JP2005217924A - 信号復号化回路及び信号復号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高周波クロックを使わずに簡単なロジック・ゲートのみを用いて、2つのマッチトフィルタからの復調信号(A)REF,(B)DATAの時間差によって多値符号化されている信号を復号する信号復号化回路及び信号復号化方法を提供する。
【解決手段】 (B)DATAと(A)REFとを入力して、(B)DATA及び(A)REFの入力順序を判定し、(B)DATAを所定時間だけ遅延させた(D)DATA+DLと(A)REFとを入力して、(D)DATA+DLと(A)REFの入力順序を判定し、(A)REFを所定時間だけ遅延させた(C)REF+DLと(B)DATAとを入力して、当該(C)REF+DLと(B)DATAの入力順序を判定し、判定した入力順序の組み合わせに基づいて、(B)DATAと(A)REFとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号復号化回路及び信号復号化方法に関する。特に超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)送受信装置において、Multi−bit伝送(多値伝送)を行い、受信側のフロント・エンド回路でアナログ復調して、デジタル復号する信号復号化回路及び信号復号化方法に関する。
スペクトル拡散通信の新しいデータ通信方式として、データを500MHzから数GHz程度の極めて広い周波数帯に拡散して、搬送波を使わずにパルスにデータを重畳させて送受信を行う超広帯域無線通信方式が注目されている。それぞれの周波数帯に送信されるデータはノイズ程度の強さしかないため、同じ周波数帯を使う無線機器に妨害を与えることがなく、消費電力も少ないといった利点がある。
超広帯域無線通信方式は、一般に各ビットに対して所定数のインパルスを送信する繰り返し符号を用いている(非特許文献1を参照)。具体的には、時間周期T毎に時間を区切ることで、基準時点を定め、この基準時点から擬似ランダム時間だけ離れた時間において、パルスを送信する。
例えば、送信機は、データ1を送信する場合、擬似ランダム時間T1にパルスを送信し、データ0を送信する場合、T1+TS(TSは予め決められた時間である)にパルスを送信する。一方、受信機は、基準時点から時間T1だけ離れた時間においてパルスを受信した場合、データ1を復調し、時間T1+TSだけ離れた時間においてパルスを受信した場合、データ0を復調する。
通常、1のインパルスのみに信号を付加させてデータ通信を行う場合、パルスが雑音の影響受けて、データの信頼性が低下するので、これを防ぐために複数のパルスを加算させる。すなわち、送信機が擬似ランダム時間で複数のパルスを送信し、受信機は受信した受信信号と基準信号とを乗算する。乗算した乗算出力信号は、加算器において累算され、出力として判定器に入力される。データ1の場合、時間がたつと加算器は、乗算信号出力値を基準信号の時点で順次加算していくので、出力は増加していく。一方、データ0の場合、乗算信号出力値を順次加算していくと、出力は減少していく。この出力の値を平均し、所定の閾値と比較することでデータを判定する。
以上説明した動作により、データの復調が行われる。
山本 尚武、大槻 知明 Internally Turbo−Coded Ultra Wideband−Impulse Radio(ITU−UWB−IR)方式の特性評価 電子情報通信学会 信学技報 Technical Report of IEIGE.pp.25−30 RCS2002−55(2002−05)
上述の方式によって信号判定を行う場合、以下のような問題がある。まず送信機は、上述の擬似ランダム時間を正確に生成する必要がある。例えば、クロック周期を5GHzとすると、5GHzで動作可能なデジタル回路のカウンタが必要となる。このカウンタを常に動作させる場合、消費電力の増加が大きな問題となる。
また、仮に送信器が正確な時間で信号生成できたとした場合、受信器は、周期Tの信号フォーマットの推定誤差による伝搬性能劣化を防ぐために、この時間フォーマットをなんらかの方法で正確に推定する必要がある。さらに、上述の方式は、マルチパスに弱いといった問題点もある。
そこで、出願人は、このような問題を解決すべく、「超広帯域無線送信機及び超広帯域無線受信機並びに超広帯域無線通信方法(特願2002−262680)」についての出願を行っている。
この発明によれば、1ビット伝送の場合、図4に示す超広帯域無線送信機側のマッチトフィルタ120とマッチトフィルタ122に信号を入力するタイミングをずらし、それぞれのマッチトフィルタで変調されたパルス波もその時間差を保ったまま加算器で加算合成され電波となって送信される。
その加算合成された変調パルスが図5に示す超広帯域無線受信機側のマッチトフィルタ120とマッチトフィルタ122に、同時に入力されると、それぞれの出力から出てくる復調信号は送信側でずらしたタイミングと同じ時間差を保っているので、擬似ランダム時間を正確に生成しなくとも、どちらが先に出力されたかをRS−フリップフロップなどの簡単な論理ゲートで判定するだけで、”0”か”1”かのデータを復号することができる。また、この発明によれば、高速で動作可能なデジタル回路のカウンタを必要とせず、消費電力を削減することができる。
この考え方をさらに進めると、基準信号パルス(以下、(A)REFとする)と、データ信号パルス(以下、(B)DATAとする)のどちらがどのくらいの時間差で先に出力されたかを判定することで、2ビット以上のマルチビット伝送(多値伝送)を行うことができる。
この場合、(A)REF,(B)DATAの時間差を測るためには、図6、7に示すように、それぞれのマッチトフィルタから出力される復調信号(A)REF,(B)DATAの時間差より短い周期の(H)Clockを使ってその立ち上がりエッジ”J”,”K”の時点で信号のロジックレベルを判定する必要がある。
