JP2005223850A - マイクロホン及びマイクロホンアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 各マイクロホン毎に取り付けられたケーブルのたるみを排除し、音場の乱れ及びスライド部の取り回しが低下しないマイクロホンアレイを提供すること。
【解決手段】 3次元空間上に分布する音源から発せられる音を検知するマイクロホンアレイであって、音源からの音圧を検知するセンサ部を略同一方向に向けて配列された複数のマイクロホン20と、複数のマイクロホン20を平面又は曲面に沿って配列するフレーム30とを備え、複数のマイクロホン20のそれぞれに、センサ部により検知された信号を伝送する信号ケーブルの自由長を調整する巻き取り部5を有し、巻き取り部5は、マイクロホン20の最大可動範囲より外側に設けられたサブフレームにそれぞれ取り付けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロホンアレイ等に関し、より詳しくは、複数のマイクロホンを配列し、複数の位置で音を検知するマイクロホンアレイ等に関する。
複数のマイクロホンを平面または曲面に沿って並べ、複数の位置で音圧を測定するマイクロホンアレイの技術は、多くの場面で用いられている。例えば、機器の騒音対策を行う場合に、複数の位置に音源を有する機器の音圧分布を特定する必要がある。マイクロホンアレイの技術は、このような機器の音圧分布の測定に特に有効である(例えば、非特許文献1参照)。
松下テクノトレーディング、電子計測、SVソリューション、"BK社製品"、[online]、[平成15年09月12日検索]、インターネット<URL:http://www.mitc.co.jp/msm/sv/bk/stsf/stsf.html>
ところで、機器の音源は、3次元空間上に分布し、マイクロホンが並べられた面(以下、アレイ面と記すことがある。)迄の距離が異なる場合がある。このように、音源からマイクロホン迄の距離が不均一な状態で音圧を測定すると、音の伝搬経路に違いが生じ、音圧分布を正確に測定することができない場合がある。もっとも、伝搬経路が異なることにより、単に減衰量が変化するだけであれば、数学的にこれを補正することができる。しかし、伝搬経路に違いが生じると、音の拡散範囲の変化、干渉の問題等が起こり、音圧分布の推定が非常に難しくなる。
我々は、音源からマイクロホン迄の距離が不均一であることにより、音源とマイクロホンとの間の距離に生じるこのような差を補正するために、マイクロホンに、マイクロホンをスライドさせる可動部(スライド部)とマイクロホンを所定の部材に固定する固定部(スライド受け部)とを設け、予め、複数のスライド可能に取り付けたマイクロホンが並べられたアレイ面を、音圧分布を測定する対象物に押し当て、対象物の凹凸形状に応じてスライドさせたマイクロホンの位置を調整することにより音の伝搬経路の差を吸収し、正確な音圧分布の測定を行う方法について報告した(特願2002−369372号)。
しかし、さらに検討を進めると、この方法は、マイクロホン数が多いため、配線が煩雑になるという問題がある。特に、マイクロホンのスライド部を手前に引くと、マイクロホンに接続されたケーブルに余りが生じ、このケーブルの余りが、操作を困難にするばかりか、操作者がひっかけて、マイクロホンを破損するおそれがある。このようなケーブルの余りに対する解決策としては、一つは、ケーブルを排除し、スライド部の長手方向全域及びスライド受け部の接触箇所の一部に導電性材料を付加し、その導電性材料を経由して信号を伝達する方法や、また、他の方法としては、各マイクロホンにケーブル巻き取り機構を設ける方法が挙げられる。
しかし、導電性材料を使用する方法では、スライド部の摺動部分全体に導電部分を設ける必要があることによりコストが増加すること、また、スライド部の位置により導電性に差異が生じること、導電部分の露出部が増大することにより表面劣化等が問題となる。特に、導電性に関連する問題は、マイクロホンの微少な信号を扱う上で致命的な要因となる可能性がある。
一方、ケーブル巻き取り機構を設ける方法では、前述したような問題は生じないものの、マイクロホンの位置は、測定対象の凹凸に対応して様々に変化するので、各マイクロホン毎にケーブル巻き取り機構をそれぞれ設け、各マイクロホン毎に異なるケーブル長を確保する必要がある。しかし、各マイクロホン毎に巻き取り部を設けると、本来、マイクロホンアレイに必要とされている占有面積の狭小化及び軽量化が損なわれ、スライド部の取り回しの低下及び音場の乱れが問題となる。
