JP2005223137A - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

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    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/30Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the memory core region

Abstract

【課題】 メモリセルを構成する強誘電体キャパシタの初期の特性偏りがなく、レイアウト面積が小さな強誘電体メモリ装置を提供する。
【解決手段】 マトリクス状に配列された複数のメモリセルと、該複数のメモリセルの第1の配列方向に延びる複数のビット線と、該複数のメモリセルの第2の配列方向に延びる複数のワード線とを備えた強誘電体メモリ装置101において、メモリセル101aを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2を、その一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続し、第1、第2の強誘電体キャパシタC1、C2をそれぞれ、第1、第2のトランジスタT1、T2を介して1対のビット線BL0、XBL0に接続した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、強誘電体メモリ装置に関し、特にそのメモリセルの構造に関するものである。
従来の強誘電体メモリ装置には、例えば、特許文献1に記載されているように、強誘電体キャパシタの両電極からそれぞれの電極に電界を印加したときの分極量を読み出す方式のメモリセルを有するものがあり、このようなメモリセルでは、1つの強誘電体キャパシタの両電極は対応するトランジスタを介してビット線に接続されている。
この方式のメモリセルは、ビット線の電位を変化させ、そのときの強誘電体キャパシタでの分極反転量の差をデータとして読み出すものであり、強誘電体キャパシタがインプリントした場合、つまり強誘電体キャパシタのヒステリシス特性のずれにより、分極反転しにくくなった場合でも、データを読み出せるという有利なものである。
図11は、特許文献1に開示のメモリセルの回路構成を示す図である。
このメモリセル200aは、1つの強誘電体キャパシタと2つのトランジスタとからなる2T1C型のメモリセルであり、第1及び第2の接続ノードN1及びN2を有し、第1及び第2のノードN1及びN2間には、1つの強誘電体キャパシタC0が接続され、第1のノードN1は第1のトランジスタT1を介してビット線BL0に接続され、第2のノードN2は第2のトランジスタT2を介してビット線XBL0に接続されている。上記第1のトランジスタT1のゲート電圧はワード線WL0Aにより制御され、第2のトランジスタT2のゲート電圧はワード線WL0Bにより制御される。
図12は、図11に示すメモリセルを備えた従来の強誘電体メモリ装置の断面構造を示す図である。
従来の強誘電体メモリ装置200を構成する半導体基板の表面領域には、メモリセル200aを構成する各トランジスタT1、T2の拡散層21、22が一定間隔を隔てて形成されており、該拡散層21及び22上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極であるワード線WL0A及びWL0Bが位置している。
また、上記半導体基板の、上記両拡散層21及び22間の領域上には、メモリセル200aを構成する強誘電体キャパシタC0の下部電極11が絶縁膜(図示せず)を介して形成され、該下部電極11上には、強誘電体膜であるSBT(タンタル酸ビスマスストロンチウム)膜13を介して、上記強誘電体キャパシタC0の上部電極が、その下部電極11の一部と対向するよう形成されている。
そして、上記強誘電体キャパシタC0の上部電極12の上層には、配線層201が該上部電極12と拡散層21にまたがるよう形成され、この配線層201は、コンタクトホール20aにより上部電極12に接続され、コンタクトホール21bにより拡散層21に接続されている。ここで、上記拡散層21の、ゲート電極に対してコンタクトホール21bとは反対側の領域上には、対をなすビット線の一方のビット線BL0が位置しており、該ビット線BL0は、コンタクトホール21aを介して上記拡散層21に接続されている。また、上記上部電極12の上層には、配線層202が該下部電極11と拡散層22にまたがるよう形成され、この配線層202は、コンタクトホール20bにより下部電極11に接続され、コンタクトホール22bにより拡散層22に接続されている。ここで、上記拡散層22の、ゲート電極に対してコンタクトホール22bとは反対側の領域上には、対をなすビット線のもう一方のビット線XBL0が位置しており、該ビット線XBL0は、コンタクトホール22aを介して上記拡散層22に接続されている。なお、上記配線層201、202はそれぞれ、上記メモリセルの回路構成における第1、第2のノードN1、N2となっている。
図13は、上記強誘電体キャパシタのヒステリシス特性を説明する図であり、横軸に強誘電体キャパシタへの印加電圧Vf、縦軸に強誘電体キャパシタの分極量Qとする座標上でのヒステリシス曲線を示している。
例えば、強誘電体キャパシタC0への印加電圧Vfを0Vから3Vに変化させると、強誘電体キャパシタは分極状態Fに達し、このときの分極量Qは正の飽和分極量+Qsとなる。その後、上記印加電圧Vfを0Vに戻すと、強誘電体キャパシタの分極量Qは0にはならず、残留分極量+Prとなる(分極状態A)。さらに、強誘電体キャパシタC0への印加電圧Vfを0Vから−3Vに変化させると、強誘電体キャパシタは分極状態Bを経て分極状態Cに達する。このときの分極量Qは負の飽和分極量−Qsとなる。その後、上記印加電圧Vfを0Vに戻すと、強誘電体キャパシタの分極量Qは0にはならず、残留分極量−Prとなる(分極状態D)。そして、強誘電体キャパシタC0への印加電圧Vfを0Vから3Vに変化させると、強誘電体キャパシタは分極状態Fに達することとなる。
次に動作について説明する。
まず、メモリセル200aへデータを書き込む動作について説明する。
ワード線WL0A及びWL0Bが選択され、トランジスタT1及びT2がオンした状態で、ビット線BL0及びXBL0が、書き込むデータに応じた極性の電位に設定されると、強誘電体キャパシタC0には一定の極性の電圧が印加され、強誘電体キャパシタC0は、印加された電圧の極性に応じた電荷移動により分極状態となる。例えば、Hデータの書き込み時は、ビット線BL0が電源電位Vdd(=3V)に、ビット線XBL0が接地電位(0V)に設定され、一方、Lデータの書き込み時は、ビット線BL0が接地電位(0V)に、ビット線XBL0が電源電位Vdd(3V)に設定される。そして、強誘電体キャパシタでは、上記電圧印加が解除された後には、該電圧印加時の分極量の一部が残留分極量として残り、メモリセル200aにデータが保持されることとなる。例えば、Hデータは、図13に示す分極状態Aとして強誘電体キャパシタに保持され、Lデータは、図13に示す分極状態Dとして強誘電体キャパシタに保持される。
