JP2005228334A - マウス構造を具えたテンキーボード - Google Patents

Abstract

【課題】 マウス構造を具えたテンキーボードを提供する。
【解決手段】 マウス構造を具えたテンキーボードは、キーボード本体１０を設け、キーボード本体１０表面にキーモジュール２０とディスプレイ６０を設け、キーボード本体１０内の下方箇所にマウスモジュール３０を設け、マウスモジュール３０は回路基板４０と接続し、回路基板４０はキーモジュール２０とマウスモジュール３０に電気的に接続し、回路基板４０上にプロセッサ７０、加減乗除の演算を行う計算機回路、マウス制御回路を設置して、テンキーボードがキーモジュールの押圧キーを処理でき、また計算機演算を行ってディスプレイに表示し、またキーボード本体の移動時にＸ−Ｙ軸のポインタ位置移動信号を産出できるようにして、テンキーボードにマウスと計算機の機能を結合する。
【選択図】 図１

Description

本発明はマウス構造を具えたテンキーボード、特にマウス構造と計算機機能を具えたテンキーボードに関する。

コンピュータは多くの周辺装置があるが、キーボード、マウスなどといった入力装置は、一般に従来の標準キーボードの右側にテンキーボードを設置して、よく数字を入力する人に便利なようにしている。しかし本当によくテンキーを使う人、経理人員などは、かえって標準キーボード上のテンキーを使用したがらない。標準キーボードは大きすぎて、書類の置き場に困るからである。使用者の机にはコンピュータディスプレイ、キーボード、マウス、テンキーボード、計算機、帳簿書類、定規、ペンなどの文具が置かれ非常に乱雑な上、使い勝手も悪い。そのため外付け式テンキーボードを開発する業者もあり、こういった外付け式テンキーボードは体積が一般キーボードよりはるかに小さいため、数字機能しかないにもかかわらず、経理担当などにとっては非常に便利な設計といえる。しかし、このような設計は確かに利便性をもたらしてはいるが、まだ欠点も多く、例えば画面上のある位置に数字を入力したい場合、マウスを使用してディスプレイ上のカーソルを所定位置に移動してから、外付け式テンキーボードで数字を入力することになる。これでは使用者は何度もデバイスをとっかえひっかえしなければならず、作業効率が低下してしまう。また外付け式テンキーボードのコンピュータへの接続は間違いなくコードを増加させてしまい、もともと多かったコードが更に増え、整理が困難・不便になってしまう。

また、コンピュータでのオンラインゲームが盛んになっているが、こういったゲームはマウスでたいていゲーム中の人物が行う動作をマウスでコントロールし、ゲームの進行中に、プレイヤーはゲーム中のコマンドを入力することがたびたびある。数量選択、物品購入数量、パスワード入力など、使用者は今度はキーボードで数量やコマンドをゲームに入力しなければならない。オンラインゲームの多くはリアルタイムのバトルを看板にしているのに、使用者は操作デバイスを交換しなければならないためにチャンスを逃してしまうことが往々にしてあり、プレイヤーの嘆くところである。
以上の公知技術の問題と欠点の解決は、メーカの研究改善の方向となっている。
特開２００４−１７１４０６号公報

本発明は、マウス構造を具えたテンキーボードを提供し、マウス構造の制御モジュールを外付け式テンキーボードに結合し、更に計算機の機能と発光効果を加えて、コンピュータ周辺デバイスが占める卓上面積を節約し、テンキーボードの機能を拡充することを課題とする。

本発明はマウス構造を具えたテンキーボードを提供してコンピュータの入力装置とする。キーボード本体を設け、キーボード本体表面にキーモジュールを設け、その内部にマウスモジュールを設け、マウスモジュールは回路基板に接続し、この回路基板はキーモジュールキーモジュールを押圧することによってキー信号を産出するか、或いはマウスモジュールを操作してポインタ位置移動信号を産出することができ、これをコンピュータに伝送する。

上述のマウス構造を具えたテンキーボードに、より良くはキーモジュール中に更に発光ダイオード或いはＥＬパネルを設けて、光線を発するようにする。
上述のマウス構造を具えたテンキーボードに、より良くはマウスモジュールに更にＸ−Ｙ軸位置移動機構とマウス制御回路を具えて、移動操作でＸ−Ｙ軸位置移動機構がポインタ位置移動信号を産出するようにする。
上述のマウス構造を具えたテンキーボードに、より良くは更にディスプレイをキーボード本体の表面に配置し、回路基板上に計算機回路を設け、キーモジュールの押圧したテンキーを処理して、加減乗除の演算を行い、ディスプレイ上に表示するようにする。

