JP2005218856A - 全身筋肉のトレーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、1つの一連の動きによって全筋肉を同時にトレーニングできるトレーニング装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の装置は、使用者がその筋肉をトレーニングする装置であって、本体と、この本体から、少なくとも使用者の腰よりも高く伸びた右及び左用のアームと、この右用及び左用アームそれぞれに、使用者に向かって伸びる中心軸の周りに回転自在取り付けられ、かつ前記中心軸から離れる方向に伸びた端部を有する右及び左用の回転部材と、前記右用及び左用の回転部材の端部に、前記中心軸と軸線を平行にして回転自在に取り付けられ、前記使用者がその右手及び左手で把持するための右手用及び左手用のハンドル部とを有し、前記使用者がその右手および左手でハンドル部を把持し、前記右用及び左用の回転部材を前記中心軸周りにそれぞれ独立的に回すことで使用者の上半身を鍛えるようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本出願は、2004年1月9日付け出願の日本国特許出願第2004−34240号:発明の名称「全身の筋肉トレーニングマシン」の優先権を主張するものであり、その全文はここに言及することにより本明細書に組み込まれるものとする。
本発明は、筋肉トレーニング機器に関し、特に全身の筋肉を鍛えることができるトレーニング装置に関するものである。
人間は複雑な関節の動作を可能とするように、大小数百もの筋肉と骨で成り立っている。しかしながら、従来のトレーニングマシンでは、一つの装置で鍛えることができる筋肉は非常に限定されているということがあった。例えば、腕を前方に押す筋肉に負荷をかけその筋肉を鍛えることと腕を引くための筋肉に負荷をかけて、腕を引く筋肉を鍛えることを同時に行えるトレーニング装置はない。
このため、全身の筋肉を鍛えるには、それぞれ様々な独立した動きをする様々な独立の装置が必要となる。典型的なフィットネスジムでは、全身の筋肉を鍛えるためには、少なくとも10種類のマシンを使って、10種類の動きを行う必要がある。
周知の運動器具の例としては、米国特許第6,120,419号明細書において、個人の家での使用に適した折りたたみ可能で複数の機能を有する運動装置が開示されている。米国特許第6,602,170号明細書では身体を調整及び鍛えるためのさまざまな柔軟体操及び運動を行うための胴体運動機器からなる全身運動器が開示されている。米国特許第4,746,116号明細書には、U型の垂直フレーム構造とペダル部からなり、全身の体操を補助するための全身運動機器が開示されている。
しかしながら、これらの従来の装置は、依然として身体の一部にのみ負荷をかけるものであり、人体の首から下の関節や筋肉のあらゆる稼働部位に同時に負荷をかけることのできるものではない。また、1つのマシンにおいて、簡単な設計を有し、1つの一連の動きのみを使ってそのような全負荷をかけることができるものも1つもない。
米国特許第6,120,419号明細書 米国特許第6,602,170号明細書 米国特許第4,746,116号明細書
したがって、本発明は、1つの装置で、全身(首より下)の関節の全稼動方向に同時に負荷をかけることが可能なトレーニング装置を提供することを目的とする。また、更に、詳しくは、簡単な構成で、1つの一連の動きによって全筋肉を同時にトレーニングできるトレーニング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態によれば、本発明の装置は、使用者がその筋肉をトレーニングする装置であって、本体と、この本体から、少なくとも使用者の腰よりも高く伸びた右及び左用のアームと、この右用及び左用アームそれぞれに、使用者に向かって伸びる中心軸の周りに回転自在取り付けられ、かつ前記中心軸から離れる方向に伸びた端部を有する右及び左用の回転部材と、前記右用及び左用の回転部材の端部に、前記中心軸と軸線を平行にして回転自在に取り付けられ、前記使用者がその右手及び左手で把持するための右手用及び左手用のハンドル部とを有し、前記使用者がその右手および左手でハンドル部を把持し、前記右用及び左用の回転部材を前記中心軸周りにそれぞれ独立的に回すことで使用者の上半身を鍛えるようになっていることを特徴とするトレーニング装置が提供される。