次に、メモリセル200aからデータを読み出す動作について説明する。
まず、強誘電体キャパシタがHデータを保持しており、その分極状態は図13で説明したように分極状態Aとなっている場合について説明する。
この状態で、ビット線BL0がフローティング状態とされ、ビット線XBL0が読出し電位Vdd(3V)に設定されると、ビット線BL0に電荷を読み出す第1回目の電荷読み出しが行われる。この場合、強誘電体キャパシタには、Hデータを書き込んだときとは逆の極性の電圧が印加されることとなり、強誘電体キャパシタでの電荷移動量は大きく、フローティング状態のビット線BL0は、電源電位(3V)の7割程度の電位に充電される。実際は、ビット線BL0は、強誘電体キャパシタでの電荷移動量と、該ビット線の容量と強誘電体キャパシタの容量の容量比とにより決まる電位に充電される。そしてこの充電されたビット線BL0の電荷が、該ビット線BL0にトランジスタ(図示せず)を介して接続されたキャパシタ(図示せず)に保持される。
次に、ビット線BL0及びXBL0の電位が一旦接地電位(0V)とされた後、ビット線XBL0がフローティング状態とされ、ビット線BL0が読出し電位Vdd(3V)に設定されると、ビット線XBL0に電荷を読み出す第2回目の読み出しが行われる。この場合も、強誘電体キャパシタには、第1回目の電荷読み出し時と同様、残留分極量とは逆の極性の電圧が印加されるが、フローティング状態のビット線XBL0は、第1回目の電荷読み出し時のビット線BL0の充電電位に比べてやや低い、電源電位Vdd(3V)の5割程度の電位に充電される。これは、強誘電体キャパシタに電圧を印加する時点での残留分極量の絶対値が、第1回目の電荷読出し時における残留分極量の絶対値より小さいためである。そしてこのビット線XBL0に読み出された電荷が、該ビット線XBL0にトランジスタ(図示せず)を介して接続されたキャパシタ(図示せず)に保持される。
次に、ビット線BL0に読み出された電荷量QR1と、ビット線XBL0に読み出された電荷量QR2とが比較され、メモリセルに保持されているデータがHデータであるかLデータであるかが判定される。この場合は、電荷量QR1が電荷量QR2より大きいため、メモリセルの保持データはHデータであると判定される。
その後、両ビット線BL0及びXBL0は、読み出された電荷量に応じて、電源電圧Vddと接地電圧(0V)の一方に設定され、強誘電体キャパシタは、Hデータの読出し動作を行う前の分極状態に戻ることとなる。
次に、強誘電体キャパシタがLデータを保持しており、その分極状態は図13で説明したように分極状態Dとなっている場合について説明する。
この状態で、ビット線BL0がフローティング状態とされ、ビット線XBL0が読出し電位Vdd(3V)に設定されると、ビット線BL0に電荷を読み出す第1回目の電荷読み出しが行われる。この場合、強誘電体キャパシタには、Lデータを書き込んだときと同じ極性の電圧が印加されることとなり、強誘電体キャパシタでの電荷移動量は小さく、フローティング状態のビット線BL0は、電源電位Vdd(3V)の3割程度の電位に充電される。
次に、ビット線BL0及びXBL0の電位が一旦接地電位(0V)とされた後、ビット線XBL0がフローティング状態とされ、ビット線BL0が読出し電位Vdd(3V)に設定されると、ビット線XBL0に電荷を読み出す第2回目の読み出しが行われる。この場合は、強誘電体キャパシタには、第1回目の電荷読み出し時とは異なり、残留分極量とは逆の極性の電圧が印加され、フローティング状態のビット線XBL0は、第1回目の電荷読み出し時のビット線BL0の充電電位に比べて高い、電源電位Vdd(3V)の7割程度の電位に充電される。そしてこのビット線XBL0に読み出された電荷が、該ビット線XBL0にトランジスタ(図示せず)を介して接続されたキャパシタ(図示せず)に保持される。
その後は、Hデータの読出し時と同様、ビット線BL0に読み出された電荷量QR1と、ビット線XBL0に読み出された電荷量QR2とが比較され、メモリセルに保持されているデータがHデータであるかLデータであるかが判定される。この場合は、電荷量QR1が電荷量QR2より小さいため、メモリセルの保持データはLデータであると判定される。
そして、両ビット線BL0及びXBL0は、読み出された電荷量に応じて、電源電圧Vddと接地電圧(0V)の一方に設定され、強誘電体キャパシタは、Lデータの読出し動作を行う前の分極状態に戻ることとなる。
このように強誘電体キャパシタでは、強誘電体キャパシタでの残留分極の極性によって、ビット線BL0に読み出される電荷量と、ビット線XBL0に読み出される電荷量との大小関係が異なることから、上記メモリセルに保持されているデータを読み出すことができる。
米国特許第4888733号明細書
ところが、図12で示した従来のメモリセルの構造では、製造工程などによって初期から強誘電体キャパシタが特性の偏りを有する場合があり、このような特性の偏りは読み出し動作マージンを少なくさせるという課題があった。
簡単に説明すると、強誘電体キャパシタのSBT膜を下部電極上に結晶成長により形成する工程では、SBT膜の下部電極との界面付近に分極に寄与しない部分が形成される。また、強誘電体メモリ装置を構成する配線層やメモリセルの構造によっては、強誘電体キャパシタの上部電極をスパッタリングなどの方法で生成する工程で、キャパシタのチャージアップ現象が生じる場合もある。
上記のように強誘電体メモリ装置の製造工程で、SBT膜の下部電極との界面付近に分極に寄与しない部分が形成されたり、強誘電体キャパシタのチャージアップ現象が発生したりすると、強誘電体キャパシタは、インプリントと呼ばれる特性の偏りを有するものとなる。この特性の偏りは、ヒステリシス特性の偏りであり、つまり図13に示す座標上のヒステリシス曲線が、座標の横軸方向にずれるというものであり、このような特性の偏りを有する強誘電体キャパシタは、強誘電体キャパシタへの印加電圧によって発生する分極量が、該電圧印加の極性によって異なることとなり、データ読み出し時の動作マージンの小さいものとなってしまう。
また、従来の強誘電体メモリ装置におけるメモリセルは、強誘電体キャパシタの上部電極及び下部電極と、トランジスタの拡散層とをそれぞれ、コンタクトホールを介して該キャパシタ上層の配線層に接続した構造となっているため、下部電極のレイアウト面積は、下部電極上に上部電極を配置し、かつ下部電極を上層の配線層と接続するコンタクトホールを配置することができる程度の大きさとする必要があり、強誘電体キャパシタのレイアウト面積が大きくなるという課題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、製造工程で強誘電体キャパシタの特性の偏りが発生しても、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができ、しかも、強誘電体キャパシタのレイアウト面積を小さくすることができる強誘電体メモリ装置を提供することを目的とするものである。
