JP2005224331A - 水泳用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率のよい指導を行うために有効な水泳用補助具を提供すること。
【解決手段】 本発明に係る水泳用補助具は、使用者の足裏面に位置する板状の第1パドル部と、前記使用者のくるぶし付近に位置する板状の第2パドル部とを有するパドルと;前記パドルを使用者の足に固定する固定手段とを備えている。そして、前記パドルの第1及び第2パドル部は、約90度の角度で連結され、前記固定手段は弾性部材を有する。これにより、使用者が誤った脚動作を行うと、足の裏と足の内側面(踝側面)に水圧を感じることができない。これにより、使用者は、平泳ぎ脚動作の正しい脚動作と誤った脚動作の違いを認識することが可能になる。また、誤った脚動作を行うと補助具は外れるように、固定手段(ゴムひも)を調整することも可能である。その結果、本発明の補助具を用いた指導方法が1人の指導者が多数の生徒を指導する現在の指導現場で効率よく指導を行う手助けとなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は水泳用補助具、詳しくは、平泳ぎの足(脚)の動きを修得するのに好適な水泳補助具に関する。
水泳の指導の現場では、指導者が指導教本や指導者の経験により指導を行っている。指導現場では、1人の指導者に対して多数の生徒(選手)が指導を受けているのが現状である。よって、指導の効率をあげることは生徒(選手)の上達のためだけだなく指導を円滑に進めるためにも重要なことである。指導の効率をあげる方法の1つとして補助具の使用がある。補助具としては、ビート板、ヘルパー、足ヒレなどが挙げられる。これらは指導効率をあげるだけではなく、使用者に泳げる感覚を与えたり、水中での負荷を与えたりする効果もある。このような補助具の効果を得るために、指導者は指導の現場で実際に補助具を使用している。
しかし、現在平泳ぎの脚動作の指導効率をあげる補助具は見当たらない。ここで、平泳ぎ脚動作に関する規則を挙げてみる。平泳ぎ脚動作は日本水泳連盟競泳競技規則により以下のように示されている。
1.両脚の動作は、同時に、左右対称で、かつ左右同じ高さで行わなければならない。
2.両脚のけりは、後方の外側に向かわなければならない。あおり足、バタ足及び下方へのドルフィンキックは許されない。
注1:垂直及び横への足の動作は同時とする。足(足首から先)は、後方への動作で、外側に向けられなくてはならない。
注2:足が水面より出ることは、下へのドルフィンキックでない限り違反とはならない(日本水泳連盟競泳競技規則1998)。
このように規則で細かく制限されている。さらに、平泳ぎのキックは日常で頻繁に使われているような筋使用のパターンではない。また、人間の生活環境の中で自然に出てくる動作でもない。このように、平泳ぎのキックは競技規則で細かく制限されているだけでなく、自然に身につく動きではない。その習得は非常に困難である。
一般的な指導方法としては、一人の指導者が一人の生徒(選手)に対してマンツーマンで行うが、効率が悪い。なお、水泳における足の使い方を補助する用具としては、下記の特許文献1,2に示したものがある。