即ち、マイクロホンアレイには、本来、音場を乱す原因を極小にすべく断面積の狭小化、及び、スライド部の操作性確保と下方に向けた際の急激な落下を防止すべく軽量化とが必要とされている。ところが、各マイクロホン毎のスライド部に巻き取り機構を設けると、可動部全体の重量が増加し取り回しが低下する。また、可動部の重力による落下を防止するため、ロック機構を強化する必要性が生じる。その結果、断面積が増大し、新たな音場の乱れの原因を生じることになる。一方、各マイクロホン毎のスライド受け部に巻き取り機構を設けると、測定平面付近の占有面積が増大し、この場合も、音場の乱れを生じやすいという問題がある。
さらに、各マイクロホン毎に接続されたケーブルは、通常、スライド部の内部を貫通する構造となっていることから、スライド部の容積が大きくなる傾向がある。そのため、対象物の音圧を測定する際に、音場を乱すおそれがある。また、スライド部の内部に収容されたケーブルに不具合が生じた場合に、ケーブルの交換が難しいという問題がある。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、各マイクロホン毎に取り付けられたケーブルのたるみを排除し、音場の乱れ及びスライド部の取り回しが低下しないマイクロホンアレイを提供することにある。
かかる課題を解決するために、本発明は、音源から発せられる音を検知するマイクロホンであって、音源からの音圧を検知するセンサ部と、センサ部を先端に保持し、センサ部を軸方向に移動させる棒状部材と、軸方向に移動する棒状部材を固定する固定部材と、センサ部により検知された信号を伝送する信号ケーブルと、信号ケーブルの自由長を調整する巻き取り部材と、を有することを特徴とするものである。
本発明においては、各マイクロホン毎に取り付けられた巻き取り部材により信号ケーブルのたるみが排除される。この場合、巻き取り部材は、センサ部の最大可動範囲より外側に設けられることが好ましく、さらに、信号ケーブルは、棒状部材に沿って、長手方向に配線されることを特徴とすれば、音場の乱れを防止することができる。
次に、本発明は、3次元空間上に分布する音源から発せられる音を検知するマイクロホンアレイであって、音源からの音圧を検知するセンサ部を略同一方向に向けて配列された複数のマイクロホンと、複数のマイクロホンを平面又は曲面に沿って配列するフレームと、を備え、複数のマイクロホンのそれぞれに、センサ部により検知された信号を伝送する信号ケーブルの自由長を調整する巻き取り部材を有することを特徴とするマイクロホンアレイとして把握される。
本発明が適用されるマイクロホンアレイにおいて、複数のマイクロホンが取り付けられるフレームは、巻き取り部材が取り付けられるサブフレームを有することを特徴とすれば、サブフレームに巻き取り部材を取り付けることにより、音場の乱れ及びスライド部の取り回しが低下しないマイクロホンアレイが提供される。また、この場合、サブフレームは、マイクロホンの最大可動範囲より外側に設けられることが好ましい。
本発明によれば、3次元空間上に分布した音源の音圧分布を正確に測定でき、簡便、且つ、コンパクトなマイクロホンアレイを得ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、発明の実施の形態という。)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるマイクロホンアレイを用いた音圧分布解析システムを説明する図である。図1に示した音圧分布解析システム1は、フレーム30に複数のマイクロホン20を保持したマイクロホンアレイ2と、マイクロホンアレイ2から入力された音信号を増幅させるアンプ4と、アンプ4により増幅された音信号に基づいて音圧分布を解析する解析端末6と、音圧分布を測定するための測定対象物8と、が配置されている。
マイクロホンアレイ2は、複数のマイクロホン20と、マイクロホン20を保持するフレーム30と、複数のマイクロホン20の後方へ引き回された信号ケーブルをそれぞれ巻き取るための巻き取り部材である巻き取り部5とを有し、音源である測定対象物8から発せられる音圧を検知して、電気的な信号(以下、音信号)としてアンプ4に対して出力する。