本願請求項1に係る発明は、マトリクス状に配列された複数のメモリセルと、該複数のメモリセルの第1の配列方向に延びる複数のビット線と、該複数のメモリセルの第2の配列方向に延びる複数のワード線とを備えた強誘電体メモリ装置であって、前記メモリセルは、第1及び第2の電極を有する第1の強誘電体キャパシタと、第3及び第4の電極を有する第2の強誘電体キャパシタと、前記第1の電極と第1のビット線との間に接続された第1のトランジスタと、前記第3の電極と第2のビット線との間に接続された第2のトランジスタとを備え、前記第2の電極と前記第4の電極とは接続され、前記両強誘電体キャパシタは、それぞれの特性の偏りが打ち消されるよう接続された、ものである。
本願請求項2に係る発明は、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第2の電極と前記第4の電極は、同じ導電層により形成されている、ものである。
本願請求項3に係る発明は、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1の電極が接続された第1のトランジスタの拡散層と、前記第3の電極が接続された第2のトランジスタの拡散層とを電気的に分離する、該両拡散層の間に形成された素子分離領域を備えた、ものである。
本願請求項4に係る発明は、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1の電極と前記第3の電極との間に接続され、第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層との間に配置されたゲート電極を有する第3のトランジスタを備えた、ものである。
本願請求項5に係る発明は、請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加される動作時にはオフ状態となる、ものである。
本願請求項6に係る発明は、請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加されない非動作時にはオン状態となる、ものである。
本願請求項7に係る発明は、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と平行になるよう配置されている、ものである。
本願請求項8に係る発明は、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と垂直になるよう配置されている、ものである。
本願請求項1の発明に係る強誘電体メモリ装置によれば、メモリセルを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタをその一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続し、第1、第2の強誘電体キャパシタをそれぞれ、第1、第2のトランジスタを介して1対のビット線の一方及び他方に接続したので、メモリセルを構成する第1及び第2の強誘電体キャパシタが製造工程で発生した特性偏りを有する場合でも、データ読み出し時には、該両強誘電体キャパシタは1つの特性偏りのない強誘電体キャパシタとして動作することとなり、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができる。
また、第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタを直列に接続しているので、これらの強誘電体キャパシタと、対応するトランジスタとの電気的な接続は、各強誘電体キャパシタの、強誘電体膜に対して同じ側に位置する電極を、コンタクトホールを介してトランジスタの拡散層に接続することにより行うことができる。このため、強誘電体膜にコンタクトホールを形成する必要はなく、強誘電体キャパシタのレイアウト面積を小さくすることができるとともに、強誘電体キャパシタの一方の電極、例えば上部電極との電気的接続のためのコンタクト部を形成する工程が必要ないことから、加工による強誘電体キャパシタの劣化も少なくすることができる。
本願請求項2の発明によれば、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第2の電極と前記第4の電極は、同じ導電層により形成されているので、これらの電極の形成工程で、第1及び第2の強誘電体キャパシタの非対称な特性の偏りが発生するのを抑制することができる。
本願請求項3の発明によれば、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層とを分離する素子分離領域を備えているので、強誘電体キャパシタの一方の電極をトランジスタの拡散層と接続した後、その他方の電極を形成する工程では、トランジスタの拡散層がメモリセル毎に分離されていることから、強誘電体キャパシタのチャージアップを抑えることができる。
本願請求項4の発明によれば、前記第1の電極と前記第3の電極との間に接続され、第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層との間に配置されたゲート電極を有する第3のトランジスタを備えたので、第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層とが、第3のトランジスタのゲート電極により分離可能となり、隣接するトランジスタの配置間隔を小さくすることができる。
本願請求項5の発明によれば、請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加される動作時にはオフ状態となるので、強誘電体キャパシタに対するデータのアクセスを、上記第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層を素子分離絶縁領域により分離した場合と同様に行うことができる。
本願請求項6の発明によれば、請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加されない非動作時にはオン状態となるので、非動作状態のメモリセルのデータが、他のメモリセルの動作によるビット線電位などの変動により破壊されるのを防止することができる。
本願請求項7の発明によれば、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と平行になるよう配置されているので、1つのメモリセルの配置領域では、コンタクトホールがビット線に沿って配置されることとなり、ビット線の平均的な配列ピッチを縮小して、メモリセルアレイでのビット線配列方向の寸法を縮小することが可能となる。
