パスワードによるものが広く一般的に普及している。
特開2001−223697号公報(第5頁、図1) 特開2001−144749号公報
しかしながら、上記従来のルータ設定方法では、ユーザはIPアドレスやポート番号などの日常生活では聞きなれない専門用語によってパラメータを指定する必要があるため、一般家庭でネットワークに不慣れなユーザが設定を行うことは難しいという問題があった。また、通信相手のパラメータ設定方法として、IPアドレスの代わりに、これと1対1に対応するユーザIDを使う方法では、ユーザIDもネットワーク内でユニークなパラメータであるため、ユーザには馴染みがなく覚えにくい、または覚えても忘れてしまいやすいという問題があった。この他、DDNS(Dynamic Domain Name System)によってドメイン名を含むホスト名(例えばyamada.provider-A.ne.jpなど)から、当該ホストが保持する現在のIPアドレスを取得する仕組みも存在するが、やはりユーザには覚えにくいという問題があった。
一方、ルータを設定する権限を持つユーザを特定・認証する方法としては、パスワードによる方法は、他者から類推される恐れや、ユーザ自身がパスワードを忘れてしまう恐れがあった。また、従来のルータへの設定は半固定的な内容を想定していることがほとんどであり、ピアツーピア通信など実際に通信している期間のみフィルタリング設定を解除するという動的な設定を行う際のユーザの手間が煩雑であった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、ユーザが専門用語を意識することなく、またキーボードやマウスといった特殊な装置を使用することなく容易に通信装置の設定を行うことができ、かつ、設定を行う者が予め許可された当人であることを容易に認証でき、さらに動的な設定変更を容易に行うことのできる通信装置のネットワークパラメータ設定方法およびその関連装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の通信装置(ルータ)のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザが前記通信装置に対し前記ネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを前記通信装置に対して直接的に入力するかまたは他の装置を介して間接的に入力し、前記通信装置は前記設定コマンドをネットワーク上のデータベースサーバに問い合わせることで、前記データベースサーバから関連する1つまたは複数のネットワークパラメータを取得し、それらのうちの一部または全てのネットワークパラメータを自装置に設定することを特徴とする。この方法により、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使用することで、通信装置に対するネットワークパラメータ設定を容易に行うことができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザが前記設定コマンドを音声によって入力することを特徴とする。これにより、音声により設定コマンドを指示できるため、ユーザはマウスやキーボードを操作する必要がなく、設定コマンドを容易に入力することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を前記通信装置に接続された端末装置に備え、前記端末装置から前記通信装置に対して数字および/または文字列に変換された前記設定コマンドが送信されることを特徴とする。これにより、音声認識機能をPCなどの端末装置に実装することで、通信装置に新たにプログラムを追加したり、CPUに負荷をかけずに実現することができるとともに、PC向けの汎用音声認識ソフトウェアを使用することができ、コストの増加を抑えることができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を前記通信装置に備え、前記通信装置から前記データベースサーバに対して数字および/または文字列に変換した設定コマンドが送信されることを特徴とする。これにより、音声認識機能を通信装置に実装することで、音声認識機能をPCなどの端末装置に別途用意することなく、ユーザが設定コマンドを容易に入力することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段をネットワーク上のサーバに備え、前記通信装置は、ユーザの音声情報を前記サーバへ転送し、前記サーバは、前記音声情報の音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記通信装置に送信することを特徴とする。これにより、音声認識機能をネットワーク上のサーバに実装することで、家庭のPCなどの端末装置よりも高機能な音声認識エンジンおよび豊富なユーザ情報データベースを使用することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザが前記通信装置に接続された電話機から設定コマンドを音声により入力することを特徴とする。これにより、音声入力装置としてIP電話用として通信装置に接続された電話器を使うことで、新たなハードウェアを不要にでき、コストの増加を抑えることができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、前記通信装置に接続された端末装置に備えたことを特徴とする。これにより、ユーザの音声を基にユーザ認証を自己の端末装置上で行うことで、他人に不当にルータの設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、前記通信装置に備えたことを特徴とする。これにより、ユーザの音声を基にユーザ認証を通信装置上で行うことで、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、ネットワーク上のサーバに備え、前記通信装置は、ユーザの音声情報を前記サーバへ転送し、前記サーバが前記音声情報に基づくユーザ認証を行うことを特徴とする。これにより、ユーザの音声を基にユーザ認証をネットワーク上のサーバで行うことで、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザが前記通信装置に対し前記設定コマンドの有効期限を指定することを特徴とする。これにより、パラメータ設定時に同時に有効期限を設定することで、動的な設定をユーザが行うことが容易になり、結果としてより強固なセキュリティを容易に実現することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記データベースサーバが、前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信し、前記通信装置はこれらのうちいずれか1つを事前に登録されたルールまたはユーザ選択により選定して自装置に設定することを特徴とする。これにより、データベースサーバは、該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、それぞれのネットワークパラメータの付加属性(例えば住所、勤務先など)を合わせて送信するため、それらの中から適切なネットワークパラメータを付加属性を参照して選択し通信装置に設定することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記データベースサーバが、保持するデータの各エントリ毎にアクセス権限情報を合わせて保持し、前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定し、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信することを特徴とする。これにより、データベースサーバは、通信装置からのネットワークパラメータ問い合わせ時にアクセス権限のあるパラメータのみを応答メッセージに入れて送信するため、問い合わせ者にとっては無関係なパラメータを受信せずに済み、データベースにネットワークパラメータを登録する者にとっては未知の第三者に自らの情報をアクセスされずに済むという利点がある。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記データベースサーバが、前記通信装置からの問い合わせメッセージの送信元を特定する際に、ユーザの音声を利用することを特徴とする。これにより、データベースサーバは、アクセス権限を参照するのにユーザが入力した音声を使用するので、ユーザにとってはアクセス権限確認のための手続きを余計に行う必要がなくなるとともに、データベースサーバは音声によって認証を行うためパスワードなどのように認証情報が第三者に盗まれることがなく確実に認証を行えるという利点がある。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記通信装置が、前記データベースから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知することを特徴とする。これにより、通信装置は、ユーザから指示のあった単語(接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語など)に該当するネットワークパラメータを音声によって通知するため、ユーザは実際に通信装置に設定するパラメータの内容を容易に知ることができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記通信装置が、自装置に接続された電話機からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする。これにより、音声出力装置としてIP電話用として通信装置に接続された電話器を使うことで、新たなハードウェアを不要にでき、コストの増加を抑制することができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、前記通信装置が、自装置に接続された端末装置からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする。これにより、音声出力装置としてPCなどの端末装置を使用することで、通信装置自身に音声出力機構を備える必要がなくなり、コストの増加を抑えることができる。
