JP2005227337A - 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することが可能な電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】表示マトリクス部105の行方向に沿って配列された画素回路200群の各有機EL素子210に複数の電荷回収線L(N,M)を接続し、電荷回収部104は、有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷を電荷回収線L(N,M)を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器に関し、詳細には、アクティブマトリクス駆動法によって駆動される電気光学装置において、消費電力を低減するのに好適な電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)などの電子機器に、有機ELやLEDなどの自発光素子により表示を行う表示装置が用いられつつある。この理由は、同じようなディスプレイ・デバイスとして用いられる液晶装置と比較すると、コントラスト比が高い点や、視野角依存性が小さい点、応答が高速である点、バックライトまたはフロントライトが不要であり、これに伴って薄型化(条件によっては低消費電力化)に有利である点などが評価されているからである。
自発光素子により表示を行う表示装置は、駆動方式によって分類すると、液晶装置と同様に、トランジスタ等の能動素子を用いて画素を駆動するアクティブ・マトリクス型と、能動素子を用いないで画素を駆動するパッシブ・マトリクス型とに大別することができる。このうち、前者に係るアクティブ・マトリクス型では、画素毎に表示を制御することができるので、高解像度化しても高い表示能力を確保することができる点や、画素に少ない電流を比較的長時間流すことができるので、駆動電圧が低くて済み、低消費電力化に有利である点などにおいて、後者に係るパッシブ・マトリクス型と比較して有利とされている。
従来の有機EL装置においては、各EL素子からの電荷の放電を、各EL素子の電極を単に接地させることにより行っていたため、各行の表示の際に、EL素子に充電した電荷はその都度捨てられることになり、EL素子の駆動のための消費電力が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、こうした問題を解決するために、特許文献1では、パッシブ・マトリクス型のEL装置において、選択期間を終えたEL素子に蓄積された電荷を電荷蓄積用のコンデンサに蓄え、つぎに選択されるEL素子に電荷を移すことにより、次に選択される発光素子は、既に発光のための閾値電圧付近まで充電がなされているため、発光閾値電圧に達成するまでの電源側からの充電電流を低減して、EL素子の駆動時の消費電力を低減させることが提案されている。
また、特許文献2では、パッシブ・マトリクス型のEL装置において、走査電圧を印加する走査電極(表示行)の切替時に、正電圧または負電圧供給ラインに走査電圧を印加していない状態で、次の表示行と電圧供給ラインとを接続するFETをONして、表示制御終了後にEL素子に蓄積された電荷の一部を次の表示行のEL素子に直接移動させることにより、EL素子の駆動時の消費電力を低減させることが提案されている。
特開昭63−168998号公報 特開平8−106982号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の技術を、画質および消費電力の点で優れるアクティブ・マトリクス型のEL装置に適用した場合には、アクティブ・マトリクス型のEL装置においては、EL素子が非発光となる期間は、通常、階調データを書き込む期間のみであるため、EL素子の発光が終了し非発光となるタイミングでEL素子の電荷を取り出したとしても、次に選択されるEL素子は非発光となるため省電力化を図ることはできないという問題がある。また、特許文献1,2の技術では、EL素子に蓄積した電荷の再利用は、昇圧動作を行っていないため、EL素子の発光閾値以上の電圧レベルの電源等には電荷を移すことができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することが可能な電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、および電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、アクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置において、電流駆動型の発光素子を含む複数の画素回路がマトリクス状に配列された表示マトリクス部と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数の走査線と、前記表示マトリクス部の列方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数のデータ線と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群の各発光素子にそれぞれ接続された複数の電荷回収線と、前記複数の走査線に接続され、前記表示マトリクス部の1つの行を選択するための走査線駆動回路と、前記発光素子の発光の階調に応じたデータ信号を生成して、前記複数のデータ線のうちの少なくとも1つのデータ線上に出力するデータ線駆動回路と、前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷回収線を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷回収部と、を備えたことを特徴とする。
これにより、アクティブマトリクス駆動される電気光学装置において、電荷回収部は、発光素子に蓄積される電荷を電荷回収線を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用することにより、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することができる。この結果、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することが可能な電気光学装置を提供することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷回収部は、前記発光素子に蓄積される電荷を蓄積するための電荷蓄積用コンデンサと、前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送するための回収タイミング信号を生成して、電荷回収回路に出力する回収タイミング生成回路と、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給するための再利用タイミング信号を生成して、前記電荷回収回路に出力する再利用タイミング生成回路と、前記回収タイミング信号に従って、前記発光素子の容量に蓄積された電荷を電荷蓄積用コンデンサに転送し、また、前記再利用タイミング信号に従って、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する前記電荷回収回路と、を含むことが望ましい。