アンプ4は、多チャンネル信号の増幅が可能な増幅器であり、解析端末6により設定された増幅率で音信号を増幅し、解析端末6に対して出力する。
解析端末6は、音場解析ソフトウェアがインストールされたコンピュータであり、アンプ4から入力された音信号をA/D変換し、時間波形として記録する。さらに、解析端末6は、記録された時間波形に基づいて、時間的及び空間的に変化する音圧分布を画像表示する。例えば、解析端末6は、利用者に指定された時点における音の分布、または、利用者に指定された期間における音の時間平均の分布を、等高線図で表示する。
なお、以下の説明において、マイクロホンアレイ2から見て、測定対象物8の方向を前方、測定対象物8から離れる方向を後方と呼ぶ。
図2は、フレーム30を説明する図である。図2に示したフレーム30は、マイクロホン20を保持する保持フレーム310と、保持フレーム310を立てて保持するスタンドフレーム320と、スタンドフレーム320に取り付けられ、巻き取り部5(図1)を保持するサブフレーム330とを有する。サブフレーム330は、保持フレーム310によりカバーされる測定領域の外側に位置するように設置されている。このため、サブフレーム330及び巻き取り部5の存在により音場が乱されることがない。
ここで、サブフレーム330をマイクロホン20の最大可動範囲のさらに後方などに設置することが好ましい。この場合、サブフレーム330及び巻き取り部5が測定対象物8から離れるため、音の通路が十分に確保され、音場の乱れを生じない。
保持フレーム310は格子状の形状になっており、各マイクロホン20は、保持フレーム310の各格子の角にはめ込むことにより固定される。
なお、本実施の形態において、保持フレーム310の格子間隔は、約100mmである。互いに近接する保持フレーム310の距離は、音圧測定時におけるマイクロホン20の先端から測定対象物8までの測定距離のほぼ3倍であることが望ましいことから、本実施の形態における音圧測定時におけるマイクロホン20の先端から測定対象物8までの測定距離は、30mmから40mmの間であることが望ましい。
図3は、マイクロホン20を説明する図である。図3に示されるマイクロホン20は、音圧を検知するセンサ210と、センサ210から入力された音信号を増幅するプリアンプ部220と、プリアンプ部220を着脱可能に保持する着脱部230と、着脱部230と前端部で接合されたスライド部240(棒状部材)と、スライド部240を摺動可能に保持し、且つ、前述した保持フレーム310(図2)にはめ込むことができる固定部材としての保持部250と、着脱部230に接合されセンサ210の前方を保護する保護部材270と、スライド部240の後端部に着脱可能に装着されたストッパ280(制限手段)と、プリアンプ部220から入力された音信号をアンプ4(図1)に伝送する信号ケーブル290と、信号ケーブル290の自由長を巻き取るための巻き取り部5とを有する。
センサ210は、例えば、音圧を電気的な信号(音信号)に変換し、プリアンプ部220に対して出力する。プリアンプ部220は、音信号を信号ケーブル290に流すことができるレベルに増幅し、信号ケーブル290及び中継部として巻き取り部5(図1)を介してアンプ4(図1)に出力する。保護部材270は、着脱部230に接合され、センサ210よりも前方に張り出すことにより前方からの衝突に対してセンサ210を保護する。センサ210は、衝突の振動に弱く、保護部材270の先端がセンサ210の前方に来るように設置することは、測定距離設定時にマイクロホン20と測定対象物8との間で直接接触が想定される場合は特に好適である。
スライド部240は、保持部250の開口径とほぼ同径の棒状部材であり、保持部250内を滑らかに摺動する。保持部250とスライド部240の間の摺動抵抗は、その摩擦力が、マイクロホンアレイを下に向けたときにマイクロホン20にかかる重力Gよりも大きく、使用者が片手で容易に加えられる力Fよりも小さく設定することで、位置調整と調整後の保持を両立できる。マイクロホン20の重量が大きく、力Fと重力Gの間に十分な差が確保できない場合には、ワイヤーなどを用いて摺動抵抗を調整する仕組みを設けてもよい。尚、本実施の形態におけるスライド部240は、円筒形状を有するが、これに限定される訳ではなく、柱体などのように、摺動方向にほぼ均一な形状を有する棒状部材であればよい。ストッパ280は、保持部250の開口径よりも大きな径を有し、保持部250に当接して、スライド部240の摺動可能な範囲を制限する。本実施の形態の場合、ストッパ280は、スライド部240の後方端近傍に配設されており、マイクロホン20が保持フレーム310から脱落することを防止する。このように、マイクロホン20は、保持フレーム310に摺動可能に保持される。
