JP2005223532A - 映像信号記録再生装置、映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生システム - Google Patents
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Abstract
【課題】所定のインターフェースで接続されている複数の映像信号機器の動作状態を調べ、ユーザが行いたい動作を予測して実行に移すことで、ユーザの操作の手順を簡素にし、使い勝手を良好にする。
【解決手段】制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら録再生が可能な機器を調べる手段と、所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、操作手段を操作することによって、制御対象とする記録動作中の機器に、前記決定した再生動作を実行させる手段と、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら録再生が可能な機器を調べる手段と、所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、操作手段を操作することによって、制御対象とする記録動作中の機器に、前記決定した再生動作を実行させる手段と、を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル映像信号を高速アクセス動作が可能な記録媒体に記録及び再生を行う映像信号記録再生装置、映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生システムに係り、特にIEEE1394などのインターフェースに接続され、ハードディスクレコーダなどに対し記録動作を実行しながら記録済みのデータを再生する機能を有する映像信号記録再生装置、映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生システムに関する。
従来では、信号源から供給される映像信号、或いは受信されるテレビジョン放送信号の記録はVTRによりビデオテープを記録媒体として行なわれていたが、近年になりランダムアクセス性能の優れるハードディスクを用いるハードディスクレコーダも実用化されている。さらに、ハードディスクのほかにDVDを記録媒体として記録再生を行うハードディスク内蔵のDVDレコーダも実用化されている。
これらのハードディスクを記録媒体とするハードディスク装置(以下、HDD)は、ランダムアクセス可能な記録媒体を用いて映像信号の記録、及び再生を行なう装置であり、記録媒体へのアクセス時間が短いためデジタル映像信号の記録及びその記録した映像信号の再生を同時に行うことが出来る機能を備えている。
例えば、このような同時記録再生機能を有する映像信号記録再生装置では、記録を行いながら、過去に記録を開始した映像信号を、現在記録中の映像信号に追いつくようにして再生を行なう追っかけ再生機能などを備えている。
従来、このような映像信号記録再生装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1には、記録開始が指示されると、記録処理が行われ、その後に、再生開始が指示されると、再生処理が行われる。その際、HDDに対しては、バッファメモリからの書込処理、およびもう1つのバッファメモリに転送するための読出処理の両方が行われる。そして、この2つの処理の調停は、HDDコントローラモジュールによって行われる。
特開2001−167521号公報
ところで、このような従来の映像信号記録再生装置では、ユーザが所定のインターフェースで接続されているHDDなどの複数の映像機器を操作する場合、リモコンのボタン操作で、コントロールパネル表示をグラフィカルユーザインターフェースとしてモニタ上に呼び出す必要があった。例えば、コントロールパネル表示は、制御機器選択画面と動作内容選択画面の2段階になっており、制御機器選択画面で操作対象となる機器を選択し決定した後に、動作内容選択画面に移行し、動作内容を選択し決定していた。(なお、ここで制御機器とは制御対象とする機器をいう。)このとき、制御機器選択画面から動作内容選択画面に移行したときのカーソルの初期位置は固定の位置例えば電源ボタンの位置に決められていた。よって、追っかけ再生などの動作を行う場合においては、前記カーソルの初期位置から追っかけ再生起動に必要な所望のボタンまでカーソルを移動させる必要があり、ユーザの操作に手間がかかるものとなっていた。
一方、特許文献1については、所定のインターフェースに複数接続されている映像機器について、その内の少なくとも1つの機器に対して追っかけ再生を設定するまでの手順については何ら記載されていない。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の動作状態を調べ、ユーザが行いたい動作を予測して実行に移すことで、ユーザの操作の手順を簡素にし、使い勝手を良好にすることができる映像信号記録再生装置、映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生システムを提供することを目的とするものである。
本発明による第1の映像信号記録再生システムは、
テレビジョン放送信号を受信するチューナと、受信した放送信号から映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した放送受信機と、
この放送受像機に所定のインターフェースで接続される映像機器と、