ここで、前記回転部材は、円盤であり、その表面を使用者側に向けた状態で、その中心部を前記右用及び左用のアームに回転自在に取り付けられており、前記ハンドル部は、前記円盤の前記表面の円周部に取り付けられたものであることが好ましい。
また、前記ハンドル部は、前記回転部材の端部に前記中心軸と軸線を平行にして回転自在に取り付けられたハンドル部本体と、前記ハンドル部本体に、このハンドル部本体の軸線を直行する直行軸線回りに回転自在に取り付けられ、前記使用者が右手及び左手でつかむ把持部とを有するものであることが好ましい。
さらに、前記左右のアームは、垂直軸線周りに回動するように構成されており、前記回転部材及びハンドル部を含む全体が一体として前記中心軸線回りに少なくとも所定の角度の範囲で回動するようになっていることが好ましい。
また、前記トレーニング装置装置において、前記右用の回転部材の回転中心軸と左用回転部材の回転中心軸は105度〜130度の角度をなすことが好ましい。
さらに、この発明の1実施形態によれば、このトレーニング装置装置は、前記本体に設けられたベース部を有し、このベース部は、床面に設置されるベース部材と、このベース部材上に使用者に向かって伸びる垂直軸線回りに回転自在に設けられ、この垂直軸線を挟む両端位置に使用者の左右の足をそれぞれ乗せるように構成された使用者支持部とを有し、使用者がその腰を前記垂直軸線回りに回転させることできるように構成されたものである。
また、装置は、前記使用者支持部の両端位置上に使用者の足との間に介在する形で設置され、垂直軸線回りに回転自在に設けられた回転板を有することが好ましい。この場合、前記回転板上に取り付けられ、前記使用者の足を滑らないように保持するための保持部材を有し、前記保持部は、多数の弾性材料で整形された柱部材を有し、それら複数の柱部材が変形して足の形にフィットするように構成されていることが望ましい。
また、前記ベース部材には、前記使用者支持部の回転角度を規制するための規制部材が設けられていることが望ましい。
この発明の他の特徴及び効果は、次の発明の実施形態の項により明らかにされる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明によるトレーニングマシン1は、本体2を有し、この本体2は、水平方向に広がる底ベース部3と、この床ベース部3の一端部から垂直方向に延びる長細部分4とを有する。この底ベース部3には、軽量化のために穴部5が設けられており、この穴部5内には、図に7で示す脚ボードを保持するためのブリッジ8が架設されている。
脚ボード7は、長円形のリジッドな板部材であり、その中心部を、ピンまたはボルト9を介して前記ブリッジ部8に回転自在に取り付けられている。このことで、脚ボード7は、その上面を水平に保った状態で、垂直軸線周りに回転できるようになっている。
また、この脚ボード7の上面の両端には、右足用及び左足用の一対の円形の脚プレート11、12が、使用者が使用するときの足の間隔(図8参照)に合わせて配置されている。各脚プレート11,12は、その中心部を、ピンまたはボルト13,14または業界で周知の他の方法によって前記脚ボード7に取り付けられ、その上面を水平にした状態で垂直軸線周り回転できるようになっている。
さらに、脚プレート11、12の上面の円周部に近い位置には、略楕円形の足プレート16と17がそれぞれ配置されている。これらのプレート16、17も、ピンまたはボルト18,19または業界で周知の他の方法によって、それぞれの脚プレート11、12上に取り付けられ、同様に回転自在となっている。
図3及び図4は、この足プレート16(17)の拡大上面図及び足を乗せた状態での一部縦断面を有する側面図である。図3に示されるように、前記足プレート16の上面は、十字の切り目が設けられて変形しやすいように構成されたゴム製の突起部20を多数有する。これらの突起部20は、図4に示されるように、前記使用者の足の裏の凹凸に沿って変形するような大きさ及び個数で設けられる。
