JP2005215595A - 符号化方法、復号化方法、および、符号化・復号化方法、並びに、符号化装置、復号化装置、および、符号化・復号化装置 - Google Patents

符号化方法、復号化方法、および、符号化・復号化方法、並びに、符号化装置、復号化装置、および、符号化・復号化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 隣接する2フレームのデータを直交変換して符号化データを生成するとき、復号化装置において使用しない符号化データを出力せず、復号化装置の信号処理負担を軽減する符号化装置と方法を提供する。
【解決手段】 符号化処理部11は初期符号化処理として、第1番目と第2番目のフレームの音データを、たとえば、ATRAC処理する。復号化処理部13は初期符号化処理で生成された第1番目のフレームの符号化音データ♯1A−Fを復号処理して復号処理結果状態(DS)信号を生成する。このDS信号は復号化装置において使用する。すなわち、復号化装置はこのDS信号を用いて第2番目のフレーム以降の符号化音データを迅速に復号でき、復号化装置においてDS信号の生成の処理が不要である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、符号化装置、復号化装置および符号化装置と復号化装置とを有する符号化・復号化装置、ならびに、これらの方法に関する。
特定的には、本発明は、隣接する2フレームのデータ、たとえば、音データを直交変換して、新たな1フレームの符号化データを生成する符号化装置と、そのような符号化データを逆変換して復号する復号化装置と、そのような符号化装置と復号化装置とを有する符号化・復号化装置、ならびに、これらの方法に関する。
さらに特定的には、本発明は、復号化装置における処理負担を軽減するため、第1の符号化音データを復号して復号処理結果状態(DS)信号を生成して復号化装置に提供する符号化装置と、そのようなDS信号を用いて第2フレーム以降の符号化データを復号する復号化装置と、これら符号化装置と復号化装置とを有する符号化・復号化装置、ならびに、これらの方法に関する。
各種の楽音、音声などの音データを、記録媒体、たとえば、CD−ROM、MDなどに記録するとき、あるいは、ビットストリームとして提供するとき、圧縮・符号化処理が行われる。
音データの圧縮・符号化処理方法としては各種の方法が適用されているが、そのような方法の1つとして、隣接するフレームの音データを直交変換処理する方法が知られている。そのような2フレームの音データを直交変換処理する技術としては、たとえば、ATRAC、MP3などが知られている。
図7(A)、(B)は、符号化装置において、2フレームの音データを、たとえば、ATRAC方式で直交変換処理する例を図解した図である。
符号化装置においては、第1番目のフレーム(♯1F)の音データと第2番目のフレーム(♯2F)の音データと、ATRAC方式で直交変換処理して、第1番目のフレーム(♯1A−F)の新たな符号化データを生成する。この第1番目のフレーム(♯1A−F)の符号化音データは、ビットストリーム(BS)として符号化装置から出力されて、たとえば、CD−ROM、MDなどの記録媒体に記録される。
次いで、符号化装置は、第2番目のフレーム(♯2F)の音データと第3番目のフレーム(♯3F)の音データとを、たとえば、ATRAC方式で直交変換処理して、第2番目のフレーム(♯2A−F)の新たな符号化データを生成する。この新たな第2番目のフレーム(♯2A−F)の符号化音データは、ビットストリーム(BS)として符号化装置から出力されて、たとえば、CD−ROM、MDなどの記録媒体に記録される。
以下、第3番目のフレームのデータについて上記同様の処理が行われる。
復号化装置は、上記符号化装置において上述のごとく符号化されて、CD−ROM、MDなどに記録された符号化された音データを読みだして、逆直交変換して、たとえば、逆ATRAC処理して、符号化装置に入力される前の元の音データを再生する。
図7(B)における第1番目のフレーム(♯1A−F)の符号化音データは、復号化装置において、次の第2番目のフレーム(♯2A−F)の符号化音データとの逆直交変換処理、たとえば、逆ATRAC処理にのみ使用され、その復号の結果が、復号化装置の復号処理結果状態(DS)信号として復号化装置に設定される。
しかしながら、第1番目の音データは破棄されて使用しない。その理由は、2フレームの音データを直交変換して生成したものであるから、単独の第1番目のフレームの音データは意味がないからである。
したがって、第1番目のフレーム(♯1A−F)の符号化音データを記録媒体に記録することは無駄である。
他方、復号化装置において、第1番目のフレーム(♯1A−F)の符号化音データを用いて復号化装置の復号処理結果状態(DS)信号を生成し、復号化装置に設定することは、第2番目のフレームの符号化データの復号が遅れるという不利益に遭遇している。