前記放送受像機に接続され、前記復調された映像信号及び前記映像機器の動作を選択操作するためのユーザインターフェースを表示可能な表示手段と、を具備し、
前記放送受像機の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
テレビジョン放送信号を受信するチューナと、受信した放送信号から映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した放送受信機と、
この放送受像機に所定のインターフェースで接続される映像機器と、
前記放送受像機に接続され、前記復調された映像信号及び前記映像機器の動作を選択操作するためのユーザインターフェースを表示可能な表示手段と、を具備し、
前記放送受像機の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
本発明による第1の映像信号記録再生装置は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明による第2の映像信号記録再生装置は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明による第3の映像信号記録再生装置は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明による第1の映像信号記録再生方法は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
本発明による第2の映像信号記録再生方法は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
本発明による第3の映像信号記録再生方法は、
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させるステップと、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させるステップと、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、を具備したことを特徴とする。
本発明による第2の映像信号記録再生システムは、
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
本発明による第3の映像信号記録再生システムは、
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
本発明による第4の映像信号記録再生システムは、
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、を有したことを特徴とする。
本発明によれば、所定のインターフェースで接続されている複数の映像信号機器の動作状態を調べ、ユーザが行いたい動作を予測して実行に移すことで、ユーザの操作の手順を簡素にし、使い勝手をよくすることができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1の映像信号記録再生システムの構成のブロック図を示している。
図1において、セットトップボックス(以下、STB:Set Top Boxの略 )10は、例えば放送受信機で構成され、その内部にチューナ11を備え、このSTB10はアンテナ1,2によって受信された映像及び音声信号を含むテレビジョン放送信号をチューナ11に入力して映像及び音声データが多重されているデジタル信号を復調した後、さらにデコーダ12にて映像及び音声データの復号化を行ってから、モニタ3及びスピーカ4に送出する。ここで、アンテナ1,2は例えばBSデジタル放送受信用,地上波デジタル放送受信用のアンテナである。
図1において、セットトップボックス(以下、STB:Set Top Boxの略 )10は、例えば放送受信機で構成され、その内部にチューナ11を備え、このSTB10はアンテナ1,2によって受信された映像及び音声信号を含むテレビジョン放送信号をチューナ11に入力して映像及び音声データが多重されているデジタル信号を復調した後、さらにデコーダ12にて映像及び音声データの復号化を行ってから、モニタ3及びスピーカ4に送出する。ここで、アンテナ1,2は例えばBSデジタル放送受信用,地上波デジタル放送受信用のアンテナである。
STB10は、映像信号記録再生システムにおける本体部を構成するものであり、例えばデジタル放送信号を受信しデジタル復調するチューナ11と、圧縮符号化された映像及び音声信号を復号化する復調手段としてのAVデコーダ12と、AVデコーダ12で復号化された映像信号を表示手段であるモニタ3に表示するための映像信号処理を行ったり、グラフィック処理部15からのグラフィカルユーザインターフェース(以下、GUI)表示の信号処理を行う映像処理部13と、AVデコーダ12で復号化された音声信号をスピーカ4に出力するための音声信号処理を行う音声処理部14と、コントロールパネル表示などのGUI表示を行うグラフィック信号を発生させるグラフィック処理部15と、IEEE1394端子(別名、iLINK端子とも呼ばれる)16aを有し、IEEE1394ケーブル(iLINKケーブルとも呼ばれる)20を介して少なくとも1台以上の映像機器(例えば、HDD装置21、D−VHS装置22、HDD装置23、D−VHS装置24)をデイジーチェーン接続またはツリー接続し、STB10の内部のチューナ11と記録再生データをやり取りすることができる、IEEE1394シリアルインターフェースとして機能するIEEE1394処理部16と、操作手段であるリモコン5からの赤外線などのリモコン信号を受信するリモコン処理部17と、リモコン処理部17で受信処理したリモコン信号による動作指令に基づいてSTB10の各回路部及び外部接続された前記映像機器に制御信号を送ってそれぞれの動作に必要な制御を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコン)18と、を備えて構成されている。