これにより、電荷回収部は、発光素子に蓄積される電荷を電荷蓄積用コンデンサに転送して蓄積し、当該電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として利用することができ、簡単な回路構成および制御で発光素子に蓄積される電荷の回収および再利用を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷回収部は、前記走査線駆動回路によって走査線が選択される期間内に、当該選択された走査線に接続される画素回路群の発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電し、かつ、当該電荷蓄積用コンデンサに蓄積される電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することが望ましい。
これにより、走査線選択期間内に、当該走査線に接続される画素回路群の発光素子に蓄積される電荷の回収および利用を行うことができ、発光素子に蓄積される電荷の効率的な回収および利用を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷蓄積用コンデンサは、複数の電荷蓄積用コンデンサが直列接続されてなり、当該直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することが望ましい。これにより、直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することができ、発光素子の発光閾値電圧以上の電力を再利用することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、さらに、前記複数のデータ線の寄生容量をプリチャージするためのプリチャージ回路を備え、前記直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷は、前記プリチャージ回路に電力として供給されることが望ましい。これにより、プリチャージ回路に発光素子の発光閾値電圧以上の電力を供給することができ、データ線の電圧を発光用電源電圧付近まで上昇させることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記発光素子は、有機EL素子であることが望ましい。これにより、有機EL素子を備えたアクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置において、有機EL素子の駆動時にその消費電力を低減することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置を電子機器に搭載することが望ましい。これにより、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することが可能な電気光学装置を搭載した電気光学装置を提供することができる。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するために、本発明は、電流駆動型の発光素子を含む複数の画素回路がマトリクス状に配列された表示マトリクス部と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数の走査線と、前記表示マトリクス部の列方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数のデータ線と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群の各発光素子にそれぞれ接続された複数の電荷回収線と、前記複数の走査線に接続され、前記表示マトリクス部の1つの行を選択するための走査線駆動回路と、前記発光素子の発光の階調に応じたデータ信号を生成して、前記複数のデータ線のうちの少なくとも1つのデータ線上に出力するデータ線駆動回路と、を備えたアクティブ・マトリクス型の電気光学装置の駆動方法において、前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷回収線を介して回収して、前記電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷回収再利用工程を含むことを特徴とする。
これにより、アクティブマトリクス駆動される電気光学装置において、電荷回収再利用工程では、発光素子に蓄積される電荷を電荷回収線を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用することにより、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することができる。この結果、発光素子の駆動時にその消費電力を低減することが可能なアクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置の駆動方法を提供することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷回収再利用工程は、前記発光素子の容量に蓄積される電荷を、電荷蓄積用コンデンサに転送するための回収タイミング信号を生成する回収タイミング信号生成工程と、前記回収タイミング信号に従って、前記発光素子の容量に蓄積された電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電する電荷回収工程と、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給するための再利用タイミング信号を生成する再利用タイミング信号生成工程と、前記再利用タイミング信号に従って、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷再利用工程と、を含むことが望ましい。
これにより、電荷回収再利用工程では、発光素子に蓄積される電荷を電荷蓄積用コンデンサに転送して蓄積し、当該電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として利用することができ、簡単な回路構成および制御で発光素子に蓄積される電荷の回収および再利用を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷回収再利用工程では、前記走査線駆動回路によって走査線が選択される期間内に、当該選択された走査線に接続される画素回路群の発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電し、かつ、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積される電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することが望ましい。