本発明のマウス構造を具えたテンキーボードの提供によって、コンピュータ周辺デバイスが卓上に占める面積を節約でき、テンキーボードの機能が拡充された。

図１、図２に示すように、本発明の実施例の見取図と立体分解図では、キーボード本体１０を具え、キーボード本体１０は上ハウジング１１と下ハウジング１２から成り、キーボード本体１０の表面にキーモジュール２０を設け、キーボード本体１０内にマウスモジュール３０と少なくとも一つの回路基板４０を設ける。回路基板４０はキーモジュール２０とマウスモジュール３０に電気的に接続し、使用者はキーモジュール２０を押圧してキー信号を産出するかマウスモジュール３０を操作してポインタ位置移動信号を産出して、所定のコンピュータに伝送することができる。

テンキーボードの構造は、図３、図４に示すように、キーモジュールの立体分解図と側視断面略図では、本発明のキーモジュール２０は複数のキー２１をキーボード本体１０の表面上に配置し、キー２１はフィルムキー、ゴムキー或いは弾性構造キーであってよく、キー２１底部に導電凸部２２を設け、回路基板４０上にキーボード制御回路を設け、キーボード制御回路は主に複数の導電線を配置して成る複数の電気的接続点４１で形成し、複数の導電凸部２２に対応した下方箇所に設け、使用者がキー２１を押圧すると電気的接続点４１が導通し、キー信号を産出してコンピュータに伝送することができる。

更に、複数のキー２１は数字０〜９、＋、−、＊、／、及びＥｎｔｅｒなどといったキーを含んでよく、他にニューメリックロック（Ｎｕｍ Ｌｏｃｋ）キーを設けて数字０〜９と組み合わせてカーソル或いはページ制御キーを形成することができる。これは矢印（↑、↓、→、←）、ページ上げ（Ｐａｇｅ Ｕｐ）、ページ下げ（Ｐａｇｅ Ｄｏｗｎ）、ホーム（Ｈｏｍｅ）、エンド（Ｅｎｄ）、挿入（Ｉｎｓｅｒｔ）、消去（Ｄｅｌｅｔｅ）などのキーを含む（図１に示す）。

図４に示すように、本発明のキーモジュールの側視断面図では、本発明が設置する複数のキー２１とキーボード本体１０は透光或いは半透光材質で製造してよく、回路基板４０の左右両側箇所に一個或いは一個以上の発光ダイオード２３を設置し、発光ダイオード２３は回路基板４０と電気的に接続し、発光ダイオード２３は少なくとも一種の色の光を発射することができる。

図５に示すように、本発明でＥＬパネルを使用する実施例の立体分解図では、本発明の回路基板４０の情報にＥＬパネル５０を設置し、回路基板４０とＥＬパネル５０を電気的に接続して、ＥＬパネル５０が光を発射できるようにし、且つＥＬパネル５０はキー２１に対応する箇所に貫通孔５１を設けて、キー２１の導電凸部２２が電気的接続点４１に接触することができるようにする。

再度図２に示すように、本発明のマウスモジュール３０はＸ−Ｙ軸位置移動機構３１とマウス制御回路を具え、このＸ−Ｙ軸位置移動機構３１は光学式位置移動機構或いはボール式位置移動機構であってよく、マウス制御回路を回路基板４０上に設置し、マウス制御回路をＸ−Ｙ軸位置移動機構３１と電気的に接続し、使用者がキーボード本体１０を移動することによって、Ｘ−Ｙ軸位置移動機構３１がＸ−Ｙ軸のポインタ位置移動信号を産出してコンピュータに伝送できるようにする。更に図１に示すように、キーボード本体１０の表面上に更に複数の機能キーを設け、左キー３２、右キー３３と多方向のスクロールキー３４、このスクロールキー３４は更に上スクロールキー、下スクロールキー、左スクロールキー、右スクロールキーを含んでよく、これらの機能キーをマウス制御回路に電気的に接続し、マウス操作時のスクリーンポインタ機能とスクロール機能に使用することができる。

図１、図２、図６に示すように、本発明の実施例の上視略図、立体分解図、回路略図では、キーボード本体１０の表面にディスプレイ６０を設置し、回路基板４０に計算機回路を設け、計算機回路をキーモジュール２０とディスプレイ６０とに電気的に接続し、キーモジュール２０のテンキーを押圧することによって加減乗除の演算を行って、ディスプレイ６０に表示できるようにする。また、キーボード本体１０の表面上に複数の切換えスイッチ６１を設けて、各切換えスイッチ６１と回路基板４０とを電気的に接続して、キーボードモード、計算機モードの使用選択或いは発光モードの開閉を操作できるようにする。