図3に示すように、信号ケーブル290は、プリアンプ部220後部より摺動線より外れて後方に引き回される。この際、信号ケーブル290がスライド部240後部のストッパ280に接続されたケーブルクリップ285に把持されることにより、たるみを無くすことができる。このような構成により、スライド部240内部に信号ケーブル290を通すことによるスライド部240の容積増大を避けることができる。また、信号ケーブル290へのアクセスが容易なので、不具合が生じる時にも容易に交換が可能である。
図4は、巻き取り部を説明する図である。図4(a)は、巻き取り部の概略図であり、図4(b)は、巻き取り部の側面図であり、図4(c)は、巻き取り部の断面図である。図4(a)及び図4(b)に示された巻き取り部5は、マイクロホン20のセンサ210(図3)の後方へ引き回された信号ケーブル290を接続するための入力プラグ940と、入力プラグ940から入力された信号をそのまま後続の信号ケーブル290’に出力するための出力プラグ920と、入力プラグ940に接続された信号ケーブル290を巻き取るためのロール910と、ロール910を、サブフレーム330(図2)に対して摺動可能に保持するロール支持部930とから構成される。尚、図4(c)に示されるように、巻き取り部5の内部には、入力プラグ940から入力された信号をそのまま後続の信号ケーブル290’に出力するための中継ケーブル950が内蔵されている。
図4(a)に示されるように、マイクロホン20(図3)と巻き取り部5との距離が小さく信号ケーブル290にたるみが生じる場合は、ロール910を回転させ信号ケーブル290を巻き付けることによりたるみを吸収することができる。逆に、マイクロホン20(図3)を巻き取り部5から遠ざける必要が生じた時には、ロール910を逆に回転させることにより信号ケーブル290の十分な長さを確保することができる。尚、ロール910の内部にバネ機構を設けることにより、巻き取られた信号ケーブル290が逆回転することが防止され、たるみが生じない状態を常に保つことができる。
一方、出力プラグ920より下流の信号ケーブル290’は、マイクロホン20の移動の影響を受けないので、常に一定の長さである。したがって、信号ケーブル290及び信号ケーブル290’は、常にたるみが生じることがなく、また、長さが不足することがない。これにより、マイクロホン20(図3)操作にとっての障害や、信号ケーブル290に引っかかる等の事故の危険性が減少する。
出力プラグ920と信号ケーブル290’との接点は、ロール910の回転とともに摺動するが、並進方向の摺動と異なり、常に摺動面全面が接している構成を取ることが可能なので、摺動面が露出することがなく、また摺動変位によって抵抗が変化することがない。したがってマイクロホン20による出力のような微少な信号の電送にも問題がない。
図5は、マイクロホンアレイを測定対象物の形状に応じて変形させる方法について説明する図である。図5(A)は、マイクロホンアレイを変形させる前の状態であり、図5(B)は、マイクロホンアレイを変形させた後の状態である。
図5(A)に示すように、総てのマイクロホン(20a、20b、20c)を前方に押し出すと、各スライド部(240a、240b、240c)は保持フレーム310に取り付けられた保持部を摺動し、後端のストッパが各保持部(250a、250b、250c)に当接する位置で止まる。次いで、マイクロホンアレイ(保持フレーム310及びマイクロホン(20a、20b、20c))を測定対象物8の方向(矢印方向)に移動させる。
移動距離を定規等で測定してもよいが、各保護部材(270a、270b、270c)が測定対象物8に当接するまで移動させ、そこからマイクロホンアレイ全体を後方に平行に後退させることで、マイクロホンの破損の心配なく各マイクロホン(20a、20b、20c)と測定対象物8との距離を総て一定に設定することができる。