また、本発明による通信装置のネットワークパラメータ設定方法は、ユーザが前記通信装置に対し、前記ユーザが通信に使用する端末および/または対向する端末の種別に関する情報を前記設定コマンドに含めて送信し、前記通信装置は、前記設定コマンドを前記ネットワーク上のデータベースサーバに問い合わせることで、前記設定コマンドで指定された種類の端末に限定された1つまたは複数のネットワークパラメータを取得し、それらのうちの一部または全てのネットワークパラメータを選定して自装置に設定することを特徴とする。これにより、実際に通信を行う際に使用する端末種別を特定してネットワークパラメータを取得することで、通信相手だけでなく相手の使用する端末種別まで特定したパケットフィルタリング設定などが可能となり、セキュリティをさらに向上させることができる。
また、本発明は、ユーザから送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを受信する手段と、前記設定コマンドを広域ネットワーク上のデータベースサーバに送信する手段と、前記データベースサーバから前記設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを受信する手段と、前記受信したネットワークパラメータのうちの一部または全てを自装置に設定する手段とを備えた通信装置である。この構成により、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使用してデータベースサーバから関連するネットワークパラメータを取得し、自装置のネットワークパラメータ設定を簡単に行うことができる。
また、本発明による通信装置は、ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を備え、前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記データベースサーバに送信することを特徴とする。この構成により、音声認識機能を通信装置に実装することで、音声認識機能をPCなどの端末装置に別途用意することなく、ユーザが設定コマンドを容易に入力することができる。
また、本発明による通信装置は、ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を備えたことを特徴とする。この構成により、通信装置は、ユーザの音声を基にユーザ認証を行うことで、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明による通信装置は、前記データベースサーバから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知する手段を備えたことを特徴とする。この構成により、通信装置は、ユーザから指示のあった単語(接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語など)に該当するネットワークパラメータを音声によって通知することで、ユーザは実際に通信装置に設定するパラメータの内容を容易に知ることができる。
また、本発明による通信装置は、自装置に接続された電話機からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする。この構成により、通信装置は、音声出力装置としてIP電話用として通信装置に接続された電話器を使うことで、新たなハードウェアを不要にでき、コストの増加を抑制することができる。
また、本発明による通信装置は、自装置に接続された端末装置からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする。この構成により、通信装置は、音声出力装置としてPCなどの端末装置を使用することで、通信装置自身に音声出力機構を備える必要がなくなり、コストの増加を抑えることができる。
また、本発明は、通信装置から送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを広域ネットワークを通じて受信する手段と、前記受信した設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを探索する手段と、前記探索したネットワークパラメータの候補を前記通信装置へ送信する手段とを備えたデータベースサーバである。この構成により、データベースサーバは、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使用して関連するネットワークパラメータを探索し、問い合わせを行った通信装置に対し探索したネットワークパラメータを返信することができる。
また、本発明によるデータベースサーバは、ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を備え、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記通信装置に返信することを特徴とする。この構成により、音声認識機能をネットワーク上のサーバに実装することで、家庭のPCなどの端末装置よりも高機能な音声認識エンジンおよび豊富なユーザ情報データベースを使用することができる。
また、本発明によるデータベースサーバは、ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を備え、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声情報に基づいてユーザ認証を行うことを特徴とする。この構成により、ユーザの音声を基にユーザ認証をネットワーク上のサーバで行うことで、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明によるデータベースサーバは、前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信することを特徴とする。この構成により、データベースサーバは、該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、それぞれのネットワークパラメータの付加属性(例えば住所、勤務先など)を合わせて送信することで、通信装置の設定を容易に行うことができる。
また、本発明によるデータベースサーバは、前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定する手段を備え、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信することを特徴とする。この構成により、データベースサーバは、通信装置からのネットワークパラメータ問い合わせ時にアクセス権限のあるパラメータのみを応答メッセージに入れて送信することで、問い合わせ者にとっては無関係なパラメータを受信せずに済み、データベースにネットワークパラメータを登録する者にとっては未知の第三者に自らの情報をアクセスされずに済むという利点がある。
また、本発明によるデータベースサーバは、前記通信装置からの問い合わせメッセージの送信元を特定する際に、ユーザの音声を利用することを特徴とする。この構成により、データベースサーバは、アクセス権限を参照するのにユーザが入力した音声を使用するので、ユーザにとってはアクセス権限確認のための手続きを余計に行う必要がなくなるとともに、データベースサーバは音声によって認証を行うためパスワードなどのように認証情報が第三者に盗まれることがなく確実に認証を行えるという利点がある。
また、本発明は、ユーザから送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを受信するステップと、前記設定コマンドを広域ネットワーク上のデータベースサーバに送信するステップと、前記データベースサーバから前記設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを受信するステップと、前記受信したネットワークパラメータのうちの一部または全てを自装置に設定するステップとを備えたコンピュータが読み取り可能な通信装置用のプログラムである。このプログラムを使用することにより、通信装置は、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使用してデータベースサーバから関連するネットワークパラメータを取得することができ、これを自装置に簡単に設定することができる。