日本水泳連盟競泳競技規則1998、本水泳連盟発行 D.Aアムブルスターら著 江橋慎四郎・宮下充正約(1975):水泳教程、ベースボールマガジン社発行、pp137ー149 橋爪四郎(1993):目で見るスイミング、成美堂出版、pp62ー77 宮畑虎彦・杵渕政光(1972):改訂水泳、不昧堂出版、pp75ー88 鵜沢勝雄ら(1976):SWIMMING COACH TEXT VOL.6 水泳の初心者指導 日本スイミングコーチ学校発行、pp117ー127 鵜沢勝雄ら(1976):SWIMMING COACH TEXT VOL.7 泳法と技術 日本スイミングコーチチ学校発行、pp10Sー147 鵜沢勝雄ら(1976):SWIMMING COACH TEXT VOL.10 スイミングクラブの運営日本スイミングコーチ学校発行、pp73ー184 吉田茂・三木四郎ら(1997):教師のための運動学、大修館書店、pp54ー57 特開2002−345997(足首に付けるヒレ) 特表平9−509862(足ヒレ)
本発明は上記のような状況に鑑みてなされたものであり、平泳ぎの足の動きを効率よく指導するために有効な水泳用補助具を提供することを目的とする。
本発明に係る水泳用補助具は、使用者の足裏面に位置する板状の第1パドル部と、前記使用者のくるぶし付近に位置する板状の第2パドル部とを有するパドルと;前記パドルを使用者の足に固定する固定手段とを備えている。そして、前記パドルの第1及び第2パドル部は、約90度の角度で連結され、前記固定手段は弾性部材を有する。
上記のような構成の本発明によれば、誤った脚動作を行う被験者は、足の裏と足の内側面(踝側面)に水圧を感じることができない。これにより、使用者は、平泳ぎ脚動作の正しい脚動作と誤った脚動作の違いを認識することが可能になる。また、誤った脚動作を行うと補助具は外れるように、固定手段(ゴムひも)を調整することも可能である。その結果、本発明の補助具を用いた指導方法が1人の指導者が多数の生徒を指導する現在の指導現場で効率よく指導を行う手助けとなる。
図1は、本発明の実施例に係る水泳用補助具(左足用)10の構造を示す斜視図である。図2は、実施例に係る水泳用補助具10の使用状態を示す説明図である。なお、右足用の補助具は、左足用10を左右対称にしたものであり、図示を省略する。
本実施例に係る水泳用補助具10は、使用者の足に装着されるパドル(12,14)と;パドル(12,14)を使用者の足に固定する固定手段(16a,16b,16c)とを備えている。パドルは、使用者の足裏面に位置し、少なくとも使用者の親指から踵までの長さを有する板状の第1パドル部12と;使用者のくるぶし付近に位置する板状の第2パドル部14とを有する。第1パドル部12と第2パドル部14は、約90度(θ)の角度で連結されている。角度θは、使用環境に応じて90度以下(例えば、80−90度)にすることもできる。また、第1パドル部12及び第2パドル部14は、安全性、装着感等を考慮して、角部が滑らかに丸まった形状をなしている。
第1及び第2パドル部12,14は、FRP、塩化ビニル、ポリプロピレン等によって一体成形することができる。大きさは、使用者の足のサイズや習熟度に合わせて適宜変更可能である。好ましくは、第1パドル部12の長さ(幅)は、使用者の親指から踵をカバーするように設計する。また、第1パドル12の幅(足裏の幅方向の長さ)を、第2パドル14の幅(足裏から足首方向の長さ)よりも大きくすることが好ましい。
固定手段は、使用者のつま先付近、土踏まず付近、踵付近を固定する3本のゴムひも16a,16b,16cである。ゴムひも16a,16b,16cは、必要に応じて配置及び強さを変えることができる。また、ゴムひも16a,16b,16cの各々は、必要に応じて取り外し可能に構成されている。このような機能を達成するために、第1パドル部12及び第2パドル部14には複数の孔18が形成されている。ゴムひも16a,16b,16cを適切な孔18に挿入して使用する。なお、ゴムひもに換えて他の手段を採用することも可能である。例えば、マジックテープ(登録商標)のようなメカニカルなファスナー機能を有する帯状部材を部分的又は全体として使用することもできる。使用する固定手段に応じて、孔18の大きさや形状を変更することができる。
使用者の習熟度に応じて、ゴムひも16a,16b,16cの本数、位置、強さを変えることができる。例えば、初心者の場合には、3本のゴムひもを使用するとともに、締め付け力を比較的強くする。一方、上級者の場合には、例えば、踵付近のゴムひも16cを外し、2本のゴムひもで補助具10を固定するような設定とすることができる。また、上級者の場合には、ゴムひもの締め付け力を弱くすることが好ましい。踵側のゴムひも16cを外したり、ゴムひもの締め付け力を弱めた場合には、誤った脚動作によって補助具10が足から外れ易くなる。ゴムひも16a,16b,16cの締め付け力の調整は、孔18に通すゴムひもの長さを変えることによって達成できる。
本実施例に係る補助具10によれば、正しい脚動作を行った時は、足の裏と足の内側面のパドル12,14に水圧を感じることができる。誤った脚動作では、足の甲に水圧がかかり、パドル10自体に水圧が感じられず、状況によっては補助具10が足から外れることがある。これにより、平泳ぎ脚動作の正しい脚動作と誤った脚動作の違いを身体で認識することが可能になる。すなわち、正しい脚動作であるならば、2回目以降の脚動作で自らその動作を続けようと試み、誤った脚動作であるならば、正しい脚動作の感覚を得ようと意識するようになる。使用者が自分で意識して練習を行う事は技術の修得に有効である。
以上説明したように、本発明に係る補助具10は平泳ぎ脚動作の練習の効率をあげるということが明らかとなり、今後の水泳指導に役立たせることができる。
図1は、本発明の実施例に係る水泳用補助具(左足用)の構造を示す斜視図である。 図2は、実施例に係る水泳用補助具の使用状態を示す説明図である。

Claims (7)

  1. 使用者の足裏面に位置する板状の第1パドル部と、前記使用者のくるぶし付近に位置する板状の第2パドル部とを有するパドルと;
    前記パドルを使用者の足に固定する固定手段とを備え、
    前記パドルの第1及び第2パドル部は、約90度の角度で連結され、
    前記固定手段は弾性部材を有することを特徴とする水泳用補助具。
  2. 前記第1パドル部は、少なくとも使用者の親指から踵までの長さを有することを特徴とする請求項1に記載の水泳用補助具。
  3. 前記第1及び第2パドル部は、角部が滑らかに丸まった形状をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水泳用補助具。
  4. 前記弾性部材は、前記使用者のつま先付近、土踏まず付近、踵付近を固定する3本のゴムひもであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の水泳用補助具。
  5. 前記ゴムひもは、必要に応じて配置及び強さを変えられる構成であることを特徴とする請求項4に記載の水泳用補助具。
  6. 前記ゴムひもの各々は、必要に応じて取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の水泳用補助具。
  7. 使用者の足に装着されるパドルと;
    前記パドルを使用者の足に固定する固定手段とを備え、
    前記パドルは、使用者の足裏面に位置し、少なくとも使用者の親指から踵までの長さを有する板状の第1パドル部と;前記使用者のくるぶし付近に位置する板状の第2パドル部とを有し、前記第1及び第2パドル部は約90度の角度で連結され、前記第1及び第2パドル部は、角部が滑らかに丸まった形状をなしており、
    前記固定手段は、前記使用者のつま先付近、土踏まず付近、踵付近を固定する3本のゴムひもであり、
    前記ゴムひもは、必要に応じて配置及び強さを変えられ、且つ、前記ゴムひもの各々は、必要に応じて取り外し可能に構成されていることを特徴とする水泳用補助具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006060861A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-15 Codyvassallo Pty Limited A swim fin
CN103990255A (zh) * 2013-02-18 2014-08-20 刘祖学 多用泳具

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