IEEE1394処理部16のIEEE1394端子16aには、iLINKケーブル20にて少なくとも1台以上の映像機器、即ち、HDD装置21、D−VHS装置22、HDD装置23、D−VHS装置24がデイジーチェーン接続またはツリー接続されている。HDD装置21、D−VHS装置22、HDD装置23、D−VHS装置24の内部にはそれぞれ、iLINK端子21a,22a,23a,24aを有した図示しないIEEE1394シリアルインターフェース(IEEE1394処理部)が設けられている。
リモコン5には、電源ボタンのほか、チャンネルアップダウンボタン、iLINKボタン、決定ボタン、カーソル移動ボタン(又は矢印キー)などが配設されている。
図1に示すように、STB10にiLINKケーブル20を介して接続されるIEEE1394対応機器は、STB10とAVストリームおよびAV/Cコマンドをやり取りする。AVストリームはSTB10内のチューナ11とやり取りされ、AV/CコマンドはSTB10内のマイコン18からIEEE1394対応機器である映像機器に対して伝送される。AVストリームはMPEG2−TSフォーマットなどの映像及び音声データであり、AV/Cコマンドは機器の制御を行うための制御データである。AV/Cコマンドで外部接続されている映像機器の動作指示や動作状態の取得などを行うことができる。
映像及び音声データはアイソクロナス(Isochronous)転送モードで、AV/Cコマンドはアシンクロナス(Asynchronous)転送モードでやり取りされる。STB10がHDD装置21,23の動作状態を知りたい場合は、AV/CコマンドをSTB10からHDD装置21,23へ発行することで可能となる。
次に、本発明の実施例1の動作を、図2乃至図7を参照して説明する。
なお、以下の説明で使用する記録とは、映像信号のほかに音声信号を含めた両方の信号を記録することを意味している。
なお、以下の説明で使用する記録とは、映像信号のほかに音声信号を含めた両方の信号を記録することを意味している。
ユーザがIEEE1394シリアルインターフェース接続されている現在記録動作をしているHDD装置23を操作する場合には、記録中の動作をしている状態において、ユーザの操作は追っかけ再生がしたい場合が多いと予想し、ユーザがコントロールパネル表示を呼び出そうとして、リモコン5の例えば「iLINKボタン」を操作したときに、コントロールパネル表示を行い且つコントロールパネル表示上に示されるカーソルを「追っかけ再生ボタン」の位置に一気に移動させた状態でモニタ3に表示させる。
すなわち、図2に示すように、実際に追っかけ再生動作を行うかどうかをユーザに決定させるようにするために、HDD装置23が記録中の動作をしている状態においてユーザがリモコンの「iLINKボタン」を操作したときには、コントロールパネル表示を出すと同時に、コントロールパネル表示上に示されるカーソルを「追っかけ再生ボタン」の位置に一気に移動させた状態(ハッチングにて示す)でモニタ3に表示させる。
図3は図2の説明に係るフローチャートを示している。このフローはマイクロコンピュータ18の中心とする動作を示している。
既に図1に示すSTB10の電源が投入されており、且つIEEE1394シリアルインターフェースに接続されているHDD装置23が既に記録動作中であるとして説明する。
既に図1に示すSTB10の電源が投入されており、且つIEEE1394シリアルインターフェースに接続されているHDD装置23が既に記録動作中であるとして説明する。
図3において、HDD装置23が記録動作中の状態において、まず、ユーザがiLINKボタンを押したか否か(即ち、コントロールパネル表示の起動指示をしたか否か)を判定する(ステップS1)。次に、記録中の機器について追っかけ再生動作であることが予想されてマイコン18内のメモリにその予想結果が記憶されているかを調べる(ステップS2)。このステップS2の詳細な動作については図4で述べる。そして、記憶されているか否かを判定し(ステップS3)、記憶されていればステップS4へ進み、記憶されていなければ、ステップS8へ進む。
ステップS4では、制御対象機器の決定を行う(ステップS4)。このステップS4の詳細な動作については図5で述べる。その後、コントロールパネル上の動作ボタンのカーソル位置の決定を行う(ステップS5)。この決定では、図2に示すようにカーソルが追っかけ再生ボタン上に移動した状態となっている。このステップS5の詳細な動作については図7で述べる。そしてここで、ユーザが決定ボタンを押すと、追っかけ再生動作を実行し(ステップS6)、モニタ3上に追っかけ再生画面を表示すると共にコントロールパネル表示または追っかけ再生中の表示をする(ステップS7)。
ステップS2,S3で、追っかけ再生であることが予想されずメモリに記憶されていない場合は、ユーザが最後に操作した機器を制御対象機器に決定し(ステップS8)、コントロールパネル表示の動作ボタンをデフォルト(起動時の操作対象)に決定して(ステップS9)、コントロールパネルをモニタ3上に表示する(ステップS10)。ユーザはこのコントロールパネル表示を参照して動作ボタンを選択操作して実行することができる。
図4は、上記ステップS2の詳細な動作例を示している。
まず、IEEE1394シリアルインターフェース接続されている機器の記録動作をしている機器をAV/Cコマンドを使用して調べる(ステップS11)。そして、追っかけ再生動作をさせるかどうかを予想するステップに入る。