このように構成されていることで、図8に示すように、利用者は両足をそれぞれの足プレート16,17に乗せた状態で、足首及び足をねじる動作、ひざを曲げる動作、腰をねじる動作を行えるようになっている。
また、図5は、前記底ベース部3の別の実施形態を示すものであるが、対称に配置された一対のレール22、23が設けられている。そして、各レール22と23上に、前記足プレート16と17がそれぞれ配置されている。この足プレート16と17は、前記レールの全長に沿って移動自在で、且つ水平方向に回転できるように、図示しない連結手段で前記レール22と23上に取り付けられている。このような構成によっても上記と同様の効果を得ることができる。
次に、このトレーニング装置1の上半身に対応する構成について説明する。
図1及び図2に示すように、前記本体2の長細部分4の上端には、上半身側に延びる左右のアーム25a、25bを有するアーム部材25が取り付けられている。このアーム部材25は下方に延出された下端部25cを、上記本体2の長細部分4の上端開口(図示しない)内に挿入し、図に27で示す捩じ込み式の固定リングで高さ方向に動かないように固定される。すなわち、このアーム部材25は、上記細長部分4の軸線に沿って高さを調節可能である。また、この固定リング27は、上記アーム部材25を左右に所定の角度の範囲で回動することを許容し、体の向きに応じて、前記アーム25a、25bの向きをこれらのアーム25a、25b間の相対角度を変えずに調節可能になっている。
前記アーム25a、25bの先端部には、右用及び左用の回転円盤28、29が図2に示すように、その回転軸線α、βを利用者側に向けた状態で回転自在に取り付けられている。この実施形態では、左右の回転円盤28,29の回転軸線α、β同士がなす角度が120度になるように設定されている。ただし、この回転軸線の成す角度は、前記アームユニット25に設けられたハンドル45を回すことで、このハンドル25に周知の機構により連動して105〜130度の範囲で調節可能になっている。
また、回転円盤28、29の表面の円周部位には、右手用及び左手用のハンドルユニット30,31が固定されている。図6は、前記回転円盤28(29)及びハンドルユニット30(31)を拡大して示す一部縦断面を有する側面図である。この実施形態では、回転円盤28の裏側にドーム形状の保持部32が固定されており、前記アーム25a(25b)の先端部33が、そこから伸びたシャフト部34を前記保持部32内に挿入し、例えば軸受35,36を介して回転自在に取り付けられている。このことで、前記回転円盤28(29)は、前記回転軸線α(β)回りに小さい抵抗で回転できるようになっている。
また、前記ハンドルユニット30(31)は、2つ可動機構を有する。ひとつは、利用者が把持するハンドル39を保持すると共にこのハンドル39を前記回転軸線αと直行する軸線回りに矢印41で示すように回転させるためのリング形状の第1の回転機構40である。この第1の回転機構40は、一部断面で示すように、回転をスムーズに行わせるための多数個の回転球42を円周状に内包している。前記第1の回転機構40の外側の面には、この回転機構40とハンドル39を含む部分を前記回転軸αと平行な軸線回りに矢印43で示すように回転自在に保持するための第2の回転機構44が設けられている。この回転機構44は軸形状をなし、回転する側の一端が前記第1の回転機構40の外側面に固定され、回転しない側の他端が前記回転円盤28の表面に固定されている。このことで、このハンドルユニット30は、前記回転円盤28の回転に伴い変化する利用者の手首の姿勢に合わせて自在にハンドル39の向きを変えることを許容するようになっている。
このような回転円盤及びハンドルユニットの構成によれば、腕を回す動作、腕をねじる動作、手首を捻る動作に対応することが可能になる。また、図2に示すように、回転円盤がその回転軸を120度の角度で交差させ、前記2つのハンドルユニットの水平距離が可変するように構成されている。このことで、腕を開いたり閉じたりする動作に対応することが可能になる。
図8(a)〜(c)は、使用者による、このトレーニング装置の使用方法を説明するための模式図である。