また、本発明による通信装置用のプログラムは、前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行って前記設定コマンドを数字および/または文字列に変換するステップと、前記変換した設定コマンドを前記データベースサーバに送信するステップとを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、通信装置は、音声認識機能をPCなどの端末装置に別途用意することなく、ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行うことができる。
また、本発明による通信装置用のプログラムは、ユーザの音声の特徴に基づいたユーザ認証を行うステップを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、通信装置は、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明による通信装置用のプログラムは、前記データベースサーバから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知するステップを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、通信装置は、ユーザから指示のあった単語(接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語など)に該当するネットワークパラメータを音声によって通知することで、ユーザは実際に通信装置に設定するパラメータの内容を容易に知ることができる。
また、本発明は、通信装置から送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを広域ネットワークを通じて受信するステップと、前記受信した設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを探索するステップと、前記探索したネットワークパラメータの候補を前記通信装置へ送信するステップとを備えたコンピュータが読み取り可能なデータベースサーバ用のプログラムである。このプログラムを使用することにより、データベースサーバは、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使用して関連するネットワークパラメータを探索することができ、それを通信装置に返信することができる。
また、本発明によるデータベースサーバ用のプログラムは、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行って前記設定コマンドを数字および/または文字列に変換するステップと、前記変換した設定コマンドを前記通信装置に返信するステップとを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、データベースサーバは、家庭のPCなどの端末装置よりも高機能な音声認識エンジンおよび豊富なユーザ情報データベースを使用して、ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行うことができる。
また、本発明によるデータベースサーバ用のプログラムは、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声情報に基づいたユーザ認証を行うステップを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、他人に不当に通信装置の設定を変更されることがなくなるとともに、パスワードを使用しないので、パスワードの盗難による危険やパスワードの忘失による不便さを解消することができる。
また、本発明によるデータベースサーバ用のプログラムは、前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信するステップを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、それぞれのネットワークパラメータの付加属性(例えば住所、勤務先など)を合わせて送信することで、通信装置のネットワークパラメータ設定を容易に行うことができる。
また、本発明によるデータベースサーバ用のプログラムは、前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定するステップと、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信するステップとを備えたことを特徴とする。このプログラムを使用することにより、データベースサーバは、通信装置からのネットワークパラメータ問い合わせ時にアクセス権限のあるパラメータのみを応答メッセージに入れて送信することで、問い合わせ者にとっては無関係なパラメータを受信せずに済み、データベースにネットワークパラメータを登録する者にとっては未知の第三者に自らの情報をアクセスされずに済むという利点がある。
本発明は、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使って通信装置のネットワークパラメータ設定を行うので、ユーザが専門用語を意識することなく、またキーボードやマウスといった特殊な装置を使用することなく、単語を発声するだけで容易に通信装置の設定を行うことができ、かつ、設定を行う者が予め許可された当人であることを容易に認証でき、さらに動的な設定変更を容易に行うことのできる通信装置のネットワークパラメータ設定方法およびその関連装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態における通信装置(ルータ)のネットワークパラメータ設定方法について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明のルータにおけるネットワークパラメータ設定方法の基本概念を説明するためのフローチャートである。図1において、ルータはユーザからネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称を設定コマンドとして受信すると(ステップS01)、その設定コマンドを使用してネットワーク上のデータベースサーバに問い合わせを行い(ステップS02)、そのデータベースサーバから関連する1つまたは複数のネットワークパラメータを取得すると(ステップS03)、それらのうちの一部または全てのネットワークパラメータを自装置に設定する(ステップS04)。これにより、IPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使ってルータの設定を簡単に行うことができる。
図2は本実施の形態1におけるネットワーク構成の一例を示している。図2において、アクセス網207より左側はユーザAである○○○子宅の装置群であり、アクセス網207には、ルータ201を介して、VoIP(Voice Over Internet Protocol)を実現するアナログ電話である電話器203およびPC205が接続されている。ルータ201には、LANなどの宅内ネットワークを通じて他の電話器やネット家電などが接続可能である。また、アクセス網208より右側は通信相手の別のユーザBである○○○郎宅の装置群であり、アクセス網208には、○○○子宅と同様にルータ202を介して電話器204およびPC206が接続されている。ルータ202にもまた、LANなどの宅内ネットワークを通じて他の電話器やネット家電などが接続可能である。アクセス網207、208は、それぞれ通信キャリヤがプロバイダ網209に接続するために提供するネットワークであり、プロバイダ網209は、インターネットプロバイダが提供する広域ネットワークであり、このプロバイダ網209には、インターネットプロバイダに加入する各加入者、およびその家族に関する個人情報が格納されている個人情報解決サーバ210が接続されている。
ここで、○○○子が○○○郎とメールもしくは携帯電話などで連絡を取り合っているが、設定がうまくいかないPC205について、○○○郎に、PC205の設定を彼の自宅から遠隔操作により実行してもらおうとしている場合について説明する。ここで問題なのは、一般的にルータ201はセキュリティを確保するために、基本的には外部からのパケットは廃棄する設定となっているため、○○○郎のPC206のホストアドレスまたは○○○郎の宅内ネットワークのネットワークアドレスを○○○子が知り、かつそれらのアドレスを送信元とするパケットがルータ201を通過するように設定する必要がある、ということである。以下、○○○子が音声入力により、IPアドレスという一般に馴染みの無いネットワークパラメータを意識せずにこのルータ201の設定を行う場合について説明する。
図3はルータ201のハードウェア構成を示す図である(ルータ202についても同様である)。モジュラーケーブルコネクタ301は電話器203との間のコネクタである。SLIC/CODEC部302は、SLIC(Subscriber Line Interface Circuit)すなわち電話線加入者回路機能のうち電話端末への給電制御、状態監視、2−4線変換機能などを持つLSIであり、CODECは音声符号化を行う機能であり、ここではSLICと同一LSIに格納されているものとする。エコーキャンセラ303は、電話回線におけるエコーを防止するものであり、CPU304は装置全体を制御するものであり、LAN側I/F305は、LAN(ここではEthernetとする)側のインタフェース、WAN側I/F306は、WAN(ここではアクセス網207)側のインタフェースである。