これにより、走査線選択期間内に、当該走査線に接続される画素回路群の発光素子に蓄積される電荷の回収および利用を行うことができ、発光素子に蓄積される電荷の効率的な回収および利用を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電荷蓄積用コンデンサは、複数の電荷蓄積用コンデンサが直列接続されており、前記電荷回収再利用工程では、当該直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷が、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として利用されることが望ましい。これにより、直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することができ、発光素子の発光閾値電圧以上の電力を再利用することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、さらに、前記複数のデータ線の寄生容量をプリチャージ回路によりプリチャージするプリチャージ工程を含み、前記直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷は、前記プリチャージ回路に電力として利用されることが望ましい。これにより、プリチャージ回路に発光素子の発光閾値電圧以上の電力を供給することができ、データ線の電圧を発光用電源電圧付近まで上昇させることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記発光素子は、有機EL素子であることが望ましい。これにより、有機EL素子を備えたアクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置の駆動方法において、有機EL素子の駆動時にその消費電力を低減することができる。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書において、「電気光学装置」とは、電気信号を光に変換する装置を言う。また、「ロジック回路部」とは、画素回路を駆動するための広義の回路群を言う。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は実施例1にかかる電気光学装置100の概略構成を示すブロック図である。実施例1に係る電気光学装置100は、図1に示すように、コントローラ101と、データ線駆動回路102と、走査線駆動回路103と、電荷回収部104と、表示マトリクス部105と、昇圧回路106と、電圧安定化回路107と、バッテリ108と、逆流防止用ダイオード109と、安定化コンデンサ110とを備えている。
コントローラ101は、電気光学装置内の各部を制御するとともに、表示マトリクス部105に表示を行わせるための走査線駆動信号とデータ線駆動信号を生成して、走査線駆動回路103とデータ線駆動回路102にそれぞれ供給する。データ線駆動回路102は、表示マトリクス部105のデータ線を駆動する。走査線駆動回路103は、表示マトリクス部105の走査線を駆動する。電荷回収部104は、表示マトリクス部105の発光素子の容量に蓄積される電荷を回収して、電圧安定化回路107に供給する。バッテリ108は、例えば、蓄電池や二次電池からなり、逆流防止用ダイオード109および安定化コンデンサ110を介して、電源電圧を電圧安定化回路107に供給する。逆流防止用ダイオード109は、電荷蓄積用コンデンサ(図4参照)の電荷がバッテリ108へ流れ込むことを防止する。安定化コンデンサ110は電圧安定化回路107の入力電圧を安定化させる。
電圧安定化回路107は、降圧回路などで構成されており、入力電圧を一定レベルの出力電圧で出力するためのものであり、バッテリ108から逆流防止用ダイオード109および電荷蓄積用コンデンサ110を介して入力される電圧を、一定レベルの出力電圧Vccにして、コントローラ101、データ線駆動回路102、走査線駆動回路103、電荷回収部104、および昇圧回路106に供給する。昇圧回路107は、昇圧チョッパ回路等により構成されており、電圧安定化回路107から入力される電圧Vccを電圧VOLに昇圧して、表示マトリクス部105の電源線に供給する。
実施例1においては、表示マトリクス部105以外の回路群(コントローラ101、データ線駆動回路102、走査線駆動回路103、電荷回収部104、表示マトリクス部105と、昇圧回路106と、電圧安定化回路107と、バッテリ108と、逆流防止用ダイオード109と、安定化コンデンサ110)がロジック回路部に該当する。なお、画像処理回路や画像メモリ等が搭載される場合には、これらもロジック回路部に含まれる。
図2は、図1の表示マトリクス部105の内部構造を示す図である。表示マトリクス部105は、マトリクス状に配列されたN×M個の画素回路200を有しており、画素回路200のマトリクスには、その列方向に沿って伸びるM本のデータ線X(m=1〜M)および電源線230と、行方向に沿って伸びるN本の走査線Y(n=1〜N)と、各有機EL素子210に接続され、行方向に沿って伸びるM×N本の電荷回収線L(m=1〜M、n=1〜N)とがそれぞれ接続されている。有機EL素子は、フォトダイオードと同様の電流注入型(電流駆動型)の発光素子であるので、ダイオード210で図示している。なお、データ線は「ソース線」とも呼ばれ、また、走査線は「ゲート線」とも呼ばれる。
コントローラ101(図1参照)は、表示マトリクス部105の表示状態を表す表示データ(画像データ)を、各有機EL素子210の発光の階調を表すマトリクスデータに変換する。マトリクスデータは、1行分の画素回路群を順次選択するための走査線駆動信号と、選択された画素回路群の有機EL素子210に供給するデータ線信号のレベルを示すデータ線駆動信号とを含んでいる。走査線駆動信号とデータ線駆動信号は、走査線駆動回路103とデータ線駆動回路102にそれぞれ供給される。コントローラ101は、また、走査線Y(n)とデータ線X(m)の駆動タイミングのタイミング制御を行う。
走査線駆動回路103は、コントローラ101から供給されるゲート線駆動信号(YCLK、YSP)に基づいて、走査線に走査線選択信号を供給して、複数の走査線Y(n)の中の1本を選択的に駆動して1行分の画素回路群を選択する。データ線駆動回路102は、コントローラ101から供給されるデータ線駆動信号に基づいて、各データ線X(1)〜(M)を介して画素回路210にデータ信号を供給する。このデータ信号に応じて画素回路200の内部状態(後述する)が設定されると、これに応じて有機EL素子210に流れる電流値が制御され、この結果、有機EL素子210の発光の階調が制御される。
図3は、画素回路200の内部構成を示す回路図である。この画素回路200は、m番目のデータ線とn番目の走査線Ynとの交点に配置されている回路である。各画素回路200は、素子駆動回路220と有機EL素子210をそれぞれ有している。同図において、有機EL素子210の容量を210aで図示している。画素回路200内の素子駆動回路220は、データ線X(m)を介して保持キャパシタ223に電荷を蓄積する際に使用されるスイッチTFT221と、有機EL素子210に流れる電流値を制御するための駆動TFT222と、保持キャパシタ223とを有している。スイッチTFT221のゲート電極(G)は走査線Y(n)に接続され、そのソース電極(S)は、データ線X(m)に接続され、そのドレイン電極(D)は、駆動TFT222のゲート電極(G)および保持キャパシタ223の一端と接続されている。
