JP2005216264A - 支払代行システム及び支払代行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の振込依頼データや会計データの入力負担を軽減しながら、正確な振込処理や会計処理を行うことが可能な、支払債務を弁済するための振込依頼や会計処理の一部を代行する支払代行システムを提供する。
【解決手段】 振込依頼を行う前に利用者が承認を行いたい請求内容についての承認ルールを予め登録しておき、承認ルールに該当する支払債務については、利用者の承認を受けた後に振込依頼データを銀行ホストに送信する。承認ルールには、振込の上限金額や支払先の名称等を設定することができる。併せて、請求データから会計データを作成し、利用者に送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、債務者からの委託を受けて、支払債務を弁済するための振込依頼や会計処理の一部を代行する支払代行システム及び支払代行方法に関するものである。
銀行等の金融機関が主として企業向けに提供するサービスとして、企業内に設置された端末と通信回線を使って、企業内の端末から金融機関のサービスを利用することが可能なファームバンキングの普及が進んでいる(http://www.ufjbank.co.jp/houjin/jimushikin/eb/uline_extra/index.html)。ファームバンキングは、預金残高の照会や口座振込等の基本サービスに加えて、複数銀行への振込をまとめて実施する総合振込、給与振込、外国為替送金等の様々な機能を備えていて、企業内において金融機関の窓口と同様の取引が行えることを特徴としている。
ファームバンキングを利用すると、金融機関の窓口まで出向かなくても様々な手続を端末で行うことができるというメリットがあるが、例えば企業が取引先への支払を振込により行う場合は、支払先の口座番号や口座名義などの振込依頼データを利用者自身が端末から入力しなければならない。利用者が支払先の口座番号や口座名義を誤入力してしまった場合には、振込依頼は受け付けられず、データの修正に労力を要するとともに、支払が遅延してしまう恐れも生じ得るという課題を有している。
これに対して、入力された振込依頼データを事前に金融機関システムとの整合をとり、振込依頼時にはエラーが生じないこととして、上記の課題を解決する発明が開示されている(特許文献1参照。)。
特開2002−288442号公報
前記特許文献1記載の発明によれば、利用者の誤入力による振込処理のエラーの発生を効果的に防止することができる。しかしながら、この発明においても支払に必要な支払先、支払金額などの支払予定情報は利用者自身が端末から入力しなければならないため(前記特許文献1、段落番号0021参照)、利用者の入力負担を軽減することはできない。
また、一般に現在のファームバンキングシステムは、図1のような形態で利用されている。通常、ファームバンキングは導入企業の端末に専用のソフトをインストールして、電話回線を通じて銀行ホストと通信を行うが、かかるソフトはファームバンキング専用に用いられていて会計ソフト等とは連携していないために、導入企業は請求書の内容から振込依頼データをファームバンキングに入力するとともに、会計処理のための会計データを会計ソフトに入力しなければならない。請求書の数が膨大になると、かかる入力作業は利用者の負担になるとともに、誤入力が発生する原因にもなりやすい。
かかる利用者の入力負担を軽減するためには、入力のアウトソーシングサービスなどを利用することも考えられるが、例えば入力の元データとなる請求書からの入力をアウトソースする場合、本来は経費として認められない支出について振込を実行してしまうなど、社内において確認が必要な事項が見落とされてしまうなどの問題が生じ得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、利用者の振込依頼データや会計データの入力負担を軽減しながら、正確な振込処理や会計処理を行うことが可能な、支払債務を弁済するための振込依頼や会計処理の一部を代行する支払代行システム及び支払代行方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために、本発明は、支払債務を弁済するための振込依頼を代行する支払代行システムであって、前記支払債務の弁済にかかる債権者からの請求内容を特定する請求データを受け付ける請求データ受付手段と、支払債務を弁済するための振込依頼を行うために前記支払債務の債務者の承認を必要とする条件を定めた承認ルールを格納する承認ルール格納手段と、前記請求データに含まれる請求内容が前記承認ルールに該当する場合には、前記債務者の操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記請求データに従って振込処理を行うことの承認依頼を送信する承認依頼送信手段と、前記債務者端末より、通信ネットワークを通じて前記債務者が前記請求データに従った振込処理を承認したことを示す承認通知を受信する承認通知受信手段と、前記承認ルールに該当する請求内容を含まない請求データ及び前記承認通知を受信した請求データから、銀行システムに対して振込処理の依頼を行うために必要な振込依頼データを作成する振込依頼データ作成手段と、前記振込依頼データを前記銀行システムに送信する振込依頼データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明においては、支払債務の債務者から支払のための振込依頼のアウトソーシングを受けるための支払代行システムにおいて、債務者が振込依頼の前にチェックを行いたい請求内容についてのルールを予め登録しておき、当該ルールに該当する支払債務については債務者の承認を受けた後に振込依頼を実行することによって、債務者の振込依頼データの入力負担を軽減しながら、正確な振込処理を行うことが可能になる。