図4はルータ201のCPU304上で動作するソフトウェアを機能ブロックごとに示した図である。符号401で総括的に示すのは一般的なインターネットアプリケーションプロトコル群である。これらのアプリケーションプロトコルについて簡単に説明すると、VoIPの呼制御プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)401a、ドメイン名の解決を行うDNS(Domain Name System)401b、リアルタイムデータ伝送を行うためのRTP(Realtime Transport Protocol)401c、TCP(Transmission Control Protocol)401d、UDP(User Datagram Protocol)401e、IP401f、Ethernetドライバ401gなどが実装されている。SLICドライバ402は、SLIC/CODEC302およびエコーキャンセラ303を通じてCPU304が音声情報の送受信を行うためのものである。音声合成部403は、与えられた文字列に対して言語処理および波形処理を行い、音声の波形を出力するものである。音響分析部404は、入力された音声の波形について、音声の特徴に関するいくつかのパラメータの時間的な系列から母音および子音の区間を認識・抽出する。音韻認識部405は、母音または子音・母音の組み合わせから音素を認識する。単語認識部406は、音素の連なりと単語辞書とを比較し、単語を認識する。ユーザ認証部407は、ユーザの音声の波形の特徴から個人認証を行う。コマンド解析部408は、与えられた単語の連なりからコマンドの意味を解析する。呼受付制御部409は、対向装置とSIPメッセージを交換することで、VoIPのセッション接続/解放を制御する。装置制御部410は、装置全体を制御するとともに、ルータ201の設定、状態監視などを行う。
次に、本実施の形態1におけるルータ設定およびユーザ認証方法について、各装置間のメッセージシーケンスを示す図5と、ソフトウェア機能ブロック間のデータフローを示す図6とを用いて説明する。まず図5において、○○○子が電話器203の受話器を上げた後、“0”のボタンを押す(ステップS1)。このダイヤルパルスをルータ201が検出することにより、ルータ201は“0”発信を検出し、これからコマンド入力があることを認識し、コマンド入力モードに移行する(ステップS2)。次に、○○○子が電話器203を通じて「○○○郎さん、接続許可、3時間」と発声して設定コマンドを入力し(ステップS3)、ルータ201がこの音声を受信すると、ユーザ認証およびコマンド解析が行われる(ステップS4)。ルータ201は、○○○子の音声入力によるコマンド解析に基づき、プロバイダ網209の個人情報解決サーバ210に、○○○郎の所有するIPアドレス(またはネットワークアドレス)を問い合わせる。これに対し、個人情報解決サーバ210は、問い合わせした○○○子のアクセス権をチェックするとともに、該当エントリを探索し(ステップS5)、該当するものがあった場合には、その複数候補のIPアドレスをルータ201に返す。ルータ201は、受け取ったIPアドレス候補を言語処理・波形処理して(ステップS6)、音声情報を電話器203を通じて○○○子へ送信する。○○○子は、受信したIPアドレス候補の中から該当する○○○郎を選択して接続を許可する音声をルータ201に送信する(ステップS7)。ルータ201は、その接続許可を受け取ると、フィルタリング通過設定を行い、タイマを起動させ(ステップS8)、○○○郎から○○○子のPC205へのアクセスを可能とする。3時間経過後、ルータ201がフィルタリング廃棄設定を行うと、○○○郎からのアクセスが不可になる(ステップS9)。
次に、上記ルータ201における内部処理について図6を用いて説明する。○○○子が受話器203を通じて「○○○郎さん、接続許可、3時間」と発声して設定コマンドを入力し、この音声をSLICドライバ402が受信すると(ステップS11)、SLICドライバ402は、その音声情報を音響分析部404に転送する(ステップS12)。音響分析部404は、母音または子音・母音の組み合わせ(以下、音声パラメータとする)を抽出し、これをユーザ認証部407に転送する(ステップS13)。ユーザ認証部407は、認証のために事前に登録されたユーザの音声情報が格納されている認証DB411を参照して、転送された音声パラメータが正当なユーザのものか否かを決定し(ステップS14)、その結果を音響分析部404に送信する(ステップS15)。音響分析部404は、ユーザ認証部407から送信された結果がOKである場合、音韻認識部405に音声パラメータを転送する(ステップS16)。次いで、音韻認識部405では、音声パラメータを音素の連なりに変換してその音韻情報を単語認識部406へ送信し(ステップS17)、単語認識部406は、音素の連なりから単語の連なりへ変換してその単語情報をコマンド解析部408へ送信し(ステップS18)、コマンド解析部408は、単語の連なりを装置制御部410が解釈可能な設定コマンドへ変換して装置制御部410へ送信する(ステップS19)。装置制御部410は、受信した設定コマンドから、○○○郎の個人名を個人情報解決サーバ210に送信する(ステップS20)。装置制御部410は、個人情報解決サーバ210から対応する複数のIPアドレス候補を受信すると(ステップS21)、音響合成部403にそのIPアドレス候補情報を送信し(ステップS22)、音響合成部403は、それを音声信号に変換してその音声情報をSLICドライバ402へ送信(ステップS23)、SLICドライバ402は、それを○○○子の電話器203へ送信する(ステップS24)。
ルータ201は、図5に示すように、DNSを拡張したメッセージを使用して個人情報解決サーバ210に問い合わせることにより、○○○郎の所有するIPアドレスを解決する。この時のメッセージ内容を図8に示す。通常のDNS問い合わせとほぼ同様であるが、通常ホスト名が入るエリアにユーザである○○○子から指示のあった"MARUMARU MARURO"という個人名が格納される。
この個人名を使用したDNS問い合わせを受信した時の個人情報解決サーバ210の処理を図7のフローチャートに示す。ルータ201からのDNS問い合わせを受信すると(ステップS31)、その問い合わせメッセージの送信元IPアドレスを取得し(ステップS32)、個人情報データベースを検索して送信者氏名(ここでは"MARUMARU MARUKO")を特定する(ステップS33)。次に、個人情報データベースのエントリを全て検索し、各エントリ毎に氏名が"MARUMARU MARURO"に合致しかつ、当該エントリに対して送信元IPアドレスから特定される問い合わせを行った人物、ここでは送信者である○○○子がアクセス権を持っているかどうかをチェックする(ステップS35、S36)。該当するものがあった場合、全てのエントリ情報を、例えば図9に示すようなDNS応答メッセージに格納し(ステップS37、S38、S39)、ルータ201に返送する(ステップS40)。このDNS応答メッセージの中には"MARUMARU MARURO"に該当する全てのエントリと対応する種別、IPアドレスの他に、付加属性として当人の住所が格納されており、ここでは3個が格納されている。
このDNS応答を受信したルータ201は、図6に示すように、装置制御部410が、問い合わせの結果「○○○郎」に該当するエントリが3個あったこと、およびそれぞれのエントリの内容をまとめて音響合成部403に送信し、音響合成部403で言語処理および波形処理を行い、SLICドライバ402に音声情報を引き渡すことで、図5に示すように、○○○子に対して受話器から「○○○郎さん 該当3名 (1)A市B町 (2)P市Q町 (3)X市Y町」と候補を音声により伝達する。従って、ユーザは実際にルータ201に設定するパラメータの内容を音声によって容易に知ることができる。
○○○子は、3つの候補の中から自分が接続したい相手を番号で選択し、「(1)接続許可 3時間」と再び音声で入力すると、この音声は、再び図6に示すSLICドライバ402、音響分析部404、ユーザ認証部407、音韻認識部405、単語認識部406、コマンド解析部408、装置制御部410に順次伝達され、装置制御部410は、○○○郎に該当する送信元IPアドレス 202.236.143.0/24のフィルタリング通過設定を行うとともに、タイマを起動する。これにより、タイマ満了までの3時間の間、○○○郎宅のPC206から○○○子宅のPC205へ自由にアクセスすることが可能になるとともに、タイマ満了時は装置制御部410が上記フィルタリング設定を削除するため、それ以降はアクセスが不可能となる。
このように、本実施の形態1によれば、○○○子がIPアドレスなどの日常聞きなれない用語ではなく、接続したい相手の氏名・企業名など日常生活で使用している単語を使って指定した内容が、実際に設定されるべきネットワークパラメータに変換されるため、ルータ201のネットワークパラメータ設定を容易に行うことができる。また、個人情報解決サーバ210は、該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、それぞれのネットワークパラメータの付加属性(例えば住所、勤務先など)を合わせて送信するため、ユーザがそれらの中から適切なネットワークパラメータを参照、選択することができ、ルータ201の設定を容易に行うことができる。また、個人情報解決サーバ210は、ルータ201からのネットワークパラメータ問い合わせ時にアクセス権限のあるパラメータのみを応答メッセージに入れて送信するため、問い合わせ者にとっては無関係なパラメータを受信せずにすむという長所があるとともに、データベースにネットワークパラメータを登録する者にとっては未知の第三者に自らの情報をアクセスされずにすむという利点がある。