以上例示として、音データについて、2つの隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化し、また、そのような符号化データを逆直交変換した復号する場合について述べたが、音データに限らず、2フレームのデータを直交変換処理して符号化データを生成する、他のデータ、たとえば、映像データなどについても、上記同様の不利益に遭遇している。
本発明の目的は、上述した無駄な符号化データをビットストリームとして出力せず、あるいは記録媒体の記録せず、かつ、復号化装置の復号時間を短縮可能な符号化装置と方法を提供することにある。
また本発明の目的は、上記符号化装置で符号化されたデータを復号可能な復号化装置であって、符号化装置から提供された復号処理結果状態(DS)信号を活用して迅速に第2番目のフレームの符号化データを復号可能な復号化装置と方法を提供することにある。
さらに本発明の目的は、上述した符号化装置と復号化装置とを組み合わせた符号化・復号化装置と方法を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化方法であって、初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理ステップと、前記初期符号化処理において生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理ステップと、前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力ステップと、第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理ステップと、該通常符号化処理処理ステップにおいて得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力ステップと、前記通常符号化処理ステップの処理と、前記符号化データ出力ステップの処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理ステップと、を有する符号化方法が提供される。
本発明の第2の観点によれば、隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化装置であって、初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理手段と、前記初期符号化処理手段により生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理手段と、前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力手段と、第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理手段と、該通常符号化処理処理手段において得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力手段と、前記通常符号化処理ステップの処理と、前記符号化データ出力ステップの処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理手段と、を有する符号化装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、隣接するフレームの符号化データを逆直交変換処理して符号化前のデータを復号する復号化方法であって、符号化前の第1フレームのデータと符号化前の第2フレームのデータとの直交変換処理結果としての第1フレームの符号化データを復号したときに得られる復号処理結果状態(DS)信号を入力し、第2フレーム以降のデータの復号化方法の条件として設定する復号化条件設定ステップと、第2フレーム以降の符号化データについて順次、隣接する2つのフレームの符号化データを逆直交変換して符号化前の元のフレームのデータを復号する、復号処理ステップとを有する復号化方法が提供される。
本発明の第4の観点によれば、隣接するフレームの符号化データを逆直交変換処理して符号化前のデータを復号する復号化装置であって、符号化前の第1フレームのデータと符号化前の第2フレームのデータとの直交変換処理結果としての第1フレームの符号化データを復号したときに得られる復号処理結果状態(DS)信号を入力し、第2フレーム以降のデータの復号化方法の条件として設定する復号化条件設定手段と、第2フレーム以降の符号化データについて順次、隣接する2つのフレームの符号化データを逆直交変換して符号化前の元のフレームのデータを復号する、復号処理手段とを有する復号化装置が提供される。
本発明の第5の観点によれば、上記符号化方法と上記復号化方法とを有する符号化・復号化方法が提供される。
本発明の第6の観点によれば、上記符号化・復号化方法を実施する符号化・復号化装置が提供される。
本発明の符号化装置と方法によれば、第2番目以降のフレームのデータの復号化処理を迅速にできるに負担をかけない符号化データを提供できる。