また、本発明は、前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、前記支払債務の勘定科目が含まれていて、前記請求データから、前記勘定科目に従って仕訳処理を行った会計データを作成する会計データ作成手段と、前記債務者が操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記会計データを送信する会計データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成すると、支払代行システムが受け付けた請求データから会計データを作成して債務者に送信することにより、債務者は振込依頼のアウトソーシングと併せて、会計データの入力についてもアウトソーシングを行い、会計データの入力負担を軽減することができる。
さらに、本発明は、前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる請求金額が含まれていて、前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要としない上限金額が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる請求金額が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する上限金額を超過した場合に、前記承認依頼を送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる支払先名が含まれていて、前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要とする支払先名の少なくとも一部が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる支払先名が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する支払先名の少なくとも一部を含む場合に、前記承認依頼を送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる勘定科目が含まれていて、前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要とする勘定科目が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる勘定科目が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する勘定科目に該当する場合に、前記承認依頼を送信することを特徴としてもよい。
本発明における承認ルールには、上記のように承認を要求する請求内容として、請求金額の上限、例えば交通費をチェックするために「鉄道」や「交通」の字を含むものなど支払先を特定するための支払先名称の一部、例えば不正支出をチェックするために「交際費」等の勘定科目などをキーにすることにより、債務者の承認が必要な支払債務を特定するよう構成することができる。
尚、本発明にかかる支払代行システムは、上記のそれぞれの構成にかかる支払代行システムを用いた支払代行方法として把握することもできる。
つまり、本発明にかかる支払代行方法は、支払債務を弁済するための振込処理を代行する支払代行方法であって、支払代行システムが、前記支払債務の弁済にかかる債権者からの請求内容を特定する請求データを受け付けるステップと、前記支払代行システムが、支払債務を弁済するための振込処理を行うために前記支払債務の債務者の承認を必要とする条件を定めた承認ルールを格納する承認ルール格納手段を参照して、前記請求データに含まれる請求内容が前記承認ルールに該当する場合には、前記債務者の操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記請求データに従って振込処理を行うことの承認依頼を送信するステップと、前記支払代行システムが、前記債務者端末より、通信ネットワークを通じて前記債務者が前記請求データに従った振込処理を承認したことを示す承認通知を受信するステップと、前記支払代行システムが、前記承認ルールに該当する請求内容を含まない請求データ及び前記承認通知を受信した請求データから、銀行システムに対して振込処理の依頼を行うために必要な振込依頼データを作成するステップと、前記支払代行システムが、前記振込依頼データを前記銀行システムに送信するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる支払代行方法は、前記請求データには前記支払債務の勘定科目が含まれていて、前記支払代行システムが、前記請求データから,前記勘定科目に従って仕訳処理を行った会計データを作成するステップと、前記支払代行システムが、前記債務者が操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記会計データを送信するステップと、を有することを特徴とすることもできる。