さらに、○○○子は音声だけで入力が可能なため、マウスやキーボードを操作する必要がなく、また、音声入力装置としてIP電話用としてルータ201に接続された電話器203を使うことで、新たなハードウェアを不要とすることができる。さらに、ユーザの音声を基にユーザ認証を行うことで、他人に不当にルータ201の設定を変更されることがなくなるとともに、従来のようにパスワードを盗まれたり忘れるといった危険を防ぐことができる。また、上記のように音声認識機能をルータ201に実装することで、PCに音声認識機能を別途用意することなく、ユーザがパラメータ設定を行うことができる。また、コマンド設定の有効期限として時間を設定することで、その時間経過後には装置制御部410がフィルタリング設定を削除するため、それ以降はアクセスが不可能となり、ユーザが動的設定を容易に行うことができ、結果としてより強固なセキュリティを実現することができる。
なお、上記の説明では、○○○郎に該当するエントリが複数存在する場合に、ユーザである○○○子にそれらのうちの1つを選択させたが、若干セキュリティ面で問題はあるものの、ユーザの利便性を考慮して、ユーザには選択させずに複数のエントリ全てに対してフィルタリング通過設定を行ってもよい。また、ルータ201に事前に登録された自装置の住所に最も近いエントリを選択するなどの予め定められたルールを用いてもよい。
また、上記の説明では、○○○子は個人名のみを指定したが、この他に端末種別を指定することもできる。例えば、図5において最初に○○○子が入力する際に、「○○○郎さん、接続許可、3時間、電話」とすると、ルータ201は図8のDNS問い合わせメッセージの「問い合わせ」パラメータの中に「端末種別= 電話」を追加して個人情報解決サーバ210に送信する。個人情報解決サーバ210は、"MARUMARU MARURO"に該当するエントリ情報を探索し、DNS応答メッセージに格納する際に、○○○郎宅のIPアドレス(例えば202.236.143.0/24)ではなく、○○○郎宅のIP電話器204のホストアドレス(例えば212.236.143.5)を設定する。これに伴い、ルータ201の装置制御部210は、○○○郎宅のIP電話器204のIPアドレス 212.236.143.5を送信元とするパケットのみをフィルタリング通過設定する。これにより、通信相手だけでなく相手の使用する端末種別まで特定したパケットフィルタリング設定が可能となり、セキュリティをさらに向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態として、ユーザの音声認識・コマンド解析をネットワーク上のサーバにおいて実施する場合の例について説明する。ネットワーク構成は、図10に示すように、図2における個人情報解決サーバ210が、ユーザ認証機能を備えた個人情報解決サーバ211に変更されており、個人情報解決サーバ211が、呼受付処理、ユーザ認証、コマンド解析、アクセス権チェックおよび該当エントリ探索を行う。個人情報解決サーバ211は、図11に示すように、図4と同様のソフトウェア構成を備えており、符号を500番台に変更して重複した説明を省略する。図12は各装置間のシーケンス図を示し、図13は個人情報解決サーバ211における各ソフトウェア機能ブロック間のデータフローを示している。以下、これらを基に本実施の形態2について説明する。
図12において、ユーザである○○○子は、電話器203の受話器を上げた後、“0”ボタンを押す(ステップS41)。このダイヤルパルスをルータ201が受信すると、“0”発信を検出してこれからコマンド入力があることを認識し、コマンド入力モードに移行する(ステップS42)。ルータ201は、個人情報解決サーバ211宛にSIPのシグナリングメッセージであるINVITEを送信すると、個人情報解決サーバ211は、呼受付制御を行い(ステップS43)、ルータ201に対してシグナリングメッセージ(Trying, Ringing, OK)を送信する。これに対して、ルータ201は、個人情報解決サーバ211にACKを送信することで、ルータ201と個人情報解決サーバ211との間でユーザの音声を転送するためのセッションが確立するとともに、電話器203に向けて呼び出し音を送出する。呼び出し音を聞いたユーザである○○○子は、電話器203およびルータ201を通じて個人情報解決サーバ211に対して音声で、「A市B町、○○○郎さん、接続許可、3時間」と設定コマンドを入力する(ステップS44)。個人情報解決サーバ211においては、認証のために事前に登録されたユーザの音声情報が格納されている認証DBを参照して、転送された音声パラメータが正当なユーザのものか否かを決定するとともに、コマンドを解析し、発信元にアクセス権があるかをチェックし、該当する○○○郎のネットワークアドレスを探索する(ステップS45)。該当するネットワークアドレスがあった場合には、ルータ201に対してフィルタリング通過を指示し、ルータ201がフィルタリング通過設定およびタイマ起動を行うと(ステップS46)、応答メッセージの内容の言語処理・波形処理を行ってその音声情報を電話器203へ送信する(ステップS47)。この音声情報を受信した電話器203は、設定完了したことを音声出力することにより、○○○子は設定が完了したことを認識し、○○○郎は自己のPC206から○○○子のPC205にアクセスが可能になる。
次に、上記個人情報解決サーバ211における内部処理について図13を用いて説明する。ルータ201の装置制御部210は、○○○子からの設定コマンドに基づきコマンドモードに移行し、図4の呼受付制御部409に対して発呼要求を送信する。呼受付制御部409は、図12に示すように個人情報解決サーバ211宛にSIPのシグナリングメッセージであるINVITEをパケット送信すると、個人情報解決サーバ211は、図13に示すように、このシグナリングメッセージをEthernetドライバ501g、TCP/IPスタック501d/501f、SIP/呼受付制御部501a/509の順に受信して呼受付制御を行い(ステップS51、52、53)、ルータ201に対してはシグナリングメッセージ(Trying, Ringing, OK)を送信する。これに対して、ルータ201の呼受付制御部409が、図12に示すようにACKを個人情報解決サーバ211のSIP/呼受付制御部501a/509へ送信することで、ルータ201と個人情報解決サーバ211との間でユーザの音声を転送するためのセッションが確立する。
次にユーザである○○○子は、受話器を通じて個人情報解決サーバ211に対して音声で、「A市B町、○○○郎さん、接続許可、3時間」と音声で設定コマンドを入力する。この音声は、図13に示すように、Ethernetドライバ501g、TCP/IPスタック501d/501fを通じて音響分析部504に転送される(ステップS54)。以降の処理は、実施の形態1におけるルータ201内の処理とほぼ同様である。音響分析部504は、母音、または子音・母音の組み合わせ(以下、音声パラメータとする)を抽出し、これをユーザ認証部507に転送する(ステップS55)。ユーザ認証部507は、認証のために事前に登録されたユーザの音声情報が格納されている認証DB511を参照して、転送された音声パラメータが正当なユーザのものか否かを決定し(ステップS56)、その結果を音響分析部504に送信する(ステップS57)。音響分析部504は、ユーザ認証部507から送信された結果がOKである場合、音韻認識部505に音声パラメータを転送する(ステップS58)。以下、音韻認識部505は、音声パラメータを音素の連なりに変換して単語認識部506へ送信し(ステップS59)、単語認識部506は、音素の連なりから単語の連なりへ変換してコマンド解析部508へ送信し(ステップS60)、コマンド解析部508は、単語の連なりを装置制御部510が解釈可能な設定コマンドへ変換して、データベース検索部211aへ送信する(ステップS61)。
データベース検索部211aでは、実施の形態1における図7と同様のデータベース検索処理を行う。すなわち、個人情報データベースのエントリを全て検索し、各エントリ毎に氏名が"MARUMARU MARURO"、住所が"A-shi B-cho"に合致しかつ、当該エントリに対して音声によって認証済みの"MARUMARU MARUKO"がアクセス権を持っているかどうかをチェックする。該当するエントリ情報(ここでは1つのみが特定されたものとする)を、図13に示すように個人情報解決サーバ211のメイン制御部211bに引き渡す(ステップS62)。メイン制御部211bは、"MARUMARU MARURO"が所有するIPアドレス 202.236.143.0/24を送信元とするパケットをフィルタリング通過設定するようにルータ201に対して指示するためのコマンドをTCP/IPスタック501d/501fへ送信する(ステップS63)。ここでは、この時のプロトコルとしてSNMP(Simple Network Management Protocol)を利用するものとする。