本願請求項8の発明によれば、請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と垂直になるよう配置されているので、1つのメモリセルの配置領域では、コンタクトホールがワード線に沿って配置されることとなり、ワード線の平均的な配列ピッチを縮小して、メモリセルアレイでのワード線配列方向の寸法を縮小することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、該強誘電体メモリ装置を構成するメモリセルの回路構成を示している。
本実施の形態1の強誘電体メモリ装置を構成するメモリセル101aは、第1ないし第3の接続ノードN1〜N3を有するものであり、第1及び第2のノードN1及びN2の間には、第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2が直列に接続されており、該両強誘電体キャパシタの接続点が第3のノードN3となっている。また、第1のノードN1とビット線BL0との間には第1のトランジスタT1が接続され、第2のノードN2とビット線XBL0の間には、第2のトランジスタT2が接続されている。そして、このメモリセル101aは、上記第1のトランジスタT1のゲート電圧がワード線WL0Aにより制御され、第2のトランジスタT2のゲート電圧がワード線WL0Bにより制御されるものである。
図2(a)及び図2(b)は、実施の形態1の強誘電体メモリ装置101におけるメモリセルアレイ101bを説明する図であり、図2(a)は、メモリセルアレイ101b上でのメモリセルのレイアウトを示し、図2(b)は図2(a)に示される1つのメモリセル101aを拡大して示している。
この実施の形態1の強誘電体メモリ装置101は、メモリセルアレイ101bを有し、該メモリセルアレイ101bでは、第1の方向D1に沿った複数のワード線WLと、第2の方向D2に沿った複数のビット線BLとがマトリクス状に配置されている。ここで、対向する2つのビット線は1つのビット線対を構成し、また、対向する2つのワード線は1つのワード線対を構成している。また、上記ビット線対を構成する2つのビット線間には、上記ワード線対の配置間隔に合わせて、拡散層120が一定間隔で第1の方向D1に沿って配置されている。そして、1対のワード線と1対のビット線とにより囲まれる領域には、1つのメモリセルを構成する強誘電体キャパシタが配置されている。
例えば、1対のワード線WL0A及びWL0Bと1対のビット線BL0及びXBL0とにより囲まれた領域には、図2(b)に示すように、メモリセル101aを構成する直列接続の第1及び第2の強誘電体キャパシタC1及びC2が配置されている。そして、第1の強誘電体キャパシタC1は、その下側に配置されている第1のトランジスタT1を介して上記ビット線BL0に接続され、第2の強誘電体キャパシタC2は、その下側に配置されている第2のトランジスタT2を介してビット線XBL0に接続されている。
図3は、メモリセルアレイ101bの、上記メモリセル101aが配置されている部分及びその近傍の断面構造を示している。
半導体基板100の表面領域には、上記拡散層120、121、122がビット線の延びる方向D2に沿って一定間隔で形成されており、各拡散層は、該方向D2を長手方向とする長方形形状を有している。
上記拡散層121は、上記メモリセル101aの第1のトランジスタT1を構成するものであり、上記拡散層121の、拡散層122側の部分の上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介して上記ワード線WL0Aの一部がゲート電極として位置している。また、上記拡散層122は、上記メモリセル101aの第2のトランジスタT2を構成するものであり、上記拡散層122の、拡散層121側の部分の上には、ゲート絶縁膜を介して上記ワード線WL0Bの一部がゲート電極として位置している。
上記拡散層121の、ゲート電極に対して拡散層122側に位置する部分の上には、上記第1の強誘電体キャパシタC1を構成する下部電極111aが絶縁膜(図示せず)を介して配置されており、該下部電極111aは、コンタクトホール121bを介して、上記拡散層121の、該下部電極111a直下に位置する部分に接続されている。また、上記拡散層121の、ゲート電極に対して拡散層122と反対側に位置する部分は、その上方に位置するビット線BL0の一部に、コンタクトホール121aを介して接続されている。
上記拡散層122の、ゲート電極に対して拡散層121側に位置する部分の上には、第2の強誘電体キャパシタC2を構成する下部電極111bが絶縁膜(図示せず)を介して配置されており、該下部電極111bは、コンタクトホール122bを介して、上記拡散層122の、下部電極111b直下に位置する部分に接続されている。また、上記拡散層122の、ゲート電極に対して拡散層121と反対側に位置する部分は、その上方に位置するビット線XBL0の一部と、コンタクトホール122aを介して接続されている。
そして、上記下部電極111a及び111bの上には、これらにまたがるよう強誘電体膜であるSBT膜113が形成されており、該SBT膜113上には、第1及び第2の両強誘電体キャパシタC1及びC2に共通の上部電極112が形成されている。
なお、ここで、上記第1及び第2の強誘電体キャパシタC1、C2はスタック構造のものであり、また、該両強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bはそれぞれ、上記メモリセル101aの第1及び第2のノードN1及びN2を構成し、上記両強誘電体キャパシタに共通の上部電極112は上記メモリセル101aの第3のノードN3を構成している。
次に作用効果について説明する。
この実施の形態1の強誘電体メモリ装置101では、メモリセルへのデータの書込み及びメモリセルからのデータの読み出しは、従来の強誘電体メモリ装置200と同様に行われる。
そして、この実施の形態1の強誘電体メモリ装置101では、メモリセル101aを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2を、その一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続し、第1、第2の強誘電体キャパシタC1、C2をそれぞれ、第1、第2のトランジスタT1、T2を介して1対のビット線の一方及び他方に接続したので、メモリセル101aを構成する第1及び第2の強誘電体キャパシタが製造工程で発生した特性偏りを有する場合でも、データ読み出し時には、該両強誘電体キャパシタは1つの特性偏りのない強誘電体キャパシタとして動作することとなり、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができるという効果がある。