まず、IEEE1394シリアルインターフェース接続されている機器の記録動作をしている機器をAV/Cコマンドを使用して調べる(ステップS11)。そして、追っかけ再生動作をさせるかどうかを予想するステップに入る。
そして、1台以上あるか否かを判定する(ステップS12)。記録中の機器が1台以上あれば、追っかけ再生が可能か調べる(ステップS13)。例えば、機器が記録再生可能か否かを調べる。これは記録再生が可能な例えばHDD装置でなければ、追っかけ再生が不可能だからである。
そして、追っかけ再生が可能な機器が1台以上のあるか否かを判定する(ステップS14)。1台でも追っかけ再生が可能な機器があれば、機器が追っかけ再生動作であることをマイコン18内のメモリに記憶する(ステップS15)。上記ステップS12,S14で、1台もなければ、追っかけ再生動作でないとマイコン18内のメモリに記憶する(ステップS16)。
図5は、上記ステップS4の詳細な動作例を示している。
まず、追っかけ再生動作であることが記憶されているかメモリを参照することによって調べる動作に入る(ステップS41)。そして、複数台あるか否か調べる(ステップS42)。
まず、追っかけ再生動作であることが記憶されているかメモリを参照することによって調べる動作に入る(ステップS41)。そして、複数台あるか否か調べる(ステップS42)。
追っかけ再生動作をさせる機器が複数台ある場合は、ステップS43に示すように、追っかけ再生動作をさせる機器のリストに登録されている並び順(例えば登録順の一番若い番号の機器)を調べ(ステップS43)、自動で追っかけ再生する機器に決定する(ステップS44)。即ち、機器リストの並び順など、予め決めておいたルールに従って自動で追っかけ再生機器を決定する。
なお、追っかけ再生動作をさせる機器が複数台ある場合は、ボタン操作待ちの状態とし、ステップS43,S44に代えて、ユーザがリモコンの例えば「iLINKボタン」を操作したときなどに、図6に示すように、複数台ある追っかけ再生動作させる制御対象機器の候補一覧をモニタ3上に表示させて、ユーザがリモコンのカーソル移動ボタンを操作することによって手動で選択決定するようにしてもよい。
図7は、上記ステップS5の詳細な動作例を示している。
まず、追っかけ再生動作であることが記憶されているかメモリを参照することによって調べる動作に入る(ステップS51)。そして、記憶されているか否かを判定する(ステップS52)。ステップS52で記憶されていれば、モニタ3上に表示されているコントロールパネルの動作ボタンのカーソル位置を追っかけ再生にする(ステップS53)。これにより、決定ボタンを押すたけで、追っかけ再生動作が可能となる。
まず、追っかけ再生動作であることが記憶されているかメモリを参照することによって調べる動作に入る(ステップS51)。そして、記憶されているか否かを判定する(ステップS52)。ステップS52で記憶されていれば、モニタ3上に表示されているコントロールパネルの動作ボタンのカーソル位置を追っかけ再生にする(ステップS53)。これにより、決定ボタンを押すたけで、追っかけ再生動作が可能となる。
ここで、本発明の実施例1と従来の通常動作例とを比較するために、図8を参照して通常動作例について説明する。
図8では、ユーザがIEEE1394シリアルインターフェース接続されている機器を操作する場合、図8(a),(b)に示すように、リモコン5のボタン操作で、コントロールパネル表示を呼び出していた。
ここで、コントロールパネル表示は、制御機器選択フェーズと動作内容選択フェーズの2段階になっており、図8(a)の制御機器選択フェーズでは、ユーザは、操作対象となる機器(図ではi.3 HDDに記録中であることを示す‘・’が付いている)をカーソル移動によって選択し決定する。図8(a)では、制御機器のカーソル位置のデフォルトは一番若い番号の「i.1」であるので、カーソル移動によってi.3 HDDにカーソルを移動させ、リモコンの決定ボタンを押すことになる。
すると、図8(b)に示すように「i.3 HDD」の動作内容選択フェーズに移行するので、ユーザはカーソル移動によって動作内容を選択し決定していた。図8(b)では、動作ボタンのカーソル位置のデフォルトは「電源ボタン」であるので、カーソル移動によって「追っかけ再生ボタン」にカーソルを移動させる(図8(c)参照)。
図8(c)の状態から、リモコンの決定ボタンを押すと、「i.3 HDD」の追っかけ再生が開始することになる。
このように、従来、通常に行われていた動作では、制御機器選択フェーズから動作内容選択フェーズに移行したときのカーソルの初期位置は固定の位置(図では「電源ボタン」の位置)に決められていた。よって、追っかけ再生などの動作を行う場合において、所望のボタンである「追っかけ再生ボタン」の位置までカーソルを移動させるユーザの操作が必要となり、手順がかかるものとなっていた。
これに対して、本発明の実施例1によれば、所定のインターフェース、例えばIEEE1394シリアルインターフェースに接続されている機器の動作状態を調べ、ユーザが行いたい動作を予測して、実行に移すことでユーザの操作の手順を簡素にし、使い勝手をよくすることができる。
実施例2では、ユーザがIEEE1394シリアルインターフェース接続されている現在記録動作をしているHDD装置23を操作する場合には、記録中の動作をしている状態において、ユーザの操作は追っかけ再生がしたい場合が多いと予想し、ユーザがコントロールパネル表示を呼び出そうとして、リモコンの例えば「iLINKボタン」を操作したときに、先ず、コントロールパネル表示を行うようにし、この状態でユーザがコントロールパネル表示上の制御機器選択フェーズで記録中であることを示す‘・’が表示されている「i.3 HDD」(図9(a)参照)にカーソルを移動させ、リモコンの決定ボタンを押すと、前記のコントロールパネル表示上に示されるカーソルが「追っかけ再生ボタン」の位置に一気に移動された状態(図9(b)参照)にモニタ3に表示されるようにする。