さらに本発明の符号化装置と方法によれば、記録媒体に記録するデータの量が少なくなる。
本発明の復号化装置と方法によれば、第1番目の符号化音データを復号処理して復号処理結果状態(DS)信号を生成する必要がなく、第2番目以降の符号化音データを迅速に復号処理できる。
本発明の符号化・復号化装置と方法によれば、上述した本発明の符号化装置と方法による効果と、上述した本発明の復号化装置と方法による効果を相乗して効果が得られる。
第1実施の形態
図1〜図3を参照して本発明の符号化装置の実施の形態として音声、楽音などの音データを符号化する符号化装置について述べる。
図1は本発明の符号化装置の実施の形態として、音データを符号化処理するオーサリング装置の構成図である。
図2(A)、(B)は図1に図解したオーサリング装置の処理内容を示す図である。
図3は図1に図解したオーサリング装置の処理内容を示すフローチャートである。
図1に図解したオーサリング装置1は、本発明の符号化装置に該当し、符号化処理部11と、データ記録部12と、復号化処理部13と、復号処理結果状態(DS)信号出力部14とを有する。
符号化処理部11が、図3のステップ2の初期符号化処理ステップおよびステップ6の通常符号化処理ステップを実施する手段に該当し、データ記録部12がステップ1、4、7のデータ記録を行う処理を行う手段に該当し、復号化処理部13がステップ3の復号処理ステップの処理を行い復号処理結果状態(DS)信号を生成する手段に該当し、さらに、符号化処理部11はステップ5の反復処理管理ステップを行う手段に該当する。
図2(A)、(B)、図3を参照して図1に図解したオーサリング装置1の動作を述べる。図2(A)は符号化すべき音データがフレーム単位で連続していることを示しており、図2(B)は符号化された音データを示している。
ステップ1:ヘッダ処理
符号化処理部11は、符号化処理に先立って、図2(B)に図解したヘッダに該当する情報をデータ記録部12に送出する。
データ記録部12は、符号化処理部11から出力されたヘッダ情報を、たとえば、CD−ROM、MDなどの記録媒体3の、図2(B)に図解した位置に記録する。
ステップ2:初期符号化処理
符号化処理部11は、図示しない記録媒体、たとえば、磁気テープから、または、ビットストリームとして提供される、図2(A)に図解した連続的な音データを連続的に入力し、連続する2フレームのデータについて直交変換処理、たとえば、ATRAC処理を行う。
ここでは、初期符号化処理として、符号化処理部11は、第1番目のフレームの音データと、第2番目のフレームの音データとをATRAC処理する。ATRAC処理した結果が、第1番目のフレームの符号化音データ♯1A−Fとして得られる。
この第1番目の符号化音データ♯1A−Fは、後述する復号化装置においては再生データとしては使用されないので、本実施の形態においては記録媒体3には記録しない。
ステップ3:符号化データの復号化処理
符号化処理部11は、上記第1番目の符号化音データ♯1A−Fを復号化処理部13に出力する。
復号化処理部13は上記第1番目の符号化音データ♯1A−Fを復号処理する。復号化処理部13における復号処理は、符号化処理部11における符号化のための直交変換処理と逆の処理であり、本実施の形態においては、ATRAC処理と逆の逆ATRAC処理を行う。
復号化処理部13における上記復号処理によって、図2(A)に図解した、第1番目のフレームの音データと第2番目のフレームの音データとが復号(再生)されるが、それとともに、復号化処理部13における復号処理に関する各種パラメータが得られる。そのようなパラメータを含む信号を復号処理結果状態(DS)信号という。
ステップ4:復号処理結果状態(DS)信号の出力および記録
復号化処理部13は得られた復号処理結果状態(DS)信号を復号処理結果状態(DS)信号出力部14に出力し、DS信号出力部14はDS信号をデータ記録部12に出力する。
データ記録部12は入力したDS信号を、記録媒体3の図2(B)に図解したヘッダの後に位置に記録する。
ステップ5:終了判定
反復処理管理手段としても動作する符号化処理部11は、図示しない記録媒体、たとえば、磁気テープから、または、ビットストリームとして提供される、図2(A)に図解した連続的な音データがなくなり、符号化処理が終了するまで、下記の処理を行う。
ステップ6:通常符号化処理
符号化処理部11は、第2番目のフレームの音データと第3番目のフレームの音データとをATRAC処理する。ATRAC処理した結果が、第2番目のフレームの符号化音データ♯2A−Fとして得られる。
ステップ7:符号化データの記録
データ記録部12は、データ記録部12は、符号化処理部11から出力された第2番目のフレームの符号化音データ♯2A−Fを、記録媒体3の、図2(B)に図解した、DS信号を記録した部分の後に記録する。
以下、ステップ6の符号化処理部11による符号化処理が第2番目以降のフレームの音データについて、連続するフレームの音データについて行う。その結果を、データ記録部12がステップ7の処理として、記録媒体3に記録していく。
