JP2005228554A - コネクタ構造、ワイヤーハーネス、電気接続箱およびコネクタ接合方法 - Google Patents
コネクタ構造、ワイヤーハーネス、電気接続箱およびコネクタ接合方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 コネクタ構造10は、コネクタ20、30のハウジング21、32内に収容された端子23、34の接点部23a、34aから異物を除去可能なエアブローホール25、35が設けられているので、コネクタ20、30の接続前に、エアブローホール25、35からのエアによって端子23、34の接点部23a、34aに侵入した異物をコネクタ20、30の外部に噴出すことができる。これにより、コネクタ20、30を正常に接続できる。また、接続後はエア遮断手段26、31によってエアブローホール25、35が遮断されるので、エアブローホール25、35を通って異物が侵入するのを防止できる。
【選択図】 図1
Description
このコネクタ構造100では、雌コネクタ101に、雄コネクタ120を挿入する挿入口102を中央に有する外装カバー103が設けられている。この外装カバー103の内側には、外層カバー103の背面103aに沿って上下に移動する縦方向スライド内装カバー104、105と、水平方向に移動する横方向スライド内装カバー106、107(図11参照)が設けられている。縦方向スライド内装カバー104、105は、互いに接近した際に対向する端面同士が接触するようになっており、各端面には傾斜面104a、105aが設けられている。横方向スライド内装カバー106、107も同様に互いに接近・離反自在に設けられており、図示はしないが傾斜面も同様に設けられている。
従って、常時は縦方向スライド内装カバー104、105および横方向スライド内装カバー106、107によって、挿入口102が二重に蓋されることになる。
4)さらに、本発明にかかる電気接続箱は、1)または2)に記載したコネクタ構造を有することを特徴とする。
図1(A)および図2に示すように、本発明の実施形態にかかるコネクタ構造10の例である雌コネクタ20は、前面に開口22を有する矩形箱状のコネクタハウジング21を有している。コネクタハウジング21の内部壁21aには、電線11に接続された複数本の端子23の接点部23aが突出して設けられている。
コネクタハウジング21の内部壁21aの内側面21cにおける端子23の接点部23a間の所定位置には、エア噴出し口24が設けられており、端子23の接点部23aに付着したり、コネクタハウジング21内に侵入したほこりやごみ等の異物を、開口22から外部に噴出すようになっている。
なお、エア供給口25aの近傍には、後述する雄コネクタ30に設けられているエア遮断手段としてのエア遮断弁31を挿入してエアブローホール25を密閉するためのエア遮断手段としてのエア遮断弁嵌合溝26が設けられており(図4参照)、その一端がコネクタハウジング21の内部壁21aの内側面21cに開口している。
また、横管25bから端子23と平行に複数本の枝管25dが設けられており、各枝管25dの先端にエア噴出し口24が設けられている。一方、縦管25cから水平方向に複数本の横管25eが設けられており、各横管25eから複数本の枝管25dが分かれて、その先端にエア噴出し口24が設けられている。
なお、エア遮断弁嵌合溝26は、エア供給口25aの近傍の横管25bに直交して設けられている。
また、供給されたエアの一部は、横管25bから縦管25cに流れて横管25eを通って枝管25dに分かれ、エア噴出し口24から噴出される。これにより、端子23の接点部23aに付着しているほこりやごみ等の異物を開口22から外部に除去することになる。
コネクタハウジング32の前面32aには、雌コネクタ20の端子23に対応して複数の端子穴33が設けられている。各端子穴33には、電線12に接続された端子34(図2参照)の接点部34aが設けられており、雌コネクタ20に挿入された際に雌コネクタ20の端子23の接点部23aと電気的に接続されるようになっている。また、コネクタハウジング32の一方の側壁32bは前方に延長して突出するエア遮断手段としてのエア遮断弁31が設けられている。
エアブローホール35は、例えば、図5に示すように、エア供給口35aからコネクタハウジング32の内部壁32cの内部に向かって1本の横管35bが延びており、端子34の接点部34aに設けられている横穴34b(図6参照)に取付けられている。
接点部34aには両側面に横穴34bが設けられており、隣り合う接点部34a間は連結管35eによって連結されている。また、横管35bは縦管35cが分岐接続されており、縦管35cは横管35dに接続されて、接点部34aの横穴34bに接続されている。さらに、各接点部34a間は、連結管35eによって連結されている。
また一部は、連結管35eを通って次の接点部34aに送られて、端子穴33から噴出される。これにより、全接点部34aに付着したほこりやごみ等の異物を除去する。
図5および図6において前述したエアブローホール35では、端子34の接点部34aの両側面に横穴34bを設けて連結管35eで連結したが、これに代わって、このエアブローホール35Aでは、図8に示すように、接点部34aの上面に縦穴34cを設けた。
また、図7に示すように、エア供給口35aから横管35fを配管し、この横管35fから接点部34aに上から枝管35gを配管して縦穴34cに接続する。さらに、横管35fに縦管35hを分岐配管し、この縦管35hに連続して横管35iを配管し、この横管35iから枝管35jによって各接点部34aの上方から縦穴34cに接続する。
接点部34aに送られたエアは、図9(A)および(B)に示すように、接点部34aの内部を通って前面のエア噴出し口である各端子穴33から噴出される。これにより、接点部34aに付着したほこりやごみ等の異物を除去する。
また、雌コネクタ20のエアブローホール25は、雄コネクタ30に設けられているエア遮断弁31が雌コネクタ20のエア遮断弁嵌合溝26に嵌合されることにより密閉される。これにより、接合後にエアブローホール25、35、35Aを介してほこり等の異物がコネクタ内部に侵入するのを防止できる。
例えば、前述した実施形態においては、雌コネクタ20および雄コネクタ30の両方にエアブローホール25、35を設けた場合について説明したが、いずれか一方のみに設けることもできる。
また、エア供給口25a、35aを各々コネクタハウジング21、32の側壁21b、32bに設けたが、コネクタハウジング21、32の上壁や底壁等に設けることもできる。また、前述したエアブローホール25、35、35Aの配管例はいずれも例示であり、これらに限定するものではない。
20 雌コネクタ(コネクタ)
21、32 コネクタハウジング(ハウジング)
23、34 端子
23a、34a 接点部
25、35、35A エアブローホール
30 雄コネクタ(コネクタ)
31 エア遮断弁(エア遮断手段)
26 エア遮断弁嵌合溝(エア遮断手段)
Claims (5)
- コネクタのハウジング内に収容された端子の接点部から異物を除去可能なエアブローホールが設けられていることを特徴とするコネクタ構造。
- 接続時には前記エアブローホールを遮断するエア遮断手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載したコネクタ構造。
- 請求項1または請求項2に記載したコネクタ構造を有することを特徴とするワイヤーハーネス。
- 請求項1または請求項2に記載したコネクタ構造を有することを特徴とする電気接続箱。
- コネクタを接合する前に、前記コネクタのハウジングに設けられたエアブローホールにエアを送ることにより、前記ハウジング内に収容された端子の接点部から異物を除去することを特徴とするコネクタ接合方法。
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