JP2005211612A - 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具 - Google Patents

流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005211612A
JP2005211612A JP2004052442A JP2004052442A JP2005211612A JP 2005211612 A JP2005211612 A JP 2005211612A JP 2004052442 A JP2004052442 A JP 2004052442A JP 2004052442 A JP2004052442 A JP 2004052442A JP 2005211612 A JP2005211612 A JP 2005211612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
teppo
circuit
wall plate
gun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004052442A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozaburo Sato
昇三郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004052442A priority Critical patent/JP2005211612A/ja
Publication of JP2005211612A publication Critical patent/JP2005211612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】 鉄砲を打つ場合に本番のような力一杯の突き押しをしても各関節や筋肉に障害の発生がなく、鉄砲を打った時にどのくらいパワーが出ているのか知ることができ、鉄砲による鍛錬が効率よく安全に行える相撲の鉄砲鍛錬具を提供する。
【解決手段】 壁板2の前面側に起立状態で配置した丸柱3の上下で両側の位置を、壁板2との間に設けた自動復帰式の流体シリンダ4で移動可能に支持し、同一側に位置する流体シリンダ4を、共通の流体回路5で流体の給排が行われるようにし、丸柱3に対して鉄砲を打った時に生じる反力を流体シリンダ4で吸収し、鉄砲を思い切り打っても、身体の諸関節や筋肉への悪影響を軽減することができ、鉄砲による鍛錬が効率よく安全に行える。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は、流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具、更に詳しくは、相撲の鉄砲鍛錬具とスポーツのぶつかり稽古鍛錬具に関する。
押したりぶつかったりして体力を増加する相撲の基本的な練習の中で、「鉄砲」は筋肉の力を増やすために極めて重要である。
また、土俵上において、相手と胸を強く押し合う「ぶつかり稽古」も体力を増加する上で重要である。
ところで、前者の鉄砲は、壁と同じく押しても動かない太い丸柱めがけて、片手或いは両手で強く当たり、腕の筋肉の力を増やすものである。
また、後者のぶつかり稽古は、相手と強く当たることで体力を増すものてあり、相撲に限らず全力で相手にぶつかるラクビーやアメリカンフットボールにおいてもこのぶつかり稽古は有効である。
発明が解決しようとする課題
しかし、前者の鉄砲は、どのくらいパワーが出ているのか、ただ筋肉や各関節の反応で本人が感触として判る程度であり、他の力士や親方には判らない。
しかも、鉄砲をした時に手を当てた丸柱は不動であるから、押した時に生じる手への反力は極めて強く、該反力は、手首の関節から腕関節を経て肩関節に至り、更に僅かではあるが、背骨、尾てい骨、膝関節、足関節や筋肉におよび、これらの反力ショックがあっても、日常繰り返し行われることにより、力士の力の増加をもたらすが、おもいきって最大の力で鉄砲をすれば、各関節や筋肉の障害を起こす大きな要因となる。
従って、力士でも鉄砲を打つ場合、打った手の肘を曲げて意識的に反力を抜くようにしており、本番のような力一杯の突き押しの練習ができないという問題がある。
また、土俵上で行う後者のぶつかり稽古は、激しい当たりがあっても、衝突部分は双方とも相手の肉体に少し食い込み、これによって反力ショックは軽減されるが、相手との力量に大差がある場合、相手に撥ね飛ばされ、打撲、骨折などの傷害に至る場合も少なからずあると共に、相手なしでは稽古ができないという問題がある。
そこで、この発明の第1の課題は、鉄砲を打つ場合に本番のような力一杯の突き押しをしても各関節や筋肉に障害の発生がなく、鉄砲を打った時にどのくらいパワーが出ているのか知ることができ、鉄砲による鍛錬が効率よく安全に行える相撲の鉄砲鍛錬具を提供することにある。