このように送受信タイミングが数n秒しか違わない基準信号パルスとデータ信号パルスの時間差によって多値符号化されたデータを受信して復号する場合、その2信号の時間差を非常に高い周波数のクロック信号を用いてカウントするしかなかったが、ASIC等により専用のICを開発しない限り、市販のデバイスでこのような高い周波数のクロックを実現するのは非常に難しく、コスト面での問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、高周波クロックを使わずに簡単なロジック・ゲートのみを用いて、2つのマッチトフィルタからの復調信号(A)REF,(B)DATAの時間差によって多値符号化されている信号を復号する信号復号化回路及び信号復号化方法を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、本発明は、データ信号パルスと基準信号パルスとを入力し、前記データ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序を判定する第1の判定手段と、前記データ信号パルスを入力し、第1の所定時間だけ遅延させる第1のデータ信号パルス遅延手段と、前記データ信号パルス遅延手段が出力する遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力し、当該遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定する第2の判定手段と、前記基準信号パルスを入力し、第1の所定時間だけ遅延させる第1の基準信号パルス遅延手段と、前記基準信号パルス遅延手段が出力する遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力し、当該遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定する第3の判定手段と、前記第1から第3の判定手段が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するデータ復号化手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、前記データ復号化手段は、前記第2及び第3の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記第1の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、前記データ信号パルスを入力し、第2の所定時間だけ遅延させる第2のデータ信号パルス遅延手段と、前記第2のデータ信号パルス遅延手段が出力する遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力し、当該遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定する第4の判定手段と、前記基準信号パルスを入力し、第2の所定時間だけ遅延させる第2の基準信号パルス遅延手段と、前記第2の基準信号パルス遅延手段が出力する遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力し、当該遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定する第5の判定手段とをさらに設け、前記データ復号化手段は、前記第1から第5の判定手段が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、前記データ復号化手段は、前記第4及び第5の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、第2の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第2の所定時間より小さい場合、前記第2及び第3の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記第1の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、データ信号パルスと基準信号パルスとを入力して、前記データ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序を判定し、前記データ信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力して、当該第1の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定し、前記基準信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力して、当該第1の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定し、前記判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと前記基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、前記判定した第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記判定したデータ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、前記データ信号パルスを第2の所定時間だけ遅延させた第2の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力して、当該第2の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定し、前記基準信号パルスを第2の所定時間だけ遅延させた第2の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力して、当該第2の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定し、判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