本実施形態のトレーニング装置によれば、多くの運動を可能にする。前記回転可能な部材の特定の組み合わせ、重ね合い及び位置の角度は、手首、腕、胴体(背骨)、腰(背下部)、脚、足首の体系的な運動を可能にし、これにはねじり能力、また人間の首下の関節のすべての稼動範囲に負荷をかけることが可能である。
図8(a)〜(c)に示すのは、この装置の好ましい使用方法の一例である。
図8(a)に示すのは、運動の初めの開始状態で、使用者は左右のハンドルユニット30と31をそれぞれの手で把持し、回転円盤28、29を引張り、前記ハンドルユニット30、31を逆手(使用者の手のひらが上向き)で把持した状態で使用者の手前近くに持っていく。
次に前記固定リング27が前記使用者の左側に少し回動し、左斜めの位置に設定される。両脚を前記足プレート21と22の上に乗せ、図8(a)に示されるように足が前後位置に開き、右足が前に来るようする。この構成が本運動の第1の姿勢である。
この状態から、足プレート12上の左足が前に移動され、前記脚プレート12と脚ボード7を回転する間に、右足が後方に移動する(前記使用者は脚を外側または内側円状に回転できる)。ハンドルユニット30と31を手で把持して、両腕は使用者の手前で左斜めの位置から前記腕プレート28と29が前方に回転する前方方向に動く。図8(b)に示されるようにその時点で、前記手は、逆手から順手(前記利用者の手は180度回転し、前記手の甲が上側に向く)へとねじられる。
図8(c)で示されるように、同じ運動軌道(慣性)を通って、前記腕プレート28と29は右斜めに一番手前まで(この時点で前記ハンドル30と31は180度回転し、前記手のひらは再び上向きになる)下向き方向に引き戻される。
次に前記脚は以前の位置を逆転して、脚プレート11,12と脚ボード7の回転を通して右脚が前に左脚が後ろに行くように動く。その間、両腕が前記腕プレート11,12を前記右斜め方向から前記前方方向に押し出され(この時、手は再び前記逆手から順手の手のひらが下になる位置にひねられる)、運動(慣性)の軌道に沿って使用者は左斜めで、手が一番手前にくる位置に戻る。
この例の運動では上記の動きが繰り返される。この一連の動作により全身の首下の関節の各方向に適切な負荷がかかる(つまり、そのような全方向で動くために必要な各筋肉の負荷)。言い換えると、この一連の動きで全身の筋肉を鍛えることができる。
人の体は何百もの筋肉を有する。これらの筋肉の収縮運動によって関節が動く。言い換えると、手、脚、及び胴体はこのような収縮によって動く。さらに体の各動きは個々の関節の動きの集合からなる。具体的には骨に結合する骨格筋の収縮および伸展が関節の動きを起こし、その結果の運動が起こる。
曲げることを可能にする筋肉または「屈筋」、またまっすぐにする筋肉または「伸筋」は各関節に存在する。曲げる際、関節の動きは前記屈筋の収縮から、伸ばす際は伸筋の収縮から達成される。したがって、そのような関節の全作動方向に負荷をかけることができると、これらの全方向でそれらの関節を動かすための全筋肉を鍛えることができる。
腕については、このマシンは前後、開閉(右左)、上下、及びねじり動作、また腕関節のすべての可能な動作用に負荷をかけることができる。上記の運動動作は、下→上、上→下、開→閉、閉→開、後→前、前→後、内側回転、及び外側回転の腕の動きに負荷が課される。
例えば、「押し出す」負荷が、前記腕プレート28,29を手前から上向き方向に押すときに加えられる。同時に、前記腕プレート28,29の前部は後部に比べて互いに近づいた位置にあるので、「閉める」負荷が両腕にかかる。代わりに、前記手前に引き戻す時、「引き」及び「開く」負荷が両腕にかかる。同じことが前記プレート28,29を上方及び下方方向に動かす際に適用される。
また、前記ハンドル39の回転により、腕のねじり動作用に負荷をかけることができ、それにより前記腕プレート28,29により強化できないこれらのねじり筋肉を鍛えることができる。前記マシンは腰にも負荷をかける事が可能である。さらに単一の動きによってすべての可能な腕動作の各筋肉を強化することができる。