また、駆動TFT222のゲート電極(G)は、スイッチTFT221のドレイン電極(D)および保持キャパシタ223の一端と接続され、そのソース電極(S)は電源線230と接続され、そのドレイン電極(D)は、有機EL素子210に接続されている。保持キャパシタ223は、その一端が電源線230に接続され、他端がスイッチTFT221のドレイン電極(D)と駆動TFT222のゲート電極(G)間に接続されている。
画素回路200の駆動動作を説明する。図3において、走査線駆動回路103は、走査線Y(n)から走査線選択信号を入力してスイッチTFT221をオン状態とし,この状態で、データ線駆動回路102は、データ線X(m)に、有機EL素子210の発光輝度に対応したデータ信号を入力する。これにより、このデータ信号)は、オン状態のスイッチTFT221を介して保持キャパシタ223に保持される。この保持キャパシタ223の保持電圧は、駆動TFT222のゲート電極(G)に印加されるので、電源線230に常時印加されている駆動電圧が駆動TFT222により駆動電流に変換されて、そのドレイン電極(D)から有機EL素子210に供給される。
駆動電流の電流量は、保持キャパシタ223から駆動TFT221のゲート電極(G)に印加される電圧に対応しており、有機EL素子210は、データ線X(m)に供給されたデータ信号に対応した輝度で発光することになり、この動作状態は、スイッチTFT221がオフ状態とされても、保持キャパシタ223の保持電圧により維持される。
図4は、図1の電荷回収部104の内部構成を示す図である。電荷回収部104は、図4に示すように、電荷蓄積用コンデンサ301と、電荷回収回路302と、再利用タイミング生成回路303と、回収タイミング生成回路304とを備えている。電荷蓄積用コンデンサ301は、有機EL素子210の容量210aに蓄えられた電荷を、画素回路200にデータ信号を書き込む間に蓄積する。回収タイミング生成回路304は、有機EL素子210の容量210aに蓄積された電荷を電荷蓄積用コンデンサ301に転送するための回収タイミング信号VRT(1)〜VRT(N)を生成して、電荷回収回路302に出力する。
再利用タイミング生成回路303は、電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積された電荷を電圧安定化回路107に供給するための再利用タイミング信号VGAを生成して、電荷回収回路302に出力する。電荷回収回路302は、表示マトリクス部105の電荷回収線L(1,1)〜L(N,M)に接続されている。電荷回収回路302は、電荷回収線L(1,1)〜L(N,M)に接続されている各有機EL素子210の容量210aに蓄積された電荷を、回収タイミング生成回路303から供給される回収タイミング信号VRT(1)〜VRT(N)に基づいて、電荷蓄積用コンデンサ301に転送して充電する。また、電荷回収回路302は、再利用タイミング生成回路303から入力される再利用タイミング信号VGAに基づいて、電荷蓄積用コンデンサ301に充電された電荷を電力VQCとして電圧安定化回路107に供給する。
図5は、電荷回収回路302の内部構成を示す回路図である。電荷回収回路302は、図5に示すように、放電用スイッチTFT401と、N×M個の充電用スイッチTFT402と、N×M個のダイオード403と、ダイオード404とを備えている。各充電用スイッチTFT402は、ゲート電極(G)が回収タイミング生成回路404に接続され、ソース電極(S)が各ダイオード403を介して回収ラインL(m,n)に接続され、ドレイン電極(D)が電荷蓄積用コンデンサ301の一端側に接続されている。
放電用スイッチTFT401は、そのゲート電極(G)が再利用タイミング生成回路303に接続されており、そのソース電極(S)は、逆流防止用ダイオード404を介して電圧安定回路107に接続され、そのドレイン電極(D)は、電荷蓄積用コンデンサ401の一端側に接続されている。また、電荷蓄積用コンデンサ301は、一端側が各充電用スイッチTFT402のドレイン電極(D)および放電用スイッチTFT401のソース電極(S)に接続され、他端側は接地されている。
次に、電荷回収部104の電荷の回収と利用の動作を図6のタイミングチャートを参照して説明する。図6は、電荷回収部104の電荷の回収と再利用の動作を説明するためのタイミングチャートである。同図において、Gn(1)〜Gn(N)は、走査線駆動回路103から出力される走査線Y(1)〜Y(N)の走査線選択信号を示しており、「Hレベル」でアクティブとなる。VRT(1)〜VRT(N)は、回収タイミング生成回路304から電荷回収回路302に出力される信号であり、各電荷回収線L(n,m)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷を、走査線Y(n)に接続される有機EL素子210単位で電荷蓄積用コンデンサ301に転送して充電するための回収タイミング信号を示しており、「Hレベル」でアクティブとなる。VGAは、再利用タイミング生成回路303から電荷回収回路302に供給される信号であり、電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積された電荷を電圧安定化回路107に電力VQCとして供給するための再利用タイミング信号であり、「Hレベル」でアクティブとなる。
図6において、まず、走査線選択信号Gn(1)が「Hレベル」となると、走査線Y(1)に接続される画素回路200のスイッチTFT221がオン状態となり、この状態で、データ線X(1)〜X(M)に、有機EL素子210の発光輝度に対応したデータ信号を入力する。これにより、このデータ信号は、オン状態のスイッチTFT221を介して保持キャパシタ223に保持される。この保持キャパシタ223の保持電圧は、駆動TFT222のゲート電極(G)に印加されるので、電源線230に常時印加されている駆動電圧が駆動TFT222により駆動電流に変換されて、そのドレイン電極(D)から有機EL素子210に供給され、その容量210bに電荷が蓄積される。
走査線選択信号Gn(1)の「Hレベル」となるT1期間(1H:走査線選択期間)内に、走査線X(1)に接続される、すなわち電荷回収線L(1,1)〜L(1,M)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷の回収および再利用が行われる。具体的には、走査線選択信号Gn(1)が「Hレベル」となった直後に、回収タイミング信号VRT(1)がT2期間(電荷蓄積期間)、「Hレベル」となる。これにより、電荷回収回路302の充電用TFT402がオン状態となり、電荷回収ラインL(1,1)〜L(1,M)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷が、電荷蓄積用コンデンサ301に転送されて充電される。この後、回収タイミング信号VRT(1)が「Lレベル」となり、再利用タイミング信号VGAがT3期間(電荷再利用期間)、「Hレベル」となる。これにより、電荷回収回路402の放電用TFT401がオン状態となり、電荷蓄積用コンデンサ301に充電された電荷が放電されて、電力VQCが電圧安定化回路107に供給される。
同様に、走査線Y(2)〜Y(N)の走査線選択信号Gn(2)〜Gn(N)が「Hレベル」となる期間内に、それぞれ走査線Y(2)〜Y(N)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷の回収および再利用が行われる。