また、本発明は、前記判定した第2の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第2の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、第2の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第2の所定時間より小さい場合、前記判定した第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記判定したデータ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、データ信号パルスと基準信号パルスとを入力して、データ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序を判定し、データ信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスとを入力して、当該第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序を判定し、基準信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスとを入力して、当該第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序を判定し、判定した入力順序の組み合わせに基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。
したがって、高周波クロックを使用せずに市販の簡単なロジック・ゲート回路のみを用いてこの2信号の時間差を判定することができ、多値伝送が可能となり、通信全体の伝送レートの高速化を実現することができる効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
以下、図面を参照して、本発明の信号復号化回路の一実施形態について説明する。図1は、図3、4に示すUWB送受信装置において、本実施形態の信号復号化回路1を適用した受信部の構成図である。図1に示すように、本実施形態の信号復号化回路1は、遅延素子(遅延時間を5n秒とする)210、212と、NANDゲート2個1組で構成されるRS−フリップフロップ220、212、214とから構成されるデジタル部200と、デジタル部200から出力される判定結果に基づいて最終的にデータを復号するFPGA(Field Programmable Gate Array)230とで構成されている。
また、信号復号化回路1は、受信アンテナ110、LNA(Low Noise Amplifier)112、受信側マッチトフィルタ120、122およびそれらの出力信号を2値デジタル化するコンパレータ及びそのデジタル値をある期間保持するラッチ130、132とから構成されるアナログ部100と接続され、(A)REF,(B)DATAを入力する。
RS−フリップフロップ220は、ともにアナログ部100が出力する(A)REF,(B)DATAを入力し、(A)REF,(B)DATAの時間的な入力順序の前後を判定し、FPGA230に判定結果(例えば、(B)DATAが(A)REFよりもより先に入力された場合は「1」、(A)REFが(B)DATAよりもより先に入力された場合は「0」)を出力する。
遅延素子212は、アナログ部100が出力する(B)DATAを入力し、第1の所定時間、例えば5n秒だけ遅延させて、遅延データ信号パルス:(D)DATA+DLをRS−フリップフロップ224に出力する。
RS−フリップフロップ224は、遅延素子212が出力する遅延データ信号パルス:(D)DATA+DLとアナログ部100が出力する基準信号パルス:(A)REFとを入力し、遅延データ信号パルスと基準信号パルスの時間的な入力順序の前後を判定し、FPGA230に判定結果(例えば、遅延素子212が出力する遅延データ信号パルスが(A)REFよりもより先に入力された場合は「1」、(A)REFが遅延素子212が出力する遅延データ信号パルスよりもより先に入力された場合は「0」)を出力する。
遅延素子210は、アナログ部100が出力する(A)REFを入力し、第1の所定時間、例えば5n秒だけ遅延させて、遅延基準信号パルス:(C)REF+DLをRS−フリップフロップ222に出力する。
RS−フリップフロップ222は、遅延素子210が出力する遅延基準信号パルス:(C)REF+DLと、アナログ部100が出力する(B)DATAとを入力し、遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの時間的な入力順序の前後を判定し、FPGA230に判定結果(例えば、遅延素子210が出力する遅延基準信号パルスが(B)DATAよりもより先に入力された場合は「1」、(B)DATAが遅延素子210が出力する遅延基準信号パルスよりもより先に入力された場合は「0」)を出力する。
FPGA230は、RS−フリップフロップ220、222、224が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。具体的には、FPGA230は、RS−フリップフロップ222、224が判定した入力順序に基づいて、アナログ部100が出力する(A)REF,(B)DATAとの時間差と、遅延素子210、212における遅延時間(5n秒)との大小関係を判定して、(A)REF,(B)DATAとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、(A)REF,(B)DATAとの時間差が遅延素子210、212における遅延時間(5n秒)より小さい場合、RS−フリップフロップ220が判定した入力順序に基づいて、(A)REF,(B)DATAとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。
なお、FPGA230は、所定のタイミングでコンパレータ&ラッチ130、132にラッチクリア信号を供給する。
次に、図面を参照して、本実施形態の信号復号化回路1の多値符号化原理について説明する。図2は、本実施形態の信号復号化回路1におけるデジタル信号復号化処理の過程を示す説明図である。
ここでは多値符号化の例として、2ビット、すなわち”3”,”2”,”1”,”0”の4値を伝送する場合を考える。図2中の信号(A)REF,(B)DATAは、図1に示す2つのマッチトフィルタ120、122からの出力をコンパレータ130、132で2値化してラッチ回路130、132によってその値を一定期間保持した信号である。