脚については、前記足プレート16,17上に脚を置いて前記脚プレート11,12及び脚ボード7を水平に回転することによって、前後、開閉(左右)の動作が起こり、且これらの方向に負荷がかけられる。前記脚運動部材の回転によりねじり負荷もかけられる。代わりに、そのような動作をコントロールしようと試みる時にも脚にねじり負荷がかかる。
そのため、この装置によれば、脚の関節の全作動方向に負荷をかけることができる。エクササイズバイクと違い、これらの動きは水平であり垂直ではない。しかしながら、脚を前後に動かす筋肉をトレーニングすることにより、脚の上下運動に必要な全筋肉を鍛えることができる。
また、前記脚ボード7を回転することにより腰をひねることができ、腰に負荷をかけることができる。言い換えると、前記マシンは腰を回す筋肉を強化することができる。
胴体については、前記固定リング27での回転が上半身のねじり用に負荷をかけ、それによりそのような上半身のねじり用の筋肉をトレーニングする。上記の運動において、前記使用者は両脚を広げて確りと立ち、前記腕プレート28と29を回転させ、使用者の手前から外側に前向きに押す。次に前記使用者は前方方向から前記使用者の体の一番手前まで引き戻す。この運動は、胴体の前後動作に負荷をかけ、そのような胴体動作に使用される筋肉が鍛えられる。
この動作はものを押すために使われる脚動作用の負荷もかける。(前記脚プレート17と18のみを回転させるだけでは足首の関節を鍛えるのに不十分の可能性がある。そのためこの動作はそのような関節の必要な筋肉(ふくらはぎの筋肉など)も強化する)。また、綱引きの時に使用されるような、引くまたは引き伸ばす脚の動作にも負荷をかけ、ものを引くときの脚筋肉を鍛える。
更に上記に説明したように前記使用者は、右斜めの手前の位置から両腕を使って腕プレート28と29を回転させ上向きに押し出すことができる。前記慣性の運動軌道を通って、前記腕プレート28と29は次に左斜めの方向へ下向きに引き戻される。次に、両腕を回転し、左斜め方向から外側に押すことができる。前記慣性の軌道を使って、両腕は右斜め方向に戻ることができる。
この動きは、前記固定リング27を左右方向に回転させると同時に胴体のねじり及び上体の前後運動に負荷をかける。そのため、前記胴体を横方向及び左右方向に動かすための筋肉の同時運動を可能にする。
そのため、上記の一連の動きは、単一のマシンを使用して、人体の首下の全主要関節の全稼動方向に負荷をかける。すなわち、一連の動作が全身の各筋肉を同時に鍛える。
ここで留意すべきことは、室内バイクまたはランニングマシンは全方向の脚筋肉を強化できないことである。また、脚から(脚を開いて踏ん張った状態で)体および手まで力を連動する効果に欠けている。本マシンはそのため、従来の脚トレーニングマシンで提供できない全体的に優れた脚筋肉の強化を達成する。
最後に、全身のトレーニングを一度に行うことは、エネルギー消耗量が高いことを意味する。そのため、本発明により心肺機能を同時に鍛えることも可能である。
本発明の実施形態の上記の説明は、一例であり、例示および説明のためのものである。本発明の実施形態は、また、開示された形態に限定する目的で書かれたものでもなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、多くの変更および変形が可能であるのは明白である。
例えば、多種の構成要素のうち1つまた複数を固定及び/または回転不可(例えば前記脚ボード7)にして、全身の筋肉にかされる負荷をさまざまに大きくまたは限定してもよい。しかしながら、前記360度回転可能なハンドルユニット30、31が単なるハンドルになっていても、また、固定リング27が省略されて前記アーム部材25が本体2に完全に固定されていても全身の主要筋肉の強化が達成されることに留意するべきである。
また、例えば、図7に示すように前記底ベース部3にストッパ45を設け、前記回転プレート7の回動を制限するようにしても良い。このような構成によれば、初心者等が下半身を回転させすぎて腰を痛めることを有効に防止できる。