以上によりルータ201に対しての設定は完了するが、ユーザである○○○子へ結果を通知するために、メイン制御部211bは、図13に示すようにデータベース検索部211aから引き渡されたエントリ情報をユーザ通知メッセージとして文字列に組み立てて音響合成部503へ送信する(ステップS64)。音響合成部503は、文字列に対して言語処理および波形処理を行い、TCP/IPスタック501d/501f経由でEthernetドライバ501gからRTPパケットとしてルータ201に送信する(ステップS65、S66)。さらに、電話器203に音声データが転送され、図12に示すように○○○子に対して「設定完了しました」と音声によりアナウンスが行われる。これにより、音声データ用セッションは不要になったので、個人情報解決サーバ211のSIP/呼受付制御部501a/509からルータ201に対してSIPのBYEメッセージが送信され、ルータ201からOKが返送されることで音声データ用セッションが解放される。
このように、本実施の形態2によれば、ユーザの音声を基に個人情報解決サーバ211がユーザ認証を行うことで、第三者に不当にルータ201の設定を変更されることがなくなるとともに、従来のようにパスワードを盗まれたり忘れるといった危険を防ぐことができる。また、このように音声認識機能を個人情報解決サーバ211内に実装することで、家庭内のPCよりも高機能な音声認識エンジンおよび豊富なユーザ情報データベースを使用することができる。また、個人情報解決サーバ211は、アクセス権限を参照するのにユーザが入力した音声を使用するので、ユーザにとってはアクセス権限確認のための手続きを余計に行う必要がなくなるとともに、個人情報解決サーバ211は、音声によって認証を行うため、パスワードなどのように認証情報が第三者に盗まれることがなく確実に認証を行うことができ、セキュリティ機能を高めることができる。
なお、上記の説明では、ユーザ認証をプロバイダ網209に接続された個人情報解決サーバ211において行ったが、プロバイダ網209またはアクセス網207に接続された専用のユーザ認証サーバを用いてユーザ認証を行ってもよい。
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態として、ユーザの音声認識・コマンド解析をユーザ宅内のPC205で実施する場合の例について説明する。ネットワーク構成は図2と同じである。PC205には、図14に示すように、メイン制御部610によって制御される通常の各種アプリケーションプログラム609の他に、音声認識機能およびユーザ認証機能を実行するためのサウンドカードドライバ602、音響合成部603、音響分析部604、音韻認識部605、単語認識部606、ユーザ認証部607、コマンド解析部608、およびルータ201との通信に使用するEthernetドライバ601、TCP/IPスタック611、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコル612等を有する。また、ルータ201には、図15に示すように、図4における構成から音声認識機能およびユーザ認証機能を除き、コマンド生成部711を追加した構成を有する。各装置間のシーケンス図を図16に、PC205における各ソフトウェア機能ブロック間のデータフローを図17に、ルータ201における各ソフトウェア機能ブロック間のデータフローを図18にそれぞれ示す。以下、これらを基に本実施の形態3について説明する。
ユーザである○○○子は、PC205に対して外付けマイクなどを通じ、図16に示すように「○○○郎さん、接続許可、3時間」と音声により設定コマンドを入力し(ステップS71)、PC205がこの音声を受信すると、ユーザ認証およびコマンド解析が行われる(ステップS72)。PC205が○○○子の音声入力によるコマンド解析結果をルータ201に送信すると(ステップS73)ルータ201は、個人情報解決サーバ210に○○○郎の所有するIPアドレスを問い合わせる。これに対し、個人情報解決サーバ210は、問い合わせした○○○子のアクセス権をチェックするとともに、該当エントリを探索し(ステップS74)、該当するものがあった場合には、その複数候補のIPアドレスをルータ201に返す。ルータ201は、受け取ったIPアドレス候補をPC205へ送信し、PC205はそのIPアドレス候補をスピーカから音声により出力する(ステップS75)。このIPアドレス候補を聞いた○○○子は、そのIPアドレス候補の中から該当する○○○郎を選択して、マイクから接続を許可する音声を入力し(ステップS76)、そのコマンドをPC205がルータ201に送信する。ルータ201は、そのコマンドから接続許可を解析し、フィルタリング通過設定を行い、タイマを起動させるとともに(ステップS77)、PC205へその旨のコマンド応答を返す。PC205では、そのコマンド応答に基づき、再びユーザである○○○子に対して「設定完了」と音声により通知する(ステップS78)。これにより、○○○郎から○○○子のPC205へのアクセスが可能となる。
次に、PC205における音声認識処理およびユーザ認証処理について図17を用いて説明する。○○○子から音声により設定コマンドが入力されると(ステップS81)、この音声情報はPC205上のサウンドカードドライバ602を通じて音響分析部604に転送される(ステップS82)。以降の処理は、実施の形態1におけるルータ201内の処理と同様である。音響分析部604は、母音、または子音・母音の組み合わせ(以下、音声パラメータとする)を抽出し、これをユーザ認証部607に転送する(ステップS83)。ユーザ認証部607は、認証のために事前に登録されたユーザの音声情報が格納されている認証DB611を参照して、転送された音声パラメータが正当なユーザのものか否かを決定し(ステップS84)、その結果を音響分析部604に送信する(ステップS85)。音響分析部604は、ユーザ認証部607から送信された結果がOKである場合、音韻認識部605に音声パラメータを転送する(ステップS86)。以下、音韻認識部605は、音声パラメータを音素の連なりに変換して単語認識部606へ送信し(ステップS87)、単語認識部606は音素の連なりから単語の連なりへ変換してコマンド解析部608へ送信し(ステップS88)、コマンド解析部608は、単語の連なりをメイン制御部610が解釈可能な設定コマンドへ変換してメイン制御部610へ送信する(ステップS89)。メイン制御部610は、ルータ201に対して個人名"MARUMARU MARURO"を含むコマンド内容(ここでは○○○郎、 接続許可、3時間)を、HTTPプロトコル612、TCP/IPスタック611、Ethernetドライバ601を介して送信する(ステップS90)。
次に、このHTTPコマンドを受信したルータ201の処理を図18を用いて説明する。受信したHTTPコマンドはEthernetドライバ701g、TCP/IPスタック701d/701fを通じてコマンド解析部708に送信される(ステップS101、S102、S103)。コマンド解析部708は当該メッセージを、装置制御部710が解釈可能な設定コマンドへとさらに変換して転送する(ステップS104)。装置制御部710は、この設定コマンドを受信すると、実施の形態1の時と同様に、図8のようにDNS問い合わせメッセージの中にIPアドレスを解決したい個人名"MARUMARU MARURO"を格納して、個人情報解決サーバ210に対して送信する(ステップS105)。個人情報解決サーバ210では、実施の形態1と同様に該当するエントリが探索され、図9に示すようにDNS応答メッセージ中に格納されてルータ201に返送される(ステップS106。ルータ201の装置制御部710は、"MARUMARU MARURO"に該当する複数(図9の例では3つ)のエントリ情報を文字列としてコマンド生成部711に引き渡す(ステップS107)。コマンド生成部711は、HTTPを使ってEthernetドライバ701gを介してPC205にコマンドを送信する(ステップS108、S109)。このコマンドは、PC205のEthernetドライバ601、TCP/IPスタック611、HTTPプロトコル612を介してメイン制御部610が受信する(ステップS91)。メイン制御部610は、このコマンドを対応IPアドレス候補情報として音響合成部603へ送信し(ステップS92)、音響合成部603は、対応IPアドレス候補情報を音声情報に変換してサウンドカードドライバ602へ送信する(ステップS93)。これにより、サウンドカードドライバ602は、対応IPアドレス候補情報を音声によりユーザに対して出力する(ステップS94)。
PC205から出力されたIPアドレス候補の中から○○○子が再びPC205に対して外付けマイクなどを通じ、図16に示すように「(1) 接続許可」と音声でコマンドを入力すると、この音声は、図17に示すように、PC205上のサウンドカードドライバ602、音響分析部604、音韻認識部605、単語認識部606、コマンド解析部608を通じてメイン制御部610に渡され、メイン制御部610は、HTTPドライバ601を介してルータ201に対し、この内容を含むコマンドを送信する。ルータ201では、図18に示すように、このコマンドを再びEthernetドライバ701g、TCP/IPスタック701d/701f、コマンド解析部708を通じて装置制御部710に転送し、装置制御部710が(1)のエントリに該当するIPアドレス(ここでは202.236.143.0/24)を送信元とするパケットに対するフィルタリング通過設定を行い、コマンド生成部711およびEthernetドライバ701gを通じて、PC205に対してHTTPにより応答メッセージを送信する。