ここでは、(A)REFに対する(B)DATAの時間差が7.5n秒遅れた状態をシンボル・データ=”3”とし、以下同様に、2.5n秒遅れた状態を”2”、2.5n秒進んだ状態を”1”、7.5n秒進んだ状態を”0”としている。
また、図5の区間(1)〜(5)は、アナログ部100から出力される信号(A)REF,(B)DATAのデジタル信号タイミング・チャートを表し、(C)REF+DL、(D)DATA+DLは、それらの信号(A)REF,(B)DATAを遅延素子210、212によってともに5n秒遅延させたデジタル信号タイミング・チャートを表している。
区間(5)〜(6)では、簡単化のためにそれら4信号のタイミング・チャートに直にX,Y,Zという3つのRS−フリップフロップ回路図を接続し、それらの出力信号のタイミング・チャートを区間(6)〜(9)で表している(X,Y,Zは、それぞれ順にRS−フリップフロップ220、222、224と対応し、X,Y,Z出力の初期値は”1”であるものとする)。
この図2の構成において、まず、X;RS−フリップフロップ220により信号(B)DATAが(A)REFよりも時間的に進んでいるか遅れているか、すなわち前にあるか後ろにあるかを判定し、後ろにある場合はY;RS−フリップフロップ222によりさらに5n秒以上離れて後にあるかどうかを判定する。
一方、最初の判定で前にあるとわかった場合はZ;RS−フリップフロップ224によりさらに5n秒以上離れて前にあるかどうかを判定する。
こうすることで、信号(A)REFよりも(B)DATAが「7.5n秒遅れた状態」、「2.5n秒遅れた状態」、「2.5n秒進んだ状態」、「7.5n秒進んだ状態」という4値を判定し、よって表1に示すようなシンボル・データとフリップフロップによる判定結果との対応ができ、2ビット伝送の復号を行う。
Figure 2005217924
・ Xは(B)DATAが(A)REFよりも前にあるかどうかを判定する。
・ Yは(B)DATAが(A)REFよりも5n秒以上離れて後にあるかどうかを判定する。
・ Zは(B)DATAが(A)REFよりも5n秒以上離れて前にあるかどうかを判定する。
以上の一連の信号復号化処理についてまとめると、まず2つのマッチトフィルタ120、122からの復調信号(A)REF,(B)DATAを入力して、デジタル部200内に設けられたバッファ(図示せず)で受ける。そして、(A)REF,(B)DATAをより高速な信号処理に適している差動信号にそれぞれ変換してから、さらに、後段に設けられた次のバッファで2つに分岐させる。分岐した片方の信号経路にはディレイラインを設け、もう片方の信号経路とともにバッファを通過し、NAND−ゲートで構成された3組のRS−フリップフロップ220、222、224に入力される。それらの3つの出力をバッファで受け、X,Y,Zが出力する3ビットデータとしてFPGA230に出力し、FPGA230は、表1に示す真理値表に従って復号する。
したがって、本実施形態の信号復号化回路1によれば、高周波クロックを使用せずに市販の簡単なロジック・ゲート回路のみを用いてこの2信号の時間差を判定することができ、多値伝送が可能となり、通信全体の伝送レートの高速化を実現することができる効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の信号復号化回路の第2の実施形態について説明する。図3は、第1の実施形態を拡張して、6値伝送を行う場合における構成図を示す。本実施形態の信号復号化回路1が第1の実施形態と異なる点は、遅延素子214、216、RS−フリップフロップ226、228をさらに設けた点である。
遅延素子214は、遅延素子210と同様に、アナログ部100が出力する(A)REFを入力し、第1の所定時間、例えば遅延素子210における遅延時間の整数倍(2倍なら10n秒)だけ遅延させて、RS−フリップフロップ226に出力する。ただし、ここでいう第1の所定時間は、遅延素子210における遅延時間とは異なるものとする。
RS−フリップフロップ226は、遅延素子214が出力する遅延基準信号パルスと、アナログ部100が出力する(B)DATAとを入力し、遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの時間的な入力順序の前後を判定し、FPGA230に判定結果(例えば、遅延素子214が出力する遅延基準信号パルスが(B)DATAよりもより先に入力された場合は「1」、(B)DATAが遅延素子214が出力する遅延基準信号パルスよりもより先に入力された場合は「0」)を出力する。
また、遅延素子216は、遅延素子212と同様に、アナログ部100が出力する(B)DATAを入力し、第1の所定時間、例えば遅延素子212における遅延時間の整数倍(2倍なら10n秒)だけ遅延させて、RS−フリップフロップ228に出力する。ただし、ここでいう第1の所定時間は、遅延素子212における遅延時間とは異なるものとする。
RS−フリップフロップ228は、遅延素子216が出力する遅延データ信号パルスとアナログ部100が出力する基準信号パルス:(A)REFとを入力し、遅延データ信号パルスと基準信号パルスの時間的な入力順序の前後を判定し、FPGA230に判定結果(例えば、遅延素子216が出力する遅延データ信号パルスが(A)REFよりもより先に入力された場合は「1」、(A)REFが遅延素子216が出力する遅延データ信号パルスよりもより先に入力された場合は「0」)を出力する。
FPGA230は、RS−フリップフロップ220、222、224に加え、226、228が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。具体的には、FPGA230は、RS−フリップフロップ226、228が判定した入力順序に基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、遅延素子214、216における遅延時間との大小関係を判定して、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。遅延素子214、216における遅延時間は、遅延素子210、212における遅延時間とは異なるため、あるタイミングにおいては、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が必ず識別できるためである。