次に、図5(B)に示すように、各スライド部(240a、240b、240c)が各保持部(250a、250b、250c)の開口内を摺動する。各マイクロホン(20a、20b、20c)の摺動距離は、図5(B)中の両矢印で示すように、測定対象物8の凹凸形状に応じて異なる。このように、マイクロホンアレイは、直接、測定対象物8の表面に当接することにより、測定対象物8の凹凸形状に応じた位置に各マイクロホン(20a、20b、20c)を調整することができる。この後、マイクロホンアレイを測定対象物8から30mm程度離れた位置に後退させて、音圧測定を開始する。このようにマイクロホンアレイを変形させると、測定対象物8の凹凸に関係なく、各マイクロホン(20a、20b、20c)から測定対象物8までの距離をほぼ均一にすることができ、凹凸形状を有する測定対象物8であっても、正確に音圧分布を解析することができる。
本発明の活用例としては、例えば、複数の振動源及び騒音発生源を有する画像形成装置の音圧分布の測定に適用することができる。
マイクロホンアレイを用いた音圧分布解析システムを説明する図である。 フレームを説明する図である。 マイクロホンを説明する図である。 巻き取り部を説明する図である。図4(a)は、巻き取り部の概略図であり、図4(b)は、巻き取り部の側面図であり、図4(c)は、巻き取り部の断面図である。 マイクロホンアレイを測定対象物の形状に応じて変形させる方法について説明する図である。図5(A)は、マイクロホンアレイを変形させる前の状態であり、図5(B)は、マイクロホンアレイを変形させた後の状態である。
符号の説明
1…音圧分布解析システム、2…マイクロホンアレイ、4…アンプ、5…巻き取り部、6…解析端末、8…測定対象物、20,20a,20b,20c…マイクロホン、30…フレーム、210…センサ、220…プリアンプ部、230…着脱部、240,240a,240b,240c…スライド部、250,250a,250b,250c…保持部、270,270a,270b,270c…保護部材、280…ストッパ、285…ケーブルクリップ、290,290’…信号ケーブル、310…保持フレーム、320…スタンドフレーム、330…サブフレーム、910…ロール、920…出力プラグ、930…ロール支持部、940…入力プラグ、950…中継ケーブル

Claims (6)

  1. 音源から発せられる音を検知するマイクロホンであって、
    前記音源からの音圧を検知するセンサ部と、
    前記センサ部を先端に保持し、当該センサ部を軸方向に移動させる棒状部材と、
    前記軸方向に移動する棒状部材を固定する固定部材と、
    前記センサ部により検知された信号を伝送する信号ケーブルと、
    前記信号ケーブルの自由長を調整する巻き取り部材と、を有することを特徴とするマイクロホン。
  2. 前記巻き取り部材は、前記センサ部の最大可動範囲より外側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン。
  3. 前記信号ケーブルは、前記棒状部材に沿って、長手方向に配線されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン。
  4. 3次元空間上に分布する音源から発せられる音を検知するマイクロホンアレイであって、
    前記音源からの音圧を検知するセンサ部を略同一方向に向けて配列された複数のマイクロホンと、
    前記複数のマイクロホンを平面又は曲面に沿って配列するフレームと、を備え、
    前記複数のマイクロホンのそれぞれに、前記センサ部により検知された信号を伝送する信号ケーブルの自由長を調整する巻き取り部材を有することを特徴とするマイクロホンアレイ。
  5. 前記フレームは、前記巻き取り部材が取り付けられるサブフレームを有することを特徴とする請求項4に記載のマイクロホンアレイ。
  6. 前記サブフレームは、前記マイクロホンの最大可動範囲より外側に設けられることを特徴とする請求項5に記載のマイクロホンアレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020059340A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 日本電産株式会社 マイクロホンアレイ装置および音響解析システム

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