この発明の第2の課題は、相手なしでぶつかり稽古ができると共に、打撲、骨折などの傷害の発生を防ぐことができ、かつ、衝突時にどのくらいパワーが出ているのか知ることができる各種スポーツのぶつかり稽古鍛錬具を提供することにある。
課題を解決するための手段
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、流体圧力を利用した鉄砲鍛錬具であり、壁板の前面側に起立状態で配置した丸柱の上下で両側の位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、同一側に位置する流体シリンダは、共通の流体回路で流体の給排が行われるようになっている流体圧力を利用した構成を採用したものである。
請求項2の発明は、流体圧力を利用したぶつかり稽古鍛錬具であり、壁板の前面側で両側の位置に起立状態で配置した柱の上下位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、両側の柱間に衝突受け部材を張設し、柱ごとの前記流体シリンダは、共通の流体回路で流体の給排が行われるようになっている構成を採用したものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、流体回路が、上下流体シリンダの入口を入口回路で、出口は出口回路で互いに接続し、入口回路に逆止弁と出口回路に流量調整弁を設けて形成されている構成を採用したものである。
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1と図2(A)に示す第1の実施の形態は、流体圧力を利用した相撲の鉄砲鍛錬具であり、台座1上に起立する壁板2の前面側に丸柱3を起立状態で配置し、この丸柱3の上下で両側の位置を、壁板2との間に設けた自動復帰式の流体シリンダ4で移動可能に支持し、同一側に位置する流体シリンダ4は、共通の流体回路5、5で流体の給排が行われるようになっている。従って、流体回路5、5は、左右の流体シリンダ4群ごとに合計二組が用いられている。
上記丸柱3は、鉄砲に適した直径と上下長さを有する木材等を用い、その下端に取り付けたボール回転器6が台座1上に載り、このボール回転器6が丸柱3の重量を支持すると共に、該丸柱3の全方向への移動を可能にしている。
このボール回転器6は、図2(C)に示すように、丸柱3の下端面に固定するホルダー7で多数の小径ボール8を介して大径ボール9を回転自在に支持した構造になっており、大径ボール9が台座1上に載っている。
前記丸柱3の上下で両側の位置を保持する自動復帰式の流体シリンダ4は、図2(B)に示すように、シリンダ本体10内にピストン11を常時押し戻すスプリング12を縮設し、シリンダ本体10のロツド13と反対側の端部に流体の入口14と出口15が設けられた構造となり、壁板2に固定したヒンジ16と丸柱3に固定したヒンジ16aを結合することにより、平面ハ字状の配置となって丸柱3を起立状態に保持し、丸柱3を押し込まない時は、各流体シリンダ4は伸長状態となり、丸柱3は壁板2の前面側で最も前に位置することになり、丸柱3を押し込むと、押し込み力の加わった流体シリンダ4は収縮すると共に平面的に回動し、丸柱3の平面的な移動を可能にする。
前記左右の流体シリンダ4群ごとに設ける流体回路5、5は、オイル等を充填した流体タンク17と、圧力計18と、これらと上下流体シリンダ4を接続する回路配管と、この回路配管の途中に設けた逆止弁20と流量調整弁21で構成され、上下流体シリンダ4の入口14は入口回路配管19aで、出口15は出口回路配管19bで互いに接続し、入口回路配管19aは流体タンク17に接続されてその途中に逆止弁20が設けられ、また、出口回路配管19bは圧力計18と流体タンク17に接続され、流体タンク17との接続部分に流量調整弁21が設けられている。
第1の実施の形態の鉄砲鍛錬具は上記のような構成であり、壁板2を建物の壁に当接させる等の手段で移動しないように固定配置した状態で、各流体シリンダ4は伸長状となり、丸柱3は壁板2に対して最前進位置にあり、鉄砲をする者は丸柱3の前に立ち、丸柱3に対して片手或いは両手で強く当たり、鉄砲の練習をする。
鉄砲を打って丸柱3に圧力を加えると、丸柱3を支持する各流体シリンダ4は圧縮力を受け、該流体シリンダ4はスプリング12を圧縮して収縮しようとし、この収縮力で流体シリンダ4内の流体が加圧され、加圧された流体は逆止弁20で入口14側に出られないので出口15から流体タンク17に向けて流出し、流量調整弁21により流出量が調整されることにより、流体シリンダ4の収縮速度が制限され、丸柱3は鉄砲によって受けた圧力に比例して後退移動し、これによって鉄砲を打ったときの反力を吸収し、鉄砲を思い切り打っても、身体の諸関節や筋肉への悪影響を軽減することができる。
上記流体シリンダ4の収縮時に加圧された流体の一部は圧力計18に流れ、鉄砲を打ったときの圧力をアナログやデジタルで所定の時間だけ、最高圧力を表示する。
例えば、右手で鉄砲を打った場合、左側の上下流体シリンダ4が強い圧縮力を受けるが、流体シリンダ4は、丸柱3を平面ハ字状の配置で支持しているため、右側の上下流体シリンダ4も圧縮を受け、従って、左右二個の圧力計18によって力の入力量を知ることができる。