すなわち、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第2の所定時間より小さい場合、RS−フリップフロップ222、224が判定した入力順序に基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、遅延素子210、212における遅延時間との大小関係を判定して、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。さらに、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第1の所定時間より小さい場合、第1の実施形態と同様に、RS−フリップフロップ220が判定した入力順序に基づいて、データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する。
以上のようにして6値復号化を行う。
以上の一連の信号復号化処理についてまとめると、入力端及びディレイライン前段に設けられるバッファ(図示せず)は第1の実施形態と同様であるが、当該バッファにおいて、(A)REF,(B)DATAそれぞれの信号を3分配し、そのままRS−フリップフロップ220の前段に設けられるバッファ(図示せず)に入力するもの、5n秒遅延させるディレイライン(遅延素子210、212のライン)を通過してからRS−フリップフロップ222、224の前段に設けられるバッファ(図示せず)に入力するもの、10n秒遅延させるディレイライン(遅延素子214、216のライン)を通過してからRS−フリップフロップ226、228の前段に設けられるバッファ(図示せず)に入力するものとを構成する。
それら5つのバッファの次段にNAND−ゲートで構成したRS−フリップフロップ220〜228がそれぞれ接続され、RS−フリップフロップ220〜228において、(A)REFに対する(B)DATAの遅延量(遅延時間:−10n秒以下、−10n秒以上〜−5n秒以下、−5n秒以上〜−0秒以下、+0n秒以上〜+10n秒以下、+5n秒以上〜+10n秒以下、+10n秒以上)を判定し、S,T,U,V,Wの5つのデジタル信号としてFPGA230に出力する。FPGA230は、表2に示す真理表を用いて、入力された5つのデジタル信号S,T,U,V,Wの組み合わせに基づいてデータを復号化する。
RS−フリップフロップ220〜228における遅延量判定アルゴリズムは、第1の実施形態における4値伝送の場合と同様に、まず、RS−フリップフロップ220により(B)DATAが(A)REFより先に来たかどうかを判定し、判定結果を示すデジタル信号SをFPGA230に出力する。
また、RS−フリップフロップ222により(B)DATAが(A)REFより5n以上遅れてきたかどうかを判定し、判定結果を示すデジタル信号TをFPGA230に出力する。
また、RS−フリップフロップ224により(B)DATAが(A)REFより5n秒以上先に来たかどうかを判定し、判定結果を示すデジタル信号UをFPGA230に出力する。
また、RS−フリップフロップ226により(B)DATAが(A)REFより10n秒以上遅れてきたかどうかを判定し、判定結果を示すデジタル信号VをFPGA230に出力する。
また、RS−フリップフロップ228により(B)DATAが(A)REFより10n秒以上先に来たかどうかを判定し、判定結果を示すデジタル信号WをFPGA230に出力する。
FPGA230は、RS−フリップフロップ220〜228からデジタル信号S〜Wを入力し、表2に示す真理値表に従って対応付けすることによって、6値を復号する。
Figure 2005217924
また本発明の信号復号方法は、8値以上の多値伝送においても一般化することができるものであり、例えば、n値伝送(nは8以上の偶数とする)においては、(n−1)個のフリップフロップを用いて、(n−1)ビットの判定データを取得し、これを真理値表に従って復号化する。このとき、各フリップフロップの前段において、互いに異なる(n/2−1)種類の遅延時間を遅延素子により生成する。すなわち、(n−2)個の遅延素子を(n−2)個のフリップフロップそれぞれの前段に設け、(B)DATAと(A)REFとの時間差を判定する。
この場合、使用するデバイスも、ここで述べたもの以外の同等の機能を有するロジック・ゲート回路やDSP(Digital Signal Processor),PLD(Programmable Logic Device)などを利用することができる。
第1の実施形態における信号復号化回路1の構成図。 デジタル信号復号化処理の過程を示す説明図。 第2の実施形態における信号復号化回路1の構成図。 UWB送信装置の構成図。 UWB受信装置の構成図。 高周波クロックを用いた復号方法の説明図。 高周波クロックを用いた復号方法の説明図。
符号の説明
1…信号復号化回路
100…アナログ部
110…アンテナ
112…LNA
120、122…マッチトフィルタ
130、132…コンパレータ、ラッチ
200…デジタル部
210、212、214、216…遅延素子
220、222、224、226、228…RS−フリップフロップ
230…FPGA

Claims (8)

  1. データ信号パルスと基準信号パルスとを入力し、前記データ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序を判定する第1の判定手段と、
    前記データ信号パルスを入力し、第1の所定時間だけ遅延させる第1のデータ信号パルス遅延手段と、
    前記第1のデータ信号パルス遅延手段が出力する遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力し、当該遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定する第2の判定手段と、
    前記基準信号パルスを入力し、第1の所定時間だけ遅延させる第1の基準信号パルス遅延手段と、
    前記第1の基準信号パルス遅延手段が出力する遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力し、当該遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定する第3の判定手段と、
