JP2005226758A - 温度応動弁 - Google Patents

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JP2005226758A JP2004036581A JP2004036581A JP2005226758A JP 2005226758 A JP2005226758 A JP 2005226758A JP 2004036581 A JP2004036581 A JP 2004036581A JP 2004036581 A JP2004036581 A JP 2004036581A JP 2005226758 A JP2005226758 A JP 2005226758A
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Masahisa Hiroya
昌久 広谷
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Abstract

【課題】 異物を確実に掻き落とすことができるようにする。
【解決手段】 入口1と出口2を有する本体3に蓋4をねじ結合して内部に弁室5を有する弁ケーシングを形成し、弁室5と出口2の間に弁室5と出口2を連通する弁口8を設け、一端側に弁口8を開閉する弁体13を一体に設けた弁軸12の他端側を弁軸嵌合孔18に変位自在に嵌合して配置し、弁軸12の周りに感温部材としてのバイメタル積層体28を配置し、蓋4の回転に伴って回転するように弁軸12を蓋4に連結し、蓋4を回転させて弁体13を回転させることにより、弁口8に付着する異物を弁体13で掻き落とす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被制御流体で加熱冷却され、その温度に応じて変形する感温部材により弁口を開閉する温度応動弁に関する。本発明の温度応動弁は所定温度以上あるいは以下の流体を系外に排出したり、複数の流体を混合して所定温度の流体にしたりする場合に用いられ、特に所定温度以下の復水を自動的に排出する温調トラップとして用いる場合に好適なものである。
従来の温度応動弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、弁軸嵌合孔を有する調節棒を弁ケーシングにねじ結合し、一端側に弁口を開閉する弁体を設けた弁軸の他端側を弁軸嵌合孔に変位自在に嵌合して配置し、弁軸の周りに感温部材を配置し、感温部材の変形作用で弁軸を軸方向に変位させて弁体で弁口を開閉するものにおいて、調節棒の回転に伴って回転するように弁軸を調節棒に連結し、調節棒による弁軸の回転により弁体を回転させて異物を掻き落とすものである。
上記従来の温度応動弁は、小径の調節棒を回転させて弁体を回転させるものであるので、弁体の回転力が比較的弱いために、異物を確実に掻き落とすことができない問題があった。
特開2002−372166号公報
解決しようとする課題は、異物を確実に掻き落とすことができるようにすることである。
本発明は、入口と出口を有する本体に蓋を締結して内部に弁室を有する弁ケーシングを形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、一端側に弁口を開閉する弁体を設けた弁軸の他端側を弁軸嵌合孔に変位自在に嵌合して配置し、弁軸の周りに感温部材を配置し、感温部材の変形作用で弁軸を軸方向に変位させて弁体で弁口を開閉するものにおいて、蓋の回転に伴って回転するように弁軸を蓋に連結し、蓋を回転させて弁体を回転させることを特徴とする。
本発明は、異物を確実に掻き落とすことができるので、排出流量の減少や弁口が詰まってしまうことがないという優れた効果を生じる。
本発明の温度応動弁は、蓋の回転に伴って回転するように弁軸を蓋に連結し、蓋を回転させて弁体を回転させるものである。すなわち、大径の蓋を回転させて弁体を回転させるものであるので、大きな力で弁体を回転させることができる。そのため、異物を確実に掻き落とすことができる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。入口1と出口2を有する本体3に蓋4をねじ結合して内部に弁室5を有する弁ケーシングを形成する。本体3と蓋4の間には気密用のOリング11を介在させる。弁室5には入口1が通孔6を通して連通し、出口2が弁体嵌合孔7と弁口8と通孔9を通して連通する。弁体嵌合孔7と弁口8は本体3にねじ結合した弁座部材10に形成する。弁口8は弁体嵌合孔7よりも小径に形成する。弁口8に対向して弁軸12を配置する。弁軸12の下端には弁口8を開閉する円錐状の弁体13を一体に設ける。弁軸12の弁体13の上方に弁体嵌合孔7に変位自在に嵌合する二面幅から成る刃物15を一体に設ける。二面幅から成る刃物15は弁室5内の流体を弁口8側に通過させ、その下端で弁口8が開口する弁体嵌合孔7の奥壁14に付着した異物を削除する。弁口8は異物が堆積し難いように短く、例えば弁体13とのシール面から約1mmの長さに形成する。