また、丸柱3に対する押し込み力を解けば、各流体シリンダ4は内蔵されたスプリング12で伸長状態に戻り、丸柱3は壁板2に対して最前進位置に復帰し、このとき、各流体シリンダ4は流体タンク17内の流体を入口14から内部に吸引して補給する。
次に、図3に示す第2の実施の形態は、流体圧力を利用したスポーツのぶつかり稽古鍛錬具である。なお、先の第1の実施の形態である相撲の鉄砲鍛錬具と同一部分には同一符号を付すことによって説明する。
このぶつかり稽古鍛錬具は、台座1上に起立する壁板2の前面側で距離をおいた両側の位置に柱3aを起立状態で配置し、この柱3aの上下の位置を、壁板2との間に設けた自動復帰式の流体シリンダ4で移動可能に支持し、両側の柱3a間に衝突受け部材22を張設し、柱3aごとの前記流体シリンダ4は、共通の流体回路5で流体の給排が行われるようになっている。従って、流体回路5は、左右の流体シリンダ4群ごとに合計二組が用いられている。
両側の柱3aはぶつかり稽古に必要な肩幅よりも少し広い間隔で起立し、台座1上に載るボール回転器6で移動可能に支持され、各柱3aを支持する両側の流体シリンダ4は、平面ハ字状の配置となり、相撲の鉄砲鍛錬具と同じくヒンジ16、16aを用いた構造で壁板2と柱3aを結合し、また、流体回路5も相撲の鉄砲鍛錬具と同じ構造になっている。
両側の柱3a間に張設した衝突受け部材22は、柱3a間に可撓性のあるピアノ線のネット23を張り、このネット23と両側の柱3aを厚い布団やスポンジのようなクッション材24で覆った構造になっている。
ぶつかり稽古鍛錬具は上記のような構成であり、ぶつかり稽古をするには、壁板2を建物の壁に当接させる等の手段で移動しないように固定配置した状態で、衝突受け部材22に対してぶつかるようにすればよく、衝突受け部材22は衝突により後方に撓み、頭部や首、肩を保護し、これと同時に両側の流体シリンダ4は、互いに中央寄りに角度を変えながら押し込まれるため、伸長状態から収縮することにより、衝突時の反力を和らげることになり、思い切ったぶつかり稽古をすることができる。
また、流体シリンダ4の収縮で左右の圧力計18にぶつかり時の圧力が左右別々に表示され、左右の当たりの強さを知ることができる。
なお、ぶつかり稽古は、相撲だけでなく、ラクビーやアメリカンフットボールにおいても使用できる。
発明の効果
以上のように、請求項1の発明によると、壁板の前面側に起立状態で配置した丸柱の上下で両側の位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、同一側に位置する流体シリンダを、共通の流体回路で流体の給排が行われるようにしたので、鉄砲を打つ場合に本番のような力一杯の突き押しをしても、流体シリンダにより衝突時の反力を和らげることができ、各関節や筋肉に障害の発生がなく、しかも圧力計で鉄砲を打った時にどのくらいパワーが出ているのか知ることができ、鉄砲による鍛錬が効率よく安全に行える。
また、請求項2の発明によると、壁板の前面側で両側の位置に起立状態で配置した柱の上下位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、両側の柱間に衝突受け部材を張設し、柱ごとの前記流体シリンダを、共通の流体回路で流体の給排が行われるようにしたので、相手なしでぶつかり稽古ができると共に、衝突受け部材と流体シリンダにより衝突時の反力を和らげることができ、ぶつかり稽古時に打撲、骨折などの傷害の発生を防ぐことができ、かつ、圧力計で衝突時にどのくらいパワーが加わっているのか知ることができ、各種スポーツのぶつかり稽古が効率よく安全に行える。
相撲の鉄砲鍛錬具を示す斜視図 (A)は相撲の鉄砲鍛錬具を示す平面図、(B)は流体シリンダの断面図、(C)は丸柱の下端に設けたボール回転器の一部縦断正面図 ぶつかり稽古鍛錬具を示す斜視図
符号の説明
1 台座
2 壁板
3 丸柱
3a 柱
4 流体シリンダ
5 流体回路
6 ボール回転器
12 スプリング
14 入口
15 出口
17 流体タンク
18 圧力計
19a 入口回路配管
19b 出口回路配管
20 逆止弁
21 調整弁
22 衝突受け部材
23 ネット
24 クッション材

Claims (3)

  1. 壁板の前面側に起立状態で配置した丸柱の上下で両側の位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、同一側に位置する流体シリンダは、共通の流体回路で流体の給排が行われるようになっている流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具。
  2. 壁板の前面側で両側の位置に起立状態で配置した柱の上下位置を、壁板との間に設けた自動復帰式の流体シリンダで移動可能に支持し、両側の柱間に衝突受け部材を張設し、柱ごとの前記流体シリンダは、共通の流体回路で流体の給排が行われるようになっている流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具。