以上の処理により、記録媒体3には、図2(B)に図解した、ヘッダHD、IS信号、第2番目のフレームの符号化音データ♯2A−F、第3番目のフレームの符号化音データ♯3A−Fと連続する符号化音データが記録される。
本実施の形態のオーサリング装置1によれば、記録媒体3に、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを記録する必要がない。
また本実施の形態のオーサリング装置1の結果、すなわち、復号処理結果状態(DS)信号を用いると、後述する復号化装置2において復号処理結果状態(DS)信号を生成するため、第1番目の符号化音データ♯1A−Fの復号処理を行う必要がない。その結果、第2番目以降のフレームのデータの復号(再生)時間が迅速になる。
第2実施の形態
図4、5を参照して本発明の復号化装置の実施の形態について述べる。
図4は本発明の復号化装置の実施の形態としての構成図である。
図5は図4に図解した復号化装置の処理を示すフローチャートである。
図4に図解した復号化装置2は、復号処理結果状態(DS)信号入力・設定部21と、復号化処理部22とを有する。復号化処理部22は、復号処理結果状態(DS)信号などのパラメータを記憶するメモリ222と、逆直交変換処理して符号化データを復号する復号化処理ユニット221とを有する。
復号化処理ユニット221は、オーサリング装置1の復号化処理部13と同じ方法、たとえば、逆ATRAC処理して符号化データを復号処理する。
DS信号入力・設定部21がステップ11、12の処理を行い、復号化処理部22がステップ13、14の処理を行う。
ステップ11、12:ヘッダおよびDS信号の読み取り、設定
復号処理結果状態(DS)信号入力・設定部21は、復号化装置2に上記記録媒体3が装荷されたとき、あるいは、上記符号化データがビットストリームとして提供されたときまず、ヘッダHDを読み取り、次いで、DS信号を読み取る。
DS信号入力・設定部21が読み取ったヘッダHDとDS信号とは復号化処理部22のメモリ222に記憶される。
メモリ222に記憶されたDS信号は復号化処理ユニット221において第2番目のフレーム以降の符号化データに使用される。
DS信号は、オーサリング装置1の復号化処理部13において、初期符号化処理として第1番目のフレームの音データと第2番目のフレームの音データとをATRAC処理して、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを生成し、復号化処理部13においてこの第1番目の符号化音データ♯1A−Fを復号したときに得られた、復号化処理部13の復号処理結果状態(DS)信号である。
復号化処理部13と復号化処理ユニット221とは同じ復号方法で符号化データの復号処理を行うから、復号化処理部13で得られた復号処理結果状態(DS)信号を用いると、復号化処理ユニット221で復号化処理部13のように再度復号処理結果状態(DS)信号の生成処理を行う必要がない。
すなわち、復号処理部22内のメモリ222に設定されたオーサリング装置1で得られた復号処理結果状態(DS)信号を用いると、復号化処理ユニット221は図2(B)に図解した第2番目の符号化音データ♯2A−Fを即座に復号処理できる。
ステップ13〜14:復号処理
復号化処理ユニット221は、第2番目の符号化音データ♯2A−F以降の符号化音データについて、隣接する2フレームの符号化音データについて、復号化処理部13と同様、逆ATRAC処理などの逆直交変換処理を行って、図2(A)に図解した、オーサリング装置1に入力される前の元の音データをフレーム単位で再生する。
このように、オーサリング装置1の復号化処理部13で得られた復号処理結果状態(DS)信号を用いて符号化音データを復号処理する復号化処理部22は、第1番目の符号化音データ♯1A−Fについて復号処理して復号処理結果状態(DS)信号を生成する必要がないから、迅速に、第2番目の符号化音データ♯2A−F以降の符号化音データを復号処理できる。
第3実施の形態
第1実施の形態の符号化装置と第2実施の形態の復号化装置とを組み合わせると、本発明の符号化・復号化装置の実施の形態となる。
変形態様
第1実施の形態の符号化装置としては、図2(B)に図解したように、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを記録媒体3に記録させないようにしたが、図6(B)に図解したように、ヘッダHD、DS信号に続けて、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを記録媒体3に記録させてもよい。
この場合、上述した復号化処理部22(復号化処理ユニット221)は、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを使用しないだけである。
他方、DS信号入力・設定部21を備えていない既存の復号処理部は、DS信号を使用しないで、従来同様、第1番目の符号化音データ♯1A−Fを復号処理して、DS信号に対応する情報を生成し、その情報を用いて、第2番目の符号化音データ以降の符号化音データを復号することができる。