以上説明したように、実施例1によれば、表示マトリクス部105の行方向に沿って配列された画素回路200群の各有機EL素子210に複数の電荷回収線L(N,M)を接続し、電荷回収部104は、有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷を電荷回収線L(N,M)を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することとしたので、発光素子に蓄積される電荷を回収して、ロジック回路部で再利用することができ、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置において、有機EL素子の駆動時にその消費電力を低減することができる。
また、実施例1によれば、電荷回収部104は、有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷を蓄積するための電荷蓄積用コンデンサ301と、有機EL素子210に蓄積される電荷を電荷蓄積用コンデンサ301に転送するための回収タイミング信号を生成して、電荷回収回路302に出力する回収タイミング生成回路304と、電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給するための再利用タイミング信号を生成して、電荷回収回路302に出力する再利用タイミング生成回路303と、回収タイミング信号に従って、有機EL素子210の容量210aに蓄積された電荷を電荷蓄積用コンデンサ301に転送し、また、再利用タイミング信号に従って、電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積された電荷を、ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給する電荷回収回路302と、を有しているので、有機EL素子210に蓄積される電荷を電荷蓄積用コンデンサ301に転送して蓄積し、当該電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として利用することができ、簡単な回路構成および制御で有機EL素子に蓄積される電荷の回収および利用を行うことができる。
また、実施例1によれば、電荷回収部104は、走査線駆動回路103によって走査線Y(n)が選択される期間内に、当該選択された走査線Y(n)に接続される画素回路210群の有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷を電荷蓄積用コンデンサ301に転送して充電し、かつ、当該電荷蓄積用コンデンサ301に蓄積される電荷を、ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することとしたので、走査線選択期間内に、当該走査線に接続される画素回路200群の有機EL素子210に蓄積される電荷の回収および利用を行うことができ、有機EL素子210に蓄積される電荷の効率的な回収および再利用を行うことができる。
図7は実施例2にかかる電気光学装置500の概略構成を示すブロック図である。実施例2に係る電気光学装置500は、電荷蓄積用コンデンサを複数設け、有機EL素子210の発光閾値以上の電圧レベルの電力を再利用するものである。実施例2においては、実施例1と共通する部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図7は、実施例2にかかる電気光学装置500の概略構成を示すブロック図である。この電気光学装置500は、電流駆動型の発光素子である有機EL素子を用いた有機EL装置である。実施例2に係る電気光学装置500は、図7に示すように、コントローラ501と、データ線駆動回路502と、走査線駆動回路503と、電荷回収部504と、表示マトリクス部505と、プリチャージ回路506と、昇圧回路507と、バッテリ508と、逆流防止用ダイオード509と、安定化コンデンサ510とを備えている。
コントローラ501は、電気光学装置内の各部を制御するとともに、表示マトリクス部505に表示を行わせるための走査線駆動信号とデータ線駆動信号を生成して、走査線駆動回路503とデータ線駆動回路502にそれぞれ供給する。データ線駆動回路502は、表示マトリクス部505のデータ線を駆動する。走査線駆動回路503は、表示マトリクス部505の走査線を駆動する。電荷回収部504は、表示マトリクス部505の発光素子の容量に蓄積される電荷を回収して、プリチャージ回路506に供給する。
プリチャージ回路506は、表示マトリクス部505のデータ線に寄生する容量をプリチャージする。バッテリー508は、例えば、蓄電池や二次電池からなり、電源電圧を昇圧回路507に供給する。昇圧回路507は、例えば、昇圧チョッパ回路等により構成されており、バッテリー508から入力される電圧を所望の電圧Vccに昇圧して、コントローラ501、データ線駆動回路502、走査線駆動回路503、および電荷回収部504等(接続線不図示)に供給するとともに、逆流防止用ダイオード509および安定化コンデンサ510を介して、プリチャージ回路506に供給する。逆流防止用ダイオード509は、電荷蓄積用コンデンサ(図9参照)の電荷が昇圧回路509へ流れ込むことを防止する。安定化コンデンサ510は昇圧回路509の出力電圧を安定化させる。
なお、実施例2においては、表示マトリクス部505以外の回路群(コントローラ501、データ線駆動回路502、走査線駆動回路503、電荷回収部504、プリチャージ回路506、昇圧回路507、バッテリ508、逆流防止用ダイオード509、および安定化コンデンサ510)がロジック回路部に該当する。
図8は、図7の表示マトリクス部505およびプリチャージ回路506の内部構造を示す図である。図8において、データ線X(m)に寄生する寄生容量をC1で示している。プリチャージ回路506は、図8に示すように、プリチャージ電圧生成回路601と、プリチャージタイミング生成回路602と、プリチャージ電圧供給線603と、プリチャージ信号供給線604と、M個のプルアップ用TFT605を備えている。
プリチャージ電圧生成回路506は、昇圧回路507および電荷回収部504から電力VCCHが供給され、階調データを画素回路210に書き込む前に、データ線Y(m)の寄生容量C1を充電するためのプリチャージ電圧を生成して、プリチャージ電圧供給線603に供給する。プリチャージタイミング生成回路602は、データ線Y(m)の寄生容量C1を充電するためのプリチャージ信号PREINを生成し、プルアップ用TFT605のゲート電極(G)を駆動する。
各プルアップ用TFT605は、そのゲート電極(G)が、プリチャージ信号供給線604に接続され、ソース電極(S)がプリチャージ電圧供給線603に接続され、ドレイン電極(D)がデータ線Y(m)に接続されている。プルアップ用TFT605は、プリチャージ信号PREINに応じて、プリチャージ電圧生成回路601から供給されるプリチャージ電圧をデータ線Y(m)に供給して、データ線Y(m)の寄生容量C1をプリチャージする。
図9は、実施例2に係る電荷回収部504の構成を示す図である。電荷回収部504は、2つの電荷蓄積コンデンサ701,702を備えている。図10は、実施例2に係る電荷回収回路302の内部構成を示す回路図である。実施例2に係る電荷回収回路302は、図10に示すように、N×M個の充電用スイッチTFT704と、N×M個のダイオード705と、第1放電用スイッチTFT703,第2放電用スイッチTFT707、第3放電用スイッチTFT708と、ダイオード706と、インバータ709とを備えている。