本発明により、本発明にかかる支払代行システムの利用者の支払債務にかかる振込依頼データや会計データの入力負担を軽減し、利用者の意思に応じた正確な振込処理や会計処理を行うことが可能になる。ファームバンキングを提供する金融機関は、本発明にかかる支払代行システムを利用することにより、顧客サービスの向上を図るとともに、新たな収益機会を得ることができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は本発明にかかる支払代行システムの実施形態の一例であって、請求内容の入力項目や承認ルールの設定項目などについて、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図2は、本発明にかかる支払代行システムの実施形態の一例を示す図である。図3は、本発明にかかる支払代行システムの構成を示すブロック図である。図4は、本発明にかかる支払代行システムにおいて、入力を受け付ける請求データの一例を示す図である。図5は、本発明にかかる支払代行方法のフローを示すフローチャートである。
まず、図2を用いて、本発明にかかる支払代行システムの概要について説明する。本発明にかかる支払代行システムによるサービスの導入企業は、支払代行システムによるサービス提供者に対して、請求書を渡して請求データの入力を依頼する。請求書は発行元、導入企業のいずれから受け取ってもよく、受け取る形式は紙媒体そのままであってもよいし、紙媒体をスキャニングした電子データであってもよい。請求書を紙媒体で受け取る場合には、これをスキャニングして電子データとして格納し、導入企業の端末から参照できることとしてもよい。
請求書を受け取ったサービス提供者のオペレータは、請求書に記載された支払先名称、支払期日、支払金額、支払先から指定された振込銀行・支店・預金種別・口座番号を入力するとともに、支払費目として支払内容に対応する勘定科目を入力する。勘定科目の分類は、導入企業が予め指定するルールや一般的な会計処理を定めたルールに従ってオペレータが行ってもよいし、導入企業が予め勘定科目を示すコード番号等を請求書に付記しておき、これを基に勘定科目を特定することとしてもよい。
支払代行システムに入力された請求データは、通常は請求データに指定された条件に従って振込依頼データを作成し、エレクトリック・バンキングシステムに振込依頼が送信される。しかしながら、導入企業が支払の可否についてチェックを行いたい請求も存在するため、導入企業の承認の必要な支払の上限金額や支払先名称等を予め指定した承認ルールと照合し、承認が必要とされた請求データは導入企業に送信される。これに対して、導入企業が承認したことを示すデータを受け付けると、当該請求データは有効となり、エレクトリック・バンキングシステムに振込依頼が送信される。
また、支払代行システムは各々の請求データに対応する会計データを導入企業の会計システムで使用可能なデータ形式で作成し、導入企業に送信する。具体的には、請求データの勘定科目を参照して、当該科目での費用の発生と振込による現預金の減少を示す支払伝票の電子データが作成される。
次に、図3に示した本発明にかかる支払代行システムの構成を用いて、本発明の実施形態について説明する。図3において、本発明にかかる支払代行システム10は、入力装置11、スキャナ12、演算装置13、請求データ受付プログラム14、振込処理プログラム15、会計処理プログラム16、請求データ格納部17、承認ルール格納部18及び請求書イメージ格納部19を含んで構成されている。支払代行システム10は、銀行ホスト20、利用者端末30と通信ネットワークを通じて接続されている。
演算装置13には、CPU、RAM、ROMが含まれていて、請求データ受付プログラム14、振込処理プログラム15及び会計処理プログラム16などのアプリケーションプログラムはHDDに格納されている。本発明にかかる支払代行システムの動作を実行するために、演算装置13はROMに記憶された入力制御や出力制御などのハードウェア制御のための基本的な各種プログラムを起動し、RAMを各種アプリケーションプログラムのワークエリアとして機能させながら、CPUが演算処理を行う。
支払代行サービスの利用者から請求書を受け取ると、オペレータは当該請求書に記載された支払先名称、支払期日等の請求データをキーボード等の入力装置11から入力するとともに、請求書をスキャナ12に読み取らせる。これらのデータを受け付けると、請求データ受付プログラムが演算装置13に読み出されて、請求データの受付処理が実行される。
受付処理においては、請求データは支払一件毎にレコードが所定の形式で作成され、請求データ格納部17に格納される。スキャナ12で読み取った請求書のイメージデータは、請求書イメージ格納部19に格納される。請求書毎に請求番号を採番して請求データと請求書イメージデータを紐付けることにより、請求データを特定して当該請求にかかる請求書を参照したい場合には、請求番号をキーに請求書イメージ格納部19から請求書のイメージデータを取得することができる。
図4は、請求データを格納するレコードの一例を示す図である。請求データには、支払先名称、支払期日、支払金額、支払先から指定された入金口座についての振込先金融機関コード・支店コード・預金種別・口座番号、振込依頼日、振込指定日、勘定科目等が含まれている。
支払先名称や支払金額との項目は請求書の記載を見てオペレータが入力するが、支払期日について明示されていない場合には、例えば「末締め翌月末払い」等の利用者と支払先との決済条件を支払先別の対応表としてシステム内に登録しておいて、受け付けた支払先名称から対応表を参照して自動的に特定されることとしてもよい。勘定科目の入力は、請求書の内容からオペレータが判断して入力してもよいし、利用者が予め勘定科目を示すコード番号等を請求書に付記しておいてこれをオペレータが入力し、システム内には当該コード番号と勘定科目の対応表を予め登録しておいて、受け付けたコード番号から対応表を参照して自動的に特定されることとしてもよい。