また、この実施の形態1の強誘電体メモリ装置101では、上部電極112を共通とする2つの強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bを、それぞれその直下に位置する、対応するトランジスタT1及びT2の拡散層121及び122にコンタクトホール112b及び122bを介して接続しているので、強誘電体キャパシタの上部電極を他の配線層と接続する必要はなくなり、しかも、下部電極を拡散層と接続するためのコンタクトホールは、上部電極の下側の領域に配置されることとなる。つまり、強誘電体キャパシタの下部電極を拡散層に接続するための領域は、上部電極の配置領域と重ねて配置することができ、メモリセルのレイアウト面積を非常に小さくすることができるという効果がある。また、上部電極との電気的接続のためのコンタクト部を形成する工程が必要ないため、加工による強誘電体キャパシタの劣化も少ないという効果がある。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、該強誘電体メモリ装置を構成するメモリセルの回路構成を示している。
本実施の形態2の強誘電体メモリ装置を構成するメモリセル102aは、上記実施の形態1のメモリセル101aにおいて、第1及び第2のノードN1及びN2の間に第3のトランジスタT3を接続し、該第3のトランジスタT3のゲート電圧をリセット信号線RSTにより制御するようにしたものである。
図5(a)及び図5(b)は、この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102におけるメモリセルアレイ102bを説明する図であり、図5(a)は、メモリセルアレイ102b上でのメモリセルのレイアウトを示し、図5(b)は、図5(a)に示される1つのメモリセル102aを拡大して示している。
この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102は、メモリセルアレイ102bを有し、該メモリセルアレイ102bは、実施の形態1のメモリセルアレイ101bにおけるビット線に沿って一定間隔で配置される複数の拡散層120に代えて、ビット線BLと平行な方向D2に延びる帯状形状の拡散層123を備え、該拡散層123上の、2つのトランジスタT1及びT2の間の領域に第3のトランジスタT3を形成したものである。
例えば、1対のワード線WL0A及びWL0Bと、1対のビット線BL0及びXBL0とにより囲まれた領域には、図5(b)に示すように、メモリセル102aを構成する直列接続の第1及び第2の強誘電体キャパシタC1及びC2が配置されている。そして、第1の強誘電体キャパシタC1は、その下側に配置されている第1のトランジスタT1を介して上記ビット線BL0に接続され、第2の強誘電体キャパシタC2は、その下側に配置されている第2のトランジスタT2を介してビット線XBL0に接続されている。また、第1のトランジスタT1と第2のトランジスタT2との間には第3のトランジスタT3が配置されており、リセット信号線RSTの一部がゲート電極として配置されている。
図6は、メモリセルアレイ102bの、上記メモリセル102aが配置されている部分及びその近傍の断面構造を示している。
半導体基板100の表面領域には、複数のメモリセルに共通する1つの拡散層123が形成されており、該拡散層123は、ビット線BLと平行な方向D2に延びる帯状形状のものである。上記拡散層123の、メモリセル102aが形成される領域の中央には、リセット信号線RSTの一部が第3のトランジスタT3のゲート電極として位置し、その一方側には、ワード線WL0Aの一部が上記第1のトランジスタT1のゲート電極として、その他方側にはワード線WL0Bの一部が上記第2のトランジスタT2のゲート電極として位置している。
そして、この実施の形態2のメモリセルアレイ102bのその他の断面構造は、図3に示す実施の形態1のメモリセルアレイ101aの断面構造と同一である。
このように実施の形態2のメモリセル102aは、第1及び第2のトランジスタT1及びT2を、第3のトランジスタT3により分離する構造となっており、トランジスタT3のゲート電圧をリセット信号線RSTによりトランジスタのオフ電位に固定することにより、上記両トランジスタT1及びT2が絶縁状態となる。但し、この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102は、メモリセルに対するアクセス動作時にはリセット信号線RSTをオフ電位とし、アクセス非動作時にはリセット信号線RSTをオン電位とする動作も可能なものである。
次に作用効果について説明する。
この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102では、メモリセルへのデータの書込み及びメモリセルからのデータの読み出しは、上記リセット信号線RSTをオフ電位とした状態で行われる点のみ、実施の形態1の強誘電体メモリ装置101の動作と異なっている。
そして、この実施の形態2では、実施の形態1と同様、メモリセル102aを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2を、その一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続しているので、メモリセル101aを構成する第1及び第2の強誘電体キャパシタが製造工程で発生した特性偏りを有する場合でも、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができるという効果がある。
また、この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102では、2つの強誘電体キャパシタの上部電極112を共通とし、各強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bを、対応するトランジスタT1及びT2の拡散層121及び122に接続しているので、強誘電体キャパシタの下部電極を拡散層に接続するコンタクト部は、上部電極の配置領域と重ねて配置することができ、メモリセルのレイアウト面積を非常に小さくすることができるという効果がある。
さらに、この実施の形態2の強誘電体メモリ装置102では、直列接続の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2と並列に第3のトランジスタT3を接続しているので、メモリセルに対するアクセス動作が行われていない状態では、該第3のトランジスタT3により上記第1及び第2のノードN1及びN2を同電位にして、メモリセルでのデータ破壊を防止することが可能である。しかも、拡散層上に配置したリセットトランジスタT3のゲート電極がメモリセルの第1,第2のノードN1,N2を電気的に分離することとなるので、第1及び第2のノード間を、隣接する拡散層の間に形成された素子分離絶縁膜により電気的に分離するものと比べて、メモリセルアレイ上でのメモリセルのレイアウト面積を小さくすることも可能である。