本発明の実施に際しては、上述した例示には限定されない。
たとえば、符号化処理部11における直交変換処理、および、復号化処理部13における逆直交変換処理として、ATRACおよび逆ATRACを例示したが、他の直交変換処理方法、たとえば、MP3などを適用することができる。
図1は本発明の符号化装置の実施の形態としてのオーサリング装置の構成図である。 図2(A)、(B)は図1に図解したオーサリング装置における信号処理を説明する図である。 図3は図1に図解したオーサリング装置の処理内容を示すフローチャートである。 図4は本発明の復号化装置の実施の形態としての復号化装置の構成図である。 図5は図4に図解した本発明の復号化装置の実施の形態における処理内容を示すフローチャートである。 図6(A)、(B)は図1に図解したオーサリング装置における他の信号処理を説明する図である。 図7(A)、(B)は従来の符号化装置における信号処理を説明する図である。
符号の説明
1・・オーサリング装置
11・・符号化処理部、12・・データ記録部
13・・復号化処理部、14・・復号処理結果状態(DS)信号出力部
2・・復号化装置
21・・復号処理結果状態(DS)信号入力・設定部
22・・復号化処理部
221・・復号化処理ユニット、222・・メモリ
3・・記録媒体

Claims (12)

  1. 隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化方法であって、
    初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理ステップと、
    前記初期符号化処理において生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理ステップと、
    前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力ステップと、
    第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理ステップと、
    該通常符号化処理処理ステップにおいて得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力ステップと、
    前記通常符号化処理ステップの処理と、前記符号化データ出力ステップの処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理ステップと、
    を有する符号化方法。
  2. 前記符号化の対象となるデータは音データであり、
    前記初期符号化処理ステップおよび前記通常符号化処理ステップにおける直交変換処理はATRAC処理である、
    請求項1に記載の符号化方法。
  3. 隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化装置であって、
    初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理手段と、
    前記初期符号化処理手段により生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理手段と、
    前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力手段と、
    第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理手段と、
    該通常符号化処理処理手段において得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力手段と、
    前記通常符号化処理ステップの処理と、前記符号化データ出力ステップの処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理手段と、
    を有する符号化装置。
  4. 前記符号化の対象となるデータは音データであり、
    前記初期符号化処理手段および前記通常符号化処理手段における直交変換処理は、ATRAC処理である、
    請求項3に記載の符号化装置。
  5. 隣接するフレームの符号化データを逆直交変換処理して符号化前のデータを復号する復号化方法であって、
    符号化前の第1フレームのデータと符号化前の第2フレームのデータとの直交変換処理結果としての第1フレームの符号化データを復号したときに得られる復号処理結果状態(DS)信号を入力し、第2フレーム以降のデータの復号化方法の条件として設定する復号化条件設定ステップと、
    第2フレーム以降の符号化データについて順次、隣接する2つのフレームの符号化データを逆直交変換して符号化前の元のフレームのデータを復号する、復号処理ステップと
    を有する復号化方法。
  6. 前記復号化の対象となるデータは音データであり、