このように、本実施の形態3によれば、音声認識機能およびユーザ認証機能をPC205のような端末装置に組み込むことで、ルータ201自体に音声認識機能およびユーザ認証機能を備える必要がなくなる。また、ユーザの音声を基にユーザ認証を行うことで、第三者に不当にルータ201の設定を変更されることがなく、セキュリティを確保することができ、また、ユーザ認証にパスワードを使用しないので、従来のようにパスワードを盗まれたり忘れるといった危険を防ぐことができる。さらに、音声認識機能をPC205に実装することで、ルータに新たにプログラムを追加したり、CPUに負荷をかけずに実現することができ、また、PC向けの汎用音声認識ソフトウェアを使用することができ、コストの増加を抑えることができる。
なお、上記各実施の形態1、2、3における説明は、○○○子側のルータ設定を○○○郎側から行う場合について説明したが、逆に○○○郎側のルータ設定を○○○子側から行うことも勿論可能であり、その場合のルータ202およびPC206の構成および動作は上記説明から容易に類推することができる。
また、上記の説明では、ネットワーク層プロトコルがIPv4であることを前提としてきたが、IPv4はグローバルIPアドレスの数が高々42億個しかなく、全ホストにユニークなグローバルIPアドレスを割り当てて、ホスト毎に細かなフィルタリング制御を行うことは難しいので、膨大なアドレス空間を備え、全端末にグローバルIPアドレスを付与することが容易なIPv6を使用するとさらに効果的である。また、IPアドレスをベースにフィルタリング設定を行うので、アドレス詐称の可能性がある一般的なインターネットよりも、アクセス網においてユーザ毎にアドレス詐称がチェックできるような閉域網で適用する方がより効果的である。
本発明にかかるネットワークパラメータ設定方法は、一般的なユーザには馴染みの薄いネットワークパラメータを使用せずに普段使用している個人名、企業名などによって設定を行えるという利便性、および音声により入出力を行えるという利便性を有し、さらにユーザの音声を利用したユーザ認証、アクセス権限確認などが行えセキュリティ上の効果を有し、広域ネットワークと宅内ネットワークとを繋げる通信装置であるホームゲートウェイのネットワークパラメータ設定方法およびそれを用いた関連装置等への適用として有用であり、特に家庭向けのブロードバンドルータの設定方法、ユーザ認証方法として有用である。また、個人ユーザ向けモバイル端末でピアツーピアの通信を行う際のフィルタリング設定などの用途にも応用することができる。
本発明の実施の形態1におけるルータのパラメータ設定処理の概略フロー図 本発明の実施の形態1におけるネットワーク構成図 本発明の実施の形態1におけるルータのハードウェア構成図 本発明の実施の形態1におけるルータのソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施の形態1における各装置間のメッセージシーケンス図 本発明の実施の形態1におけるルータのソフトウェア機能ブロック間のデータフロー図 本発明の実施の形態1における個人情報解決サーバにおけるデータベース検索処理のフロー図 本発明の実施の形態1におけるルータから送信するDNS問い合わせメッセージの内容を示す模式図 本発明の実施の形態1における個人情報解決サーバから送信するDNS応答メッセージの内容を示す模式図 本発明の実施の形態2におけるネットワーク構成図 本発明の実施の形態2における個人情報解決サーバのユーザ認証部におけるソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施の形態2における各装置間のメッセージシーケンス図 本発明の実施の形態2におけるユーザ認証部のソフトウェア機能ブロック間のデータフロー図 本発明の実施の形態3におけるPCのソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施の形態3におけるルータのソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施の形態3における各装置間のメッセージシーケンス図 本発明の実施の形態3におけるPCのソフトウェア機能ブロック間のデータフロー図 本発明の実施の形態3におけるルータのソフトウェア機能ブロック間のデータフロー図 従来の音声認識を利用したゲートウェイの設定方法を示す模式図
符号の説明
101 ルータの設定変更のために使用するPC
102 ユーザの音声入力用外付けマイク
103 設定内容の音声による出力用外付けスピーカ
104 設定項目表示ウィンドウ
105 入力項目表示ウィンドウ
106 設定内容確認ウィンドウ
201、202 家庭用ルータ
203、204 家庭用ルータとモジュラーケーブルで接続された電話器
205、206 PC
207、208 キャリアが提供するアクセス網
209 インターネットプロバイダが提供するプロバイダ網
210、211 個人情報問い合わせに応じて検索を行う個人情報解決サーバ
212 個人情報解決サーバ内に設けられたユーザ認証部
301 モジュラーケーブルの接続コネクタ
302 SLIC/CODEC部
303 エコーキャンセラ部
304 CPU
305 LAN側I/F
306 WAN側のI/F
401、501 インターネットアプリケーションプロトコル群
402、502、702 SLICドライバ
403、503、603 音響合成部
404、504、604 音響分析部
405、505、605 音韻認識部
406、506、606 単語認識部
407、507、607 ユーザ認証部
408、508、608、708 コマンド解析部
409、509、709 呼受付制御部
410、510、710 装置制御部
601 Ethernetドライバ
602 サウンドカードドライバ
609 各種アプリケーションプログラム
610 メイン制御部
611 TCP/IPスタック
612 HTTPプロトコル
711 コマンド生成部

Claims (38)

  1. 通信装置のネットワークパラメータの設定方法であって、ユーザは前記通信装置に対し前記ネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを前記通信装置に対して直接的に入力するかまたは他の装置を介して間接的に入力し、前記通信装置は前記設定コマンドをネットワーク上のデータベースサーバに問い合わせることで、前記データベースサーバから関連する1つまたは複数のネットワークパラメータを取得し、それらのうちの一部または全てのネットワークパラメータを自装置に設定することを特徴とするネットワークパラメータ設定方法。
  2. ユーザは前記設定コマンドを音声によって入力することを特徴とする請求項1に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  3. ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を前記通信装置に接続された端末装置に備え、前記端末装置から前記通信装置に対して数字および/または文字列に変換された前記設定コマンドが送信されることを特徴とする請求項2に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  4. ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を前記通信装置に備え、前記通信装置から前記データベースサーバに対して数字および/または文字列に変換した設定コマンドが送信されることを特徴とする請求項2に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  5. ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段をネットワーク上のサーバに備え、前記通信装置は、ユーザの音声情報を前記サーバへ転送し、前記サーバは、前記音声情報の音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記通信装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  6. ユーザは前記通信装置に接続された電話機から設定コマンドを音声により入力することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  7. ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、前記通信装置に接続された端末装置に備えたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  8. ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、前記通信装置に備えたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  9. ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を、ネットワーク上のサーバに備え、前記通信装置は、ユーザの音声情報を前記サーバへ転送し、前記サーバが前記音声情報に基づくユーザ認証を行うことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  10. ユーザは前記通信装置に対し前記設定コマンドの有効期限を指定することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  11. 