  3. 流体回路が、上下流体シリンダの入口を入口回路で、出口は出口回路で互いに接続し、入口回路に逆止弁と出口回路に流量調整弁を設けて形成されている請求項1又は2に記載の流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具。
JP2004052442A 2004-01-28 2004-01-28 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具 Pending JP2005211612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004052442A JP2005211612A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004052442A JP2005211612A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005211612A true JP2005211612A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34908689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004052442A Pending JP2005211612A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005211612A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050130810A1 (en) Multi-purpose exercise device
US7780585B1 (en) Portable dual incline adjustable resistance abdominal muscle exercise machine
CN102046246B (zh) 拳击训练设备
KR100216274B1 (ko) 골프 스윙 훈련 장치
JP5469317B2 (ja) トレーニング及びフィットネス用装置
US4635929A (en) Karate exercising bag
US10293234B1 (en) Impact absorbing mechanism
US7329210B1 (en) Vertical training apparatus
GB2489986A (en) Apparatus having a mannequin for being struck by a person training for fighting
US20070249473A1 (en) Device for increasing striking power in martial arts strikes
CA2594882A1 (en) Sparring apparatus
WO2017011821A1 (en) Exercise apparatus and method for using same
AU2019398025A1 (en) Martial arts training device
US9180329B2 (en) Exercise bench with rotating torso support
KR20110003783U (ko) 휴대용 당구연습장치
US6022298A (en) Exercise device
US10569127B2 (en) Core exercise machine
US8562493B2 (en) Exercise and training apparatus
JP2005211612A (ja) 流体圧力を利用したスポーツ鍛錬具
US8343017B2 (en) Strike training machine with bidirectional weight resistance
KR101498249B1 (ko) 발차기 연속 타격기
US9295891B1 (en) Practice system for martial arts and similar disciplines
RU2498832C1 (ru) Устройство для тренировки приемов единоборств
CN107115633A (zh) 一种用于腰部肌肉爆发力运动后康复训练装置
CN109731277B (zh) 一种健美操臂力练习装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A02 Decision of refusal

Effective date: 20091027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02