(実施の形態3)
図7(a)及び図7(b)は、本発明の実施の形態3による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、図7(a)は、該強誘電体メモリ装置のメモリセルアレイ上でのメモリセルのレイアウトを示し、図7(b)は、図7(a)に示される1つのメモリセルを拡大して示している。
この実施の形態3の半導体メモリ装置103は、メモリセルアレイ103bを有し、このメモリセルアレイ103bでは、第1の方向D1に沿った複数のワード線WLと、第2の方向D2に沿った複数のビット線BLとがマトリクス状に配置されている。
そして、この実施の形態3では、拡散層120が、隣接するワード線WLの間に第1の方向D1に沿って一定間隔で配置されており、1つの拡散層120上には2つのトランジスタが形成されている。また、1つのワード線に沿ってその両側に並んでいる2列の拡散層120は、一方の列の拡散層の配置を、もう一方の列の拡散層120の配置に対して、第1の方向D1の拡散層の配置ピッチの半分だけずらした配置となっている。上記一方の列の拡散層120は、その中央部分が隣接するビット線の一方の直下に位置し、上記もう一方の列の拡散層120は、その中央部分が隣接するビット線のもう一方の直下に位置している。
そして、隣接するワード線と、メモリセルに対するデータアクセスを行う対をなすビット線とにより囲まれる領域には、1つのメモリセルを構成する強誘電体キャパシタが配置されている。
ここで、実施の形態3のメモリセルは、実施の形態1のメモリセルと同一の回路構成を有しているが、この実施の形態3のメモリセルアレイ103bは、第1の方向D1に沿って延びるワード線WLから第2の方向D2に延びるよう分岐した、相対向する1対の分岐ワード線WLA、WLBにより1つのメモリセルを選択する構成としている。
例えば、隣接するワード線WL0及びWL1と、1対のビット線BL0及びXBL0とにより囲まれた領域には、図7(b)に示すように、メモリセル103aを構成する直列接続の第1及び第2の強誘電体キャパシタC1及びC2が配置されている。そして、第1の強誘電体キャパシタC1は、その下側に配置されている第1のトランジスタT1を介して上記ビット線BL0に接続され、第2の強誘電体キャパシタC2は、その下側に配置されている第2のトランジスタT2を介してビット線XBL0に接続されている。第1及び第2の強誘電体キャパシタC1及びC2の間には、メモリセル103aに対するデータアクセスを行うビット線対とは別のビット線対を構成する一方のビット線BLが配置されている。
図8は、メモリセルアレイ103bの、上記メモリセル103aが配置されている部分及びその近傍の断面構造を示している。
半導体基板100の表面領域には拡散層121及び拡散層122がワード線WLの延びる方向D1に沿って一定間隔隔てて形成されており、各拡散層は、該方向D1を長手方向とする長方形形状を有している。
拡散層121は、上記メモリセル101aの第1のトランジスタT1を構成するものであり、上記拡散層121の、拡散層122側の部分の上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介して上記分岐ワード線WL0Aがゲート電極として位置している。また、上記拡散層122は、上記メモリセル103aの第2のトランジスタT2を構成するものであり、上記拡散層122の、拡散層121側の部分の上には、ゲート絶縁膜を介して上記分岐ワード線WL0Bがゲート電極として位置している。
上記拡散層121の、ゲート電極に対して拡散層122側に位置する部分の上には、上記第1の強誘電体キャパシタC1を構成する下部電極111aが絶縁膜(図示せず)を介して配置されており、該下部電極111aは、コンタクトホール121bを介して、上記拡散層121の、該下部電極111a直下に位置する部分に接続されている。また、上記拡散層121の、ゲート電極に対して拡散層122と反対側に位置する部分は、その上方に位置するビット線BL0の一部に、コンタクトホール121aを介して接続されている。
上記拡散層122の、ゲート電極に対して拡散層121側に位置する部分の上には、第2の強誘電体キャパシタC2を構成する下部電極111bが絶縁膜(図示せず)を介して配置されており、該下部電極111bは、コンタクトホール122bを介して、上記拡散層122の、下部電極111b直下に位置する部分に接続されている。また、上記拡散層122の、ゲート電極に対して拡散層121と反対側に位置する部分は、その上方に位置するビット線XBL0の一部と、コンタクトホール122aを介して接続されている。
そして、上記下部電極111a及び111bの上には、これらにまたがるよう強誘電体膜であるSBT膜113が形成されており、該SBT膜113上には、第1及び第2の両強誘電体キャパシタC1及びC2に共通の上部電極112が形成されている。
なお、ここで、上記第1及び第2の強誘電体キャパシタC1、C2はスタック構造のものであり、また、該両強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bはそれぞれ、上記メモリセル103aの第1及び第2のノードを構成し、上記両強誘電体キャパシタに共通の上部電極112は上記メモリセル103aの第3のノードを構成している。
次に動作について説明する。
この実施の形態3の強誘電体メモリ装置103では、メモリセルへのデータの書込み及びメモリセルからのデータの読み出しは、実施の形態1の強誘電体メモリ装置101と同様に行われる。
そして、この実施の形態3では、実施の形態1と同様、メモリセル103aを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2を、その一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続しているので、メモリセル103aを構成する第1及び第2の強誘電体キャパシタが製造工程で発生した特性偏りを有する場合でも、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができるという効果がある。
また、この実施の形態3の強誘電体メモリ装置103では、2つの強誘電体キャパシタの上部電極112を共通とし、各強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bを、対応するトランジスタT1及びT2の拡散層121及び122に接続しているので、強誘電体キャパシタの下部電極を拡散層に接続するコンタクト部は、上部電極の配置領域と重ねて配置することができ、メモリセルのレイアウト面積を非常に小さくすることができるという効果がある。