第1放電用スイッチTFT703は、そのゲート電極(G)が再利用タイミング生成回路303に接続されており、そのソース電極(S)が、逆流防止用のダイオード706を介してプリチャージ回路506に接続され、そのドレイン電極(D)が、電荷蓄積用コンデンサ701の一端側に接続されている。
各充電用スイッチTFT704は、ゲート電極(G)が回収タイミング生成回路304に接続され、ソース電極(S)が逆流防止用のダイオード705を介して回収ラインL(m,n)に接続されている。そのゲート電極(G)が電荷回収線L(1,1)〜L(N/2、M)に接続されている充電用スイッチTFT704のドレイン電極(S)は電荷蓄積用コンデンサ701の一端側に接続されている。また、そのゲート電極(G)が電荷回収線L(N/2+1,1)〜L(N、M)に接続されている充電用スイッチTFT704のドレイン電極(S)は電荷蓄積用コンデンサ702の一端側に接続されている。すなわち、電荷回収線L(1,1)〜L(N/2、M)に接続されている有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷は、電荷蓄積用コンデンサ701に転送されて充電され、電荷回収線L(N/2+1,1)〜L(N、M)に接続されている有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷は、電荷蓄積用コンデンサ702に転送されて充電される。
第2放電用スイッチTFT707は、そのゲート電極(G)がインバータ709を介して、再利用タイミング生成回路303に接続されており、そのソース電極(S)が、電荷蓄積用コンデンサ701の他端側および第3放電用スイッチTFT708のソース電極(S)に接続され、そのドレイン電極(D)は接地されている。第3放電用スイッチTFT708は、そのゲート電極(G)が再利用タイミング生成回路303に接続されており、そのソース電極(S)は、電荷蓄積用コンデンサ701の他端側および第2放電用スイッチTFT707のソース電極(S)に接続され、そのドレイン電極(D)は、電荷蓄積用コンデンサ702の一端側に接続されている。
電荷蓄積用コンデンサ701と702とは、第3放電用スイッチTFT708を介して直列接続されている。電荷蓄積用コンデンサ701は、その一端側が電荷回収線L(1,1)〜L(N/2、M)に接続されている充電用スイッチTFT704および第1放電用スイッチTFT703のドレイン電極(D)に接続され、その他端側が、第2放電用スイッチTFT707および第2放電用スイッチTFTのソース電極(S)に接続されている。電荷蓄積用コンデンサ702は、その一端側が電荷回収線L(N/2+1,1)〜L(N、M)に接続されている充電用スイッチTFT704のドレイン電極(D)および第2放電用スイッチTFT707のドレイン電極(D)に接続され、その他端側が接地されている。
次に、プリチャージ回路506の動作および電荷回収部504の電荷の回収と再利用の動作を図11のタイミングチャートを参照して説明する。図11は、プリチャージ回路506の動作および電荷回収部504の電荷の回収と再利用の動作を説明するためのタイミングチャートである。同図において、PREINは、プリチャージタイミング生成回路602からプルアップ用TFT605のゲート電極(G)を供給されるプリチャージ信号を示しており、「Hレベル」でアクティブとなる。
図11において、プリチャージ回路506によるプリチャージ動作は、各走査線Y(n)が選択される前に行われる。まず、プリチャージ信号PREINが「Hレベル」となると、プルアップ用TFT605がオン状態となり、プリチャージ電圧供給線603を介して各データ線X(1)〜X(M)に電圧が供給されてデータ線X(1)〜X(M)の寄生容量C1が充電される。プリチャージ信号PREINが「Lレベル」となった後に、走査線選択信号G(1)が「Hレベル」となり、走査線Y(1)に接続される画素回路210のスイッチTFT221がオン状態となり、この状態で、データ線X(1)〜X(m)に、有機EL素子210の発光輝度に対応したデータ信号を入力する。
これにより、このデータ信号は、オン状態のスイッチTFT221を介して保持キャパシタ223に保持される。この保持キャパシタ223の保持電圧は、駆動TFT222のゲート電極(G)に印加されるので、電源線230に常時印加されている駆動電圧が駆動TFT222により駆動電流に変換されて、そのドレイン電極(D)から有機EL素子210に供給され、有機EL素子210の容量210aに電荷が蓄積される。
走査線選択信号Gn(1)が「Hレベル」のT1期間(1H:走査線選択期間)内に、走査線X(1)に接続される有機素子210の容量201aに蓄積される電荷の回収および再利用が行われる。具体的には、走査線選択信号Gn(1)が「Hレベル」となった直後に、回収タイミング信号VRT(1)がT2期間(電荷蓄積期間)、「Hレベル」となり、これにより、電荷回収回路302の充電用TFT704がオン状態となって、走査線Y(1)に接続される、すなわち電荷回収線L(1,1)〜L(1,M)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷が電荷蓄積用コンデンサ701に転送されて充電される。
回収タイミング信号VRT(1)が「Lレベル」となり、電荷蓄積用コンデンサ701の充電動作が終了すると、再利用タイミング信号VGAがT3期間(電荷再利用期間)、「Hレベル」となる。これにより、電荷回収回路302の第1放電用TFT703がオン状態、第2充電用TFT707がOFF状態、第3充電用TFT708がON状態となって、電荷蓄積用コンデンサ701,702が導通状態となり、チャージポンプ動作が行わわれ、直列接続される電荷蓄積用コンデンサ701,702に蓄積される電荷が第1放電用スイッチTFT703のソース電極(S)を介して、電力VQCとしてプリチャージ回路506に供給される。
同様に、走査線Y(2)〜Y(N)の走査線選択信号Gn(2)〜Gn(N)が「Hレベル」となる期間内に、それぞれ走査線Y(2)〜Y(N)に接続される有機EL素子210の容量210aに蓄積される電荷の回収および再利用が行われる。
以上説明したように、実施例2によれば、電荷蓄積用コンデンサ701,702を直列接続し、電荷蓄積用コンデンサ701,702の電荷を、プリチャージ回路506に電力として供給することとしたので、これにより、直列接続された電荷蓄積用コンデンサ701,702の電荷をプリチャージ回路506に供給することができ、有機EL素子210の発光閾値電圧以上の電力をプリチャージ回路506に供給することができる。
なお、本発明は、上記実施例1〜2に限定されるものではなく、各実施例を組み合わせて実施することも可能である。また、本発明は、有機EL素子以外の発光素子を用いた電気光学装置にも適用可能である。例えば、駆動電流に応じて発光の階調が調整可能な他の種類の発光素子(LEDやFED(Field Emission Display)など)を有する電気光学装置にも適用することができる。
(電子機器への適用例)
