JP2005224569A - 食品玩具向け粘土様組成物及びその使用法 - Google Patents

食品玩具向け粘土様組成物及びその使用法 Download PDF

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Abstract

【課題】油を使用した食品、特にスナック菓子などを食べた後に、手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることが可能な組成物及びその手法の開発。
【解決手段】手に付着した油成分をとることが可能である10重量%以下の界面活性剤成分と10〜50重量%の主成分が水からなる液体成分と、残部が固体増量剤からなり、可塑性を有することを特徴とする粘土様組成物を食品玩具として添付しておき、食品玩具として別途添付した型に本組成物を入れさせ、それを抜き出させるような手法などによって本組成物に触れさせて、様々な形、例えば人気キャラクターの人形などを容易に整形させることによって、手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることを可能とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、玩具として楽しみながら取り扱うことが可能で、かつ油を使用した食品を食べた後の手の洗浄効果を有する食品玩具向け粘土様組成物に関する。
油を使用した食品、特にスナック菓子などを食べた後は、一般的に手が油まみれになるため、例えばウェットティッシュで手を拭き取る、手を良く洗うなどのことが行われる。しかしながら、例えばカードゲームなどの作業をしながら、そのようなことをする事は煩雑であり、手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることが求められていた。
解決しようとする問題点は、油を使用した食品、特にスナック菓子などを食べた後に、手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることにある。
本発明は、油を使用した食品、特にスナック菓子などを食べた後に手に付着した油成分をとる機能を持たせた食品玩具を添付しておくことで、油成分を簡便にまた楽しくとることを可能とすることを特徴としている。
具体的には、油成分をとる機能を持たせた食品玩具として、10重量%以下の界面活性剤成分と10〜50重量%の主成分が水からなる液体成分と、残部が固体増量剤からなり、可塑性を有することを特徴とする粘土様組成物を調製すること、及び本組成物に触れることで手に付着した油成分をとることにある。
本組成物を触れさせる方法としては、例えば別途添付した型に本組成物を入れさせ、それを抜き出させる手法がある。この場合、様々な形、例えば人気キャラクターの人形などを容易に整形させることも可能となる。
なお、粘土成分と界面活性剤成分が混在した製品は既に多く販売されており、また特開平7−258697には粘土状石鹸について示されている。しかしながら、これらは使用後に水洗が必要であることから、本発明の意図である簡便にまた楽しく手に付着した油成分をとる形態のものとは明らかに異なる。また、食品玩具用としての使用を想定していない。
本発明の食品玩具向け粘土様組成物は、触れることによって簡便に手に付着した油成分をとることも可能となるとともに、例えば別添付した型を併せて使用することで、様々な形、例えば人気キャラクターの人形などを容易に整形可能にすることもできるため、使用者に対して楽しさを与えることも可能となる。
今までの食品玩具は、購入した人に楽しさを与えることをコンセプトとしていたが、手に付着した油成分をとるという生活面での機能性をコンセプトとして有していなかったため、本発明により単なる「おまけ」であった食品玩具の位置づけが変わるという点でも波及効果は大きいと考える。
本発明の特徴は、10重量%以下の界面活性剤成分と10〜50重量%の主成分が水からなる液体成分と、残部が固体増量剤からなり、可塑性を有することを特徴とする食品玩具向け粘土様組成物である。特に食品玩具向けであるので、誤飲リスクを考慮すると、食用ではないものの、可能な限り食品または食品添加物由来の原料を使用することが望ましい。
主原料の一つである界面活性剤成分としては、ヤシ油やパーム油を主体に製造した脂肪酸塩のような石鹸成分でもよいが、食品添加物であるショ糖脂肪酸エステルやポリグリセリン脂肪酸エステルなどの乳化剤の使用が好ましい。その含量であるが、本成分が過剰量含まれると界面活性剤成分の水洗浄が必要となり、本発明の意図に反することとなるため、望ましくは10重量%以下であり、更に望ましくは5重量%以下である。