    前記第1から第3の判定手段が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するデータ復号化手段と
    を具備することを特徴とする信号復号化回路。
  2. 前記データ復号化手段は、前記第2及び第3の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記第1の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号復号化回路。
  3. 前記データ信号パルスを入力し、第2の所定時間だけ遅延させる第2のデータ信号パルス遅延手段と、
    前記第2のデータ信号パルス遅延手段が出力する遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力し、当該遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定する第4の判定手段と、
    前記基準信号パルスを入力し、第2の所定時間だけ遅延させる第2の基準信号パルス遅延手段と、
    前記第2の基準信号パルス遅延手段が出力する遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力し、当該遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定する第5の判定手段と
    をさらに設け、
    前記データ復号化手段は、前記第1から第5の判定手段が判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号復号化回路。
  4. 前記データ復号化手段は、前記第4及び第5の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、第2の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第2の所定時間より小さい場合、前記第2及び第3の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記第1の判定手段が判定した入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項4に記載の信号復号化回路。
  5. データ信号パルスと基準信号パルスとを入力して、前記データ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序を判定し、
    前記データ信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力して、当該第1の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定し、
    前記基準信号パルスを第1の所定時間だけ遅延させた第1の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力して、当該第1の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定し、
    前記判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと前記基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする信号復号化方法。
  6. 前記判定した第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記判定したデータ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号復号化方法。
  7. 前記データ信号パルスを第2の所定時間だけ遅延させた第2の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスとを入力して、当該第2の遅延データ信号パルスと前記基準信号パルスの入力順序を判定し、
    前記基準信号パルスを第2の所定時間だけ遅延させた第2の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスとを入力して、当該第2の遅延基準信号パルスと前記データ信号パルスの入力順序を判定し、
    判定した入力順序の組み合わせに基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号復号化方法。
  8. 前記判定した第2の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第2の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、第2の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が第2の所定時間より小さい場合、前記判定した第1の遅延データ信号パルスと基準信号パルスの入力順序、又は、第1の遅延基準信号パルスとデータ信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差と、前記第1の所定時間との大小関係を判定して、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化するとともに、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差が前記第1の所定時間より小さい場合、前記判定したデータ信号パルス及び基準信号パルスの入力順序に基づいて、前記データ信号パルスと基準信号パルスとの時間差によって多値符号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項7に記載の信号復号化方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2444987A (en) * 2006-12-21 2008-06-25 Iti Scotland Ltd Wireless communication device and method

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