図9は本発明の実施例2の映像信号記録再生システムにおけるモニタ画面上のコントロールパネル表示を示している。
図9では、ユーザがIEEE1394シリアルインターフェース接続されている機器を操作する場合、図9(a)に示すように、リモコン5の「iLINKボタン」操作で、まず制御機器選択フェーズのコントロールパネル表示を呼び出していた。
コントロールパネル表示は、制御機器選択フェーズと動作内容選択フェーズの2段階になっており、図9(a)の制御機器選択フェーズでは、ユーザは、操作対象となる機器(図ではi.3 HDDに記録中であることを示す‘・’が付いている)をカーソル移動によって選択し決定する。図9(a)では、制御機器のカーソル位置のデフォルトは一番若い番号の「i.1」であるので、カーソル移動によってi.3 HDDにカーソルを移動させ、リモコンの決定ボタンを押すことになる。
すると、図9(b)に示すように「i.3 HDD」の動作内容選択フェーズに移行し、且つカーソルが自動的に「追っかけ再生ボタン」に移動されている。
図9(b)の状態から、リモコンの決定ボタンを押すと、「i.3 HDD」の追っかけ再生が開始することになる。
このように本発明の実施例2では、実施例1のようにリモコン5の「iLINKボタン」操作で一挙に動作内容選択フェーズに至るのとは異なり、まず制御機器選択フェーズが表示され、記録中の制御機器を選択操作することで、つぎの動作内容選択フェーズにおける「追っかけ再生」操作の前段階に至るようにしているものである。これでも、従来の図8のと比べれば、図8(b)に示すステップが1つ減少して、操作が簡単になる利点を有する。
実施例3では、ユーザがIEEE1394シリアルインターフェース接続されている現在記録動作をしているHDD装置23を操作する場合には、記録中の動作をしている状態において、ユーザの操作は追っかけ再生がしたい場合が多いと予想し、ユーザがコントロールパネル表示を呼び出そうとして、リモコンの「iLINKボタン」を操作したときに、一気に追っかけ再生動作を実行し、追っかけ再生が開始されるようにしたものである。
図10は本発明の実施例3の映像信号記録再生システムにおけるモニタ画面上の表示を示している。
すなわち、HDD装置23が記録中の動作をしている状態において、ユーザがリモコンの「iLINKボタン」を操作したときに、コントロールパネル表示を行わないで追っかけ再生の動作だけをさせるようにする。このとき、コントロールパネルが表示されないので、図10に示すように、追っかけ再生動作をしている状態をユーザに分かるようにするためにモニタ3の画面上に「追っかけ再生中」の表示、或いは同様なアイコンなどの表示をするとよい。
本発明の実施例3によれば、「iLINKボタン」を操作したときに、コントロールパネル表示を一切することなく、追っかけ再生の動作に一挙に入ることができ、極めて簡単操作を実現することができる。
以上述べたように本発明によれば、追っかけ再生をするかどうかを予想する手段により、ユーザが期待する動作を早く行える。カーソルを所望の動作ボタンに直接移動させる手段により、所望の動作ボタンへの移動が早く行える。現在記録動作している機器を探し出す手段により、追っかけ再生をする機器を自動で決定できる。カーソルを所望の機器に直接移動させる手段により、所望の操作機器への移動が早く行える。
本発明は、所定のインターフェースはIEEE1394シリアルインターフェースに限定されるものではない。即ち、本体部に対して、少なくとも1つの映像機器がIEEE1394シリアルインターフェース(iLINK)で接続される場合に限らず、インターフェースとして例えばUSB(ユニバーサルシリアルバス)を用いて映像機器を接続する場合にも応用することが可能である。
1,2…アンテナ
3…モニタ(表示手段)
5…リモコン(操作手段)
10…STB(本体部)
11…チューナ
12…AVデコーダ(復調手段)
16…IEEE1394処理部(IEEE1394シリアルインターフェース、所定のインターフェース)
16a,21a,22a,23a,24a…IEEE1394端子(iLINK端子)
18…マイクロコンピュータ(制御手段)
21,22,23,24…映像機器(接続機器)
代理人 弁理士 伊 藤 進
3…モニタ(表示手段)
5…リモコン(操作手段)
10…STB(本体部)
11…チューナ
12…AVデコーダ(復調手段)
16…IEEE1394処理部(IEEE1394シリアルインターフェース、所定のインターフェース)
16a,21a,22a,23a,24a…IEEE1394端子(iLINK端子)
18…マイクロコンピュータ(制御手段)
21,22,23,24…映像機器(接続機器)
代理人 弁理士 伊 藤 進
Claims (10)
- テレビジョン放送信号を受信するチューナと、受信した放送信号から映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した放送受信機と、
この放送受像機に所定のインターフェースで接続される映像機器と、
前記放送受像機に接続され、前記復調された映像信号及び前記映像機器の動作を選択操作するためのユーザインターフェースを表示可能な表示手段と、を具備し、