また、この実施の形態3では、拡散層120をビット線BLと垂直な方向D1を長手方向とする長方形形状としたので、拡散層120をビット線に接続するコンタクト部と、拡散層120を強誘電体キャパシタの下部電極111a、111bに接続するコンタクト部とを、ビット線と垂直なワード線に沿って配置して、ワード線の配列方向D2におけるビット線コンタクト部の配置スペースを削減することができる。これにより、ワード線WLの配線ピッチを縮小することが可能となる。
また、この実施の形態3では、上記拡散層120を、ビット線と交差するよう配置し、該拡散層とビット線とをその交差部で接続しているので、ビット線BLの形状は、直線的な加工しやすい形状とすることができる。これにより、メモリセルアレイの製造工程で不良が発生しにくくなり、強誘電体メモリ装置の高い製造歩留まりを期待することができる。さらに、拡散層とビット線とをその交差部で接続していることから、ワード線WLとビット線BLとにより囲まれる個々のセル領域を、占有面積がキャパシタコンタクト部より小さいビット線コンタクト部が占有するといった効率の悪いレイアウトを避けることができ、同時に、強誘電体キャパシタの配置を、各メモリセルを構成する個々の強誘電体キャパシタの電極が各セル領域内に位置する均一なものとできる。これにより、メモリセルアレイ上でメモリセルが占める面積を縮小化することができる。また、強誘電体キャパシタの電極配置の平均化により電極間での短絡なども少なくなり、歩留まりを向上することができるという効果もある。
(実施の形態4)
図9(a)及び図9(b)は、本発明の実施の形態4による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、図9(b)は、該強誘電体メモリ装置のメモリセルアレイ上でのメモリセルのレイアウトを示し、図9(b)は、図9(a)に示される1つのメモリセルを拡大して示している。
本実施の形態4の強誘電体メモリ装置104を構成するメモリセル104aは、上記実施の形態3のメモリセル103aにおいて、第1及び第2のノードN1及びN2の間に第3のトランジスタT3を接続し、該第3のトランジスタT3のゲート電圧をリセット信号線RSTにより制御するようにしたものである。
この実施の形態4の半導体メモリ装置104は、メモリセルアレイ104bを有し、このメモリセルアレイ104bでは、実施の形態3のメモリセルアレイ103bにおけるビット線に沿って一定間隔で配置される複数の拡散層120に代えて、ビット線BLと平行な方向D2に延びる帯状形状の拡散層123を備え、該拡散層123上の、2つのトランジスタT1及びT2の間の領域に第3のトランジスタT3を形成したものである。
例えば、隣接するワード線WL0及びWL1と、1対のビット線BL0及びXBL0とにより囲まれた領域には、図9(b)に示すように、メモリセル104aを構成する直列接続の第1及び第2の強誘電体キャパシタC1及びC2が配置されている。そして、第1の強誘電体キャパシタC1は、その下側に配置されている第1のトランジスタT1を介して上記ビット線BL0に接続され、第2の強誘電体キャパシタC2は、その下側に配置されている第2のトランジスタT2を介してビット線XBL0に接続されている。また、第1のトランジスタT1と第2のトランジスタT2との間には第3のトランジスタT3が配置されており、リセット信号線RSTの一部がゲート電極として配置されている。
図10は、メモリセルアレイ104bの、上記メモリセル104aが配置されている部分及びその近傍の断面構造を示している。
半導体基板100の表面領域には、複数のメモリセルに共通する1つの拡散層123が形成されており、該拡散層123は、ビット線BLと垂直な方向D1に延びる帯状形状のものである。上記拡散層123の、メモリセル103aが形成される領域の中央には、リセット信号線RSTの一部が第3のトランジスタT3のゲート電極として位置し、その一方側には、ワード線WL0Aの一部が上記第1のトランジスタT1のゲート電極として、その他方側にはワード線WL0Bの一部が上記第2のトランジスタT2のゲート電極として位置している。
そして、この実施の形態3のメモリセルアレイ104bのその他の断面構造は、図8に示す実施の形態3のメモリセルアレイ103aの断面構造と同一である。
このように実施の形態4のメモリセル104aは、第1及び第2のトランジスタT1及びT2を、第3のトランジスタT3により分離する構造となっており、トランジスタT3のゲート電圧をリセット信号線RSTによりトランジスタのオフ電位に固定することにより、上記両トランジスタT1及びT2が絶縁状態となる。但し、この実施の形態4の強誘電体メモリ装置104は、メモリセルに対するアクセス動作時にはリセット信号線RSTをオフ電位とし、アクセス非動作時にはリセット信号線RSTをオン電位とする動作も可能なものである。
次に作用効果について説明する。
この実施の形態4の強誘電体メモリ装置104では、メモリセルへのデータの書込み及びメモリセルからのデータの読み出しは、上記リセット信号線RSTをオフ電位とした状態で行われる点のみ、実施の形態3の強誘電体メモリ装置103の動作と異なっている。
そして、この実施の形態4では、実施の形態3と同様、メモリセル104aを構成する第1及び第2の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2を、その一方の特性偏りが他方の特性偏りにより打ち消されるよう直列に接続しているので、メモリセル104aを構成する第1及び第2の強誘電体キャパシタが製造工程で発生した特性偏りを有する場合でも、データ読み出し時の動作マージンを十分確保することができるという効果がある。
また、この実施の形態4の強誘電体メモリ装置104では、2つの強誘電体キャパシタの上部電極112を共通とし、各強誘電体キャパシタの下部電極111a及び111bを、対応するトランジスタT1及びT2の拡散層121及び122に接続しているので、強誘電体キャパシタの下部電極を拡散層に接続するコンタクト部は、上部電極の配置領域と重ねて配置することができ、メモリセルのレイアウト面積を非常に小さくすることができるという効果がある。
また、この実施の形態4では、上記拡散層120を、ビット線と交差するよう配置し、該拡散層とビット線とをその交差部で接続しているので、実施の形態3と同様に、ビット線BLの形状は、直線的な加工しやすい形状とすることができる。さらに、拡散層とビット線とをその交差部で接続していることから、実施の形態3と同様にして、メモリセルアレイ上でメモリセルが占める面積を縮小化することができる。また、強誘電体キャパシタの電極配置の平均化により電極間での短絡なども少なくなり、歩留まりを向上することができるという効果もある。
さらに、この実施の形態4の強誘電体メモリ装置104では、直列接続の2つの強誘電体キャパシタC1及びC2と並列に第3のトランジスタT3を接続しているので、メモリセルでのデータ破壊を防止することができ、しかも、隣接するトランジスタの拡散層を素子分離絶縁膜により電気的に分離するものと比べて、メモリセルアレイ上でのメモリセルのレイアウト面積を小さくすることも可能である。