前記データベースサーバは、前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信し、前記通信装置はこれらのうちいずれか1つを事前に登録されたルールまたはユーザ選択により選定して自装置に設定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  12. 前記データベースサーバは、保持するデータの各エントリ毎にアクセス権限情報を合わせて保持し、前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定し、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  13. 前記データベースサーバは、前記通信装置からの問い合わせメッセージの送信元を特定する際に、ユーザの音声を利用することを特徴とする請求項12に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  14. 前記通信装置は、前記データベースから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知することを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  15. 前記通信装置は、自装置に接続された電話機からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする請求項14に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  16. 前記通信装置は、自装置に接続された端末装置からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする請求項14に記載のネットワークパラメータ設定方法。
  17. ユーザは前記通信装置に対し、前記ユーザが通信に使用する端末および/または対向する端末の種別に関する情報を前記設定コマンドに含めて送信し、前記通信装置は、前記設定コマンドを前記ネットワーク上のデータベースサーバに問い合わせることで、前記設定コマンドで指定された種類の端末に限定された1つまたは複数のネットワークパラメータを取得し、それらのうちの一部または全てののネットワークパラメータを選定して自装置に設定することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のネットワークパラメータ設定方法。
  18. ユーザから送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを受信する手段と、前記設定コマンドを広域ネットワーク上のデータベースサーバに送信する手段と、前記データベースサーバから前記設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを受信する手段と、前記受信したネットワークパラメータのうちの一部または全てを自装置に設定する手段とを備えた通信装置。
  19. ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を備え、前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記データベースサーバに送信することを特徴とする請求項18に記載の通信装置。
  20. ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を備えたことを特徴とする請求項18または19に記載の通信装置。
  21. 前記データベースサーバから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知する手段を備えたことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の通信装置。
  22. 自装置に接続された電話機からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする請求項21に記載の通信装置。
  23. 自装置に接続された端末装置からユーザに対して音声で前記ネットワークパラメータを通知することを特徴とする請求項21に記載の通信装置。
  24. 通信装置から送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを広域ネットワークを通じて受信する手段と、前記受信した設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを探索する手段と、前記探索したネットワークパラメータの候補を前記通信装置へ送信する手段とを備えたデータベースサーバ。
  25. ユーザの音声入力に対する音声認識手段およびコマンド解析手段を備え、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行い、数字および/または文字列に変換した設定コマンドを前記通信装置に返信することを特徴とする請求項24に記載のデータベースサーバ。
  26. ユーザの音声の特徴に基づくユーザ認証手段を備え、前記通信装置から受信した前記ユーザの音声情報に基づいてユーザ認証を行うことを特徴とする請求項24または25に記載のデータベースサーバ。
  27. 前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信することを特徴とする請求項23乃至26のいずれかに記載のデータベースサーバ。
  28. 前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定する手段を備え、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信することを特徴とする請求項24乃至27のいずれかに記載のデータベースサーバ。
  29. 前記通信装置からの問い合わせメッセージの送信元を特定する際に、ユーザの音声を利用することを特徴とする請求項28に記載のデータベースサーバ。
  30. ユーザから送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを受信するステップと、前記設定コマンドを広域ネットワーク上のデータベースサーバに送信するステップと、前記データベースサーバから前記設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを受信するステップと、前記受信したネットワークパラメータのうちの一部または全てを自装置に設定するステップとを備えたコンピュータが読み取り可能な通信装置用のプログラム。
  31. 前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行うステップと、前記設定コマンドを数字および/または文字列に変換するステップと、前記変換した設定コマンドを前記データベースサーバに送信するステップとを備えたことを特徴とする請求項30に記載のプログラム。
  32. ユーザの音声の特徴に基づいたユーザ認証を行うステップを備えたことを特徴とする請求項30または31に記載のプログラム。
  33. 前記データベースサーバから受信した1つまたは複数のネットワークパラメータをユーザに音声によって通知するステップを備えたことを特徴とする請求項30乃至32のいずれかに記載のプログラム。
  34. 通信装置から送信されたネットワークパラメータと直接対応づけられていない相手名称に基づいた設定コマンドを広域ネットワークを通じて受信するステップと、前記受信した設定コマンドに対応する1つまたは複数のネットワークパラメータを探索するステップと、前記探索したネットワークパラメータの候補を前記通信装置へ送信するステップとを備えたコンピュータが読み取り可能なデータベースサーバ用のプログラム。
  35. 前記通信装置から受信した前記ユーザの音声による設定コマンドの音声認識およびコマンド解析を行うステップと、前記設定コマンドを数字および/または文字列に変換するステップと、前記変換した設定コマンドを前記通信装置に返信するステップとを備えたことを特徴とする請求項34に記載のプログラム。
  36. 前記通信装置から受信した前記ユーザの音声情報に基づいたユーザ認証を行うステップを備えたことを特徴とする請求項34または35に記載のプログラム。
  37. 前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータが複数存在する場合に、前記ネットワークパラメータをその全てについて付加属性とともに前記通信装置へ送信するステップを備えたことを特徴とする請求項34乃至36のいずれかに記載のプログラム。
  38. 前記通信装置からの問い合わせメッセージに含まれる送信元を特定するパラメータを基に各エントリに対するアクセス権限の有無を判定するステップと、前記通信装置が問い合わせ時に送信した前記設定コマンドに該当するネットワークパラメータのうちアクセス権限のあるもののみを前記通信装置へ送信するステップとを備えたことを特徴とする請求項34乃至37のいずれかに記載のプログラム。
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