前記放送受像機の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を有したことを特徴とする映像信号記録再生システム。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生装置。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生方法。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生方法。 - 外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段を有した本体部と所定のインターフェースで接続されている映複数の像機器の中から記録動作をしている機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べるステップと、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定するステップと、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させるステップと、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させるステップと、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させるステップと、
を具備したことを特徴とする映像信号記録再生方法。 - 入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を有したことを特徴とする映像信号記録再生システム。 - 入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現するユーザインターフェースを前記本体部に接続された表示手段上に表示させる手段と、
前記ユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を有したことを特徴とする映像信号記録再生システム。 - 入力される映像信号を復調する復調手段と、外部の映像機器に対して映像信号の入出力及び制御を行う制御手段とを有した本体部と、
この本体部に所定のインターフェースで接続される少なくとも1つの映像機器と、
前記本体部に接続され、映像信号を表示可能な表示手段と、を具備し、
前記本体部の制御手段は、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録動作をしている機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中から記録しながら再生が可能な機器を調べる手段と、
前記所定のインターフェースで接続されている複数の映像機器の中で、記録動作中で且つ記録しながら再生が可能な機器を制御対象とし、その制御対象の記録動作中の機器に再生動作を決定する手段と、
操作手段を操作したとき、前記所定のインターフェースで接続されている映像機器の一覧を示し、その一覧の中から記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択可能とする第1のユーザインターフェースを前記本体部に接続された前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第1のユーザインターフェースで記録しながら再生が可能で且つ記録動作中の機器を選択したとき、前記の決定した再生動作を、この再生動作を含む複数種類の動作形態の中から選択可能に表現する第2のユーザインターフェースを前記表示手段上に表示させる手段と、
前記第2のユーザインターフェース上に表現された動作形態を選択操作することによって、前記制御対象とする記録動作中の機器に、前記の決定した再生動作を実行させる手段と、
を有したことを特徴とする映像信号記録再生システム。
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US11/040,009 US20050169602A1 (en) | 2004-02-04 | 2005-01-24 | Apparatus, method, and system for video signal recording and playback |
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JP2004028410A JP2005223532A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 映像信号記録再生装置、映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生システム |
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2004
- 2004-02-04 JP JP2004028410A patent/JP2005223532A/ja active Pending
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2005
- 2005-01-24 US US11/040,009 patent/US20050169602A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035190A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Sharp Corp | 表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US20050169602A1 (en) | 2005-08-04 |
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