図６に示すように、本発明の回路はプロセッサ７０をキーボード制御回路、マウス制御回路及び計算機回路の制御チップとし、マイクロプロセッサはキーモジュール２０とマウスモジュール３０が入力したキー信号或いはポインタ位置移動信号、及びマウスモジュール３０の機能キー、計算機モード或いは発光モードの開閉を受信でき、また計算機モードの計算機能をディスプレイ６０上に出力でき、発光ダイオード２３或いはＥＬパネル５０の発光駆動を出力できる。

本発明の実施例の上視略図である。 本発明の実施例の立体分解図である。 本発明のキーモジュールの立体分解図である。 本発明のキーモジュールの側視断面図である。 ＥＬパネルを使用した実施例の立体分解図である。 本発明の実施例の回路略図である。

符号の説明

１０ キーボード本体
１１ 上ハウジング
１２ 下ハウジング
２０ キーモジュール
２１ キー
２２ 導電凸部
２３ 発光ダイオード
３０ マウスモジュール
３１ Ｘ−Ｙ軸位置移動機構
３２ 左キー
３３ 右キー
３４ スクロールキー
４０ 回路基板
４１ 電気的接続点
５０ ＥＬパネル
５１ 貫通孔
６０ ディスプレイ
６１ 切換えスイッチ
７０ プロセッサ

Claims (3)

1. マウス構造を具えたテンキーボードであって、特にコンピュータに使用する入力装置であり、上述のテンキーボードはキーボード本体（キーボードハウジング）、マウスモジュール、計算機モジュール及び制御回路基板を具え、その内、
   該キーボードはキーボード本体の表面上に設置し、その内該上述の整合テンキーボードは少なくとも「０」から「９」の数字キー、及び「＋」、「−」、「＊」、「／」の数学演算キー、「．」の小数点キー及び「Ｅｎｔｅｒ」の確定キーを設けて具え、使用者が数字データのコンピュータへの入力と、数学演算などの機能に使用できるようにし、
   該マウスモジュールはキーボード本体内の下方箇所に設置し、その内上述のマウスモジュール中にＸ−Ｙ軸ポインタ位置移動機構を具えて該キーボード本体の下カバー箇所に設置し、使用者はキーボード本体を移動することによってＸ−Ｙ軸のポインタ位置移動信号を産出でき、並びに上述のマウスモジュール中に少なくともマウス機能キーを具えてキーボード本体表面上に設置し、該マウスを操作するときの画面ポイント選択に用い、その中で上述の該機能キーは少なくとも左ボタン、右ボタンを具え、
   該計算機モジュールはキーボード本体内に設置し、その中で上述の計算機モジュールはＬＣＤディスプレイを具えて該キーボード本体の上カバー箇所に設置し、該計算機を操作するときにキーインした数字データ及び数学演算の結果を表示するのに用い、且つキーボードモジュール上に少なくとも加、減、乗、除の基本の四則演算を行える機能キーを設け、
   該回路基板はキーボード本体内に設置し、回路基板はコンピュータ入力テンキーボードモジュール、計算機モジュール、計算機モジュール及びマウスモジュールと電気的に接続し、回路基板上には少なくとも一つのマイクロプロセッサを設置し、且つ上述の整合多機能テンキーボードの制御プログラムを該マイクロプロセッサのメモリ中に保存して、マウス機能動作を制御できるようにし、キーボードの数字データのコンピュータへの入力及び計算機の数学演算を制御できるようにして成ることを特徴とするマウス構造を具えたテンキーボード。
2. 該キーモジュールは複数のキーを具え、且つ各キーの底部に導電凸部を設置し、回路基板上にキーボード制御回路を設置し、キーボード制御回路は複数の導電線を配置して成る複数の接続点を形成し、各接続点は導電凸部の下方箇所に対応するようにして成ることを特徴とする請求項1記載のマウス構造を具えたテンキーボード。
3. 該キーボード本体表面に複数の機能キーを設け、その複数の機能キーは切り換えスイッチを含み、コンピュータテンキーボードモード、または計算機モード、マウス機能モードを選択操作するのに用いるようにして成ることを特徴とする請求項１記載のマウス構造を具えたテンキーボード。
   

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