つぎに、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器の具体例について図12〜図14を参照して説明する。図12は、本発明に係る電気光学装置を可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)800の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ800は、キーボード801を備えた本体部802と、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部803とを備えている。
図13は、本発明に係る電気光学装置を携帯電話機900の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機900は、複数の操作ボタン901のほか、受話口902、送話口903とともに、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部904を備えている。
図14は、本発明に係る電気光学装置をディジタルスチルカメラ1000の表示パネルに適用した例を示す斜視図である。なお、外部機器との接続についても簡易的に示している。通常のカメラは、被写体の光像によってフィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1000は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子の光電変換によって撮像信号を生成するものである。ここで、ディジタルスチルカメラ1000のケース1001の背面には、本発明に係る電気光学装置を用いた表示パネル10020が設けられており、CCDによる撮像信号に基づいて表示が行われる。このため、表示パネル1002は、被写体を表示するファイダとして機能する。また、ケース1001の観察側(図においては裏面側)には、光学レンズやCCD等を含んだ受光ユニット1003が設けられている。
ここで、撮影者が表示パネル1002に表示された被写体像を確認して、シャッタボタン1004を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板1005のメモリに転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1000にあっては、ケース1001の側面に、ビデオ信号出力端子1006と、データ通信用の入出力端子1007とが設けられている。そして、図に示されるように、前者のビデオ信号出力端子1006には、テレビモニタ3000が、また、後者のデータ通信用の入出力端子1007にはパーソナルコンピュータ2000が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作によって、回路基板1005のメモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ3000や、パーソナルコンピュータ2000に出力される。
本発明に係る電気光学装置は、上述した携帯電話機、ノートパソコン、およびディジタルスチルカメラ以外にも、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、およびPOS端末機などの電子機器に広く適用することができる。
本発明の電気光学装置は、有機EL表示装置、LED表示装置、FED表示装置、エレクトロミック調光ガラス、電子ペーパー、照明装置、およびプリンタヘッド等に広く利用可能である。また、本発明に係る電子機器は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、携帯型パーソナルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ディジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、テレビ電話機、およびPOS端末機などの電子機器に広く利用することができる。
実施例1にかかる電気光学装置の概略構成を示すブロック図。 表示マトリクス部の内部構造を示す図。 画素回路の内部構成を示す回路図。 電荷回収部の内部構成を示す図。 電荷回収回路の内部構成を示す回路図。 電荷回収部の電荷の回収と利用の動作を説明するためのタイミングチャート。 実施例2にかかる電気光学装置500の概略構成を示すブロック図。 表示マトリクス部およびプリチャージ回路の内部構造を示す図。 電荷回収部の内部構成を示す図。 電荷回収回路の内部構成を示す回路図。 プリチャージ回路の動作および電荷回収部の電荷の回収と利用の動作を説明するためのタイミングチャート。 本発明に係る電気光学装置を可搬型のパーソナルコンピュータの表示部に適用した例を示す斜視図。 本発明に係る電気光学装置を携帯電話機の表示部に適用した例を示す斜視図。 本発明に係る電気光学装置をディジタルスチルカメラの表示パネルに適用した例を示す斜視図。
符号の説明
100 電気光学装置、101 コントローラ、102 データ線駆動回路、103 走査線駆動回路、104 電荷回収部104、105 表示マトリクス部、106 昇圧回路、107 電圧安定化回路、108 バッテリ、109 逆流防止用ダイオード、110 安定化コンデンサ、200 画素回路、210 有機EL素子、220 素子駆動回路、221 スイッチTFT、222 駆動TFT、223 保持キャパシタ、301 電荷蓄積用コンデンサ、302 電荷回収回路、303 再利用タイミング生成回路、304 回収タイミング生成回路、401 放電用スイッチTFT、402 充電用スイッチTFT、403,404 ダイオード、500 電気光学装置、501 コントローラ、502 データ線駆動回路、503 走査線駆動回路、504 電荷回収部、505 表示マトリクス部、506 プリチャージ回路、507 昇圧回路、508 バッテリ、509 逆流防止用ダイオード、510 安定化コンデンサ、601 プリチャージ電圧生成回路、602 プリチャージタイミング生成回路、603 プリチャージ電圧供給線、604 プリチャージ信号供給線、605 プルアップ用TFT、701,702 電荷蓄積コンデンサ、703 第1放電用スイッチTFT、704 充電用スイッチTFT、705,706 ダイオード、707 第2放電用スイッチTFT、708 第3放電用スイッチTFT、709 インバータ、800 パーソナルコンピュータ、801 キーボード、802 本体部、803 表示部、900 携帯電話機、901 操作ボタン、902 受話口、903 送話口、904 表示部、1000 ディジタルスチルカメラ、1001 ケース、1002 表示パネル1002、1003 受光ユニット、1004 シャッタボタン、1005 回路基板、1006 ビデオ信号出力端子、1007 通信用入出力端子、2000 パーソナルコンピュータ、3000 テレビモニタ

Claims (13)

  1. アクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置において、
    電流駆動型の発光素子を含む複数の画素回路がマトリクス状に配列された表示マトリクス部と、
    前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された
    複数の走査線と、