本発明の強誘電体メモリ装置は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタの初期の特性偏りをなくし、強誘電体キャパシタのレイアウト面積を小さくすることができるものであり、強誘電体キャパシタの分極特性を用いてデータのアクセスを行う不揮発性メモリに対して有効である。
本発明の実施の形態1による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、該強誘電体メモリ装置のメモリセルアレイを構成するメモリセル101の回路構成を示している。 実施の形態1のメモリセルアレイ101bにおけるメモリセル、ビット線、及びワード線のレイアウトを示す図である。 実施の形態1のメモリセルアレイ101bにおける1つのメモリセル101aを拡大して示す図である。 実施の形態1のメモリセルアレイ101bにおけるメモリセル101aの配置部分の断面構造を示す図である。 本発明の実施の形態2による強誘電体メモリ装置を説明する図であり、該強誘電体メモリ装置を構成するメモリセル102の回路構成を示している。 実施の形態2の強誘電体メモリ装置102aを構成するメモリセルアレイにおけるメモリセル、ビット線、ワード線などの配置を示す図である。 実施の形態2のメモリセルアレイ102bにおける1つのメモリセル102aを拡大して示す図である。 実施の形態2のメモリセルアレイ102bにおけるメモリセル102aの配置部分の断面構造を示す図である。 本発明の実施の形態3による強誘電体メモリ装置103aを説明する図であり、該強誘電体メモリ装置のメモリセルアレイにおけるメモリセル、ビット線、及びワード線の配置を示している。 実施の形態3のメモリセルアレイにおける1つのメモリセル103aを拡大して示す図である。 実施の形態3のメモリセルアレイ103bにおけるメモリセル103aの配置部分の断面構造を示す図である。 本発明の実施の形態4による強誘電体メモリ装置104aを説明する図であり、該強誘電体メモリ装置のメモリセルアレイ104bにおけるメモリセル、ビット線、及びワード線のレイアウトを示している。 実施の形態4のメモリセルアレイ104bにおける1つのメモリセル104aを拡大して示す図である。 実施の形態4のメモリセルアレイ104bにおけるメモリセル104aの配置部分の断面構造を示す図である。 従来の強誘電体メモリ装置におけるメモリセルの回路構成を示す図である。 従来の強誘電体メモリ装置におけるメモリセル部分の断面構成を示す図である。 従来の強誘電体メモリ装置で用いる強誘電体キャパシタの特性、つまり印加電圧に依存する分極電荷量のヒステリシス特性を説明する図である。
符号の説明
101〜104 強誘電体メモリ装置
101a〜104a メモリセル
101b〜104b メモリセルアレイ
111a、111b 下部電極
112 上部電極
113 SBT膜
120、121、122 拡散層
121a、121b、122a、122b コンタクトホール
BL、BL0、XBL0 ビット線
C1、C2 強誘電体キャパシタ
D1 第1の方向
D2 第2の方向
N1、N2、N3 ノード
T1、T2、T3 トランジスタ
RST リセット信号線
WL、WL0、WL0A、WL0B、WLA、WLB ワード線

Claims (8)

  1. マトリクス状に配列された複数のメモリセルと、該複数のメモリセルの第1の配列方向に延びる複数のビット線と、該複数のメモリセルの第2の配列方向に延びる複数のワード線とを備えた強誘電体メモリ装置であって、
    前記メモリセルは、
    第1及び第2の電極を有する第1の強誘電体キャパシタと、
    第3及び第4の電極を有する第2の強誘電体キャパシタと、
    前記第1の電極と第1のビット線との間に接続された第1のトランジスタと、
    前記第3の電極と第2のビット線との間に接続された第2のトランジスタとを備え、
    前記第2の電極と前記第4の電極とは接続され、
    前記両強誘電体キャパシタは、それぞれの特性の偏りが打ち消されるよう接続されたものである、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  2. 請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第2の電極と前記第4の電極は、同じ導電層により形成されている、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  3. 請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第1の電極が接続された第1のトランジスタの拡散層と、前記第3の電極が接続された第2のトランジスタの拡散層とを電気的に分離する、該両拡散層の間に形成された素子分離領域を備えた、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  4. 請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第1の電極と前記第3の電極との間に接続され、第1のトランジスタの拡散層と第2のトランジスタの拡散層との間に配置されたゲート電極を有する第3のトランジスタを備えた、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  5. 請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加される動作時にはオフ状態となる、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  6. 請求項4記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第3のトランジスタは、前記強誘電体キャパシタに電圧が印加されない非動作時にはオン状態となる、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  7. 請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と平行になるよう配置されている、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  8. 請求項1記載の強誘電体メモリ装置において、
    前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタの拡散層は、その長手方向が前記ビット線の延びる方向と垂直になるよう配置されている、
    ことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
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