弁軸12の上端側は蓋4に設けた弁軸嵌合孔18に変位自在に嵌合する。弁体嵌合孔7と弁口8と弁軸嵌合孔18は同一軸上に形成する。蓋4は上下方向に一文字の溝22を有し、弁軸12の上部に貫通して固定した連結棒23が溝22に嵌合する。これにより、弁軸12が蓋4の回転に伴って回転する。溝22と連結棒23を用いずに蓋4の回転に伴って弁軸12を回転させるために、弁軸嵌合孔18の周壁断面を多角形や楕円形等の非真円形に形成し、弁軸12の弁軸嵌合孔18に嵌合する部位の断面を多角形や楕円形等の非真円形に形成してもよい。弁軸12の中央部にばね受け26を固定し、断面ほぼU字状で中央孔と上端の外側に鍔部を設けた中間部材27を、中央孔を弁軸12に変位自在にばね受け26の下端面に当接させて嵌合する。弁軸12の周りで、調節棒17の下端面と中間部材27の鍔部の間に感温部材としてのバイメタル積層体28と平座金29を配置する。バイメタル積層体28はバイメタルディスクを湾曲方向を変えて組み合わせた2枚で一対とし、それを複数対重ねたものである。ばね受け26の上端面と平座金29の下端面の間にばね受け26を弁口8方向に付勢する弁体付勢ばね30を配置する。中間部材27の鍔部と弁室5の底壁の間に復帰ばね31を配置する。
流体は入口1から通孔6を通って弁室5に入り、バイメタル積層体28の周りを流れ、弁体嵌合孔7と弁口8から通孔9を通って出口2に流出する。バイメタル積層体28は周囲の流体の温度が上昇して高温に加熱されると、各バイメタルディスクが湾曲してその度合が大きくなり、平座金29と中間部材27を介して復帰ばね31を圧縮しながら積層方向に伸張する。これに伴い、中間部材27と弁軸12が弁口8方向に変位し、次第に弁口8の開度が小さくなり、終わりには弁体13が弁口8を閉じる。弁体13が弁口8を閉じた後、更に高温の流体が弁室5に流入すると、バイメタル積層体28は復帰ばね31と弁体付勢ばね30を圧縮しながら更に伸張する。このとき、中間部材27は弁口8方向に変位するが、弁軸12は変位しない。弁室5の流体の温度が低下すれば、バイメタル積層体28は湾曲力が小さくなり、復帰ばね31で中間部材27を介して押し戻される。これに伴い、中間部材27と弁軸12が弁口8から離れる方向に変位し、弁口8が開けられて弁室5の流体が出口2に排出される。
排出すべき流体の温度を変更する場合、蓋4を回転させる。蓋4をねじ込めば排出すべき流体の温度が低くなり、蓋4をねじ上げれば排出すべき流体の温度が高くなる。また、蓋4を回転させて弁軸12を回転させ弁体13を回転させることにより、弁軸12に設けた刃物15の下端で弁口8が開口する弁体嵌合孔7の奥壁14に付着する異物を掻き落とし、弁体13で弁口8に付着する異物を掻き落とす。
本発明の温度応動弁の断面図。
符号の説明
1 入口
2 出口
3 本体
4 蓋
5 弁室
7 弁体嵌合孔
8 弁口
10 弁座部材
12 弁軸
13 弁体
14 弁体嵌合孔の奥壁
15 刃物
18 弁軸嵌合孔
28 バイメタル積層体

Claims (1)

  1. 入口と出口を有する本体に蓋を締結して内部に弁室を有する弁ケーシングを形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、一端側に弁口を開閉する弁体を設けた弁軸の他端側を弁軸嵌合孔に変位自在に嵌合して配置し、弁軸の周りに感温部材を配置し、感温部材の変形作用で弁軸を軸方向に変位させて弁体で弁口を開閉するものにおいて、蓋の回転に伴って回転するように弁軸を蓋に連結し、蓋を回転させて弁体を回転させることを特徴とする温度応動弁。
JP2004036581A 2004-02-13 2004-02-13 温度応動弁 Pending JP2005226758A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261466A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Tlv Co Ltd 温度応動弁

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