さらに請求データの受付処理として、請求データを承認ルール格納部18に格納された承認ルールと対応させて、当該請求データにかかる支払の実行に利用者の承認が必要か否かを確認する。承認ルールには、一回あたりの支払金額の上限額、例えば交通費をチェックするために「鉄道」や「交通」の字を含むもの、交際費をチェックするために「酒」の字を含むものなど支払先を特定するための支払先名称の一部、例えば不正支出をチェックするために「交際費」等の勘定科目などを登録することができる。
請求データの各々の項目がこれらの承認ルールに該当する場合には、利用者の承認を得るために、利用者端末30に当該請求データが送信される。かかる請求データは利用者の承認が得られるまでは待機状態に置かれるが、請求データ格納部17の当該請求データにかかるレコードには、「待機」を示すフラグを記録できるよう構成して、当該フラグが記録された請求データについての振込処理や会計処理を保留することとしてもよい。または、当該レコードには「処理可」を示すフラグを記録できるよう構成し、承認ルールに該当しない場合、利用者の承認がとれた場合には当該フラグを記録することとして、フラグの記録された請求データを選択して振込処理や会計処理を実行することとしてもよい。
利用者端末30より、利用者が請求データにかかる支払を承認したことを示すデータを受け付けると、演算装置13には振込処理プログラム15が読み出され、請求データ格納部17より請求番号等をキーに対応する請求データを取得して、銀行ホスト20で受け付けられるように所定の形式に従った振込依頼データが作成される。承認ルールに該当せずに承認不要と判定された支払データについても、同様に振込依頼データが作成される。
振込依頼データは個別の支払毎に作成してもよいが、利用者が企業等で多数の請求書を取り扱う場合には、所定の振込依頼日分や振込指定日分の請求書を取りまとめて複数銀行への振込をまとめて実施する総合振込を依頼するための総合振込データとして作成することもできる。この場合は、同一の利用者にかかる請求書データのレコードの中から、振込依頼日または振込指定日をキーに同一日付で振込依頼を行う請求データを選択し、これらの請求データを振込先金融機関コード別に分類して、総合振込データを作成する。この時に、承認待ちの「待機」のフラグが記録されているレコードや、承認済みである「処理可」のフラグが記録されていないレコードは、振込依頼データの作成対象から除外される。
作成された振込依頼データには、支払先において請求先を特定することができるように、予めシステム内に登録された利用者名がヘッダーとして付される。ヘッダーが付された振込依頼データは、専用線などの通信ネットワークを通じて銀行ホスト20に送信される。
また、利用者の支払承認を受け付けると、演算装置13には会計処理プログラム16が読み出されて、利用者の会計システムで受け付けられるような所定の形式に従った会計データが作成される。具体的には、請求データに記録された勘定科目について支払金額分の経費の計上と、利用者が振込を行った預金口座から支払金額分の預金残高の減少についての伝票が作成される。作成された会計データは、専用線などの通信ネットワークを通じて利用者端末30に送信される。
続いて、図5のフローチャートを用いて、本発明にかかる支払代行システムにより支払代行を行うフローについて説明する。本発明にかかる支払代行システムが、オペレータが入力した支払先名称や支払金額等の請求データを受け付けると(S01)、利用者の承認が必要な承認ルールを参照して(S02)、当該請求データに含まれる項目が承認ルールに定められた条件に合致するかを対比して、承認が必要か否かを判定する(S03)。
承認が必要な場合には、利用者の承認を得るために、当該請求データを利用者端末に送信する(S04)。支払代行システムが承認通知を受領しない場合(S05)には、当該請求データについての振込依頼データは作成されない。
承認通知を受領した場合(S05)、または承認ルールに該当せずに利用者の承認が必要ないと判定された場合には、当該請求データから振込依頼データを作成し(S06)、振込依頼データには依頼を受けた利用者の利用者名をヘッダーに付与する(S07)。このように作成した振込依頼データは、エレクトリック・バンキングシステムにより銀行ホストに送信される(S08)。また、当該請求データから利用者毎に定められたルールで支払伝票等の会計データを作成し(S09)、作成された会計データは、支払代行システムから利用者端末に送信される(S10)。
現在利用されているファームバンキングの利用形態の一例を示す図である。 本発明にかかる支払代行システムの実施形態の一例を示す図である。 本発明にかかる支払代行システムの構成を示すブロック図である。 本発明にかかる支払代行システムにおいて、入力を受け付ける請求データの一例を示す図である。 本発明にかかる支払代行方法のフローを示すフローチャートである。
符号の説明
10 支払代行システム
11 入力装置
12 スキャナ
13 演算装置
14 請求データ受付プログラム
15 振込処理プログラム
16 会計処理プログラム
17 請求データ格納部
18 承認ルール格納部
19 請求書イメージ格納部
20 銀行ホスト
30 利用者端末

Claims (7)

  1. 支払債務を弁済するための振込依頼を代行する支払代行システムであって、
    前記支払債務の弁済にかかる債権者からの請求内容を特定する請求データを受け付ける請求データ受付手段と、
    支払債務を弁済するための振込依頼を行うために前記支払債務の債務者の承認を必要とする条件を定めた承認ルールを格納する承認ルール格納手段と、
    前記請求データに含まれる請求内容が前記承認ルールに該当する場合には、前記債務者の操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記請求データに従って振込処理を行うことの承認依頼を送信する承認依頼送信手段と、