    前記表示マトリクス部の列方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された
    複数のデータ線と、
    前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群の各発光素子にそれぞれ接続された複数の電荷回収線と、
    前記複数の走査線に接続され、前記表示マトリクス部の1つの行を選択するための走査線駆動回路と、
    前記発光素子の発光の階調に応じたデータ信号を生成して、前記複数のデータ線のうちの少なくとも1つのデータ線上に出力するデータ線駆動回路と、
    前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷回収線を介して回収して、電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷回収部と、
    を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記電荷回収部は、
    前記発光素子に蓄積される電荷を蓄積するための電荷蓄積用コンデンサと、
    前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送するための回収タイミング信号を生成して、電荷回収回路に出力する回収タイミング生成回路と、
    前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給するための再利用タイミング信号を生成して、前記電荷回収回路に出力する再利用タイミング生成回路と、
    前記回収タイミング信号に従って、前記発光素子の容量に蓄積された電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送し、また、前記再利用タイミング信号に従って、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する前記電荷回収回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記電荷回収部は、
    前記走査線駆動回路によって走査線が選択される期間内に、当該選択された走査線に接続される前記画素回路群の発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電し、かつ、当該電荷蓄積用コンデンサに蓄積される電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記電荷蓄積用コンデンサは、複数の電荷蓄積用コンデンサが直列接続されており、
    当該直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電気光学装置。
  5. さらに、前記複数のデータ線の寄生容量をプリチャージするためのプリチャージ回路を備え、
    前記直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷は、前記プリチャージ回路に電力として供給されることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記発光素子は、有機EL素子であることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
  8. 電流駆動型の発光素子を含む複数の画素回路がマトリクス状に配列された表示マトリクス部と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数の走査線と、前記表示マトリクス部の列方向に沿って配列された画素回路群にそれぞれ接続された複数のデータ線と、前記表示マトリクス部の行方向に沿って配列された画素回路群の各発光素子にそれぞれ接続された複数の電荷回収線と、前記複数の走査線に接続され、前記表示マトリクス部の1つの行を選択するための走査線駆動回路と、前記発光素子の発光の階調に応じたデータ信号を生成して、前記複数のデータ線のうちの少なくとも1つのデータ線上に出力するデータ線駆動回路と、を備えたアクティブ・マトリクス駆動される電気光学装置の駆動方法において、
    前記発光素子に蓄積される電荷を前記電荷回収線を介して回収して、前記電気光学装置のロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷回収再利用工程を含むことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  9. 前記電荷回収再利用工程は、
    前記発光素子の容量に蓄積される電荷を、電荷蓄積用コンデンサに転送するための回収タイミング信号を生成する回収タイミング信号生成工程と、
    前記回収タイミング信号に従って、前記発光素子に蓄積された電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電する電荷回収工程と、
    前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷をロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給するための再利用タイミング信号を生成する再利用タイミング信号生成工程と、
    前記再利用タイミング信号に従って、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として再利用する電荷再利用工程と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法。
  10. 前記電荷回収再利用工程では、
    前記走査線駆動回路によって走査線が選択される期間内に、当該選択された走査線に接続される画素回路群の発光素子に蓄積される電荷を前記電荷蓄積用コンデンサに転送して充電し、かつ、前記電荷蓄積用コンデンサに蓄積される電荷を、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として供給することを特徴とする請求項9に記載の電気光学装置の駆動方法。
  11. 前記蓄積用コンデンサは、複数の電荷蓄積用コンデンサが直列接続されており、
    前記電荷回収再利用工程では、
    前記直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷が、前記ロジック回路部の少なくとも一部の電力として利用されることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電気光学装置の駆動方法。
  12. さらに、前記複数のデータ線の寄生容量をプリチャージ回路によりプリチャージするプリチャージ工程を含み、
    前記直列接続された複数の電荷蓄積用コンデンサの電荷は、前記プリチャージ回路に供給されることを特徴とする請求項11に記載の電気光学装置の駆動方法。
  13. 前記発光素子は、有機EL素子であることを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれか1つに記載の電気光学装置の駆動方法。
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