図1は、本発明の一実施実施形態に係る筋肉トレーニングマシンを示す斜視図である。 図2は、図1の筋肉トレーニングマシンの上面図である。 図3は、本発明で使用される足プレートの上面図である。 図4は、図3に図示される前記足プレート上の一部断面を有する側面図である。 図5は、本発明による別の一実施形態を示す底ベース3を示す上面図である。 図6は、図1に図示される前記腕プレートの一部断面を有する断面図である。 図7は、前記底ベース3の更に別の実施形態を示す上面図である。 図8は、本発明により可能となる運動動作を示す模式図である。

Claims (10)

  1. 使用者がその筋肉をトレーニングする装置であって、
    本体と、
    この本体から、少なくとも使用者の腰よりも高く伸びた右及び左用のアームと、
    この右用及び左用のアームそれぞれに、使用者に向かって伸びる中心軸の周りに回転自在取り付けられ、かつ前記中心軸から離れる方向に伸びた端部を有する右及び左用の回転部材と、
    前記右用及び左用の回転部材の端部に、前記中心軸と軸線を平行にして回転自在に取り付けられ、前記使用者がその右手及び左手で把持するための右手用及び左手用のハンドル部と
    を有し、
    前記使用者がその右手および左手でハンドル部を把持し、前記右用及び左用の回転部材を前記中心軸周りにそれぞれ独立的に回すことで使用者の上半身を鍛えるようになっていることを特徴とする装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記回転部材は、円盤であり、その表面を使用者側に向けた状態で、その中心部を前記右用及び左用のアームに回転自在に取り付けられており、
    前記ハンドル部は、前記円盤の前記表面の円周部に取り付けられたものである
    ことを特徴とする装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記ハンドル部は、
    前記回転部材の端部に前記中心軸と軸線を平行にして回転自在に取り付けられたハンドル部本体と、
    前記ハンドル部本体に、このハンドル部本体の軸線を直行する直行軸線回りに回転自在に取り付けられ、前記使用者が右手及び左手でつかむ把持部と
    を有することを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置において、
    前記右用及び左用のアームは、垂直軸線周りに一体的に回動するように構成されており、前記回転部材及びハンドル部を含む全体が前記中心軸線回りに少なくとも所定の角度の範囲で回動するようになっていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1記載の装置において、前記右用の回転部材の回転中心軸と左用回転部材の回転中心軸は105度〜130度の角度をなすことを特徴とする装置。
  6. 請求項1記載の装置において、
    前記本体に設けられたベース部を有し、
    このベース部は、
    床面に設置されるベース部材と、
    このベース部材上に使用者に向かって伸びる垂直軸線回りに回転自在に設けられ、この垂直軸線を挟む両端位置に使用者の左右の足をそれぞれ乗せるように構成された使用者支持部と
    を有し、
    使用者がその腰を前記垂直軸線回りに回転させることできるように構成されている
    ことを特徴とする装置。
  7. 請求項6記載の装置において、
    前記使用者支持部の両端位置上に使用者の足との間に介在する形で設置され、垂直軸線回りに回転自在に設けられた回転板を有することを特徴とする装置。
  8. 請求項7記載の装置において、
    前記回転板上に取り付けられ、前記使用者の足を滑らないように保持するための保持部材を有することを特徴とする装置。
  9. 請求項8記載の装置において、
    前記保持部は、多数の弾性材料で整形された柱部材を有し、それら複数の柱部材が変形して足の形にフィットするように構成されていることを特徴とする装置。
  10. 請求項6記載の装置において、
    前記ベース部材には、前記使用者支持部の回転角度を規制するための規制部材が設けられていることを特徴とする装置。
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