    前記債務者端末より、通信ネットワークを通じて前記債務者が前記請求データに従った振込処理を承認したことを示す承認通知を受信する承認通知受信手段と、
    前記承認ルールに該当する請求内容を含まない請求データ及び前記承認通知を受信した請求データから、銀行システムに対して振込処理の依頼を行うために必要な振込依頼データを作成する振込依頼データ作成手段と、
    前記振込依頼データを前記銀行システムに送信する振込依頼データ送信手段と、
    を備えることを特徴とする支払代行システム。
  2. 前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、前記支払債務の勘定科目が含まれていて、
    前記請求データから、前記勘定科目に従って仕訳処理を行った会計データを作成する会計データ作成手段と、
    前記債務者が操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記会計データを送信する会計データ送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の支払代行システム。
  3. 前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる請求金額が含まれていて、
    前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要としない上限金額が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、
    前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる請求金額が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する上限金額を超過した場合に、前記承認依頼を送信すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の支払代行システム。
  4. 前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる支払先名が含まれていて、
    前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要とする支払先名の少なくとも一部が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、
    前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる支払先名が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する支払先名の少なくとも一部を含む場合に、前記承認依頼を送信すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の支払代行システム。
  5. 前記請求データ受付手段が受け付ける請求データには、少なくとも前記債務者を示す債務者コードと前記支払債務にかかる勘定科目が含まれていて、
    前記承認ルール格納手段には、前記請求データに従って振込処理を行うのに前記債務者の承認を必要とする勘定科目が、承認ルールの少なくとも一つとして、前記債務者コードに対応して格納されていて、
    前記承認依頼送信手段は、前記請求データ受付手段が受け付けた請求データに含まれる勘定科目が、前記承認ルール格納手段の前記債務者コードに対応する勘定科目に該当する場合に、前記承認依頼を送信すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の支払代行システム。
  6. 支払債務を弁済するための振込処理を代行する支払代行方法であって、
    支払代行システムが、前記支払債務の弁済にかかる債権者からの請求内容を特定する請求データを受け付けるステップと、
    前記支払代行システムが、支払債務を弁済するための振込処理を行うために前記支払債務の債務者の承認を必要とする条件を定めた承認ルールを格納する承認ルール格納手段を参照して、前記請求データに含まれる請求内容が前記承認ルールに該当する場合には、前記債務者の操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記請求データに従って振込処理を行うことの承認依頼を送信するステップと、
    前記支払代行システムが、前記債務者端末より、通信ネットワークを通じて前記債務者が前記請求データに従った振込処理を承認したことを示す承認通知を受信するステップと、
    前記支払代行システムが、前記承認ルールに該当する請求内容を含まない請求データ及び前記承認通知を受信した請求データから、銀行システムに対して振込処理の依頼を行うために必要な振込依頼データを作成するステップと、
    前記支払代行システムが、前記振込依頼データを前記銀行システムに送信するステップと、を有することを特徴とする支払代行方法。
  7. 前記請求データには前記支払債務の勘定科目が含まれていて、
    前記支払代行システムが、前記請求データから,前記勘定科目に従って仕訳処理を行った会計データを作成するステップと、
    前記支払代行システムが、前記債務者が操作する債務者端末に、通信ネットワークを通じて前記会計データを送信するステップと、
    を有することを特徴とする請求項6記載の支払代行方法。
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