    前記逆直交変換処理は、前記ATRAC処理の逆の逆ATRAC処理である、
    請求項5に記載の複号化方法。
  7. 隣接するフレームの符号化データを逆直交変換処理して符号化前のデータを復号する復号化装置であって、
    符号化前の第1フレームのデータと符号化前の第2フレームのデータとの直交変換処理結果としての第1フレームの符号化データを復号したときに得られる復号処理結果状態(DS)信号を入力し、第2フレーム以降のデータの復号化方法の条件として設定する復号化条件設定手段と、
    第2フレーム以降の符号化データについて順次、隣接する2つのフレームの符号化データを逆直交変換して符号化前の元のフレームのデータを復号する、復号処理手段と
    を有する復号化装置。
  8. 前記復号化の対象となるデータは音データであり、
    前記逆直交変換処理は、前記ATRAC処理の逆の逆ATRAC処理である、
    請求項7に記載の復号化装置。
  9. 隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化方法と、該符号化されたデータを復号する復号化方法とを有する符号化・復号化方法であって、
    前記符号化方法は、
    初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理ステップと、
    前記初期符号化処理において生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理ステップと、
    前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力ステップと、
    第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理ステップと、
    該通常符号化処理処理ステップにおいて得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力ステップと、
    前記通常符号化処理ステップの処理と、前記符号化データ出力ステップの処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理ステップと、
    を有し、
    前記復号化方法は、
    前記符号化前の第1フレームのデータと符号化前の第2フレームのデータとの直交変換処理結果としての第1フレームの符号化データを復号したときに得られる復号処理結果状態(DS)信号を入力し、第2フレーム以降のデータの復号化方法の条件として設定する復号化条件設定ステップと、
    第2フレーム以降の符号化データについて順次、隣接する2つのフレームの符号化データを逆直交変換して符号化前の元のフレームのデータを復号する、復号処理ステップと を有する、
    符号化・復号化方法。
  10. 前記符号化の対象となるデータは音データであり、
    前記初期直交変換処理ステップおよび前記通常直交変換処理ステップにおける直交変換処理はATRAC処理であり、
    前記逆直交変換処理は前記ATRAC処理の逆の逆ATRAC処理である、
    請求項9に記載の符号化・復号化方法。
  11. 隣接するフレームのデータを直交変換処理して符号化する符号化装置と、該符号化されたデータを復号する復号化装置とを有する符号化・復号化装置であって、
    前記符号化装置は、
    初期符号化処理として、第1フレームのデータと第2フレームのデータとを直交変換処理して符号化する、初期符号化処理手段と、
    前記初期符号化処理手段において生成された符号化データを復号し、復号処理結果状態(DS)信号を得る復号処理手段と、
    前記得られたDS信号をビットストリームとして出力する、または記録媒体に記録する復号処理結果状態信号出力手段と、
    第2フレーム以降のデータについて、あるフレームのデータとそのフレームと隣接するフレームのデータとを直交変換処理して符号化する、通常符号化処理手段と、
    該通常符号化処理処理手段において得られた符号化データをビットストリームとして出力するまたは記録媒体に記録する符号化データ出力手段と、
    前記通常符号化処理手段の処理と、前記符号化データ出力手段の処理とを、符号化すべきデータについて反復処理することを管理する、反復処理管理手段と、
    を有する、
    符号化・復号化装置。
  12. 前記符号化の対象となるデータは音データであり、
    前記初期符号化処理手段および前記通常符号化処理手段における直交変換処理は、ATRAC処理であり、
    前記復号処理手段における直交変換処理は、前記ATRAC処理の逆の逆ATRAC処理である、
    請求項11に記載の符号化・復号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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