固体成分に配合される液体成分は、10〜50重量%の主成分が水からなる液体成分が望ましい。製品としての食品玩具向け粘土様組成物の可塑性を調整するだけであれば液体成分は水のみで十分である。しかし、包装されている本組成物を開封して成形する際に必要な時間中、十分な塑性を維持する(乾燥固化することを防ぐ)ためには多価アルコール類を水と併用することが好ましい。
使用できる多価アルコールの添加量や種類は本発明において制限されないが、一例としては、食品添加物でもあるグリセリン、ポリプロピレングリコールなどが挙げられる。これらの多価アルコール類は、液体成分中、80重量%までの量で使用できるが、経済的な観点からは通常、20重量%以下である。
固体増量剤成分は、人体に無害の成分であれば種類に特に制限はなく、例えば、各種化工でん粉類、カルボキシメチルセルロース(CMC)、各種高分子樹脂パウダーのような有機質増量剤、ペントナイト、カオリナイト、タルク、チタン、雲母チタン、各種ケイ酸化合物、各種軟質炭酸化合物、各種重質炭酸化合物、各種金属酸化物、セリサイト、マイカ、モンモリロナイト、ゼオライトなどの無機質増量剤が挙げられるが、食品または食品添加物である各種化工でんぷん類やCMC、ケイ酸化合物などを主原料として使用することが望ましい。
本発明の主要組成物以外に、染料、顔料、香料、殺菌剤を混合することも可能である。その添加量や種類は、本発明の目的を妨げない量であれば特に制限されないが、染料又は顔料としては、可能で有れば食品添加物として使用されている合成または天然着色料が望ましい。また香料としては、食品添加物として使用されているものが望ましい。殺菌剤を使用する場合は、食品製造の現場で使用されているものを使用することが望ましい。
以上、列記した各成分をそれぞれ所定量混合して調製した原料混合物に対して、例えばニーダーのような撹拌機にてペースト状に練りあげ、最終的に目的の食品玩具向け粘土様組成物を取得することが可能とある。
本食品玩具向け粘土様組成物は、例えば食品とともに袋の中に入れておき、必要なときに取り出せるようにするが、別添付した型を併せて用意しておくことも可能である。本組成物を型に入れ、それを抜き出させることを本食品玩具の説明書に記載しておくことで、消費者は自然と本組成物に触れることとなり、その結果手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることが可能となる。
また、本食品玩具向け粘土様組成物として様々な色を用意し、また型として様々な種類を用意することで、消費者は従来の食品玩具入り食品の有していた「宝くじ」的感覚で、本組成物の入った食品を購入可能であり、その結果消費者の楽しみを倍増させることが可能となる。
以下に、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例の内容に限定されるものではない。
コーンスターチ40g、CMC25g、ショ糖脂肪酸エステル3g、プロピレングリコール5g、香料としてローズマリー、着色料としてクチナシ黄色素を微量添加し、精製水を添加して全体を100gとする。本混合物を室温、1時間ニーダーにてペースト状に練り上げることで、食品玩具向け粘土様組成物を取得した。本組成物は可塑性を有していた。
本組成物を星型にかたどった型に入れ、それを抜き出させることで、星型に整形することができ、目的の整形機能を有していることが示された。
上記の作業について、スナック菓子を食べた後の5人に実施してもらい、本作業が楽しいか否か、また油成分の付着による手のべたつき程度に違いが有るか否かをアンケートにより調べた。その結果、5人中4人が楽しく実施できたと回答した。また5人全員が手のべたつきが低減したとの回答が得られ、内2名は顕著な違いが有ったと回答した。よって、本組成物に触れることで手に付着した油成分を簡便にまた楽しくとることが可能であることが示された。

Claims (3)

  1. 10重量%以下の界面活性剤成分と10〜50重量%の主成分が水からなる液体成分と、残部が固体増量剤からなり、可塑性を有することを特徴とする食品玩具向け粘土様組成物。
  2. 添付した型に入れることで、様々な形に容易に整形可能であることを特徴とする請求項1に記載の食品玩具向け粘土様組成物の使用法。
  3. 油を使用した食品に、食品玩具として請求項1に記載の粘土様組成物と添付しておき、その食品を食べた後にその粘土様組成物に触れることで、手に付着した油成分をとることを特徴とする請求項1に記載の粘土様組成物の使用法。
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